JPH0532028A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH0532028A
JPH0532028A JP3216435A JP21643591A JPH0532028A JP H0532028 A JPH0532028 A JP H0532028A JP 3216435 A JP3216435 A JP 3216435A JP 21643591 A JP21643591 A JP 21643591A JP H0532028 A JPH0532028 A JP H0532028A
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Japan
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paper jam
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JP3216435A
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Shogo Suzuki
祥五 鈴木
Makoto Suzuki
鈴木  誠
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタ本体のカバーが開けられたときに、
用紙ジャムが発生しているかを検出し、用紙ジャムが発
生している場合には、印字ヘッドを移動させずその場で
停止させることにより、印字用紙の汚損やプリンタ自身
に損傷を与えないプリンタを提供する。 【構成】 プリンタ本体のカバーが開けられたとき、用
紙ジャムが発生していれば、印字ヘッド2を移動させず
その場に停止させたままにする。用紙ジャムが発生して
いないときには、印字ヘッド2をホームポジションに移
動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字ヘッドが印字用紙
上を移動することにより印字を行うプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプリンタにおいては、使
用者が、インクリボンや印字ヘッド等の交換を行うため
に、プリンタ本体のカバーを開けると、前記カバーが開
けられたことを検出するための、カバーの開閉と連動し
ているカバーオープンスイッチ(センサ)が備えられて
いた。このカバーオープンスイッチ(センサ)により、
プリンタ本体のカバーが開けられたことが検出された場
合には、印字ヘッドは、キャリッジによって予め設定し
てある例えばインクリボン交換位置等の所定位置(以
下、ホームポジションという)に移動するようになって
いた(特開昭55ー93484号公報参照)。
【0003】また、紙送り装置により、印字用紙の搬送
動作を行ったにもかかわらず、前記印字用紙が、センサ
により印字を行う所定位置で検出されないときには、用
紙ジャムと判断する検出手段を設けたものがある。これ
により、用紙ジャムと判断されると、印字ヘッドの印字
動作を止めさせ、また、印字ヘッドを用紙ジャム発生場
所で停止させて、印字ヘッドと印字用紙とが衝突してお
こる印字用紙の汚損や印字ヘッドの損傷の発生を防ぐよ
うになっていた(特開昭57ー80091号公報参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、用紙ジャム
発生の際、センサが用紙ジャム発生を検出すると、印字
動作を止め、印字ヘッドを用紙ジャム発生場所で停止さ
せるが、同時に使用者が、カバーを開ける行為を行う
と、カバーオープンスイッチ(センサ)によりカバーが
開けられたことが検出され、前記停止中の印字ヘッドは
ホームポジションに移動させられてしまう。このため、
印字ヘッドと印字用紙とが衝突し、印字用紙の汚損やプ
リンタの損傷を免れないという問題点があった。本発明
は、上述した問題点を解決するためになされたものであ
り、カバー開閉検出手段により、プリンタ本体のカバー
が開けられたことを検出しても、用紙ジャム検出手段に
よって用紙ジャム発生を検出すると、印字ヘッドをホー
ムポジションに移動せず、用紙ジャム発生場所で停止さ
せておくように制御する。これにより、印字ヘッドと印
字用紙とが衝突することがなく、印字用紙への汚損や印
字ヘッドへの損傷を防ぐことのできるプリンタを提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、印字ヘッドがキャリジによって移動される
ことで印字するプリンタ本体のカバーの開閉を検出する
カバー開閉検出手段と、印字用紙のジャムが発生してい
るか否かを検出する用紙ジャム検出手段と、前記カバー
開閉検出手段により前記カバーが開けられたことが検出
されたとき、印字ヘッドを所定位置に移動させる制御手
段を備えたプリンタにおいて、前記制御手段は前記カバ
ー開閉検出手段によりカバーが開けられたことが検出さ
れ、かつ、前記用紙ジャム検出手段により用紙ジャムが
検出されたときには、印字ヘッドをその場に停止させる
ように動作するものである。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、カバー開閉検出手段によ
り、プリンタ本体のカバーが開けられたことが検出さ
れ、更に用紙ジャム検出手段により、用紙ジャム発生が
検出されると、印字ヘッドは、印字を止め、用紙ジャム
発生場所に停止する。また、カバー開閉検出手段によ
り、プリンタ本体のカバーが開けられたことが検出され
ても、用紙ジャム検出手段により、用紙ジャム発生が検
出されなければ、印字ヘッドはホームポジションに移動
する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例によるインクジェッ
トプリンタについて、図面を参照して説明する。図1
は、本プリンタの全体構成を示す。印字ヘッド2を搭載
したキャリジ1は、ガイド軸3に沿ってキャリジ1を駆
動するキャリジモータ4の駆動力により、ローラ5及び
ベルト6を介して平行移動するようになっている。印字
ヘッド2の前方に位置する不図示のフレームには、回転
可能に支持されているプラテン7と、印字用紙8をプラ
テン7に対して固定するための用紙バッフル17が設け
られている。また、キャリジ1にはキャリジ1の位置を
検知するセンサ14が取り付けられ、プリンタ1のフレ
ームには、センサ14により読み取られるリニアエンコ
ーダスリット15が、リニアエンコーダホルダ16上に
設けられている。
【0008】図2は、本プリンタにおける用紙の供給機
構を示す。プラテン7に対して印字用紙8を供給及び排
出するための機構として、用紙カセット9と、不図示の
モータにより回転駆動され、用紙カセット9内の印字用
紙8をプラテン7側へ送り出す給紙ローラ10と、前記
モータにより回転駆動される紙送りローラ11及びピン
チローラ12と、プラテン7の上方に配置されたガイド
ローラ13とが設けられている。
【0009】図3は、本プリンタの制御部のブロック構
成を示す。制御部は、各種演算処理を実行するCPU
(セントラル・プロセッシング・ユニット)21と、C
PU21で演算処理を実行するのに必要な制御プログラ
ムや初期データが、予め記録されたROM(リード・オ
ンリ・メモリ)22と、同じくCPU21で演算処理を
実行するのに用いられるデータを一時的に記憶するRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)23と、外部のホス
トコンピュータ等の外部装置からコマンドやデータの送
受信を行うインターフェイス24等の電子制御回路20
を具備している。CPU21、ROM22、RAM2
3、及びインターフェイス24等は、バス25により接
続され、バス25には、他にカバー開閉の有無を検出す
るカバーオープンセンサ26と、用紙ジャム発生の有無
を検出する用紙ジャム検出センサ27と、キャリジモー
タ4を駆動するキャリジモータ駆動回路28、及び上述
のセンサ14等が接続されている。
【0010】以上のように構成された本プリンタの動作
を説明する。ホストコンピュータ等外部装置から、印字
を行うためのデータがプリンタに送られる。不図示のモ
ータが駆動し、給紙ローラ10が回転することにより、
用紙カセット9から印字用紙8が、プラテン7側へ搬送
される。紙送りローラ11が回転駆動することにより、
印字用紙8の印字開始行が、印字ヘッド2に対向する印
字開始位置に搬送される。印字用紙8は用紙バッフル1
7によりプラテン7に押さえられているため、印字ヘッ
ド2との距離は一定に保たれている。
【0011】次に、用紙8の印字開始行が、印字開始位
置に搬送されると、ホストコンピュータから送られたデ
ータに基づき、キャリジ1に取り付けられたセンサ14
が、リニアエンコーダスリット15を読み取り、センサ
14の出力信号によりキャリジ1は所定位置へ移動す
る。そして、印字ヘッド2がインクを噴射することによ
り印字が行われる。印字ヘッド2は送られてきたデータ
に基づき走査されることによって、印字用紙8に一走査
分のデータを印字し、印字用紙8が紙送りローラ11に
よって搬送され、印字される動作を繰り返すことによっ
て、1ページ分のデータの印字が完了する。
【0012】次に、本実施例によるプリンタ本体のカバ
ー開閉に伴う動作を図4のフローチャートを用いて説明
する。まず、カバーオープンセンサ26によりカバーが
開けられたかどうかが検出され(ステップ401、以下
S401という)、カバー開が検出されると(S401
においてYES)、次に、用紙ジャム検出センサ27に
より、用紙ジャムが発生しているかどうかが検出される
(S402)。用紙ジャムが発生している場合は(S4
02においてYES)、キャリジモータ4が停止され、
印字ヘッド2を搭載しているキャリジ1は、用紙ジャム
発生場所にて停止する(S403)。また、用紙ジャム
が発生していない場合は(S402においてNO)、キ
ャリジ1はキャリジモータ4によりホームポジションに
移動する(S404)。
【0013】一方、上記S401で、、カバーオープン
センサ26によりカバーが開けられていることが検出さ
れないと(S401においてNO)、次に、用紙ジャム
検出センサ27により、用紙ジャムが発生しているかど
うか検出される(S405)。用紙ジャムが発生してい
る場合は(S405においてYES)、キャリジモータ
4が停止され、印字ヘッドを搭載しているキャリジ1
は、用紙ジャム発生場所にて停止する(S403)。ま
た、用紙ジャムが発生していない場合は(S405にお
いてNO)、そのまま印字動作が行われる(S40
6)。尚、本実施例においては、カバーオープンセンサ
26により、プリンタ本体のカバーが開けられたことが
検出され、且つ、用紙ジャム検出センサ27により、用
紙ジャムが発生したことが検出された場合において、キ
ャリジモータ4を停止させ、キャリジ1を停止するよう
制御しているが、この場合に、キャリジモータ4を駆動
させ、キャリジ1をホームポジションへ移動させる操作
部を設けても構わない。
【0014】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように本発
明のプリンタによれば、カバーオープンセンサによりカ
バーが開けられたことが検出され、且つ、用紙ジャム検
出センサにより、用紙ジャム発生が検出されたときに
は、印字ヘッドをホームポジションに移動させないよう
に制御するため、カバー開閉動作に関係なく、用紙ジャ
ム発生時の印字用紙の汚損や印字ヘッドの損傷を防ぐこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるプリンタの斜視図であ
る。
【図2】本プリンタの給紙機構部の側面図である。
【図3】本プリンタの制御部を示すブロック構成図であ
る。
【図4】本プリンタの動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 キャリジ 2 印字ヘッド 4 キャリジモータ 20 電子制御回路(制御手段) 21 CPU 26 カバーオープンセンサ(カバー開閉検出手段) 27 用紙ジャム検出センサ(用紙ジャム検出手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 印字ヘッドがキャリジによって移動され
    ることで印字するプリンタ本体のカバーの開閉を検出す
    るカバー開閉検出手段と、印字用紙のジャムが発生して
    いるか否かを検出する用紙ジャム検出手段と、前記カバ
    ー開閉検出手段により前記カバーが開けられたことが検
    出されたとき、印字ヘッドを所定位置に移動させる制御
    手段を備えたプリンタにおいて、前記制御手段は前記カ
    バー開閉検出手段によりカバーが開けられたことが検出
    され、かつ、前記用紙ジャム検出手段により用紙ジャム
    が検出されたときには、印字ヘッドをその場に停止させ
    るように動作することを特徴とするプリンタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115100749A (zh) * 2022-08-25 2022-09-23 成都工业职业技术学院 铁路运输用售票机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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