JPH05327450A - 発光ダイオード駆動回路 - Google Patents

発光ダイオード駆動回路

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JPH05327450A
JPH05327450A JP4133763A JP13376392A JPH05327450A JP H05327450 A JPH05327450 A JP H05327450A JP 4133763 A JP4133763 A JP 4133763A JP 13376392 A JP13376392 A JP 13376392A JP H05327450 A JPH05327450 A JP H05327450A
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JP
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light emitting
emitting diode
output
detection signal
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JP4133763A
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Inventor
Kazuo Hasegawa
和男 長谷川
Makoto Sugifuna
真 杉船
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/56Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S323/00Electricity: power supply or regulation systems
    • Y10S323/902Optical coupling to semiconductor

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周囲温度変化や経年変化等による発光ダイオ
ードの発光量の変化を感知し、前記発光量を一定に自動
調整する発光ダイオード駆動回路の提供。 【構成】 駆動パルスを発光ダイオード1に供給し、発
光ダイオード1を間歇的に発光させる発光ダイオード駆
動回路であって、クランプ回路3と、発光ダイオード1
に近接配置され発光ダイオード1の発光出力を検出する
フォトダイオード5と、フォトダイオード5の検出出力
を交流増幅するとともに、直流負帰還回路16により直
流動作点が安定化された交流増幅器6と、交流増幅器6
の出力増幅信号を整形する整形回路20と、整形回路2
0の出力整形信号と基準電圧とを電圧比較する比較回路
8とを備え、比較回路8の出力によりクランプ回路3の
クランプ電圧を制御し、発光ダイオード5の発光出力を
一定にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光電スイッチ装置等に
おいて用いられる発光ダイオード駆動回路に係わり、特
に、発光ダイオードの発光出力を検出し、その検出出力
を用いてクランプ回路のクランプ電圧を調整することに
より、発光ダイオードの駆動電力を自動的に制御する発
光ダイオード駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光電スイッチ装置においては、搬
送ベルト上を移送される搬送物体の検知を行なうため
に、前記搬送ベルトに沿って複数組の発光ダイオードと
フォトダイオードとを適宜の間隔で配置し、前記搬送物
体の搬送タイミングに一致させて前記発光ダイオードを
間歇的に発光させ、前記搬送物体からの反射光を同じ組
の前記フォトダイオードで検出することにより、前記搬
送物体の有無を検出するようにしている。この場合、前
記発光ダイオードはタイミング回路が発生した矩形波の
駆動パルスにより間歇的に駆動されるが、前記駆動パル
スは発光ダイオード駆動回路を介して前記発光ダイオー
ドに供給されるように構成されている。
【0003】図9は、前述の従来の光電スイッチ装置一
例を示すブロック構成図である。
【0004】図9において、50はフォトダイオード、
51はプリアンプ、52はローパスフィルタ、53は増
幅装置、54はリミッタアンプ、55は検波回路、56
は2値化回路、57はマイクロコンピュータ(マイコ
ン)、58は発光ダイオード、59は駆動用トランジス
タである。
【0005】そして、フォトダイオード50と発光ダイ
オード58との間には搬送ベルト(図示なし)が配置さ
れ、この搬送ベルト上を搬送物体(図示なし)が適宜の
間隔で移送されてくるものである。
【0006】前記構成において、マイコン57に内蔵さ
れているタイミング回路(図示なし)は、前記搬送物体
が1つの発光ダイオード58に近接移送されるタイミン
グで矩形波の駆動パルスを発生し、この駆動パルスは前
記発光ダイオード駆動回路を介して発光ダイオード58
に供給され、発光ダイオード58は前記搬送物体が近接
移送される度毎に発光し、その発光出力を前記搬送物体
に照射させる。また、前記発光ダイオード58からの反
射光は、光フォトダイオード50において検出され、前
記反射光の強さに対応した検出信号として取り出され
る。次いで、この検出信号は、プリアンプ51において
所定のレベルに増幅され、ローパスフィルタ52におい
て不要な成分が除去され、増幅装置53において高利得
増幅される。続いて、増幅された検出信号は、リミッタ
アンプ54において主として1方の極性、例えば、正極
性の半波信号成分がリミット増幅され、検波回路55に
おいて前記信号成分のエンベロープが検出される。さら
に、このエンベロープ信号は2値化回路56において2
値化信号に変換された後、マイコン57に供給され、マ
イコン57は前記2値化信号に基づいて前記搬送物体の
移送の有無の判別を行なうものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の光電
スイッチ装置等に用いられる発光ダイオード駆動回路に
おいては、発光ダイオード50に供給される駆動パルス
の電力に何等の変化がなくても、周囲温度変化や経年変
化等の影響により、発光ダイオード50の発光光量が次
第に減衰するようになる。そして、この発光光量の減衰
は、前記搬送物体の反射光の減衰をもたらし、それに伴
って光フォトダイオード50からの検出信号の信号レベ
ルを減衰させる。そして、検出信号の信号レベルが減衰
すれば、前記検出信号の処理時、特に、2値化処理によ
り得られた2値化信号の、前記搬送物体の移送の有りま
たは無しの判定基準が実質的に厳しくなり、前記搬送物
体の移送の有無の判別に誤差が導入されてしまうという
問題がある。
【0008】本発明は、前記問題点を除去するもので、
その主たる目的は、周囲温度変化や経年変化等による発
光ダイオードの発光量の変化を感知し、前記発光量が一
定になるように自動調整する発光ダイオード駆動回路を
提供することにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、発光ダイオー
ドの発光量を自動調整する際に、前記発光量の検出信号
のデューテイサイクルやその平均値が変動しても、前記
自動調整を行なうことができる発光ダイオード駆動回路
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記主たる目的の達成の
ために、本発明は、駆動源からの駆動パルスを発光ダイ
オードに供給し、発光ダイオードを間歇的に発光させる
発光ダイオード駆動回路において、前記駆動源と前記発
光ダイオードとの間に設けられたクランプ回路と、前記
発光ダイオードに近接配置され前記発光ダイオードの発
光出力を検出するフォトダイオードと、前記フォトダイ
オードの検出出力と基準電圧とを電圧比較する比較回路
とを備え、前記比較回路の出力により前記クランプ回路
のクランプ電圧を制御し、前記発光ダイオードの発光出
力を一定にする第1の手段を備える。
【0011】また、前記主たる目的及び他の目的の達成
のために、本発明は、駆動源からの駆動パルスを発光ダ
イオードに供給し、発光ダイオードを間歇的に発光させ
る発光ダイオード駆動回路において、前記駆動源と前記
発光ダイオードとの間に設けられたクランプ回路と、前
記発光ダイオードに近接配置され前記発光ダイオードの
発光出力を検出するフォトダイオードと、前記フォトダ
イオードの検出出力を交流増幅するとともに、直流負帰
還回路により直流動作点が安定化された交流増幅器と、
前記交流増幅器の出力増幅信号を整形する整形回路と、
前記整形回路の出力整形信号と基準電圧とを電圧比較す
る比較回路とを備え、前記比較回路の出力により前記ク
ランプ回路のクランプ電圧を制御し、前記発光ダイオー
ドの発光出力を一定にする第2の手段を備える。
【0012】
【作用】前記第1の手段によれば、発光ダイオードの発
光量は前記発光ダイオードに近接配置されたフォトダイ
オードにより常時検出され、前記フォトダイオードは前
記発光量に対応した振幅の検出信号を発生する。次に、
この検出信号は、信号処理回路において増幅及び波形整
形が行なわれ、増幅整形信号に変換されて比較回路に供
給される。続いて、この増幅整形信号は、比較回路にお
いて基準電圧と電圧比較された後、その比較出力がクラ
ンプ回路に供給され、クランプ回路のクランプ電圧を変
化させる。そして、経年変化や温度変動による特性変化
等に基づいて発光ダイオードの発光量が所定の光量より
減少した場合には、前記比較出力の供給によりクランプ
回路のクランプ電圧を増大させるようにしているので、
発光ダイオードに供給される駆動パルスの振幅が増大
し、結果的に発光ダイオードの発光量が所定の光量にな
るように自動調整されるものである。
【0013】また、前記第2の手段によれば、前述の第
1の手段における作用に加えて、前記検出信号を信号処
理回路において増幅する場合に、直流負帰還回路により
直流動作点が安定化された交流増幅器を用いているの
で、前記検出信号のデューテイサイクルが小さかった
り、または、前記検出信号の平均値が時間的に変動する
ものであったとしても、前記検出信号の振幅の変化部分
に正しく対応した出力増幅信号を発生させることができ
るものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0015】図1は、本発明に係わる発光ダイオード駆
動回路の第1の実施例を示す回路構成図である。
【0016】図1において、1は発光ダイオード(LE
D)、2はLED駆動トランジスタ、3はクランプ回
路、4はインバータ回路、5はモニタ用フォトダイオー
ド、6は非線形な検波特性を持つ交流増幅器、7は基準
電源、8は比較回路、9はクランプ電圧設定用トランジ
スタ、10A、10Bはクランプ用ダイオード、11は
オペアンプ、12は駆動パルス供給端子である。
【0017】そして、発光ダイオード1はLED駆動ト
ランジスタ2のコレクタに接続され、LED駆動トラン
ジスタ2のベースはクランプ回路3及びインバータ回路
4を介して駆動パルス供給端子12に接続される。クラ
ンプ回路3は2つの分路接続されたクランプ用ダイオー
ド10A、10Bを含み、前記1つのダイオード10A
の他端は接地され、もう1つのダイオード10Bの他端
はクランプ電圧設定用トランジスタ9のエミッタに接続
される。モニタ用フォトダイオード5は、発光ダイオー
ド1の近傍に配置され、発光ダイオード1の発光出力の
一部が直接供給されるように構成されている。比較回路
8はオペアンプ11を含み、前記オペアンプ11の一方
の入力は交流増幅器6を介してモニタ用フォトダイオー
ド5に、他方の入力は基準電源7にそれぞれ接続され、
オペアンプ11の出力はクランプ電圧設定用トランジス
タ9のベースに接続される。
【0018】また、図2は、図1の実施例に用いられる
駆動パルスの波形図であって、(a)はクランプを行な
う前のA点における駆動パルスの波形、(b)はクラン
プを行なった後のB点における駆動パルスの波形を示す
ものである。
【0019】本実施例の動作について、図2を併用して
説明する。
【0020】マイクロコンピュータ(マイコン)等の駆
動源(図示なし)は負極性の矩形波状の駆動パルスを発
生し、この駆動パルスは駆動パルス供給端子12に供給
される。次いで、前記駆動パルスは、インバータ回路4
において極性が反転され、図2(a)に示すような正極
性の駆動パルスに変換される。続いて、前記正極性の駆
動パルスはクランプ回路3に供給されるが、このクラン
プ回路3は第1のクランプ電位が接地電位からダイオー
ド10Aの順方向電圧降下Vf(約0.6V)を差し引
いた電位(−Vf)であり、第2のクランプ電位がクラ
ンプ電圧設定用トランジスタ9のコレクタ電位にダイオ
ード10Bの順方向電圧降下Vf(約0.6V)を加え
た電位であるように構成されているので、前記正極性の
駆動パルスは、図2(b)に示すように、その基底値が
前記第1のクランプ電位にクランプ設定され、また、前
記ピーク値が前記第2のクランプ電位にクランプ設定さ
れたクランプ駆動パルスに変換される。次に、前記クラ
ンプ駆動パルスは、LED駆動トランジスタ2のベース
に供給されるが、前記LED駆動トランジスタ2はその
コレクタに接続された発光ダイオード1を前記クランプ
駆動パルスの前記第2のクランプ電位供給時のみ駆動す
るようにして、発光ダイオード1から間歇的な発光出力
を発生させる。そして、前記発光ダイオード1の発光タ
イミングは搬送物体(図示なし)が前記発光ダイオード
1に近接するタイミングに一致するように、前記負極性
の矩形波状の駆動パルスの発生タイミングが選定されて
いる。
【0021】なお、図2(b)に示すように、LED駆
動トランジスタ2のベースに供給される前記クランプ駆
動パルスは、そのピーク値がクランプ電圧設定用トラン
ジスタ9のコレクタ電位よりも前記電圧降下Vf(約
0.6V)だけ高くなっているため、発光ダイオード1
の発光光量を小さくしたい場合に、LED駆動トランジ
スタ2のコレクタ電流を充分小さくできず、前記発光光
量の調整に苦慮することがある。このような場合には、
図1の点線に示すように、LED駆動トランジスタ2の
エミッタ回路にレベルシフト用ダイオードを挿入接続さ
せ、前記クランプ駆動パルスのピーク値における前記電
圧降下Vf(約0.6V)分をキャンセルするようにし
てもよい。
【0022】続いて、発光ダイオード1の発光出力は、
前記搬送物体に照射されるとともに、発光ダイオード1
に近接配置されているモニタ用フォトダイオード5にも
供給される。このとき、モニタ用フォトダイオード5
は、前記発光ダイオード1から供給される光量に対応し
た振幅の検出信号を発生するが、この検出信号は交流増
幅器6で適宜のレベルに増幅された後、比較回路8内に
あるオペアンプ11の反転入力端子に供給される。とこ
ろで、比較回路8は、オペアンプ11とその負帰還路に
接続されている抵抗及びキャパシタの並列接続回路によ
り、入力される検出信号が積分されて前記検出信号の平
均値に比例した平均電圧が得られ、さらに、この平均電
圧はオペアンプ11の非反転入力端子に供給される基準
電源7からの基準電圧と電圧比較され、オペアンプ11
の出力に前記平均電圧と前記基準電圧との差電圧が得ら
れる。次いで、この差電圧は、クランプ電圧設定用トラ
ンジスタ8のベースに供給され、クランプ電圧設定用ト
ランジスタ8のエミッタに生じさせていた第2のクラン
プ電圧を変化させるように働く。
【0023】この場合、前記第2のクランプ電圧は、発
光ダイオード1の発光出力光量が通常の設定値よりも低
下し、前記検出信号の振幅が通常の値よりも小さくなっ
たときにはより高くなるように制御され、その結果、前
記クランプ駆動信号のピーク値を増大させて前記発光出
力光量を増大させ、一方、発光ダイオード1の発光出力
光量が通常の設定値よりも増大し、前記検出信号の振幅
が通常の値よりも大きくなったときにはより低くなるよ
うに制御され、その結果、前記クランプ駆動信号のピー
ク値を減少させて前記発光出力光量を減少させるもの
で、これら一連の制御により、発光ダイオード1の発光
出力光量は、常時、一定になるように自動調整されるも
のである。
【0024】なお、本実施例においては、前記クランプ
駆動パルスのピーク値が前記第2のクランプ電圧(クラ
ンプ電圧設定用トランジスタ9のコレクタ電位にダイオ
ード10Bの順方向電圧降下Vfを加えた電位)になる
ように設定されているが、既に述べたように、図1の点
線で示すように、LED駆動トランジスタ2のエミッタ
回路にダイオードを順方向接続すれば、前記クランプ駆
動パルスのピーク値をクランプ電圧設定用トランジスタ
9のコレクタ電位に一致させることができる。
【0025】このように、本実施例によれば、経年変化
や温度上昇による特性変化等により、発光ダイオード1
の発光出力光量が変化したとしても、その光量の変化を
検出し、前記変化に対応して第2のクランプ電圧を制御
するようにしているので、前記発光出力光量の変化は打
ち消され、常時、発光ダイオード1から一定した発光出
力光量を発生させることができる。また、常時、発光ダ
イオード1から一定した発光出力光量を発生させること
ができるので、本実施例の発光ダイオード駆動回路を搬
送物体の検知を行なう光電スイッチ装置等に用いれば、
前記搬送物体の有無の判断を周囲環境の変化に関係なし
に正確に検出することができる。
【0026】なお、本実施例において、交流増幅器6を
省き、モニタ用フォトダイオード5の出力を直接比較回
路8のオペアンプ11に入力させることもできるが、こ
のときにはモニタ用フォトダイオード5において強い直
流光(例えば、太陽光のような強い直流光)が検出され
ると、比較回路8において正確な検出出力が得られない
場合が発生する。
【0027】続く、図3は、本発明に係わる発光ダイオ
ード駆動回路の第2の実施例を示す回路構成図である。
【0028】図3において、13はバッファアンプ、1
4は直流結合型反転増幅器、15は交流帰還回路、16
は直流帰還回路、17は動作点抽出回路、18はバイア
ス電圧発生回路、19はオペアンプ、20は検波回路で
あり、その他、図1に示す構成要素と同じ構成要素には
同じ符号を付けている。
【0029】そして、交流増幅器6は、例えば、3つの
トランジスタ増幅段を直接結合して構成され、内部に各
別の直流バイアス供給回路を有さない直流結合型反転増
幅器14と、この直流結合型反転増幅器14の入出力端
子間に並列接続された交流帰還回路15及び直流帰還回
路16とからなっており、直流帰還回路16は動作点抽
出回路17とバイアス電圧発生回路18とを含んでい
る。また、この動作点抽出回路17はローパスフィルタ
回路によって構成され、前記バイアス電圧発生回路18
はオペアンプ19と負帰還キャパシタと直列帰還抵抗と
で構成されている。直流結合型反転増幅器14は、入力
がソースフォロワ接続の電界効果トランジスタを含むバ
ッファアンプ13を介してモニタ用フォトダイオード5
に接続されており、出力がダイオードを含む検波回路2
0を介して比較回路8のオペアンプ11の入力に接続さ
れている。
【0030】ここにおいて、前記第1の実施例と本実施
例との主たる違いは、交流増幅器6として、前記第1の
実施例は通常の構成の増幅器を用いているのに対して、
本実施例は前述のような構成の増幅器を用いている点に
あるもので、始めに、本実施例で用いている交流増幅器
6の有する機能及びその動作について説明する。
【0031】まず、交流増幅器6の入力端子に何等信号
が供給されないとき(前記検出信号の無入力時)に、直
流結合型反転増幅器14の入力にはバイアス電圧発生回
路18からの直流バイアス電圧が供給されている。即
ち、基準電源7で得られた電圧V1 がバイアス電圧発生
回路18のオペアンプ19を介して直流結合型反転増幅
器14の入力に供給され、前記直流結合型反転増幅器1
4の各増幅段におけるトランジスタの前記検出信号の無
入力時の動作点は、前記電圧V1 に一致した基準レベル
になるように選択設定されている。
【0032】次に、交流増幅器6の入力端子に前記検出
信号が入力されると、この検出信号は直流結合型反転増
幅器14において高利得増幅され、その出力端子には前
記電圧V1 を基準レベルとする出力検出信号が得られ、
前記出力検出信号は次続の検波回路20に供給される。
このとき、前記出力検出信号の一部は、交流帰還回路1
5を介して直流結合型反転増幅器14の入力端子に負帰
還されるとともに、直流帰還回路16を介して同じく直
流結合型反転増幅器14の入力端子に負帰還される。
【0033】この場合、前記直流帰還回路16におい
て、始めに、前記出力検出信号はローパスフィルタ回路
からなる動作点抽出回路17に供給され、そこで前記出
力検出信号中の直流成分及び超低周波数成分(以下、こ
れらを直流成分という)が抽出されてオペアンプ19の
非反転入力端子に供給される。一方、オペアンプ19の
反転入力端子には基準電源7からの前記電圧V1 が供給
されているので、オペアンプ19では前記直流成分と前
記電圧V1 とがレベル比較され、オペアンプ19の出力
にそれらの比較出力電圧が得られる。次いで、この比較
出力電圧は、直列帰還抵抗を介して直流結合型反転増幅
器14の入力端子に供給され、前記出力検出信号の基準
レベル(前記電圧V1 に一致)からの変動を補償するよ
うに働く。
【0034】この点について、さらに詳しく述べると、
直流結合型反転増幅器14の各増幅段の直流動作点が何
等かの原因によって設定値からずれ、前記出力検出信号
の基準レベルが変動したとしても、その基準レベルの変
動分が前記直流帰還回路16を介して前記比較出力電圧
として直流結合型反転増幅器14に負帰還され、その負
帰還の結果、前記直流動作点がもとの設定値に戻される
ようになるので、前記出力検出信号の基準レベルの変動
は直ちに補償されるようになる。このため、直流結合型
反転増幅器14の直流動作点は、常時、一定値に保持さ
れ、前記直流動作点の安定度が著しく高くなっている。
【0035】前述の交流増幅器6を検出信号の増幅に用
いれば、前記検出信号の増幅に通常の交流増幅器を用い
たものに比べて次のような利点がある。
【0036】第1に、直流結合型反転増幅器14は、直
流動作点が直流帰還回路16の直流負帰還作用によって
常時一定に維持されるので、前記直流動作点の安定度を
著しく高めることができ、出力検出信号の基準レベルを
一定の値に維持させることができる。
【0037】第2に、直流結合型反転増幅器14は、内
部に各別の直流バイアス供給回路を有していないので、
前記直流結合型反転増幅器14を高速動作させ、かつ、
広いダイナミックレンジで動作させることができる。さ
らに、直流結合型反転増幅器14は、内部にループ帰還
回路を有していないので、高い信号利得を得ることがで
きる。
【0038】第3に、直流結合型反転増幅器14は、そ
の入出力間に交流帰還回路15と直流帰還回路16とを
並列接続した構成になっているので、検出信号に対する
交流利得及び周波数特性の設定と、直流動作点の安定化
のための設定とを独自に行なうことができる。
【0039】続いて、本実施例の全体の動作について説
明すると、次のとおりである。
【0040】マイクロコンピュータ(マイコン)等の駆
動源(図示なし)からの負極性の矩形波状の駆動パルス
が駆動パルス供給端子12に供給される点、前記駆動パ
ルスは、インバータ回路4において正極性の駆動パルス
に変換される点、前記正極性の駆動パルスがクランプ回
路3において、クランプ駆動パルスの基底値が第1のク
ランプ電位(接地電位)にダイオード10Aの順方向電
圧降下Vfを加えた電位レベルにクランプされ、また、
そのピーク値が第2のクランプ電位(クランプ電圧設定
用トランジスタ9のエミッタ電位)にクランプされる
点、前記クランプ駆動パルスの供給により、発光ダイオ
ード1は前記クランプ駆動パルスの印加時のみ駆動さ
れ、発光ダイオード1から間歇的な発光出力が発生され
る点は、それぞれ、前記第1の実施例の場合と全く同じ
であり、前記発光ダイオード1の発光タイミングは搬送
物体(図示なし)が前記発光ダイオード1に近接するタ
イミングに一致するように、前記負極性の矩形波状の駆
動パルスの発生タイミングが選定されている点も前記第
1の実施例の場合と全く同じである。
【0041】また、発光ダイオード1の発光出力は、前
記搬送物体に照射されるとともに、発光ダイオード1に
近接配置されているモニタ用フォトダイオード5に供給
される。このとき、モニタ用フォトダイオード5は、前
記発光ダイオード1から供給される発光出力光量に対応
した振幅の検出信号を発生する点も前記第1の実施例の
場合と全く同じである。
【0042】続いて、前記検出信号は、高入力インピー
ダンス特性を有するバッファアンプ13及び太陽光等の
直流的な外乱光検出成分を除去する結合キャパシタを介
して交流増幅器6に供給され、前記交流増幅器6におい
て所定のレベルまで増幅される。この場合、直流結合型
反転増幅器14や交流帰還回路15及び直流帰還回路1
6からなっている前記交流増幅器6は、前述のようにそ
の直流動作点が前記直流帰還回路16の直流負帰還作用
によって常時一定に維持され、出力検出信号の基準レベ
ルを常時一定の値に維持させることができるので、入力
される前記検出信号のデューテイサイクルが小さい場
合、または、入力される前記検出信号の直流成分が変動
する場合であっても、前記出力検出信号の基準レベルは
常時一定に保持され、前記出力検出信号の直流成分が変
動することはない。また、前記交流増幅器6は、前述の
ように高速動作させることが可能であり、かつ、広いダ
イナミックレンジで動作させることが可能であるので、
前記検出信号の変化に充分対応させることができ、さら
に、前記交流増幅器6は、前述のように高い信号利得を
独自に設定できるので、前記検出信号を所望レベルにま
で充分増大させることができるものである。
【0043】次に、前記交流増幅器6の出力端子に得ら
れた前記出力検出信号は、整形回路である検波回路20
に供給され、そこで前記出力検出信号の一方極性の振幅
に比例した直流電圧に変換される。続いて、この直流電
圧は、比較回路8のオペアンプ11の非反転端子に供給
されるが、前述の第1の実施例で述べたように、比較回
路8は、オペアンプ11とその負帰還路に接続されてい
る抵抗及びキャパシタの並列接続回路によって、入力さ
れる直流電圧が積分されて前記直流電圧の平均値に比例
した平均直流電圧が得られ、さらに、この平均直流電圧
はオペアンプ11の非反転入力端子に供給される基準電
源7からの基準電圧V2 と電圧比較され、オペアンプ1
1の出力には前記平均直流電圧と前記基準電圧との差電
圧が得られる。次いで、この差電圧は、クランプ電圧設
定用トランジスタ8のベースに供給され、クランプ電圧
設定用トランジスタ8のエミッタに生じさせていた第2
のクランプ電圧を変化させるように働く。
【0044】本実施例においても、前記第2のクランプ
電圧は、発光ダイオード1の発光出力光量が通常の設定
値よりも低下し、前記検出信号の振幅が通常の値よりも
小さくなったときにはより高くなるように制御され、そ
の結果、前記クランプ駆動信号のピーク値を増大させて
発光ダイオード1の発光出力光量を増大させ、一方、発
光ダイオード1の発光出力光量が通常の設定値よりも増
大し、前記検出信号の振幅が通常の値よりも大きくなっ
たときにはより低くなるように制御され、その結果、前
記クランプ駆動信号のピーク値を減少させて発光ダイオ
ード1の発光出力光量を減少させるもので、これら一連
の制御により、発光ダイオード1の発光出力光量は、常
時、一定になるように自動調整されるものである。
【0045】以上のように、本実施例は、前述の第1の
実施例の奏する作用効果に加えて、直流結合型反転増幅
器14の直流動作点を安定化でき、出力検出信号の基準
レベルを常時一定に保持できる等の作用効果を奏するも
のである。
【0046】ところで、本実施例において、デューテイ
サイクルが50%に近い検出信号が得られたときには、
前述のような作用効果を奏する上に、大きなダイナミッ
クレンジを得ることができるという利点を有するもので
あるが、デューテイサイクルの小さい検出信号が得られ
たような場合、デューテイ比の変化する検出信号が得ら
れたような場合、周期の変化する検出信号が得られたよ
うな場合等、検出信号の直流成分が時間とともに相当量
変動する場合においては、直流結合型反転増幅器14の
直流動作点の変動を瞬時に補償することが不可能にな
り、前述のような作用効果が必ずしも達成できないよう
になる。
【0047】続く、図4は、本発明に係わる発光ダイオ
ード駆動回路の第3の実施例を示す回路構成図であっ
て、前記の点を改良するようにしたものである。
【0048】図4において、ここでも図3に示す構成要
素と同じ構成要素には同じ符号を付けている。
【0049】そして、本実施例と前述の第2の実施例と
の構成の違いは、動作点抽出回路16に関して、前述の
第2の実施例がローパスフィルタ回路を用いているのに
対し、本実施例が直列ダイオードと分路キャパシタとか
らなるピークホールド回路を用いている点だけであっ
て、その余の構成については、本実施例と前述の第2の
実施例との間に実質的な違いがない。
【0050】次いで、動作については、本実施例が、ピ
ークホールド回路からなる動作点抽出回路16において
出力検出信号の正極性のピーク値を抽出し、その抽出し
たピーク値をオペアンプ19の非反転端子に供給するこ
とによって、前記出力検出信号の非供給時のピークレベ
ルを基準レベルとして、前記出力検出信号の供給時のピ
ーク値を一定にするような制御動作が行なわれるもので
あるのに対して、前述の第2の実施例は、前記出力検出
信号中の直流成分及び超低周波数成分を抽出し、その抽
出した直流成分等をオペアンプ19の非反転端子に供給
することによって、前記出力検出信号の平均値を基準レ
ベルに一致させるような制御動作が行なわれるものであ
る点に違いがあるものの、その他には本実施例の動作と
前述の第2の実施例の動作との間に殆ど違いがないの
で、本実施例の動作についてはこれ以上の詳しい説明を
省略する。
【0051】また、作用効果については、本実施例は、
前述の第2の実施例の奏する作用効果に加えて、前記出
力検出信号の非供給時のピークレベルを基準レベルとし
て、前記出力検出信号の供給時のピーク値を一定にする
ような制御動作が行なわれるので、入力される検出信号
のデューテイサイクルが小さい場合、または、入力され
る検出信号のデューテイ比が変動する場合、あるいは、
入力される検出信号の周期が変動する場合等、検出信号
の直流成分が時間とともに相当量変動する場合であって
も、出力検出信号の基準レベルは実質的に一定に保持さ
れ、出力検出信号の検出誤差をなくすことができる等の
作用効果を奏するものである。
【0052】ところで、本実施例は、検出信号のデュー
テイ等に係わりなく出力検出信号の基準レベルは実質的
に一定に保持させることができるものであるが、検出信
号がリンギングを伴うものであったり、ノイズを伴うも
のである場合には、そのリンギングやノイズに応じて直
流結合型反転増幅器14の直流動作点が変動し、前述の
ような作用効果が必ずしも達成できないことがある。
【0053】続く、図5は、本発明に係わる発光ダイオ
ード駆動回路の第4の実施例を示す回路構成図であっ
て、前記の点を改良するようにしたものである。
【0054】図5において、21はマイクロコンピュー
タ(マイコン)等からなるタイミング信号発生回路(駆
動源)、22は第1サンプリングスイッチであり、その
他、図4に示す構成要素と同じ構成要素には同じ符号を
付けている。
【0055】そして、本実施例と前述の第2の実施例ま
たは第3の実施例との違いは、動作点抽出回路16に関
して、本実施例が第1サンプリングスイッチ22と分路
キャパシタとからなる第1サンプルホールド回路を用い
ているのに対し、前述の第2の実施例または第3の実施
例がローパスフィルタ回路またはピークホールド回路を
用いている点、及び、本実施例が前記タイミング信号発
生回路21の発生する第1サンプリングパルスにより前
記第1サンプリングスイッチ22をオンオフさせる手段
を備えているのに対し、前述の第2の実施例または第3
の実施例が前記手段を何等備えていない点だけであっ
て、その余の点については、本実施例と前述の第2の実
施例または第3の実施例との間に実質的な違いがない。
【0056】また、図6は、本実施例において用いられ
る信号及び処理される信号の波形を示す信号波形図であ
って、(a)はLED駆動パルス波形(図5のA点)、
(b)は第1サンプリングスイッチ22を動作させる第
1サンプリングパルス波形(図5のB点)、(c)は出
力検出信号波形(図5のC点)、(d)は前述の第3の
実施例の出力検出信号波形(図4のC’点)である。
【0057】この場合、タイミング信号発生回路21
は、図6(a)、(b)に示すように、LED駆動パル
スと第1サンプリングパルスとを同じ周期Tで発生する
が、第1サンプリングパルスはLED駆動パルスの発生
時期t1 よりやや前の時期t0に発生されるもので、こ
の第1サンプリングパルスの供給により前記第1サンプ
リングスイッチ22がオン駆動される。
【0058】ここにおいて、本実施例の動作を図6の信
号波形図を用いて説明するが、交流増幅器6の動作点抽
出回路16に直接関連した動作以外の動作については、
前述の第2の実施例または第3の実施例の動作と殆ど同
じであるので、それら同じ動作についての詳しい説明は
省略し、ここでは主として前記動作点抽出回路16に直
接関連する動作について述べる。
【0059】まず、時間t0 において、動作点抽出回路
16の第1サンプリングスイッチ22に第1サンプリン
グパルスが供給されると、その第1サンプリングパルス
の供給により第1サンプリングスイッチ22がオン状態
になるが、この時点においては交流増幅器6に検出信号
が未だ供給されていないので、動作点抽出回路16にお
いては出力検出信号の基準レベル(基底値)がサンプリ
ングホールドされ、そのホールド値がオペアンプ19の
非反転端子に供給される。そして、オペアンプ19にお
いては、前記ホールド値と基準電源7の基準電圧V1
の電圧比較が行なわれ、それらの比較出力電圧を直列帰
還抵抗を介して直流結合型反転増幅器14の入力端子に
供給することにより、前記出力検出信号の基準レベル
(基底値)の変動を補償し、直流結合型反転増幅器14
の直流動作点を安定化することは前述の第2の実施例ま
たは第3の実施例と同じである。
【0060】次に、時間t1 において、LED駆動パル
スが発光ダイオード1に供給され、それに伴って検出信
号が交流増幅器6に印加されると、交流増幅器6はその
検出信号を増幅し、出力検出信号を発生するが、この時
点においては既に前記第1サンプリングパルスの供給が
停止され、前記第1サンプリングスイッチ22がオフ状
態になっているので、動作点抽出回路16には新たなサ
ンプリング値が供給されず、動作点抽出回路16から出
力された前記ホールド値が依然としてそのままオペアン
プ19に供給されているものである。このため、前記交
流増幅器6が検出信号を増幅する際には、その直流動作
点、具体的には、直流結合型反転増幅器14の直流動作
点が安定化された状態で増幅されることになる。
【0061】そして、仮に、図6(c)に示すように、
前記検出信号がリンギングを伴うものであっても、その
リンギングは前記検出信号に供給直後に期間だけ、即
ち、前記時間t1 から僅かの間だけ発生するもので、次
のサンプリングパルスの供給時期t2 である次の検出信
号の供給直前には前記リンギングは既に消滅しているの
で、動作点抽出回路16における出力検出信号の基準レ
ベル(基底値)のサンプリング時には、出力検出信号の
正確な基準レベルがサンプルホールドされることにな
る。また、前記検出信号がノイズを伴うものであって
も、次のサンプリングパルスの供給時期t2 である次の
検出信号の供給直前にノイズが供給される確率は極めて
小さいので、リンギングの場合と同様に、動作点抽出回
路16における出力検出信号の基準レベル(基底値)の
サンプリング時に、出力検出信号の正確な基準レベルが
サンプルホールドされることになる。
【0062】ちなみに、前述の第3の実施例のものは、
出力検出信号の基準レベル(基底値)のピーク値を抽出
するものであるため、図6(d)に示すように、前記検
出信号がリンギングを伴うものであるときには、前記リ
ンギングのピークに相当するレベルEに相当する分だけ
直流結合型反転増幅器14の直流動作点(動作基準点)
が変動していることが判る。
【0063】このように、本実施例によれば、前述の第
3の実施例の奏する作用効果に加えて、検出信号がリン
ギングまたはノイズを伴うものであっても、動作点抽出
回路16における出力検出信号の基準レベル(基底値)
のサンプリングは、前記リンギングやノイズの供給され
ない時期に行なわれるので、前記リンギングまたはノイ
ズの有無に関係なく直流結合型反転増幅器14の直流動
作点の変動を防ぐことができ、出力検出信号の基準レベ
ルを常時一定に保持できる等の作用効果を奏するもので
ある。
【0064】ところで、本実施例の発光ダイオード駆動
回路を光電スイッチ装置に用いる際には、搬送ベルトに
沿って前記発光ダイオード駆動回路を複数個配置し、そ
れら発光ダイオード駆動回路を並列運転する必要があ
る。そして、このような並列運転の場合においては、モ
ニタ用フォトダイオード5にはそれに対向配置されてい
る発光ダイオード1からの正規の発光出力の他に、隣接
した発光ダイオードからの発光出力も入力され、検出信
号は前記2つの発光出力の検出出力を含んだものにな
り、前記発光ダイオード駆動回路の全体の制御動作が乱
される場合も考えられる。
【0065】図7は、本発明に係わる発光ダイオード駆
動回路の第5の実施例を示す回路構成図であって、前記
の点を改良するようにしたものである。
【0066】図7において、23は第2サンプリングス
イッチであり、その他、図5に示す構成要素と同じ構成
要素には同じ符号を付けている。
【0067】そして、本実施例と前述の第4の実施例と
の違いは、整形回路20に関して、本実施例が第2サン
プリングスイッチ23と分路キャパシタとからなる第2
サンプルホールド回路を用いているのに対し、前述の第
4の実施例が直列ダイオードと分路キャパシタとからな
る検波回路を用いている点、及び、本実施例が前記タイ
ミング信号発生回路21の発生する第2サンプリングパ
ルスにより前記第2サンプリングスイッチ23をオンオ
フさせる手段を備えているのに対し、前述の第4の実施
例が前記手段を何等備えていない点だけであって、その
余の点については、本実施例と前述の第4の実施例との
間に実質的な違いがない。
【0068】また、図8は、本実施例において用いられ
る信号及び処理される信号の波形を示す信号波形図であ
って、(a)はLED駆動パルス波形(図7のA点)、
(b)は第1サンプリングスイッチ22を動作させる第
1サンプリングパルス波形(図7のB点)、(c)は第
2サンプリングスイッチ23を動作させる第2サンプリ
ングパルス波形(図7のC点)、(d)は出力検出信号
波形(図7のD点)、(e)は発光ダイオード駆動回路
を並列運転した場合の出力検出信号波形(図7のE点)
である。
【0069】この場合に、タイミング信号発生回路21
は、図8(a)乃至(c)に示すように、LED駆動パ
ルスと、第1サンプリングパルス及び第2サンプリング
パルスとを同じ周期Tで発生するが、第1サンプリング
パルスはLED駆動パルスの発生時期t1 よりやや前の
時期t0 に発生され、また、第2サンプリングパルスは
LED駆動パルスの発生時期t1 よりやや後の時期t2
に発生されるもので、これら第1及び第2サンプリング
パルスの供給により前記第1及び第2サンプリングスイ
ッチ22、23がそれぞれオン駆動される。
【0070】ここで、再び、本実施例の動作を図8の信
号波形図を用いて説明するが、整形回路20に直接関連
した動作以外の動作については、前述の第4の実施例の
動作と殆ど同じであるので、それら同じ動作についての
詳しい説明は省略し、ここでは主として前記整形回路2
0に直接関連する動作について述べる。ただし、動作点
抽出回路16に関連した動作等の一部の説明について
は、第1及び第2サンプリングパルスの供給時期との関
係を明白にするため再度重複した説明を行なう。
【0071】まず、時間t0 において、動作点抽出回路
16の第1サンプリングスイッチ22に、図8(a)に
示すような第1サンプリングパルスが供給されると、第
1サンプリングスイッチ22がオン状態になるが、この
時点においては交流増幅器6には検出信号が未だ供給さ
れていないので、動作点抽出回路16は出力検出信号の
基準レベル(基底値)がサンプリングホールドされ、そ
のホールド値がオペアンプ19の非反転端子に供給され
る。そして、オペアンプ19においては、前記ホールド
値と基準電源7の基準電圧V1 との電圧比較が行なわ
れ、それらの比較出力電圧を直列帰還抵抗を介して直流
結合型反転増幅器14の入力端子に供給することによ
り、前記出力検出信号の基準レベル(基底値)の変動が
補償され、直流結合型反転増幅器14の直流動作点が安
定化されることは前述の第4の実施例の動作と同じであ
る。
【0072】次に、時間t1 において、図8(b)に示
すようなLED駆動パルスが発光ダイオード1に供給さ
れ、それに伴って検出信号が交流増幅器6に印加される
と、交流増幅器6はその検出信号を増幅し、図8(d)
に示すような出力検出信号を発生するが、この時点にお
いては既に第1サンプリングパルスの供給が停止され、
第1サンプリングスイッチ22がオフ状態であるので、
動作点抽出回路16には新たなサンプリング値が供給さ
れず、動作点抽出回路16から出力された前記ホールド
値が依然としてそのままオペアンプ19に供給されてい
る。このため、前記交流増幅器6が検出信号を増幅する
時には、直流結合型反転増幅器14の直流動作点が安定
化された状態で前記増幅が行なわれていることも前述の
第4の実施例の動作と同じである。
【0073】次に、前記出力検出信号は、第2サンプル
ホールド回路からなる整形回路20に供給されるが、そ
の供給のタイミングは図8(d)に示すように前記時間
1よりもやや遅れ、時間t2 においてそのピークが到
来する。
【0074】続いて、時間t2 において、整形回路20
の第2サンプリングスイッチ23に、図8(c)に示す
ような第2サンプリングパルスが供給されると、第2サ
ンプリングスイッチ23がオン状態になるが、前述のよ
うに時間t2 に前記出力検出信号のピークが到来してい
るので、第2サンプルホールド回路からなる整形回路2
0では前記出力検出信号のピーク値がサンプルホールド
され、そのホールド値が次続の比較回路8のオペアンプ
11に供給され、オペアンプ11において前述のように
基準電圧V2 との電圧比較が行なわれるようになる。
【0075】この場合に、前記出力検出信号が、発光ダ
イオード駆動回路を並列運転した場合に得られる図8
(e)に示すような波形の信号であったとしても、整形
回路20は第2サンプリングパルスの供給時の僅かの期
間だけ前記出力検出信号のピーク値をサンプルホールド
するようにしているので、前記出力検出信号の中に隣接
した発光ダイオードからの発光出力の検出成分が含まれ
ていたとしても、前記検出成分が整形回路20において
サンプルホールドされることはない。このため、前記検
出成分のレベルが、図8(e)に示すように、正規の検
出信号のレベルより大きいものであったとしても、前記
検出成分が比較回路8より後の回路に影響を与えること
はなく、前記検出成分の存在によって発光ダイオード駆
動回路の制御動作が乱されることはない。
【0076】ここで、本実施例においては、LED駆動
パルスとして、例えば、パルス幅が1μsec、繰返し
周期が20μsecのものが用いられ、第1及び第2サ
ンプリングパルスとして、例えば、パルス幅が500n
sec、繰返し周期が20μsecのものが用いられ
る。また、第1サンプリングパルスの立上りから第2サ
ンプリングパルスの立下がりまでの期間は、例えば、
1.5μsecに選定されている。
【0077】このように、本実施例によれば、前述の第
4の実施例の奏する作用効果に加えて、整形回路20に
おいて出力検出信号のピーク値だけをサンプルホールド
するようにしているので、前記出力検出信号の中に、正
規の発光出力に対応した検出信号の他に、隣接した発光
ダイオードからの発光出力に対応した検出成分が含まれ
ていたとしても、正規の発光出力に対応した検出信号以
外の検出成分は整形回路20において除去され、発光ダ
イオード駆動回路の全体の制御動作が乱されることがな
いという作用効果を奏する。
【0078】以上の各実施例においては、クランプ回路
3として第1及び第2のクランプ用ダイオード10A、
10Bを分路接続した構成のものを用いた例を挙げて説
明したが、本発明のクランプ回路3は前記構成のものに
限られるものではなく、適宜構成を変更したものを用い
ることができる。
【0079】また、第2乃至第5実施例においては、直
流結合型反転増幅器14として3段のトランジスタ増幅
段からなる構成のものを用いた例を挙げて説明したが、
本発明の直流結合型反転増幅器14は前記構成のものに
限られるものではなく、1段のトランジスタ増幅段から
なる構成のもの、CMOSインバータゲートあるいはバ
イポーラインバータゲートからなる構成のものを用いる
ことができる。
【0080】さらに、動作点抽出回路16を構成するロ
ーパスフィルタ回路、ピークホールド回路、サンプルホ
ールド回路、あるいは、整形回路20を構成する検波回
路、サンプルホールド回路についても、前記各実施例に
挙げて説明した回路のものに限られるものではなく、こ
れらの機能を達成できるものであれば、どのような回路
のものを用いても差し支えない。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、経年変化や温度変動による特性変化等に
より、発光ダイオードの発光出力光量が変化したとして
も、その発光出力光量の変化を検出し、前記変化に対応
してクランプ回路のクランプ電圧を制御するようにして
いるので、前記発光出力光量の変化は打ち消され、常
時、発光ダイオードから一定の発光出力光量を発生させ
ることができるという効果がある。
【0082】この他に、請求項1に記載の発明によれ
ば、常時、発光ダイオードから一定の発光出力光量を発
生させることができるので、この発光ダイオード駆動回
路を搬送物体の検知を行なう光電スイッチ装置等に用い
れば、前記搬送物体の有無の判断を周囲環境の変化に関
係なく正確に検出することができるという効果がある。
【0083】また、請求項2に記載の発明によれば、前
記請求項1に記載の発明の奏する効果に加えて、前記発
光出力光量の変化に対応した検出信号を増幅する交流増
幅器の直流動作点を安定化することができ、出力検出信
号の基準レベルを常時一定に保持できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる発光ダイオード駆動回路の第1
の実施例を示す回路構成図である。
【図2】図1の実施例におけるクランプ前及びクランプ
後の駆動パルスを示す波形図である。
【図3】本発明に係わる発光ダイオード駆動回路の第2
の実施例を示す回路構成図である。
【図4】本発明に係わる発光ダイオード駆動回路の第3
の実施例を示す回路構成図である。
【図5】本発明に係わる発光ダイオード駆動回路の第4
の実施例を示す回路構成図である。
【図6】図5の実施例に用いられる各部の信号等を示す
信号波形図である。
【図7】本発明に係わる発光ダイオード駆動回路の第5
の実施例を示す回路構成図である。
【図8】図7の実施例に用いられる各部の信号等を示す
信号波形図である。
【図9】従来の光電スイッチ装置の一例を示すブロック
構成図である。
【符号の説明】
1 発光ダイオード(LED) 2 LED駆動トランジスタ 3 クランプ回路 4 インバータ回路 5 モニタ用フォトダイオード 6 交流増幅器 7 基準電源 8 比較回路 9 クランプ電圧設定用トランジスタ 10A 第1のクランプ用ダイオード 10B 第2のクランプ用ダイオード 11、19 オペアンプ 12 駆動パルス供給端子 13 バッファアンプ 14 直流結合型反転増幅器 15 交流帰還回路 16 直流帰還回路 17 動作点抽出回路 18 バイアス電圧発生回路 20 整形回路 21 タイミング信号発生回路 22 第1サンプリングスイッチ 23 第2サンプリングスイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源からの駆動パルスを発光ダイオー
    ドに供給し、発光ダイオードを間歇的に発光させる発光
    ダイオード駆動回路において、前記駆動源と前記発光ダ
    イオードとの間に設けられたクランプ回路と、前記発光
    ダイオードに近接配置され前記発光ダイオードの発光出
    力を検出するフォトダイオードと、前記フォトダイオー
    ドの検出出力と基準電圧とを電圧比較する比較回路とを
    備え、前記比較回路の出力により前記クランプ回路のク
    ランプ電圧を制御し、前記発光ダイオードの発光出力を
    一定にすることを特徴とする発光ダイオード駆動回路。
  2. 【請求項2】 駆動源からの駆動パルスを発光ダイオー
    ドに供給し、発光ダイオードを間歇的に発光させる発光
    ダイオード駆動回路において、前記駆動源と前記発光ダ
    イオードとの間に設けられたクランプ回路と、前記発光
    ダイオードに近接配置され前記発光ダイオードの発光出
    力を検出するフォトダイオードと、前記フォトダイオー
    ドの検出出力を交流増幅するとともに、直流負帰還回路
    により直流動作点が安定化された交流増幅器と、前記交
    流増幅器の出力増幅信号を整形する整形回路と、前記整
    形回路の出力整形信号と基準電圧とを電圧比較する比較
    回路とを備え、前記比較回路の出力により前記クランプ
    回路のクランプ電圧を制御し、前記発光ダイオードの発
    光出力を一定にすることを特徴とする発光ダイオードの
    駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記交流増幅器の直流負帰還回路は、動
    作点抽出回路と、前記動作点抽出回路の抽出出力と基準
    電圧とを電圧比較する電圧比較器とを含んでいることを
    特徴とする請求項2記載の発光ダイオード駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記動作点抽出回路は、ローパスフィル
    タ回路、ピークホールド回路、サンプルホールド回路の
    いずれかで構成されていることを特徴とする請求項3記
    載の発光ダイオード駆動回路。
  5. 【請求項5】 前記整形回路は、検波回路またはサンプ
    ルホールド回路のいずれかで構成されていることを特徴
    とする請求項2記載の発光ダイオード駆動回路。
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