JPH0532572Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0532572Y2
JPH0532572Y2 JP1987075018U JP7501887U JPH0532572Y2 JP H0532572 Y2 JPH0532572 Y2 JP H0532572Y2 JP 1987075018 U JP1987075018 U JP 1987075018U JP 7501887 U JP7501887 U JP 7501887U JP H0532572 Y2 JPH0532572 Y2 JP H0532572Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate part
edge
standing
horizontal
horizontal plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987075018U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63184822U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987075018U priority Critical patent/JPH0532572Y2/ja
Publication of JPS63184822U publication Critical patent/JPS63184822U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0532572Y2 publication Critical patent/JPH0532572Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 a 産業上の利用分野 本案は、長尺屋根板に関するものである。
b 従来の技術とその問題点 従来の長尺蟻掛葺き及び平葺きトタンについて
は、屋根の軒先部分及びスノーダクト工法の横樋
と長尺のセツテイングから上の部分40cm位が氷に
なりやすく、それらの部分に上から解けた氷が滞
まり、すが漏りする。
これらについては、相当以前から技術的に色々
と工夫がされてきたが、どうしてもすが漏りが止
められない。一方、住宅の室温を屋根に伝えない
研究が盛んに行なわれ、随分断熱材が開発された
が、やはり、太陽の熱、住宅全般の温度など色々
な問題からやはり、屋根に氷が滞まり、依然とし
てすが漏りが相当数出て困つているのが現状であ
る。
この結果、下記の問題を指摘することができ
る。
イ 長尺を止める吊子がコーキング及びはぜテー
プをするところから直接からむため、そこの部
分から水を吸い上げて漏れてくる。
ロ 従来、コーキングを9割位使つているが、2
〜3年位経つと、風化したり、トタンの温度が
上り焼けてきたりして、コーキング効用がなく
なり、すが漏りしてくるのも多い。
ハ 軒先の先端部分に淀があり、そこと接続する
方法には、立つているはぜに鋏を入れて巻き込
む方法と共に倒して巻き込む方法がある。しか
し、はぜを倒して巻く時には、はぜが従来用い
られていた一文字葺きのはぜと同じになり、そ
こからすが漏りする。
ニ 壁の立ち上げの時に、はぜ高が15mmのため、
はぜを切つて立ち上げをしなければならないた
め、その部分から雨が吹き込んで漏ることがよ
くある。
B 考案の構成 a 問題を解決しようとする手段 本願では、下記の構成のものによつて、上述し
た問題を解決しようとするものである。
すなわち、本願のものは、前後に長い帯状の板
状体2の右縁に形成された右方はぜ部3を、又上
記板状体の左縁に左方はぜ部4を形成し、上記右
方はぜ部3は上記板状体の右縁に、右起立板部3
Bが連設され、上記右起立板部3Bの上縁に左方
に向け右水平板部3Dが連設され、上記右水平板
部3Dの左縁に右傾斜板部3Fが連設されると共
に、上記右傾斜板部3Fの左方面には防水テープ
3F1が添着され、さらに、上記左方はぜ部4は
上記板状体の左縁に左起立板部4Bが連設され、
上記左起立板部4Bの上縁に左方に向け左水平板
部4Dが連設され、上記左水平板部4Dの左縁に
左上傾斜板部4Hが連設され、かつ、この左上傾
斜板部4Hの下縁に左下傾斜板部4Iが右方に向
け連設され、上記左水平板部4Dの右縁近傍に当
該左水平板部の長手方向をもつて、逆U字状の突
条4Jが刻設され、上記右方はぜ部3を係止する
吊子5は、上記右起立板部3Bに右方から当接す
る起立片5Aとこの起立片5Aの上端に連設され
た上記右水平板部3Dに上方から当接する水平押
さえ片5Bと、この起立片5Aの下端に連設され
た水平取り付け片5Cとから構成されている長尺
屋根板である。
この場合、上記右方はぜ部3と左方はぜ部4の
高さを35mm程度に構成することができる。
b 考案の実施例 1は本案の長尺屋根板である。
2は前後に長い帯状の板状体である。
3は上記板状体の右縁に形成された右方はぜ部
で、4は上記板状体の左縁に形成された左方はぜ
部である。この場合、両はぜ部の高さは35mm程度
となつている。
この場合、これら右方はぜ部と左方はぜ部の関
係は、右方に位置する長尺屋根板1の左方はぜ部
を、左方に位置する長尺屋根板1の右方はぜ部に
外方から被せるようにして連結するものである。
そこで、上記右方はぜ部3は上記板状体の右縁
に、折りまげ部3Aを介して右起立板部3Bが連
設され、上記右起立板部3Bの上縁に折りまげ部
3Cを介して左方に向け右水平板部3Dが連設さ
れ、上記右水平板部3Dの左縁に折りまげ部3E
を介して右傾斜板部3Fが連設されている。
そして、この右傾斜板部3Fの左方面には防水
テープ3F1が添着されている。
この場合、この右傾斜板部3Fの上記右水平板
部3Dに対する角度は70°程度である。
さらに、上記左方はぜ部4は上記板状体の左縁
に、折りまげ部4Aを介して左起立板部4Bが連
設され、上記左起立板部4Bの上縁に折りまげ部
4Cを介して左方に向け左水平板部4Dが連設さ
れ、上記左水平板部4Dの左縁に折りまげ部4E
を介して左上傾斜板部4Hが連設され、かつ、こ
の左上傾斜板部4Hの下縁に折りまげ部4Gを介
して左下傾斜板部4Iが右方に向け連設されてい
る。
そして、上記左水平板部4Dの右縁近傍に当該
左水平板部の長手方向をもつて、逆U字状の突条
4Jが刻設されている。
この場合、この左上傾斜板部4Hの上記左水平
板部4Dに対する角度は60°程度で、また上記左
下傾斜板部4Iの上記左上傾斜板部4Hに対する
角度は45°程度である。
5は吊子で、上記右起立板部3Bに右方から当
接する起立片5Aとこの起立片5Aの上端に連設
された上記右水平板部3Dに上方から当接する水
平押さえ片5Bと、この起立片5Aの下端に連設
された水平取り付け片5Cとから構成されてい
る。
c 作用 効果と共に説明する。
C 考案の効果 イ 先ず、吊子が防水テープなど、防水の部分に
触れずに止められる。そのため、完全に防水効
果がある。
ロ 防水テープを三重に巻き込むため、完全に効
力を発揮できる。
ハ 軒先の先端部分掴みではぜを倒しても完全な
二重はぜであるため、問題が全然ない。
ニ はぜの高さを35mmと高くしているが、壁の立
ち上げにはやち折りができ、壁とトタンの接点
から雨が吹き込まない。さらに、はぜに水が付
きずらいので、腐れが起きにくい。
ホ 三重はぜであるので、水が氷になつてはぜに
付いても、はぜが起こされることがない。
ヘ 上記突条4Jを設けたので、第7図の如くか
しめたとき、この突条部分が伸長し、かしめ作
業をより確実にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は要部拡大斜視図、第2図は右方はぜ部
の拡大斜視図、第3図は左方はぜ部の拡大斜視
図、第4図、第5図、第6図、第7図ははぜ折り
工程を順に示す要部拡大縦断面図、第8図は連結
状態を示す要部の斜視図、第9図は軒先部分の加
工法を示す要部の斜視図である。 1……長尺屋根板、2……板状体、3……右方
はぜ部、4……左方はぜ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 前後に長い帯状の板状体2の右縁に形成され
    た右方はぜ部3を、又上記板状体の左縁に左方
    はぜ部4を形成し、上記右方はぜ部3は上記板
    状体の右縁に、右起立板部3Bが連設され、上
    記右起立板部3Bの上縁に左方に向け右水平板
    部3Dが連設され、上記右水平板部3Dの左縁
    に右傾斜板部3Fが連設されると共に、上記右
    傾斜板部3Fの左方面には防水テープ3F1が
    添着され、さらに、上記左方はぜ部4は上記板
    状体の左縁に左起立板部4Bが連設され、上記
    左起立板部4Bの上縁に左方に向け左水平板部
    4Dが連設され、上記左水平板部4Dの左縁に
    左上傾斜板部4Hが連設され、かつ、この左上
    傾斜板部4Hの下縁に左下傾斜板部4Iが右方
    に向け連設され、上記左水平板部4Dの右縁近
    傍に当該左水平板部の長手方向をもつて、逆U
    字状の突条4Jが刻設され、上記右方はぜ部3
    を係止する吊子5は、上記右起立板部3Bに右
    方から当接する起立片5Aとこの起立片5Aの
    上端に連設された上記右水平板部3Dに上方か
    ら当接する水平押さえ片5Bと、この起立片5
    Aの下端に連設された水平取り付け片5Cとか
    ら構成されていることを特徴とする長尺屋根
    板。 2 上記右方はぜ部3と左方はぜ部4の高さが35
    mm程度に構成されている実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の長尺屋根板。
JP1987075018U 1987-05-18 1987-05-18 Expired - Lifetime JPH0532572Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987075018U JPH0532572Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987075018U JPH0532572Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63184822U JPS63184822U (ja) 1988-11-28
JPH0532572Y2 true JPH0532572Y2 (ja) 1993-08-20

Family

ID=30920780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987075018U Expired - Lifetime JPH0532572Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0532572Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS429737Y1 (ja) * 1964-02-21 1967-05-26
JPS53129721A (en) * 1977-04-19 1978-11-13 Kiyoshi Hakumoto Engine

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61144122U (ja) * 1985-02-25 1986-09-05

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS429737Y1 (ja) * 1964-02-21 1967-05-26
JPS53129721A (en) * 1977-04-19 1978-11-13 Kiyoshi Hakumoto Engine

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63184822U (ja) 1988-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2538206A (en) Shingle
JPH0532572Y2 (ja)
GB2212184A (en) Blank for folding into a cavity tray
JPH0328662Y2 (ja)
US2513977A (en) Building panel
JPS6256633U (ja)
JPH0222408Y2 (ja)
JPS6122105Y2 (ja)
JP3618445B2 (ja) マンサード屋根の腰折れ部の水切装置
JPS5930112Y2 (ja) 腰折れ屋根葺の接続部構造
JPS6176027U (ja)
JPH027124Y2 (ja)
JPS6231527Y2 (ja)
JPS5849298Y2 (ja) 二段雨切り瓦
JPH0217065Y2 (ja)
JPS5814182Y2 (ja) 家屋の取付庇
JPS5935687Y2 (ja) 防火外壁の防水ジヨイント構造
JPS6385728U (ja)
JPS6139782Y2 (ja)
JPS5849305Y2 (ja) 屋根材
JPS5932667Y2 (ja) 防水通気性壁下地シ−ト
JPH0430250Y2 (ja)
JPS62350Y2 (ja)
JPH0224832Y2 (ja)
JPS6030336Y2 (ja) 瓦棒屋根における棟換気体の取付装置