JPH05328036A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
- Publication number
- JPH05328036A JPH05328036A JP4155648A JP15564892A JPH05328036A JP H05328036 A JPH05328036 A JP H05328036A JP 4155648 A JP4155648 A JP 4155648A JP 15564892 A JP15564892 A JP 15564892A JP H05328036 A JPH05328036 A JP H05328036A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light source
- circuit board
- linear light
- illuminance
- print circuit
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ファクシミリその他の縮小光学系の画像読取
装置において、多くの発光ダイオードを用いないでライ
ンイメージセンサ上に均一な照度分布の画像を得ること
である。 【構成】 等しい照度の発光ダイオード5を読取原稿の
画像面2に対して中央部は遠く、両端では近付けるよう
に湾曲したプリント基板6上に等間隔おきに列設して線
状光源とする。
装置において、多くの発光ダイオードを用いないでライ
ンイメージセンサ上に均一な照度分布の画像を得ること
である。 【構成】 等しい照度の発光ダイオード5を読取原稿の
画像面2に対して中央部は遠く、両端では近付けるよう
に湾曲したプリント基板6上に等間隔おきに列設して線
状光源とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光ダイオードを光源
とするファクシミリ装置などの縮小光学系の画像読取装
置に関するものである。
とするファクシミリ装置などの縮小光学系の画像読取装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリやハンディスキャナなどの
平面走査型の画像読取装置は、図4に示すように、複数
の発光ダイオードを光源とする線状光源1から読取原稿
の画像面2を照射し、該画像面2から反射された画像光
を、レンズ3を含む縮小光学系によって縮小し、ライン
イメージセンサ4に結像して画信号に変換している。該
線状光源1は、チップ状の複数の発光ダイオード(以
下、LEDという)5をプリント基板6に等間隔に配置
して1個の線状光源を形成している。
平面走査型の画像読取装置は、図4に示すように、複数
の発光ダイオードを光源とする線状光源1から読取原稿
の画像面2を照射し、該画像面2から反射された画像光
を、レンズ3を含む縮小光学系によって縮小し、ライン
イメージセンサ4に結像して画信号に変換している。該
線状光源1は、チップ状の複数の発光ダイオード(以
下、LEDという)5をプリント基板6に等間隔に配置
して1個の線状光源を形成している。
【0003】上記線状光源1により読取原稿の画像面2
を照射し、その反射光をレンズ3によってラインイメー
ジセンサ4に集束した場合、線状光源1の出力光量の分
布は、該画像面2の読取幅lに亙って一様である。とこ
ろが、図4の画像面2からレンズ3を通してラインイメ
ージセンサ4が受ける光の照度は、レンズ3が、ほぼco
s4α(αはレンズ3の半画角)に比例して周辺光量を低下
させる性質を有するため、ラインイメージセンサ4の出
力が変化し読取幅の両端部での照度のレベル低下となっ
て現れる。このように、ラインイメージセンサ4上の照
度が大きく変化すると正確な画像情報が読み取れないの
で、従来、ラインイメージセンサ4の各部がほぼ一様な
照度となるように、(1)、照度分布の特性によってライ
ンイメージセンサの出力差を補正する構成の画像読取装
置、(2)、電気的演算回路を設けてラインイメージセン
サからの出力に対して中央部の出力は小さく、両端の出
力に対しては大きい係数を掛けることによって照度を補
正する構成の画像読取装置が開示されている。
を照射し、その反射光をレンズ3によってラインイメー
ジセンサ4に集束した場合、線状光源1の出力光量の分
布は、該画像面2の読取幅lに亙って一様である。とこ
ろが、図4の画像面2からレンズ3を通してラインイメ
ージセンサ4が受ける光の照度は、レンズ3が、ほぼco
s4α(αはレンズ3の半画角)に比例して周辺光量を低下
させる性質を有するため、ラインイメージセンサ4の出
力が変化し読取幅の両端部での照度のレベル低下となっ
て現れる。このように、ラインイメージセンサ4上の照
度が大きく変化すると正確な画像情報が読み取れないの
で、従来、ラインイメージセンサ4の各部がほぼ一様な
照度となるように、(1)、照度分布の特性によってライ
ンイメージセンサの出力差を補正する構成の画像読取装
置、(2)、電気的演算回路を設けてラインイメージセン
サからの出力に対して中央部の出力は小さく、両端の出
力に対しては大きい係数を掛けることによって照度を補
正する構成の画像読取装置が開示されている。
【0004】上記(1)の装置の一例として(a)、特公昭
55ー15137号発明では、図5に示すようにプリン
ト基板6上にチップ状の複数のLED5を、中央部では
互いの間隔aを広く、両端に向かうにしたがって次第に
狭く両端の間隔a'を最も狭く配置した構成として画像面
2に対する照度が1/cos4αの特性を有するようにして
いる。しかしこの装置では線状光源1の光量を十分得る
ためにLEDチップの数を増やす必要がある。
55ー15137号発明では、図5に示すようにプリン
ト基板6上にチップ状の複数のLED5を、中央部では
互いの間隔aを広く、両端に向かうにしたがって次第に
狭く両端の間隔a'を最も狭く配置した構成として画像面
2に対する照度が1/cos4αの特性を有するようにして
いる。しかしこの装置では線状光源1の光量を十分得る
ためにLEDチップの数を増やす必要がある。
【0005】そこで前記装置の欠点を改良した装置とし
て(b)、実開昭62ー58959号発明では、プリント
基板上のLEDチップは均等なピッチで配置している
が、中央部のLEDは小電流で駆動し、両端へ行くにし
たがって電流量が増加するように回路内の抵抗値を調整
することによって上記装置と同様の光量特性を得るよう
にしたものもある。
て(b)、実開昭62ー58959号発明では、プリント
基板上のLEDチップは均等なピッチで配置している
が、中央部のLEDは小電流で駆動し、両端へ行くにし
たがって電流量が増加するように回路内の抵抗値を調整
することによって上記装置と同様の光量特性を得るよう
にしたものもある。
【0006】ところが上記の構成では、上記の光量特性
を得るために、両端のLEDチップの配置間隔a'が中央
部のLEDチップの配置間隔aにくらべて狭いので、通
電時間が経過するにつれて中央部よりも両端部の温度の
上昇の傾向が更に一層高まり、熱による電気抵抗が大き
くなって電流が減少し、その結果一定時間経過後には発
光出力が低下し、初期に設定したLED配置に対する照
度が保てなくなり、照度特性が図6の点線で示すように
時間経過と共に両端寄りで著しく変化してしまう問題が
ある。
を得るために、両端のLEDチップの配置間隔a'が中央
部のLEDチップの配置間隔aにくらべて狭いので、通
電時間が経過するにつれて中央部よりも両端部の温度の
上昇の傾向が更に一層高まり、熱による電気抵抗が大き
くなって電流が減少し、その結果一定時間経過後には発
光出力が低下し、初期に設定したLED配置に対する照
度が保てなくなり、照度特性が図6の点線で示すように
時間経過と共に両端寄りで著しく変化してしまう問題が
ある。
【0007】又、(b)の構成では両端のLEDに流す電
流量を最大定格内の上限値で使用し、中央部の電流量と
は値を異にしているので長時間の通電によって発光能力
の劣化速度が異なり、照度分布特性が変化してくる問題
を有している。又、上記(2)による出力差の補正では電
気的な演算回路を必要とするためユニット全体から考え
るとコストアップとなる問題がある。
流量を最大定格内の上限値で使用し、中央部の電流量と
は値を異にしているので長時間の通電によって発光能力
の劣化速度が異なり、照度分布特性が変化してくる問題
を有している。又、上記(2)による出力差の補正では電
気的な演算回路を必要とするためユニット全体から考え
るとコストアップとなる問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】熱の影響を受けたり、
LEDの発光能力が劣化したりするような手段や、電気
的演算回路によって補正するような手段を用いることな
く、イメージセンサ面の入力が均一に得られる装置を提
供する。
LEDの発光能力が劣化したりするような手段や、電気
的演算回路によって補正するような手段を用いることな
く、イメージセンサ面の入力が均一に得られる装置を提
供する。
【0009】
【課題を解決する為の手段】複数のLEDを支持するプ
リント基板を、湾曲成形して読取原稿の画像面に対する
距離を、該プリント基板の中央部は遠く、両端部は近接
させたことを特徴とする。
リント基板を、湾曲成形して読取原稿の画像面に対する
距離を、該プリント基板の中央部は遠く、両端部は近接
させたことを特徴とする。
【0010】
【作用】湾曲したプリント基板に複数のLEDを列設し
て線状光源を構成し、該LEDに電流を流して読取原稿
の画像面を線状に照射し、その反射光をレンズを通して
ラインイメージセンサに入射することにより、該センサ
面各部における照射入力を均一化する。
て線状光源を構成し、該LEDに電流を流して読取原稿
の画像面を線状に照射し、その反射光をレンズを通して
ラインイメージセンサに入射することにより、該センサ
面各部における照射入力を均一化する。
【0011】
【実施例】図1は、本発明装置の実施例の斜視図であっ
て、1は本発明の最も要旨とする湾曲構成の線状光源、
2は読取原稿の画像面、3はレンズ、4はラインイメー
ジセンサを示し、該線状光源1は、図2の拡大斜視図に
示すようにプリント基板6に複数のLED5をaで示す
等間隔ごとに配列してなるものである。該線状光源1
は、製作時には平板状のプリント基板6に所定数のLE
D5を等間隔に配列して照度特性検査(フラットな状態
において均一な照度分布となるようにする)を行い、画
像読取装置に取り付ける際に湾曲させて固定することに
より、所期の照度特性を得ることができるのである。
て、1は本発明の最も要旨とする湾曲構成の線状光源、
2は読取原稿の画像面、3はレンズ、4はラインイメー
ジセンサを示し、該線状光源1は、図2の拡大斜視図に
示すようにプリント基板6に複数のLED5をaで示す
等間隔ごとに配列してなるものである。該線状光源1
は、製作時には平板状のプリント基板6に所定数のLE
D5を等間隔に配列して照度特性検査(フラットな状態
において均一な照度分布となるようにする)を行い、画
像読取装置に取り付ける際に湾曲させて固定することに
より、所期の照度特性を得ることができるのである。
【0012】図3は本発明の線状光源1による読取原稿
の画像面2に対する照度分布を示す特性図である。又、
該線状光源1の湾曲度を選択することによって画像読取
装置が要望する照度特性の変化にも自由に対応できるも
のである。
の画像面2に対する照度分布を示す特性図である。又、
該線状光源1の湾曲度を選択することによって画像読取
装置が要望する照度特性の変化にも自由に対応できるも
のである。
【0013】本発明の線状光源1はLED5を一様な照
度分布の光源として湾曲構成としたことにより、照射さ
れた読取原稿の画像面2の照度分布を1/cos4αの係数
配分に近付けることで縮小光学系によってラインイメー
ジセンサ4に結像される実像各部分の照度分布を均一に
するものである。
度分布の光源として湾曲構成としたことにより、照射さ
れた読取原稿の画像面2の照度分布を1/cos4αの係数
配分に近付けることで縮小光学系によってラインイメー
ジセンサ4に結像される実像各部分の照度分布を均一に
するものである。
【0014】
【発明の効果】以上の構成、作用を有する本発明の画像
読取装置は、光量が等しく照度分布が均一なLEDによ
る線状光源を湾曲構成としてラインイメージセンサの相
対照度が均一になるようにしたので、必要なLEDの数
が少なく、従来装置のように両端部のLEDの間隔を狭
くして数を増やす事なく、従って、熱抵抗が大になって
照度分布特性を変化させる欠点が無く、又、通電電流を
変えることによって生じる発光能力低下のばらつき或い
は、出力補正のための電気的な演算回路も必要としない
ので装置のコストを低くできる。
読取装置は、光量が等しく照度分布が均一なLEDによ
る線状光源を湾曲構成としてラインイメージセンサの相
対照度が均一になるようにしたので、必要なLEDの数
が少なく、従来装置のように両端部のLEDの間隔を狭
くして数を増やす事なく、従って、熱抵抗が大になって
照度分布特性を変化させる欠点が無く、又、通電電流を
変えることによって生じる発光能力低下のばらつき或い
は、出力補正のための電気的な演算回路も必要としない
ので装置のコストを低くできる。
【図1】本発明の画像読取装置を示す概略構成図であ
る。
る。
【図2】同上、線状光源の拡大斜視図である。
【図3】同上、画像面照度分布特性図である。
【図4】従来の画像読取装置を示す該略構成図である。
【図5】同上、線状光源の拡大斜視図である。
【図6】同上装置の照度分布特性図である。
1 線状光源 2 読取原稿の画像面 3 レンズ 4 ラインイメージセンサ 5 発光ダイオード 6 プリント基板
Claims (1)
- 【請求項1】 読取原稿の画像面を線状光源により走査
方向に沿って照射しその反射光をレンズを含む縮小光学
系を介してラインイメージセンサに収束する画像読取装
置において、複数の発光ダイオードの配置を均一にし、
照射画像面に対して中央部は遠く、両端部は近付けるよ
うに湾曲状に配列して構成した線状光源の各部が所定の
光量特性を有するようにしたことを特徴とする画像読取
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4155648A JP2934694B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4155648A JP2934694B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 画像読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05328036A true JPH05328036A (ja) | 1993-12-10 |
JP2934694B2 JP2934694B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=15610563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4155648A Expired - Fee Related JP2934694B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2934694B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE1011439A4 (fr) * | 1996-03-18 | 1999-09-07 | Oce Printing Systems Gmbh | Unite d'exposition d'un generateur de caracteres electrographique et son procede de fabrication. |
JP2009225035A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像読み取り装置および光源 |
JP2013172250A (ja) * | 2012-02-20 | 2013-09-02 | Ricoh Co Ltd | 光照射装置、画像読取装置及び画像形成装置 |
-
1992
- 1992-05-21 JP JP4155648A patent/JP2934694B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE1011439A4 (fr) * | 1996-03-18 | 1999-09-07 | Oce Printing Systems Gmbh | Unite d'exposition d'un generateur de caracteres electrographique et son procede de fabrication. |
JP2009225035A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像読み取り装置および光源 |
US8189241B2 (en) | 2008-03-14 | 2012-05-29 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image reading apparatus and light source |
JP2013172250A (ja) * | 2012-02-20 | 2013-09-02 | Ricoh Co Ltd | 光照射装置、画像読取装置及び画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2934694B2 (ja) | 1999-08-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090604 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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