JPH053245Y2 - - Google Patents

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JPH053245Y2
JPH053245Y2 JP6235287U JP6235287U JPH053245Y2 JP H053245 Y2 JPH053245 Y2 JP H053245Y2 JP 6235287 U JP6235287 U JP 6235287U JP 6235287 U JP6235287 U JP 6235287U JP H053245 Y2 JPH053245 Y2 JP H053245Y2
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JP
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nozzle
opening
recess
top wall
periphery
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばフケ、カユミを抑える薬効成
分を含有した薬剤又は整髪料等を内容液としたエ
アゾール容器において、該容器外に突出する開閉
弁のノズルに嵌着されるエアゾール噴霧器の噴霧
ヘツドに関する。
(従来の技術) 例えば、エアゾール噴霧器の噴霧ヘツドとして
は、エアゾール容器外に突出した開閉弁のノズル
に嵌着され、頂壁を頭部に押し付けて使用される
ものがある。従来、頂壁には前記ノズルに連通す
る一個の噴出口がノズルの突出方向に開口され、
噴出口の開口周縁からは噴出口の径外方向に複数
の溝が形成されている。そして、噴霧ヘツドの頂
壁を頭部に押し付けることにより、ノズルがエア
ゾール容器内に押圧されて開閉弁が開放され、エ
アゾール容器内の内容液がミストとなつてノズル
から噴出され、ミストは噴出口から頭部へ噴射さ
れる構成とされている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来の噴霧ヘツドにはノズルの突出方向に
開口された噴出口が1個しか形成されていないの
で、ノズル2から噴出されたミストは頭部の比較
的狭範囲に集中して噴射される。この結果、噴射
されたミストは頭皮上で再び液状となり頭皮上を
流れ伝わることがあり、特に、内容液が刺激を伴
うものであれば刺激が強すぎるということがあ
る。
そこで、噴出口を多数個設けることが考えられ
るが、単に噴出口を多数個設けるだけでは、ノズ
ルから噴出されたミストが均等に各噴出口から噴
射されない。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記問題点に鑑みて案出されたもの
で、多数個の噴出口を設けて、ノズルから噴出さ
れたミストを、比較的広範囲に分散させ、且つ各
噴出口から均等に噴射させ得るエアゾール噴霧器
の噴霧ヘツドを提供することを目的とし、その目
的を達成するために講じた技術的手段は、エアゾ
ール容器1外に突出する開閉弁のノズル2に嵌着
される噴霧ヘツドであつて、その頂壁6の裏面の
略中央から突出してその突出端部がノズル2の端
部に嵌合する柱状突部7と、その突部7を包囲す
るように頂壁周縁から延設された筒状周壁8との
間に空間部9が形成されたものにおいて、 前記頂壁6には、円形状開口部12を有しその
開口部12周縁からノズル2に向けて先窄まりと
されその先端が連通路11を介してノズル2に連
通された凹部13が形成され、裏面に前記凹部1
3の表面形状に沿つて突出されて凹部13との間
に流通間隙17を形成する突出部16が設けられ
た蓋体15が前記開口部12を閉塞すべく開口部
12周縁に嵌合固着され、凹部13の開口部12
周縁から径外方向に複数の溝18が設けられ、こ
の溝18の一端は流通間隙17に連通して噴出口
19とされ、他端は外部に開放され、溝18の底
部20には前記空間部9に連通する空気流通孔2
1が形成された点にある。
(作用) 本考案に係るエアゾール噴霧器を使用するに際
し、先ずエアゾール容器1を手でつかんで噴霧ヘ
ツド5の頂壁6を使用者の頭部に押し付けると、
ノズル2がエアゾール容器1内方に押圧されて開
閉弁が開放される。すると、容器1内の内容液が
ノズル2からミストとなつて噴出され、その噴出
されたミストは連通路11を通り、凹部13と突
出部16との間に形成された流通間隙17に沿つ
て均等に拡開分散され、その均等分散されたミス
トは複数の溝18に案内されて比較的広範囲に噴
霧されて頭部に吹き付けられる。また、溝18内
を通るミストによつて、空間部9内の空気は空気
流通孔21を介して吸引され、吸引された空気は
ミストの中に混ざり、噴霧粒子が分散される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図及び第2図に示
す図面に基いて説明する。
1はエアゾール容器で、第1図に示すように、
容器1の上端面からは開閉弁のノズル2が上方に
突設されている。ノズル2は上方に開口され、且
つ外方に押圧付勢されている。そして、ノズル2
を押圧付勢に抗して容器1の内方に押圧すること
により、開閉弁が開放されて容器1内の内容液が
ノズル2からミストとなつて噴出される構成とさ
れている。
エアゾール容器1の上端部には周縁に上向きの
環状溝3を有する筒体4が装着されている。
5は噴霧ヘツドで、ノズル2の上端部に嵌着さ
れ、使用者の頭部に押し付けることによりノズル
2を押圧するものである。噴霧ヘツド5はABS
樹脂等の合成樹脂材料より成り、平面視円形の頂
壁6と、頂壁6の裏面の略中央部から下方に突出
する柱状の突部7と、頂壁6の周縁から下方に延
設されて突部7を包囲する円筒状の周壁8とを備
えて成る。そして、突部7と周壁8との間は空間
部9とされている。
前記突部7の下端部には上下方向に嵌合穴10
が形成され、この嵌合穴10がノズル2の上端部
に外嵌され、周壁8の下端部は環状溝3上部内に
遊嵌されている。嵌合穴10の底部からは上方に
向けて末広がり状とされた連通路11が形成さ
れ、この連通路11の下端は嵌合穴10より径小
とされ、嵌合穴10の底部中央に連通されること
により、ノズル2に連通されている。
頂壁6の上端面は上方に湾曲状とされ、上方に
開口する円形状開口部12を有する凹部13が形
成されている。この凹部13は下方に向けて先窄
まりとされたラツパ状に形成され、その先端部は
前記連通路11の上端に連通されている。前記開
口部12の周縁には一段凹設された嵌着部14が
全周に亘つて形成されている。この嵌着部14に
は平面視円形の蓋体15が嵌合固着されて、開口
部12が閉塞されている。この蓋体15の上面は
上方に湾曲状とされ、裏面には凹部13の表面形
状に沿つて下方に向けて先窄まりとされた突出部
16が形成されている。この突出部16は凹部1
3から略一定距離隔てられて、突出部16と凹部
13との間に流通間隙17が形成されている。
前記開口部12の周縁から径外方向に図例では
略90°の間隙をおいて4個の溝18が形成され、
この溝18の一端は流通間隙17に連通され、こ
の連通部分が噴出口19とされている。溝18の
他端は外部に開放されている。
前記各溝18の底部20には前記空間部9に連
通する空気流通孔21が同一円周上に形成されて
いる。また頂壁6の空気流通孔21と同一円周上
で且つ溝18間には、空気流通孔21より径大と
された空気吸入孔22が形成され、この空気吸入
孔22は空間部9に連通されている。したがつ
て、ノズル2から噴出されたミストが連通路11
及び流通間隙17を通つて噴出口19から噴射さ
れる際、溝18内を通るミストによつて空間部9
内の空気が吸引され、その吸引される空気の代わ
りに空気吸入孔22から空気が空間部9内に取入
れられる。なお、前記空気吸入孔22は周壁8に
形成されても良い。
(考案の効果) 本考案によれば、ノズル2から噴出されたミス
トは連通路11を通り、流通間隙17を通つて均
等に拡開分散され、その均等分散されたミストは
複数の溝18に案内されて比較的広範囲に噴霧さ
れて頭部に吹き付けられる。また、ミストを案内
する溝18の底部20に、空間部9に連通する空
気流通孔21が形成されたことにより、溝18内
を通過するミストによつて、空間部9内の空気は
空気流通孔21を介して吸引され、この吸引され
た空気はミストの中に混ざり、噴霧粒子が分散さ
れる。これらにより、従来のように、ミストが頭
部の比較的狭い範囲に集中して噴射されて、頭皮
上で再び液状となり頭皮上を流れ伝わることがな
く、特に、内容液が刺激を伴うものである場合、
頭皮に対して刺激が強すぎるということもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示しており、第1図は
第2図のA−A線矢視断面図、第2図は平面図で
ある。 1……エアゾール容器、2……ノズル、5……
噴霧ヘツド、6……頂壁、7……突部、8……周
壁、9……空間部、11……連通路、12……開
口部、13……凹部、15……蓋体、16……突
出部、17……流通間隙、18……溝、20……
底部、21……空気流通孔、22……空気吸入
孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エアゾール容器1外に突出する開閉弁のノズル
    2に嵌着される噴霧ヘツドであつて、その頂壁6
    の裏面の略中央から突出してその突出端部がノズ
    ル2の端部に嵌合する柱状突部7と、その突部7
    を包囲するように頂壁周縁から延設された筒状周
    壁8との間に空間部9が形成されたものにおい
    て、 前記頂壁6には、円形状開口部12を有しその
    開口部12周縁からノズル2に向けて先窄まりと
    されその先端が連通路11を介してノズル2に連
    通された凹部13が形成され、裏面に前記凹部1
    3の表面形状に沿つて突出されて凹部13との間
    に流通間隙17を形成する突出部16が設けられ
    た蓋体15が前記開口部12を閉塞すべく開口部
    12周縁に嵌合固着され、凹部13の開口部12
    周縁から径外方向に複数の溝18が設けられ、こ
    の溝18の一端は流通間隙17に連通して噴出口
    19とされ、他端は外部に開放され、溝18の底
    部20には前記空間部9に連通する空気流通孔2
    1が形成されたことを特徴とするエアゾール噴霧
    器の噴霧ヘツド。
JP6235287U 1987-04-23 1987-04-23 Expired - Lifetime JPH053245Y2 (ja)

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JP6235287U JPH053245Y2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23

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JP6235287U JPH053245Y2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23

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Publication Number Publication Date
JPS63168055U JPS63168055U (ja) 1988-11-01
JPH053245Y2 true JPH053245Y2 (ja) 1993-01-26

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JPS63168055U (ja) 1988-11-01

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