JPH05325414A - ディジタル信号再生装置 - Google Patents

ディジタル信号再生装置

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JPH05325414A
JPH05325414A JP13261992A JP13261992A JPH05325414A JP H05325414 A JPH05325414 A JP H05325414A JP 13261992 A JP13261992 A JP 13261992A JP 13261992 A JP13261992 A JP 13261992A JP H05325414 A JPH05325414 A JP H05325414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
signal
outputs
digital
digital signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP13261992A
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English (en)
Inventor
Hideki Hayashi
英樹 林
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ディジタル信号が記録されている
記録媒体の演奏装置のディジタル信号再生装置におい
て、記録されているディジタル信号の符号型式がDCフ
リーな符号でない場合においても、正しいスライスレベ
ルにて読取信号からディジタル信号の再生が行なえるデ
ィジタル信号再生装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明によるディジタル信号再生装置は、記
録媒体から読取られた読取信号の内、ランレングスの長
いパターンの正ピークレベル及び負ピークレベルを各々
検出して、これらの検出レベルの中心レベルを算出し、
得られた中心レベルを閾値として読取信号からディジタ
ル信号の再生を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク等の記録媒
体に記録されているディジタル信号の再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】記録媒体に記録されたディジタル信号の
再生装置において、ピックアップから出力される読取信
号は、その読取信号レベルと所定スライスレベルとの電
圧比較が行なわれ、このスライスレベルを閾値としてデ
ィジタルデータの「1」及び「0」に対応する信号が出
力される。
【0003】例えば、図1(a)の如きディジタル信号
がピット列として記録媒体に記録されているとすると、
ピックアップから読取られる信号は図1(b)実線の如
き信号波形となる。この際、図1(b)実線の如き信号
からディジタルデータの「1」及び「0」に対応する信
号を良好なS/Nにて検出することを考えた場合、その
スライスレベルは図1(b)破線の如く読取信号のレベ
ルの中心値に設定するのが望ましい。そこで、従来のデ
ィジタル信号再生装置では、ATC(Automatic Thresh
old Control)によりスライスレベルが常に読取信号のレ
ベルの中心値となるよう制御する処置が取られている。
【0004】図2に従来のディスク演奏装置の構成を示
す。図2の装置においては、EFM(Eight to Fourtee
n Modulation )変調により符号化されたディジタル信
号がピット列として記録されたディスクの演奏を行なう
ものである。光ピックアップ1は、スピンドルモータ2
によって回転駆動される光ディスク3に光ビーム1aを
照射し、その反射光を光電変換してディジタル信号再生
装置4に供給する。ディジタル信号再生装置4は、供給
された信号のレベルに応じてディジタルデータの「1」
及び「0」に対応する信号をEFM復調回路5に供給す
る。EFM復調回路5は、供給された信号に対してEF
M復調を行ない、この復調信号を誤り訂正回路6に供給
する。誤り訂正回路6は、供給された信号の誤り訂正を
行ない再生情報信号として出力する。
【0005】次に、ディジタル信号再生装置4について
説明する。データスライス回路41は、スライスレベル
設定値4aに応じたレベルを閾値として光ピックアップ
1からの読取信号に対してレベルスライスを行ない、出
力信号4bをデータサンプリング回路42、ローパスフ
ィルタ43及び極性反転回路44の各々に供給する。こ
こで、出力信号4bは読取信号のレベルが閾値以上の場
合はディジタルデータの「1」に対応するレベルを有
し、閾値未満の場合はディジタルデータの「0」に対応
するレベルを有する。ローパスフィルタ43は、供給さ
れた信号の平均レベルを差分検出回路45の入力端aに
供給する。極性反転回路44は、供給された信号の波形
極性を反転させてローパスフィルタ46に供給する。ロ
ーパスフィルタ46は、供給された信号の平均レベルを
差分検出回路45の入力端bに供給する。差分検出回路
45は、入力端aに供給された信号と入力端bに供給さ
れた信号のレベルを減算し、その差分をスライスレベル
設定値4aとしてデータスライス回路41に供給する。
データサンプリング回路42は、データスライス回路4
1からの信号4bを所定タイミングでサンプリングし
て、ディジタルデータの「1」及び「0」としてEFM
復調回路5に供給する。
【0006】以上の如きディジタル信号再生装置4の構
成においては、EFM符号が直流成分を含まないDCフ
リーな符号であることに着目してATCを行なう構成と
している。すなわちDCフリーな符号であるので光ディ
スク3に記録されているディジタル信号「1」と「0」
の数は等しい。従って、データスライス回路41により
スライスされた信号の平均電圧と、データスライス回路
41によりスライスされた信号を極性反転した信号の平
均電圧とは等しくなるので、これらの差分をデータスラ
イス回路41にフィードバックしてATCを行ないスラ
イスレベルが常に読取信号のレベルの中心値となるよう
制御してディジタル信号の再生を行なう。
【0007】しかしながら、上記の如き構成による従来
のディジタル信号再生装置では、記録されている信号の
符号型式がEFM符号のようなDCフリーな符号である
必要があり、DCフリーな符号でない場合は適応出来な
いという問題点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
を解決すべくなされたものであり、記録信号の符号型式
がDCフリーな符号でない場合においても、正しいスラ
イスレベルにて読取信号からディジタル信号の再生が行
なえるディジタル信号再生装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるディジタル
信号再生装置は、ディジタル信号が記録されている記録
媒体から読取られる読取信号からディジタル信号を再生
するディジタル信号再生装置であって、前記読取信号の
内比較的長い周期で変化する信号パターンの正ピークレ
ベルを検出する正ピークレベル検出手段と、前記読取信
号の内比較的長い周期で変化する信号パターンの負ピー
クレベルを検出する負ピークレベル検出手段と、前記正
ピークレベルと負ピークレベルの中心レベルを生成する
スライスレベル生成手段と、前記中心レベルを閾値とし
て前記読取信号に対してデータスライスを行なうデータ
スライス手段とを有する。
【0010】
【作用】以上の構成の故に本発明によるディジタル信号
再生装置は、ピックアップから出力された読取信号の
内、比較的長い周期で変化する信号パターン、すなわち
ランレングスの長いパターンの正ピークレベル及び負ピ
ークレベルを各々検出する。次に、検出された正ピーク
レベル及び負ピークレベルの中心レベルを算出し、得ら
れた中心レベルにて読取信号に対してデータスライスを
行なう。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
3に本発明によるディジタル信号再生装置の構成を示
す。A/D変換71は、入力されるアナログ信号をディ
ジタル信号に変換してデータスライス回路72、正ピー
クゲート73、ランレングス検出回路74、及び負ピー
クゲート75の各々に供給する。ランレングス検出回路
74は、供給されたディジタル信号から比較的長い周期
で変化する信号パターンを検出し、この信号パターンの
内、信号レベルが正ピークレベルに達している期間、ゲ
ート信号を正ピークゲート73に供給する。さらに、ラ
ンレングス検出回路74は、この信号パターンの内、信
号レベルが負ピークレベルに達している期間、ゲート信
号を負ピークゲート75に供給する。正ピークゲート7
3は、ランレングス検出回路74からゲート信号が送出
されている間のみ、A/D変換71から供給されるディ
ジタル信号を平均化手段76に供給する。平均化手段7
6は、正ピークゲート73から供給されるディジタル信
号の値の平均値をスライスレベル生成手段77の入力端
aに供給する。負ピークゲート75は、ランレングス検
出回路74からゲート信号が送出されている間のみ、A
/D変換71から供給されるディジタル信号を平均化手
段78に供給する。平均化手段78は、負ピークゲート
75から供給されるディジタル信号の値の平均値をスラ
イスレベル生成手段77の入力端bに供給する。スライ
スレベル生成手段77は、入力端aに供給された信号と
入力端bに供給された信号のレベルを加算してその加算
結果を2で割った値をデータスライス回路72に供給す
る。データスライス回路72は、A/D変換71から供
給されるディジタル信号の値がスライスレベル生成手段
77から供給されるディジタル信号の値以上の場合、デ
ィジタルデータの「1」に対応するレベルを有する信号
を出力し、A/D変換71から供給されるディジタル信
号の値がスライスレベル生成手段77から供給されるデ
ィジタル信号の値未満の場合、ディジタルデータの
「0」に対応するレベルを有する信号を出力する。
【0012】次に、かかる構成の回路による動作を図4
の動作図を参照して説明する。光ピックアップから出力
される読取信号が例えば(c)の如き信号であるとき、
読取信号(c)は、A/D変換71により(d)の如く
ディジタルサンプルデータに変換される。ランレングス
検出回路74は、(d)の如きディジタルサンプルデー
タのレベル変化において、比較的長い周期で変化する信
号パターンを検出し、この信号パターンの内、信号レベ
ルが正ピークレベルに達している期間、(e)の如きレ
ベル「1」のゲート信号を発生する。正ピークゲート7
3は、ランレングス検出回路74からレベル「1」のゲ
ート信号が送出されている間のみディジタルサンプルデ
ータ(d)の信号を通過させた(g)の如きディジタル
サンプルデータを出力する。平均化手段76は、このデ
ィジタルサンプルデータの値の平均を算出してその平均
値(i)を送出する。さらに、ランレングス検出回路7
4は、(d)の如きディジタルサンプルデータのレベル
変化において、比較的長い周期で変化する信号パターン
を検出し、この信号パターンの内、信号レベルが負ピー
クレベルに達している期間、(f)の如きレベル「1」
のゲート信号を発生する。負ピークゲート75は、ラン
レングス検出回路74からレベル「1」のゲート信号が
送出されている間のみディジタルサンプルデータ(d)
の信号を通過させた(h)の如きディジタルサンプルデ
ータを出力する。平均化手段78は、このディジタルサ
ンプルデータの値の平均を算出してその平均値(j)を
送出する。スライスレベル生成手段77は、(i)と
(j)のレベルを加算してその加算結果を2で割った値
(k)を出力する。データスライス回路72は、ディジ
タルサンプルデータ(d)のサンプルデータの各々のレ
ベルが、(k)のレベル以上の場合、ディジタルデータ
の「1」に対応するレベルを有する信号を出力し、ディ
ジタルサンプルデータ(d)のサンプルデータの各々の
レベルが、(k)のレベル未満の場合、ディジタルデー
タの「0」に対応するレベルを有する信号を各々(l)
の如く出力する。
【0013】尚、上記実施例においては、正ピークゲー
ト73及び負ピークゲート75の出力の後に平均化手段
76及び78を各々独立して設けて構成しているが、図
5の如く、先に平均化手段80によりA/D変換71か
らのディジタルサンプルデータの値を平均してこれを正
ピークゲート73及び負ピークゲート75に供給するよ
うにしてもよい。
【0014】以上の如く本発明のディジタル信号再生装
置においては、記録媒体から読取られた読取信号の振幅
の正ピークレベルと負ピークレベルを検出し、これらか
ら振幅の中心電圧を求めて閾値とする構成としたので、
記録信号の符号型式がDCフリーな符号でない場合にお
いても読取信号からディジタル信号の再生が行なえる。
さらに本発明においては、記録信号のランレングスの長
いパターンのピークレベルが、ランレングスの短いパタ
ーンのピークレベルよりも大きいことに着目して、この
ランレングスの長いパターンからのみ正ピークレベルと
負ピークレベルを検出しているので、良好なS/Nにて
振幅の中心電圧を求めて閾値とすることができ、安定的
に読取信号からディジタル信号の再生を行なうことが出
来る。
【0015】
【発明の効果】以上の如く本発明によるディジタル信号
再生装置によれば、記録媒体から読取られた読取信号の
内、ランレングスの長いパターンの正ピークレベルと負
ピークレベルの中心レベルを検出して、この中心レベル
を閾値としてディジタル信号の再生を行なうようにした
ので、記録信号の符号型式がDCフリーな符号でない場
合においても正しいスライスレベルにて読取信号からデ
ィジタル信号の再生が行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピックアップ読取信号波形とデータスライスレ
ベル図。
【図2】ディスク演奏装置の構成図。
【図3】本発明のディジタル信号再生装置の構成図。
【図4】本発明のディジタル信号再生装置における動作
図。
【図5】本発明の他の実施例によるディジタル信号再生
装置の構成図。
【主要部分の符号の説明】
73 正ピークゲート 74 ランレングス検出回路 75 負ピークゲート 77 スライスレベル生成回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号が記録されている記録媒
    体から読取られる読取信号からディジタル信号を再生す
    るディジタル信号再生装置であって、 前記読取信号の内比較的長い周期で変化する信号パター
    ンの正ピークレベルを検出する正ピークレベル検出手段
    と、前記読取信号の内比較的長い周期で変化する信号パ
    ターンの負ピークレベルを検出する負ピークレベル検出
    手段と、前記正ピークレベルと負ピークレベルの中心レ
    ベルを生成するスライスレベル生成手段と、前記中心レ
    ベルを閾値として前記読取信号に対してデータスライス
    を行なうデータスライス手段とを有することを特徴とす
    るディジタル信号再生装置。
JP13261992A 1992-05-25 1992-05-25 ディジタル信号再生装置 Pending JPH05325414A (ja)

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JP13261992A JPH05325414A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 ディジタル信号再生装置

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JPH05325414A true JPH05325414A (ja) 1993-12-10

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