JPH05323787A - トナー補給制御装置 - Google Patents

トナー補給制御装置

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JPH05323787A
JPH05323787A JP4149878A JP14987892A JPH05323787A JP H05323787 A JPH05323787 A JP H05323787A JP 4149878 A JP4149878 A JP 4149878A JP 14987892 A JP14987892 A JP 14987892A JP H05323787 A JPH05323787 A JP H05323787A
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JP
Japan
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toner
replenishment
concentration
correction value
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP4149878A
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English (en)
Inventor
Kiyoharu Nakagama
清張 中釜
Satoshi Watanabe
智 渡邊
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は,製造時のトナー補給器のばらつき
や,経時的変化,環境の変化等にが生じても,常に適性
なトナ−補給を行うことを目的とする。 【構成】トナ−補給を行わせるモ−タM1及びM2を所
定時間駆動させ,その前後におけるトナー濃度をトナ−
濃度検出センサ6により検出し,検出した補給前後のト
ナー濃度差の標準変化量に対する割合を補正値として,
不揮発性メモリ16に蓄え,実際にトナー補給を行う際
には,そのときのトナー濃度値と不揮発性メモリ16に
蓄えられた補正とにより補給時間を決定し,その信号に
基づいてモータM1及びM2を駆動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等の画像形成装
置に使用される現像剤中へトナ−を補給する際のトナ−
補給制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置において、像担持体上の静
電潜像を現像する際にトナ−を消費するため、現像の回
数が増すに従って現像剤中のトナ−濃度が低下してい
く。そこで、トナ−の消費による現像剤中のトナ−濃度
の低下を防止するために、トナ−濃度を所定値以下にし
ないように現像剤中へトナ−補給を行なっていた。
【0003】すなわち、現像剤中のトナ−濃度を透磁率
等によって検出し、その出力レベルに応じて、トナ−補
給器からのトナ−の補給時間を多段階に切り換えること
により行っていた。それによって現像剤中のトナ−濃度
を一定に保っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トナ−
補給器は常に均一に作られるということはなく、製造時
に多少ばらつきが生じるため、センサによってトナ−濃
度を検出し、その出力値に基づいてトナ−補給を行った
としても、標準的なトナ−補給器に対してばらつきのあ
るトナ−補給器を使用した場合、トナ−濃度検出値に対
するトナ−補給量が異なってしまう。
【0005】また、経時的変化によるトナ−補給能力の
低下や、環境の変化、特に高温時のトナ−補給能力の低
下等によってもトナ−濃度検出値に対するトナ−補給量
が異なってしまう。
【0006】従って、単に現像剤中のトナ−濃度を検出
するだけでは、上記のようなトナ−供給能力の誤差に対
応できず、適正なトナ−補給を行うことができなかっ
た。
【0007】本発明は上記問題点を解決するものであ
り、製造時のトナ−補給器のばらつきや、経時的変化、
環境の変化等に対しても適正なトナ−補給を行うことを
目的とする。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明は上記目的を達
成するために、現像剤中のトナ−の濃度を検出する手段
と、トナ−収容部から現像剤中へのトナ−の補給を行う
手段と、所定時に該トナ−供給手段により所定時間トナ
−の補給を行ったとき、前記トナ−濃度検出手段による
補給前の出力値と供給後の出力値とに基づいてトナ−の
標準補給値に対する補正値を演算する手段と、該演算手
段により求めた補正値を記憶する手段と、通常のトナ−
補給時に前記記憶手段に蓄えられた補正値に基づいて前
記トナ−補給手段の制御を行う制御手段とを有する。
【0009】
【作用】本発明は以上の構成により、初期時または所定
回数の画像形成終了の度に、所定のトナ−補給を行い、
その補給前後のトナ−濃度値を検出し、補給後のトナ−
濃度値の基準値に対する誤差を求め、その誤差を補正値
として記憶しておき、通常のトナ−補給時に、記憶され
た補正値を基にしてトナ−補給の制御をするようにした
ので、現像剤の濃度を常に一定に保つことができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明のトナ−補給制御が行われる現
像装置の一実施例を示す概略構成図である。
【0011】現像に使用されるトナ−はトナ−カ−トリ
ッジ1内に充填されており、このトナ−カ−トリッジ1
を現像装置11に装填することによって、トナ−は現像
装置11内のトナ−収容部12内に供給される。トナ−
収容部12内のトナ−はトナ−補給信号に基づいて、モ
−タにより駆動するラダ−チェ−ン2により移動するト
ナ−搬送板3により運ばれ、補給ロ−ラ5により現像剤
攪拌部13に供給される。現像剤攪拌部13内には、補
助攪拌板7及び攪拌板8が設けられ、これらの攪拌板に
よってトナ−とキャリアとが攪拌される。攪拌されたト
ナ−とキャリアからなる現像剤は現像スリ−ブ9に供給
され、この現像スリ−ブ9によってドラム10上の静電
潜像を現像する。また、トナ−濃度検出センサ6は現像
剤攪拌部13にある現像剤中のトナ−濃度を検出する。
トナ−残量センサ4はトナ−収容部12内のトナ−の量
が所定量よりも少なくなったのを検出し、図示しない画
像形成装置の表示部でトナ−がなくなったことを警告す
る。
【0012】以下に本発明のトナ−補給制御装置を図2
のブロック図に基づいて説明する。トナ−補給量の補正
値算出モ−ド時に、トナ−濃度センサ6により検出し
た、所定時間のトナ−補給におけるトナ−補給前後での
トナ−濃度値は、AD変換器14Aによりデジタル信号
に変換されて、補正値算出回路15に入力される。この
補正値算出回路15で算出した補正値は記憶手段である
不揮発性メモリ16に蓄えられる。そして、通常のトナ
−補給時には、トナ−濃度検出センサ6により検出した
トナ−濃度値と不揮発性メモリ16に蓄えられている補
正値とを補給時間決定回路17に入力する。この補給時
間決定回路17からの信号によって、ラダ−チェ−ン2
及び補給ロ−ラ5を作動させるためのモ−タM1及びM
2を駆動する。またトナ−残量センサ4により検出した
トナ−収容部12内のトナ−量の信号はA/D変換器1
4Bによりデジタル信号に変換されて、トナ−残量検出
回路18に入力される。そしてこの値をトナ−残量検出
回路18においてトナ−量の信号が基準値と比較され、
基準値よりも小さい場合は表示部20により警告する。
なお、補正値算出回路15、補給時間決定回路17、ト
ナー残量検出回路18はCPU35の機能により実現し
ている。
【0013】以下に本発明のトナ−補給制御の動作の一
実施例を図3(a)及び図3(b)に基づいて説明す
る。
【0014】図3(a)はトナ−補給信号の補正値を求
めるフロ−チャ−トを示す。
【0015】現像剤攪拌部に所定のトナ−濃度の現像剤
が存在する状態で、画像形成装置の電源を投入し(S−
1)、装置を補正値算出モ−ドにする(S−2)。そし
て、そのときのトナ−濃度をトナ−濃度検出センサ6に
より検出し、その検出値VL0をCPU35内のレジスタ
に入力する(S−3)。次にモ−タM1及びM2を所定
時間回転させ(ステップ4)、回転後のトナ−濃度をト
ナ−濃度検出センサ6により検出し、その検出値VL1を
求め(S−5)、レジスタに蓄えられた検出値VL0とと
もに補正値算出回路15に入力し、補給による変化量
(VL0−VL1)の標準の変化量ΔVに対する割合α(α
=(VL0−VL1)/ΔV)を算出し補正値とし(S−
6)、不揮発性メモリ16に蓄える(S−7)。
【0016】図3(b)は実際にトナ−補給する際の動
作のフロ−チャ−トを示す。
【0017】トナ−濃度センサ6により現像剤中のトナ
−の濃度を検出する(ステップF−1)。検出したトナ
−濃度値を補給時間決定回路17に入力し、この濃度値
に対応する標準補給時間tc と不揮発性メモリに蓄えら
れた補正値αの逆数との積を求め、実際の補給時間tc'
とする(ステップF−2)。補給時間決定回路17で求
めた補給時間tc'をモ−タ駆動手段19に入力し(ステ
ップF−3)、モ−タ駆動手段19からの信号によりt
c'の時間、モ−タM1及びM2を駆動する(ステップF
−4)。
【0018】なお、トナ−補給のための補正値の算出を
画像形成装置の初期時に行えば、製造時のトナ−補給器
のばらつきに対して、実際のトナ−補給時に適正なトナ
−補給制御をすることができる。
【0019】また、トナ−補給のための補正値の算出を
所定の複写回数毎に行えば、経時的変化、環境の変化等
に対しても適正なトナ−補給を行うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所定時間トナ−補給を行わせ、その前後においてセンサ
によって検出したトナ−濃度値から、標準の変化量に対
する変化の割合を求めて補正値とし、実際のトナ−補給
時に,そのときのトナ−濃度値値と補正値により、トナ
−補給時間を決定してトナ−補給制御するようにしたの
で、初期時に求めた補正値により製造時のトナ−補給器
のばらつきに対するトナ−補給の補正が行え、また、所
定複写回数毎に補正値を求めることにより、経時的変
化、環境の変化等が生じた場合でもトナ−補給の補正が
行えるので、現像剤の濃度を常に一定に保つことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される現像装置の概略構成図であ
る。
【図2】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図3】(a)は本発明のトナー補給信号の補正値を求
めるフロ−チャ−ト、(b)は本発明のトナー補給の動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 トナ−カ−トリッジ 2 ラダ−チェ−ン 3 トナ−搬送板 5 補給ロ−ラ 6 トナ−濃度検出センサ 11 現像装置 12 トナ−収容部 13 現像攪拌部 15 補正値算出回路 16 不揮発性メモリ 17 補給時間決定回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤中のトナ−の濃度を検出する手段
    と、トナ−収容部から現像剤中へのトナ−の補給を行う
    手段と、所定時に該トナ−供給手段により所定時間トナ
    −の補給を行ったとき、前記トナ−濃度検出手段による
    補給前の出力値と供給後の出力値とに基づいてトナ−の
    標準補給値に対する補正値を演算する手段と、該演算手
    段により求めた補正値を記憶する手段と、通常のトナ−
    補給時に前記記憶手段に蓄えられた補正値に基づいて前
    記トナ−補給手段の制御を行う制御手段とを有すること
    を特徴とするトナ−補給制御装置。
JP4149878A 1992-05-18 1992-05-18 トナー補給制御装置 Pending JPH05323787A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007304524A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Ricoh Co Ltd トナー補給制御装置及び画像形成装置
US20110229156A1 (en) * 2010-03-19 2011-09-22 Takeshi Ohkawa Image forming apparatus
US8632546B2 (en) 2007-05-02 2014-01-21 DePuy Synthes Products, LLC Expandable proximal reamer
US9244374B2 (en) 2013-11-15 2016-01-26 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus

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