JPH05318619A - 自動車用内装部品およびその製造方法 - Google Patents

自動車用内装部品およびその製造方法

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JPH05318619A
JPH05318619A JP13104492A JP13104492A JPH05318619A JP H05318619 A JPH05318619 A JP H05318619A JP 13104492 A JP13104492 A JP 13104492A JP 13104492 A JP13104492 A JP 13104492A JP H05318619 A JPH05318619 A JP H05318619A
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憲一 須藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 繊維材料からなる基材の一部に補強材を設け
た芯材レスタイプの自動車用内装部品およびその製造方
法において、製品表面に毛倒れがなく良好な外観意匠性
が得られるとともに、補強材の位置ずれがなく、かつ生
産性を高めた自動車用内装部品およびその製造方法を提
供することを目的とする。 【構成】 熱可塑性樹脂を含浸させた繊維材料Mを所要
形状にコールドプレス成形することにより得られる基材
11と、この基材11の剛性補強箇所に溶融樹脂47を
スプレーコーティングにより付着させ、この溶融樹脂4
7を冷却固化させることにより基材11の所定箇所に簡
単かつ精度良く補強材12を形成してなる自動車用内装
部品およびその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に、トランクルー
ム内に設置されるトランクサイドトリムのように、芯材
レスタイプの自動車用内装部品およびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、トランクルーム内に設置されるト
ランクサイドトリム,トランクリヤトリム等の内装部品
は、トランクパネルに添設固定される関係で、それほど
保形機能が要求されない成形不織布等をプレス成形して
得た芯材レスタイプの内装部品が設置されている。
【0003】しかしながら、図11に示すように、トラ
ンクサイドトリム1を製作する場合には、図示しないト
ランクサイドパネルに密着する部分は成形不織布単体の
もつ剛性でも十分であるが、トランクサイドトリム1に
設置されるジャッキ等の工具を収容するスペースの開口
を開閉自在に塞ぐリッド部2については、車体パネルの
剛性を利用できず、成形不織布単体の剛性では不十分で
あり、そのため、補強材3がその裏面側に一体化されて
いる。
【0004】このように、補強材3を一体化したトラン
クサイドトリム1の製造方法は、図12の工程チャート
図に示すように、補強材3としての補強用パッチ(通
常、パルプと熱可塑性樹脂とを適宜混合比率で配合した
ものをシート状に成形したマットを使用する)をヒータ
装置により加熱した後、コールドプレス成形用金型内に
セットし、その後、自動配給機により所定温度に加熱さ
れた成形不織布原反Mを金型の所定位置にセットし、コ
ールドプレス成形を行なうことにより、補強材3を原反
Mの所定箇所に融着させて、この原反Mを所要形状に成
形してトランクサイドトリム1を製作しているのが実状
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、補
強材を一体化した成形不織布基材からなる自動車用内装
部品は、補強用パッチ等の補強材3を当てた部分が一般
部に比べ厚みが厚くなり、コールドプレス成形時の加圧
力が強く、製品表面の毛倒れが発生し、意匠性が極めて
悪いものとなっている。
【0006】さらに、成形不織布原反Mのコールドプレ
ス成形時、予め金型内にセットされている補強用パッチ
が移動し、補強材3の位置ずれ不良が多く発生し、不良
率が高く、生産性の低下をもたらすとともに、補強用パ
ッチは別途ヒータ装置により加熱した後、プレス金型内
にセットする作業が必要であるため、セットのタイミン
グが難しく、かつ正確位置にセットしなければならず、
作業性が極めて悪いものとなっている。
【0007】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、本発明の目的とするところは、トランクル
ーム内に設置され、剛性補強部に補強材を一体化した成
形不織布基材をベースとした自動車用内装部品およびそ
の製造方法において、製品表面に毛倒れがなく、優れた
外観意匠性が得られるとともに、プレス成形時の補強材
の位置ずれがなく、不良率を大幅に低減でき、しかも作
業を簡素化でき、生産性を著しく向上させることができ
る自動車用内装部品およびその製造方法を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、熱可塑性樹脂を含浸させた繊維材料を予
熱後、コールドプレス成形用型内にて所要形状に成形し
てなる基材と、この基材の裏面の一部に溶融樹脂を付着
固化して形成した補強材とからなることを特徴とする。
【0009】さらに、本発明に係る自動車用内装部品の
製造方法は、熱可塑性樹脂を含浸させた繊維材料を予熱
後、コールドプレス成形用型内にて所要形状に絞り成形
してなる基材のプレス成形工程と、上記基材の裏面所定
箇所にスプレーガンにより溶融樹脂をスプレー塗布する
溶融樹脂のスプレー工程と、スプレー塗布された溶融樹
脂を冷却固化し、基材の裏面所定箇所に補強材を一体化
した補強材の一体化工程と、からなることを特徴とす
る。
【0010】熱可塑性樹脂は、汎用樹脂、例えば、ポリ
プロピレン樹脂,ポリエチレン樹脂,エチレン酢ビ共重
合体樹脂等の中から適宜選択されてよく、繊維材料は、
不織布,フェルト等が好適である。
【0011】さらに、溶融樹脂は、基材に含浸されてい
る熱可塑性樹脂と相溶性をもつことが必要であり、ベー
スレジンとしてポリプロピレン樹脂を使用し、熱老化防
止剤,粘着付与樹脂,増量剤等を適宜配合したものを使
用すればよい。
【0012】次いで、溶融樹脂のスプレー塗布工程は、
基材のコールドプレス成形後、基材の裏面所定箇所に行
なうのが好ましいが、コールドプレス成形前工程で、基
材の原反に直接行なってもよい。この場合、溶融樹脂が
プレス金型に接着して、有効な脱型が行なわれないのを
防止するために、金型表面にはシリコン等の離型剤を塗
布するか、金型表面にテフロンコーティングする等の離
型処理を行なえばよい。
【0013】
【作用】以上の構成から明らかなように、基材のコール
ドプレス成形後、基材の所定箇所に補強材をスプレーコ
ーティングにより形成するため、従来のように、基材と
補強材とを重ね合わせてプレス圧着する構成ではないの
で、過度のプレス圧による製品表面の毛倒れ等が防止で
きる。
【0014】また、繊維材料に溶融樹脂を付着させた状
態でコールドプレス成形を行なった場合には、プレス成
形時、溶融樹脂の流動性があるため、過度のプレス圧が
かからず、製品表面に毛倒れが生じることはない。
【0015】さらに、基材の所定箇所にスプレーコーテ
ィングを施して補強材を形成するため、補強材の位置ず
れ等の不良が皆無になるとともに、加熱工程,セット工
程に代えてスプレー工程だけで済むため、作業性も向上
する。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る自動車用内装部品および
その製造方法の実施例について、添付図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例であるトランクサ
イドトリムを示す斜視図、図2は同トランクサイドトリ
ムの断面図、図3ないし図6は本発明方法の第1実施例
を示すもので、図3は工程チャート図、図4ないし図6
は本発明方法の各工程を示す断面図、図7ないし図10
は本発明方法の第2実施例を示すもので、図7は工程チ
ャート図、図8ないし図10は本発明の第2実施例の製
法の各工程を示す断面図である。
【0018】図1,図2において、トランクサイドトリ
ム10は、トランクサイドパネルに密着固定されるた
め、芯材レスタイプであり、熱可塑性樹脂を含浸させた
繊維材料を所要形状にコールドプレス成形してなる基材
11と、この基材11の剛性強化部に補強材12が裏面
に一体化して構成されている。
【0019】更に、トランクサイドトリム10には、デ
ッキ,工具類等を収納するスペースがトランクサイドパ
ネルとトランクサイドトリム10との間に設定されてお
り、これら工具類を出し入れするためのリッド部20が
トランクサイドトリム10に設けられており、剛性が要
求される部位はこのリッド部20およびその周辺部分で
ある。
【0020】したがって、本発明によるトランクサイド
トリム10は、熱可塑性樹脂を含浸した不織布等を素材
として、予熱後コールドプレス成形により所要形状に成
形された基材11と、リッド部20及びその周縁部の裏
面に設けられた補強材12とから構成されている。
【0021】そして、従来補強材12等を設置した箇所
の表面部分はプレス成形時のプレス圧が大きいため毛倒
れ等、表面外観が良好ではないが、本発明に係るトラン
クサイドトリム10は表面全域において毛倒れがなく良
好な表面外観,感触が保証されている。
【0022】このように、外観性能に優れたトランクサ
イドトリム10は以下に記載する工法を採用したためで
ある。
【0023】すなわち、本発明方法の第1実施例を図3
ないし図6を基に説明する。
【0024】まず、図3に示す工程チャート図で簡単に
説明すると、成形不織布原反Mを所要形状にコールドプ
レス成形して基材11を成形した後、この基材11の所
定箇所に溶融樹脂をスプレーコーティングして、この溶
融樹脂を冷却固化することにより基材11と補強材12
とを一体化したトランクサイドトリム10を製作すると
いうものである。
【0025】更に、各工程を具体的に説明すると、ま
ず、図4に示すように、成形不織布原反Mを加熱した状
態でコールドプレス成形用上下型30,31内にセット
する。このとき、ヒーターによる原反Mの加熱温度なら
びに加熱時間は225℃×25sec に設定し、原反Mの
表面温度は185℃に設定されている。
【0026】その後、図5に示すように、コールドプレ
ス成形用上下型30,31の係合圧締めにより、基材1
1を所要形状に成形するが、コールドプレス成形用上下
型30,31によるプレス圧は原反厚みがほぼ均一であ
るため、過度のプレス圧が加わる箇所がなく、良好な表
面外観が得られる。
【0027】次いで、コールドプレス成形用上下型3
0,31を型開きした後、所要形状に成形された基材1
1を型から取り出し、図6に示すように、溶融樹脂のス
プレーコーティングを行なう。このスプレー装置40
は、スプレーガン41に溶融樹脂を充填したアプリケー
タ42からホットメルトホース43を通じて溶融樹脂が
供給され、かつ、スプレーガン41にはホットエア発生
装置44からホットエアホース45を通じてホットエア
も同時に供給され、電磁弁46により通常のエアを適宜
取り込むことにより、溶融樹脂47を基材11の裏面所
定箇所に噴き付けることができる。
【0028】そして、基材11のリッド部20裏面とそ
の近傍部分に溶融樹脂47をスプレー塗布した後、この
溶融樹脂47を冷却固化させれば、基材11裏面所定箇
所に補強材12が形成され、所望の剛性が確保される。
【0029】なお、溶融樹脂47の素材としては、原反
Mに含浸されている熱可塑性樹脂と相溶性のあるものが
望ましく、本実施例では原反Mにポリプロピレン樹脂が
含浸されていることから、溶融樹脂47の組成もポリプ
ロピレン樹脂をベースとしている。
【0030】このように、本発明方法によれば、スプレ
ーガン41により溶融樹脂47を基材11の所定箇所に
正確かつ短時間でスプレー塗布することができ、従来の
ように補強用パッチを加熱して金型の所要箇所にセット
するという方法に比べ、位置ずれ等の不良が発生するこ
とが皆無となり、かつ作業も著しく簡素化され、生産性
が著しく向上する。
【0031】次いで、図7ないし図10は本発明方法の
第2実施例を示すもので、図7は各工程を概略的に示す
工程チャート図、図8ないし図10は各工程を断面図で
ある。
【0032】すなわち、本発明方法の第2実施例は、図
7に示すように、熱可塑性樹脂を含浸させた成形不織布
原反Mのプレス成形前に所要箇所に溶融樹脂をスプレー
コーティングしておき、溶融樹脂の塗布された原反Mを
コールドプレス成形することにより、基材11と補強材
12とを一体化してトランクサイドトリム10を製作す
るというものである。
【0033】更に、各工程を具体的に説明すると、ま
ず、図8に示すように、第1実施例で使用したスプレー
装置40を使用して、原反Mの所要箇所(リッド部20
が設定される箇所およびその近傍部分)にスプレーガン
41により溶融樹脂47をスプレー塗布する。
【0034】その後、成形不織布原反Mを加熱軟化させ
た後、図9に示すように、コールドプレス成形用上下型
30,31内にセットして、図10に示すように、コー
ルドプレス成形用上下型30,31の係合圧締めにより
所要形状に基材11を成形するとともに、基材11の所
要箇所に補強材12を一体化したトランクサイドトリム
10の成形を完了するというものである。
【0035】このとき、溶融樹脂47がコールドプレス
成形用型31の型面に付着しないように、溶融樹脂47
が当接する部位には離型処理が施されている。この離型
処理としては、シリコン樹脂等をコーティングしておく
か、または型表面にテフロン加工等の離型層32を設け
ればよい。
【0036】そして、この実施例においても、補強材1
2の位置ずれがなく、かつ作業もスプレー工程で簡単に
行なえることから、生産性を著しく高めることができる
とともに、この溶融樹脂47を付着させた部分は、成形
不織布原反Mの厚みが若干厚くなるものの、コールドプ
レス成形時加わるプレス圧は溶融樹脂47の流動性によ
り緩和されるため、基材11表面に毛倒れ等が生じるこ
とがなく、製品外観に悪影響を与えるものではない。
【0037】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、以下に記
載する格別の作用効果を有する。
【0038】(1)本発明に係る自動車用内装部品は、
所要形状に成形された繊維材料からなる基材と、この基
材の所定箇所に付着した溶融樹脂を固化することにより
設けた補強材とから構成されるため、基材のプレス成形
時、原反の厚みはほぼ均一であるため、プレス成形時過
度のプレス圧が加わることがなく、製品表面に毛倒れが
生じることがなく、美麗な製品表面が得られ、意匠性が
向上するという効果を有する。
【0039】(2)本発明に係る自動車用内装部品の製
造方法は、基材をコールドプレス成形した後、溶融樹脂
をスプレー塗布し、この溶融樹脂を冷却固化して基材の
所要箇所に補強材を形成するか、あるいは原反状の繊維
材料にスプレーガンにより溶融樹脂を予め塗布してお
き、このものをコールドプレス成形により基材の成形と
同時に補強材を一体化する工法であるため、補強材は溶
融樹脂をスプレーコーティングすることにより形成され
るため、補強材に位置ずれが生じたりすることがなく、
位置ずれ不良が皆無となり、しかも、従来のように補強
用パッチを加熱した後、金型の正確位置に位置決めする
という面倒な作業も省け、内装部品の生産性を著しく向
上させることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるトランクサイドトリム
を示す斜視図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】本発明方法の第1実施例を示すもので、各工程
を示す工程チャート図。
【図4】本発明方法の第1実施例における基材原反をセ
ットする状態を示す断面図。
【図5】本発明方法の第1実施例における基材のプレス
成形工程を示す断面図。
【図6】本発明方法の第1実施例における溶融樹脂のス
プレー工程を示す断面図。
【図7】本発明方法の第2実施例を示すもので、各工程
を示す工程チャート図。
【図8】本発明方法の第2実施例における基材原反への
溶融樹脂のスプレー工程を示す断面図。
【図9】本発明方法の第2実施例におけるプレス金型へ
の基材原反のセット工程を示す断面図。
【図10】本発明方法の第2実施例における基材のプレ
ス成形工程を示す断面図。
【図11】従来のトランクサイドトリムを示す斜視図。
【図12】従来のトランクサイドトリムの製造工程を示
す工程チャート図。
【符号の説明】
10 トランクサイドトリム 11 基材 12 補強材 20 リッド部 30 コールドプレス成形用下型 31 コールドプレス成形用上型 32 離型層 40 スプレー装置 41 スプレーガン 42 アプリケータ 43 ホットメルトホース 44 ホットエア発生装置 45 ホットエアホース 46 電磁弁 47 溶融樹脂 M 繊維材料(成形不織布原反)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29B 15/10 7722−4F B29C 65/52 2126−4F 69/02 8115−4F B60N 3/04 C 6850−3K // B29K 105:06 B29L 31:58 4F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂を含浸させた繊維材料
    (M)を予熱後、コールドプレス成形用型(30,3
    1)内にて所要形状に成形してなる基材(11)と、こ
    の基材(11)の裏面の一部に溶融樹脂(47)を付着
    固化して形成した補強材(12)とからなることを特徴
    とする自動車用内装部品。
  2. 【請求項2】 所要形状に成形された基材(11)と、
    この基材(11)裏面の一部に補強材(12)を設けて
    なる自動車用内装部品の製造方法において、 熱可塑性樹脂を含浸させた繊維材料(M)を予熱後、コ
    ールドプレス成形用型(30,31)内にて所要形状に
    絞り成形してなる基材(11)のプレス成形工程と、 上記基材(11)の裏面所定箇所にスプレーガン(4
    1)により溶融樹脂(47)をスプレー塗布する溶融樹
    脂(47)のスプレー工程と、 スプレー塗布された溶融樹脂(47)を冷却固化し、基
    材(11)の裏面所定箇所に補強材(12)を一体化し
    た補強材(12)の一体化工程と、 からなることを特徴とする自動車用内装部品の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 所要形状に成形された基材(11)と、
    この基材(11)の裏面所定箇所に補強材(12)を一
    体化してなる自動車用内装部品の製造方法において、 熱可塑性樹脂を含浸させた繊維材料(M)の補強部にス
    プレーガン(41)により溶融樹脂(47)をスプレー
    塗布する溶融樹脂(47)のスプレー工程と、 上記溶融樹脂(47)と当接する型面に離型処理を施し
    たコールドプレス成形用金型(30,31)内に繊維材
    料(M)をセットするとともに、コールドプレス成形用
    上下型(30,31)の係合圧締めにより基材(11)
    を所要形状に成形するとともに、溶融樹脂(47)を冷
    却固化し、基材(11)の裏面所定箇所に補強材(1
    2)を一体化するコールドプレス成形工程と、 からなることを特徴とする自動車用内装部品の製造方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009090548A (ja) * 2007-10-09 2009-04-30 Sanwa Kogyo Kk 内装材の表皮層

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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