JPH05322220A - 空調機及び空調室内の滅菌脱臭方法 - Google Patents
空調機及び空調室内の滅菌脱臭方法Info
- Publication number
- JPH05322220A JPH05322220A JP4155901A JP15590192A JPH05322220A JP H05322220 A JPH05322220 A JP H05322220A JP 4155901 A JP4155901 A JP 4155901A JP 15590192 A JP15590192 A JP 15590192A JP H05322220 A JPH05322220 A JP H05322220A
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- JP
- Japan
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- air
- room
- conditioner
- air conditioner
- damper
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 空調系統内に発生した微生物の滅殺と同時に
脱臭をも行い、より衛生的で快適な空気を供給し健康的
な室内空間を提供する。 【構成】 無人時に外気を遮断しオゾン発生装置７を稼
働しつつ室内空気を循環し滅菌・脱臭を行い、滅菌・脱
臭完了後室内残留オゾンを排出して通常運転とする。
脱臭をも行い、より衛生的で快適な空気を供給し健康的
な室内空間を提供する。 【構成】 無人時に外気を遮断しオゾン発生装置７を稼
働しつつ室内空気を循環し滅菌・脱臭を行い、滅菌・脱
臭完了後室内残留オゾンを排出して通常運転とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空調設備を利用した空
調機及び空調室内の滅菌・脱臭方法に関する。
調機及び空調室内の滅菌・脱臭方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から一般建物の空調設備について
は、積極的に微生物の発生を予防しまた発生した微生物
を滅殺する考えは特になく、従って、このような装置は
提案されたことはなかった。また、脱臭装置としては、
活性炭脱臭フィルター等を用いてその吸着作用で脱臭す
る装置が利用されていた。
は、積極的に微生物の発生を予防しまた発生した微生物
を滅殺する考えは特になく、従って、このような装置は
提案されたことはなかった。また、脱臭装置としては、
活性炭脱臭フィルター等を用いてその吸着作用で脱臭す
る装置が利用されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記したように従来技
術では、空調機内部や空調室内において微生物が発生し
た場合に対処の術がなくゼンソクや月曜病等を引き起す
原因となっていた。特に、空調機の運転休止期間が長い
とその影響が大きいとされている。また、活性炭脱臭フ
ィルターは定期的に取替え等のメンテ作業がともなう煩
わしさがある。
術では、空調機内部や空調室内において微生物が発生し
た場合に対処の術がなくゼンソクや月曜病等を引き起す
原因となっていた。特に、空調機の運転休止期間が長い
とその影響が大きいとされている。また、活性炭脱臭フ
ィルターは定期的に取替え等のメンテ作業がともなう煩
わしさがある。
【０００４】そこで、本発明は、前記従来技術の問題点
に鑑みてなされたもので、空調系統内に発生した微生物
の滅殺と同時に脱臭をも行いより衛生的で快適な空気を
供給し健康的な室内空間の提供を目的とするものであ
る。
に鑑みてなされたもので、空調系統内に発生した微生物
の滅殺と同時に脱臭をも行いより衛生的で快適な空気を
供給し健康的な室内空間の提供を目的とするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、空調機で空調空気を循環して行なう空
調方式において、ダンパーの切替え操作で外気の遮断・
導入を自在となるように通風路を構成するとともに、該
空調機にオゾン発生装置を装設し、無人時に外気を遮断
しオゾン発生装置を稼働しつつ室内空気を循環し、滅菌
・脱臭を行い滅菌・脱臭完了後室内残留オゾンを排出し
て通常運転とする。
に、本発明では、空調機で空調空気を循環して行なう空
調方式において、ダンパーの切替え操作で外気の遮断・
導入を自在となるように通風路を構成するとともに、該
空調機にオゾン発生装置を装設し、無人時に外気を遮断
しオゾン発生装置を稼働しつつ室内空気を循環し、滅菌
・脱臭を行い滅菌・脱臭完了後室内残留オゾンを排出し
て通常運転とする。
【０００６】
【作用】上記本発明では、無人時にオゾン発生装置と空
調機のファンを稼働しダンパーを操作して外気を遮断し
室内空気を循環するようにしたので、空調機と空調室内
の滅菌と脱臭が同時にできる。また、滅菌・脱臭が完了
後オゾン発生装置を停止し、ダンパーを操作して外気を
導入し残留オゾンを排出し通常運転として稼働する。
調機のファンを稼働しダンパーを操作して外気を遮断し
室内空気を循環するようにしたので、空調機と空調室内
の滅菌と脱臭が同時にできる。また、滅菌・脱臭が完了
後オゾン発生装置を停止し、ダンパーを操作して外気を
導入し残留オゾンを排出し通常運転として稼働する。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例を図１により説明する。空調
機１により、室内２の空調が行われる。この空調機１
は、プレフィルター３、中性能フィルター４、コイル
５、ファン６を有する。本発明の空調機１では、さら
に、オゾン発生装置７が設けられている。このオゾン発
生装置７により、空調機１の内部、あるいは、室内２の
滅菌及び臭気の脱臭が行われる。特に、空調機１の運転
停止期間が長い場合、その間に多くの微生物が発生する
（例えば、会社などの場合、土日等の休日に微生物が発
生し、月曜日にその影響が大きくなる傾向がある）。外
部と空調機１と室内２とを結ぶ空調経路の所定の位置に
は、空気の通路の開閉を行うダンパー８ａ，８ｂ，８ｃ
が設けられている。コントローラ９は、ファン６、オゾ
ン発生装置７の制御を行う。
機１により、室内２の空調が行われる。この空調機１
は、プレフィルター３、中性能フィルター４、コイル
５、ファン６を有する。本発明の空調機１では、さら
に、オゾン発生装置７が設けられている。このオゾン発
生装置７により、空調機１の内部、あるいは、室内２の
滅菌及び臭気の脱臭が行われる。特に、空調機１の運転
停止期間が長い場合、その間に多くの微生物が発生する
（例えば、会社などの場合、土日等の休日に微生物が発
生し、月曜日にその影響が大きくなる傾向がある）。外
部と空調機１と室内２とを結ぶ空調経路の所定の位置に
は、空気の通路の開閉を行うダンパー８ａ，８ｂ，８ｃ
が設けられている。コントローラ９は、ファン６、オゾ
ン発生装置７の制御を行う。
【０００８】次に、本発明の動作を説明する。本発明で
は、通常の空調運転を開始する前に、滅菌脱臭運転とオ
ゾン排出運転とを行う。最初に、滅菌脱臭運転を行う場
合について説明する。この滅菌脱臭運転は、通常の空調
運転を開始する前、例えば、人のいない夜間などに行
う。まず、ダンパー８ｃを開状態にし、ダンパー８ａ，
ダンパー８ｂを閉状態にする。次に、オゾン発生装置７
とファン６の運転を開始する。これにより、オゾン発生
装置７により発生したオゾンは、空調機１の内部と室内
２との間を、点線Ａに示す経路に沿って循環する。
は、通常の空調運転を開始する前に、滅菌脱臭運転とオ
ゾン排出運転とを行う。最初に、滅菌脱臭運転を行う場
合について説明する。この滅菌脱臭運転は、通常の空調
運転を開始する前、例えば、人のいない夜間などに行
う。まず、ダンパー８ｃを開状態にし、ダンパー８ａ，
ダンパー８ｂを閉状態にする。次に、オゾン発生装置７
とファン６の運転を開始する。これにより、オゾン発生
装置７により発生したオゾンは、空調機１の内部と室内
２との間を、点線Ａに示す経路に沿って循環する。
【０００９】このようにして循環しているオゾンによ
り、空調機１の内部及び室内２に発生した微生物が滅菌
されると共に、臭気の脱臭が行われる。特に、空調機１
の内部では、微生物は、フィルター３，４、コイル５な
どに付着しやすい。微生物の滅菌と臭気の脱臭処理が終
了した後、オゾン発生装置７の運転を停止させる。これ
により、滅菌脱臭処理が終了する。
り、空調機１の内部及び室内２に発生した微生物が滅菌
されると共に、臭気の脱臭が行われる。特に、空調機１
の内部では、微生物は、フィルター３，４、コイル５な
どに付着しやすい。微生物の滅菌と臭気の脱臭処理が終
了した後、オゾン発生装置７の運転を停止させる。これ
により、滅菌脱臭処理が終了する。
【００１０】次に、オゾン排出運転を行う場合について
説明する。このオゾン排出運転では、上記の滅菌脱臭運
転の際に、空調機１の内部及び室内２に残ったオゾンを
外部に排出する。ダンパー８ａ、ダンパー８ｂを開状態
にし、ダンパー８ｃを閉状態にする。これにより、ファ
ン６により外部から取り入れられた外気は、空調機１の
内部及び室内２を通って、外部に排気される。この際
に、空調機１の内部と室内２に残っているオゾンが外部
に排出される。
説明する。このオゾン排出運転では、上記の滅菌脱臭運
転の際に、空調機１の内部及び室内２に残ったオゾンを
外部に排出する。ダンパー８ａ、ダンパー８ｂを開状態
にし、ダンパー８ｃを閉状態にする。これにより、ファ
ン６により外部から取り入れられた外気は、空調機１の
内部及び室内２を通って、外部に排気される。この際
に、空調機１の内部と室内２に残っているオゾンが外部
に排出される。
【００１１】次に、空調機１の通常運転を行う場合につ
いて説明する。ダンパー８ａ、ダンパー８ｂ、ダンパー
８ｃを開状態にする。これにより、外部から取り入れら
れた外気は、空調機１を通って、室内２に導入され、通
常の空調運転が行われる。この際、空調機１の内部及び
室内２には、微生物は存在せず、さらに、臭気も存在し
ない。この結果、健康的で快適な室内空間を維持でき
る。
いて説明する。ダンパー８ａ、ダンパー８ｂ、ダンパー
８ｃを開状態にする。これにより、外部から取り入れら
れた外気は、空調機１を通って、室内２に導入され、通
常の空調運転が行われる。この際、空調機１の内部及び
室内２には、微生物は存在せず、さらに、臭気も存在し
ない。この結果、健康的で快適な室内空間を維持でき
る。
【００１２】
【発明の効果】本発明では、無人時にオゾン発生装置と
空調機のファンを稼働しダンパーを操作して外気を遮断
し室内空気を循環するようにしたので、空調機と空調室
内の滅菌と脱臭とが同時にできる。
空調機のファンを稼働しダンパーを操作して外気を遮断
し室内空気を循環するようにしたので、空調機と空調室
内の滅菌と脱臭とが同時にできる。
【図１】本発明の実施例を示す図である。
【符号の説明】 １ 空調機 ２ 室内 ６ ファン ７ オゾン発生装置 ８ ダンパー ９ コントローラ
Claims (1)
- 【請求項１】 空調機で空調空気を循環して行なう空調
方式において、ダンパーの切替え操作で外気の遮断・導
入を自在となるように通風路を構成するとともに、該空
調機にオゾン発生装置を装設し、無人時に外気を遮断し
オゾン発生装置を稼働しつつ室内空気を循環し、滅菌・
脱臭を行い滅菌・脱臭完了後室内残留オゾンを排出して
通常運転とすることを特徴とする空調機及び空調室内の
滅菌脱臭方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4155901A JPH05322220A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 空調機及び空調室内の滅菌脱臭方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4155901A JPH05322220A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 空調機及び空調室内の滅菌脱臭方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05322220A true JPH05322220A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15615994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4155901A Pending JPH05322220A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 空調機及び空調室内の滅菌脱臭方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05322220A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09108320A (ja) * | 1995-10-18 | 1997-04-28 | Kazuo Sugiyama | オゾン放出用ループ配管システム |
| EP1079183A2 (en) * | 1999-08-26 | 2001-02-28 | Beghelli S.p.A. | Self-sanitizing air-conditioning unit, and the relative sanitizing process |
| JP2002272825A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-24 | Mayekawa Mfg Co Ltd | オゾン水による医療・高齢者施設の殺菌及び脱臭方法とその装置 |
| WO2006029678A1 (de) * | 2004-09-15 | 2006-03-23 | Paragon Ag | Belüftungsanlage für bzw. verfahren zur belüftung von innenräumen |
| WO2007105099A2 (en) * | 2006-03-16 | 2007-09-20 | Evergreen Tecno Plants S.R.L. | Appliance for the purification of air and microbiological safety in closed environments |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP4155901A patent/JPH05322220A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09108320A (ja) * | 1995-10-18 | 1997-04-28 | Kazuo Sugiyama | オゾン放出用ループ配管システム |
| EP1079183A2 (en) * | 1999-08-26 | 2001-02-28 | Beghelli S.p.A. | Self-sanitizing air-conditioning unit, and the relative sanitizing process |
| EP1079183A3 (en) * | 1999-08-26 | 2002-06-05 | Beghelli S.p.A. | Self-sanitizing air-conditioning unit, and the relative sanitizing process |
| JP2002272825A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-24 | Mayekawa Mfg Co Ltd | オゾン水による医療・高齢者施設の殺菌及び脱臭方法とその装置 |
| WO2006029678A1 (de) * | 2004-09-15 | 2006-03-23 | Paragon Ag | Belüftungsanlage für bzw. verfahren zur belüftung von innenräumen |
| WO2007105099A2 (en) * | 2006-03-16 | 2007-09-20 | Evergreen Tecno Plants S.R.L. | Appliance for the purification of air and microbiological safety in closed environments |
| WO2007105099A3 (en) * | 2006-03-16 | 2007-12-06 | Evergreen Ozone A G | Appliance for the purification of air and microbiological safety in closed environments |
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