JPH0532107B2 - - Google Patents

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JPH0532107B2
JPH0532107B2 JP26185986A JP26185986A JPH0532107B2 JP H0532107 B2 JPH0532107 B2 JP H0532107B2 JP 26185986 A JP26185986 A JP 26185986A JP 26185986 A JP26185986 A JP 26185986A JP H0532107 B2 JPH0532107 B2 JP H0532107B2
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JP
Japan
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air
valve
housing
pump chamber
discharge
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JP26185986A
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English (en)
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JPS63116765A (ja
Inventor
Shigeo Ichihashi
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Maruyama Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Maruyama Manufacturing Co Ltd
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Application filed by Maruyama Manufacturing Co Ltd filed Critical Maruyama Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、往復ポンプのポンプ室の圧力変化
を、エアピストンの往復運動でエアポンプ室の膨
縮に変え、エア吸入弁、エア吐出弁を通して大気
をハウジング内に補給可能とする往復ポンプの脈
動吸収装置のエア補給装置に関するものである。
[従来の技術] 第3図において、往復ポンプ13、調圧弁26
及び脈動吸収装置28を具備する従来の動力噴霧
機を説明する。この動力噴霧機を例えば圃場へ薬
剤を散布する薬剤散布機として使用される。往復
ポンプ13はクランクケース10にクランク軸1
2が配設され、クランク軸12は両端においてク
ランクケース10に回動可能に軸支されている。
ピストン14は基端側においてコンロツド18を
介してクランク軸12に連結され、クランクケー
ス10に結合されるシリンダパイプ16内を往復
動可能に配設される。ピストン体20はピストン
14の先端側の端部に遊嵌され、吸込み口21の
液体はクランク軸12の方へピストン14の移動
に伴つてピストン体20の内周側の間隙を通つて
ポンプ室23へ導かれる。吐出弁22は、ポンプ
室23と吐出部24との間に配設され、吐出弁2
2の方へのピストン14の移動時に押し開かれ、
ポンプ室23の液体は吐出弁22を介して吐出部
24へ導かれる。調圧弁26は、シリンダパイプ
16の先端側に結合して吐出部24を区画してい
るシリンダ先27に装着され、吐出部24内の液
体の圧力が所定値を越えると、調圧弁において内
蔵される弁体が押し開かれ、液体は調圧弁の余水
口(図示しない)からタンクへと戻り、これによ
り往復ポンプ13の吐出圧を一定値に調整する。
脈動吸収装置28はハウジング30をもち、ハウ
ジング30の下部の接続口32はシリンダ先27
に装着されている。ハウジング30の内部空間に
は接続口32を介して吐出部24から液体34が
侵入し、これによりハウジング30の内部空間は
上側のエア36と下側の液体34の空間とに分割
される。圧力計38は、ニードル弁40を介して
吐出部24から液体34を送られ、往復ポンプ1
3の吐出圧を指示する。
吐出部24における液体34の圧力の脈動に伴
つて、脈動吸収装置28における液体34の上面
の高さが変化し、エア36の容積が変化するの
で、往復ポンプ13の吐出圧の脈動が吸収され
る。
[発明が解決しようとする課題] しかし、ハウジング30のエア36が、加圧さ
れている液体34と接触し、また、ハウジング3
0における液体34の上面は液体34の圧力の脈
動に伴つて激しく振動するので、ハウジング30
内のエア36が、液体34に溶け込み、往復ポン
プ13の運転時間の経過とともに減少するという
問題がある。ハウジング30内のエア36の減少
は脈動吸収装置28の機能の低下を引き起こす原
因となる。
このため、従来の動力噴霧機では、ハウジング
30へ空気36を補給する場合には、往復ポンプ
13を停止させて、ハウジング30から液体34
を排出することによるか、往復ポンプ13の吸入
側に接続されている吸水ホースを液体貯留タンク
から引き上げて、往復ポンプ13の吐出部からハ
ウジング30内へエアを送り込むことにより、ハ
ウジング30へエア36を補給しているが、この
ような補給作業は非常に面倒であるとともに、往
復ポンプ13からの液体送出に並行してのエアの
補給作業は困難である。
この発明の目的は、ハウジング内のエアが減少
した場合には、動力噴霧機の運転を中止すること
なく簡単にハウジング内へエアを補給することが
できる往復ポンプの脈動吸収装置のエア補給装置
を提供することである。
[課題を解決するための手段] この発明は吐出弁が往復ポンプのポンプ室と吐
出部との間に介装され、前記吐出部に下部の接続
口を通して連通させるとともに内部上部空間にエ
アを貯留可能なハウジングで形成される脈動吸収
装置において、大気を吸入可能に開閉されるエア
吸収弁78と前記ハウジング内部上部空間にエア
を送出可能に開閉されるエア吐出弁86とこれら
エア吸入弁78とエア吐出弁86を開口させたエ
アシリンダ部95とこのエアシリンダ部95を進
退可能なエアピストン72とで形成されるエアポ
ンプ室74とからなる弁装置62と、開閉弁64
が介装されて前記往復ポンプのポンプ室23と前
記エアポンプ室74に臨むエアピストン72の背
後の空間とを連通可能な管路56とを備えてな
る、往復ポンプの脈動吸収装置のエア補給装置を
提案するものである。
[作用] ハウジング内へエアを補給する場合には、開閉
弁を開き、通路を介して往復ポンプのポンプ室の
脈動内を弁装置へ伝達する。弁装置は、この脈動
圧に従つて作動し、大気中のエアをハウジング内
へ送り込む。ハウジング内へのエアの補給が終了
すると、前記開閉弁を閉じ、往復ポンプのポンプ
室から弁装置へ脈動室の伝達を断ち、弁装置の作
動を停止させる。
[実施例] 以下、この発明を第1図及び第2図の一実施例
について説明する。
第2図において、往復ポンプ13は三連式であ
り、各シリンダパイプ16の先端には環状スペー
サ44が装着されている。シリンダパイプ16の
並びにおける一方の端(第2図では左端)に位置
しているシリンダパイプ16以外のシリンダパイ
プ16では、環状スペーサ44に隣接して吐出弁
22のフランジが配置され、環状スペーサ44の
端とシリンダ先27との間に挟着される。これに
対し、前記一方の端に位置しているシリンダパイ
プ16では、環状スペーサ44に隣接して脈動圧
取出し用環状スペーサ46が配置され、吐出弁2
2のフランジはこの脈動圧取出し用環状スペーサ
46とシリンダ先27との間に挟着されている。
脈動圧取出し用環状スペーサ46の外周には環状
環状溝48が形成され、連通孔50は、周方向へ
適宜間隔に複数個、形成され、振動圧取出し用環
状スペーサ46をその半径方向へ貫通して脈動圧
取出し用環状スペーサ46の内周側を環状溝48
へ連通させている。管路56はその一端において
シリンダ先27の側部に螺着され、管路56内の
通路58はシリンダ先27と側壁の孔59を介し
て環状溝48へ連通している。
第1図において、プーリ60は、クランク軸1
2(第3図)に結合し、ベルト(図示せず)を介
してエンジン(図示せず)から動力を伝達され
る。
弁装置62はハウジング30の上部に装着さ
れ、管路56、ハウジング30の側部を鉛直方向
へ延びて、上端において弁装置62へ接続されて
いる。開閉弁64は、管路56の途中に設けら
れ、手動操作されて通路58を開閉する。弁装置
62のボデー66は、下端においてハウジング3
0の上部の孔の内周に螺着し、水平方向の一端に
おいてコネクタ68を螺着されている。このコネ
クタ68はナツト70により管路56の端に接続
されている。エアピストン72は、ボデー66内
のエアシリンダ部95に摺動可能に配設され、一
方の端面において通路58からの液圧を受け、他
方の端面においてエアポンプ室74を区画してい
る。Oリング75は、エアピストン72の外周の
環状溝内に嵌着され、このエアピストン72の外
周における液密を保持する。圧縮コイルばね76
は、エアポンプ室74内に縮設され、エアピスト
ン72をコネクタ68の方へ押圧する。圧縮コイ
ルばね76は省略することも可能である。エア吸
入弁78は、ボデー66水平方向の他端に螺着さ
れる弁座部材80と、弁座部材80のエアポンプ
室74側に就座可能な弁体82と、この弁体82
を弁座部材80に押圧する圧縮コイルばね84と
を有している。エア吐出弁86は、ボデー66の
下部に孔内に嵌合している弁座部材88と、ボデ
ー66の下部の孔の内周に螺着して弁座部材88
を固着する固着部材90と、弁座部材88のハウ
ジング30内側に就座可能な弁体92と、この弁
体92を弁座部材88に押圧する圧縮コイルばね
94とを有している。
実施例の作用について説明する。
往復ポンプの使用経過に連れてハウジング30
内のエア36が減少し、脈動吸収装置28の機能
が低下してくると、圧力計38の針の振れが大き
くなつてくる。作業者は、圧力計38の針の振れ
を見てハウジング30へのエア36の補給時間を
知ることができる。ハウジング30へエア36を
補給するために、開閉弁64が開かれる。往復ポ
ンプ13の吸排作動に伴つて、往復ポンプ13の
ポンプ室23の液圧が変動するので、すなわち往
復ポンプ13の吸入行程ではポンプ室23の液圧
は低く、吐出行程ではポンプ室23の液圧は高く
なるので、通路58を介して介装置62のエアピ
ストン72の端面に振動液圧が伝達される。こう
して、エアピストン72は通路58側の端面に作
用する脈動液圧に関係して往復動し、エアポンプ
室74の容積が増大するときには、エア吸入弁7
8及びエア吐出弁86がそれぞれ開及び閉とな
り、エア吸入弁78を介して大気中のエアがエア
ポンプ室74内に導入され、また、エアポンプ室
74の容積が減少するきには、エア吸入弁78及
びエア吐出弁86がそれぞれ閉及び開とり、エア
ポンプ室74内のエアがハウジング30内へ供給
される。ピストン72の往復動の継続によりハウ
ジング30内のエアの量が増大していく。ハウジ
ング30内に適当な量の空気が貯留されると、脈
動吸収装置28の機能が回復するので、圧力計3
8の針の振れが減少し、作業者はこれによりハウ
ジング30内に適当な量のエア36が補給された
ことを知り、開閉弁64を閉じる。開閉弁64が
閉じられると、往復ポンプ13のポンプ室23の
脈動液圧が弁装置62のエアピストン72へ伝達
されるのが阻止され、ハウジグ30内へのエアの
補給が停止される。
[発明の効果] このように、この発明によれば、往復ポンプの
作動に伴つて生じる往復ポンプのポンプ室の脈動
圧を利用して、弁装置を作動させ、これによりハ
ウジングへエアを補給するので、補給作業が簡単
になるとともに、往復ポンプの運転を停止するこ
となくハフジングへのエアの補給が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す図、第2図
は第1図の−線に沿う断面図、第3図は脈動
吸収装置を具備する従来の往復ポンプを示す図で
ある。 図において、23……ポンプ室、56……管
路、62……弁装置、72……エアピストン、7
4……エアポンプ室、78……エア吸入弁、86
……エア吐出弁、95……エアシリンダ部であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 吐出弁が往復ポンプのポンプ室と吐出部との
    間に介装され、前記吐出部に下部の接続口を通し
    て連通されるとともに内部上部空間にエアを貯留
    可能なハウジングで形成される脈動吸収装置にお
    いて、大気を吸入可能に開閉されるエア吸入弁7
    8と前記ハウジング内部上部空間にエアを送出可
    能に開閉されるエア吐出弁86とこれらエア吸入
    弁78とエア吐出弁86を開口させたエアシリン
    ダ部95とこのエアシリンダ部95を進退可能な
    エアピストン72とで形成されるエアポンプ室7
    4とからなる弁装置62と、開閉弁64が介装さ
    れて前記往復ポンプのポンプ室23と前記エアポ
    ンプ室74に臨むエアピストン72の背後の空間
    とを連通可能な管路56とを備えてなる、往復ポ
    ンプの脈動吸収装置のエア補給装置。
JP26185986A 1986-11-05 1986-11-05 往復ポンプの脈動吸収装置のエア補給装置 Granted JPS63116765A (ja)

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JP26185986A JPS63116765A (ja) 1986-11-05 1986-11-05 往復ポンプの脈動吸収装置のエア補給装置

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JP26185986A JPS63116765A (ja) 1986-11-05 1986-11-05 往復ポンプの脈動吸収装置のエア補給装置

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Publication Number Publication Date
JPS63116765A JPS63116765A (ja) 1988-05-21
JPH0532107B2 true JPH0532107B2 (ja) 1993-05-14

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JP26185986A Granted JPS63116765A (ja) 1986-11-05 1986-11-05 往復ポンプの脈動吸収装置のエア補給装置

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