JPH0532726Y2 - - Google Patents
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- JPH0532726Y2 JPH0532726Y2 JP13408987U JP13408987U JPH0532726Y2 JP H0532726 Y2 JPH0532726 Y2 JP H0532726Y2 JP 13408987 U JP13408987 U JP 13408987U JP 13408987 U JP13408987 U JP 13408987U JP H0532726 Y2 JPH0532726 Y2 JP H0532726Y2
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Landscapes
- Level Indicators Using A Float (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、自動車の燃料ゲージや油圧ゲージ等
の検出部として用いられるセンサユニツトに関
し、特に液面の変化や油圧の変動等の被検出対象
の変化を電気信号として検出するセンサユニツト
の改良に関するものである。
の検出部として用いられるセンサユニツトに関
し、特に液面の変化や油圧の変動等の被検出対象
の変化を電気信号として検出するセンサユニツト
の改良に関するものである。
[従来技術]
ガソリン・エンジンの油圧等の液圧あるいは燃
料タンク内の燃料の液面位置等を検出するセンサ
ユニツトとしては、従来種々の構造のセンサユニ
ツトが提案されている。典型的なセンサユニツト
では、液面位置や液圧等の被検出対象の変化に応
じて変位する駆動アームの移動量を電気信号に変
換する信号変換手段を用いている。そして信号変
換手段からの出力信号は、信号変換手段の出力電
極と保護カバーに設けられた出力端子との間を電
気的に接続する導電性接続導体を介して外部に出
力される。従来のセンサユニツトでは、この信号
変換手段として絶縁基板に線状の抵抗体を所定の
間隔をあけて複数回巻回して構成される巻線抵抗
体を有し、摺動子の接点がこの巻線抵抗体の上を
摺動するタイプの可変抵抗器が用いられていた。
しかしながらこのタイプの可変抵抗器は種々の不
具合があるため、出願人は絶縁性基板に抵抗体パ
ターンと出力電極とを印刷してなる印刷抵抗基板
を有する可変抵抗器を用いることを考えた。
料タンク内の燃料の液面位置等を検出するセンサ
ユニツトとしては、従来種々の構造のセンサユニ
ツトが提案されている。典型的なセンサユニツト
では、液面位置や液圧等の被検出対象の変化に応
じて変位する駆動アームの移動量を電気信号に変
換する信号変換手段を用いている。そして信号変
換手段からの出力信号は、信号変換手段の出力電
極と保護カバーに設けられた出力端子との間を電
気的に接続する導電性接続導体を介して外部に出
力される。従来のセンサユニツトでは、この信号
変換手段として絶縁基板に線状の抵抗体を所定の
間隔をあけて複数回巻回して構成される巻線抵抗
体を有し、摺動子の接点がこの巻線抵抗体の上を
摺動するタイプの可変抵抗器が用いられていた。
しかしながらこのタイプの可変抵抗器は種々の不
具合があるため、出願人は絶縁性基板に抵抗体パ
ターンと出力電極とを印刷してなる印刷抵抗基板
を有する可変抵抗器を用いることを考えた。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、印刷抵抗基板を有する可変抵抗
器を用いる場合にも、次のような欠点がある。ま
ず第1に問題となるのは、印刷抵抗基板の固定ブ
ラケツトへの取付方である。巻線抵抗体を用いる
従来の可変抵抗器では、比較的機械的強度の高い
絶縁基板を用いることができたため、絶縁基板を
固定ブラケツトにカシメ止めすることができた。
これに対して、印刷抵抗基板は印刷性を向上させ
る必要からセラミツク等の比較的機械的強度の低
い絶縁基板を用いざるを得ないため、カシメ止め
で絶縁基板を固定すると基板が破損するおそれが
ある。基板をブラケツトに接着剤により固着する
方法も考えられるが、自動車用エンジンの油圧等
を計るセンサユニツトのように、高温及び振動下
にさらされるユニツトでは、接着剤が劣化して基
板がブラケツトから剥離する問題があつた。また
接着剤を用いると、接着剤が乾燥するまでに時間
がかかる上、溶剤等を必要とするために作業性が
悪くなるといつた問題もあつた。
器を用いる場合にも、次のような欠点がある。ま
ず第1に問題となるのは、印刷抵抗基板の固定ブ
ラケツトへの取付方である。巻線抵抗体を用いる
従来の可変抵抗器では、比較的機械的強度の高い
絶縁基板を用いることができたため、絶縁基板を
固定ブラケツトにカシメ止めすることができた。
これに対して、印刷抵抗基板は印刷性を向上させ
る必要からセラミツク等の比較的機械的強度の低
い絶縁基板を用いざるを得ないため、カシメ止め
で絶縁基板を固定すると基板が破損するおそれが
ある。基板をブラケツトに接着剤により固着する
方法も考えられるが、自動車用エンジンの油圧等
を計るセンサユニツトのように、高温及び振動下
にさらされるユニツトでは、接着剤が劣化して基
板がブラケツトから剥離する問題があつた。また
接着剤を用いると、接着剤が乾燥するまでに時間
がかかる上、溶剤等を必要とするために作業性が
悪くなるといつた問題もあつた。
次に問題になるのは、この種のセンサユニツト
は小型であるため、出力電極と抵抗体パターンと
の間の間隔を十分にとることができず、抵抗体パ
ターンに半田が付着しないように多大の注意を払
つて出力電極と導電性接続導体とを半田付けしな
ければならなかつた。また半田フラツクスが、摺
動子の接点が接触する抵抗体パターンの複数の接
触電極上に付着すると、半田フラツクスの存在に
より抵抗値が変化する問題があつた。
は小型であるため、出力電極と抵抗体パターンと
の間の間隔を十分にとることができず、抵抗体パ
ターンに半田が付着しないように多大の注意を払
つて出力電極と導電性接続導体とを半田付けしな
ければならなかつた。また半田フラツクスが、摺
動子の接点が接触する抵抗体パターンの複数の接
触電極上に付着すると、半田フラツクスの存在に
より抵抗値が変化する問題があつた。
本考案の目的は、液面位置や液圧等の被検出対
象の変化に応じて変位する駆動アーム9の移動量
を電気信号に変換する信号変換手段と、該信号変
換手段の出力電極15と保護カバー1に設けられ
た出力端子4との間を電気的に接続する導電性接
続導体16とを具備し、この信号変換手段として
固定ブラケツト5に対して固定された絶縁性を有
する絶縁性基板14に抵抗体パターン13と出力
電極15とが印刷形成されてなる印刷抵抗基板1
2と駆動アーム9によつて駆動されて抵抗体パタ
ーン13上を接点11aが摺動する摺動子11と
を備えてなる可変抵抗器を用いるセンサユニツト
において、接続導体16を出力電極15に半田付
けを用いることなく、簡単且つ確実に接続できる
センサユニツトを提供することにある。
象の変化に応じて変位する駆動アーム9の移動量
を電気信号に変換する信号変換手段と、該信号変
換手段の出力電極15と保護カバー1に設けられ
た出力端子4との間を電気的に接続する導電性接
続導体16とを具備し、この信号変換手段として
固定ブラケツト5に対して固定された絶縁性を有
する絶縁性基板14に抵抗体パターン13と出力
電極15とが印刷形成されてなる印刷抵抗基板1
2と駆動アーム9によつて駆動されて抵抗体パタ
ーン13上を接点11aが摺動する摺動子11と
を備えてなる可変抵抗器を用いるセンサユニツト
において、接続導体16を出力電極15に半田付
けを用いることなく、簡単且つ確実に接続できる
センサユニツトを提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、上記問題点を解決するために、図面
に示した実施例に見られるように、印刷抵抗基板
12は固定ブラケツト5に固定された絶縁性の枠
体7に嵌合固定される。また導電性接続導体16
は、印刷抵抗基板12に固定される取付部16c
と、該取付部16cから延びる延長部16dと、
一端が該延長部16dに固定され他端に保護カバ
ー1が装着されたときに出力端子4に圧接される
圧接部16fが形成された端子部16eとを備え
て構成される。そして、その取付部16cは印刷
抵抗基板12と枠体7のそれぞれの端部の一部が
圧入される取付用溝部16aと出力電極15に圧
接される接点部16bとを有し、延長部16dは
枠体7の背壁部7dに設けられた延長部拘束用溝
部7sに嵌合されている。
に示した実施例に見られるように、印刷抵抗基板
12は固定ブラケツト5に固定された絶縁性の枠
体7に嵌合固定される。また導電性接続導体16
は、印刷抵抗基板12に固定される取付部16c
と、該取付部16cから延びる延長部16dと、
一端が該延長部16dに固定され他端に保護カバ
ー1が装着されたときに出力端子4に圧接される
圧接部16fが形成された端子部16eとを備え
て構成される。そして、その取付部16cは印刷
抵抗基板12と枠体7のそれぞれの端部の一部が
圧入される取付用溝部16aと出力電極15に圧
接される接点部16bとを有し、延長部16dは
枠体7の背壁部7dに設けられた延長部拘束用溝
部7sに嵌合されている。
[考案の作用]
本考案によれば、印刷抵抗基板12を枠体7に
嵌合固定するので、接着剤を用いることなく且つ
基板12に損傷を与えることなく基板12を固定
することができる。また本考案によれば、導電性
接続導体16の取付部16cの取付用溝部16a
に印刷抵抗基板12と枠体7のそれぞれの端部の
一部を圧入し且つ延長部16dを枠体7に設けら
れた延長部拘束用溝部7sに嵌合させるだけで、
接続導体16を半田を用いることなく簡単に固定
することができるとともに、接点部16bと出力
電極との間の電気的な接続を行うことができる。
またカバー1に設けられた出力端子4に接続導体
16の端子部16eの圧接部16fが圧接される
場合に、接続導体16に大きな力が加わつても、
延長部16dが枠体7に設けられた延長部拘束用
溝部7sに嵌合されて動きが拘束されているた
め、接続導体16を確実に固定保持しておくこと
ができる。更に接続導体16の端子部16eも出
力端子4に圧接される構成であるため、組立の際
に殆ど半田を用いる必要が無い。
嵌合固定するので、接着剤を用いることなく且つ
基板12に損傷を与えることなく基板12を固定
することができる。また本考案によれば、導電性
接続導体16の取付部16cの取付用溝部16a
に印刷抵抗基板12と枠体7のそれぞれの端部の
一部を圧入し且つ延長部16dを枠体7に設けら
れた延長部拘束用溝部7sに嵌合させるだけで、
接続導体16を半田を用いることなく簡単に固定
することができるとともに、接点部16bと出力
電極との間の電気的な接続を行うことができる。
またカバー1に設けられた出力端子4に接続導体
16の端子部16eの圧接部16fが圧接される
場合に、接続導体16に大きな力が加わつても、
延長部16dが枠体7に設けられた延長部拘束用
溝部7sに嵌合されて動きが拘束されているた
め、接続導体16を確実に固定保持しておくこと
ができる。更に接続導体16の端子部16eも出
力端子4に圧接される構成であるため、組立の際
に殆ど半田を用いる必要が無い。
本考案の一実施態様によれば、枠体は印刷抵抗
基板を挟むようにして配置された1対の基板固定
用溝部を備え、印刷抵抗基板はこの1対の基板固
定用溝部にその両端部が嵌入されて前記枠体に固
定される。したがつて印刷抵抗基板の枠体への嵌
合固定を、非常に簡単に行える効果がある。
基板を挟むようにして配置された1対の基板固定
用溝部を備え、印刷抵抗基板はこの1対の基板固
定用溝部にその両端部が嵌入されて前記枠体に固
定される。したがつて印刷抵抗基板の枠体への嵌
合固定を、非常に簡単に行える効果がある。
また本考案の一実施態様によれば、枠体は1対
の基板固定用溝部が形成された1対の側壁部と、
該一対の側壁部を連結する底壁部及び背壁部とを
具備して構成される。この背壁部には前記延長部
拘束用溝部が形成され、1対の側壁部の一方に
は、印刷抵抗基板の表面と略平行に延びる内面を
有する突出部が設けられている。そして印刷抵抗
基板の表面と突出部の内面との間に形成される空
隙に取付部の取付用溝部の一方の側壁を構成する
前方壁部が圧入されている。このような突出部を
設けると、該前方壁部に設けられた接点部を出力
電極に確実に圧接することができ、しかも取付部
の変形を防止することができる。
の基板固定用溝部が形成された1対の側壁部と、
該一対の側壁部を連結する底壁部及び背壁部とを
具備して構成される。この背壁部には前記延長部
拘束用溝部が形成され、1対の側壁部の一方に
は、印刷抵抗基板の表面と略平行に延びる内面を
有する突出部が設けられている。そして印刷抵抗
基板の表面と突出部の内面との間に形成される空
隙に取付部の取付用溝部の一方の側壁を構成する
前方壁部が圧入されている。このような突出部を
設けると、該前方壁部に設けられた接点部を出力
電極に確実に圧接することができ、しかも取付部
の変形を防止することができる。
更に本考案の一実施態様によれば、接続導体の
延長部及び枠体に形成された延長部拘束用溝部の
一方に凹部を形成し、他方に凸部を形成して、該
凸部と凹部とを嵌合させているので、接続導体が
取付位置から抜け出るのを防止できる。
延長部及び枠体に形成された延長部拘束用溝部の
一方に凹部を形成し、他方に凸部を形成して、該
凸部と凹部とを嵌合させているので、接続導体が
取付位置から抜け出るのを防止できる。
[実施例]
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図は、本考案のセンサユニツトの一実施例の
構成を示している。同図に示すセンサユニツト
は、液圧等の検出対象の変化を電気信号に変換し
て該電気信号により液圧を検知する例えばオイ
ル・プレシヤー・ゲージの検出部として用いられ
るセンサユニツトである。検出対象の変化を電気
信号に変換する信号変換手段として、可変抵抗器
を用いている。第1図において、1は保護カバー
であり、保護カバー1の一方の端部2の中央には
絶縁性ブツシング3を介して出力端子4が固定さ
れている。保護カバー1の他方の端部4の開口部
には、導電性材料からなる固定ブラケツト5が固
定される底板6が嵌合されている。固定ブラケツ
ト5の起立部5a及び5bには、絶縁性材料から
なる枠体7がカシメ部材8,8によつて固定され
ている。また固定ブラケツト5の中央には孔5c
が形成され、この孔5cは底板6に形成された孔
6aと略整合している。更に、固定ブラケツト5
には、駆動アーム9の軸受部10を保持する保持
部5dと駆動アーム9のストツパ部5eとが設け
られている。
第1図は、本考案のセンサユニツトの一実施例の
構成を示している。同図に示すセンサユニツト
は、液圧等の検出対象の変化を電気信号に変換し
て該電気信号により液圧を検知する例えばオイ
ル・プレシヤー・ゲージの検出部として用いられ
るセンサユニツトである。検出対象の変化を電気
信号に変換する信号変換手段として、可変抵抗器
を用いている。第1図において、1は保護カバー
であり、保護カバー1の一方の端部2の中央には
絶縁性ブツシング3を介して出力端子4が固定さ
れている。保護カバー1の他方の端部4の開口部
には、導電性材料からなる固定ブラケツト5が固
定される底板6が嵌合されている。固定ブラケツ
ト5の起立部5a及び5bには、絶縁性材料から
なる枠体7がカシメ部材8,8によつて固定され
ている。また固定ブラケツト5の中央には孔5c
が形成され、この孔5cは底板6に形成された孔
6aと略整合している。更に、固定ブラケツト5
には、駆動アーム9の軸受部10を保持する保持
部5dと駆動アーム9のストツパ部5eとが設け
られている。
駆動アーム9は、液圧の変化によつて駆動され
る図示しない可動部材の先端部と一端が当接する
当接部9aと、該当接部9aの他端から一端が延
びてU字状に曲り他端側に軸部9cの一端が連結
された湾曲部9bと、軸部9cの他端から直角に
折れ曲つて延び更にその先端部が軸部9cと略平
行になるように曲つている揺動部9dとから構成
される。軸受部10は、軸部9cを回動自在に保
持する。
る図示しない可動部材の先端部と一端が当接する
当接部9aと、該当接部9aの他端から一端が延
びてU字状に曲り他端側に軸部9cの一端が連結
された湾曲部9bと、軸部9cの他端から直角に
折れ曲つて延び更にその先端部が軸部9cと略平
行になるように曲つている揺動部9dとから構成
される。軸受部10は、軸部9cを回動自在に保
持する。
駆動アーム9の揺動部9dの先端部には、摺動
子11が固定されいる。摺動子11の接点11a
は、枠体7に固定された印刷抵抗基板12の抵抗
体パターン13の複数の接触電極13aと接触す
る。印刷抵抗基板12はセラミツク等の印刷性及
び耐久性に優れた絶縁性基板14の表面に所定の
抵抗体パターン13と出力電極15とが印刷され
て構成される。出力電極15は、抵抗体パターン
13の接触電極13aの出力部に電気的に接続さ
れている。出力電極15は導電性接続導体16を
介して、出力端子4に電気的に接続されている。
子11が固定されいる。摺動子11の接点11a
は、枠体7に固定された印刷抵抗基板12の抵抗
体パターン13の複数の接触電極13aと接触す
る。印刷抵抗基板12はセラミツク等の印刷性及
び耐久性に優れた絶縁性基板14の表面に所定の
抵抗体パターン13と出力電極15とが印刷され
て構成される。出力電極15は、抵抗体パターン
13の接触電極13aの出力部に電気的に接続さ
れている。出力電極15は導電性接続導体16を
介して、出力端子4に電気的に接続されている。
17は駆動アーム9に復帰力を与える復帰バネ
である。検出すべき圧力等の検査対象の変化に応
じて変位する図示しない可動部材によつて駆動ア
ーム9の当接部9aの下側から図示の矢印の方向
の押圧力が加わると、駆動アーム9が軸部9cを
回転軸として反時計方向に回動する。駆動アーム
9は直線運動を回転運動に変換する作用を行なつ
て、摺動子11を揺動運動させることができる。
これにより、出力端子4と固定ブラケツト5との
間の抵抗値が変化し、この抵抗値変化に基づいて
検出対象の変化の検出が行なわれる。
である。検出すべき圧力等の検査対象の変化に応
じて変位する図示しない可動部材によつて駆動ア
ーム9の当接部9aの下側から図示の矢印の方向
の押圧力が加わると、駆動アーム9が軸部9cを
回転軸として反時計方向に回動する。駆動アーム
9は直線運動を回転運動に変換する作用を行なつ
て、摺動子11を揺動運動させることができる。
これにより、出力端子4と固定ブラケツト5との
間の抵抗値が変化し、この抵抗値変化に基づいて
検出対象の変化の検出が行なわれる。
次に、第1図、第3図乃至第6図を参照して印
刷抵抗基板12の取付構造及び導電性接続導体1
6の取付構造について説明する。
刷抵抗基板12の取付構造及び導電性接続導体1
6の取付構造について説明する。
枠体7は所定の間隔をおいて対向する細長い1
対の側壁部7a及び7bと、これらの側壁部7a
及び7bを連結する細長い底壁部7cと、同じく
側壁部7a及び7bを連結する背壁部7dとを具
備している。底壁部7cには第1の取付部7eが
下向きに突設されており、一方の側壁部7bには
第2の取付部7fが外側に向かつて突設されてい
る。これらの取付部7e及び7fは、固定ブラケ
ツト5にカシメ止めされる。
対の側壁部7a及び7bと、これらの側壁部7a
及び7bを連結する細長い底壁部7cと、同じく
側壁部7a及び7bを連結する背壁部7dとを具
備している。底壁部7cには第1の取付部7eが
下向きに突設されており、一方の側壁部7bには
第2の取付部7fが外側に向かつて突設されてい
る。これらの取付部7e及び7fは、固定ブラケ
ツト5にカシメ止めされる。
側壁部7aの上部には印刷抵抗基板12の表面
と平行する内面を有する第1の突出部7gが突設
され、またその下部には第2の突出部7hが突設
されている。同様に、側壁部7bの上部には第3
の突出部7iが突設され、またその中間部には後
述する基板固定用溝部の一部を形成する第4の突
出部7jが突設されている。印刷抵抗基板12の
一方の端部が嵌入される第1の基板固定用溝部7
kは、第1及び第2の突出部7g及び7hによつ
て、その一部が形成されている。また第1の基板
固定用溝部7kと対向し且つ印刷抵抗基板12の
他方の端部が嵌入される第2の基板固定用溝部7
lは、第1及び第2の突出部7i及び7jによつ
て、その一部が形成されている。
と平行する内面を有する第1の突出部7gが突設
され、またその下部には第2の突出部7hが突設
されている。同様に、側壁部7bの上部には第3
の突出部7iが突設され、またその中間部には後
述する基板固定用溝部の一部を形成する第4の突
出部7jが突設されている。印刷抵抗基板12の
一方の端部が嵌入される第1の基板固定用溝部7
kは、第1及び第2の突出部7g及び7hによつ
て、その一部が形成されている。また第1の基板
固定用溝部7kと対向し且つ印刷抵抗基板12の
他方の端部が嵌入される第2の基板固定用溝部7
lは、第1及び第2の突出部7i及び7jによつ
て、その一部が形成されている。
印刷抵抗基板12は、枠体7の底壁部7cと反
対側から、その両端部を溝部7k及び7lに嵌入
して枠体7に取付けられる。そして背壁部7dに
設けれた弾撥係合部材7m及び7nの先端の係合
部7o及び7pと基板12の端部とを係合させる
ことにより、基板12の抜け止めが図られてい
る。第4図A乃至Dから判るように、枠体7の背
壁部7dには、背壁部7dの横方向に間隔をおい
て二つの広幅のスリツト7q及び7rが形成され
ている。そしてこのスリツト7q及び7rの幅方
向の中央部分の底部には、縦方向に細長く延びる
弾撥係合部材7m及び7nが突設されている。こ
の弾撥係合部材7m,7nは背壁部7dよりも薄
肉で、その前面が背壁部12の前面と面一になつ
ている。
対側から、その両端部を溝部7k及び7lに嵌入
して枠体7に取付けられる。そして背壁部7dに
設けれた弾撥係合部材7m及び7nの先端の係合
部7o及び7pと基板12の端部とを係合させる
ことにより、基板12の抜け止めが図られてい
る。第4図A乃至Dから判るように、枠体7の背
壁部7dには、背壁部7dの横方向に間隔をおい
て二つの広幅のスリツト7q及び7rが形成され
ている。そしてこのスリツト7q及び7rの幅方
向の中央部分の底部には、縦方向に細長く延びる
弾撥係合部材7m及び7nが突設されている。こ
の弾撥係合部材7m,7nは背壁部7dよりも薄
肉で、その前面が背壁部12の前面と面一になつ
ている。
弾撥係合部材7m及び7nの先端に設けられた
係合部7o及び7pは、一方の拡大図を示す第5
図に見られるように、基板12と当接する傾斜面
Aを有している。基板12を溝7k及び7lに挿
入していくと、基板12の端縁12aが傾斜面A
上を下方に摺動しながら、第5図に破線で示した
ように、弾撥係合部材7mを基板12から離れる
方向に湾曲させる。そして基板12の端縁12a
が枠体7の底壁部7cに当接すると、弾撥係合部
材7mは基の状態に復帰する。その結果、係合部
7oの顎部Bが基板12の上側端部12bと係合
して基板12の抜け止めが図られる。基板12の
端縁12aが底壁部7cに当接した固定状態で
は、弾撥係合部材7m及び7nと突出部7g〜7
iとが協働して基板12が枠体7に確実に固定さ
れる。
係合部7o及び7pは、一方の拡大図を示す第5
図に見られるように、基板12と当接する傾斜面
Aを有している。基板12を溝7k及び7lに挿
入していくと、基板12の端縁12aが傾斜面A
上を下方に摺動しながら、第5図に破線で示した
ように、弾撥係合部材7mを基板12から離れる
方向に湾曲させる。そして基板12の端縁12a
が枠体7の底壁部7cに当接すると、弾撥係合部
材7mは基の状態に復帰する。その結果、係合部
7oの顎部Bが基板12の上側端部12bと係合
して基板12の抜け止めが図られる。基板12の
端縁12aが底壁部7cに当接した固定状態で
は、弾撥係合部材7m及び7nと突出部7g〜7
iとが協働して基板12が枠体7に確実に固定さ
れる。
上記のようにして枠体7に固定された印刷抵抗
基板12の出力電極15に導電性接続導体16を
取付ける構造について説明する。第4図Dに示さ
れるように、枠体7の背壁部7dの裏側には後述
する導電性接続導体16の取付部16cが取付け
られ且つ延長部16dが嵌合される延長部拘束用
溝部7sが形成されている。この溝部7sの下側
の部分には、延長部16dに設けられた凸部16
hが嵌合される凹部7tが設けられている。なお
背壁部7dには、別に延長部拘束用溝部7uが形
成されている。この溝部7uは、印刷回路基板1
2の上の回路パターン応じて、接続導体16の取
付位置を変える場合に用いられる。
基板12の出力電極15に導電性接続導体16を
取付ける構造について説明する。第4図Dに示さ
れるように、枠体7の背壁部7dの裏側には後述
する導電性接続導体16の取付部16cが取付け
られ且つ延長部16dが嵌合される延長部拘束用
溝部7sが形成されている。この溝部7sの下側
の部分には、延長部16dに設けられた凸部16
hが嵌合される凹部7tが設けられている。なお
背壁部7dには、別に延長部拘束用溝部7uが形
成されている。この溝部7uは、印刷回路基板1
2の上の回路パターン応じて、接続導体16の取
付位置を変える場合に用いられる。
導電性接続導体16は、第6図A,Bに示す形
状を有しており、燐青銅のようにバネ性と導電性
とを有する材料から形成される。この導電性接続
導体16は、基板12の端部の一部と背壁部7d
の端部の一部が圧入される取付用溝部16aと出
力電極15に圧接される接点部16bとを有する
取付部16cと、取付部16cから延びる延長部
16dと、一端が延長部16dに固定され他端に
保護カバー1が装着されたときに出力端子4に圧
接される圧接部16fが形成された端子部16e
とからなる。
状を有しており、燐青銅のようにバネ性と導電性
とを有する材料から形成される。この導電性接続
導体16は、基板12の端部の一部と背壁部7d
の端部の一部が圧入される取付用溝部16aと出
力電極15に圧接される接点部16bとを有する
取付部16cと、取付部16cから延びる延長部
16dと、一端が延長部16dに固定され他端に
保護カバー1が装着されたときに出力端子4に圧
接される圧接部16fが形成された端子部16e
とからなる。
取付部16cは、略U字状の断面形状を有して
おり、取付部16cの取付用溝部16aの一方の
側壁を構成する前方壁部16gの一部が溝部16
a側に押出されて接点部16bが形成されてい
る。また延長部16dの下側の部分には、前方壁
部16g側に突出する凸部16hが形成されてい
る。この凸部16hは、枠体7の背壁部7dに形
成された延長部拘束用溝部7sの凹部7tに嵌合
されて導体16の抜け止めが図られる。なお延長
部16dに凹部を設け、溝部7sに凸部を設け
て、導体16の抜け止めを図ることができるのも
勿論である。
おり、取付部16cの取付用溝部16aの一方の
側壁を構成する前方壁部16gの一部が溝部16
a側に押出されて接点部16bが形成されてい
る。また延長部16dの下側の部分には、前方壁
部16g側に突出する凸部16hが形成されてい
る。この凸部16hは、枠体7の背壁部7dに形
成された延長部拘束用溝部7sの凹部7tに嵌合
されて導体16の抜け止めが図られる。なお延長
部16dに凹部を設け、溝部7sに凸部を設け
て、導体16の抜け止めを図ることができるのも
勿論である。
端子部16eは、バネ力を発生させるために、
圧接部16fに隣接する部分が傾斜している。こ
のバネ力があるため、圧接部16fを出力端子4
の端面に当接させるだけで、半田を用いることな
く十分に圧接部16fと出力端子4との間の機械
的及び電気的な接続を得ることができる。なお出
力端子4の端面に、凹部を形成し、この凹部に圧
接部16fを嵌入させれば、両者の間の接続を更
に強固なものとすることができる。
圧接部16fに隣接する部分が傾斜している。こ
のバネ力があるため、圧接部16fを出力端子4
の端面に当接させるだけで、半田を用いることな
く十分に圧接部16fと出力端子4との間の機械
的及び電気的な接続を得ることができる。なお出
力端子4の端面に、凹部を形成し、この凹部に圧
接部16fを嵌入させれば、両者の間の接続を更
に強固なものとすることができる。
接続導体16は、取付部16cの取付用溝部1
6a内に基板12の端部の一部と枠体7の端部の
一部(延長部拘束用溝部7sの一部分)とが、圧
入され、延長部16dが延長部拘束用溝部7sに
嵌合され、延長部16dの凸部16hが溝部7s
の凹部7tに嵌合されることにより、基板12及
び枠体12に対して固定される。取付部16cの
前方壁部16gは、基板12の表面と突出部7g
の内面との間に形成された空間内に圧入される。
その結果、前方壁部16gは基板12側に強く押
圧されて、接点部16bと出力電極15との電気
的な接続が確保され、また取付部16cの変形が
阻止される。
6a内に基板12の端部の一部と枠体7の端部の
一部(延長部拘束用溝部7sの一部分)とが、圧
入され、延長部16dが延長部拘束用溝部7sに
嵌合され、延長部16dの凸部16hが溝部7s
の凹部7tに嵌合されることにより、基板12及
び枠体12に対して固定される。取付部16cの
前方壁部16gは、基板12の表面と突出部7g
の内面との間に形成された空間内に圧入される。
その結果、前方壁部16gは基板12側に強く押
圧されて、接点部16bと出力電極15との電気
的な接続が確保され、また取付部16cの変形が
阻止される。
保護カバー1が装着されるときには、出力端子
4が接続導体16の圧接部16fと当接して、接
続導体16全体に押圧力が加わるが、接続導体1
6の取付部16cと延長部16dとが、枠体7に
対してしつかりと固定されているため、接続導体
16が所定の位置から動いたりまたは外れたりす
ることはない。よつて半田を用いて接続導体16
を固定しなくても、接続導体16の機械的及び電
気的な接続を確実に行うことができる。
4が接続導体16の圧接部16fと当接して、接
続導体16全体に押圧力が加わるが、接続導体1
6の取付部16cと延長部16dとが、枠体7に
対してしつかりと固定されているため、接続導体
16が所定の位置から動いたりまたは外れたりす
ることはない。よつて半田を用いて接続導体16
を固定しなくても、接続導体16の機械的及び電
気的な接続を確実に行うことができる。
本実施例によれば、固定ブラケツト5に固定し
た枠体7の基板固定用溝部7k及び7lに基板1
2を嵌入して固定しているので、従来の基板をカ
シメ止めする場合と比べて、基板の損傷の発生を
完全に無くすことができる。また、基板を接着剤
により固定する場合のように、作業性が悪くなる
こともなく、また熱及び振動によつて基板が外れ
るといつた事態の発生も完全に防止できる。
た枠体7の基板固定用溝部7k及び7lに基板1
2を嵌入して固定しているので、従来の基板をカ
シメ止めする場合と比べて、基板の損傷の発生を
完全に無くすことができる。また、基板を接着剤
により固定する場合のように、作業性が悪くなる
こともなく、また熱及び振動によつて基板が外れ
るといつた事態の発生も完全に防止できる。
なお上記実施例においては、枠体7の突出部7
g〜7jにより側壁部7a及び7bに基板固定用
溝部7k及び7lが形成されているため、枠体7
の正面側から見ると溝部が不連続に形成されてい
るように見える。第4図Aに一点鎖線で示したよ
うに、突出部7h及び7jを長さ方向に延ばせ
ば、連続した溝部を形成することができる。
g〜7jにより側壁部7a及び7bに基板固定用
溝部7k及び7lが形成されているため、枠体7
の正面側から見ると溝部が不連続に形成されてい
るように見える。第4図Aに一点鎖線で示したよ
うに、突出部7h及び7jを長さ方向に延ばせ
ば、連続した溝部を形成することができる。
[考案の効果]
本考案のよれば、印刷抵抗基板を枠体に嵌合固
定するので、接着剤を用いることなく且つ基板に
損傷を与えることなく基板を固定することができ
る。また本考案によれば、導電性接続導体の取付
部の取付用溝部に印刷抵抗基板と枠体のそれぞれ
の端部の一部を圧入し且つ延長部を枠体に設けら
れた延長部拘束用溝部に嵌合させるだけで、接続
導体を半田を用いることなく簡単に固定すること
ができるとともに、接続導体と印刷抵抗基板の出
力電極との間の電気的な接続を行うことができ
る。
定するので、接着剤を用いることなく且つ基板に
損傷を与えることなく基板を固定することができ
る。また本考案によれば、導電性接続導体の取付
部の取付用溝部に印刷抵抗基板と枠体のそれぞれ
の端部の一部を圧入し且つ延長部を枠体に設けら
れた延長部拘束用溝部に嵌合させるだけで、接続
導体を半田を用いることなく簡単に固定すること
ができるとともに、接続導体と印刷抵抗基板の出
力電極との間の電気的な接続を行うことができ
る。
第1図は本考案の実施例の要部を示す正面図、
第2図は同実施例の摺動子回動機構部の概略図、
第3図はブラケツトに固定された枠体に基板が固
定された状態の背面図、第4図Aは第1図の実施
例に用いられた枠体の正面図、第4図Bは枠体の
平面図、第4図Cは第4図AのX−X′線断面図、
第4図D枠体の背面図、第5図は基板が取付けら
れるときの状態を説明する説明図、第6図A及び
Bはそれぞれ上記実施例に用いられた導電性接続
導体の正面図及び側面図である。 1……保護カバー、4……出力端子、5……固
定ブラケツト、7……枠体、7a,7b……側壁
部、7c……底壁部、7d……背壁部、7g……
突出部、7k,7l……基板固定用溝部、7s…
…延長部拘束用溝部、9……駆動アーム、11…
…摺動子、12……印刷抵抗基板、13……抵抗
体パターン、14……絶縁性基板、15……出力
電極、16……導電性接続導体、16a……取付
用溝部、16b……接点部、16c……取付部、
16d……延長部、16e……端子部、16f…
…圧接部、16g……前方壁部。
第2図は同実施例の摺動子回動機構部の概略図、
第3図はブラケツトに固定された枠体に基板が固
定された状態の背面図、第4図Aは第1図の実施
例に用いられた枠体の正面図、第4図Bは枠体の
平面図、第4図Cは第4図AのX−X′線断面図、
第4図D枠体の背面図、第5図は基板が取付けら
れるときの状態を説明する説明図、第6図A及び
Bはそれぞれ上記実施例に用いられた導電性接続
導体の正面図及び側面図である。 1……保護カバー、4……出力端子、5……固
定ブラケツト、7……枠体、7a,7b……側壁
部、7c……底壁部、7d……背壁部、7g……
突出部、7k,7l……基板固定用溝部、7s…
…延長部拘束用溝部、9……駆動アーム、11…
…摺動子、12……印刷抵抗基板、13……抵抗
体パターン、14……絶縁性基板、15……出力
電極、16……導電性接続導体、16a……取付
用溝部、16b……接点部、16c……取付部、
16d……延長部、16e……端子部、16f…
…圧接部、16g……前方壁部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 液面位置や液圧等の検出対象の変化に応じて
変位する駆動アームの移動量を電気信号に変換
する信号変換手段と、該信号変換手段の出力電
極と保護カバーに設けられた出力端子との間を
電気的に接続する導電性接続導体とを具備し、
前記信号変換手段として固定ブラケツトに対し
て固定された絶縁性を有する絶縁性基板に抵抗
体パターンと前記出力電極とが印刷形成されて
なる印刷抵抗基板と前記駆動アームによつて駆
動されて前記抵抗体パターン上を接点が摺動す
る摺動子とを備えてなる可変抵抗器を用いるセ
ンサユニツトにおいて、 前記印刷抵抗基板は前記固定ブラケツトに固
定された絶縁性の枠体内に嵌合固定されてお
り、 前記導電性接続導体は、前記印刷抵抗基板に
取付けられる取付部と、該取付部から延びる延
長部と、一端が該延長部に固定され他端に前記
カバーが装着されたときに前記出力端子に圧接
される圧接部が形成された端子部とからなり、 前記導電性接続導体の前記取付部は前記印刷
抵抗基板と前記枠体のそれぞれの端部の一部が
圧入される取付用溝部と前記出力電極に圧接さ
れる接点部とを有し、前記延長部は前記枠体に
設けられた延長部拘束用溝部に嵌合されている
ことを特徴とするセンサユニツト。 (2) 前記枠体は前記印刷抵抗基板を挟むようにし
て配置された1対の基板固定用溝部を有し、前
記印刷抵抗基板は前記1対の基板固定用溝部に
その両端部が嵌入されて前記枠体に固定されて
いる実用新案登録請求の範囲第1項に記載のセ
ンサユニツト。 (3) 前記枠体は前記1対の基板固定用溝部が形成
される1対の側壁部と、該一対の側壁部を連結
する底壁部及び背壁部とを具備し、 前記背壁部には前記接続導体の前記延長部が
嵌合される延長部拘束用溝部が形成されている
実用新案登録請求の範囲第2項に記載のセンサ
ユニツト。 (4) 前記1対の側壁部の一方には、前記印刷抵抗
基板の表面と略平行に延びる内面を有する突出
部が設けられており、前記印刷抵抗基板の表面
と前記突出部の前記内面との間に形成される空
隙に前記接続導体の前記取付部の前記取付用溝
部の一方の側壁を構成する前方壁部が圧入され
ている実用新案登録請求の範囲第3項に記載の
センサユニツト。 (5) 前記接続導体の前記延長部及び前記枠体に形
成された前記延長部拘束用溝部の一方には凹部
が形成され、他方には凸部が形成され、該凸部
と前記凹部とが嵌合する実用新案登録請求の範
囲第1項に記載のセンサユニツト。 (6) 前記接続導体は導電性金属板を折り曲げ成型
して形成される実用新案登録請求の範囲第1項
に記載のセンサユニツト。 (7) 前記取付用溝部は略U字状を呈している実用
新案登録請求の範囲第1項に記載のセンサユニ
ツト。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13408987U JPH0532726Y2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 | |
US07/139,802 US4850222A (en) | 1987-08-07 | 1987-12-30 | Sensor unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13408987U JPH0532726Y2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6438516U JPS6438516U (ja) | 1989-03-08 |
JPH0532726Y2 true JPH0532726Y2 (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=31392524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13408987U Expired - Lifetime JPH0532726Y2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-09-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0532726Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-02 JP JP13408987U patent/JPH0532726Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6438516U (ja) | 1989-03-08 |
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