JPH0532463Y2 - - Google Patents

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JPH0532463Y2
JPH0532463Y2 JP1063087U JP1063087U JPH0532463Y2 JP H0532463 Y2 JPH0532463 Y2 JP H0532463Y2 JP 1063087 U JP1063087 U JP 1063087U JP 1063087 U JP1063087 U JP 1063087U JP H0532463 Y2 JPH0532463 Y2 JP H0532463Y2
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JP
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container
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hole
cap
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JP1063087U
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は湿潤物収容用容器に係り、特にウエツ
トテツシユの収容に適した容器に関する。
〔従来の技術〕
一般に、ウエツトテツシユ等の湿潤物を収容す
るための容器としては例えば実開昭59−6994号公
報に記載されているものが知られている。
これは第5図に示すように、容器本体20の口
部21にキヤツプ体22が螺合されるようになつ
ており、このキヤツプ体22には蓋体23がロツ
ク可能でしかも開閉自在に設けられている。
キヤツプ体22には天板24が設けられてお
り、この天板24の外周側には略垂直な壁部25
が形成され、この壁部25の上端でキヤツプ体2
2に接続されている。また前記天板24には孔部
26が穿設されており、内部に収容したウエツト
テツシユの先端を露出させるようになつている。
前記蓋体23の裏面には前記壁部25に密接す
る環状壁部27が突設されており、蓋体23の閉
時にはこの環状壁部27が壁部25に密接して気
密が図られるようになつている。
このように蓋体23の密閉性を高めることによ
つて内部に収容したウエツトテツシユの先端を乾
きにくくしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように、前記した従来のものにおいては、
構造上ウエツトテツシユの先端を乾きにくくする
ための対策が施されてはいる。
しかし、蓋体23はコスト面や成型の容易性か
らキヤツプ体22と同系統の樹脂で形成されるこ
とが多く、また、一般にこのような樹脂はガスバ
リアー性が低いものであるため、ウエツトテツシ
ユの先端が乾き易く使用感が悪化する虞れがあ
る。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、ウ
エツトテツシユ等の湿潤紙の乾燥を防止するよう
にした湿潤物収容用容器とすることを技術的課題
とする。
〔問題点を解決するための手段〕 本考案は前記技術的課題を解決するために、湿
潤紙1を収容する容器本体2の口部3にキヤツプ
部4を取り付け、このキヤツプ部4に孔部5を形
成するとともに、この孔部5及び孔部5から露出
した湿潤紙1を密封状態に覆う開閉自在の蓋体6
を有する湿潤紙収容用容器において、前記蓋体6
をポリアミドで形成した。
〔作用〕
ポリアミド製の蓋体は吸湿性を有しており、周
囲の水分を吸収して常時湿潤状態にあり、しかも
空気は透過しない。このためキヤツプ部内の湿潤
紙が乾燥することはない。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づい
て説明する。
容器本体2は有底筒状に形成されており、内部
に湿潤紙(所謂ウエツトテイシユ)1を収容する
ようになつている。
この容器本体2の口部3にはキヤツプ部4が取
り付けられている。このキヤツプ部4は容器本体
2と同径の円筒に天板4aを設けた形状になつて
おり、天板4aの略中央部に凹部4bが形成さ
れ、その底部に湿潤紙1の一部を露出させる孔部
5が形成されている。
この孔部5の周囲には4方にスリツト5aが形
成されており、湿潤紙1を取り出し易いようにな
つている。
また、天板4aの一縁部から対向する縁部にか
けては帯状の段状凹部4cが形成されており、こ
の段状凹部4cは凹部4bに対応した位置に設け
られているとともに、その幅は前記凹部4bより
も少許狭くなつている。また、この段状凹部4c
の奥部には溝4dが形成されている。
前記キヤツプ部4には孔部5及び孔部5から露
出した湿潤紙1を覆うポリアミド製の蓋体6が設
けられており、この蓋体6は蓋体支持板7により
開閉自在に支持されている。蓋体6は円形をなし
ており、その底部6aは中ぐりされて弾力性をも
たせてある。また蓋体6の上部には係止頭部の径
が基部よりも大きい係止突起6bが形成されてい
る。
前記蓋体支持板7は段状凹部4c内に係合する
よう段状凹部4cと同様の形状に形成されてお
り、その一端7dは天板4aの一縁部から少許突
出するようになつている。また、蓋体支持板7の
他端7eは前記溝4dに嵌合する嵌合突起7aが
形成されているとともに、スリツトを形成するこ
とによつて、開時にキヤツプ部4に当接する当接
部7b,7bが形成されている。
さらに蓋体支持板7には前記係止突起6bが貫
通する孔部7cが形成されている。
蓋体6の素材であるポリアミド樹脂(ナイロン
12)は吸湿性に優れ、周囲の水分を吸収して常
時湿潤状態を保ち、また、ガスバリアー性に優れ
空気を透過させず、耐摩耗性や耐寒性も良好であ
る。したがつて、この蓋体6を凹部4bに嵌入し
密接すると、孔部5から露出した湿潤紙1の水分
が容器の外部に蒸散することがなく、湿潤紙1の
乾燥を防止できて、湿潤紙1の使用感が良好にな
る。
第3図及び第4図は他の実施例を示し、容器本
体2、キヤツプ部4及び蓋体支持板7を角型に形
成するとともに、前記蓋体支持板7をヒンジ7f
と、キヤツプ部4側に設けた軸4fとにより開閉
自在に支持せしめたものである。
前記蓋体支持板7の前縁下部にはテーパー部7
jが形成され、また、その近傍には係合突起7g
が形成されている。
さらに、蓋体支持板7の中央には山部7hは形
成され、この山部7hの下面には蓋体6を所定位
置で押圧するための凹部7iが形成されている。
一方、キヤツプ部4の前縁には凹所4hが形成
されており、その奥部には前記係合突起7gに係
合する係合突部4gが形成されている。
また、凹所4hの底部には弾性板4eが立設さ
れており、この弾性板4eを押圧するとその頂部
で前記テーパー部7jを押圧し開蓋するようにな
つている。
なお、前記した湿潤紙は紙製に限るものではな
く、不織布やガーゼのようなものであつてもよい
のは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、蓋体をポリアミドで形成した
ので、蓋体は周囲の水分を吸収して常時湿潤状態
にあり、しかも空気は透過しない。
このためキヤツプ部内の湿潤紙が乾燥すること
はなく使用感が良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の実施例を示し、
第1図は一実施例を示す分解斜視図、第2図はそ
の断面図、第3図は他の実施例を示す分解斜視
図、第4図はその断面図、第5図は従来の湿潤物
収容用容器を示す部分的断面図である。 1……湿潤紙、2……容器本体、3……口部、
4……キヤツプ部、5……孔部、6……蓋体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 湿潤紙1を収容する容器本体2の口部3にキヤ
    ツプ部4を取り付け、このキヤツプ部4に孔部5
    を形成するとともに、この孔部5及び孔部5から
    露出した湿潤紙1を密封状態に覆う開閉自在の蓋
    体6を有する湿潤紙収容用容器において、 前記蓋体6がポリアミドで形成されていること
    を特徴とする湿潤紙収容用容器。
JP1063087U 1987-01-27 1987-01-27 Expired - Lifetime JPH0532463Y2 (ja)

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JP1063087U JPH0532463Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27

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JP1063087U JPH0532463Y2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27

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JPS63120888U JPS63120888U (ja) 1988-08-04
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JPS63120888U (ja) 1988-08-04

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