JPH0532613A - フエノキシ酢酸誘導体およびこれを含有する医薬製剤 - Google Patents

フエノキシ酢酸誘導体およびこれを含有する医薬製剤

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JPH0532613A
JPH0532613A JP18873091A JP18873091A JPH0532613A JP H0532613 A JPH0532613 A JP H0532613A JP 18873091 A JP18873091 A JP 18873091A JP 18873091 A JP18873091 A JP 18873091A JP H0532613 A JPH0532613 A JP H0532613A
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JP
Japan
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phenoxyacetic acid
acid derivative
lower alkyloxy
formula
acid
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JP18873091A
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English (en)
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Sachiko Maeda
佐知子 前田
Azuma Igarashi
東 五十嵐
Katsuyoshi Sugizaki
勝義 杉崎
Miyoshi Suzuki
美好 鈴木
Shinji Ozawa
慎司 小沢
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 図示一般式で示される新規なフェノキシ酢酸
誘導体およびこれを含有する医薬製剤。 (式中でXは水素、ハロゲン原子、低級アルキル、トリ
フルオロメチル、アルコシキ、ヒドロキシ又はシアノの
基を示し、R1は水素、メチル、エチルの基を示し、A
はメチル、フェニル、2−ピリジルの基を表し、R2
水素またはフェニル低級アルキルオキシ、ピリジル低級
アルキルオキシ、ナフチル低級アルキルオキシの基を示
し、nは0から2の整数を示す。) 【効果】 本発明の新規なフェノキシ酢酸誘導体は、ト
ロンボキサンA2(TXA2)に対し優れた拮抗作用を有
することからTXA2拮抗剤として有効であり、またT
XA2に起因する疾患であるアレルギーおよび血栓症の
治療および予防薬としても有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なフェノキシ酢酸
誘導体およびこれを含有する医薬製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】心筋梗塞や脳梗塞といった血栓症は、近
年増加の一途をたどっており、これを有効に予防する抗
血栓薬の出現が強く望まれている。
【0003】これらの疾患の原因としては、血小板等の
細胞より生じる強力な血小板凝集物質であるトロンボキ
サンA2(以下、TXA2と略す)が重要な働きをしてお
り、この作用を阻害することが血栓形成を阻止するうえ
での有効な手段であることが知られている。
【0004】また、アレルギーや喘息にもTXA2が平
滑筋収縮物質として関与しており、TXA2の作用を抑
えることが遅発性喘息治療に有効な手段のひとつであ
る。
【0005】このような観点からこれらの疾患の治療薬
としてTXA2合成酵素阻害剤やTXA2受容体拮抗剤が
多数報告されているが、作用強度や効果の持続性の面で
問題となるものが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、トロ
ンボキサンA2に拮抗作用を有し、さらに上述べた問題
点を克服できる化合物およびそれを含有する医薬製剤を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、下記の化
2に示される新規なフェノキシ酢酸誘導体を種々合成
し、それらの生理作用を鋭意研究した結果、本発明に係
わるフェノキシ酢酸誘導体がトロンボキサンA2拮抗作
用を有することを見いだし、さらに上述したトロンボキ
サンA2拮抗剤が持つ問題点を解決することを見いだし
た。
【化2】 (式中でXは水素、ハロゲン原子、低級アルキル、トリ
フルオロメチル、アルコキシヒドロキシル又はシアノの
基を示し、R1は水素、メチル、エチルの基を示し、A
はメチル、フェニル、2−ピリジルの基を示し、R
2は、nは0から2の整数を示す。) つまり、上述した問題点を解決するのは、化2で示され
るフェノキシ酢酸誘導体又はその生理学的に許容しうる
塩である。
【0008】また本発明は化2に示される前記フェノキ
シ酢酸誘導体を含有するトロンボキサンA2拮抗剤であ
る。
【0009】また本発明は、化2に示される前記フェノ
キシ酢酸誘導体を含有する抗アレルギー剤である。なお
本発明においてトロンボキサンA2拮抗剤とはトロンボ
キサンA2受容体でトロンボキサンA2と拮抗する製剤を
意味する。
【0010】本発明の化2で示されるフェノキシ酢酸誘
導体は、下記の化3で示されるスルホン誘導体と化4で
示される酸クロライド誘導体を適当な塩基存在下で反応
させ、脱保護、ブロモ酢酸エチルとの増炭反応後、生成
したエステル部分のアルカリ加水分解によって得られ
る。
【化3】 (式中Xは水素、ハロゲン原子、低級アルキル、トリフ
ルオロメチル、アルコキシヒドロキシル又はシアノの基
を示し、nは0から2の整数を示す。)
【化4】 (式中Aはメチル、フェニル、2−ピリジルの基を示
し、R2は水素またはフェニル低級アルキルオキシ、ピ
リジル低級アリキルオキシ、ナフチル低級アルキルオキ
シの基を示す。) なお、化3で示されるスルホン誘導体は、4−メトキシ
メトキシ−3−ニトロベンズアルデヒドとトリメチルホ
スホノアセテートとのウィッティッヒホーナー反応後得
られた4−メトキシメトキシ−3−ニトロケイ皮酸メチ
ルエステルをジイソブチルアルミニウムハイドライドで
還元後、クロル化し各種のチオフェノールとの縮合反応
で、5−{(3−フェニルチオ)−1−プロペニル}−
2−メトキシメトキシニトロベンゼン誘導体に変換し、
必要ならばm‐クロロ過安息香酸を用いて酸化後、接触
還元を行って得られる。
【0011】また化4で示される酸クロライド誘導体
は、各種のカルボン酸をクロル化することによって得ら
れる。
【0012】これらの反応は、溶媒として塩化メチレ
ン、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、アセトンなどを用い反応温度は0℃から還流温度の
範囲で行うことが望ましい。
【0013】本発明のフェノキシ酢酸誘導体は、トロン
ボキサンA2拮抗剤または抗アレルギー剤として使用さ
れ、投与量は症状により異なるが一般に成人1日量10
〜2000mg,好ましくは20〜600mgであり、
症状に応じて必要により1〜3回に分けて投与するのが
よい。
【0014】投与法は投与に適した任意の形態を取るこ
とができ、特に経口投与が望ましいが静注も可能であ
る。
【0015】本発明の化合物は有効成分若しくは有効成
分の1つとして単独又は通常の方法で製剤担体あるいは
賦形剤等と混合され、錠剤、糖衣剤、散剤、カプセル
剤、顆粒剤、懸濁剤、乳剤、注射液等に製剤化された種
々の形態で適用できる。担体あるいは賦形剤の例として
は炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、でんぷん、ブド
ウ糖、乳糖、デキストリン、アルギン酸、マンニトー
ル、タルク、ステアリン酸、マグネシウム等があげられ
る。
【0016】次に実施例を示して本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はこれらに何ら限定されるものでは
ない。
【0017】
【実施例1】(1)アルゴン気流下、ベンゾイルクロラ
イド0.15ml溶液に、氷冷下トリエチルアミン0.
16mlを加え10分間撹拌後、5−{3−(4−クロ
ロベンゼンスルホニル)プロピル}−2−メトキシメト
キシアニリン430mgのクロロホルム溶液5mlを加
え、室温で16時間撹拌した。
【0018】反応混合物に水を加え、塩化メチレンで抽
出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。減圧下濃縮して得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン‐酢酸
エチル(1:1V/V)溶出画分より、5−{3−(4
‐クロロベンゼンスルホニル)プロピル}−2−メトキ
シメトキシ−N−ベンゾイルアミルフェノールが270
mg得られた。白色結晶で、収率は49%であった。
【0019】(2)アルゴン気流下、5−{3−(4−
クロロベンゼンスルホニル)プロピル}−2−メトキシ
メトキシ−N−ベンゾイルアミルフェノール270mg
のメタノール2ml‐テトラヒドロフラン3ml溶液
に、6N塩酸1mlを加え、50℃にして3時間撹拌し
た。
【0020】反応混合物を酢酸エチルで希釈した後に、
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え抽出し、有機層を
飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下濃縮して得られた結晶を、乾燥して4−{3
−(4−クロロベンゼンスルホニル)プロピル}‐ベン
ゾイルアミノフェノールが240mg得られた。白色結
晶で、収率は98%であった。
【0021】(3)アルゴン気流下、4−{3−(4−
クロロベンゼンスルホニル)プロピル}−ベンゾイルア
ミノフェノール240mgのアセトン10ml溶液に氷
冷下、炭酸カリウム77mgを加え5分間撹拌後、ブロ
モ酢酸エチルエステル0.07mlを加え室温で5時間
撹拌した。
【0022】反応混合液に水を加え酢酸エチルで抽出
し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下濃縮して得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーに付し、ヘキサン‐酢酸エ
チル(2:1V/V)溶出画分より4−{3−(4−ク
ロロベンゼンスルホニル)プロピル}−2−(ベンゾイ
ルアミノ)フェノキシ酢酸エチルエステルが270mg
得られた。白色結晶で、収率は94%であった。
【0023】(4)アルゴン気流下、4−{3−(4−
クロロベンゼンスルホニル)プロピル}−2−(ベンゾ
イルアミノ)フェノキシ酢酸エチルエステル270mg
のテトラヒドロフラン3ml溶液に、氷冷下2N水酸化
ナトリウム水溶液0.39mlを加え、2時間半撹拌し
た。
【0024】反応混合物を減圧下濃縮して得られた残渣
に2N塩酸を加えpHを4前後に調整し、水を加え、酢
酸エチルで抽出した後に無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。減圧下濃縮して得られた結晶を乾燥して4−{3−
(4−クロロベンゼンスルホニル)プロピル}−2−ベ
ンゾイルアミノフェノキシ酢酸が240mg得られた。
白色結晶で、収率は95%であった。
【0025】このものの分光学的データは下記式化5の
構造を支持する。
【化5】 NMR(CDCl3−CD3OD) δ:1.90−2.
31(2H,m)、2.58−2.82(2H,m)、
2.99−3.23(2H,m)、4.70(2H,
S)、6.80(2H,S)、7.92−8.07(9
H,m)、8.12(1H,S)。
【0026】
【実施例2】アルゴン気流下、4−(2−ナフタレンメ
トキシ)安息香酸に氷冷下、塩化チオニルを加え室温で
3時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮後、乾燥して
得られた4−(2−ナフタレンメトキシ)ベンゾイルク
ロライド(白色結晶)と、5−{3−(4−クロロベン
ゼンスルホニル)プロピル}−2−メトキシメトキシア
ニリンを用い、以下実施例1と同様な手順に従い、4−
{3−(4−クロロベンゼンスルホニル)プロピル}−
2−{4−(2−ナフタレンメトキシ)ベンゾイルアミ
ノ}フェノキシ酢酸エチルエステルが得られた。このも
のの分光学的データは下記の化6の構造を支持する。
【化6】 NMR(CDCl3) δ:1.22(3H,t,J=
7.0Hz)、1.88−2.25(2H,m)、2.
34−2.74(2H,m)、2.90−3.34(2
H,m)、4.18(2H,g,J=7.0Hz)、
4.59(2H,S)、5.23(2H,S)、6.6
9(2H,S)、6.92−7.96(1H,m)、
8.12(1H,S)、8.97(1H,S)。
【0027】
【実施例3】アルゴン気流下、ピコリル酸と塩化チオニ
ルを実施例2の手順に従い反応させて得られたピコリル
酸クロライドと、5−{3−(4−クロロベンゼンスル
ホニル)プロピル}−2−メトキシメトキシアニリンを
用い、以下実施例1と同様な手順に従い4−{3−(4
−クロロベンゼンスルホニル)プロピル}−ピリゾイル
アミノフェノキシ酢酸が得られた。このものの分光学的
データは下記の化7の構造を支持する。
【化7】 NMR(CDCl3−CD3OD) δ:1.97−2.
21(2H,m),2.55−2.78(2H,m)、
2.93−3.18(2H,m)、4.68(2H,
S)、6.27(2H,S)、7.19−8.58(9
H,m)。
【0028】
【実施例4】アルゴン気流下、3−(2−ピリジメトキ
シ)安息香酸をオキザリルクロライドと反応させて得ら
れた酸クロライドと5−{3−(4−クロロベンゼンス
ルホニル)プロピル}−2−メトキシメトキシアニリン
を用い、以下実施例1と同様な手順に従い、4−{3−
(4−クロロベンゼンスルホニル)プロピル}−2−
{3−(2−ピリジンメトキシ)ベンゾイルアミノ}フ
ェノキシ酢酸が得られた。このものの分光学的データは
下記の化8の構造を支持する。
【化8】 NMR(CDCl3−CD3OD) δ:1.88−2.
25(2H,m)、2.57−2.80(2H,m)、
2.99−3.33(2H,m)、4.56(2H,
S)、5.26(2H,S)、6.83−8.50(1
5H,m)。
【0029】
【実施例5】アルゴン気流下、5−{3−(4−クロロ
ベンゼンスルホニル)プロピル}−2−メトキシメトキ
シアニリンを、無水酢酸とピリジンを用いてアセチル化
し、以下実施例1と同様な手順に従い4−{3−(4−
クロロベンゼンスルホニル)プロピル}−2−アセチル
アミノフェノキシ酢酸が得られた。 このものの分光学
的データは下記の化9の構造を支持する。
【化9】 NMR(CDCl3−CD3OD) δ:2.06−2.
33(2H,m)、2.39(3H,S)、2.84
(2H,t,J=8Hz)、3.12−3.39(2
H,m)、4.78(2H,S)、6.87−7.03
(2H,m)、9.31(4,q,J=8Hz)、8.
13(1H,brs)。
【0030】
【実施例6】アルゴン気流下、4−(3−フェニルプロ
ピル)安息香酸をオキザリルクロライドと反応させて得
られた酸クロライドと5−{3−(4−クロロベンゼン
スルホニル)プロピル}−2−メトキシメトキシアニリ
ンを用い、以下実施例1と同様な手順に従い、4−{3
−(4−クロロベンゼンスルホニル)プロピル}−2−
{4−(3−フェニルプロピル)ベンゾイルアンミノ}
フェノキシ酢酸が得られた。このものの分光学的データ
は下記の化10の構造を支持する。
【化10】 NMR(CDCl3−CD3OD) δ:1.76−2.
34(4H,m)、2.50−3.30(6H,m)、
4.03(2H,t,J=6Hz)、4.76(1H,
brs)、6.63−8.90(16H,m)、9.1
8(1H,brs)。
【0031】
【実施例7】実施例1から6により合成した本発明に係
わるフェノキシ酢酸誘導体のTXA2に対する拮抗作用
について、下記の実験系を用いて求めた。
【0032】体重300〜500gのハートレイ糸雄性
モルモットより摘出した気管切片を37℃のTyrod
e液中、酸素(95%)−二酸化炭素(5%)の混合ガ
ス通気のマグヌス槽に0.3gの負荷をかけて懸垂し
た。約1時間安定させたのち、気管切片の槽にU−46
619(TXA2類似物)を10-7Mの濃度で加えた。
この時気管平滑筋の収縮に対して、本発明化合物を加え
た際のU−46619による収縮を測定し、IC50値を
算出した。その結果を表1に示す。
【表1】 表1に示されるように各化合物はTXA2に対し優れた
拮抗作用を示し、また本発明に係わる他のフェノキシ酢
酸誘導体も同様な効果を示した。
【0033】
【急性毒性】ICR系雄性マウス(5週令)を用いて経
口投与による急性毒性試験を行った結果、本発明に係わ
る各フェノキシ酢酸誘導体のLD50値は300mg/k
g以上であり、有効量に比べて高い安全性が確認され
た。
【0034】
【発明の効果】実施例7に示されるように本発明に係わ
るフェノキシ酢酸誘導体はトロンボキサンA2に対して
優れた拮抗作用を示し、また安全性も高いことからTX
2拮抗剤として有効である。
【0035】また、TXA2に対する拮抗作用を有する
ことからTXA2に起因するアレルギーや血栓症にも優
れた効果を示し、抗アレルギー剤、抗血栓症剤およびア
レルギー、血栓症の予防剤としても有効である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 323/41 7419−4H 323/42 7419−4H 323/62 7419−4H C07D 213/30 6701−4C 213/81 6701−4C (72)発明者 鈴木 美好 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1500番地 テルモ株式会社内 (72)発明者 小沢 慎司 神奈川県足柄上郡中井町井ノ口1500番地 テルモ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 【化1】 上記化1(式中でXは水素、ハロゲン原子、低級アルキ
    ル、トリフルオロメチル、アルコシキ、ヒドロキシ又は
    シアノの基を示し、R1は水素、メチル、エチルの基を
    示し、Aはメチル、フェニル、2−ピリジルの基を表
    し、R2は水素またはフェニル低級アルキルオキシ、ピ
    リジル低級アルキルオキシ、ナフチル低級アルキルオキ
    シの基を示し、nは0から2の整数を示す。)で示され
    るフェノキシ酢酸誘導体又はその生理学的に許容しうる
    塩。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフェノキシ酢酸誘導体
    を含有するトロンボキサンA2拮抗剤。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のフェノキシ酢酸誘導体を
    含有する抗アレルギー剤およびアレルギーの予防剤。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のフェノキシ酢酸誘導体を
    含有する抗血栓症剤および血栓症の予防剤。
JP18873091A 1991-07-29 1991-07-29 フエノキシ酢酸誘導体およびこれを含有する医薬製剤 Pending JPH0532613A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996011916A1 (fr) * 1994-10-14 1996-04-25 Yamanouchi Pharmaceutical Co., Ltd. Derive d'azole

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996011916A1 (fr) * 1994-10-14 1996-04-25 Yamanouchi Pharmaceutical Co., Ltd. Derive d'azole

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