JPH05325187A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH05325187A
JPH05325187A JP15867692A JP15867692A JPH05325187A JP H05325187 A JPH05325187 A JP H05325187A JP 15867692 A JP15867692 A JP 15867692A JP 15867692 A JP15867692 A JP 15867692A JP H05325187 A JPH05325187 A JP H05325187A
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JP
Japan
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recording
defect
optical disk
light
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Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15867692A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Yokoyama
哲男 横山
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報の消去もしくは記録動作と同時に、光デ
ィスクの欠陥を検出し、必要に応じて記録位置を変更す
ることにより、記録情報を確実に保証し、且つ、記録動
作を短時間で行う光ディスク装置を提供する。 【構成】 光ビーム4aの光ディスク1による反射光4
bを受光し、その和信号を欠陥検出回路19に入力して
欠陥を検査する。その検査出力に基づいて、検査箇所が
使用可能か否かを判定し、使用可能な箇所のみを使用す
る。これにより、記録もしくは消去動作後の再生確認す
ることなく、記録情報を保証できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクの欠陥を検
知し、記録箇所が使用可能か否かを判定する機能を有し
た光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、光ディスクは、その出荷時に情報
の記録、再生、消去に対する検査が行われ、欠陥の程度
が所定の基準以下に納まるように品質管理される。しか
しながら、光ディスクを記録媒体として用いる光ディス
ク装置は、一般の室内を含めて様々な環境下で使用さ
れ、しかも、ハードディスク装置のような密閉型ではな
く、使用する度に光ディスクを装脱着するので、場合に
よっては数か月も経たない内に、光ディスクの表面に大
小様々な塵埃が付着したり、扱い方によっては、表面が
傷ついてしまうことがある。また、装置の動作中には、
光ディスクが回転機構によって回転されているので帯電
しやすく、塵埃が付着し易い状態にある。一方、カート
リッジタイプの光ディスクでは、非使用時にはケースに
よって保護されているが、装置内に装填されている時
は、アクセスのために窓部が開口され、光ディスクが一
部露出するので、装置内の塵埃等によって汚染されるこ
とがある。このように、光ディスク装置は、光ディスク
が汚染されたり損傷し易く、外乱の影響を受けやすい構
造となっている。
【0003】光ディスク装置では、光学ヘッドから出射
された光ビームが、光ディスクの透明基板を透過して記
録面へ照射されるので、この透明基板の表面に、レーザ
光の進入を妨げたり、歪めたりする塵埃や傷などのよう
な障害物があると、光ビームの実効出力が局部的に低下
し、適正な記録、再生、もしくは消去動作が行えず、デ
ータエラーが発生することがある。また、使用環境が高
温多湿な状況であれば、光ディスク自体の劣化による障
害が生じることもある。このため、従来の装置では、記
録情報の信頼性を保証するために、記録及び消去動作の
直後に、情報を再生して正誤判定を行い、正確に記録も
しくは消去できたか否かを確認している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
光ディスク装置は、ハードディスク装置等の磁気ディス
ク装置に比べて、ディスクの回転速度が遅く、且つ、光
学ヘッドが重いなどの理由により、アクセスやデータ転
送速度に時間がかかる。さらに、オーバーライト型のも
の以外は、一回の情報記録のためには、消去と記録の2
つの処理を行う必要があり、磁気ディスク装置のように
同時に消去及び記録することができない。その上、上記
のように、消去、記録に続いて再生動作を行っていたの
では、さらに処理速度が遅くなるので、高速な動作を要
求される装置では、上記のような再生確認動作を省くこ
とがあるが、この場合には、記録情報の内容を確実に保
証することができない。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、情報の消去もしくは記録動作と
同時に、光ディスクの欠陥を検出し、必要に応じて記録
位置を変更することにより、記録情報を確実に保証し、
且つ、記録動作を短時間で行う光ディスク装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、ディスクに光ビームを照射して情報を記
録、再生、消去する光ディスク装置において、情報の記
録もしくは消去動作中に、光ビームのディスクによる反
射光を受光してディスクの欠陥の状態を検査する欠陥検
査手段と、その欠陥検査手段の出力に基づいてディスク
上の記録箇所が使用可能か否かを判定する判定手段とを
備えたものである。
【0007】
【作用】上記の構成により、光ビームを照射して情報の
記録もしくは消去動作を行うと同時に、欠陥検査手段に
よってディスクによる光ビームの反射光を受光してディ
スクの欠陥を検査する。その検査出力に基づいて、ディ
スク上の記録箇所が使用可能か否かを判定手段によって
判定し、使用可能な箇所のみを使用する。これにより、
記録もしくは消去動作後の再生確認することなく、記録
情報を保証することができる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図1は、本実施例による光変調方式の光磁気
ディスク装置の基本構成図である。同図において、光磁
気ディスク1は、図示しない回転機構に支持されてい
る。このディスク1の上方には、外部磁界を発生するた
めの磁気ヘッド2が、また、ディスク1の下方には、光
ビーム4aによってディスク1に光学的にアクセスする
光学ヘッド3が、それぞれ設けられている。
【0009】光学ヘッド3には、光ビーム4aを出射す
る半導体レーザ5、その光ビーム4aを平行なビームに
整形するレンズ6とディスク1上に集光するための対物
レンズ7、ディスク1による反射光4bの進路を変える
ためのビームスプリッタ8,9、反射光4bを2つの偏
光成分4d,4eに分別する偏光ビームスプリッタ1
0、反射光4bからの分岐光4cを受けるサーボ用光検
出器11や信号処理用の光検出器12,13、及び、そ
れらの光検出器にそれぞれ光4c,4d,4eを集光す
るレンズ14,15,16が配設されている。また、光
検出器12,13は、減算アンプ17、加算アンプ18
に接続されており、さらに、加算アンプ18は欠陥検出
回路19に接続されている。この欠陥検出回路19は、
コンパレータ20及びカウンタ21により構成されてい
る。
【0010】上記の構成による欠陥の検出及び判定動作
について述べる。磁気ヘッド2から発生された外部磁界
の作用下で、半導体レーザ5から出射されたレーザ光
が、レンズ6によって平行な光ビーム4aに整形され、
ビームスプリッタ8を透過した後、対物レンズ7によっ
てディスク1の記録面上に集光される。そして、光ビー
ム4aのディスク1による反射光4bは、対物レンズ7
によって往路と同様の平行光に戻されて光学ヘッド3内
に入射し、ビームスプリッタ8に反射して、その進路を
直角方向に導かれる。さらに、次にあるビームスプリッ
タ9によって、反射光4bから光4cが分岐され、その
光4cは、レンズ14を介してサーボ用光検出器11に
受光されてフォーカシングやトラッキングの制御に用い
られる。
【0011】続いて、反射光4bは、偏光ビームスプリ
ッタ10によって2つの偏光成分の光4d,4eに分け
られ、それぞれレンズ15,16を介して光検出器1
2,13に受光される。光検出器12,13は、光4
d,4eの強度に応じた受光信号を出力し、その出力信
号が、アンプ17,18にて、それぞれ減算及び加算さ
れ、減算アンプ17からは差動信号A、加算アンプ18
からは和信号Bが生成される。2つの信号のうち、差動
信号Aは記録や再生時に用いられるので、本実施例で
は、和信号Bを用いてディスク1の欠陥を検出するよう
にした。光磁気ディスクに限らず、光ディスクの欠陥の
ほとんどのものは、光の反射率の変化として観測できる
ので、前記和信号に基づいて判定することにより、欠陥
を検出することが可能である。ここで適用したような、
反射率の変化に基づいてディスクの欠陥を検出する方法
は、既に数多く提案されている一般的なものである。
【0012】図2(a)は和信号Bの出力例であり、同
図(b)は、その和信号Bを受けたコンパレータ20か
ら出力される欠陥パルス信号(後述)の波形図である。
前述したように、ディスク1に欠陥があると、その反射
率が変化するため、和信号Bは、グランドレベルよりも
高い、もしくは、低いレベルで出力される。従って、実
際のデータエラーの発生タイミングと欠陥が有ることを
表す信号、すなわち欠陥パルス信号とが対応するよう
に、予め、コンパレータ20に、適切な検出レベルを設
定しておけば、和信号Bに基づいて欠陥の有無を検出す
ることができる。例えば、同図(a)に示すように、検
出レベルをL1に設定した場合は、和信号Bがグランド
レベルからレベルL1の範囲を越えた時間T1,T2,
T2に、欠陥パルス信号を生成する。そして、欠陥パル
ス信号が示す欠陥長、欠陥位置、欠陥数を、カウンタ2
1によって測定し、その測定結果を、予め設定しておい
た誤り検出基準と照合することにより、検査したディス
ク1の記録箇所が使用可能であるか否かを判定すること
ができる。
【0013】以上に説明したように、光磁気ディスク装
置において、情報を記録する前の消去動作中に、光検出
器12,13の和信号Bの出力レベルを検知することに
より、ディスク1の欠陥を検査することができ、必要に
応じて、欠陥箇所へ情報を記録する動作を中断したり、
他の記録箇所へ記録するように変更することにより、障
害発生を防止し、処理の無駄を省くことが可能となる。
また、予め、記録箇所を検査してから記録するので、記
録後に再生確認することなく記録情報を保証することが
できる。
【0014】なお、本実施例では、光変調方式の光磁気
ディスク装置を例にしたが、これに限らず、磁界変調方
式や、他の光ディスク装置であっても、一定出力の光ビ
ームを用いて記録する場合には、同様に、和信号の出力
レベルに基づいてディスクの欠陥を検知することができ
る。さらに、欠陥検出に用いる信号は、和信号に限ら
ず、ディスクの反射率の変化を検知できるものであれ
ば、他の出力信号を用いてもよく、また、欠陥検出のタ
イミングも記録動作の直前に限るものではない。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明の光ディスク装置に
よれば、情報の記録もしくは消去中に、ディスクの記録
箇所の欠陥を検査することにより、記録情報を再生確認
することなく、その内容を保証することが可能となる。
また、必要に応じて、欠陥箇所へ情報を記録する動作を
中断したり、他の記録箇所へ記録するように変更するこ
とにより、処理の無駄を省くことができ、装置の処理能
力を向上させ、有効稼働率が高められる。さらに、従来
の装置では、記録情報の信頼性と処理速度とは、相反す
るものであったが、本発明により、これらを両立させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による光磁気ディスク装置の
基本構成図である。
【図2】(a)は光検出器の和信号、(b)は欠陥パル
ス信号の波形図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 3 光学ヘッド 4a 光ビーム 4b 光ビームの反射光 4c,4d,4e 反射光の分岐光 12 光検出器 13 光検出器 18 加算アンプ 19 欠陥検出回路 20 コンパレータ 21 カウンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクに光ビームを照射して情報を記
    録、再生、消去する光ディスク装置において、情報の記
    録もしくは消去動作中に、前記光ビームの該ディスクに
    よる反射光を受光して該ディスクの欠陥の状態を検査す
    る欠陥検査手段と、その欠陥検査手段の出力に基づいて
    該ディスク上の記録箇所が使用可能か否かを判定する判
    定手段とを備えたことを特徴とする光ディスク装置。
JP15867692A 1992-05-25 1992-05-25 光ディスク装置 Withdrawn JPH05325187A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15867692A JPH05325187A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 光ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15867692A JPH05325187A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05325187A true JPH05325187A (ja) 1993-12-10

Family

ID=15676936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15867692A Withdrawn JPH05325187A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 光ディスク装置

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JP (1) JPH05325187A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009252339A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Hitachi Ltd 光情報記録再生装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009252339A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Hitachi Ltd 光情報記録再生装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803