JPH05322259A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH05322259A
JPH05322259A JP4128671A JP12867192A JPH05322259A JP H05322259 A JPH05322259 A JP H05322259A JP 4128671 A JP4128671 A JP 4128671A JP 12867192 A JP12867192 A JP 12867192A JP H05322259 A JPH05322259 A JP H05322259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air filter
current
semiconductor heater
clogging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4128671A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Otsuka
伸二 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP4128671A priority Critical patent/JPH05322259A/ja
Publication of JPH05322259A publication Critical patent/JPH05322259A/ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 空調機の室内ユニットのエアーフィルターの
目詰まりを的確に検出し、熱交換率を向上させ、電力消
費量を減らす。 【構成】 室内空気の吸込口5と吹出口6とを結ぶ流路
9にはエアーフィルター10、半導体ヒータ11、熱交
換器12、送風機13等を配置し空気は矢印方向に流れ
る。エアーフィルター10が目詰まりを起こすと、風量
が減り熱交換率が低下し、また、半導体ヒータ11は昇
温する。ヒータ11に流れる電流はその素子温が上ると
低下するので、この電流値を検出すればエアーフィルタ
ーの目詰まりを間接的に検出できる。検出した電流はA
/D変換してマイクロコンピュータに入力する。マイク
ロコンピュータは検出した電流が基準電流値以下になる
と、表示灯を点滅させるなどしてエアーフィルター10
の目詰まりを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機に係わり、さ
らに詳しくは、室内ユニットのエアーフィルターの目詰
まりを的確に判定するための手段に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室内ユニットにおいては、
その筐体上部の吸込口と、同筐体下部の吹出口とを結ぶ
空気通路内にエアーフィルター、熱交換器、送風機等が
配置されている。エアーフィルターには空気の流れに伴
って埃が付着し、目詰まりが起きる。この目詰まりは熱
交換器の熱交換性能を低下させるので適時清浄して空気
の流れを良くする必要がある。そこで、従来はエアーフ
ィルターの目詰まりを空気調和機の運転積算時間から判
断し、この運転積算時間が所定値に達すると表示灯を点
滅させたり、メロディー等の音声を出力したりして、エ
アーフィルターの目詰まりを知らせるようになってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エアー
フィルターの目詰まりは空気調和機の運転積算時間に必
ずしも合致するものではなく、室内ユニットが配置され
ている部屋の状態や喫煙者がいるかどうかなどにも左右
されるため、空気調和機の運転積算時間が所定値に達し
ても、エアーフィルターが熱交換性能を低下させるほど
には目詰まりを起こしていなかったり、また逆に、運転
積算時間が所定値に達する前に目詰まりを起こしてい
て、熱交換器本来の性能を発揮させることができないま
まに運転を続け、電力を無駄に消費するなどの問題があ
った。したがって、本発明においては、エアーフィルタ
ーの目詰まりを的確に知ることのできる空気調和機を提
供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、エアーフィルター、
熱交換器、送風機等を有する室内ユニットの空気通路に
配置された半導体ヒータと、この半導体ヒータに流れる
電流を検出する電流検出手段と、同電流検出手段で検出
した電流をデジタル信号に変換するA/D変換器と、同
A/D変換器で変換された信号等を処理するマイクロコ
ンピュータと、前記エアーフィルターの目詰まりを知ら
せる報知手段等を備え、前記半導体ヒータに流れる電流
が基準電流値以下になると前記報知手段を動作させるよ
う制御することにした。
【0005】
【作用】上記の構成であれば、マイクロコンピュータは
半導体ヒータに流れる電流を常時監視することができ
る。半導体ヒータに流れる電流は、その素子の温度が上
昇するに連れて低下するという特性があるため、エアー
フィルターの目詰まりが進行して空気通路内の空気の流
れが悪くなると半導体ヒータの冷却効果が薄れ、電流検
出手段により検出される半導体ヒータの電流値も減少す
ることになる。逆に言えば、半導体ヒータに流れる電流
が基準電流値以下になればエアーフィルターが目詰まり
を起こしたと判断できるわけで、そのときマイクロコン
ピュータは報知手段を作動させ、エアーフィルターが目
詰まりしたことを知らせることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。図1は室内ユニットの内部構成を簡単に
表したもので、筐体1は本体2と、この本体2に着脱自
在に被せられる前面カバー3とから成っており、前面カ
バー3の正面側には上部が開閉自在に軸支された正面パ
ネル4が取付けられている。この正面パネル4と筐体1
の上部には室内の空気を吸い込むための吸込口5があ
り、前面下部には吹出口6が形成されている。吸込口5
と吹出口6との間にはリアガイダ7とスタビライザ8等
からなる空気通路9が形成されており、この空気通路9
の上方には前面カバー3の内面に沿わせて本体2寄りま
で移動させることのできる着脱自在なエアーフィルター
10と、PTC素子と呼ばれる半導体ヒータ11と、三つに
折り曲げられた熱交換器12と、送風機(クロスフローフ
ァン)13とが配置され、熱交換器11により熱交換された
空気は送風機13により吹出口6に送られ、室内への風向
は風向板14によって調節されるようになっている。な
お、図1には図示されてないが、前面カバー3が設けら
れている正面の見やすい位置にはエアーフィルター10が
目詰まりを起こしたときに点滅させる表示灯が配置され
ている。
【0007】ところで、半導体ヒータ11は図2の(a)
および(b)に示すような特性を有している。図から分
かるように、半導体ヒータ11はその素子の温度が上昇す
ると抵抗値が大きくなり、電流が少なくなるという特性
を有している。素子に電圧を加え、電流を流すと、その
素子は自己発熱により温度が上昇すると共に抵抗が増大
し、ある点で安定する。ここで言うある点とは発熱量と
放熱量とが同じになる点、即ちキューリー温度を意味す
る。ここで、半導体ヒータ11に風を当てて冷却すると、
素子の温度が下がると共に抵抗が減少し、電流が増大す
る。その様子は図2の(b)のようになり、風速と電流
は比例関係にある。
【0008】本実施例では、半導体ヒータ11のこのよう
な特性を利用し、エアーフィルター10の目詰まりを間接
的に検出するようにしたもので、その検出回路は図3に
示されるようになっている。図において、15は交流電
源、16は半導体ヒータ11に流れる電流を検出するための
カレントトランス、17はカレントトランス16で検出した
電流をデジタル信号に変換するA/D変換器、18はA/
D変換器17で変換された信号その他を処理するマイクロ
コンピュータで、このマイクロコンピュータ18の記憶部
にはエアーフィルター10の目詰まりの判定に使用される
基準電流値が記憶されている。
【0009】送風機13が回転すると風の流れは図1に示
す矢印のような向きになり、熱交換器12により熱交換が
なされるが、エアーフィルター10が目詰まりを起こすと
風の流れが悪くなるため半導体ヒータ11が配置されてい
る空気通路9内の風速(風量)が低下し、半導体ヒータ
11は所定の冷却効果が得られなくなるので抵抗が増大
し、電流が減少することになる。マイクロコンピュータ
18はこの半導体ヒータ11に流れている電流を常に監視す
るようになっており、カレントトランス16で検出され、
A/D変換器17でデジタル変換された値を記憶部に記憶
してある基準電流値と比較し、半導体ヒータ11に流れて
いる電流が基準電流値を下回った場合にはエアーフィル
ター10が目詰まりを起こしたものと判断して、図3に示
す表示灯19を点滅させ、エアーフィルター10が目詰まり
したことを知らせるようになっている。
【0010】なお、上述の実施例においては、基準電流
値は一つだけになっているが、送風機13の風量(回転
数)を切り換え可能にしてなる室内ユニットにおいて
は、その風量に応じた複数の基準電流値を前記マイクロ
コンピュータ18の記憶部に記憶させておいたり、さら
に、暖房運転時と冷房運転時とにそれぞれ対応する基準
電流値を記憶させておいて、より正確にエアーフィルタ
ー10の目詰まりを判定するようにしてもよい。また、エ
アーフィルター10の目詰まりを知らせるには上述のよう
な表示灯の点滅に限らず、メロディー等の音声により知
らせるようにすれば、エアーフィルター10の目詰まり
を、より早く、かつ、確実に知らせることができる。
【0011】
【発明の効果】以上、説明したような空気調和機である
ならば、半導体ヒータに流れる電流値からエアーフィル
ターの目詰まりを間接的に判断し、その半導体ヒータの
電流値が基準電流値以下になると表示灯を点滅させるな
どしてエアーフィルターの目詰まりを知らせるようにな
っているので、エアーフィルターの清掃時期の判断が容
易になると共に、エアーフィルターが目詰まりのまま
で、いつまでも運転されるようなこともなくなるので熱
交換器の性能を十分に引き出せ、消費電力の節約にもな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す空気調和機の室内ユニ
ットの概略構成図である。
【図2】本発明で利用する半導体ヒータの特性を表す図
である。
【図3】本発明の一実施例を示す電流検出回路ブロック
図である。
【符号の説明】
5 吸込口 6 吹出口 9 空気通路 10 エアーフィルター 11 半導体ヒータ(PTC素子) 12 熱交換器 13 送風機(クロスフローファン) 15 交流電源 16 カレントトランス 17 A/D変換器 18 マイクロコンピュータ 19 表示灯

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアーフィルター、熱交換器、送風機等
    を有する室内ユニットの空気通路に配置された半導体ヒ
    ータと、この半導体ヒータに流れる電流を検出する電流
    検出手段と、同電流検出手段で検出した電流をデジタル
    信号に変換するA/D変換器と、同A/D変換器で変換
    された信号等を処理するマイクロコンピュータと、前記
    エアーフィルターの目詰まりを知らせる報知手段等を備
    え、前記半導体ヒータに流れる電流が基準電流値以下に
    なると前記報知手段を動作させるよう制御してなること
    を特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記半導体ヒータの基準電流値を前記送
    風機の風量に対応させて設定してなる請求項1記載の空
    気調和機。
  3. 【請求項3】 前記半導体ヒータの基準電流値を暖房運
    転時と冷房運転時とにそれぞれ対応させて設定してなる
    請求項1および2記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記報知手段が音声により知らせられる
    ようにしてなる請求項1記載の空気調和機。
JP4128671A 1992-05-21 1992-05-21 空気調和機 Pending JPH05322259A (ja)

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JP4128671A JPH05322259A (ja) 1992-05-21 1992-05-21 空気調和機

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ID=14990571

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JP4128671A Pending JPH05322259A (ja) 1992-05-21 1992-05-21 空気調和機

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JP (1) JPH05322259A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001124382A (ja) * 1999-10-26 2001-05-11 Daikin Ind Ltd 送風ユニット
CN104344496A (zh) * 2013-08-07 2015-02-11 海尔集团公司 一种空调器及其节能控制方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001124382A (ja) * 1999-10-26 2001-05-11 Daikin Ind Ltd 送風ユニット
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