JPH05327268A - 電磁シ−ルドル−ムにおけるシ−ルド構造 - Google Patents

電磁シ−ルドル−ムにおけるシ−ルド構造

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Publication number
JPH05327268A
JPH05327268A JP14860992A JP14860992A JPH05327268A JP H05327268 A JPH05327268 A JP H05327268A JP 14860992 A JP14860992 A JP 14860992A JP 14860992 A JP14860992 A JP 14860992A JP H05327268 A JPH05327268 A JP H05327268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trench
wall
balls
pipings
metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP14860992A
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English (en)
Inventor
Yukio Kurosaki
幸夫 黒崎
Ryosuke Satake
良祐 佐武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Construction Co Ltd filed Critical Mitsui Construction Co Ltd
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】従来の問題点を解決しうる電磁シールドルーム
におけるシールド構造を提供すること。 【構成】電磁シールドルームの壁体に形成された配管類
の貫通穴位置にトレンチを配置し、該トレンチ内に導電
性を有する金属球もしくは金属粉を充填しておき、この
トレンチ内を前記金属球もしくは金属粉間を通過して前
記配管類を貫通、配置したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁シールドル−ムに
おける配管類の貫通部分のシールド構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、電子計算機等の電子機器に対する
外部からの電波の影響が問題とされるようになり、この
ような影響を遮断するために電磁シールド機能を有する
作業室が種々開発されている。かかる電磁シールドルー
ムにおいて、ルーム外に設置された機器とルーム内の機
器とを配管類を介して接続する場合、その配管類は外部
でノイズを受ける。
【0003】このため、従来は図2に示すように配管3
が電磁シールドルーム1の壁2を貫通する場合に、その
貫通位置にスリ−ブ4を配置して、該スリ−ブ4内を通
過させて配管3を貫通させるとともに、スリ−ブ4を壁
2の所定のシ−ルド材にア−スさせて、ノイズにより誘
起された電流が、電磁シールドルーム1内部で放射させ
ないようにしていた。このア−ス手段として、スリ−ブ
4と配管3及びスリ−ブ4と壁のシ−ルド材とを溶接5
(もしくはハンダ付け)で固着していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の手段では、スリ−ブ4の取付けに多大の手間を
要するとともに、配管3を追加あるいは変更したい場合
には対応できず、新たに同様の手段で新規のスリ−ブ4
を取り付けなければならないという問題を有していた。
本発明は、かかる従来の問題点を解決しうる電磁シール
ドルームにおけるシールド構造を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、電磁シールドルームの壁体に形
成された配管類の貫通穴位置にトレンチを配置し、該ト
レンチ内に導電性を有する金属球もしくは金属粉を充填
しておき、このトレンチ内を金属球もしくは金属粉間を
通過して前記配管類を貫通、配置したことを特徴とする
ものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面により説
明する。図1は本発明の一実施例を示すものであり、図
中10は本実施例に係る電磁シールドルーム、11は電
磁シールドルームの壁体である。
【0007】電磁シールドルーム10の壁体11には配
管類の貫通穴12が形成されており、この貫通穴12の
位置には、内部側から外部側に亙って前後に所定容量を
有するトレンチ13が配設され、壁体12に固定されて
いる。トレンチ13内には、鉄、ステンレスもしくは銅
などの導電性を有する多数個の金属球14が充填されて
おり、このトレンチ13内を金属球14の間を通過させ
て配管15あるいはチュ−ブ16が貫通、配置されるよ
うになっている。なお、図中17は、金属球14の取り
出し用にトレンチ13下部に設けられた取り出し穴であ
る。
【0008】このように構成された本実施例では、トレ
ンチ13内に充填された金属球14は、相互に接触して
いるため、常時壁体11のシ−ルド材にア−スされてい
ることになる。しかして、配管15あるいはチュ−ブ1
6をトレンチ13内に挿入する際には、各金属球14が
自由に流動して隙間を無くすことができる。
【0009】よって、シ−ルド性能は十分に確保した上
で、簡易かつ迅速に配管14等を貫通させることがで
き、作業性が向上する。また、配管14等を追加あるい
は変更する際にも、貫通穴12の大きさをあらかじめ余
裕をもって設定しておけば、簡単に施工が可能となる。
さらに、配管14等を追加あるいは変更する際に、金属
球14は移動しながら常時ア−スされているため、作業
中でもシ−ルド効果が失われることがない。
【0010】なお、上記実施例ではトレンチ13内に金
属球14を充填した例を示したが、これに替えて鉄粉等
の導電性のある金属粉を使用することもできる等、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形例が可能なこ
とは言うまでもない。
【0011】
【発明の効果】本発明は上述した如く構成されており、
以下の効果を奏し得る。 (1) シ−ルド性能は十分に確保した上で、簡易かつ迅速
に配管等を貫通させることができ、作業性が向上する。 (2) 配管等を追加あるいは変更する際にも、貫通穴の大
きさをあらかじめ余裕をもって設定しておけば、簡単に
施工が可能となる。 (3) 配管等を追加あるいは変更する際にも常時ア−スさ
れているため、作業中でもシ−ルド効果が失われること
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電磁シールドルームの
シ−ルド構造を示す説明図である。
【図2】従来の電磁シールドルームのシ−ルド構造を示
す説明図である。
【符号の説明】
10 電磁シールドルーム 11 壁体 12 貫通穴 13 トレンチ 14 金属球 15 配管 16 チュ−ブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁シールドルームの壁体に形成された配
    管類の貫通穴位置にトレンチを配置し、該トレンチ内に
    導電性を有する金属球もしくは金属粉を充填しておき、
    このトレンチ内を前記金属球もしくは金属粉間を通過し
    て前記配管類を貫通、配置したことを特徴とする電磁シ
    ールドルームにおけるシールド構造。
JP14860992A 1992-05-15 1992-05-15 電磁シ−ルドル−ムにおけるシ−ルド構造 Pending JPH05327268A (ja)

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JP14860992A JPH05327268A (ja) 1992-05-15 1992-05-15 電磁シ−ルドル−ムにおけるシ−ルド構造

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JP14860992A JPH05327268A (ja) 1992-05-15 1992-05-15 電磁シ−ルドル−ムにおけるシ−ルド構造

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Publication Number Publication Date
JPH05327268A true JPH05327268A (ja) 1993-12-10

Family

ID=15456609

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14860992A Pending JPH05327268A (ja) 1992-05-15 1992-05-15 電磁シ−ルドル−ムにおけるシ−ルド構造

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JP (1) JPH05327268A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH104285A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Kajima Corp 電磁シールド層のケーブル貫通部処理構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH104285A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Kajima Corp 電磁シールド層のケーブル貫通部処理構造

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