JPH05324491A - データ分散格納方法 - Google Patents

データ分散格納方法

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JPH05324491A
JPH05324491A JP4148056A JP14805692A JPH05324491A JP H05324491 A JPH05324491 A JP H05324491A JP 4148056 A JP4148056 A JP 4148056A JP 14805692 A JP14805692 A JP 14805692A JP H05324491 A JPH05324491 A JP H05324491A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】異なる地域に設置した記録装置に貴重なデータ
を分散して格納するデータ分散格納方法において、記録
に要するデータ量を低減し得るデータ分散格納方法を提
供する。 【構成】記録データを所定のデータ単位毎に分割してパ
リティデータ列を生成し、このデータ単位及びパリティ
データ列を組にして異なる記録装置に分散して格納す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なる地域に設置した
記録装置に貴重なデータを分散して格納することによ
り、このデータを安全に保存するデータ分散格納方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、銀行等で処理するデータにおいて
は、これが損なわれると重大な社会問題等に発展するこ
とから、定期的にバックアップすることによりシステム
全体の信頼性を向上するようになっている。さらにこの
バックアップしたデータにおいては、1箇所だけでな
く、複数箇所に重複してかつ分散して保存するようにな
され、これによりこの種のデータ処理システムにおいて
は、1箇所のバックアップデータが損なわれても、他の
箇所のデータを使用してシステムをバックアップし得る
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのようにバ
ックアップデータを重複して保存する場合、システム全
体として冗長度が大きくなり、その分保存するデータ量
が大きくなるという問題があった。この冗長度は、次式
で表されることになり、例えば2箇所でデータを重複し
て保存する場合、冗長度は 100〔%〕になる。
【0004】
【数1】
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、データを分散して保存する場合にそのデータ量を低
減することができるデータ分散格納方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、第1の本発
明にあつては、記録データを所定単位のデータ群に分割
し、データ群毎にパリティデータ列を生成し、データ群
及びパリティデータ列を組にして異なる記録装置に分散
して格納することにより、達成される。
【0007】さらに上記目的は、第2の本発明にあつて
は、データ群は、所定バイトであり、パリティデータ列
は、リードソロモン符号によるパリティチェック行列で
あることにより、達成される。
【0008】さらに第3の本発明にあつては、異なる記
録媒体においては、データ群及びパリティデータ列に更
にパリティを付加して格納することにより、達成され
る。
【0009】
【作用】上述した構成によれば、分散して格納したデー
タの1つが得られない場合でも、他のデータ群のパリテ
ィデータ列を使用して損なわれたデータを再現すること
ができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様の限られるものではない。
【0011】図1は、本発明に係るデータ処理システム
の一実施例を示すブロツク図である。図において、デー
タ処理システム1は、主のプロセッサMの処理データを
バス2を介してシリアル伝送し、これによりN+M個の
副のプロセッサS1〜SN+Mを介してこの処理データ
をデータ記録装置に分散して記録する。ここで副のプロ
セッサS1〜SN+Mは、異なる地方にそれぞれ配置さ
れ、これにより地震等の天災等によって、一箇所のプロ
セッサS1〜SN+Mが動作を停止した場合でも、残り
のプロセッサS1〜SN+Mは動作し得るようになって
いる。
【0012】すなわち、主及び副のプロセッサM、S1
〜SN+Mは、マイクロプロセッサ(MPU)6、8で
それぞれ動作を制御するようになされたマイクロプログ
ラム制御のプロセッサで、互いに同期して動作するよう
になっている。さらに主及び副のプロセッサM、S1〜
SN+Mは、それぞれデータ入力レジスタ(DI)10
及び12を介して、必要に応じてデータバス2からデー
タを入力し得るようになされ、このデータに付加された
パリティ符号をパリティチェック回路(PC)14、1
6でパリティチェックすることにより、誤り訂正するこ
とが困難なビット誤りの場合、バス2にデータ再送要求
を送出する。
【0013】この場合主及び副のプロセッサM、S1〜
SN+Mは、バス2を介して得られ伝送対象からの応答
いかんによつては、また誤り訂正し得る範囲のビット誤
りについては、マイクロプロセッサ6、8でビット誤り
を訂正してデータを再現した後、必要に応じて外部記憶
装置等に出力する。このデータ出力の際、主及び副のプ
ロセッサM、S1〜SNは、所定のパリティデータを付
加して外部記憶装置にデータを記録し、これにより一旦
保存したデータを確実に再現し得るようになっている。
【0014】さらに主及び副のプロセッサM、S1〜S
N+Mは、パリティビット付加回路(PG)18、22
を介してバス2に所望のデータを送出し得るようになさ
れ、このデータ送出の際、パリティビット付加回路(P
G)18、22で所望のパリティデータを付加して出力
するようになっている。
【0015】かくして、主及び副のプロセッサM、S1
〜SN+Mは、それぞれバス2を介してデータを入出力
し得るようになされ、このときパリティデータを付加し
てデータを出力すると共に、ビット訂正し得るようにな
され、伝送されたデータを外部記録装置に格納する際、
さらにパリティデータを付加して出力するようになって
いる。
【0016】このデータの入出力において、主のプロセ
ッサMのデータを分散格納する場合、主のプロセッサM
は、図2に示すように、伝送に供する原情報データを所
定単位毎に分割し、これによりN個のデータ群A1 (a
11、a12、……、a1L)、A2 (a21、a22、……、a
2L)、……、AN (aN1、aN2、……、aNL)を生成す
る。
【0017】さらに次式を満足するように、主のプロセ
ッサMは、各データ群A1 (a11、a12、……、
1L)、A2 (a21、a22、……、a2L)、……、AN
(aN1、a N2、……、aNL)を縦方向に並べて、この縦
方向に連続するパリティデータ列P1 (p11、p12、…
…、p1L)、P2 (p21、p22、……、p2L)、……、
M(pM1、pM2、……、pML)を生成する。
【0018】
【数2】
【0019】なお、ここでH1 は、M行(N+M)列の
リードソロモン符号パリティ検査行列である。このよう
にして生成したN+M個のデータ群A1 (a11、a12
……、a1L)、A2 (a21、a22、……、a2L)、…
…、AN (aN1、aN2、……、aNL)及びパリティデー
タ列P1 (p11、p12、……、p1L)、P2 (p21、p
22、……、p2L)、……、PM (pM1、pM2、……、p
ML)について、主のプロセッサMは、所定のプロトコル
に従つて順次副のプロセッサS1〜SN+Mに送出す
る。
【0020】これによりデータ処理システム1において
は、保存を要する貴重なデータと誤り訂正用のパリティ
データとを分散して各地域の記録装置に記録するように
なされ、これにより記録に要するデータ量を低減し得る
ようになっている。副のプロセッサS1〜SN+Mにお
いては、伝送されたデータ群A1 (a11、a12、……、
1L)、A2 (a21、a22、……、a2L)、……、AN
(aN1、aN2、……、aNL)及びパリティデータ列P1
(p11、p12、……、p1L)、P2(p21、p22、…
…、p2L)、……、PM (pM1、pM2、……、pML)に
ついて、伝送路で付加された誤り検出処理を実行し、こ
こで誤りが検出されない場合、所定の外部記憶装置に記
録する。
【0021】このとき誤りが検出されると、主のプロセ
ッサMに再送要求を送出し、再び伝送されたデータつい
て誤り検出処理した後、外部記憶装置に記録する。この
外部記憶装置にデータを格納する際、図3に示すよう
に、副のプロセッサS1〜SN+Mにおいては、それぞ
れ伝送されたデータに対してKバイトのパリティデータ
(q11、q12、……、q1K)、(q21、q22、……、q
2K)、……、(qN1、qN2、……、qNK)、(qN+11
N+12、……、qN+1K)、(qN+21、qN+22、……、q
N+2K)、……、(qN+M1、qN+M2、……、qN+MK)を生
成し、このパリティデータを併せて記録する。
【0022】すなわち各副のプロセッサS1〜SN+M
においては、それぞれ次式の演算処理を実行して、伝送
されたデータを所定の外部記憶装置に格納する。
【0023】
【数3】
【0024】ここでH2 は、K行(L+K)列のリード
ソロモン符号パリティ検査行列である。これによりデー
タ処理システム1においては、保存を要するデータにつ
いて全体として積符号形式でパリティデータを付して分
散して保存するようになっている。従つてデータ処理シ
ステム1においては、何れかの地区の副のプロセッサS
1〜SN+Mの動作が停止した場合でも、残りの地区の
副のプロセッサS1〜SN+Mから得られるエラーフラ
グに基づいて誤り訂正処理を実行することにより、停止
した副のプロセッサS1〜SN+Mに割当されたデータ
を再現することができる。
【0025】このようにパリティ符号を積符号の形式で
付加した場合、同時にM台の副のプロセッサS1〜SN
+Mが動作を停止した場合まで誤り訂正し得、これによ
り保存に要するデータ量を低減して確実に所望のデータ
を保存することができる。すなわち各副のプロセッサS
1〜SN+Mは、主のプロセッサMからデータ読み出し
のコマンドが送出されると、所定のプロトコルに従つて
外部記憶装置に保存したデータを送出する。
【0026】このとき各副のプロセッサS1〜SN+M
は、記録時に付加したパリティデータに基づいて誤り検
出処理を実行し、誤り訂正し得ない場合、又はデータを
送出し得ない場合、エラーフラグを送出する。これに応
動して主のプロセッサMは、各副のプロセッサS1〜S
N+Mから伝送されたデータを取り込んだ後、伝送時に
付加した伝送路でのパリティデータに基づいて誤り検出
処理を実行する。
【0027】ここで誤り検出された場合、又は副のプロ
セッサS1〜SN+Mからエラーフラグが伝送された場
合、主のプロセッサMは、誤り検出結果及びこのエラー
フラグに基づいて誤り訂正処理を実行し、これにより一
旦分散格納したデータを再現する。
【0028】以上の構成によれば、保存を要するデータ
に積符号形式でパリティデータを付加して分散して保存
することにより、分散保存したデータの一部を欠いた場
合でも、このパリティデータに基づいてデータを再現し
得、これにより記録に要するデータ量を低減して貴重な
データを確実に保存することができる。なお上述の実施
例においては、副のプロセッサS1〜SN+Mからデー
タを送出する際、誤り検出処理を実行してエラーフラグ
を送出する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、完全に副のプロセッサS1〜SN+Mが動作を停止
した場合、手動でエラーフラグを送出するようにしても
よい。
【0029】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、記録デー
タを所定単位のデータ単位毎に分割してパリティデータ
列を生成し、このデータ単位及びパリティデータ列を組
にして異なる記録装置に分散して格納することにより、
例えば記録装置の一部が動作を停止して記録データの一
部を欠く場合でも、その欠いた記録データを再現し得、
これによりデータ量を低減して貴重なデータを確実に保
存することができるデータ分散格納方法を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ処理装置の一実施例を示す
ブロツク図である。
【図2】そのデータ送出動作の説明に供する図表であ
る。
【図3】そのデータ記録動作の説明に供する図表であ
る。
【符号の説明】
1 データ処理装置 2 バス 6、8 マイクロプロセッサ M 主のプロセッサ S1〜SN+M 副のプロセッサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録データを所定単位のデータ群に分割
    し、 上記データ群毎にパリティデータ列を生成し、 上記データ群及び上記パリティデータ列を組にして異な
    る記録装置に分散して格納することを特徴とする、デー
    タ分散格納方法。
  2. 【請求項2】前記データ群は、所定バイトであり、 前記パリティデータ列は、リードソロモン符号によるパ
    リティチェック行列であることを特徴とする、請求項1
    に記載のデータ分散格納方法。
  3. 【請求項3】前記異なる記録媒体においては、前記デー
    タ群及びパリティデータ列に更にパリティを付加して格
    納することを特徴とする、請求項2に記載のデータ分散
    格納方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005234883A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Nec Corp 記憶装置のデータ書き込み、読み出し方法およびデータ記憶システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005234883A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Nec Corp 記憶装置のデータ書き込み、読み出し方法およびデータ記憶システム
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