JPH0532684A - ビスホスホン酸誘導体 - Google Patents

ビスホスホン酸誘導体

Info

Publication number
JPH0532684A
JPH0532684A JP23841791A JP23841791A JPH0532684A JP H0532684 A JPH0532684 A JP H0532684A JP 23841791 A JP23841791 A JP 23841791A JP 23841791 A JP23841791 A JP 23841791A JP H0532684 A JPH0532684 A JP H0532684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
group
alkyl
general formula
bisphosphonic acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP23841791A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Oishi
義孝 大石
Makoto Tamura
誠 田村
Mitsuo Hayashida
三生 林田
Kiyoshi Nomiyama
清 野見山
Yoshiyuki Hiyama
良之 肥山
Keigo Hanada
敬吾 花田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaken Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kaken Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kaken Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Kaken Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP23841791A priority Critical patent/JPH0532684A/ja
Publication of JPH0532684A publication Critical patent/JPH0532684A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】骨吸収抑制作用を有し、かつ副作用が少なく、
骨粗鬆症治療薬として有効な新規化合物およびこの化合
物を有効成分とする骨吸収抑制剤を提供する。 【構成】一般式(I)および(II) [式中、R1 およびR2 は水素、ハロゲン原子、C
1〜6 アルキル基または単結合であり、同一または異な
っていても良く、R3 およびR7 は水素、C 1〜8 アル
キル基またはアラルキル基であり、j、kおよびlは0
または正の整数であって、(j+k+l)が2〜6であ
り、m,x/およびn,yは0または正の整数であっ
て、(m+n),(x+y)が2〜5であり、また、R
4 およびR5 はC 1〜5 アルキル基であり、同一または
異なっていても良く、R6 は水素またはC 1〜3 アルキ
ル基である。]で示されるビスホスホン酸誘導体または
その医薬上許容される塩。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明ビスホスホン酸誘導体およ
びこれを有効成分とする骨吸収抑制剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ビスホスホン酸誘導体としては、ピペリ
ジノアルカンビスホスホン酸誘導体が特開昭53−59
674号公報に開示されている。しかしこの特許公報に
は、この化合物が除草剤として利用できることが説明さ
れいるが、医薬としての利用可能性は全く示唆されてい
ない。
【0003】ところで骨粗鬆症は人口の老齢化にともな
って大きな問題となってきた。これまではカルシウムの
投与等の方法で生体内カルシルム濃度を上昇させるなど
の治療法が用いられてきた。しかしこれらは根本的な骨
粗鬆症の治療薬とはならず、新しい骨粗鬆症の治療薬の
発見が望まれている。そして、特開平1−308290
号公報には、ビスホスホン酸の1種であるシクロアルキ
ルアミノメチレンビスホスホン酸が開示されており、こ
の化合物は骨吸収抑制作用を有し、骨粗鬆症に有効であ
ることが説明されている。しかしながらこれらのビスホ
スホン酸は局所刺激作用が強く、例えば皮下注射を行な
うと、皮膚がはれるなどの副作用を示すという欠点があ
る。
【0004】
【発明の目的】従って本発明の第1の目的は、骨吸収抑
制作用を有し、かつ副作用が少なく、骨疾患治療剤、例
えば骨粗鬆症治療薬として有効な新規化合物を提供する
ことにある。
【0005】また本発明の第2の目的は、前記の新規化
合物を有効成分とする骨吸収抑制剤を提供することにあ
る。
【0006】
【目的を達成するための手段】本発明の第1の目的は、
一般式(I)
【0007】
【化3】
【0008】[式中、R1 およびR2 は水素、ハロゲン
原子、C 1〜6 アルキル基または単結合であり、同一ま
たは異なっていても良く、R3 は水素、C 1〜8 アルキ
ル基またはアラルキル基であり、j、kおよびlは0ま
たは正の整数であって、(j+k+l)が2〜6であ
り、mおよびnは0または正の整数であって、(m+
n)が2〜5である]で示されるビスホスホン酸誘導体
またはその医薬上許容される塩によって達成された。
【0009】また本発明の第1の目的は、一般式(II)
【0010】
【化4】
【0011】[式中、R4 およびR5 はC 1〜5 アルキ
ル基であり、同一または異なっていても良く、R6 は水
素またはC 1〜3 アルキル基であり、R7 は水素、C
1〜8 アルキル基またはアラルキル基であり、xおよび
yは0または正の整数であって、(x+y)が2〜5で
ある]で示されるビスホスホン酸誘導体またはその医薬
上許容される塩によっても達成された。
【0012】また本発明の第2の目的は、一般式(I)
のビスホスホン酸誘導体またはその医薬上許容される塩
および/または一般式(II)のビスホスホン酸誘導体ま
たはその医薬上許容される塩を有効成分とする骨吸収抑
制剤によって達成された。
【0013】先ず本発明の一般式(I)のビスホスホン
酸誘導体について説明する。一般式(I)のビスホスホ
ン酸誘導体は、分子中にスピロ環を有する点で前記の公
知のビスホスホン酸と化学構造が顕著に相違する。一般
式(I)においてR1 およびR2 は水素、ハロゲン原
子、C 1〜6 アルキル基または単結合(結合手)であ
る。ここにC 1〜6 アルキル基としては、メチル基、エ
チル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、n−ブ
チル基、iso−ブチル基、tert−ブチル基などが
挙げられる。ハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭
素、沃素などが挙げられる。なおR1 とR2 は同一であ
っても異なっていても良い。
【0014】R3 は水素、C 1〜8 アルキル基またはア
ラルキル基である。ここにC 1〜8 アルキル基として
は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プ
ロピル基、n−ブチル基、iso−ブチル基、tert
−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オ
クチル基などが挙げられる。またアラルキル基として
は、ベンジル基などが挙げられる。なお、一般式(I)
においては、4個のR3 が存在し、これらは同一の基で
あっても異なる基であっても良いが、合成上の便宜など
を考慮すると4個のR3 は同一の基であるのが好まし
い。
【0015】j、kおよびlは0または正の整数であっ
て、(j+k+l)が2〜6である。その理由は、(j
+k+l)が1以下では環を構成せず、また(j+k+
l)が7以上では8員環以上となり、合成上困難である
からである。mおよびnは0または正の整数であって、
(m+n)が2〜5である。その理由は、(m+n)が
1以下では3員環以下となり、(m+n)が6以上では
8員環以上となり、いずれも合成上困難であるからであ
る。
【0016】一般式(I)のビスホスホン酸誘導体とし
て以下の化合物が例示される。
【0017】
【化5】
【0018】
【化6】
【0019】
【化7】
【0020】
【化8】
【0021】
【化9】
【0022】
【化10】
【0023】
【化11】
【0024】
【化12】
【0025】
【化13】
【0026】
【化14】
【0027】
【化15】
【0028】
【化16】
【0029】
【化17】
【0030】
【化18】
【0031】(15)上記ビスホスホン酸 (1)〜(14)の末端
の(PO3 2 2 基を[PO (O−alkyl)2 2 基に
したビスホスホン酸エステル
【0032】一般式(I)のビスホスホン酸誘導体の医
薬上許容される塩も本発明に包含される。これらの塩と
しては、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、
カルシウム塩などの無機塩およびグリシン、アラニン、
フェニルアラニン、リジンなどのアミノ酸との塩などが
挙げられる。
【0033】次に一般式(I)のビスホスホン酸誘導体
の製造方法について述べると、一般式(I)のビスホス
ホン酸誘導体(R3 =C 1〜8 アルキル基またはアラル
キル基)は、一般式(III)
【0034】
【化19】
【0035】(式中、R1 、R2 、j、k、l、mおよ
びnは一般式(I)における定義と同一である)で示さ
れる化合物と、一般式(IV) (R3 O)2 PHO (式中、R3 はC 1〜8 アルキル基またはアラルキル基
である)で示される化合物と、一般式(V) HC(OR8 3 (式中、R8 はC 1〜3 アルキル基である)で示される
化合物とを反応させることにより得られる。この反応に
おいて、一般式(III) の化合物に対して一般式(IV)の
化合物を2〜50倍量、一般式(V)の化合物を1〜3
倍量用いるのが好ましい。反応温度は100〜200
℃、反応時間は5〜100時間程度とするのが良い。
【0036】また一般式(I)のビスホスホン酸誘導体
(R3 =水素)は、上で得られた一般式(I)のビスホ
スホン酸誘導体(R3 =C 1〜8 アルキル基またはアラ
ルキル基)を塩酸、苛性ソーダ水溶液、臭化水素−酢酸
混液、(CH3 3 SiIなどで処理することにより得
られる。
【0037】次に一般式(II)のビスホスホン酸誘導体
について説明する。一般式(II)のビスホスホン酸誘導
体は、含窒素環にジェミナルジアルキル置換されている
点で前記の公知のビスホスホン酸と化学構造が顕著に相
違する。
【0038】一般式(II)においてR4 およびR5 はC
1〜5 アルキル基である。ここにC 1〜5 アルキル基と
しては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、iso
−プロピル基、n−ブチル基、iso−ブチル基、te
rt−ブチル基、ペンチル基などが挙げられる。なお、
4 とR5 は同一であっても異なっていても良い。
【0039】R6 は水素またはC 1〜3 アルキル基であ
る。ここにC 1〜3 アルキル基としては、メチル基、エ
チル基、n−プロピル基、iso−プロピル基などが挙
げられる。
【0040】R7 は水素、C 1〜8 アルキル基またはア
ラルキル基である。ここにC 1〜8 アルキル基として
は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プ
ロピル基、n−ブチル基、iso−ブチル基、tert
−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オ
クチル基などが挙げられる。アラルキル基としては、ベ
ンジル基などが挙げられる。
【0041】xおよびyは0または正の整数であって、
(x+y)が2〜5である。その理由は、(x+y)が
1以下では3員環以下となり、6以上では8員環以上と
なって、いずれも合成上困難であるからである。
【0042】一般式(II)のビスホスホン酸誘導体とし
て以下の化合物が例示される。
【0043】
【化20】
【0044】
【化21】
【0045】
【化22】
【0046】(4) 上記ビスホスホン酸 (1)〜(3) の末端
の(PO3 2 2 基を[PO(O−alkyl)2 2 基に
したビスホスホン酸エステル
【0047】一般式(II)のビスホスホン酸誘導体の医
薬上許容される塩も本発明に包含される。これらの塩と
しては、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、
カルシウム塩などの無機塩およびグリシン、アラニン、
フェニルアラニン、リジンなどのアミノ酸との塩などが
挙げられる。
【0048】次に一般式(II)のビスホスホン酸誘導体
の製造方法について述べると、一般式(II)のビスホス
ホン酸誘導体(R7 =C 1〜8 アルキル基またはアラル
キル基)は、一般式(VI)
【0049】
【化23】
【0050】(式中、R4 、R5 、R6 、xおよびyは
一般式(II)における定義と同一である)で示される化
合物と、一般式(VII) (R7 O)2 PHO (式中、R7 はC 1〜8 アルキル基またはアラルキル基
である)で示される化合物と、一般式(V) HC(OR8 3 (式中、R8 はC 1〜3 アルキル基である)で示される
化合物とを反応させることにより得られる。この反応に
おいて、一般式(VI)の化合物に対して一般式(VII) の
化合物を2〜50倍量、一般式(V)の化合物を1〜3
倍量用いるのが好ましい。反応温度は100〜200
℃、反応時間は5〜100時間程度とするのが良い。
【0051】また一般式(II)のビスホスホン酸誘導体
(R7 =水素)は、上で得られた一般式(II)ビスホス
ホン酸誘導体(R7 =C 1〜8 アルキル基またはアラル
キル基)を塩酸、苛性ソーダ水溶液、臭化水素−酢酸混
液、(CH3 3 SiIなどで処理することにより得ら
れる。
【0052】一般式(I)のビスホスホン酸誘導体およ
び一般式(II)のビスホスホン酸誘導体は、強く骨吸収
を抑制し、かつ局所刺激作用がないので、骨吸収抑制
剤、例えば骨粗鬆症治療薬などの骨疾患治療剤として有
効に利用される。本発明のビスホスホン酸誘導体はそれ
自体単独で骨吸収抑制剤としても良いが、公知の製剤方
法を利用して各種の剤形にして用いることができる。例
えば錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤、シロップ剤など
の経口剤、注射剤、座剤などの非経口剤に用いることが
できる。投与量は患者の症状、年令、体重、治療効果、
投与方法、投与期間により異なるが、通常経口投与の場
合成人1日当り、10〜1000mgの投与範囲で投与す
るのが好適である。
【0053】
【実施例】
実施例1 テトラエチル−3−アザスピロ[5.5]ウンデカン−
3−イル−メチレンビスホスホネートの製造 3−アザスピロ[5.5]ウンデカン10g(58ミリ
モル)、亜リン酸エチルエステル25g(181ミリモ
ル)およびHC(OC2 5 3 10.3g(70ミリ
モル)の混合物を140℃で15時間攪拌する。反応液
にクロロホルム300mlを加え、2N−苛性ソーダ水溶
液100mlで2回洗浄する。クロロホルム溶液を水洗、
乾燥した後、減圧でクロロホルムを留去すると淡黄色の
油状物質40gが得られる。この油状物質をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製し、20gの標題化合
物を油状物質として得た。
【0054】
【数1】
【0055】実施例2 3−アザスピロ[5.5]ウンデカン−3−イル−メチ
レンビスホスホン酸の製造 実施例1で得たテトラエチル−3−アザスピロ[5.
5]ウンデカン−3−イル−メチレンビスホスホネート
17.6g(40ミリモル)と6N塩酸140mlの混合
物を95〜100℃で96時間攪拌する。反応液を減圧
下で塩酸を留去すると油状物質が得られる。この油状物
質に水を加え、水溶液から減圧下で水を留去する操作を
繰り返し、無色結晶性粉末が析出しはじめた時、留去を
止め、少量のエタノールを水溶液に加える。次第に結晶
性粉末が析出し、これを濾取する。結晶性粉末をエタノ
ール、エーテルで洗浄し、乾燥して7gの標題化合物を
得た。
【0056】
【数2】
【0057】上記の操作において無色結晶性粉末が析出
しはじめた時点でさらに留去を続け、濃縮乾固して結晶
性粉末を得、これをエーテル、エタノールで洗浄、乾燥
して得られる標題化合物はmp222〜225℃を示
す。 1H−NMR、MS(FAB)は上記と同様であ
る。
【0058】実施例3 テトラエチル−(±)−3,3,5−トリメチルヘキサ
ハイドロアゼピン−1−イル−メチレンビスホスホネー
トの製造 3,3,5−トリメチルヘキサハイドロアゼピン8.5
g(60ミリモル)、亜リン酸エチルエステル25g
(200ミリモル)およびHC(OEt)3 11g(7
2ミリモル)の混合物を140℃で10時間攪拌する。
反応液にクロロホルム200mlを加えて、2N−苛性ソ
ーダ水溶液150mlで2回洗浄する。クロロホルム溶液
を水洗、乾燥後、クロロホルムを留去して油状物質21
gを得る。この油状物質をシリカゲルクロマトグラフィ
ーで精製し10gの標題化合物を得た。
【0059】
【数3】
【0060】実施例4 (±)−3,3,5−トリメチルヘキサハイドロアゼピ
ン−1−イル−メチレンビスホスホン酸の製造 実施例3で得たテトラエチル−(±)−3,3,5−ト
リメチルヘキサハイドロアゼピン−1−イル−メチレン
ビスホネート4.3g(10ミリモル)と12N−塩酸
40mlの混合物を95〜100℃で72時間攪拌する。
反応液を減圧濃縮した後、水を加え、この水溶液にエタ
ノールを少し加えて、無色結晶性粉末を析出させ、標題
化合物2.2gを得た。
【0061】
【数4】
【0062】実施例5 テトラエチル−3,3−ジメチルピペリジン−1−イル
−メチレンビスホスホネートの製造 3,3−ジメチルピペリジン5gと亜リン酸エチルエス
テル19gおよびHC(OEt)3 7.8gの混合物を
実施例1と同様に処理して油状の標題化合物15.2g
を得た。
【0063】
【数5】
【0064】実施例6 3,3−ジメチルピペリジン−1−イル−メチレンビス
ホスホン酸の製造 実施例5で得たテトラエチル−3,3−ジメチルピペリ
ジン−1−イル−メチレンビスホスホネート8gと12
N−塩酸80mlの混合物を実施例2と同様に処理して無
色結晶粉末の標題化合物3.1gを得た。
【0065】
【数6】
【0066】実施例7 テトラエチル−1,1−ジフルオロ−6−アザスピロ
[2.5]オクタン−6−イル−メチレンビスホスホネ
ートの製造 4−メチリデン−N−ベンジルピペリジン10.5gを
テトラヒドロフラン(THF)100mlに溶解し、ジエ
チル亜鉛150mlの存在下にCBr2 2 15mlを加
え、室温で10時間反応させて1,1−ジフルオロ−6
−アザ−N−ベンジルスピロ[2.5]オクタン6.0
gを得た。この物質6.0gを1−クロルエチルクロル
ホルメート10.8gとゆるやかに加温し、さらにメタ
ノール50mlで加熱した後、溶媒を留去して、1,1−
ジフルオロ−6−アザスピロ[2.5]オクタン3.2
g(収率88%)を得た。この物質3.2gを実施例1
と同様に処理して、標題化合物7.2g(収率77%)
を得た。
【0067】
【数7】
【0068】実施例8 1,1−ジフルオロ−6−アザスピロ[2.5]オクタ
ン−6−イル−メチレンビスホスホン酸の製造 実施例7で得たテトラエチル−1,1−ジフルオロ−6
−アザスピロ[2.5]オクタン−6−イル−メチレン
ビスホスホネート0.85g(1.5ミリモル)を実施
例2と同様に反応させて無色粉末を得、これをエタノー
ル−酢酸エチル(1:1)から再結晶して、無色プリズ
ム晶の標題化合物260mg(収率54%)を得た。
【0069】
【数8】
【0070】実施例9 テトラエチル−3,3−ジメチルピペリジン−1−イル
−メチレンビスホスホネートの製造 3,3−ジメチルピペリジン5gを実施例1と同様に反
応させて、油状の標題化合物15.2g(収率87%)
を得た。
【0071】
【数9】
【0072】実施例10 3,3−ジメチルピペリジン−1−イル−メチレンビス
ホスホン酸の製造 実施例9で得たテトラエチル−3,3−ジメチルピペリ
ジン−1−イル−メチレンビスホスホネート8gを実施
例2と同様に処理して、標題化合物1.5g(収率26
%)を得た。
【0073】
【数10】
【0074】実施例11 テトラエチル−8−アザスピロ[4.5]デカン−8−
イル−メチレンビスホスホネートの製造 3,3−テトラメチレングルタル酸無水物50gにベン
ジルアミン32.5mlを加え、220℃で反応させて、
結晶性のベンジルイミド体55.4g(収率73%)を
得た。このベンジルイミド体55gをTHF中で水素化
アルミニウムリチウム(LiAlH4 )と反応させて、
N−ベンジル−4,4−テトラメチルピペリジン35.
6g(収率73%)を得た。このN−ベンジル体35.
6gのジクロルエタン溶液(700ml)に、α−クロル
エチルクロルホルメート18.4mlを滴下し、加熱還流
した後にメタノールを加えてさらに加熱還流して、8−
アザスピロ[4.5]デカン25g(収率22%)を得
た。
【0075】
【数11】
【0076】この8−アザスピロ[4.5]デカン2.
6gを実施例1と同様に処理して、標題化合物3.4g
(収率43%)を得た。
【0077】
【数12】
【0078】実施例12 8−アザスピロ[4.5]デカン−8−イル−メチレン
ビスホスホン酸の製造 実施例11で得たテトラエチル−8−アザスピロ[4.
5]デカン−8−イル−メチレンビスホスホネート1g
を実施例2と同様に処理して、標題化合物0.46g
(収率63%)を無色プリズム晶として得た。
【0079】
【数13】
【0080】実施例13 テトラエチル−1−アザスピロ[4.5]デカン−1−
イル−メチレンビスホスホネートの製造 ニトロシクロヘキサン99.5gをt−ブタノール40
mlに溶解し、40%トリトン(Triton)B 7mlの存在
下にアクリル酸エチル83.4mlを加えて室温で反応さ
せて、1−ニトロ−1−(2−エトキシカルボニルエチ
ル)シクロヘキサン153g(収率87%)を得た。こ
の物質20gをエタノールに溶解してラニー−ニッケル
3.6gを加え、水素ガス(70kg/cm2 )の存在下で
強く撹拌した後にラニー−ニッケルを除き、5時間加熱
還流した後にエタノールを留去して、1−アザ−2−オ
キソスピロ[4.5]デカン8.0g(収率62%)を
得た。この物質8.0gをTHF30mlに溶解し、Li
AlH4 3.6gを加えて室温で15時間反応させて、
1−アザスピロ[4.5]デカン7.4g(収率83
%)を得た。
【0081】
【数14】
【0082】この1−アザスピロ[4.5]デカン5.
6gを実施例1と同様に処理して、油状の標題化合物1
2.8g(収率75%)を得た。
【0083】
【数15】
【0084】実施例14 1−アザスピロ[4.5]デカン−1−イル−メチレン
ビスホスホン酸の製造 実施例13で得たテトラエチル−1−アザスピロ[4.
5]デカン−1−イル−メチレンビスホスホネート1g
(2.4ミリモル)を乾燥四塩化炭素(CCl4 )30
mlに溶解し、トリメチルシリルヨーダイド2.3g(1
1.5ミリモル)をアルゴン気流下0℃で加えた。この
反応液を30分、0℃で撹拌した後、減圧下で溶媒を留
去し、残渣に水150mlを加えてエーテルで洗浄した。
この水層を減圧濃縮し、その残渣にイソプロパノール−
イソプロピルエーテル(1:1)を加えて放置して、無
色結晶の標題化合物0.49g(収率65%)を得た。
【0085】
【数16】
【0086】実施例15 テトラエチル−1−アザスピロ[5.5]ウンデカン−
1−イル−メチレンビスホスホネートの製造 実施例13と同様にして得た1−ニトロ−1−(2−エ
トキシカルボニルエチル)シクロヘキサン30gを3N
水酸化ナトリウム溶液300mlと加温して、1−ニトロ
−1−(2−カルボキシエチル)シクロヘキサン23g
を得た。これをチオニルクロライド(SOCl2 )20
0mlに加えて加熱して、1−ニトロ−1−(2−クロル
カルボニルエチル)シクロヘキサン21gを得た。この
物質20gをエーテル60mlに溶解し、ジアゾメタン
(CH2 2 )14.5g(15%エーテル溶液を使
用)を室温で加え、反応終了後に溶媒を留去した。残渣
に酸化銀(Ag2 O)10gとエタノール100mlとを
加え、3時間加熱還流して、1−ニトロ−1−(3−エ
トキシカルボニルプロピル)シクロヘキサン6.5g
(収率27%)を得た。この物質6.5gを、ラニー−
ニッケル3.5gの存在下にエタノール100ml中で水
素ガス(65kg/cm2 )と撹拌し、反応液からラニー−
ニッケルを除いた後に加熱還流して、1−アザ−2−オ
キソスピロ[5.5]ウンデカン1.7g(収率39
%)を得た。この物質1.7gをTHF50mlに溶解
し、LiAlH4 1.1gと反応させて、1−アザスピ
ロ[5.5]ウンデカン1.0gを得た。
【0087】
【数17】
【0088】この1−アザスピロ[5.5]ウンデカン
1.0gを実施例2と同様に処理して、油状の標題化合
物1.3g(収率45%)を得た。
【0089】
【数18】
【0090】実施例16 1−アザスピロ[5.5]ウンデカン−1−イル−メチ
レンビスホスホン酸の製造 実施例15で得たテトラエチル−1−アザスピロ[5.
5]ウンデカン−1−イル−メチレンビスホスホネート
0.74g(2.2ミリモル)を0℃で25%臭化水素
(HBr)−酢酸10mlに溶解し、ゆっくり温度を上昇
させ、60℃でさらに1時間撹拌した。反応液を減圧下
に濃縮して得た残渣0.73gを、ローバーカラム(R
P−8 サイズB)(メルク社製)を用いてメタノール
で展開して精製し、標題化合物260mg(収率36%)
を無色粉末性結晶として得た。
【0091】
【数19】
【0092】実施例17 テトラエチル−2−アザスピロ[5.5]ウンデカン−
2−イル−メチレンビスホスホネートの製造 シクロヘキサンアルデヒドとアクリロニトリルとをt−
ブタノールに溶解し、30%水酸化カリウム−エタノー
ル溶液を加えて、1−ホルミル−1−(3−シアノエチ
ル)シクロヘキサンを得た。このホルミル体を、ベンゼ
ン中でトシル酸の存在下にエチレングリコールと反応さ
せてアセタール体とした。アセタール体のTHF溶液に
LiAlH4 を加えて還元した後、塩酸水で処理して、
2−アザスピロ[5.5]ウンデカン−1,2−エンを
得た。このイミン体をメタノール中、10%Pd−Cの
存在下で水素ガス(5kg/cm2 )と撹拌して、2−アザ
スピロ[5.5]ウンデカンを得た。
【0093】
【数20】
【0094】この2−アザスピロ[5.5]ウンデカン
1.5gを実施例2と同様に処理して、油状の標題化合
物4.1g(収率72%)を得た。
【0095】
【数21】
【0096】実施例18 2−アザスピロ[5.5]ウンデカン−2−イル−メチ
レンビスホスホン酸のの製造 実施例17で得たテトラエチル−2−アザスピロ[5.
5]ウンデカン−2−イル−メチレンビスホスホネート
1.5gを実施例2と同様に処理して、標題化合物0.
58g(収率53%)を無色粉末性結晶として得た。
【0097】
【数22】
【0098】薬理活性試験例 次に本発明の化合物の甲状腺、副甲状腺摘出ラットを用
いた抗高カルシウム血症作用についてその方法および結
果を説明する。ウイスター系雄性ラット7週令(150
〜170g)をネンブタール麻酔下において、Russel
R.G. el al, Calcif. Tissue. Res., 6,183〜196(1970)
およびMuehlbauer R.C.et al, Mineral Electrolyte M
etab., 5 296 〜300(1981) で示される方法で外科的に
甲状腺、副甲状腺を摘出する。術後、3日間正常食で飼
育した後、4日目に採血し血清カルシウム値を原子吸光
法で測定し、その値が5〜7mg/dlに低下したラットを
選別する。
【0099】これらラットを1群5匹にグループ分け
し、また本発明の化合物を0.5%CMC水溶液で溶解
し、10mg/kgに調整する。これら溶液を2ml/kgで皮
下に1日1回3日間投与する。対照群としては0.5%
CMC水溶液を投与する。翌日、血液0.2mlを採血
し、上記と同様に血清カルシルム値を測定する(この値
を0日値(a) とする)。
【0100】また同時にラットに、パラサイロイドホル
モン(PTH)(50μg/0.2ml−生理食塩水)を
封入したオスモティックポンプ(2001型、Alza
社)を背部皮下に埋め込み、24時間後に腹部大動脈よ
り採血し、血清カルシルム値を測定する(この値を1日
値(b) とする)。
【0101】得られた結果を血清増加カルシウム値とし
て下記の式より計算した。血清増加カルシウム値=PT
H投与1日値(b)−PTH投与0日値(a)上記試験
で得られた結果を第1表に示す。
【0102】
【表1】
【0103】第1表の結果より、本発明の化合物はPT
H投与による血清カルシウム値の増加を強く抑制するこ
とが明らかである。従ってPTHによる骨吸収作用を抑
制することが明らかである。
【0104】毒性試験例 実施例2、4、6の化合物のLD50はddy系マウス
(雄性)、5週令(22〜27g)において、皮下注射
で100mg/kg以上である。
【0105】製剤例 本発明の化合物の製剤例を示す。 下記の処方にしたがって1錠当り有効成分100mgを
含有する錠剤を調製した。 (成分) (mg) 実施例2の化合物 100 結晶セルロース 50 カルボキシメチルセルロース 10 カルシウムラウリル硫酸ナトリウム 1 メチルセルロース 3 ステアリン酸カルシウム 4 下記の処方にしたがって1錠当り有効成分100mgを
含有する200mgの混合成分をカプセルに充填してカプ
セル剤を調製した。 (成分) (mg) 実施例2、4、6の化合物 100 ラクトース 50 コーンスターチ 40 結晶セルロース 50 ステアリン酸カルシウム 2
【0106】なお前記処方およびはその2例を示し
たものであって処方はこれに限定されるものではない。
【0107】
【発明の効果】以上に述べたように本発明の一般式
(I)または一般式(II)で示される文献未記載の新規
ビスホスホン酸誘導体は、優れた骨吸収抑制作用を示
す。したがって骨吸収等によって起因される骨疾患例え
ば骨粗鬆症に対する予防薬、治療薬として極めて有効性
が高く、特に骨粗鬆症に対する新規な医薬品として有用
である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正内容】
【0061】
【数4】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】
【数5】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】実施例6 3,3−ジメチルピペリジン−1−イル−メチレンビス
ホスホン酸の製造 実施例5で得たテトラエチル−3,3−ジメチルピペリ
ジン−1−イル−メチレンビスホスホネート8gと12
N−塩酸80mlの混合物を実施例2と同様に処理して標
題化合物1.5gを得た。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】
【数6】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正内容】
【0070】実施例9 テトラエチル−4,4−ジメチルピペリジン−1−イル
−メチレンビスホスホネートの製造 4,4−ジメチルピペリジン8gと亜リン酸エチルエス
テル55gおよびHC(OEt)3 19gの混合物を実
施例1と同様に反応させて、油状の標題化合物19gを
得た。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0071
【補正方法】変更
【補正内容】
【0071】
【数9】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正内容】
【0072】実施例10 4,4−ジメチルピペリジン−1−イル−メチレンビス
ホスホン酸の製造 実施例9で得たテトラエチル−4,4−ジメチルピペリ
ジン−1−イル−メチレンビスホスホネート10gと1
2N−塩酸80mlの混合物を実施例2と同様に処理して
無色結晶粉末の標題化合物4.0gを得た。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0073
【補正方法】変更
【補正内容】
【0073】
【数10】
フロントページの続き (72)発明者 野見山 清 京都府京都市山科区四宮南河原町14番地 科研製薬株式会社中央研究所(京都)内 (72)発明者 肥山 良之 京都府京都市山科区四宮南河原町14番地 科研製薬株式会社中央研究所(京都)内 (72)発明者 花田 敬吾 京都府京都市山科区四宮南河原町14番地 科研製薬株式会社中央研究所(京都)内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 [式中、R1 およびR2 は水素、ハロゲン原子、C
    1〜6 アルキル基または単結合であり、同一または異な
    っていても良く、R3 は水素、C 1〜8 アルキル基また
    はアラルキル基であり、j、kおよびlは0または正の
    整数であって、(j+k+l)が2〜6であり、mおよ
    びnは0または正の整数であって、(m+n)が2〜5
    である]で示されるビスホスホン酸誘導体またはその医
    薬上許容される塩。
  2. 【請求項2】 一般式(II) 【化2】 [式中、R4 およびR5 はC 1〜5 アルキル基であり、
    同一または異なっていても良く、R6 は水素またはC
    1〜3 アルキル基であり、R7 は水素、C 1〜8 アルキ
    ル基またはアラルキル基であり、xおよびyは0または
    正の整数であって、(x+y)が2〜5である]で示さ
    れるビスホスホン酸誘導体またはその医薬上許容される
    塩。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のビスホスホン酸誘導体
    またはその医薬上許容される塩および/または請求項2
    に記載のビスホスホン酸誘導体またはその医薬上許容さ
    れる塩を有効成分とする骨吸収抑制剤。
JP23841791A 1990-09-18 1991-09-18 ビスホスホン酸誘導体 Withdrawn JPH0532684A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23841791A JPH0532684A (ja) 1990-09-18 1991-09-18 ビスホスホン酸誘導体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24834990 1990-09-18
JP2-248349 1990-09-18
JP23841791A JPH0532684A (ja) 1990-09-18 1991-09-18 ビスホスホン酸誘導体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0532684A true JPH0532684A (ja) 1993-02-09

Family

ID=26533680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23841791A Withdrawn JPH0532684A (ja) 1990-09-18 1991-09-18 ビスホスホン酸誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0532684A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6573252B1 (en) 1998-07-28 2003-06-03 Nicox, S.A. Medicine nitrate salts

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6573252B1 (en) 1998-07-28 2003-06-03 Nicox, S.A. Medicine nitrate salts

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0103647B1 (en) 4-chloro-2-phenylimidazole-5-acetic acid derivatives
JPH02104526A (ja) 高血圧症治療用組成物
FR2499406A1 (fr) Medicaments a base de nouveaux derives de la furo-(3,4-c)-pyridine
IE57424B1 (en) Furo-(3,4-c)-pyridine derivatives,preparation thereof and therapeutic compositions containing the same
JPH03163083A (ja) 抗咳剤としてのエンドエテノ/エンドエタノ―エポキシモルヒナン誘導体の(+)―アイソマー
US2823164A (en) Method of preparing 3, 5, 3' l-tri-iodothyronine and pharmaceutical compositions thereof
JPH03503643A (ja) N‐複素環プロピリデン‐1,1‐ビスホスホン酸、その製法および薬剤組成物
JPH0788352B2 (ja) ヒドロキシアルキルシステイン誘導体およびこれを含有する去痰剤
JPH0532684A (ja) ビスホスホン酸誘導体
EP0767777B1 (en) New salts of 2-[(2,6-dichlorophenyl)amine]phenylacetoxyacetic acid with organic basic cations
FR2610932A1 (fr) Nouvel acide piperazinecarboxylique, sa preparation et son utilisation comme medicament
US3842107A (en) Phosphine or phosphite gold complexes of thiobenzoic acid and substituted thiophenols
JPH03118334A (ja) 肝障害抑制剤
CN1128999A (zh) 杂环化合物
US3005818A (en) 1-phenyl-2, 3-dimethyl-4-morpholino methyl pyrazolone-(5) compounds
US3621058A (en) Novel formamido-cycloalkane derivatives
JPH01258695A (ja) (ピラゾリルアミノ)メチレンビス(ホスホン酸)誘導体及びその医薬
JPH05148279A (ja) ビスホスホン酸誘導体
JPS61145116A (ja) オステオポロ−ジス治療剤
JPH0586083A (ja) ビスホスホン酸誘導体
US4057630A (en) Antiarthritic compositions comprising bis-coordinated gold(1+) salts and methods of producing antiarthritic activity
US4156003A (en) Treatment of hypertension with combination of clofibrinic acid or clofibrate with cinnarizine
JPH0228575B2 (ja) Kokanenzai
US3903286A (en) Method for stimulating appetite
JPH05501247A (ja) エンドペプチダーゼのカルボキシアルキルジペプチド阻害剤

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981203