JPH05322348A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH05322348A
JPH05322348A JP12607492A JP12607492A JPH05322348A JP H05322348 A JPH05322348 A JP H05322348A JP 12607492 A JP12607492 A JP 12607492A JP 12607492 A JP12607492 A JP 12607492A JP H05322348 A JPH05322348 A JP H05322348A
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JP
Japan
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heat
control device
refrigerant
indoor
pipe
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JP12607492A
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English (en)
Inventor
Junichi Kameyama
純一 亀山
Setsu Nakamura
節 中村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷房運転あるいは冷房主体運転の場合、圧縮
機起動時等の過度時においても冷房室内機へ流入する液
冷媒に充分なサブクール量を確保し、充分な冷房能力を
得ることができる。 【構成】 熱源機Aと複数台の室内機B,C,Dとを中
継器Eを介して、第1,第2の接続配管6,7により接
続する。室内機B,C,Dの室内側熱交換器5の一方を
第1または第2の接続配管6,7に切り換え可能に接続
する第1の分岐部10と、室内側熱交換器5の他方を第
1の流量制御装置9を介して第2の接続配管7に接続す
る第2の分岐部11とを設ける。第2の接続配管7と第
2の分岐部11と間の接続配管と、第1の接続配管6を
接触させて熱交換部24を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱源機1台に対して
複数台の室内機を接続する多室型ヒートポンプ空気調和
装置に関するもので、特に各室内機毎に冷暖房を選択的
に、かつ一方の室内機では冷房、他方の室内機では暖房
を同時に行うことができる空気調和装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和装置を、図5ないし図8
に基づいて説明する。図5は、従来の空気調和装置の冷
媒を中心とする全体構成図である。また、図6ないし図
8は、図5の従来技術における冷暖房運転時の動作状態
を示したもので、図6は冷房または暖房のみの運転状態
図、図7および図8は冷暖房同時運転の動作を示すもの
で、図7は暖房主体(暖房運転容量が冷房運転容量より
大きい場合)を、図8は冷房主体(冷房運転容量が暖房
運転容量より大きい場合)を示す運転動作状態図であ
る。なお、この従来技術では熱源機1台に室内機3台を
接続した場合について説明するが、2台以上の室内機を
接続した場合はすべて同様である。
【0003】図5において、Aは熱源機、B,C,Dは
後述するように互いに並列接続された室内機でそれぞれ
同じ構成となっている。Eは後述するように、第1の分
岐部10、第2の流量制御装置13、第2の分岐部1
1、気液分離装置12、熱交換部16a,16b,16
c,16d,19、第3の流量制御装置15、第4の流
量制御装置17を内蔵した中継器である。また、1は圧
縮機、2は熱源機の冷媒流通方向を切り換える四方切換
弁、3は熱源機側交換器、4はアキュムレータであり、
四方切換弁2を介して圧縮機1と接続されている。これ
らによって熱源機Aが構成されている。
【0004】また、5は3台の室内機B,C,Dに設け
られた室内側熱交換器、6は熱源機Aの四方切換弁2と
中継器Eを後述する第4の逆止弁20を介して接続する
太い第1の接続配管、6b,6c,6dは第1の接続配
管6に対応しそれぞれ室内機B,C,Dの室内側熱交換
器5と中継器Eを接続する室内機側の第1の接続配管、
7は熱源機Aの熱源機側熱交換器3と中継器Eを後述す
る第3の逆止弁19を介して接続する前記第1の接続配
管6より細い第2の接続配管である。
【0005】また、7b,7c,7dは、第2の接続配
管7に対応しそれぞれ室内機B,C,Dの室内側熱交換
器5と中継器Eを第1の流量制御装置9を介して接続す
る室内機側の第2の接続配管である。8は、室内機側の
第1の接続配管6b,6c,6dを、第1の接続配管6
または第2の接続配管7側に切り換え可能に接続する三
方切換弁である。9は、室内側熱交換器5に近接して接
続され、冷房時は室内側熱交換器5の出口側のスーパー
ヒート量、暖房時はサブクール量により制御される第1
の流量制御装置で、室内機側の第2の接続配管7b,7
c,7dに接続されている。
【0006】10は、室内機側の第1の接続配管6b,
6c,6dを、第1の接続配管6または第2の接続配管
7に切換え可能に接続する三方切換弁8よりなる第1の
分岐部である。11は、室内機側の第2の接続配管7
b,7c,7dと、第2の接続配管7よりなる第2の分
岐部である。12は、第2の接続配管7の途中に設けら
れた気液分離装置で、その気相部は三方切換弁8の第1
口8aに接続され、その液相部は第2の分岐部11に接
続されている。13は、気液分離装置12と第2の分岐
部11との間に接続する開閉自在な第2の流量制御装置
(ここでは電気式膨張弁)である。
【0007】14は第2の分岐部11と前記第1の接続
配管6とを結ぶバイパス配管、15はバイパス配管14
の途中に設けられた第3の流量制御装置(ここでは電気
式膨張弁)、16aは第3の流量制御装置15の下流に
てバイパス配管14の途中に設けられ、第2の分岐部1
1における各室内機側の第2の接続配管7b,7c,7
dの会合部との間でそれぞれ熱交換を行う第3の熱交換
部である。16b,16c,16dは、それぞれ第3の
流量制御装置15の下流にてバイパス配管14の途中に
設けられ、第2の分岐部11における各室内機側の第2
の接続配管7b,7c,7dとの間でそれぞれ熱交換を
行う第4の熱交換部である。18はバイパス配管14の
第3の流量制御装置15の下流および第3の熱交換部1
6aの下流に設けられ、気液分離装置12と第2の流量
制御装置13とを接続する配管との間で熱交換を行う第
1の熱交換部、17は第2の分岐部11と第1の接続配
管6との間に接続する開閉自在な第4の流量制御装置
(ここでは電気式膨張弁)である。
【0008】19は、熱源機側熱交換器3と第2の接続
配管7との間に設けられた第3の逆止弁であり、熱源機
側熱交換器3から第2の接続配管7へのみ冷媒流通を許
容する。20は、熱源機Aの四方切換弁2と第1の接続
配管6との間に設けられた第4の逆止弁であり、第1の
接続配管6から四方切換弁2へのみ冷媒流通を許容す
る。
【0009】21は、熱源機Aの四方切換弁2と第2の
接続配管7との間に設けられた第5の逆止弁であり、四
方切換弁2から第2の接続配管7へのみ冷媒流通を許容
する。22は、熱源機側熱交換器3と第1の接続配管6
との間に設けられた第6の逆止弁であり、第1の接続配
管6から熱源機側熱交換器3へのみ冷媒流通を許容す
る。なお、第3,第4,第5,第6の逆止弁19,2
0,21,22で、流通切換弁装置23を構成してい
る。
【0010】次に、動作について説明する。まず、図6
を用いて冷房運転のみの場合について説明する。同図に
実線矢印で示すように、圧縮機1より吐出された高温高
圧冷媒ガスは四方切換弁2を通り、熱源機側熱交換器3
で空気と熱交換して凝縮された後、第3の逆止弁19、
第2の接続配管7、気液分離装置12、第2の流量制御
装置13の順に通り、さらに第2の分岐部11、室内機
側の第2の接続配管7b,7c,7dを通り、各室内機
B,C,Dに流入する。各室内機B,C,Dに流入した
冷媒は、各室内側熱交換器5の出口のスーパーヒート量
により制御される第1の流量制御装置9により低圧まで
減圧されて、室内側熱交換器5で室内空気と熱交換して
蒸発しガス化され室内を冷房する。
【0011】このガス状態となった冷媒は、室内機側の
第1の接続配管6b,6c,6d、三方切換弁8、第1
の分岐部10、第1の接続配管6、第4の逆止弁20、
熱源機Aの四方切換弁2、アキュムレータ4を経て圧縮
機1に吸入される循環サイクルを構成し、冷房運転を行
う。この時、三方切換弁8の第1口8aは閉路、第2口
8bと第3口8cは開路されている。また、冷媒はこの
時、第1の接続配管6が低圧、第2の接続配管7が高圧
のため必然的に第3の逆止弁19、第4の逆止弁20へ
流通する。
【0012】また、このサイクルの時、第2の流量制御
装置13を通過した冷媒の一部がバイパス配管14へ入
り、第3の流量制御装置15で低圧まで減圧され、第4
の熱交換部16b,16c,16dで第2の分岐部11
の各室内機側の第2の接続配管7b,7c,7dとの間
で、また第3の熱交換部16aで第2の分岐部11の各
室内機側の第2の接続配管7b,7c,7dの会合部と
の間で、さらに第1の熱交換部18で第2の流量制御装
置13に流入する冷媒との間で、熱交換を行って蒸発し
た冷媒は、第1の接続配管6、第4の逆止弁20へ入
り、熱源機Aの四方切換弁2、アキュムレータ4を経て
圧縮機1に吸入される。
【0013】一方第1,第3,第4の熱交換部18,1
6a,16b,16c,16dで熱交換し冷却され、サ
ブクールを充分につけられた第2の分岐部11の冷媒
は、冷房しようとしている室内機B,C,Dへ流入す
る。
【0014】次に、図6を用いて暖房運転のみの場合に
ついて説明する。すなわち、同図に点線矢印で示すよう
に、圧縮機1より吐出された高温高圧冷媒ガスは、四方
切換弁2を通り、第5の逆止弁21、第2の接続配管
7、気液分離装置12を通り、第1の分岐部10、三方
切換弁8、室内機側の第1の接続配管6b,6c,6d
の順に通り、各室内機B,C,Dに流入し、室内空気と
熱交換して凝縮液化し、室内を暖房する。
【0015】この液状態となった冷媒は、各室内側熱交
換器5の出口のサブクール量により制御されてほぼ全開
状態の第1の流量制御装置9を通り、室内機側の第2の
接続配管7b,7c,7dから第2の分岐部11に流入
して合流し、さらに第4の流量制御装置17を通る。こ
こで、第1の流量制御装置9または第4の流量制御装置
17で低圧の気液二相状態まで減圧される。
【0016】低圧まで減圧された冷媒は、第1の接続配
管6を経て熱源機Aの第6の逆止弁22、熱源機側熱交
換器3に流入し、空気と熱交換して蒸発してガス状態と
なり、熱源機Aの四方切換弁2、アキュムレータ4を経
て圧縮機1に吸入される循環サイクルを構成し、暖房運
転を行う。この時、三方切換弁8は第2口8bは閉路、
第1口8aと第3口8cは開路されている。また、冷媒
はこの時、第1の接続配管6が低圧、第2の接続配管7
が高圧のため、必然的に第5の逆止弁21、第6の逆止
弁22へ流通する。
【0017】次に、冷暖同時運転における暖房主体の場
合について、図7を用いて説明する。同図に点線矢印で
示すように圧縮機1より吐出された高温高圧冷媒ガス
は、四方切換弁2を経て第5の逆止弁21、第2の接続
配管7を通して中継器Eへ送られ、気液分離装置12を
通り、第1の分岐部10、三方切換弁8、室内機側の第
1の接続配管6b,6cの順に通り、暖房しようとして
いる各室内機B,Cに流入し、室内側熱交換器5で室内
空気と熱交換して凝縮液化され、室内を暖房する。この
凝縮液化した冷媒は、各室内側熱交換器5の出口のサブ
クール量により制御されほぼ全開状態の第1の流量制御
装置9を通り、少し減圧されて第2の分岐部11に流入
する。
【0018】この冷媒の一部は、室内機側の第2の接続
配管7dを通り、冷房しようとする室内機Dに入り、室
内側熱交換器5の出口のスーパーヒート量により制御さ
れる第1の流量制御装置9に入り、減圧された後に、室
内側熱交換器5に入って熱交換して蒸発しガス状態とな
って室内を冷房し、第1の接続配管6dを経て三方切換
弁8を介して第1の接続配管6に流入する。一方、他の
冷媒は第4の流量制御装置17を通って、冷房しようと
する室内機Dを通った冷媒と合流して太い第1の接続配
管6を経て、熱源機Aの第6の逆止弁22、熱源機側熱
交換器3に流入し、空気と熱交換して蒸発しガス状態と
なる。
【0019】この冷媒は、熱源機Aの四方切換弁2、ア
キュムレータ4を経て圧縮機1に吸入される循環サイク
ルを構成し、暖房主体運転を行う。この時、室内機B,
Cに接続された三方切換弁8の第2口8bは閉路、第1
口8aと第3口8cは開路されており、室内機Dの第1
口8aは閉路、第2口8bと第3口8cは開路されてい
る。また、冷媒はこの時、第1の接続配管6が低圧、第
2の接続配管7が高圧のため必然的に第5の逆止弁2
1、第6の逆止弁22へ流通する。
【0020】このサイクル時、一部の液冷媒は第2の分
岐部11の各室内機側の第2の接続配管7b,7c,7
dの会合部からバイパス配管14へ入り、第3の流量制
御装置15で低圧まで減圧されて、第4の熱交換部16
b,16c,16dで第2の分岐部11の各室内機側の
第2の接続配管7b,7c,7dとの間で、また第3の
熱交換部16aで第2の分岐部11の各室内機側の第2
の接続配管7b,7c,7dの会合部との間で、さらに
第1の熱交換部18で第2の流量制御装置13から流入
する冷媒との間で熱交換を行い、蒸発した冷媒は、第1
の接続配管6、第6の逆止弁22を経由し、熱源機側熱
交換器3へ入り、空気と熱交換して蒸発気化した後、熱
源機Aの四方切換弁2、アキュムレータ4を経て圧縮機
1に吸入される。一方、第1,第3,第4の熱交換部1
8,16a,16b,16c,16dで熱交換し、冷却
され、サブクールを充分につけられた第2の分岐部11
の冷媒は、冷房しようとしている室内機Dへ流入する。
【0021】次に、冷暖房同時運転における冷房主体の
場合について図8を用いて説明する。同図に実線矢印で
示すように、圧縮機1より吐出された高温高圧冷媒ガス
は、四方切換弁2を経て熱源機側熱交換器3に流入し、
空気と熱交換して気液二相の高温高圧状態となる。その
後、この二相の高温高圧状態の冷媒は、第3の逆止弁1
9、第2の接続配管7を経て、中継器Eの気液分離装置
12へ送られる。
【0022】ここで、ガス状冷媒と液状冷媒に分離さ
れ、分離されたガス状冷媒は第1の分岐部10、三方切
換弁8、室内機側の第1の接続配管6dの順に通り、暖
房しようとする室内機Dに流入し、室内側熱交換器5で
室内空気と熱交換して凝縮液化し、室内を暖房する。さ
らに、室内側熱交換器5の出口のサブクール量により制
御され、ほぼ全開状態の第1の流量制御装置9を通り、
少し減圧されて、第2の分岐部11に流入する。
【0023】一方、残りの液状冷媒は第2の流量制御装
置13を通って、第2の分岐部11に流入し、暖房しよ
うとする室内機Dを通った冷媒と合流し、第2の分岐部
11、室内機側の第2の接続配管7b,7cの順に通
り、各室内機B,Cに流入する。各室内機B,Cに流入
した冷媒は、室内機側熱交換器5の出口のスーパーヒー
ト量により制御される第1の流量制御装置9により低圧
まで減圧された後に、室内側熱交換器5に流入し、室内
空気と熱交換して蒸発しガス化され、室内を冷房する。
【0024】さらに、このガス状態となった冷媒は、室
内機側の第1の接続配管6b,6c、三方切換弁8、第
1の分岐部10を通り、第1の接続配管6、第4の逆止
弁20、熱源機Aの四方切換弁2、アキュムレータ4を
経て圧縮機1に吸入される循環サイクルを構成し、冷房
主体運転を行う。また、この時、室内機B,Cに接続さ
れた三方切換弁8の第1の口8aは閉路、第2口8bと
第3口8cは開路されており、室内機Dの第2口8bは
閉路、第1口8aと第3口8cは開路されている。冷媒
はこの時、第1の接続配管6が低圧、第2の接続配管7
が高圧のため、必然的に第3の逆止弁19、第4の逆止
弁20へ流通する。
【0025】このサイクルの時、一部の液冷媒は第2の
分岐部11の各室内機側の第2の接続配管7b,7c,
7dの会合部からバイパス配管14へ入り、第3の流量
制御装置15で低圧まで減圧されて、第4の熱交換部1
6b,16c,16dで第2の分岐部11の各室内機側
の第2の接続配管7b,7c,7dとの間で、また第3
の熱交換部16aで第2の分岐部11の各室内機側の第
2の接続配管7b,7c,7dの会合部との間で、さら
に第1の熱交換部18で第2の流量制御装置13に流入
する冷媒との間で熱交換を行い、蒸発した冷媒は第1の
接続配管6、第4の逆止弁20へ入り、熱源機Aの四方
切換弁2、アキュムレータ4を経て圧縮機1に吸入され
る。一方、第1,3,第4の熱交換部18,16a、1
6b,16c,16dで熱交換し冷却されサブクールを
充分につけられた第2の分岐部11の冷媒は、冷房しよ
うとしている室内機B,Cへ流入する。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】従来の多室型ヒートポ
ンプ式空気調和装置は以上のように構成されているの
で、冷房あるいは冷房主体の運転の場合、圧縮機起動時
等の過渡時、中継機内の液冷媒が不足している場合、バ
イパス管へ流れる液冷媒が少なくなり、第1,第3,第
4の熱交換部18,16a,16b,16c,16dで
の熱交換量が不足し、冷房室内機へ流入する液冷媒に充
分なサブクールがつかず、低圧に減圧する流量制御装置
を流れる冷媒が減少し、冷房能力が減少するという問題
点があった。なお、近似技術として、特開平1−134
172号公報に開示された例がある。
【0027】この発明の目的は、熱源機1台に対して複
数台の室内機を接続し、各室内機毎に冷暖房を選択的
に、かつ一方の室内機では冷房、他方の室内機では暖房
を同時に行うことができる空気調和装置において、冷房
あるいは冷房主体運転の場合、圧縮機起動時等の過度時
においても、冷房室内機へ流入する液冷媒に充分なサブ
クール量を確保し、充分な冷房能力を得ることができる
空気調和装置を提供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段】この発明の空気調和装置
は、圧縮機、四方切換弁、熱源機側熱交換器およびアキ
ュムレータからなる熱源機と、室内側熱交換器および第
1の流量制御装置からなる複数台の室内機と、これら複
数台の室内機と前記熱源機を接続した第1および第2の
接続配管と、前記四方切換弁から前記第2の接続配管側
にのみ冷媒を流通可能な流路切替弁装置と、前記複数台
の室内機の前記室内側熱交換器の一方を前記第1の接続
配管または前記第2の接続配管に切り換え可能に接続し
た第1の分岐部と、前記複数台の室内機の前記室内側熱
交換器の他方を前記第1の流量制御装置を介して前記第
2の接続配管に接続した第2の分岐部と、前記第1の分
岐部と前記第2の分岐部との間に介在した第2の流量制
御装置と、前記第2の分岐部と前記第1の接続配管との
間に介在した第4の流量制御装置と、一端を前記第2の
分岐部に接続し他端を第3の流量制御装置を介して前記
第1の接続配管へ接続したバイパス配管と、前記第2の
接続配管と前記第2の流量制御装置を接続する配管と前
記バイパス配管との間で熱交換を行う第1の熱交換部
と、前記第2の接続配管と前記第2の流量制御装置を接
続する配管と前記第1の接続配管との間で熱交換を行う
第2の熱交換部とを備え、前記第1の分岐部,第2の分
岐部,第2の流量制御装置,第3の流量制御装置,第4
の流量制御装置,第1の熱交換部,第2の熱交換部およ
びバイパス配管を内蔵した中継器を、前記熱源機と前記
複数台の室内機との間に介在させ、前記熱源機側熱交換
器が凝縮器となる運転時には、前記凝縮器の冷媒出口側
から前記第2の接続配管側にのみ冷媒を流通させ、かつ
前記熱源機側熱交換器が蒸発器となる運転時には、前記
第1の接続配管から前記蒸発器の冷媒流入側にのみ冷媒
を流通させることを特徴とするものである。
【0029】
【作用】この発明の空気調和装置によると、第2の接続
配管と第2の流量制御装置とを接続する配管の途中を第
1の接続配管に接触させて第2の熱交換部を設けたこと
により、冷房運転あるいは冷房主体運転の場合におい
て、圧縮機起動時等の過度時においても冷房室内機へ流
入する液冷媒に充分なサブクール量をつけることにより
冷房能力を充分に確保することができる。
【0030】
【実施例】
実施例1.この発明の実施例1の空気調和装置を、図1
ないし図3に基づいて説明する。図1は、この発明の実
施例1の空気調和装置の冷媒を中心とする全体構成図で
ある。図1において、Aは熱源機、B,C,Dは後述す
るように互いに並列接続された室内機でそれぞれ同じ構
成となっている。Eは後述するように、第1の分岐部1
0、第2の流量制御装置13、第2の分岐部11、気液
分離装置12、熱交換部16a,16b,16c,16
d,18,24、第3の流量制御装置15、第4の流量
制御装置17を内蔵した中継器である。
【0031】また、1は圧縮機、2は熱源機の冷媒流通
方向を切り換える四方切換弁、3は熱源機側熱交換器、
4はアキュムレータで、上記四方切換弁2を介して圧縮
機1と接続されている。これらによって熱源機Aが構成
されている。また、5は3台の室内機B,C,Dに設け
られた室内側熱交換器、6は熱源機Aの四方切換弁2と
中継器Eを後述する第4の逆止弁20を介して接続する
太い第1の接続配管、6b,6c,6dはそれぞれ室内
機B,C,Dの室内側熱交換器5と中継器Eを接続し、
第1の接続配管6に対応する室内機側の第1の接続配管
である。
【0032】また、7は熱源機Aの熱源機側熱交換器3
と中継器Eを後述する第3の逆止弁19を介して接続す
る上記第1の接続配管より細い第2の接続配管、7b,
7c,7dはそれぞれ室内機B,C,Dの室内側熱交換
器5と中継器Eを第1の流量制御装置9を介して接続
し、第2の接続配管7に対応する室内機側の第2の接続
配管である。
【0033】8は、室内機側の第1の接続配管6b,6
c,6dを、第1の接続配管6または第2の接続配管7
側に切り換え可能に接続する三方切換弁である。9は、
室内側熱交換器5に近接して接続され、冷房時は室内側
熱交換器5の出口側のスーパーヒート量、暖房時はサブ
クール量により制御される第1の流量制御装置で、室内
機側の第2の接続配管7b,7c,7dに接続される。
10は、室内機側の第1の接続配管6b,6c,6d
を、第1の接続配管6または第2の接続配管7に切換え
可能に接続する三方切換弁8よりなる第1の分岐部であ
る。
【0034】11は、室内機側の第2の接続配管7b,
7c,7dと、第2の接続配管7よりなる第2の分岐部
である。12は、第2の接続配管7の途中に設けられた
気液分離装置で、その気相部は三方切換弁8の第1口8
aに接続され、その液相部は第2の分岐部11に接続さ
れている。13は、気液分離装置12と第2の分岐部1
1との間に接続する開閉自在な第2の流量制御装置(こ
こでは電気式膨張弁)である。
【0035】14は第2の分岐部11と第1の接続配管
6とを結ぶバイパス配管、15はバイパス配管14の途
中に設けられた第3の流量制御装置(ここでは電気式膨
張弁)、16aは第3の流量制御装置15の下流側にお
いてバイパス配管14の途中に設けられ、第2の分岐部
11における各室内機側の第2の接続配管7b,7c,
7dの会合部との間でそれぞれ熱交換を行う第3の熱交
換部である。16b,16c,16dは、それぞれ第3
の流量制御装置15の下流側においてバイパス配管14
の途中に設けられ、第2の分岐部11における各室内機
側の第2の接続配管7b,7c,7dとの間でそれぞれ
熱交換を行う第4の熱交換部である。
【0036】18は、バイパス配管14の第3の流量制
御装置15の下流および第3の熱交換部16aの下流に
設けられ、気液分離装置12と第2の流量制御装置13
とを接続する配管との間で熱交換を行う第1の熱交換部
であり、24は第1の接続配管16と、第2の接続配管
7と第2の流量制御装置13を接続する配管との間で熱
交換を行う第2の熱交換部であり、17は第2の分岐部
11と第1の接続配管6との間に接続する開閉自在な第
4の流量制御装置(ここでは電気式膨張弁)である。
【0037】一方、19は熱源機側熱交換器3と第2の
接続配管7との間に設けられた第3の逆止弁であり、熱
源機側熱交換器3から第2の接続配管7へのみ冷媒流量
を許容する。20は熱源機Aの四方切換弁2と第1の接
続配管6との間に設けられた第4の逆止弁であり、第1
の接続配管6から四方切換弁2へのみ冷媒流通を許容す
る。
【0038】21は熱源機Aの四方切換弁2と第2の接
続配管7との間に設けられた第5の逆止弁であり、四方
切換弁2から第2の接続配管7へのみ冷媒流通を許容す
る。22は熱源機側熱交換器3と第1の接続配管6との
間に設けられた第6の逆止弁であり、第1の接続配管6
から熱源機側熱交換器3へのみ冷媒流通を許容する。な
お、第3,第4,第5,第6の逆止弁19,20,2
1,22で、流路切換弁23を構成している。
【0039】次に、動作について説明するが、暖房運転
のみおよび暖房主体運転の動作は、図6および図7に示
した従来の空気調和装置と全く同様であり説明は省略
し、冷房運転のみ及び冷房主体運転の場合の動作につい
て説明する。まず、図2を用いて冷房運転のみの場合に
ついて説明する。同図に実線矢印で示すように圧縮機1
より吐出された高温高圧冷媒ガスは四方切換弁2を通
り、熱源機側熱交換器3で空気と熱交換して凝縮された
後、第3の逆止弁19、第2の接続配管7、気液分離装
置12、第2の流量制御装置13の順に通り、さらに第
2の分岐部11、室内機側の第2の接続配管7b,7
c,7dを通り、各室内機B,C,Dに流入する。
【0040】各室内機B,C,Dに流入した冷媒は、各
室内側熱交換器5の出口のスーパーヒート量により制御
される第1の流量制御装置9により低圧まで減圧され
て、室内側熱交換器5で室内空気と熱交換して蒸発しガ
ス化され室内を冷房する。
【0041】このガス状態となった冷媒は、室内機側の
第1の接続配管6b,6c,6d、三方切換弁8、第1
の分岐部10、第1の接続配管6、第4の逆止弁20、
熱源機Aの四方切換弁2、アキュムレータ4を経て圧縮
機1に吸入される循環サイクルを構成し、冷房運転を行
う。この時、三方切換弁8の第1口8aは閉路、第2口
8bと第3口8cは開路されている。また、冷媒はこの
時、第1の接続配管6が低圧、第2の接続配管7が高圧
のため必然的に第3の逆止弁19、第4の逆止弁20へ
流通する。
【0042】また、このサイクルの時、第2の流量制御
装置13を通過した冷媒の一部がバイパス配管14へ入
り、第3の流量制御装置15で低圧まで減圧されて、第
4の熱交換部16b,16c,16dで第2の分岐部1
1の各室内機側の第2の接続配管7b,7c,7dとの
間で、また第3の熱交換部16aで第2の分岐部11の
各室内機側の第2の接続配管7b,7c,7dの会合部
との間で、さらに第1の熱交換部18で第2の流量制御
装置13に流入する冷媒との間で、熱交換を行い蒸発し
た冷媒は、第1の接続配管6、第4の逆止弁20へ入
り、熱源機Aの四方切換弁2、アキュムレータ4を経て
圧縮機1に吸入される。
【0043】一方、第2の接続配管7から第2の流量制
御装置13へ流れる冷媒が第2の熱交換部24で低圧ガ
ス冷媒と熱交換し冷却され、さらに第1,第3,第4の
熱交換部18,16a,16b,16c,16dで熱交
換し冷却され、サブクールを充分につけられた第2の分
岐部11の冷媒は冷房しようとしている室内機B,C,
Dへ流入する。
【0044】次に、冷房主体の場合について図3を用い
て説明する。同図に実線矢印で示すように、圧縮機1よ
り吐出された高温高圧冷媒ガスは、四方切換弁2を経て
熱源機側熱交換器3に流入し、空気と熱交換して気液二
相の高温高圧状態となる。その後、この二相の高温高圧
状態の冷媒は第3の逆止弁19、第2の接続配管7を経
て、中継器Eの気液分離装置12へ送られる。
【0045】ここで、ガス状冷媒と液状冷媒に分離さ
れ、分離されたガス状冷媒は第1の分岐部10、三方切
換弁8、室内機側の第1の接続配管6dの順に通り、暖
房しようとする室内機Dに流入し、室内側熱交換器5で
室内空気と熱交換して凝縮液化し、室内を暖房する。さ
らに、室内側熱交換器5の出口のサブクール量により制
御され、ほぼ全開状態の第1の流量制御装置9を通り、
少し減圧されて、第2の分岐部11に流入する。
【0046】一方、残りの液状冷媒は第2の流量制御装
置13を通って、第2の分岐部11に流入し、暖房しよ
うとする室内機Dを通った冷媒と合流し、第2の分岐部
11、室内機側の第2の接続配管7b,7cの順に通
り、各室内機B,Cに流入する。各室内機B,Cに流入
した冷媒は、室内機側熱交換器5の出口のスーパーヒー
ト量により制御される第1の流量制御装置9により低圧
まで減圧された後に、室内側熱交換器5に流入し、室内
空気と熱交換して蒸発しガス化され、室内を冷房する。
【0047】さらに、このガス状態となった冷媒は、室
内機側の第1の接続配管6b,6c、三方切換弁8、第
1の分岐部10を通り、第1の接続配管6、第4の逆止
弁33、熱源機Aの四方切換弁2、アキュムレータ4を
経て圧縮機1に吸入される循環サイクルを構成し、冷房
主体運転を行う。また、この時、室内機B,Cに接続さ
れた三方切換弁8の第1口8aは閉路、第2口8bと第
3口8cは開路されており、室内機Dの第2口8bは閉
路、第1口8aと第3口8cは開路されている。冷媒は
この時、第1の接続配管6が低圧、第2の接続配管7が
高圧のため、必然的に第3の逆止弁19、第4の逆止弁
20へ流通する。
【0048】このサイクルの時、一部の液冷媒は第2の
分岐部11の各室内機側の第2の接続配管7b,7c,
7dの会合部からバイパス配管14へ入り、第3の流量
制御装置15で低圧まで減圧されて、第4の熱交換部1
6b,16c,16dで第2の分岐部11の各室内機側
の第2の接続配管7b,7c,7dとの間で、また第3
の熱交換部16aで第2の分岐部11の各室内機側の第
2の接続配管7b,7c,7dの会合部との間で、さら
に第1の熱交換部18で第2の流量制御装置13に流入
する冷媒との間で熱交換を行い、蒸発した冷媒は第1の
接続配管6、第4の逆止弁20へ入り、熱源機Aの四方
切換弁2、アキュムレータ4を経て圧縮機1に吸入され
る。一方、第2の接続配管7から第2の流量制御装置1
3へ流れる冷媒が第2の熱交換部24で低圧ガス冷媒と
熱交換し冷却され、さらに第1,第3,第4の熱交換部
18,16a,16b,16c,16dで熱交換し冷却
され、サブクールを充分につけられた第2の分岐部11
の冷媒は冷房しようとしている室内機B,Cへ流入す
る。
【0049】以上のように冷房運転のみ、および冷房主
体運転の動作について説明したが、次に冷房運転の場合
の圧縮機起動時を例に取って、過度時の動作について説
明する。圧縮機起動時は、熱源機側熱交換器3で充分な
凝縮能力が得られず、冷媒が完全な液冷媒とはならず二
相状態となっている場合がある。この時、冷媒は第2の
接続配管7を通って中継機Eへ二相状態となって流入す
るが、第2の接続配管7と第2の流量制御装置13を接
続する配管を低圧冷媒が流れかつ第1の接続配管6に接
触させた第2の熱交換部24で熱交換し冷却されるた
め、冷媒は液冷媒になることができる。従って、バイパ
ス配管14へ充分な流量の液冷媒が供給でき、第3の流
量制御装置15で低圧まで減圧されて、第4の熱交換部
16b,16c,16dで第2の分岐部11の各室内機
側の第2の接続配管7b,7c,7dとの間で、また第
3の熱交換部16aで第2の分岐部11の各室内機側の
第2の接続配管7b,7c,7dの会合部との間で、さ
らに第1の熱交換部18で第2の流量制御装置13に流
入する冷媒との間で熱交換を行い、冷房室内機へ流れる
冷媒は充分なサブクール量を持った液冷媒とすることが
でき、冷房能力を適正に確保できる。また、冷房主体運
転時、あるいは冷房負荷の急激な変動時などの過度時に
おいても上記と同様な動作が行える。
【0050】実施例2.なお、前記実施例1では三方切
換弁8を設けて室内機側の第1の接続配管6b,6c,
6dを、第1の接続配管6または第2の接続配管7に切
り換え可能に接続しているが、図4に示すように2つの
電磁弁25,25等の開閉弁を設けて上述したように切
り換え可能に接続しても同様な作用効果が得られる。
【0051】
【発明の効果】この発明の空気調和装置によると、第2
の接続配管と第2の流量制御装置とを接続する配管の途
中を第1の接続配管に接触させて第2の熱交換部を設け
たことにより、冷房運転あるいは冷房主体運転の場合に
おいて、圧縮機起動時等の過渡時においても冷房室内機
へ流入する液冷媒に充分なサブクール量をつけることに
より冷房能力を充分に確保することができるという効果
が得られる。
【0052】また、第2の熱交換部で低圧冷媒の流れる
第1の接続配管と熱交換してサブクール量を得ることに
よって、バイパス配管を流れる冷媒との熱交換量を減少
させることが可能となる。すなわち、バイパス配管への
冷媒流量を減少させ、の減少分を冷房室内機へ流すよう
にすることができ、冷房室内機への冷媒流量を増加さ
せ、冷房能力を増加させることが可能になるという効果
も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の空気調和装置の全体構成
図である。
【図2】この発明の実施例1の空気調和装置における冷
房のみの運転状態を説明するための冷媒回路図である。
【図3】この発明の実施例1の空気調和装置における冷
房主体の運転状態を説明するための冷媒回路図である。
【図4】この発明の実施例2の空気調和装置の全体構成
図である。
【図5】従来例の空気調和装置の全体構成図である。
【図6】従来例の空気調和装置における冷房または暖房
のみの運転状態を説明するための冷媒回路図である。
【図7】従来例の空気調和装置における暖房主体の運転
状態を説明するための冷媒回路図である。
【図8】従来例の空気調和装置における冷房主体の運転
状態を説明するための冷媒回路図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 四方切換弁 3 熱源機側熱交換器 4 アキュムレータ 5 室内側熱交換器 6,6b,6c,6d 第1の接続配管 7,7b,7c,7d 第2の接続配管 8 三方切換弁 9 第1の流量制御装置 10 第1の分岐部 11 第2の分岐部 12 気液分離装置 13 第2の流量制御装置 14 バイパス配管 15 第3の流量制御装置 16a,16b,16c,16d,18,24 熱交換
部 17 第4の流量制御装置 19,20,21,22 逆止弁 23 流路切換弁装置 A 熱源機 B,C,D 室内機 E 中継機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、四方切換弁、熱源機側熱交換器
    およびアキュムレータからなる熱源機と、室内側熱交換
    器および第1の流量制御装置からなる複数台の室内機
    と、これら複数台の室内機と前記熱源機を接続した第1
    および第2の接続配管と、前記四方切換弁から前記第2
    の接続配管側にのみ冷媒を流通可能な流路切替弁装置
    と、前記複数台の室内機の前記室内側熱交換器の一方を
    前記第1の接続配管または前記第2の接続配管に切り換
    え可能に接続した第1の分岐部と、前記複数台の室内機
    の前記室内側熱交換器の他方を前記第1の流量制御装置
    を介して前記第2の接続配管に接続した第2の分岐部
    と、前記第1の分岐部と前記第2の分岐部との間に介在
    した第2の流量制御装置と、前記第2の分岐部と前記第
    1の接続配管との間に介在した第4の流量制御装置と、
    一端を前記第2の分岐部に接続し他端を第3の流量制御
    装置を介して前記第1の接続配管へ接続したバイパス配
    管と、前記第2の接続配管と前記第2の流量制御装置を
    接続する配管と前記バイパス配管との間で熱交換を行う
    第1の熱交換部と、前記第2の接続配管と前記第2の流
    量制御装置を接続する配管と前記第1の接続配管との間
    で熱交換を行う第2の熱交換部とを備え、 前記第1の分岐部,第2の分岐部,第2の流量制御装
    置,第3の流量制御装置,第4の流量制御装置,第1の
    熱交換部,第2の熱交換部およびバイパス配管を内蔵し
    た中継器を、前記熱源機と前記複数台の室内機との間に
    介在させ、前記熱源機側熱交換器が凝縮器となる運転時
    には、前記凝縮器の冷媒出口側から前記第2の接続配管
    側にのみ冷媒を流通させ、かつ前記熱源機側熱交換器が
    蒸発器となる運転時には、前記第1の接続配管から前記
    蒸発器の冷媒流入側にのみ冷媒を流通させることを特徴
    とする空気調和装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19509338C2 (de) * 1994-03-15 2003-10-16 Denso Corp Beschleunigungssensor
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