JPH05322775A - トリハロメタン分析計のフローセルブロック - Google Patents

トリハロメタン分析計のフローセルブロック

Info

Publication number
JPH05322775A
JPH05322775A JP13291292A JP13291292A JPH05322775A JP H05322775 A JPH05322775 A JP H05322775A JP 13291292 A JP13291292 A JP 13291292A JP 13291292 A JP13291292 A JP 13291292A JP H05322775 A JPH05322775 A JP H05322775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow cell
cell block
trihalomethane
solution
carrier solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13291292A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kawakami
幸次 川上
Yoshiharu Tanaka
良春 田中
Yasushi Zaitsu
靖史 財津
Yusuke Nakamura
裕介 中村
Masanori Morimoto
正範 守本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP13291292A priority Critical patent/JPH05322775A/ja
Publication of JPH05322775A publication Critical patent/JPH05322775A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】蛍光検出器のフローセルブロックの表面温度の
変動をなくし、トリハロメタン分析計のS/N比を高め
る。 【構成】トリハロメタン分析計の蛍光検出器に用いるフ
ローセルブロックのキャリア溶液流路の途中に石英セル
を埋め込み、石英セルを光の照射領域およびキャリア溶
液の流入、流出する両端部を除くほぼ全面で、外面をフ
ローセルブロックと密着させ、キャリア溶液が流れる石
英セルの表面温度を一定に保持することにより、蛍光強
度の出力のノイズ幅が小さくなり、その結果、S/N比
を従来に比べて5倍程度大きくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上水中の有機物と、消
毒のために注入する塩素とが反応して生成するトリハロ
メタンを監視するトリハロメタン分析計のフローセルブ
ロックに関する。
【0002】
【従来の技術】ライン川の下流にかなりの濃度の有機塩
素化合物が存在しており、この有機塩素化合物は、クロ
ロホルム等のトリハロメタンが大きな割合を占めること
が、1972年、オランダのRookによって報告され
ている。また、ミシシッピー河下流のニューオーリンズ
地域では、THMを含む水道水を飲用している人々と、
飲用していない人々と間に、癌の発生率に有意な差があ
るという調査結果が報告されたことから、水道水中のト
リハロメタンが注目されるようになった。
【0003】トリハロメタンについては、その後多くの
研究者によって、水中の有機化合物と、疫学的安全性を
確保するために使用する塩素とに起因して生成すること
が明らかにされ、わが国では1981年3月に、水道水
中のトリハロメタン濃度の制御目標値を0.1mg/l
とすることを決め、これが厚生省から通達された。この
ような発癌物質であるトリハロメタンを除去し、人々に
安全な水を提供するには、トリハロメタンが生成しない
水処理技術の開発が重要であるとともに、トリハロメタ
ンを正確かつ迅速に分析することができる技術も必要で
ある。
【0004】表1は各種トリハロメタン物質の物性値の
比較を示すものである。
【0005】
【表1】 トリハロメタンは表1に示すように、比較的低沸点の物
質であるから試料水から揮発しやすい。特に、水道水中
に他のトリハロメタン物質より多く含まれているクロロ
ホルムの沸点は、61.2℃であり最も低い。また、ト
リハロメタンは他の成分と違って、その濃度がppb
(μg/l)レベルで低いという特徴がある。したがっ
て、これらを正確に分析するためには、採水→保管→分
析に至る操作には、細心の注意を払わなければならな
い。
【0006】トリハロメタンの分析方法として、ヘッド
スペース法,溶媒抽出法,パージトラップ法などでトリ
ハロメタンを分離濃縮した後、ECD付ガスクロマトグ
ラフィーで定量する方法が知られ、また、特開平2−1
45961号公報,特開平1−268745号公報に記
載のフローインジェクション法でトリハロメタンを分離
した後、蛍光法を用いて定量する方法が知られている。
【0007】しかし、これらの方法のうち、ガスクロマ
トグラフィーで定量する方法は、操作が煩雑で熟練を要
し、測定に時間がかかるという問題があり、フローイン
ジェクション法は、有機物質の汚濁が進行した一部の地
域の試料に適用した場合、公定法であるガスクロマトグ
ラフによる測定値より高い値になることがある。塩素が
有機物質を含む水に加えられると、例えばフミン質など
の前駆物質のハロゲン化反応が起こり、次に加水分解反
応が徐々に進んで、ゆっくりとトリハロメタンが生成す
ることが知られている。この加水分解反応は水のpH値
が高いときや、液温の高いときに急速に起こる。
【0008】トリハロメタン分析計においては、還元剤
を用いて残留塩素を還元除去し、分離部で加温されたと
きに、トリハロメタンの生成反応であるハロゲン化反応
や、それに続く加水分解反応等が起こらないようにして
いるが、分析計に導入される前にハロゲン化反応を行な
って、既に前駆物質より中間体へ移行を終了している有
機物質があり、この有機物質に関しては、分離部におけ
る加熱操作やpH条件により、加水分解反応を行なっ
て、残留塩素の存在なしにトリハロメタンを新しく生成
する。これがガスクロマトグラフによる測定値より大き
な測定値を与える第一の要因である。
【0009】さらに、トリハロメタン分析計の分離部で
は、試料溶液が一部微孔性チューブを透過し、キャリア
溶液に注入されており、試料溶液中のハロゲン化反応を
終了した前記の中間体は、分離部等でその加熱操作やキ
ャリア溶液の高いpHにより加水分解反応を受けて、キ
ャリア溶液中に新しくトリハロメタンを生成する。これ
がガスクロマトグラフによる測定値より大きな測定値を
与える第二の要因である。
【0010】これに対して、上述のガスクロマトグラフ
を用いる公定法の測定値との不一致をなくし、公定法と
の一致性の良好な測定値を与える、従来のトリハロメタ
ン分析計の要部構成を図2の模式図に示す。図2におい
て、このトリハロメタン分析計は、主としてそれぞれ点
線で囲った試料溶液供給部,キャリア溶液送液部
分離部,反応部,脱泡部および検出部とからな
っており、以下に液の流れとともに測定手順を説明す
る。
【0011】試料溶液供給部では、バルブ7を開けポ
ンプ8aにより、トリハロメタンを含む試料水9を4m
l/minの流量で送り、これとポンプ8bにより0.
5ml/minの流量で送られる酸性還元剤溶液(1%
硫酸ヒドラジン)10とを、ミキシングコイル11aで
よく混合して試料溶液をつくり、この試料溶液を分離部
に供給する。
【0012】キャリア溶液送液部では、ポンプ12a
により送られる30〜40%濃度のニコチン酸アミド溶
液13と、ポンプ12bにより送られる0.2〜0.4
M濃度の水酸化ナトリウム溶液14とを、それぞれ0.
5ml/minの流量でミキシングコイル11bに合流
させてで混合し、これをキャリア溶液として分離部
供給する。したがって、分離部には試料溶液とキャリ
ア溶液の2種類の溶液が流されるが、分離部内は、こ
れら2種類の溶液がそれぞれ隔離されて単独に流れるよ
うに構成されている。分離部はハロゲン化反応の終了
している中間体が加水分解を起こさない温度70℃に加
熱するが、ここではその加熱手段の図示を省略してあ
り、図2はその他の加熱部についても加熱手段の図示を
省略する。酸性還元剤溶液10により試料溶液のpH値
は酸性となるので上記中間体の加水分解が防止される。
試料溶液中のトリハロメタンは、分離部内で試料溶液
の経路となっている図示を省略した微孔性フッ素樹脂の
微孔を介して蒸発し、キャリア溶液中に溶解移行する。
【0013】次いでキャリア溶液中のトリハロメタン
は、90℃に低温加熱された反応部に至り、ニコチン
酸アミドと反応して蛍光物質をつくる。反応部は70
〜105℃の範囲内で所定温度に保持する。続いてキャ
リア溶液は脱泡部に達して脱泡された後、蛍光検出部
に入り、検出部で蛍光物質の蛍光強度を測定する。
検出部は、蛍光強度を測定する蛍光検出器15を備
え、これに制御部16,測定値を演算する演算部17,
測定結果を表示する表示部18,および同じく測定結果
を記録する記録部19が付属している。
【0014】なお、分離部にはエアポンプ20から、
活性炭21を通して清浄な空気を満たしておく。測定終
了後は分離部を排気して新しい空気を入れる。さらに
バルブ7を切り替え、精製水22と酸性還元剤溶液10
をミキシングコイル11aで混合して分離部に送り、
試料溶液経路に残っているトリハロメタンを系外に押し
出し除去し、分離部内の試料溶液経路を清浄にして、
次の測定まで待機する。
【0015】ところで、このようなトリハロメタン分析
計は外気温の変動により、キャリア溶液の液温が変化し
て蛍光強度も変動するので、蛍光検出器のフローセルブ
ロックを一定温度に制御する必要性から、本発明者らは
図3に示す蛍光検出器を備えたトリハロメタン分析計を
同一出願人により出願中である。図3は出願中の蛍光検
出器の構成を示す模式図であり、図3において、この蛍
光検出器は、主として光源23からの光をフローセルブ
ロック24に照射する投光光学系として、集光レンズ2
5a,干渉フィルター26a,集光レンズ25bを配
し、集光レンズ25aに、断熱材31aと熱線吸収フィ
ルター32を取り付けてある。フローセルブロック24
内には、小型ヒータ33を組み込み、フローセルブロッ
ク24外周を断熱材31bで覆っている。投光光学系と
フローセルブロック24に関して直角方向に、測定光学
系として集光レンズ25c,干渉フィルター26b,集
光レンズ25d,スリット27および光電子増倍管28
を配してある。フローセルブロック24内の石英セル2
9に、キャリア溶液30が送られてくるとき、そこに生
ずる蛍光の強度を光電子増倍管28により検出すること
ができる。測定光学系を投光光学系に対して90°に配
置するのは、これらの光の波長が異なるので、光電子増
倍管28による蛍光の検出を容易にするためである。
【0016】この蛍光検出器を有するトリハロメタン分
析計の作動についても、基本的に図2で説明したのと同
じであるから、ここでは要点のみを述べるが、キャリア
溶液30は脱泡部で脱泡された後、光源23からの熱
伝導を断熱材31aと熱線吸収フィルター32により遮
断されたフローセルブロック24に送られ、フローセル
ブロック24内の石英セル29にキャリア溶液30が達
したとき、そこに生ずる蛍光強度を光電子増倍管28に
より検出する。この際断熱材31bで覆われたフローセ
ルブロック24内は、小型ヒータ33により所定温度
(50±0.5℃)に制御することができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにしてトリ
ハロメタン分析計の検出部における外気温の変動に起
因する出力変動を防ぐことはできたが、さらに別の問題
があることがわかった。それは、シグナル対ノイズ比
(S/N比)、即ち感度が低いことである。図4はトリ
ハロメタン分析計の蛍光強度出力チャートの一例を示し
たものであり、シグナル幅(S)に対してノイズ幅
(N)が大きい。このS/N比の低い原因について検討
した結果、特に検出部の温度制御型フローセルブロッ
ク24と石英セル29との接触状態にあることが判明し
た。図5にフローセルブロック24の模式断面図を示
す。図5において、矢印は光の入射方向を示し、石英セ
ル29はフローセルブロック24内の断面コ字状の空間
部に、石英セル保持部34を介して固定され、その中心
部をキャリア溶液が、キャリア溶液流入口36から入
り、キャリア溶液流出口37を通って流れるようになっ
ている。33は小型ヒータ、35は図3で図示を省略し
た温度センサである。問題は、図5に示すように、フロ
ーセルブロック24中の石英セル29が、取り付けを容
易にするために、フローセルブロック24の断面コ字状
の空間部に配置されており、両端の保持されている部分
を除いて、フローセルブロック24と非接触状態となっ
ているので、蛍光強度の測定時に石英セル29表面の温
度が変動し、これがトリハロメタン分析計のS/N比を
低下させることである。
【0018】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、蛍光検出器のフローセルブロック中
の石英セル表面を一定温度となるように制御することに
より、S/N比の優れたトリハロメタン分析計のフロー
セルブロックを提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、試料溶液供給部,キャリア溶液送液
部,分離部,反応部,脱泡部および蛍光検出部からなる
トリハロメタン分析計の蛍光検出器に用いるフローセル
ブロックとして、キャリア溶液の流路に埋め込まれ、光
の照射領域およびキャリア溶液の流入、流出する両端部
を除くほぼ全面で、外面がフローセルブロックと密着す
る石英セルを内蔵するものである。
【0020】
【作用】本発明のフローセルブロックは、上記のように
構成したため、キャリア溶液が流れる石英セルの表面温
度が一定に保持されるので、蛍光強度の出力のノイズ幅
が小さくなり、その結果、S/N比を5倍程度向上させ
ることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明する。図
1は本発明のトリハロメタン分析計のフローセルブロッ
クを構成を示す模式断面図であり、図5と共通部分を同
一符号で表わしてある。本発明のフローセルブロックが
図5に示したものと異なる点は、石英セル保持部34を
除去し、石英セル29をフローセルブロック24a内の
キャリア溶液流入口36とキャリア溶液流出口37間の
キャリア溶液流路の途中に、直接埋め込む構造とし、石
英セル29は光の照射領域およびキャリア溶液が流入、
流出する両端部を除くほぼ全面で、フローセルブロック
24aと密着させたことにある。その結果、フローセル
ブロック24a内にキャリア溶液が送られる際、石英セ
ル29がフローセルブロック24aに密着しているた
め、石英セル29の表面温度が一定となり、蛍光強度が
安定しS/N比も増大する。
【0022】表2は、石英セル29の表面温度を制御し
た本発明のフローセルブロック24aを用いたトリハロ
メタン分析計のS/N比を、石英セル29の表面温度を
制御してないトリハロメタン分析計の場合との比較で示
したものである。
【0023】
【表2】 表2から石英セル29の表面温度を制御した本発明のフ
ローセルブロック24aを有するトリハロメタン分析計
は、石英セル29の表面温度を制御してないものに比べ
て、ノイズ幅が約1/5に低下し、その結果、S/N比
は5倍となり、感度が大幅に増大することがわかる。
【0024】なお、本発明のフローセルブロック24a
を用いたトリハロメタン分析計の作動については、基本
的に図2で説明したのと同じであるから、ここではその
説明は省略する。
【0025】
【発明の効果】フローセルブロック中の石英セルは、従
来、両端の保持されている部分を除いて、フローセルブ
ロックと非接触状態となっているので、蛍光強度の測定
時に石英セルの表面温度が変動し、トリハロメタン分析
計のS/N比を低下させていたのに対し、本発明のフロ
ーセルブロックは、石英セルをフローセルブロック内の
キャリア溶液流路の途中に直接埋め込む構造とし、石英
セルを光の照射領域およびキャリア溶液が流入、流出す
る両端部を除くほぼ全面で、フローセルブロックと密着
させたことにより、フローセルブロック内にキャリア溶
液が送られる際、石英セルの表面温度が一定となり、蛍
光強度の出力が安定し、S/N比を従来に比べて5倍も
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフローセルブロックの構成を示す模式
断面図
【図2】従来のトリハロメタン分析計の要部構成を示す
模式図
【図3】出願中のトリハロメタン分析計に用いる蛍光検
出器の要部構成を示す模式図
【図4】従来のトリハロメタン分析計のSN線図
【図5】従来のフローセルブロックの構成を示す模式断
面図
【符号の説明】 試料溶液供給部 キャリア溶液送液部 分離部 反応部 脱泡部 検出部 7 バルブ 8a ポンプ 8b ポンプ 9 試料水 10 酸性還元溶液 11a ミキシングコイル 11b ミキシングコイル 12a ポンプ 12b ポンプ 13 ニコチン酸アミド溶液 14 水酸化ナトリウム溶液 15 蛍光検出器 16 制御部 17 演算部 18 表示部 19 記録部 20 エアポンプ 21 活性炭 22 精製水 23 光源 24 フローセルブロック 24a フローセルブロック 25a 集光レンズ 25b 集光レンズ 25c 集光レンズ 25d 集光レンズ 26a 干渉フィルター 26b 干渉フィルター 27 スリット 28 光電子増倍管 29 石英セル 30 キャリア溶液 31a 断熱材 31b 断熱材 32 熱線吸収フィルター 33 小型ヒータ 34 石英セル保持部 35 温度センサ 36 キャリア溶液流入口 37 キャリア溶液流出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 裕介 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 守本 正範 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トリハロメタンを含む試料水と酸性還元剤
    溶液を混合した試料溶液を送りだす試料溶液供給部と、 ニコチン酸アミド溶液と水酸化ナトリウム溶液を混合し
    たキャリア溶液を送りだすキャリア溶液送液部と、 試料溶液とキャリア溶液が供給され、試料溶液中のトリ
    ハロメタンが微孔性フッ素樹脂の微孔を介して蒸発し、
    キャリア溶液中に溶解移行させる分離部と、 分離部から供給されたキャリア溶液中のトリハロメタン
    をニコチン酸アミドと反応させて蛍光物質をつくる反応
    部と、 反応部から供給されたキャリア溶液中の気泡を除去する
    脱泡部と、 脱泡部を通過したキャリア溶液を流入させるフローセル
    ブロックに光を照射して発生する蛍光の強度を測定する
    蛍光検出器,この測定値の演算部,制御部,表示部,記
    録部を付属する検出部とを備えたトリハロメタン分析計
    のフローセルブロックであって、 キャリア溶液の流路に埋め込んだ石英セルを有すること
    を特徴とするトリハロメタン分析計のフローセルブロッ
    ク。
  2. 【請求項2】請求項1記載のフローセルブロックにおい
    て、石英セルは光の照射領域およびキャリア溶液が流
    入、流出する両端部を除くほぼ全面で、外面がフローセ
    ルブロックと密着することを特徴とするトリハロメタン
    分析計のフローセルブロック。
JP13291292A 1992-05-26 1992-05-26 トリハロメタン分析計のフローセルブロック Pending JPH05322775A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13291292A JPH05322775A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 トリハロメタン分析計のフローセルブロック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13291292A JPH05322775A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 トリハロメタン分析計のフローセルブロック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05322775A true JPH05322775A (ja) 1993-12-07

Family

ID=15092430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13291292A Pending JPH05322775A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 トリハロメタン分析計のフローセルブロック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05322775A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117647489A (zh) * 2024-01-30 2024-03-05 埃睿迪信息技术(北京)有限公司 一种水质检测方法、装置及设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117647489A (zh) * 2024-01-30 2024-03-05 埃睿迪信息技术(北京)有限公司 一种水质检测方法、装置及设备
CN117647489B (zh) * 2024-01-30 2024-04-16 埃睿迪信息技术(北京)有限公司 一种水质检测方法、装置及设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2423677B1 (en) Total organic carbon meter provided with system blank function
KR101723883B1 (ko) 일체형 산화반응조를 구비한 총유기탄소 측정장치 및 측정방법
JPH0774802B2 (ja) トリハロメタンの定量方法および分析装置
JP2007093209A (ja) 水質分析計
Venisse et al. Reliable quantification of bisphenol A and its chlorinated derivatives in human urine using UPLC–MS/MS method
US11567043B2 (en) Organic carbon detector for liquid chromatography and use thereof
US8778691B2 (en) Bromate ion measurement method
EP0498888A1 (en) Method of measuring total quantity of organic substances in ultrapure water and ultrapure water treating system utilizing said method in preparation of ultrapure water
CN106093215A (zh) 一种测量水中溶解性有机卤含量的方法及系统
US8361390B2 (en) Liquid chromatograph
JPH05322775A (ja) トリハロメタン分析計のフローセルブロック
JP3018739B2 (ja) トリハロメタン分析計
JP3422219B2 (ja) セレンの分析方法及びセレンの分析装置
JP2010044034A (ja) フッ素の分析方法及びシステム
CN115219625A (zh) 同时测定饮用水中溴酸盐和亚氯酸盐的方法
Michlewicz et al. Adirectly Coupled Microwave-Induced Plasma Atomic Emission Liquid Chromatograpy Detector for Nonmetals: Preliminary Characterization with Halides and Oxohalogen Salts
Michalowski et al. Determination of phenols in natural waters with a flow-analysis method and chemiluminescence detection
JP2806398B2 (ja) トリハロメタン分析計
JP2000097852A (ja) アンモニア測定装置
JPH06288923A (ja) 水中のシリカ成分の分析装置
JP3216714B2 (ja) 気体採取装置、これを用いた気体分析装置および気体分析方法
JPH0812186B2 (ja) トリハロメタンの連続分析装置
JP3239290B2 (ja) 流れ分析装置
JP3538957B2 (ja) 水中の3態窒素の分析方法及び分析装置
JPH0581859B2 (ja)