JPH05323278A - アクティブマトリクス表示パネル - Google Patents

アクティブマトリクス表示パネル

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JPH05323278A
JPH05323278A JP4123678A JP12367892A JPH05323278A JP H05323278 A JPH05323278 A JP H05323278A JP 4123678 A JP4123678 A JP 4123678A JP 12367892 A JP12367892 A JP 12367892A JP H05323278 A JPH05323278 A JP H05323278A
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series
shift register
video signal
display panel
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シフトレジスタ部およびビデオ信号線を最適
条件で系列化して、シフトレジスタ部の系列毎の表示に
対する影響を容易に補正可能なアクティブマトリクス表
示パネルを実現すること。 【構成】 アクティブマトリクス表示パネルのソース線
駆動回路12aにおいて、シフトレジスタ部13aはA
〜C系列のシフトレジスタA1 ,B1 ,C1 ・・・に3
系列化されている一方、ビデオ信号線Videoも第1
〜第3系列のビデオ信号線V1 ,V2 ,V3 に3系列化
され、シフトレジスタ部13aの系列化による表示への
影響は、各系列のビデオ信号の電位を変えて系列毎に調
整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示パネルなどのア
クティブマトリクス表示パネルに関し、特に、その表示
駆動部に対する系列化技術に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶の配向状態などを利用して情報を表
示するフラット型表示パネルのうち、アクティブマトリ
クス方式の液晶表示パネルにおいては、その全体構成を
図4にブロック図で示すように、画素マトリクス22,
ソース線駆動回路12およびゲート線駆動回路21が同
一の透明基板11の上に形成されており、そのうち、ソ
ース線駆動回路12は、シフトレジスタ部13と、第1
〜第3系列のビデオ信号線V1 ,V2 ,V3 からなるビ
デオ信号線Videoおよびこれらに対応するアナログ
スイッチS1 ,S2 ,S3 ・・・を備えるサンプルホー
ルド回路17とを有する。また、画素マトリクス22
は、ソース線駆動回路12の側に接続された複数のソー
ス線X1 ,X2 ,X3 ,X4 ・・・と、ゲート線駆動回
路21に接続された複数のゲート線Y1 ,Y2 ・・・
と、これらのゲート線およびソース線の交点に形成され
た複数の画素Z11,Z12・・・とを有し、各画素Z11
12・・・には薄膜トランジスタ(TFT)29および
液晶セル30を有する。さらに、ソース線駆動回路12
の側には、そのシフトレジスタ部13にクロック信号を
入力すべき複数のクロック信号線34が配置されてい
る。
【0003】このような構成のアクティブマトリクス表
示パネルにおいては、その表示駆動に対する高周波化が
求められているが、そのシフトレジスタ部13を構成す
るTFTの動作を高周波数化するには限界がある。そこ
で、従来のアクティブマトリクス表示パネルにおいて
は、そのシフトレジスタ部の構成を、図6にブロック図
で示し、図7に回路図で示すように、シフトレジスタ部
13b(シフトレジスタ部13)を、A系列のクロック
信号(φA ,φA *)で駆動されるA系列のシフトレジ
スタA1 ,A2 ,A3 ・・・と、A系列のクロック信号
(φA ,φA *)に対して位相が90°ずれたB系列の
クロック信号(φB ,φB *)で駆動されるB系列のシ
フトジスタB1 ,B2 ,B3 ・・・とに2系列化し、A
系列のシフトレジスタA1 ,A2 ,A3 ・・・から出力
されるビット出力信号P1 ,P3 ・・・によって、奇数
番目のアナログスイッチS1 ,S3 ・・・を駆動する一
方、B系列のシフトレジスタB1 ,B2 ,B3 ・・・か
ら出力されるビット出力信号P2 ,P4 ・・・によっ
て、偶数番目のアナログスイッチS2 ,S4 ・・・を駆
動して、シフトレジスタ部13bの動作を実質的に高周
波数化している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アクティブマトリクス表示パネルにおいては、シフトレ
ジスタ部13bの側はA系列のシフトレジスタA1 ,A
2 ,A3 ・・・とB系列のシフトジスタB1 ,B2 ,B
3 ・・・とに2系列化されているのに対して、ビデオ信
号線Videoは第1〜第3系列のビデオ信号線V1
2 ,V3 に3系列化されているため、シフトレジスタ
部13bにおける系列毎の電気的特性の差とビデオ信号
線Videoにおける系列毎の電気的特性の差によっ
て、シフトレジスタ部13bの系列数とビデオ信号線V
ideoの系列数の最小公倍数毎のソース線X1
2 ,X3 ,X4 ・・・に異常電位が生じて、画面に輝
線や暗線などが発生するという問題点がある。すなわ
ち、系列駆動化されたアクティブマトリクス表示パネル
においては、図8にタイミングチャートを示すように、
走査信号Dが入力された以降、A系列のシフトレジスタ
1 ,A2 ,A3 ・・・のうち、シフトレジスタA1
クロック信号φA に基づいてビット出力信号P1 を送出
してアナログスイッチS1 を駆動し、アナログスイッチ
1 は第1系列のビデオ信号線V1 からのビデオ信号を
表示信号Q1 としてソース線X1 にホールドする一方、
シフトレジスタA2 はビット出力信号P3 を送出してア
ナログスイッチS3 を駆動し、アナログスイッチS3
第3のビデオ信号線V3 からのビデオ信号を表示信号Q
3 としてソース線X3 にホールドする。これに対して、
B系列のシフトレジスタB1 ,B2 ,B3 ・・・のう
ち、シフトレジスタB1 はクロック信号(φB ,φ
B *)に基づいてビット出力信号P2 を送出してアナロ
グスイッチS2 を駆動し、アナログスイッチS2 はビデ
オ信号線V2 からのビデオ信号を表示信号Q2 としてソ
ース線X2 にホールドする一方、シフトレジスタB2
ビット出力信号P4 を送出してアナログスイッチS4
駆動し、アナログスイッチS4 はビデオ信号線V1 から
のビデオ信号を表示信号Q4 としてソース線X4 にホー
ルドする。ここで、シフトレジスタ部13bの側から画
素に至るいずれの系列の電気経路にも、たとえば、図9
に示すように、アナログスイッチの寄生容量Ca1 ,ソ
ース線の寄生容量Ca2 および画素の容量Ca3 が存在
し、ビット出力信号Pに基づいて、アナログスイッチS
1 がオフするときには、アナログスイッチの寄生容量C
1 に対するソース線の寄生容量Ca2 および画素の容
量Ca3のカップリングによって交点Rにおける電位が
低下する。このため、各ソース線X1 ,X2 ,X3 ,X
4 にホールドされた表示信号Q1 ,Q2 ,Q3 ,Q4
電位は、図8に示すように、ビデオ信号線V1 ,V2
3 から供給されたビデオ信号の電位に比較して低下す
る。しかも、シフトレジスタ部13bの側から画素マト
リクスに至る電気経路上のアナログスイッチの寄生容量
Ca1 の大きさはA系列とB系列との間で異なり、ビッ
ト出力信号P1 ,P2 ,P3 ,P4 の立ち下がりの時定
数τ1 ,τ2 ,τ3 ,τ4 が小さい程、表示信号Q1
2 ,Q3 ,Q4 の電位の低下度合いが大きい。このた
め、図8に示すように、A系列のシフトレジスタA1
2 に対応するビット出力信号P1 ,P3 の立ち下がり
の時定数τ1 ,τ3 が小さい場合には、表示信号Q1
3 における電位の低下が著しい。そこで、第1〜第3
系列のビデオ信号線V1 ,V2 ,V3 から供給されるビ
デオ信号の電位のレベルを調整して、すなわち、ビデオ
信号線Videoの電位を、第3系列のビデオ信号線V
3 の電位>第1系列のビデオ信号線V1 の電位>第2系
列のビデオ信号線V2 の電位に調整して、画面の表示状
態の調整を行う場合がある。しかし、この調整方法を従
来のアクティブマトリクス表示パネルに対して行うと、
第1〜第3系列のビデオ信号線V1 ,V2 ,V3 に対応
するアナログスイッチS1 ,S2 ,S3 ,S4 は、シフ
トレジスタ部13bの系列に対応していないため、すな
わち、第1系列のビデオ信号線V1 にはアナログスイッ
チS1 ,S4 が対応しているが、このうち、アナログス
イッチS1 はA系列のシフトレジスタA1 に対応してい
る一方、アナログスイッチS4 はB系列のシフトレジス
タB2 に対応しているため、シフトレジスタ部13bの
系列毎に異なるレベルでソース線X1 ,X2 ,X3 ,X
4 にホールドされた表示信号Q1 ,Q2 ,Q3,Q4
の電位差を補正することができない。それ故、第1〜第
3系列のビデオ信号線V1 ,V2 ,V3 のうちの最も電
位が高い第3系列のビデオ信号線V3 と、ビット出力信
号P1 ,P2 ,P3 ,P4 の時定数が大きなB系列のシ
フトレジスタB2 との組合せ、すなわち、シフトレジス
タ部13bの系列数とビデオ信号線Videoの系列数
の最小公倍数毎に相当するソース線に発生する異常に高
い電位の表示信号によって、画面に輝線が発生すること
になる。
【0005】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
シフトレジスタ部およびビデオ信号線を最適条件で系列
化して、シフトレジスタ部の系列毎の表示に対する影響
を容易に補正可能なアクティブマトリクス表示パネルを
実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明において講じた手段は、2系列以上のクロッ
ク信号で駆動されるシフトレジスタ部と、このシフトレ
ジスタ部から送出される系列毎のビット出力信号に基づ
いて複数系列のビデオ信号線から供給される各ビデオ信
号をソース線側にホールドするスイッチ部とを有するア
クティブマトリクス表示パネルにおいて、シフトレジス
タの系列数とビデオ信号線の系列数とを同系列数にする
ことである。たとえば、画面のカラー表示化に対応し
て、シフトレジスタの系列数およびビデオ信号線の系列
数をいずれも3系列にすることである。
【0007】
【作用】上記手段を講じたアクティブマトリクス表示パ
ネルにおいては、スイッチ部に系列毎のビット出力信号
を送出するシフトレジスタ部の系列数と、スイッチ部に
よってソース線側にホールドされるビデオ信号を供給す
るビデオ信号線の系列数とが同系列数であるため、スイ
ッチ部はシフトレジスタ部の系列毎およびビデオ信号線
の系列毎のいずれにも対応している。すなわち、シフト
レジスタ部側とビデオ信号線側とはスイッチ部を介して
系列毎に対応している。このため、シフトレジスタ部か
らの系列毎のビット出力信号が、その電気経路上の電気
的寄生成分などに起因して異なるレベルの影響をソース
線側にホールドされるビデオ信号のレベルに対して及ぼ
す場合であっても、この影響はビデオ信号線の信号レベ
ルを系列毎に補正することによって確実に吸収される。
【0008】
【実施例】つぎに、添付図面を参照して、本発明の一実
施例について説明する。
【0009】図1は本発明の実施例に係るアクティブマ
トリクス表示パネル(液晶表示パネル)におけるソース
線駆動回路側の構成を示すブロック図、図2はその回路
図である。ここで、本例のアクティブマトリクス表示パ
ネルの特徴点である系列化に係る構成についての説明に
先立って、その全体構成を説明しておくが、本例のアク
ティブマトリクス表示パネルの全体構成は、図4に示す
ブロック図で示したアクティブマトリクス表示パネルと
概ね同様であるため、同じく図4を参照して、その全体
構成を説明する。また、本例のアクティブマトリクス表
示パネルの構成は、図6ないし図9に基づいて説明した
従来のアクティブマトリクス表示パネルと基本的には同
様な構成になっており、その系列化のための構成のみが
異なるため、対応する部分には同符号を付して説明す
る。
【0010】図4において、本例のアクティブマトリク
ス表示パネル10は、画素マトリクス22,ソース線駆
動回路12およびゲート線駆動回路21が同一の透明基
板11の上に形成されて、表示装置の小型化,高精細化
および低コスト化が図られている。ここで、ソース線駆
動回路12は、シフトレジスタ部13と、第1〜第3系
列のビデオ信号線V1 ,V2 ,V3 からなるビデオ信号
線Videoおよびこれらのビデオ信号線Videoに
対応するアナログスイッチS1 ,S2 ,S3 ・・・を備
えるサンプルホールド回路17とを有する一方、ゲート
線駆動回路21はシフトレジスタ部20およびバッファ
回路23を有する。また、画素マトリクス22は、ソー
ス線駆動回路12の側に接続された複数のソース線
1 ,X2 ,X3 ,X4 ・・・と、ゲート線駆動回路2
1に接続された複数のゲート線Y1 ,Y2 ・・・と、こ
れらのゲート線およびソース線の交点に形成された複数
の画素Z11,Z12・・・とを有し、各画素Z11,Z12
・・にはそれぞれ薄膜トランジスタ(TFT)29およ
び液晶セル30を有する。さらに、ソース線駆動回路1
2の側には、そのシフトレジスタ部13にクロック信号
を入力すべき複数系列のクロック信号線34が配置され
ている一方、ゲート線駆動回路21の側には、そのシフ
トレジスタ部20にクロック信号を入力すべきクロック
信号線37が配置されている。なお、35,38はソー
ス線駆動回路12およびゲート線駆動回路21にそれぞ
れスタート信号を入力するスタート信号線である。
【0011】このような構成のアクティブマトリクス表
示パネル10において、図1および図2に示すように、
そのソース線駆動回路12a(ソース線駆動回路13)
のシフトレジスタ部13a(シフトレジスタ部13)
は、A系列のクロック信号(φA ,φA *)で駆動され
るA系列のシフトレジスタA1 ,A2 ・・・と、クロッ
ク信号(φA ,φA *)に対して位相が60°ずれたB
系列のクロック信号(φB ,φB *)で駆動されるB系
列のシフトジスタB1 ,B2 ・・・と、クロック信号
(φB ,φB *)に対して位相が60°ずれたC系列の
クロック信号(φC,φC *)で駆動されるC系列のシ
フトジスタC1 ,C2 ・・・とに3系列化されており、
これらのA〜C系列のシフトレジスタA1 ,A2 ・・
・,B1 ,B2・・・,C1 ,C2 ・・・から送出されるビッ
ト出力信号P1 ,P2 ,P3 ,P4 ・・・によって、各
アナログスイッチS1 ,S2 ,S3 ,S4 ・・・が駆動
されて、第1〜第3系列のビデオ信号線V1 ,V2 ,V
3 から供給される各ビデオ信号を表示信号Q1 ,Q2
3 ,Q4 ・・・としてソース線X1 ,X2 ,X3,X
4 ・・・の側にホールド可能になっている。このため、
シフトレジスタ部13aを構成するTFT自身の動作速
度を高めなくとも、表示動作を高周波数化して表示の品
位を高めることが可能になっている。ここで、第1〜第
3系列のビデオ信号線V1 ,V2 ,V3 は、それぞれ、
赤,青および緑を各画素で表示するためのビデオ信号線
であり、シフトレジスタ部13aと同数に3系列化され
ている。なお、クロック信号φA ,φB とクロック信号
φA *,φB *(φA バー,φB バー)とは互いに逆相
の関係にあることを示す。また、A〜C系列のシフトレ
ジスタA1 ,A2 ・・・,B1 ,B2 ・・・,C1 ,C
2 ・・・は、いずれも、1ビット当たり、1つのインバ
ータ2と2つのクロックドインバータ3a,3b,4
a,4bで構成され、そのうち、インバータ2は、図5
(a)に示すように、p型TFT201とn型TFT2
02とからなるCMOS構造になっている。
【0012】また、クロックドインバータ3a,4a
は、図5(b)に示すように、p型TFT301a,3
02aとn型TFT401a,402aとから構成され
てクロック信号φ(φA ,φB ,φC )で駆動可能にな
っているのに対して、クロックドインバータ3b,4b
は、図14(d)に示すように、p型TFT301b,
302bとn型TFT401b,402bとから構成さ
れてクロック信号φ(φA,φB ,φC )に対して逆相
のクロック信号φ*(φA ,φB *,φC *)で駆
動可能になっている。
【0013】このような構成のアクティブマトリクス表
示パネル10のソース線駆動回路13aは、図3に示す
タイミングチャートに基づいて駆動される。ここで、A
系列のシフトレジスタA1 , 2 ・・・に入力されるク
ロック信号φA ,φA *と、B系列のシフトレジスタB
1 , 2 ・・・に入力されるクロック信号φB ,φB
と、C系列のシフトレジスタC1 , 2 ・・・に入力さ
れるクロック信号φ,φ*とは、それぞれ位相を
60°ずらしてある。このため、走査信号Dが入力され
た以降において、A系列のシフトレジスタA1 は、期間
1 において、クロック信号φA *のパルス立ち下がり
(クロック信号φA のパルス立ち上がり)に対応してビ
ット出力信号P1 をアナログスイッチS1 に向けて出力
し、B系列のシフトレジスタB1 は、期間t2 におい
て、クロック信号φB *のパルス立ち下がり(クロック
信号φB のパルス立ち上がり)に対応してビット出力信
号P2をアナログスイッチS2 に向けて出力し、C系列
のシフトレジスタC1 は、期間t3 において、クロック
信号φC *のパルス立ち下がり(クロック信号φC のパ
ルス立ち上がり)に対応してビット出力信号P3 をアナ
ログスイッチS3 に向けて出力する。また、A系列のシ
フトレジスタA2 は、期間t4 において、クロック信号
φA *のパルス立ち下がり(クロック信号φA のパルス
立ち上がり)に対応してビット出力信号P4 をアナログ
スイッチS4 に向けて出力する。そして、ビット出力信
号P1 〜P4 に基づいて、アナログスイッチS1 〜S4
が動作して、第1〜第3系列のビデオ信号線V1
2 ,V3 の側とソース線X1 〜X4 の側とを接続状態
にして、第1〜第3系列のビデオ信号線V1 ,V2 ,V
3 を介して供給されたビデオ信号が表示信号Q1
2 ,Q3 ,Q4 としてソース線X1,X2 ,X3 ,X
4 ・・・にホールドされ、これらの表示信号Q1
2 ,Q3,Q4 によって各画素Z11,Z12・・・にお
ける表示状態が規定される。
【0014】ここで、シフトレジスタ部13aの側から
画素マトリクス側に至るいずれの系列毎の電気経路に
も、たとえば、図9に示すように、アナログスイッチの
寄生容量Ca1 ,ソース線の寄生容量Ca2 および画素
の容量Ca3 が存在し、アナログスイッチS1 をオフす
るときには、そのビット出力信号P1 ,P2 ,P3 ,P
4 が立ち下がる時に、アナログスイッチの寄生容量Ca
1 に対するソース線の寄生容量Ca2 および画素の容量
Ca3 のカップリングによって、ソース線X1 ,X2
3 ,X4 にホールドされる表示信号Q1 ,Q2
3 ,Q4 の電位は、プッシュダウンされてビデオ信号
線V1 ,V2 ,V3 から供給されたビデオ信号の電位に
比較して低下する。しかも、シフトレジスタ部13aの
側から画素マトリクスに至る電気経路上のアナログスイ
ッチの寄生容量Ca1 の値はA系列, B系列およびC系
列の間で異なり、ビット出力信号P1 ,P2 ,P3 ,P
4 の立ち下がりの時定数τ1 ,τ2 ,τ3 ,τ4 が小さ
い程、表示信号Q1 ,Q2 ,Q3,Q4 の電位の低下度
合いが大きい。たとえば、図3に示すように、A系列に
相当するビット出力信号P1 ,P4 の立ち下がりの時定
数τ1 ,τ4 が小さい場合には、表示信号Q1 4 にお
ける電位の低下が著しい。そこで、第1〜第3系列のビ
デオ信号線V1 ,V2 ,V3 のうち、第1系列のビデオ
信号線V1 から供給されるビデオ信号の電位のレベルを
第2および第3系列のビデオ信号線V2 ,V3 から供給
されるビデオ信号の電位のレベルに比較して高めて、第
1系列のビデオ信号線V1 からのビデオ信号に対応する
表示信号Q1 4 の電位を高めて、ソース線X1 ,X4
にホールドされるQ1 ,Q4 の電位レベルを調整する。
同様に、第3系列のビデオ信号線V3 から供給されるビ
デオ信号の電位のレベルを第2系列のビデオ信号線V2
から供給されるビデオ信号の電位のレベルに比較して高
めて、第3系列のビデオ信号線V3 からのビデオ信号に
対応する表示信号Q3 の電位を高めて、Q3 の電位レベ
ルを調整する。その結果、ソース線X1 ,X2 ,X3
4 ・・・にホールドされた状態におけるQ1 ,Q2
3 ,Q4 の電位レベルは均等化される。このため、特
定のソース線X1 ,X2 ,X3 ,X4 ・・・に異常に高
い表示信号が供給されることがないので、画面に輝線や
暗線が発生せず、表示の品位が高い。なお、上記の調整
方法を従来のアクティブマトリクス表示パネル10に対
して行うと、第1〜第3系列のビデオ信号線に対応する
アナログスイッチが、シフトレジスタ部の系列に対応し
ていないため、他の電位に比較して著しく高い表示信号
が発生して、画面に輝線や暗線が発生してしまう。
【0015】以上のとおり、本例のアクティブマトリク
ス表示パネル10においては、第1〜第3系列のビデオ
信号線V1 ,V2 ,V3 に対応するアナログスイッチS
1 ,S2 ,S3 ,S4 は、それぞれシフトレジスタ部1
3aの系列にも対応しているため、たとえば、第1系列
のビデオ信号線V1 に対応するアナログスイッチS1
4 は、いずれもA系列のシフトレジスタA1 ,A2
対応しているため、A系列のシフトレジスタA1 ,A2
の側の電気的特性がソース線X1 ,X4 にホールドされ
た状態の表示信号Q1 ,Q4 の電位レベルに影響を及ぼ
す状態にあっても、第1のビデオ信号線V1 から供給さ
れるビデオ信号の電位を調整して、この表示信号Q1
4 を他の表示信号Q2 ,Q3 と同等の電位にまで補正
することができる。従って、シフトレジスタ部13aを
多系列駆動化しても、画面には輝線などが発生しないの
で、色再現性がよい。また、ビデオ信号線Video側
において、カラーローテーションなどを行う必要がな
い。また、A〜C系列のいずれの系列のシフトレジスタ
の影響に対しても、ビデオ信号線Videoを介して独
立して調整できるので、色相調整が容易であり、しかも
アクティブマトリクス表示パネル10の製造後も色相調
整を行なえる。
【0016】なお、シフトレジスタ部の系列数およびビ
デオ信号線の系列数については、同系列数であれば、そ
の数に制限がない。
【0017】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係るアクティブ
マトリクス表示パネルにおいては、2系列以上のクロッ
ク信号で駆動されるシフトレジスタ部の系列数と、ビデ
オ信号線の系列数とが同系列数であることに特徴を有す
る。従って、本発明によれば、シフトレジスタ部からの
ビット出力信号が、その電気経路上の電気的寄生成分な
どの影響によって、系列毎に異なるレベルの影響をソー
ス線側にホールドされるビデオ信号に影響を及ぼす場合
であっても、その影響は、ビデオ信号線の信号レベルを
系列毎に補正することによって確実に吸収することでき
るので、シフトレジスタ部を多系列駆動化しても、画面
に輝線などが発生することを防止できるという効果を奏
する。また、3系列のビデオ信号線に色相を対応させた
場合には、画面の色相調整などが容易にでき、色再現性
が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るアクティブマトリクス表
示パネルにおけるソース線駆動回路側の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1に示すソース線駆動回路の回路図である。
【図3】図1に示すソース線駆動回路の各部に入出力さ
れる信号のタイミングチャート図である。
【図4】アクティブマトリクス表示パネルの全体構成を
示すブロック図である。
【図5】(a)はアクティブマトリクス表示パネルのソ
ース線駆動回路のインバータの構成を示す回路図、
(b)はそのクロック信号φで駆動されるクロックドイ
ンバータの構成を示す回路図、(c)はそのクロック信
号φ*で駆動されるクロックドインバータの構成を示す
回路図である。
【図6】従来のアクティブマトリクス表示パネルにおけ
るソース線駆動回路側の構成を示すブロック図である。
【図7】図6に示すソース線駆動回路の回路図である。
【図8】図6に示すソース線駆動回路の各部に入出力さ
れる信号のタイミングチャート図である。
【図9】アクティブマトリクス表示パネルのソース線駆
動回路の電気経路上の容量成分を示す説明図図である。
【符号の説明】
10・・・アクティブマトリクス表示パネル 12,12a,12b・・・ソース線駆動回路 13,13a,13b・・・シフトレジスタ部 A1 ,A2 ・・・A系列のシフトレジスタ B1 ,B2 ・・・B系列のシフトレジスタ C1 ・・・C系列のシフトレジスタ S1 ,S2 ,S3 ,S4 ・・・アナログスイッチ P1 ,P2 ,P3 ,P4 ・・・ビット出力信号 Q1 ,Q2 ,Q3 ,Q4 ・・・表示信号 Video・・・ビデオ信号線 V1 ・・・第1系列のビデオ信号線 V2 ・・・第2系列のビデオ信号線 V3 ・・・第3系列のビデオ信号線 X1 ,X2 ,X3 ,X4 ・・・ソース線 Y1 ,Y2 ・・・ゲート線 Z11,Z12・・・画素

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2系列以上のクロック信号で駆動される
    シフトレジスタ部と、このシフトレジスタ部から送出さ
    れる系列毎のビット出力信号に基づいて複数系列のビデ
    オ信号線から供給される各ビデオ信号をソース線側にホ
    ールドするスイッチ部と、を有し、前記シフトレジスタ
    部の系列数と前記ビデオ信号線の系列数とが同系列数で
    あることを特徴とするアクティブマトリクス表示パネ
    ル。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記シフトレジスタ
    部の系列数および前記ビデオ信号線の系列数はいずれも
    3系列であることを特徴とするアクティブマトリクス表
    示パネル。
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