JPH05321797A - エンジン始動装置 - Google Patents
エンジン始動装置Info
- Publication number
- JPH05321797A JPH05321797A JP4160146A JP16014692A JPH05321797A JP H05321797 A JPH05321797 A JP H05321797A JP 4160146 A JP4160146 A JP 4160146A JP 16014692 A JP16014692 A JP 16014692A JP H05321797 A JPH05321797 A JP H05321797A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- battery
- double layer
- storage battery
- layer capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/13—Energy storage using capacitors
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジン始動用スタータに電力を供給する蓄
電池と電気二重層コンデンサとを用いてエンジン始動装
置の低コスト化を図る。 【構成】 エンジン始動用スタータ１に電力を供給する
蓄電池２が放電末状態の時に、乾電池４のような他の電
池によって充電された電気二重層コンデンサ３によって
前記エンジン始動用スタータ１に電力を供給する。 【効果】 乾電池のような他の電池によって充電された
電気二重層コンデンサでエンジン始動用スタータに電力
を供給するので、低コスト化を図ることができる。
電池と電気二重層コンデンサとを用いてエンジン始動装
置の低コスト化を図る。 【構成】 エンジン始動用スタータ１に電力を供給する
蓄電池２が放電末状態の時に、乾電池４のような他の電
池によって充電された電気二重層コンデンサ３によって
前記エンジン始動用スタータ１に電力を供給する。 【効果】 乾電池のような他の電池によって充電された
電気二重層コンデンサでエンジン始動用スタータに電力
を供給するので、低コスト化を図ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエンジン始動装置に関す
るもので、さらに詳しく言えば、エンジン始動用スター
タに電力を供給する蓄電池が放電末状態の時に、他の電
池または前記蓄電池によって充電された電気二重層コン
デンサで前記エンジン始動用スタータに電力を供給する
ようにしたエンジン始動装置に関するものである。
るもので、さらに詳しく言えば、エンジン始動用スター
タに電力を供給する蓄電池が放電末状態の時に、他の電
池または前記蓄電池によって充電された電気二重層コン
デンサで前記エンジン始動用スタータに電力を供給する
ようにしたエンジン始動装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のエンジン始動装置は、蓄電池と、
エンジンの作動時に前記蓄電池を充電するオルタネータ
とからなり、エンジンの始動は蓄電池によって行い、エ
ンジンの始動後はオルタネータによって前記蓄電池を充
電するとともに、ライトやエアコンなどの車載負荷に電
力を供給するように構成されていた。
エンジンの作動時に前記蓄電池を充電するオルタネータ
とからなり、エンジンの始動は蓄電池によって行い、エ
ンジンの始動後はオルタネータによって前記蓄電池を充
電するとともに、ライトやエアコンなどの車載負荷に電
力を供給するように構成されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このようなエンジン始
動装置では、車載負荷が過負荷になった時やエンジンの
停止時に車載負荷を継続使用した時には、蓄電池が放電
してその放電可能電気量がエンジン始動電気量以下にな
ってしまい、エンジンの始動ができなくなるという問題
があった。
動装置では、車載負荷が過負荷になった時やエンジンの
停止時に車載負荷を継続使用した時には、蓄電池が放電
してその放電可能電気量がエンジン始動電気量以下にな
ってしまい、エンジンの始動ができなくなるという問題
があった。
【０００４】上記した問題を解決するため、前記蓄電池
の放電末状態の時に水酸化カリウム電解液を注液して活
性化する活性化電池を前記蓄電池の補助電池として使用
したり、複数個の乾電池を直並列に接続して前記蓄電池
の補助電池として使用することが考えられている。前者
の方法は水酸化カリウム電解液の漏液や使用済電池の廃
棄方法などの点で実現性に欠き、後者の方法はエンジン
始動用スタータに必要な電力を供給するためには多数の
乾電池が必要になってコスト高になるという欠点があっ
た。
の放電末状態の時に水酸化カリウム電解液を注液して活
性化する活性化電池を前記蓄電池の補助電池として使用
したり、複数個の乾電池を直並列に接続して前記蓄電池
の補助電池として使用することが考えられている。前者
の方法は水酸化カリウム電解液の漏液や使用済電池の廃
棄方法などの点で実現性に欠き、後者の方法はエンジン
始動用スタータに必要な電力を供給するためには多数の
乾電池が必要になってコスト高になるという欠点があっ
た。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した欠点を
解決するため、エンジン始動用スタータに電力を供給す
る蓄電池と電気二重層コンデンサとを有し、前記蓄電池
はエンジンの作動時にオルタネータによって充電され、
前記電気二重層コンデンサは他の電池または前記蓄電池
によって充電されるように構成され、前記蓄電池が放電
末状態時に前記電気二重層コンデンサからエンジン始動
用スタータに電力が供給されるようにしたことを特徴と
するものである。
解決するため、エンジン始動用スタータに電力を供給す
る蓄電池と電気二重層コンデンサとを有し、前記蓄電池
はエンジンの作動時にオルタネータによって充電され、
前記電気二重層コンデンサは他の電池または前記蓄電池
によって充電されるように構成され、前記蓄電池が放電
末状態時に前記電気二重層コンデンサからエンジン始動
用スタータに電力が供給されるようにしたことを特徴と
するものである。
【０００６】
【作 用】従って、本発明は、蓄電池が放電末状態時に
他の電池によって充電された電気二重層コンデンサから
エンジン始動用スタータに電力を供給してエンジンを始
動させ、エンジンの始動後はオルタネータによって前記
蓄電池を充電するようにしているので、多数の乾電池を
必要としない。また、他の電池を交換することによって
半永久的に使用することができるので、コスト高になる
ことはない。
他の電池によって充電された電気二重層コンデンサから
エンジン始動用スタータに電力を供給してエンジンを始
動させ、エンジンの始動後はオルタネータによって前記
蓄電池を充電するようにしているので、多数の乾電池を
必要としない。また、他の電池を交換することによって
半永久的に使用することができるので、コスト高になる
ことはない。
【０００７】
【実施例】図１は、本発明のエンジン始動装置の回路図
である。
である。
【０００８】図１において、１はエンジン始動用スター
タで、キースイッチ１０のＡ接点１０Ａが直列に接続さ
れている。２は蓄電池、３は電気二重層コンデンサ、４
は他の電池としての乾電池で、前記電気二重層コンデン
サ３は切替スイッチ５を介して前記乾電池４によって充
電されるように構成され、前記エンジン始動用スタータ
１はキースイッチ１０のＡ接点１０Ａを介して前記蓄電
池２から電力の供給が受けられるように構成されるとと
もに、前記蓄電池２と前記電気二重層コンデンサ３と
は、前記切替スイッチ５，６を介して並列に接続される
ように構成されている。
タで、キースイッチ１０のＡ接点１０Ａが直列に接続さ
れている。２は蓄電池、３は電気二重層コンデンサ、４
は他の電池としての乾電池で、前記電気二重層コンデン
サ３は切替スイッチ５を介して前記乾電池４によって充
電されるように構成され、前記エンジン始動用スタータ
１はキースイッチ１０のＡ接点１０Ａを介して前記蓄電
池２から電力の供給が受けられるように構成されるとと
もに、前記蓄電池２と前記電気二重層コンデンサ３と
は、前記切替スイッチ５，６を介して並列に接続される
ように構成されている。
【０００９】前記エンジン始動用スタータ１とキースイ
ッチ１０のＡ接点１０Ａとの直列回路には前記切替スイ
ッチ６を介してオルタネータ７と車載負荷８とが並列に
接続され、エンジンの始動後はオルタネータ７によって
前記蓄電池２が充電されるとともに、前記車載負荷８に
電力が供給されるように構成されている。なお、９は蓄
電池２からの電流がオルタネータ７に逆流するのを阻止
するダイオードである。
ッチ１０のＡ接点１０Ａとの直列回路には前記切替スイ
ッチ６を介してオルタネータ７と車載負荷８とが並列に
接続され、エンジンの始動後はオルタネータ７によって
前記蓄電池２が充電されるとともに、前記車載負荷８に
電力が供給されるように構成されている。なお、９は蓄
電池２からの電流がオルタネータ７に逆流するのを阻止
するダイオードである。
【００１０】次に、本発明の動作について説明する。エ
ンジンの始動はキースイッチ１０のＡ接点１０Ａをオン
させて蓄電池２からエンジン始動用スタータ１に電力を
供給することによって行う。この時、切替スイッチ６は
接点ａ側に接続され、接点６ｃはオンしているが、エン
ジンの始動時は蓄電池２からの電力はダイオード９、キ
ースイッチ１０のＢ接点１０Ｂによってオルタネータ
７、車載負荷８に供給されないように構成され、エンジ
ンの始動後はキースイッチ１０のＢ接点１０Ｂがオンし
てオルタネータ７からの電力が車載負荷８に供給される
とともに、この電力によって蓄電池２が充電される。ま
た、この時、電気二重層コンデンサ３と乾電池４とは切
替スイッチ５を接点ａ側に接続することによって切り離
されている。
ンジンの始動はキースイッチ１０のＡ接点１０Ａをオン
させて蓄電池２からエンジン始動用スタータ１に電力を
供給することによって行う。この時、切替スイッチ６は
接点ａ側に接続され、接点６ｃはオンしているが、エン
ジンの始動時は蓄電池２からの電力はダイオード９、キ
ースイッチ１０のＢ接点１０Ｂによってオルタネータ
７、車載負荷８に供給されないように構成され、エンジ
ンの始動後はキースイッチ１０のＢ接点１０Ｂがオンし
てオルタネータ７からの電力が車載負荷８に供給される
とともに、この電力によって蓄電池２が充電される。ま
た、この時、電気二重層コンデンサ３と乾電池４とは切
替スイッチ５を接点ａ側に接続することによって切り離
されている。
【００１１】次に、蓄電池２によってエンジンが始動で
きない場合について説明する。この時は、まず、切替ス
イッチ５を接点ｂ側に接続して乾電池４によって電気二
重層コンデンサ３を充電し、充電後は前記切替スイッチ
５を接点ａ側に戻すことによって電気二重層コンデンサ
３と乾電池４とを切り離してから切替スイッチ６を接点
ｂ側に接続する。このことにより、電気二重層コンデン
サ３と蓄電池２とを並列に接続しても、接点６ｃはオフ
となって電気二重層コンデンサ３の蓄電池２に対する放
電を阻止することができる。そして、キースイッチ１０
のＡ接点１０Ａをオンさせて電気二重層コンデンサ３か
らの電力をエンジン始動用スタータ１に供給してエンジ
ンを始動させ、始動後は切替スイッチ６を接点ａ側に接
続し、接点６ｃをオンさせるようにする。この場合にお
ける電気二重層コンデンサ３の充電はきわめて短時間で
行うことができる。そして、この充電によって電気二重
層コンデンサ３に貯蔵される電気量をエンジン始動用ス
タータ１の始動に要する電気量以上にすることができ、
上記した動作を行わせることができる。
きない場合について説明する。この時は、まず、切替ス
イッチ５を接点ｂ側に接続して乾電池４によって電気二
重層コンデンサ３を充電し、充電後は前記切替スイッチ
５を接点ａ側に戻すことによって電気二重層コンデンサ
３と乾電池４とを切り離してから切替スイッチ６を接点
ｂ側に接続する。このことにより、電気二重層コンデン
サ３と蓄電池２とを並列に接続しても、接点６ｃはオフ
となって電気二重層コンデンサ３の蓄電池２に対する放
電を阻止することができる。そして、キースイッチ１０
のＡ接点１０Ａをオンさせて電気二重層コンデンサ３か
らの電力をエンジン始動用スタータ１に供給してエンジ
ンを始動させ、始動後は切替スイッチ６を接点ａ側に接
続し、接点６ｃをオンさせるようにする。この場合にお
ける電気二重層コンデンサ３の充電はきわめて短時間で
行うことができる。そして、この充電によって電気二重
層コンデンサ３に貯蔵される電気量をエンジン始動用ス
タータ１の始動に要する電気量以上にすることができ、
上記した動作を行わせることができる。
【００１２】今、エンジン始動用スタータ１の始動時に
約１５０Ａの電流が３０秒間流れるとすると、その電気
量は１５０×３０＝４５００クーロンである。この電気
量を電気二重層コンデンサから取り出す際、電気二重層
コンデンサの電圧が５Ｖ低下するものとすると、Ｑ＝Ｃ
Ｖの関係によって電気二重層コンデンサ３の容量Ｃを求
めるとＣ＝４５００／５＝９００ファラッドとなる。
約１５０Ａの電流が３０秒間流れるとすると、その電気
量は１５０×３０＝４５００クーロンである。この電気
量を電気二重層コンデンサから取り出す際、電気二重層
コンデンサの電圧が５Ｖ低下するものとすると、Ｑ＝Ｃ
Ｖの関係によって電気二重層コンデンサ３の容量Ｃを求
めるとＣ＝４５００／５＝９００ファラッドとなる。
【００１３】上記した電気量を乾電池４から供給するた
め、乾電池４は複数個を直列に接続してその電圧を高く
する必要があり、その電圧に対して電気二重層コンデン
サの定格電圧が直列接続した乾電池の電圧を越えないよ
うに、乾電池４と同様に複数個の電気二重層コンデンサ
を直列に接続する必要がある。
め、乾電池４は複数個を直列に接続してその電圧を高く
する必要があり、その電圧に対して電気二重層コンデン
サの定格電圧が直列接続した乾電池の電圧を越えないよ
うに、乾電池４と同様に複数個の電気二重層コンデンサ
を直列に接続する必要がある。
【００１４】なお、上記実施例では、他の電池として乾
電池４を使用したものについて説明したが、別途充電し
た二次電池を用いて交換できるようにしてもよく、蓄電
池２によって電気二重層コンデンサ３を充電するように
してもよいことは言うまでもない。
電池４を使用したものについて説明したが、別途充電し
た二次電池を用いて交換できるようにしてもよく、蓄電
池２によって電気二重層コンデンサ３を充電するように
してもよいことは言うまでもない。
【００１５】
【発明の効果】上記したとおりであるから、本発明は、
蓄電池の放電末状態時に他の電池によって電気二重層コ
ンデンサを充電してからエンジン始動用スタータに電力
を供給するようにしたので、低コスト化を図ることがで
きる。
蓄電池の放電末状態時に他の電池によって電気二重層コ
ンデンサを充電してからエンジン始動用スタータに電力
を供給するようにしたので、低コスト化を図ることがで
きる。
【図１】本発明のエンジン始動装置の回路図である。
１ エンジン始動用スタータ ２ 蓄電池 ３ 電気二重層コンデンサ ４ 乾電池 ５，６ 切替スイッチ ７ オルタネータ ８ 車載負荷
Claims (3)
- 【請求項１】 エンジン始動用スタータに電力を供給す
る蓄電池と電気二重層コンデンサとを有し、前記蓄電池
はエンジンの作動時にオルタネータによって充電され、
前記電気二重層コンデンサは他の電池または前記蓄電池
によって充電されるように構成され、前記蓄電池が放電
末状態時に前記電気二重層コンデンサからエンジン始動
用スタータに電力が供給されるようにしたことを特徴と
するエンジン始動装置。 - 【請求項２】 他の電池は乾電池であることを特徴とす
る請求項第１項記載のエンジン始動装置。 - 【請求項３】 他の電池は別途充電した二次電池である
ことを特徴とする請求項第１項記載のエンジン始動装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4160146A JPH05321797A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | エンジン始動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4160146A JPH05321797A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | エンジン始動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05321797A true JPH05321797A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15708868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4160146A Pending JPH05321797A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | エンジン始動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05321797A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008101505A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Nikki Co Ltd | エンジンの始動用電力供給装置 |
| CN105329194A (zh) * | 2014-08-05 | 2016-02-17 | 株式会社丰田自动织机 | 用于车辆的电源 |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP4160146A patent/JPH05321797A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008101505A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Nikki Co Ltd | エンジンの始動用電力供給装置 |
| CN105329194A (zh) * | 2014-08-05 | 2016-02-17 | 株式会社丰田自动织机 | 用于车辆的电源 |
| JP2016037060A (ja) * | 2014-08-05 | 2016-03-22 | 株式会社豊田自動織機 | 車両の電源装置 |
| US9670891B2 (en) | 2014-08-05 | 2017-06-06 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Power supply for vehicle |
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