JPH05323400A - 有機非線形光学結晶薄膜の気相成長方法 - Google Patents

有機非線形光学結晶薄膜の気相成長方法

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JPH05323400A
JPH05323400A JP5025460A JP2546093A JPH05323400A JP H05323400 A JPH05323400 A JP H05323400A JP 5025460 A JP5025460 A JP 5025460A JP 2546093 A JP2546093 A JP 2546093A JP H05323400 A JPH05323400 A JP H05323400A
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JP
Japan
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nonlinear optical
vapor deposition
optical crystal
organic nonlinear
temperature
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JP5025460A
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English (en)
Inventor
Seiji Fukuda
誠司 福田
Tetsuya Goto
哲哉 後藤
Takaharu Tsuda
敬治 津田
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】次の3つの条件を満たすことを特徴とする有機
非線形光学結晶薄膜の気相成長方法。 (1)有機非線形光学結晶材料が、選択図(ただしRは
炭素数が2以下のアルキル、ハロゲン化アルキル)で表
される化合物(重水素置換体の場合も含む。)である。 (2)該有機非線形光学結晶材料の蒸着源加熱温度の制
御を行なう。 (3)成長中の真空度を5×10-8torrより高真空に保
つ。 【効果】有機非線形光学結晶薄膜の気相成長方法におい
て、蒸着速度の精密制御と結晶材料の熱劣化の防止を可
能にする手段を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明による有機非線形光学結晶
材料の気相成長方法は、光情報処理分野や光通信分野を
用途とする有機非線形光学素子作成工程における薄膜形
成方法として有用である。
【0002】
【従来の技術】
一般式;
【化2】 (ただしRは炭素数が2以下のアルキル、ハロゲン化ア
ルキル)で表される有機非線形光学結晶材料の気相成長
方法として、特開平3−294827号公報に記載され
ている方法には、次に述べる問題点があった。
【0003】(1)蒸着速度が急激に変化するために蒸
着速度の制御が困難である。
【0004】(2)蒸着源を融点付近まで加熱する必要
があるために、有機非線形光学結晶材料の熱劣化が起こ
りやすい。
【0005】これらの問題点を解決するために本発明に
示された、超高真空下での気相成長方法については、上
記文献に記載も示唆もされていない。
【0006】一般に、超高真空下で気相成長を行なえ
ば、実用的な気相成長速度を得るために必要な加熱蒸着
源の温度を下げる効果があることは知られているが、特
定の有機非線形光学結晶薄膜の気相成長を行なう際に上
記の問題点を解決できる、真空度、および加熱蒸着源の
温度は、本発明者らにより初めて明らかにされた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、有機
非線形光学結晶材料の蒸着速度の制御性が向上された気
相成長方法を提供し、さらに該有機非線形光学結晶材料
の熱劣化を防止することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は下記の構成を有する。
【0009】「温度制御された基板上に、有機非線形光
学結晶材料を加熱蒸着する方法において、次の3つの条
件を満たすことを特徴とする有機非線形光学結晶薄膜の
気相成長方法。
【0010】(1)有機非線形光学結晶材料が、一般
式;
【化3】 (ただしRは炭素数が2以下のアルキル、ハロゲン化ア
ルキル)で表される4´−ニトロベンジリデン−3−ア
ルカノイルアミノ−4−メトキシアニリン、4´−ニト
ロベンジリデン−3−ハロゲノアルカノイルアミノ−4
−メトキシアニリン、および、これらの化合物の有する
水素の少なくとも一部が重水素置換された化合物から選
ばれる材料である。
【0011】(2)該有機非線形光学結晶材料の蒸着源
加熱温度の制御を行なう。
【0012】(3)成長中の真空度を5×10-8torrよ
り高真空に保つ。」本発明で言う4´−ニトロベンジリ
デン−3−アルカノイルアミノ−4−メトキシアニリ
ン、4´−ニトロベンジリデン−3−ハロゲノアルカノ
イルアミノ−4−メトキシアニリン、および、これらの
化合物の有する水素の少なくとも一部が重水素置換され
た化合物とは、4´−ニトロベンジリデン−3−アセト
アミノ−4−メトキシアニリン(MNBA)、4´−ニ
トロベンジリデン−3−エチルカルボニルアミノ−4−
メトキシアニリン(MNBA−Et)、4´−ニトロベ
ンジリデン−3−クロロアセトアミノ−4−メトキシア
ニリン(MNBA−Cl)、4´−ニトロベンジリデン
−3−ブロモアセトアミノ−4−メトキシアニリン(M
NBA−Br)、4´−ニトロベンジリデン−3−(β
−クロロエチル)カルボニルアミノ−4−メトキシアニ
リン(MNBA−ClEt)など、アルカノイルアミノ
基あるいはハロゲノアルカノイルアミノ基を表す −NHCOR において、Rが炭素数2以下のアルキル、ハロゲン化ア
ルキルのもの、および、それらの少なくとも一部が重水
素置換されてなる化合物を指す(以降、これらを総称し
てベンジリデンアニリン系材料と呼ぶ)。これら化合物
の結晶は、何れも大きな2次の非線形光学効果を示す有
機非線形光学結晶材料である(特開昭63−11342
9号公報)。また、これらの化合物から選ばれる有機非
線形光学結晶材料は、単一の化合物からなる材料であっ
ても、また複数の化合物からなる混合材料であっても良
い。
【0013】有機非線形光学結晶材料の蒸着源加熱温度
の制御方法は、加熱温度の計測手段を備えていれば、抵
抗加熱、光加熱等何でも良いが、熱伝導性の高い容器を
用いることが好ましい。加熱温度の均一性に優れるから
である。
【0014】有機非線形光学結晶材料が4´−ニトロベ
ンジリデン−3−アセトアミノ−4−メトキシアニリン
(MNBA)の場合には、加熱蒸着源の温度が120℃
〜190℃であることが好ましい。蒸着源加熱温度が1
20℃より低い場合には蒸着速度が遅すぎ実用的でない
からであり、190℃より高い場合には蒸着速度が速す
ぎるからである。蒸着源加熱温度が180℃以下の場合
には有機非線形光学結晶材料の熱劣化を最小限にするこ
とができるためより好ましい。また、基板は100℃以
下に温度制御されていることが好ましい。基板温度が1
00℃以上になると、加熱蒸着されたMNBAの再昇華
が生じやすくなるからである。
【0015】有機非線形光学結晶材料が4´−ニトロベ
ンジリデン−3−エチルカルボニルアミノ−4−メトキ
シアニリン(MNBA−Et)の場合には、加熱蒸着源
の温度が85℃〜140℃であることが好ましい。蒸着
源加熱温度が85℃より低い場合には蒸着速度が遅すぎ
実用的でないからであり、140℃より高い場合には蒸
着速度が速すぎるからである。蒸着源加熱温度が120
℃以下の場合には有機非線形光学結晶材料の熱劣化を最
小限にすることができるためより好ましい。基板温度と
蒸着源温度は、少なくとも20℃以上の温度差があるこ
とが好ましい。蒸着されたMNBA−Etの再昇華のた
め蒸着効率が低下するからである。また、基板は70℃
以下に温度制御されていることが好ましい。基板温度が
70℃以上になると、加熱蒸着されたMNBA−Etの
再昇華が生じやすくなるからである。
【0016】成長中の真空度とは、加熱蒸着源のある真
空容器内を、加熱蒸着時に計測した真空度を指す。5×
10-8torrより高真空の真空度とは、窒素ガスに対して
校正された真空計を用いて測定した真空度が5×10-8
torrより高真空の超高真空である状態、すなわち気体の
圧力が5×10-8torr以下である状態を指す。このよう
な超高真空下で気相成長を行なうことにより、加熱蒸着
源の温度が融点よりも低い場合でも、実用的に充分な蒸
着速度を得ることができ、さらに加熱速度の制御性を向
上することができる。成長中の真空度が超高真空より低
い、10-6torr程度の高真空の場合は、蒸着速度の制御
が困難であると同時に、蒸着源の温度を融点付近まで上
げる必要があるために熱劣化が起こりやすい。
【0017】基板上に設けるパタ−ン・マスクは、結晶
が成長すべき結晶面への有機化合物の接触・堆積・結晶
成長を阻害するものなら何であっても良い。ハ−ド・マ
スク、レジスト・パタ−ンなどが代表的に挙げられる。
これらのパタ−ン・マスクと成長パタ−ン層のパタ−ン
とは、ポジ/ネガの関係になる。チャンネル導波路、グ
レ−ティングのように微細かつ精緻なパタ−ン形成が必
要な場合には、光、電子線、x線など活性電磁波に有感
なレジストを用い、直接描画によっても、また、リソグ
ラフィによって形成されるパタ−ン・マスクを使用して
も良い。
【0018】気相成長を行なう基板は、真空容器中での
気体の放出が少なく、成長中の真空度が5×10-8torr
より高真空であるという超高真空状態の維持の妨げにな
らない材料であれば何でも良い。基板が有機結晶であれ
ば、基板と蒸着薄膜との熱膨張率の差を小さくできるの
で好ましい。さらに好ましくは、4´−ニトロベンジリ
デン−3−アルカノイルアミノ−4−メトキシアニリ
ン、4´−ニトロベンジリデン−3−ハロゲノアルカノ
イルアミノ−4−メトキシアニリン、および、これらの
化合物の有する水素の少なくとも一部が重水素置換され
た化合物からなる有機非線形光学結晶である。蒸着薄膜
はエピタキシャル成長するため、単結晶薄膜が得られや
すいからである。このような有機非線形光学結晶を基板
として用いる場合には、基板の温度を80℃以下に制御
することが好ましい。長時間にわたり基板の加熱を行な
った場合に、基板表面からの昇華のために基板の平面性
が低下する場合があるからである。
【0019】本発明の気相成長方法によれば、ベンジリ
デンアニリン系有機非線形光学結晶材料の蒸着速度の制
御性が向上する。さらに、加熱蒸着源材料である該有機
非線形光学結晶材料が熱劣化することを防止することが
できる。
【0020】
【実施例】本発明について以下の実施例によりさらに詳
細に説明する。
【0021】実施例1 超高真空下での蒸着速度の蒸着
源温度依存性の測定:昇華精製をした4´−ニトロベン
ジリデン−3−アセトアミノ−4−メトキシアニリン
(MNBA:融点193℃)の気相成長を行なった。真
空排気ポンプにはターボ分子ポンプ(日本真空技術株式
会社製)を用いた。加熱蒸着源には、温度制御性に優れ
るクヌーセンセル方式の蒸着源を用い、窒化ホウ素ルツ
ボ内にMNBAの粉末を充填した。ルツボの温度はWR
e5−WRe25熱電対により測定して、蒸着源温度の
測定値とした。ルツボ上部から約15cm上方に設置した
水晶振動式の膜厚センサ(インフィコン社製)により、
蒸着速度を測定した。
【0022】蒸着源温度(ルツボ温度)を110℃から
190℃まで毎分2℃の速度で昇温しつつ、蒸着速度を
測定した結果、ルツボ温度が120℃以上であれば、毎
秒0.1オングストローム以上の実用的な蒸着速度が得
られることが判明した。成長中の真空度は1〜5×10
-8torrであった。その結果を成長中の真空度2×10-6
torrで気相成長を行なった比較例1の結果とともに、図
1に示す。図から明らかなように、実施例1の気相成長
方法によれば、蒸着源温度の変化に対する蒸着速度の変
化が極めて緩やかになっており、蒸着速度の温度による
制御が可能である。なお、実施例1の蒸着速度が165
℃付近で一時上昇しているのは、MNBAの昇華蒸気圧
点が超高真空の圧力に達したためであり、170℃付近
で一時減少している理由は、ルツボ内のMNBAの量が
変化したことが原因である。
【0023】比較例1 高真空下での蒸着速度の蒸着源
温度依存性の測定:昇華精製をしたMNBAの気相成長
を行なった。真空排気ポンプには油拡散ポンプ(日本真
空技術株式会社製)を用いた。加熱蒸着源には、電気ヒ
ータ加熱の金属銅製ルツボを使用し、ルツボ内にMNB
Aの粉末を充填した。ルツボの温度はクロメル−アルメ
ル熱電対により測定して、蒸着源温度の測定値とした。
ルツボ上部から約13cm上方に設置した水晶振動式の膜
厚センサ(日本真空技術株式会社製)により、蒸着速度
を測定した。
【0024】蒸着源温度(ルツボ温度)を150℃から
195℃まで毎分2℃の速度で昇温しつつ、蒸着速度を
測定した結果を、実施例1の結果とともに図1に示す。
このときの成長中の真空度は2×10-6torrであった。
このように真空度が低い場合には、蒸着速度が急激に増
加するために、温度により蒸着速度の制御を行なうこと
は実質的に不可能であり、可能であったとしても制御誤
差は極めて大きいと言える。また、毎秒0.1オングス
トローム以上の蒸着速度を得るためには蒸着源温度を1
88℃以上に加熱する必要がある。
【0025】参考例1 180℃での熱劣化試験:昇華
精製を行なった純度99.9%以上のMNBAの、真空
中での加熱劣化試験を行なった。MNBA結晶粉末をガ
ラス試験管に入れ、真空度3×10-6torrまで排気後、
180℃に加熱し約10時間その温度に保った。約1時
間放冷した後、結晶粉末の色変化を観察したが、熱劣化
による変色は見られず当初の黄色を保持していた。さら
に、NMR法による不純物分析を行なったが、不純物の
検出はできなかった。従って、加熱温度が180℃以下
であれば、熱劣化は生じないと考えられる。
【0026】参考例2 193℃での熱劣化試験:参考
例2と同一純度のMNBAについて、真空中での加熱劣
化試験を行なった。MNBA結晶粉末をガラス試験管に
入れ、真空度3×10-6torrまで排気後、193℃で加
熱溶融した。10分後に冷却したところ、MNBAが赤
褐色に変色しているようすが観察された。加熱熔融によ
り熱劣化が生じたと考えられる。
【0027】実施例2 蒸着速度制御性の評価:昇華精
製をしたMNBAの気相成長を行なった。成長中の真空
度を3×10-9torrにしたことと、温度を一定に設定し
た以外は、実施例1と同様に行なった。なお、真空排気
ポンプは、油拡散ポンプ(エドワーズ社製)とチタンサ
ブリメーションポンプ(日電アネルバ株式会社製)を組
合わせて用いた実施例2において、蒸着源温度を15
8.0℃に保持した場合と、160.0℃に保持した場
合の蒸着膜厚の変化を測定した結果を図2に示す。図2
から明らかなように、どちらの温度条件でも、蒸着速度
は極めて一定に保たれており、本発明の気相成長方法に
よれば蒸着速度の精密制御が実現できていることが示さ
れた。
【0028】実施例3 超高真空下でのMNBA−Et蒸
着速度の蒸着源温度依存性の測定:昇華精製をした4´
−ニトロベンジリデン−3−エチルカルボニルアミノ−
4−メトキシアニリン(MNBA−Et:融点172
℃)の気相成長を行なった。真空排気ポンプにはターボ
分子ポンプ(日本真空技術株式会社製)を用いた。加熱
蒸着源には、温度制御性に優れるクヌーセンセル方式の
蒸着源を用い、窒化ホウ素ルツボ内にMNBA−Etの
粉末を充填した。ルツボの温度はWRe5−WRe25
熱電対により測定して、蒸着源温度の測定値とした。ル
ツボ上部から約15cm上方に設置した水晶振動式の膜厚
センサ(インフィコン社製)により、蒸着速度を測定し
た。
【0029】蒸着源温度(ルツボ温度)を75℃から1
50℃まで毎分2℃の速度で昇温しつつ、蒸着速度を測
定した結果、ルツボ温度が85℃以上であれば、毎秒
0.1オングストローム以上の実用的な蒸着速度が得ら
れることが判明した。成長中の真空度は0.5〜2×1
-8torrであった。その結果を図3に示す。実施例1の
結果と同様に、蒸着源温度の変化に対する蒸着速度の変
化が極めて緩やかで、蒸着速度の温度による制御が容易
である。
【0030】
【発明の効果】有機非線形光学結晶薄膜の気相成長方法
において、蒸着速度の精密制御と結晶材料の熱劣化の防
止を可能にする手段を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加熱蒸着源温度と蒸着速度の関係を、本発明に
よる実施例1の結果と比較例1の結果とを比較して示し
た図。
【図2】成長中の真空度が3×10-9torrの場合の、蒸
着速度制御性の評価を行ない、蒸着速度が一定であるこ
とを示した図。
【図3】実施例3による加熱蒸着源温度と蒸着速度の関
係を示した図。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度制御された基板上に、有機非線形光学
    結晶材料を加熱蒸着する方法において、次の3つの条件
    を満たすことを特徴とする有機非線形光学結晶薄膜の気
    相成長方法。 (1)有機非線形光学結晶材料が、一般式; 【化1】 (ただしRは炭素数が2以下のアルキル、ハロゲン化ア
    ルキル)で表される4´−ニトロベンジリデン−3−ア
    ルカノイルアミノ−4−メトキシアニリン、4´−ニト
    ロベンジリデン−3−ハロゲノアルカノイルアミノ−4
    −メトキシアニリン、および、これらの化合物の有する
    水素の少なくとも一部が重水素置換された化合物から選
    ばれる材料である。 (2)該有機非線形光学結晶材料の蒸着源加熱温度の制
    御を行なう。 (3)成長中の真空度を5×10-8torrより高真空に保
    つ。
  2. 【請求項2】有機非線形光学結晶材料が4´−ニトロベ
    ンジリデン−3−アセトアミノ−4−メトキシアニリン
    であることを特徴とする請求項1記載の気相成長方法。
  3. 【請求項3】有機非線形光学結晶材料が4´−ニトロベ
    ンジリデン−3−エチルカルボニルアミノ−4−メトキ
    シアニリンであることを特徴とする請求項1記載の気相
    成長方法。
  4. 【請求項4】有機非線形光学結晶材料の蒸着源加熱温度
    が120℃〜190℃であることを特徴とする請求項2
    記載の気相成長方法。
  5. 【請求項5】有機非線形光学結晶材料の蒸着源加熱温度
    が85℃〜140℃であることを特徴とする請求項3記
    載の気相成長方法。
  6. 【請求項6】基板上にパタ−ン・マスクを設けてのちに
    加熱蒸着することを特徴とする、請求項1記載の気相成
    長方法。
  7. 【請求項7】基板が有機結晶であることを特徴とする、
    請求項1記載の気相成長方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016104913A (ja) * 1997-11-17 2016-06-09 ザ、トラスティーズ オブ プリンストン ユニバーシティ 有機薄膜の低圧気相蒸着

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016104913A (ja) * 1997-11-17 2016-06-09 ザ、トラスティーズ オブ プリンストン ユニバーシティ 有機薄膜の低圧気相蒸着

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