JPH09106171A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09106171A
JPH09106171A JP8275650A JP27565096A JPH09106171A JP H09106171 A JPH09106171 A JP H09106171A JP 8275650 A JP8275650 A JP 8275650A JP 27565096 A JP27565096 A JP 27565096A JP H09106171 A JPH09106171 A JP H09106171A
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JP
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toner
developer
developing device
developing unit
output
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JP8275650A
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Inventor
Takashi Mori
隆 毛利
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現像器に内蔵されている現像剤の濃度を検知し
てトナー濃度制御の基準値を設定するにあたり、新品の
現像器ユニットが装着されていることをを検知したとき
のみ基準値の設定を行う。 【解決手段】ユニットが新品であることをステップ2で
検知すると、現像剤の有無をステップ3で検知し更にス
テップ4、5、6において現像剤の攪拌、濃度データの
サンプリング、トナーセンサからの出力が基準内である
かの判断を行った後、すべてYであればそのときセンサ
出力を濃度制御の基準値としてEEPROMに書き込
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は現像剤(トナー)に
より転写紙上に画像形成を行う電子写真プロセスを用い
た複写機や各種プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスを用いた複写機や各種
プリンタ等の画像形成装置は、例えば感光体上に形成さ
れた静電潜像を顕像化する為の現像器を有している。こ
の現像器は内部にトナーを収納し上記感光体と摺擦する
現像スリーブの周面にトナーを吸着し、感光体と現像ス
リーブを摺擦させるとにより感光体上の静電潜像をトナ
ー像化(顕像化)する。
【0003】現像器はメンテナンス性の向上を計るため
に、内部に収納されたトナーを使い切った時点で使い捨
てとし新品の現像器と交換するシステムが用いられてい
る。このような現像器を有する画像形成装置では、装置
への現像器の装着の有無、現像器内の現像剤の有無及び
現像剤の濃度を検知する為にこれらの検出回路が設けら
れている。図10は上記現像剤の有無等の検出回路であ
る。
【0004】現像器1にはトナー残量センサ1aとトナ
ー濃度センサ1bが設けられ、トナー残量センサ1aは
現像器1内のトナーの欠乏を検知するとパルス信号を装
置本体に設けられたプリンタコントローラ2内の残量検
出回路2aへ出力し、さらに残量検出回路2aからトナ
ー欠乏信号をCPU(中央処理装置)2bへ出力する。
CPU2bは上記トナー欠乏信号により現像器1内の現
像剤があることを判断したときにトナー濃度センサ1a
から出力されるアナログ信号によりトナー濃度を制御す
る。トナー濃度の検出はトナー濃度センサ1bから出力
されるアナログ信号をアナログ/デジタル変換器(A/
D変換器)2cでデジタルデータに変換し、そのデータ
の大きさによってトナーの濃度を検出する。すなわち、
現像器1内にトナーが充分存在する時はトナー濃度セン
サ1bから出力されるアナログ信号は大きく(出力電圧
値は大きく)A/D変換器2cから出力されるデジタル
データ値も大きな値になり、一方現像器1内のトナー濃
度が低下するとトナー濃度センサ1bから出力されるア
ナログ信号は小さく(出力電圧値は小さく)なり、A/
D変換器2cから出力されるデジタルデータ値も小さく
なることからCPU2bはこのデジタルデータの値から
現像器1内のトナー濃度を検出する。また、このように
してCPU2bで検出したトナー欠乏やトナー濃度は表
示部2dに表示される。
【0005】また、現像器1の装置本体への装着の有無
は現像器1とプリンタコントローラ2間の接続線l4
5 により行われ、現像器1が装置本体に装着されると
上記接続線l4 、l5 を介してロー信号がCPU2bに
供給され現像器1の装着が判断される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような画像形成
装置では、工場出荷時に現像器1へ充填されている現像
剤のトナー濃度を製品毎の偏差がないように設定するこ
とは容易であるが、トナーの濃度制御を行うためのトナ
ー濃度センサ1bから出力されるアナログ電圧を製品毎
の偏差なく一定にすることはできない。
【0007】即ち、トナー濃度センサの出力は、センサ
そのものの個体差、センサの取り付け状態等に影響され
てしまうからである。このため固定された標準のトナー
濃度制御基準値を基にトナー濃度制御を行うと各現像器
間で制御濃度にばらつきができ、その結果として印字濃
度が濃いもの、あるいは淡いものが発生してしまう。
【0008】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
未使用の現像器ユニットを装着したときのみトナー濃度
センサからの出力をトナー濃度制御基準値として設定す
ることにより現像器間で濃度偏差のないトナー濃度制御
が可能な画像形成装置を実現することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、本体装置に対して着脱自在に構成された現
像器ユニット内に充填された現像剤により感光体上の静
電潜像を現像する画像形成装置において、前記現像器ユ
ニット内に設けられたトナー検知センサと、前記本体装
置に設けられ前記トナー検知センサの出力信号の入力端
子を備えた制御回路とを有し、該制御回路は前記入力端
子への入力状態に応じて前記現像器ユニットの装着状
態、前記現像剤の有無、前記現像剤のトナー濃度の検出
を行うことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照しながら詳述する。図2は本実施例の画像形
成装置本体に対し着脱自在に構成される現像器及び感光
体ドラムの構成を示す。装置本体には感光体ドラム3の
周面近傍には現像器4′以外に不図示の帯電器、印字ヘ
ッド、転写器等の電子写真プロセスにより感光体ドラム
3の周面に形成される静電潜像を転写紙に印字する為の
装置が配設されている。上述のように、上記感光体ドラ
ム3と現像器4′及び後述する現像剤収納部、トナー補
給部は一体に構成された現像器ユニット4であり、不図
示の画像形成装置本体に対して装脱可能に構成されてい
る。
【0011】現像器4′は上記感光体ドラム3と摺擦し
て静電潜像を顕像化する為の現像スリーブ5と、現像器
4′内の現像剤を攪拌する為の攪拌部材6と、現像器
4′内の現像剤中のトナーの濃度等を検出する為のトナ
ー濃度センサ7で構成されている。この現像器4′の上
部には現像剤収納部8及びトナー補給部9が設けられて
いる。現像剤収納部8内には現像剤封止フィルム10に
より封止された所定濃度のトナーを含む現像剤が収納さ
れ、またトナー補給部9には現像動作に従って消費され
るトナーを補給する為に補給用トナーが収納されてい
る。ここで上記のように所定濃度の現像剤を現像剤収納
部8に収納する理由は、現像器4′内に現像剤を収納し
た状態で新たに製造された現像器ユニット4を生産工場
から出荷・輸送する場合現像剤が現像器4′から漏れる
場合があるからである。したがって、現像器ユニット4
を装置本体に装着したときには、最初に現像剤封止フィ
ルム10を引き剥がし現像剤収納部8内の現像剤を現像
器4′に移動させる必要がある。
【0012】また、トナー補給部9内のトナーは攪拌棒
12によりブロッキングが防止され、トナーの補給は後
述するトナー補給信号に従って回転するトナー補給ロー
ル11により行われる。
【0013】一方、現像器4′の側壁に設けられたトナ
ー濃度センサ7は現像剤のインダクタンス値からトナー
濃度を検出する濃度センサであり、図3に示す回路構成
である。この回路は発振器7aから出力される交流信号
を現像剤に接して設けられた差動トランス7bに流し、
現像剤を構成するトナーとキャリアの比によって異なる
位相差信号を位相差検出回路7cで検出し平滑回路7d
により平滑する。そして、平滑回路7dから出力された
電圧値(アナログ信号)をトランジスタQ1に供給し、
トランジスタQ1のエミッタ(E)と抵抗R1 の接続点
に現れる現像剤中のトナー濃度を示すアナログ信号を後
述するプリンタコントローラへ供給する回路である。そ
して、トナー濃度センサ7近傍の現像剤中のキャリアが
多い場合(トナー量が少ない場合)上記位相差は大きく
なり出力電圧 (アナログ信号)は高くなり、またキャ
リアが少ない場合(トナー量が多い場合)上記位相差は
小さくなり出力電圧(アナログ信号)は低くなる。
【0014】図4は上記関係を示す図である。尚、本実
施例ではトナー濃度が9%の現像剤を前述の現像剤収納
部8に収納している。図1は本実施例の画像形成装置内
に設けられたプリンタコントローラ14の回路構成と、
該プリンタコントローラ14と接続される前述の感光体
ドラム3及びトナー濃度センサ7の接続構成を示す図で
ある。プリンタコントローラ14は1チップで構成され
るマイクロコンピュータ15を内蔵し、このマイクロコ
ンピュータ15はトナー濃度の検出以外に、上記現像器
ユニット4の装着の有無、現像器4′内の現像剤の有
無、画像形成動作の制御も同時に行う。CPU16はR
OM17に記憶されたシステムプログラムに従って上記
処理を行い、この処理中発生するデータをRAM18に
記憶する。
【0015】前述のトナー濃度センサ7とプリンタコン
トローラ14は電源線l1 、出力線l2 、接地線l3
3本のラインで接続されている。トナー濃度センサ7へ
の電源供給は上記電源線l1 を介してプリンタコントロ
ーラ14側から行われ、トナー濃度センサ7のトナー濃
度データ(前述の電圧データ)は上記出力線l2 を介し
てプリンタコントローラ14へ供給される。この出力線
2 を介してプリンタコントローラ14に供給されるト
ナー濃度データはマイクロコンピュータ15の入力端子
AN1を介してアナログ/デジタル変換器(以下A/D
変換器で示す)19へ入力する。A/D変換器19は供
給されるトナー濃度を示す電圧値のデータ(アナログデ
ータ)をデジタルデータに変換しCPU16の制御に従
ってRAM18にこのデジタルデータを記憶する。尚、
上記出力線l2 はトナー濃度の検出以外にも後述するよ
うに現像器ユニット4の装着の有無、現像剤の有無検出
にも使用される。また、A/D変換器19の入力はスイ
ッチS、プルアップ抵抗R 2 を介して電源Vccにも接続
され、スイッチSがオンの時例えばA/D変換器19へ
電圧値(Vcc)が供給される構成である。上記スイッチ
Sの開閉制御はコントロールレジスタ21により行わ
れ、このコントロールレジスタ21の動作制御は上記C
PU16によって行われる。また、プルアップ抵抗R2
と前述のトナー濃度センサ7内の抵抗R1 との抵抗値の
比は特に限定されるものではなく、後述するようにステ
ッチSをクローズにしたとき入力端子AN1に現れる電
圧がVccに一致しないような抵抗値の比(例えば1:
1)であれば何でもよい。
【0016】 また、入出力回路(以下I/O回路で示
す)22はCPU16の制御により、トナーの補給が必
要な時出力ポートP2 、バッファ23を介してトナー補
充ソレノイド24へトナー補給信号を出力する。また、
感光体ドラム3を含む現像器ユニット4内の各回転部材
を回転させる時、出力ポートP3 、バッファ25を介し
てモータ回転開始信号をメインモータ回転制御回路26
へ出力する。トナー補充ソレノイド24はトナー補給信
号が入力すると前述のトナー補給ロール11を所定回回
転させ、トナー補給部9内の補給トナーを現像器4′内
に補給する。また、メインモータ回転制御回路26は上
記モータ回転開始信号の供給により不図示のメインモー
タを回転させ、感光体ドラム3等の回転を開始させる。
また、現像器ユニット4の新品を検知するドラム新品検
知スイッチ27の出力は入力ポートP1 を介してI/O
回路22へ供給される。さらに、I/O回路22は出力
ポートP4 から表示器28へ表示データを出力し、例え
ば現像器ユニット4の装着の有無や現像器4′内のトナ
ーの有無等を表示する。
【0017】 尚、トナー濃度センサ7とプリンタコント
ローラ14の共通接地は前述の接地線l3 により行われ
る。 また、マイクロコンピュータ15にはEEPROM
29が設けられていて、詳しく後述するようにトナー濃
度センサ7の検出特性を補正する為の基準データが記憶
される。
【0018】以上の構成の画像形成装置において以下に
図5から図7に示すフローチャートを用いて、特に現像
器ユニット4の装着の有無及び現像器4′内のトナーの
有無、現像剤の濃度検出動作を説明する。
【0019】先ず、図5のフローチャートを用いてEE
PROM29にトナー濃度センサ7の特性に合った基準
データを記憶させる処理を説明する。この処理は、現像
剤収納部8に収納される現像剤が所定の正確なトナー濃
度(前述の9%)であるのに対して、トナー濃度センサ
7のトナー濃度検知特性はバラツキを有し確実なトナー
濃度検出ができない為、現像器ユニット4交換時に個々
のトナー濃度センサ7の検知特性に合った基準データを
予めEEPROM29に記憶させておく為である。
【0020】先ず、現像器ユニット4が画像形成装置本
体に装着されているか判断する(ステップ(以下図5で
はSで示す)1)。この判断については図6のフローチ
ャートの説明の時詳しく説明する。上記判断により現像
器ユニット4が装着されていなければ表示器28にエラ
ー表示を行いユーザに現像器ユニット4が装着されてい
ないことを報知する(S8)。一方、現像器ユニット4
が装置本体に装着されていれば、次にこの時装着されて
いる現像器ユニット4が新品であるか判断する(S
2)。この判断はドラム新品検知スイッチ27から新品
検知信号が出力されているかにより判断する。例えばこ
の時装置本体に装着された現像器ユニット4が新品であ
ればドラム新品検知スイッチ27から新品検知信号が出
力されており、CPU16はこの信号が出力されていれ
ば、次に現像剤が現像器4′内に収容されているか判断
する(S3)。この場合にも現像器4′内に現像剤が収
容されていなければ表示器28にエラー表示を行い(S
8)、現像剤封止フィルム10を引き剥がすように注意
を促す。一方、現像器4′内に現像剤が収容されていれ
ばCPU16はI/O回路22からバッファ25を介し
てメインモータ回転制御回路26にモータ回転開始信号
を出力しメインモータを回転させ、前述の攪拌部材6を
回転させて現像器4′内の現像剤を充分に攪拌する(S
4)。これは現像剤を攪拌することによりトナーの電荷
を安定させ、現像剤の状態を実際の現像時と同一の状態
にするためである。
【0021】その後、CPU16はA/D変換器19か
ら出力されるトナー濃度センサ7の検出したトナー濃度
のデジタルデータ(Do )を読み出す(S5)。そし
て、CPU16に読み出したデジタルデータが基準範囲
内か否か判断する(S6)。この基準範囲は例えば初期
時のトナー濃度を標準的なトナー濃度センサ7により検
出した出力電圧が前述の図4に示す特性で表されるとす
れば、この特性に対して大きくズレない範囲のデータが
基準データとして読み出されたか否かを判断するもので
ある。例えば、現像剤の初期のトナー濃度が前述のよう
に9%であれば出力電圧2. 5Vが標準的な出力電圧で
あり、従って例えば2V以下の出力電圧や3V以上の出
力電圧が出力された時はトナー濃度センサ7が不良であ
ると判断する。この為、そのような基準範囲外であれば
そのようなトナー濃度センサ7を用いては正確なトナー
濃度の検出はできない為エラー表示を行う(S8)。こ
のことにより生産工場における出荷検査の段階で不良品
を容易にチェックできる。一方、基準範囲内であればこ
の時A/D変換器22から出力されたデジタルデータを
基準データ(Do)としてEEPROM29へ書き込む
(S7)。
【0022】上記のようにEEPROM29に個々のト
ナー濃度センサ7の特性に合致した基準データを記憶さ
せた後、実際のプリント処理を実行する時に先ず図6の
フローチャートに従って現像器ユニット4の装着の有
無、及び現像器4′内の現像剤の有無の確認を行う。こ
の処理は先ず、CPU16がコントロールレジスタ21
を制御して前述のスイッチSをオンさせ、このときのA
/D変換器19の入力電圧の値を判断することにより行
われる(ステップ(以下図6ではTで示す)1)。すな
わち、現像器ユニット4が装置本体に装着されていなけ
れば電源電圧Vccはプルアップ抵抗R2 →スイッチSを
介してA/D変換器19へ入力し(T2がY(イエ
ス))、CPU16は現像器ユニット4が装置本体に装
着されていないものと判断できる(T3)。尚、図8の
はこの時の入力条件と出力の状態を示す。
【0023】 また、現像器ユニット4が装置本体に装着
されていれば電源電圧Vccを上記抵抗R2 とトナー濃度
センサ7内の抵抗R1 とで分圧された電圧値がA/D変
換器19へ入力する。したがって、この場合には前述の
ように抵抗R1 とR2 の抵抗値の比の関係から、A/D
変換器19へ出力される電圧値が少なくともVccになる
ことはない。このことによりCPU16は現像器ユニッ
ト4が装置本体に装着されているものと判断できる(T
2がN)。現像器ユニット4が装置本体に装着されてい
た場合には、CPU16は次にコントロールレジスタ2
1を制御してスイッチSをオフし(T4)、トナー濃度
センサ7から出力されたアナログデータが1V未満であ
るか否かの判断を行う(T5)。この判断は現像器ユニ
ット4が装着されていたとしてもユーザが現像剤封止フ
ィルム10を引き剥がしていなければ現像剤が現像器
4′に収納されない為、この判断を行うものである。す
なわち、図9に示すように現像器4′内のトナー濃度が
どんなに高くなってもトナー濃度センサ7の特性よりそ
の出力電圧は1V以下にはならない為、出力線l2 を介
して入力端子AN1 へ供給される出力電圧値が1V未満
である時は現像器4′に現像剤が収納されていないもの
として(T6)、例えば現像剤収納部8の現像剤封止フ
ィルム10を引き剥がすように指示を行う。尚、図8の
はこの時の入力条件と出力の状態を示す。
【0024】一方、入力端子AN1 へ供給される電圧値
が1V以上である時は現像器4′に現像剤が収納されて
いるものとしてさらに判断(T7)を実行し、入力端子
AN1 への出力電圧が1V〜2.5Vの間の値であるか
判断する。そして、この値が上記以外の電圧値であるな
らば現像器4′内のトナー濃度が低下しているものと判
断して以下に具体的処理を示すトナー補給制御を行う
(T8)。
【0025】上記トナー補給制御は、図7のフローチャ
ートに従って実行される。すなわち、先ず攪拌部材6が
回転し現像器4′内の現像剤を攪拌している時トナー濃
度を検出すべく画像形成装置が印字処理中か否か判断し
(ステップ(以下図7ではSTで示す)1)、印字処理
中であればA/D変換器19を介してトナー濃度センサ
7の出力電圧をデジタルデータに変換したデータ
(D1 )を読み出しRAM18に一旦記憶する(ST
2)。そして、前述のようにEEPROM29に記憶し
た基準のデジタルデータDO とRAM18に記憶したデ
ジタルデータD1 を比較し(ST3)、CPU16がサ
ンプリングしたデータD1 より基準値のデータD O のほ
うが小さければ(ST3がN(ノー))、現像器4′内
のトナー濃度は高いと判断できCPU16はI/O回路
22にトナー補給信号を出力させる制御を行わない(S
T4)。尚、図8のはこの時の入力条件と出力の状態
を示す(但し、トナー濃度センサ7の濃度検出特性が同
図のに示すように標準的な検知特性である場合を基準
としている) 。
【0026】一方、CPU16がサンプリングしたデー
タD1 より基準値のデータDO のほうが大きければ(S
T3がY(イエス))、現像器4′内のトナー濃度は低
いと判断できCPU16はI/O回路22にトナー補給
信号を出力し、トナー補給ロール11を回転させて現像
器4′にトナーを補給する (ST5)。ここでST5
ではD1 の数値の状態に応じてトナーの補給量(トナー
補給レベル)例えばトナー補給ロール11の回転時間を
決定する。すなわちトナー濃度が弱アンダーであればト
ナー補給ロールを短時間回転し、強アンダーであれば長
時間回転する。このことによりオーバートナー、アンダ
ートナー状態となるのを防止している。尚、図8のは
この時の入力条件と出力の状態を示す。
【0027】 またこの時トナーの補給レベルが最大か判
断し(ST6)、トナー補給レベルが最大でなければ現
像器4′に補給されるトナーによりトナー濃度が上昇し
た新たなトナー濃度をA/D変換器19から読み出しR
AM18のデータを補正する(ST7)。一方、トナー
の補給レベルが最大の時にはトナー補給信号を出力して
現像器4′へのトナーの補給を指示しているにもかかわ
らずトナー濃度が上昇しないのであるからトナー補給部
9内の補給用トナーが無くなったと判断し、トナー無し
を示すエラー表示を行う(ST8)。
【0028】以上のように、本実施例によれば少ない接
続線により現像器ユニット4の装着の有無及び現像器
4′内のトナーの有無、及びトナー濃度を検出すること
ができる。
【0029】尚、本実施例では感光体ドラム3を含む現
像器ユニットについて説明したが、感光体ドラム3を含
む構成に限定されるものではない。また、トナー濃度セ
ンサ7はインダクタンス値を検出する形式のものについ
て説明したが、このタイプのものに限定されるものでは
ない。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、現像器ユニットの装着の有無、現像剤の濃度等の検
出を単一のトナー濃度センサを用いて行うことができ、
装置の小型化及び装置のコストダウンを図ることができ
る。
【0031】また、現像器の装着の有無の判断にトナー
濃度の検出出力を共用できるので、マイクロコンピュー
タの入出力ポートを他の機能拡張の為に使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の画像形成装置内の制御回路
の構成図である。
【図2】本発明の一実施例の画像形成装置内の現像器ユ
ニットの構成図である。
【図3】トナー濃度センサの具体的回路図である。
【図4】トナー濃度に対するトナー濃度センサの出力電
圧特性図である。
【図5】本発明の一実施例の画像形成装置の動作を説明
するフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例の画像形成装置の動作を説明
するフローチャートである。
【図7】本発明の一実施例の画像形成装置の動作を説明
するフローチャートである。
【図8】現像器ユニットの装着の有無等の条件に対する
A/D変換データの関係を示す図である。
【図9】現像器内の現像剤の状態に対するトナー濃度セ
ンサの出力電圧値、又は出力電圧幅を示す図である。
【図10】従来の画像形成装置内に設けられたトナー濃
度検出等の回路構成を示す図である。
【符号の説明】
3 感光体ドラム 4 現像器ユニット 4′ 現像器 5 現像スリーブ 6 攪拌部材 7 トナー濃度センサ 8 現像剤収納部 9 トナー補給部 10 現像剤封止フィルム 11 トナー補給ロール 14 プリンタコントローラ 15 マイクロコンピュータ 16 CPU 17 ROM 19 A/D変換器 21 コントロールレジスタ 22 I/O回路 24 トナー補充ソレノイド 26 メインモータ回転制御回路 29 EEPROM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体装置に対して着脱自在に構成された
    現像器ユニット内に充填された現像剤により感光体上の
    静電潜像を現像する画像形成装置において、 前記現像器ユニット内に設けられ該現像器ユニットが未
    使用品であるか使用済み品であるかを示す信号手段と、
    前記現像器ユニット内に設けられたトナー検知センサ
    と、前記本体装置に設けられ前記信号手段の出力信号と
    前記トナー検知センサの出力信号との入力端子を備えた
    制御回路とを有し、該制御回路は前記信号手段の出力信
    号が未使用品であることを示す信号を入力したときに、
    前記トナー検知センサの出力をトナー濃度制御手段の基
    準信号として不揮発性記憶手段に書き込むことを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記トナー検知センサは前記現像剤のイ
    ンダクタンス値を検知するセンサであることを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
JP8275650A 1996-10-18 1996-10-18 画像形成装置 Pending JPH09106171A (ja)

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JP8275650A JPH09106171A (ja) 1996-10-18 1996-10-18 画像形成装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009031446A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2010113376A (ja) * 2010-02-09 2010-05-20 Ricoh Co Ltd トナー濃度センサおよびトナー濃度センサを備えた画像形成装置
JP2021128275A (ja) * 2020-02-14 2021-09-02 株式会社リコー 画像形成装置

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