JPH05324251A - 監視制御システム - Google Patents
監視制御システムInfo
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- JPH05324251A JPH05324251A JP4134020A JP13402092A JPH05324251A JP H05324251 A JPH05324251 A JP H05324251A JP 4134020 A JP4134020 A JP 4134020A JP 13402092 A JP13402092 A JP 13402092A JP H05324251 A JPH05324251 A JP H05324251A
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】指定すべき選択項目を階層化してユーザーによ
る指定に応じて動的に選択項目の表示を変更することに
より、効率的でコンパクトなデータの表現をユーザーに
提供できるようにしたグラフィック監視制御システムを
提供する。 【構成】機器の所在と状態を指定するための選択項目を
表示する順位が階層的に表現された階層テーブルをリレ
ーショナルデータベース内に格納し、ユーザーによる選
択項目の指定と階層テーブルに基づいて監視制御パネル
の表示を動的に変更するように構成した。階層テーブル
はユーザーにより選択自在とする。 【効果】不必要な選択項目が画面上の制御パネルに表示
されることはなく、予め階層化された順序で指定すべき
選択項目が効率良く表示されるので、操作性が高くな
る。また、階層テーブルを選択自在とすることにより柔
軟性が高くなる。
る指定に応じて動的に選択項目の表示を変更することに
より、効率的でコンパクトなデータの表現をユーザーに
提供できるようにしたグラフィック監視制御システムを
提供する。 【構成】機器の所在と状態を指定するための選択項目を
表示する順位が階層的に表現された階層テーブルをリレ
ーショナルデータベース内に格納し、ユーザーによる選
択項目の指定と階層テーブルに基づいて監視制御パネル
の表示を動的に変更するように構成した。階層テーブル
はユーザーにより選択自在とする。 【効果】不必要な選択項目が画面上の制御パネルに表示
されることはなく、予め階層化された順序で指定すべき
選択項目が効率良く表示されるので、操作性が高くな
る。また、階層テーブルを選択自在とすることにより柔
軟性が高くなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はリレーショナルデータベ
ースとグラフィカルユーザーインターフェイスを組み合
わせて実現される階層化された動的なグラフィック表示
機能を有する監視制御システムに関するものであり、例
えば、インテリジェントビルディングにおける防災シス
テムに利用されるものである。
ースとグラフィカルユーザーインターフェイスを組み合
わせて実現される階層化された動的なグラフィック表示
機能を有する監視制御システムに関するものであり、例
えば、インテリジェントビルディングにおける防災シス
テムに利用されるものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ＧＵＩ（Ｇｒａｐｈｉｃａｌ Ｕ
ｓｅｒ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）と呼ばれるユーザーイン
ターフェイスが広く普及している。これは、コンピュー
タとオペレータとの間のユーザーインターフェイスであ
り、特にマウスなどのポインティングデバイスを用いて
プルダウンメニューやウィンドウ、アイコンなどのグラ
フィカルな部品群を操作して行うユーザーインターフェ
イスを指すものである。
ｓｅｒ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）と呼ばれるユーザーイン
ターフェイスが広く普及している。これは、コンピュー
タとオペレータとの間のユーザーインターフェイスであ
り、特にマウスなどのポインティングデバイスを用いて
プルダウンメニューやウィンドウ、アイコンなどのグラ
フィカルな部品群を操作して行うユーザーインターフェ
イスを指すものである。
【０００３】このＧＵＩを、リレーショナルデータベー
スを用いたインテリジェントビルディングの監視制御シ
ステムに導入すれば、ビルディング内の各フロアにおけ
る防災機器や空調負荷、照明負荷などの状態を視覚的に
把握することができ、非常に優れたマン−マシンインタ
ーフェイスを実現できると考えられる。また、リレーシ
ョナルデータベース内にＧＵＩに関する情報を格納すれ
ば、データベース言語によるデータ操作手続きによりＧ
ＵＩのプログラミングを変更することが可能となり、シ
ステムの変更や保守が容易に行える。
スを用いたインテリジェントビルディングの監視制御シ
ステムに導入すれば、ビルディング内の各フロアにおけ
る防災機器や空調負荷、照明負荷などの状態を視覚的に
把握することができ、非常に優れたマン−マシンインタ
ーフェイスを実現できると考えられる。また、リレーシ
ョナルデータベース内にＧＵＩに関する情報を格納すれ
ば、データベース言語によるデータ操作手続きによりＧ
ＵＩのプログラミングを変更することが可能となり、シ
ステムの変更や保守が容易に行える。
【０００４】ここで、リレーショナルデータベースは、
１９７０年にＥ．Ｆ．Ｃｏｄｄ博士によって提唱された
リレーショナルモデルに基づくデータベースであり、デ
ータを２次元の表（テーブル）形式で表現するものであ
る。リレーショナルデータベースを操作するための言語
として、国際標準（ＩＳＯ）で標準化されたＳＱＬ言語
があり、この言語を用いてリレーショナルデータベース
を構築し、更新し、挿入し、削除し、検索することが可
能である。
１９７０年にＥ．Ｆ．Ｃｏｄｄ博士によって提唱された
リレーショナルモデルに基づくデータベースであり、デ
ータを２次元の表（テーブル）形式で表現するものであ
る。リレーショナルデータベースを操作するための言語
として、国際標準（ＩＳＯ）で標準化されたＳＱＬ言語
があり、この言語を用いてリレーショナルデータベース
を構築し、更新し、挿入し、削除し、検索することが可
能である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】インテリジェントビル
ディングの監視制御システムは、複数の棟を監視制御す
る必要があり、各棟についてそれぞれ複数のフロアを監
視制御する必要がある。また、各フロアについて、複数
台の機器を監視制御する必要があり、機器の種類も複数
であることが一般的である。例えば、防災システムの場
合、センサー、ビデオカメラ、シャッター等の種類があ
り、これらの中から監視したい機器、あるいは制御した
い機器を画面上の制御パネルに呼び出そうとすると、画
面上に非常に多数の選択項目を表示する必要があり、こ
のような多数の選択項目の中から１つの項目を指定する
ことは煩雑であり、操作性が悪くなるという問題があっ
た。
ディングの監視制御システムは、複数の棟を監視制御す
る必要があり、各棟についてそれぞれ複数のフロアを監
視制御する必要がある。また、各フロアについて、複数
台の機器を監視制御する必要があり、機器の種類も複数
であることが一般的である。例えば、防災システムの場
合、センサー、ビデオカメラ、シャッター等の種類があ
り、これらの中から監視したい機器、あるいは制御した
い機器を画面上の制御パネルに呼び出そうとすると、画
面上に非常に多数の選択項目を表示する必要があり、こ
のような多数の選択項目の中から１つの項目を指定する
ことは煩雑であり、操作性が悪くなるという問題があっ
た。
【０００６】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、指定すべき選択項
目を階層化してユーザーによる指定に応じて動的に選択
項目の表示を変更することにより、効率的でコンパクト
なデータの表現をユーザーに提供できるようにした監視
制御システムを提供することにある。
のであり、その目的とするところは、指定すべき選択項
目を階層化してユーザーによる指定に応じて動的に選択
項目の表示を変更することにより、効率的でコンパクト
なデータの表現をユーザーに提供できるようにした監視
制御システムを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係る監視制御シ
ステムにあっては、上記の課題を解決するために、機器
の状態を示す機器状態テーブルと、機器の所在を示す機
器所在テーブルと、画面上に表示された監視制御パネル
に前記各テーブルに基づいて機器の所在と状態を指定す
るための選択項目を表示するためのグラフィカルユーザ
ーインターフェイスに関する情報と、機器の所在と状態
を指定するための選択項目を表示する順位を階層的に表
した階層テーブルをリレーショナルデータベース内に格
納し、ユーザーによる選択項目の指定と前記階層テーブ
ルに基づいて監視制御パネルの表示を動的に変更するよ
うに構成されていることを特徴とするものである。ここ
で、階層テーブルはユーザーにより選択自在とすること
が好ましい。
ステムにあっては、上記の課題を解決するために、機器
の状態を示す機器状態テーブルと、機器の所在を示す機
器所在テーブルと、画面上に表示された監視制御パネル
に前記各テーブルに基づいて機器の所在と状態を指定す
るための選択項目を表示するためのグラフィカルユーザ
ーインターフェイスに関する情報と、機器の所在と状態
を指定するための選択項目を表示する順位を階層的に表
した階層テーブルをリレーショナルデータベース内に格
納し、ユーザーによる選択項目の指定と前記階層テーブ
ルに基づいて監視制御パネルの表示を動的に変更するよ
うに構成されていることを特徴とするものである。ここ
で、階層テーブルはユーザーにより選択自在とすること
が好ましい。
【０００８】
【作用】本発明によれば、上記のように、選択項目を表
示する順位を階層的に表した階層テーブルをリレーショ
ナルデータベース内に格納し、同じデータベース内にグ
ラフィカルユーザーインターフェイスに関する情報と、
機器の状態を示す機器状態テーブルや機器の所在を示す
機器所在テーブルを格納したので、不必要な選択項目が
画面上の監視制御パネルに表示されることはなく、予め
階層化された順序にしたがって指定すべき選択項目が効
率良く表示されるものであり、操作性が高くなるもので
ある。また、機器の所在と状態を指定するための選択項
目を表示する順位を階層的に表した階層テーブルをユー
ザーにより選択自在とすれば、用途の異なるシステムや
ユーザーのニーズの相違に柔軟に対応することが可能と
なる。
示する順位を階層的に表した階層テーブルをリレーショ
ナルデータベース内に格納し、同じデータベース内にグ
ラフィカルユーザーインターフェイスに関する情報と、
機器の状態を示す機器状態テーブルや機器の所在を示す
機器所在テーブルを格納したので、不必要な選択項目が
画面上の監視制御パネルに表示されることはなく、予め
階層化された順序にしたがって指定すべき選択項目が効
率良く表示されるものであり、操作性が高くなるもので
ある。また、機器の所在と状態を指定するための選択項
目を表示する順位を階層的に表した階層テーブルをユー
ザーにより選択自在とすれば、用途の異なるシステムや
ユーザーのニーズの相違に柔軟に対応することが可能と
なる。
【０００９】
【実施例】図１は本発明によるグラフィカル監視制御シ
ステムにおける監視制御パネルＰの正面図であり、ＣＲ
Ｔ等の画像表示装置により表示されている。この例で
は、防災機器の設置棟が第２棟、設置階が１階、機器種
別がセンサーであることが表示されている。機器番号
は、第２棟の１階に設置されたセンサーの一覧表であ
る。いずれかのセンサーの状態を知りたい場合には、マ
ウスのカーソルなどのポインティングデバイスを用いて
センサーの機器番号を一覧表から選択するものである。
これにより、状態の欄にセンサーの動作が表示される。
何も選択しないときには、デフォルト値として、一番上
の機器番号が選択され、そのセンサーの動作が表示され
る。なお、センサーのスイッチは常に投入されているも
のであるから、ＯＮ／ＯＦＦの選択は禁止されている。
ステムにおける監視制御パネルＰの正面図であり、ＣＲ
Ｔ等の画像表示装置により表示されている。この例で
は、防災機器の設置棟が第２棟、設置階が１階、機器種
別がセンサーであることが表示されている。機器番号
は、第２棟の１階に設置されたセンサーの一覧表であ
る。いずれかのセンサーの状態を知りたい場合には、マ
ウスのカーソルなどのポインティングデバイスを用いて
センサーの機器番号を一覧表から選択するものである。
これにより、状態の欄にセンサーの動作が表示される。
何も選択しないときには、デフォルト値として、一番上
の機器番号が選択され、そのセンサーの動作が表示され
る。なお、センサーのスイッチは常に投入されているも
のであるから、ＯＮ／ＯＦＦの選択は禁止されている。
【００１０】ここで、機器番号の欄は常に同じ機器番号
が表示されているわけではない。例えば、マウスのカー
ソルで機器種別の欄を選択すると、図２に示すようなプ
ルダウンメニューＭが表示されて、センサー、シャッタ
ー、ビデオなどの機器種別のメニューが現れる。このメ
ニューから機器種別としてビデオを選択すると、機器番
号の欄には、第２棟の１階に設置されたビデオの一覧表
が表示される。いずれかのビデオの状態を知りたい場合
には、ビデオの機器番号を一覧表から選択するものであ
る。これにより、状態の欄にビデオの動作が表示され
る。また、監視制御システムのモニターにはビデオで撮
影された監視画像が映し出される。ビデオのスイッチは
ＯＮ／ＯＦＦすることができるが、モニターは１つしか
無いことが一般的であるので、いずれか１つの機器番号
のビデオのみを排他的にＯＮさせることができる。つま
り、他のビデオがすべてＯＦＦである場合にのみ、機器
番号を指定したビデオをＯＮさせることができ、いずれ
かのビデオが既にＯＮされている場合には、他のビデオ
のＯＮ操作は禁止される。このように操作を禁止するに
は、マウスのカーソルでスイッチのＯＮ又はＯＦＦが選
択されたときに入力不能をユーザーに知らせるようなグ
ラフィック表示を行えば良い。
が表示されているわけではない。例えば、マウスのカー
ソルで機器種別の欄を選択すると、図２に示すようなプ
ルダウンメニューＭが表示されて、センサー、シャッタ
ー、ビデオなどの機器種別のメニューが現れる。このメ
ニューから機器種別としてビデオを選択すると、機器番
号の欄には、第２棟の１階に設置されたビデオの一覧表
が表示される。いずれかのビデオの状態を知りたい場合
には、ビデオの機器番号を一覧表から選択するものであ
る。これにより、状態の欄にビデオの動作が表示され
る。また、監視制御システムのモニターにはビデオで撮
影された監視画像が映し出される。ビデオのスイッチは
ＯＮ／ＯＦＦすることができるが、モニターは１つしか
無いことが一般的であるので、いずれか１つの機器番号
のビデオのみを排他的にＯＮさせることができる。つま
り、他のビデオがすべてＯＦＦである場合にのみ、機器
番号を指定したビデオをＯＮさせることができ、いずれ
かのビデオが既にＯＮされている場合には、他のビデオ
のＯＮ操作は禁止される。このように操作を禁止するに
は、マウスのカーソルでスイッチのＯＮ又はＯＦＦが選
択されたときに入力不能をユーザーに知らせるようなグ
ラフィック表示を行えば良い。
【００１１】以上の表示例では、ユーザーが選択する項
目の表示順序として、設置棟、設置階、機器種別、機器
番号の順序が採用されているが、このような表示順序は
図３に示すように選択可能とすることが好ましい。例え
ば、マウスのカーソルで階層指定の欄を選択すると、図
３に示すような階層選択メニューＨが表示されて、Ｂ−
Ｆ−Ｔ−Ｉという表示順序か、Ｔ−Ｂ−Ｆ−Ｉという表
示順序かのいずれかを選択できる。ここで、Ｂは設置棟
（Ｂｕｉｌｄｉｎｇ）を意味し、Ｆは設置階（Ｆｌｏｏ
ｒ）を意味し、Ｔは機器種別（Ｔｙｐｅ）を意味し、Ｉ
は機器番号（Ｉｄｅｎｔｉｔｙ）を意味する。このよう
に、表示順序を表す階層の指定をユーザーが自由に変更
できるようにすれば、ユーザーのニーズやシステムの用
途に柔軟に対応することができる。
目の表示順序として、設置棟、設置階、機器種別、機器
番号の順序が採用されているが、このような表示順序は
図３に示すように選択可能とすることが好ましい。例え
ば、マウスのカーソルで階層指定の欄を選択すると、図
３に示すような階層選択メニューＨが表示されて、Ｂ−
Ｆ−Ｔ−Ｉという表示順序か、Ｔ−Ｂ−Ｆ−Ｉという表
示順序かのいずれかを選択できる。ここで、Ｂは設置棟
（Ｂｕｉｌｄｉｎｇ）を意味し、Ｆは設置階（Ｆｌｏｏ
ｒ）を意味し、Ｔは機器種別（Ｔｙｐｅ）を意味し、Ｉ
は機器番号（Ｉｄｅｎｔｉｔｙ）を意味する。このよう
に、表示順序を表す階層の指定をユーザーが自由に変更
できるようにすれば、ユーザーのニーズやシステムの用
途に柔軟に対応することができる。
【００１２】以上のように、本発明においては、ユーザ
ーに提供される選択肢は、固定的ではない。ユーザーに
よって上位の階層の選択肢の１つを指定したときには、
下位の階層の選択肢は階層化された順序に依存して変化
する。したがって、項目選択のためのメニューは、コー
ドがコンパイルされたときには決定されず、ユーザーが
指定することにより、データベースからその都度呼び出
されるものである。
ーに提供される選択肢は、固定的ではない。ユーザーに
よって上位の階層の選択肢の１つを指定したときには、
下位の階層の選択肢は階層化された順序に依存して変化
する。したがって、項目選択のためのメニューは、コー
ドがコンパイルされたときには決定されず、ユーザーが
指定することにより、データベースからその都度呼び出
されるものである。
【００１３】次に、上述のグラフィック監視制御パネル
の表示を行うために、データベースに格納される情報に
ついて説明する。本実施例において、データベースに格
納されるグラフィカルユーザーインターフェイスに関す
る情報としては、表３に示すようなＧＵＩビュー（Ｏｇ
ｕｉ）、データビュー（Ｏｖｉｅｗ）及びデータ操作文
（ＯＤＭ）が含まれる。まず、ＯｇｕｉはＧＵＩのオブ
ジェクト（ｏｂｊｅｃｔ）であり、本実施例では、複数
の機器のそれぞれに与えることのできるコマンドや各機
器の状態を表示する画面上のインジケータを記述するた
めのデータよりなる。Ｏｖｉｅｗは、データのビュー
（ｖｉｅｗ）であり、本実施例では、センサーやビデオ
やシャッターのような各種の防災機器の所在と状態を示
すデータよりなる。ここで、ビュー（ｖｉｅｗ）とは、
データベースの実体を表す実表（ｂａｓｅ ｔａｂｌ
ｅ）から問い合わせ指定によって構成される仮想の表で
ある。ＯＤＭはデータ操作手続き（Ｄａｔａ Ｍａｎｉ
ｐｕｌａｔｉｏｎ ｐｒｏｃｅｄｕｒｅ）であり、ＳＱ
Ｌ言語で記述されている。ＳＱＬ言語は、リレーショナ
ルデータベースのために国際的に標準化されたデータベ
ース言語であり、データベースの構築と修正に必要な機
能は全て備えている。ＯＧＵＩとＯｖｉｅｗはデータ群
であるが、ＯＤＭは手続き群である。
の表示を行うために、データベースに格納される情報に
ついて説明する。本実施例において、データベースに格
納されるグラフィカルユーザーインターフェイスに関す
る情報としては、表３に示すようなＧＵＩビュー（Ｏｇ
ｕｉ）、データビュー（Ｏｖｉｅｗ）及びデータ操作文
（ＯＤＭ）が含まれる。まず、ＯｇｕｉはＧＵＩのオブ
ジェクト（ｏｂｊｅｃｔ）であり、本実施例では、複数
の機器のそれぞれに与えることのできるコマンドや各機
器の状態を表示する画面上のインジケータを記述するた
めのデータよりなる。Ｏｖｉｅｗは、データのビュー
（ｖｉｅｗ）であり、本実施例では、センサーやビデオ
やシャッターのような各種の防災機器の所在と状態を示
すデータよりなる。ここで、ビュー（ｖｉｅｗ）とは、
データベースの実体を表す実表（ｂａｓｅ ｔａｂｌ
ｅ）から問い合わせ指定によって構成される仮想の表で
ある。ＯＤＭはデータ操作手続き（Ｄａｔａ Ｍａｎｉ
ｐｕｌａｔｉｏｎ ｐｒｏｃｅｄｕｒｅ）であり、ＳＱ
Ｌ言語で記述されている。ＳＱＬ言語は、リレーショナ
ルデータベースのために国際的に標準化されたデータベ
ース言語であり、データベースの構築と修正に必要な機
能は全て備えている。ＯＧＵＩとＯｖｉｅｗはデータ群
であるが、ＯＤＭは手続き群である。
【００１４】
【表１】
【００１５】
【表２】
【００１６】
【表３】
【００１７】
【表４】
【００１８】
【表５】
【００１９】以下、データベースに格納されている各種
のテーブルについて説明する。表１は機器状態テーブル
の一例である。表中、一番上の行は、機器番号とその機
器の状態という２つの属性（ａｔｔｒｉｂｕｔｅ）を示
しており、それ以外の各行（ｒｏｗ）は別々の機器を示
している。すなわち、機器番号が１番の機器は状態０で
あり、機器番号が３０番の機器は状態１であり、機器番
号が１３番の機器は状態１であり、機器番号が２０番の
機器は状態０である。ここでは、機器番号が１番、３０
番、１３番、２０番の機器のデータしか記述されていな
いが、各列（ｃｏｌｕｍｎ）についての実際のデータ数
は必要に応じて自由に増やすことができる。これによ
り、複数のビルディングにおける防災機器の番号と状態
を２次元の表形式でデータベースに格納することがで
き、必要に応じて更新したり、検索したり、挿入した
り、削除したりするようなデータ操作を加えることがで
きる。
のテーブルについて説明する。表１は機器状態テーブル
の一例である。表中、一番上の行は、機器番号とその機
器の状態という２つの属性（ａｔｔｒｉｂｕｔｅ）を示
しており、それ以外の各行（ｒｏｗ）は別々の機器を示
している。すなわち、機器番号が１番の機器は状態０で
あり、機器番号が３０番の機器は状態１であり、機器番
号が１３番の機器は状態１であり、機器番号が２０番の
機器は状態０である。ここでは、機器番号が１番、３０
番、１３番、２０番の機器のデータしか記述されていな
いが、各列（ｃｏｌｕｍｎ）についての実際のデータ数
は必要に応じて自由に増やすことができる。これによ
り、複数のビルディングにおける防災機器の番号と状態
を２次元の表形式でデータベースに格納することがで
き、必要に応じて更新したり、検索したり、挿入した
り、削除したりするようなデータ操作を加えることがで
きる。
【００２０】次に、表２は機器所在テーブルの一例であ
る。表中、一番上の行は、防災機器の設置棟、設置階、
機器種別、機器番号という４つの属性を示しており、そ
れ以外の各行（ｒｏｗ）は別々の機器を示している。す
なわち、機器番号が１番の機器は、センサーであり、第
２棟の１階に設置されている。機器番号が３０番の機器
は、ビデオであり、第２棟の１階に設置されている。機
器番号が１３番の機器は、センサーであり、第２棟の２
階に設置されている。機器番号が２０番の機器は、シャ
ッターであり、第２棟の１階に設置されている。ここで
は、機器番号が１番、３０番、１３番、２０番の機器の
データしか記述されていないが、各列（ｃｏｌｕｍｎ）
についての実際のデータ数は必要に応じて自由に増やす
ことができる。これにより、複数のビルディングにおけ
る防災機器の設置棟と設置階、機器種別と機器番号の関
係を２次元の表形式でデータベースに格納することがで
き、必要に応じて更新したり、検索したり、挿入した
り、削除したりするようなデータ操作を加えることがで
きる。
る。表中、一番上の行は、防災機器の設置棟、設置階、
機器種別、機器番号という４つの属性を示しており、そ
れ以外の各行（ｒｏｗ）は別々の機器を示している。す
なわち、機器番号が１番の機器は、センサーであり、第
２棟の１階に設置されている。機器番号が３０番の機器
は、ビデオであり、第２棟の１階に設置されている。機
器番号が１３番の機器は、センサーであり、第２棟の２
階に設置されている。機器番号が２０番の機器は、シャ
ッターであり、第２棟の１階に設置されている。ここで
は、機器番号が１番、３０番、１３番、２０番の機器の
データしか記述されていないが、各列（ｃｏｌｕｍｎ）
についての実際のデータ数は必要に応じて自由に増やす
ことができる。これにより、複数のビルディングにおけ
る防災機器の設置棟と設置階、機器種別と機器番号の関
係を２次元の表形式でデータベースに格納することがで
き、必要に応じて更新したり、検索したり、挿入した
り、削除したりするようなデータ操作を加えることがで
きる。
【００２１】したがって、この監視制御システムは、特
定のビルディングに限定して設計されるものではなく、
Ｏｇｕｉに記述される各機器の特徴やＯｖｉｅｗに記述
される各機器の所在等のデータを書き替えることによ
り、任意のビルディングに適用できる。このようなデー
タの書き替えはリレーショナルデータベースに対するデ
ータの書き替えにより容易に実施できる。したがって、
本発明では汎用性の高い監視制御システムを実現できる
ものである。
定のビルディングに限定して設計されるものではなく、
Ｏｇｕｉに記述される各機器の特徴やＯｖｉｅｗに記述
される各機器の所在等のデータを書き替えることによ
り、任意のビルディングに適用できる。このようなデー
タの書き替えはリレーショナルデータベースに対するデ
ータの書き替えにより容易に実施できる。したがって、
本発明では汎用性の高い監視制御システムを実現できる
ものである。
【００２２】次に、表３はデータベースに格納されてい
るＯｇｕｉとＯｖｉｅｗとＯＤＭの関係を示している。
上述のように、ＯｇｕｉはＧＵＩのオブジェクト（ｏｂ
ｊｅｃｔ）であり、本実施例では、表４に示すようなコ
マンド表とデータ操作手続きＳＱＬ４を対応させてい
る。また、Ｏｖｉｅｗは、データのビュー（ｖｉｅｗ）
であり、この実施例では、表２に示すような機器所在テ
ーブルから機器の種別を指定した所在・種別表を得るた
めにデータ操作手続きＳＱＬ１を使用しており、また、
同じ機器所在テーブルから機器の設置階を指定した所在
・設置階表を得るためにデータ操作手続きＳＱＬ２を使
用している。さらに、同じ機器所在テーブルから機器の
設置棟を指定した所在・設置棟表を得るためにデータ操
作手続きＳＱＬ３を使用している。ここで、データ操作
手続きＳＱＬ１の一例を以下に示す。
るＯｇｕｉとＯｖｉｅｗとＯＤＭの関係を示している。
上述のように、ＯｇｕｉはＧＵＩのオブジェクト（ｏｂ
ｊｅｃｔ）であり、本実施例では、表４に示すようなコ
マンド表とデータ操作手続きＳＱＬ４を対応させてい
る。また、Ｏｖｉｅｗは、データのビュー（ｖｉｅｗ）
であり、この実施例では、表２に示すような機器所在テ
ーブルから機器の種別を指定した所在・種別表を得るた
めにデータ操作手続きＳＱＬ１を使用しており、また、
同じ機器所在テーブルから機器の設置階を指定した所在
・設置階表を得るためにデータ操作手続きＳＱＬ２を使
用している。さらに、同じ機器所在テーブルから機器の
設置棟を指定した所在・設置棟表を得るためにデータ操
作手続きＳＱＬ３を使用している。ここで、データ操作
手続きＳＱＬ１の一例を以下に示す。
【００２３】 ＳＱＬ１，Ｃｌａｕｓｅ １） ＳＥＬＥＣＴ ＤＩＳＴＩＮＣＴ ｔｙｐｅ ＩＮＴＯ： ｔｙｐｅ＿ｌｉｓｔ ＦＲＯＭ ｏｖ＿ｓｉｔｅ ＷＨＥＲＥ ｆｌｏｏｒ＝：ｆｌｏｏｒ＿ｉｎｄ ＡＮＤ ｂｕｉｌｄｉｎｇ＝：ｂｕｌｉｄｉｎｇ＿ｉｎ
ｄ ＯＲＤＥＲ ＢＹ ｔｙｐｅ ＡＳＣ；
ｄ ＯＲＤＥＲ ＢＹ ｔｙｐｅ ＡＳＣ；
【００２４】ここで、ＳＥＬＥＣＴ ＤＩＳＴＩＮＣＴ
のクローズは、リストから重複するエントリーを除去す
るものであり、ｔｙｐｅで指定する機器種別を選択す
る。ＩＮＴＯのクローズは、選択されたデータの格納場
所を指定しており、ＦＲＯＭのクローズは検索する表を
示している。ここで指定されるｏｖ＿ｓｉｔｅは表２に
示した機器所在テーブルである。次に、ＷＨＥＲＥのク
ローズは設置階（ｆｌｏｏｒ）と設置棟（ｂｕｌｉｄｉ
ｎｇ）を指定する。最後に、ＯＲＤＥＲ ＢＹｔｙｐｅ
ＡＳＣのクローズは、リストを昇順に整列させること
を指示している。このデータ操作手続きＳＱＬ１を実行
することにより、例えば、図１に示すような機器番号の
リストを得ることができるものである。
のクローズは、リストから重複するエントリーを除去す
るものであり、ｔｙｐｅで指定する機器種別を選択す
る。ＩＮＴＯのクローズは、選択されたデータの格納場
所を指定しており、ＦＲＯＭのクローズは検索する表を
示している。ここで指定されるｏｖ＿ｓｉｔｅは表２に
示した機器所在テーブルである。次に、ＷＨＥＲＥのク
ローズは設置階（ｆｌｏｏｒ）と設置棟（ｂｕｌｉｄｉ
ｎｇ）を指定する。最後に、ＯＲＤＥＲ ＢＹｔｙｐｅ
ＡＳＣのクローズは、リストを昇順に整列させること
を指示している。このデータ操作手続きＳＱＬ１を実行
することにより、例えば、図１に示すような機器番号の
リストを得ることができるものである。
【００２５】さらに、表５に示すような階層テーブルを
使用すれば、表示順序として、上述の図３で説明したよ
うなＢ−Ｆ−Ｔ−Ｉという表示順序か、Ｔ−Ｂ−Ｆ−Ｉ
という表示順序かのいずれかを選択できる。仮に、Ｂ−
Ｆ−Ｔ−Ｉという表示順序を選択した場合には、上述の
データ操作手続きＳＱＬ１，Ｃｌａｕｓｅ１を使用すれ
ば良いが、Ｔ−Ｂ−Ｆ−Ｉという表示順序が選択されて
いる場合には、表５のＯＤＭ−ｓｕｆｆｉｘの指定にし
たがって、次のようなデータ操作手続きＳＱＬ１，Ｃｌ
ａｕｓｅ２を使用することになる。
使用すれば、表示順序として、上述の図３で説明したよ
うなＢ−Ｆ−Ｔ−Ｉという表示順序か、Ｔ−Ｂ−Ｆ−Ｉ
という表示順序かのいずれかを選択できる。仮に、Ｂ−
Ｆ−Ｔ−Ｉという表示順序を選択した場合には、上述の
データ操作手続きＳＱＬ１，Ｃｌａｕｓｅ１を使用すれ
ば良いが、Ｔ−Ｂ−Ｆ−Ｉという表示順序が選択されて
いる場合には、表５のＯＤＭ−ｓｕｆｆｉｘの指定にし
たがって、次のようなデータ操作手続きＳＱＬ１，Ｃｌ
ａｕｓｅ２を使用することになる。
【００２６】 ＳＱＬ１，Ｃｌａｕｓｅ ２） ＳＥＬＥＣＴ ＤＩＳＴＩＮＣＴ ｔｙｐｅ ＩＮＴＯ： ｔｙｐｅ＿ｌｉｓｔ ＦＲＯＭ ｏｖ＿ｓｉｔｅ ＯＲＤＥＲ ＢＹ ｔｙｐｅ ＡＳＣ；
【００２７】このＣｌａｕｓｅ２では、Ｃｌａｕｓｅ１
と比較すると、ＷＨＥＲＥのクローズが無いが、その理
由は、機器種別（ｔｙｐｅ）よりも先に設置棟（ｂｕｉ
ｌｄｉｎｇ）と設置階（ｆｌｏｏｒ）が既に選択されて
いるからである。このように、表示順序を表す階層の指
定をユーザーが自由に変更できるようにすれば、ユーザ
ーのニーズやシステムの用途に柔軟に対応することがで
きる。例えば、ユーザーは機器の所在を先に特定して、
次に機器種別を特定したいかも知れない。この場合に
は、上述のＢ−Ｆ−Ｔ−Ｉの表示順序を選択すれば良
い。また、別の場合として、ユーザーは、機器種別を先
に特定し、次に機器の所在を特定したいかも知れない。
この場合には、上述のＴ−Ｂ−Ｆ−Ｉの表示順序を選択
すれば良い。次に、表３に示したデータ操作手続きＳＱ
Ｌ４の一例を以下に示す。
と比較すると、ＷＨＥＲＥのクローズが無いが、その理
由は、機器種別（ｔｙｐｅ）よりも先に設置棟（ｂｕｉ
ｌｄｉｎｇ）と設置階（ｆｌｏｏｒ）が既に選択されて
いるからである。このように、表示順序を表す階層の指
定をユーザーが自由に変更できるようにすれば、ユーザ
ーのニーズやシステムの用途に柔軟に対応することがで
きる。例えば、ユーザーは機器の所在を先に特定して、
次に機器種別を特定したいかも知れない。この場合に
は、上述のＢ−Ｆ−Ｔ−Ｉの表示順序を選択すれば良
い。また、別の場合として、ユーザーは、機器種別を先
に特定し、次に機器の所在を特定したいかも知れない。
この場合には、上述のＴ−Ｂ−Ｆ−Ｉの表示順序を選択
すれば良い。次に、表３に示したデータ操作手続きＳＱ
Ｌ４の一例を以下に示す。
【００２８】 ＳＱＬ４） ＳＥＬＥＣＴ Ｅｎａｂｌｅａｂｌｅ，Ａｃｔｕａｔｏ
ｒ，Ｅｘｃｌｕｓｉｖｅ ＩＮＴＯ：Ｅｎａｂｌｅｄ，；Ａｃｔｕａｔｅｄ，；Ｅ
ｘｃｌｕｓｉｖｅ ＦＲＯＭ：ｏｇ＿ｃｏｍｍａｎｄ ＷＨＥＲＥ ｔｙｐｅ＝：ｔｙｐｅ＿ｉｎｄ
ｒ，Ｅｘｃｌｕｓｉｖｅ ＩＮＴＯ：Ｅｎａｂｌｅｄ，；Ａｃｔｕａｔｅｄ，；Ｅ
ｘｃｌｕｓｉｖｅ ＦＲＯＭ：ｏｇ＿ｃｏｍｍａｎｄ ＷＨＥＲＥ ｔｙｐｅ＝：ｔｙｐｅ＿ｉｎｄ
【００２９】ここで、ＳＥＬＥＣＴのクローズは、ＯＮ
／ＯＦＦ可否（Ｅｎａｂｌｅａｂｌｅ）、アクチュエー
タ（Ａｃｔｕａｔｏｒ）、排他的操作（Ｅｘｃｌｕｓｉ
ｖｅ）のデータを選択することを意味しており、ＦＲＯ
Ｍのクローズでは表４として記述されたコマンド表（ｏ
ｇ＿ｃｏｍｍａｎｄ）が指定されている。このコマンド
表から機器種別（ｔｙｐｅ）を指定することにより、機
器の種別に応じて、どのような表示を行うかを変更する
ことができる。例えば、防災用のビデオやシャッターは
ＯＮ／ＯＦＦ操作できるものであるから、表４のＯＮ／
ＯＦＦ可否の欄は１となっている。これに対して防災用
のセンサーはＯＮ／ＯＦＦ操作すべきものではなく、常
にＯＮしておくものであるから、表４のＯＮ／ＯＦＦ可
否の欄は０となっている。次に、センサーやビデオはＯ
Ｎ状態とＯＦＦ状態の２通りしか無いが、シャッターの
場合には、完全に閉じた状態となったことを確認するた
めのアクチュエータを備えており、ＯＮ状態とＯＦＦ状
態の他に動作完了状態が存在する。そこで、表４のアク
チュエータの欄を参照することにより、２通りの表示
（０又は１）を行うか、３通りの表示（０又は１又は
２）を行うかを選択するものである。また、センサーや
シャッターは複数台を同時にＯＮさせる非排他的な制御
が可能であるが、単一のモニターを有するビデオは同時
に１台しかＯＮできないという排他的な制御を行う必要
がある。そこで、表４の排他的操作の欄は、機器種別が
ビデオの場合のみ１となっており、その他の機器では０
となっている。このようなコマンド表に基づいて監視制
御パネルにおける機器の動作表示を変更すれば、不必要
な表示が行われることがなく、ユーザーによる誤操作を
防止できるものである。
／ＯＦＦ可否（Ｅｎａｂｌｅａｂｌｅ）、アクチュエー
タ（Ａｃｔｕａｔｏｒ）、排他的操作（Ｅｘｃｌｕｓｉ
ｖｅ）のデータを選択することを意味しており、ＦＲＯ
Ｍのクローズでは表４として記述されたコマンド表（ｏ
ｇ＿ｃｏｍｍａｎｄ）が指定されている。このコマンド
表から機器種別（ｔｙｐｅ）を指定することにより、機
器の種別に応じて、どのような表示を行うかを変更する
ことができる。例えば、防災用のビデオやシャッターは
ＯＮ／ＯＦＦ操作できるものであるから、表４のＯＮ／
ＯＦＦ可否の欄は１となっている。これに対して防災用
のセンサーはＯＮ／ＯＦＦ操作すべきものではなく、常
にＯＮしておくものであるから、表４のＯＮ／ＯＦＦ可
否の欄は０となっている。次に、センサーやビデオはＯ
Ｎ状態とＯＦＦ状態の２通りしか無いが、シャッターの
場合には、完全に閉じた状態となったことを確認するた
めのアクチュエータを備えており、ＯＮ状態とＯＦＦ状
態の他に動作完了状態が存在する。そこで、表４のアク
チュエータの欄を参照することにより、２通りの表示
（０又は１）を行うか、３通りの表示（０又は１又は
２）を行うかを選択するものである。また、センサーや
シャッターは複数台を同時にＯＮさせる非排他的な制御
が可能であるが、単一のモニターを有するビデオは同時
に１台しかＯＮできないという排他的な制御を行う必要
がある。そこで、表４の排他的操作の欄は、機器種別が
ビデオの場合のみ１となっており、その他の機器では０
となっている。このようなコマンド表に基づいて監視制
御パネルにおける機器の動作表示を変更すれば、不必要
な表示が行われることがなく、ユーザーによる誤操作を
防止できるものである。
【００３０】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、選択項
目を表示する順位を階層的に表した階層テーブルをリレ
ーショナルデータベース内に格納し、同じデータベース
内にグラフィカルユーザーインターフェイスに関する情
報と、機器の状態を示す機器状態テーブルや機器の所在
を示す機器所在テーブルを格納したので、不必要な選択
項目が画面上の制御パネルに表示されることはなく、予
め階層化された順序にしたがって指定すべき選択項目が
効率良く表示されるものであり、操作性が高くなるもの
である。また、階層テーブルを選択自在とし、機器の所
在と状態を指定するための選択項目の表示順序をユーザ
ーが変更できるようにすれば、用途の異なるシステムや
ユーザーのニーズの相違に柔軟に対応することが可能と
なる。
目を表示する順位を階層的に表した階層テーブルをリレ
ーショナルデータベース内に格納し、同じデータベース
内にグラフィカルユーザーインターフェイスに関する情
報と、機器の状態を示す機器状態テーブルや機器の所在
を示す機器所在テーブルを格納したので、不必要な選択
項目が画面上の制御パネルに表示されることはなく、予
め階層化された順序にしたがって指定すべき選択項目が
効率良く表示されるものであり、操作性が高くなるもの
である。また、階層テーブルを選択自在とし、機器の所
在と状態を指定するための選択項目の表示順序をユーザ
ーが変更できるようにすれば、用途の異なるシステムや
ユーザーのニーズの相違に柔軟に対応することが可能と
なる。
【図１】本発明における監視制御パネルの一表示例を示
す正面図である。
す正面図である。
【図２】本発明における監視制御パネルの他の表示例を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図３】本発明における監視制御パネルの別の表示例を
示す正面図である。
示す正面図である。
Ｐ 監視制御パネル Ｍ プルダウンメニュー Ｈ 階層選択メニュー
Claims (2)
- 【請求項１】 機器の状態を示す機器状態テーブル
と、機器の所在を示す機器所在テーブルと、画面上に表
示された監視制御パネルに前記各テーブルに基づいて機
器の所在と状態を指定するための選択項目を表示するた
めのグラフィカルユーザーインターフェイスに関する情
報と、機器の所在と状態を指定するための選択項目を表
示する順位を階層的に表した階層テーブルをリレーショ
ナルデータベース内に格納し、ユーザーによる選択項目
の指定と前記階層テーブルに基づいて監視制御パネルの
表示を動的に変更するように構成されていることを特徴
とする監視制御システム。 - 【請求項２】 階層テーブルはユーザーにより選択自
在としたことを特徴とする請求項１記載の監視制御シス
テム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4134020A JPH05324251A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 監視制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4134020A JPH05324251A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 監視制御システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05324251A true JPH05324251A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15118505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4134020A Pending JPH05324251A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 監視制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05324251A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7545525B2 (en) | 1997-05-21 | 2009-06-09 | Minolta Co., Ltd. | Input-output apparatus selecting method for network system |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP4134020A patent/JPH05324251A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7545525B2 (en) | 1997-05-21 | 2009-06-09 | Minolta Co., Ltd. | Input-output apparatus selecting method for network system |
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