JPH0531835A - ラベル印刷機におけるフイルムラミネート装置 - Google Patents

ラベル印刷機におけるフイルムラミネート装置

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JPH0531835A
JPH0531835A JP3192180A JP19218091A JPH0531835A JP H0531835 A JPH0531835 A JP H0531835A JP 3192180 A JP3192180 A JP 3192180A JP 19218091 A JP19218091 A JP 19218091A JP H0531835 A JPH0531835 A JP H0531835A
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康之 田中
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正 田代
Kazuyuki Fukuda
和幸 福田
Manabu Kikuchi
学 菊地
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、反り,ねじれのないラベルを印刷
可能にし、且つラミネートフィルムと印刷済みのウェッ
ブとの貼着ズレを解消するラベル印刷機におけるフィル
ムラミネート装置を提供することを目的とする。 【構成】 ウェッブ供給部,印刷部2,打ち抜き部3,
製品巻き取り部とからなるラベル印刷機に付設するもの
であって、印刷部2と打ち抜き部3との間にしてウェッ
ブ供送路5の対向位置に挾持ローラ6と熱ローラ7とで
ウェッブ8を挾持する挾持部9を設け、挾持ローラ6と
熱ローラ7との間隙にラミネートフィルム10を印刷済み
ウェッブ8の表面に重合せしめるように供給するラミネ
ートフィルム供給部11を挾持部9の近傍に設け、前記ラ
ミネートフィルム供給部11と挾持部9との間に、軸芯が
ウェッブ8の進行方向と直交するラミネートフィルムガ
イドローラ12を設け、このラミネートフィルムガイドロ
ーラ12にウェッブ8に対するラミネートフィルムガイド
ローラ軸芯の角度を可変する角度可変機構13を設けたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラベルの製造コストを
低減し、製品の品質を向上せしめるラベル印刷機におけ
るフィルムラミネート装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からあるラベル印刷機は、剥離剤を
コートした台紙に、粘着剤をコートしたラベル用紙を貼
り合わせて成るウェッブを印刷部へ供給し、印刷部で所
望印刷を施し、続いて剥離剤をコートした台紙に粘着剤
をコートしたラミネートフィルムを貼り合わせて成る印
刷保護材(タック紙)を、台紙からラミネートフィルム
を剥がしつつ該ラミネートフィルムを前記印刷済のウェ
ッブの表面に貼り合わせ、続いて、打ち抜き部において
台紙,ラベル用紙,透明のラミネートフィルムが貼着重
合された印刷済ラベルの不要部分を打ち抜き、打ち抜き
屑と不要部分が除かれた製品とを別個に巻き取るもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のラベ
ル印刷機においては、前述の工程から明らかなように台
紙からラミネートフィルムを剥がして用いる為、工程が
繁雑であり、且つ廃棄する印刷保護材の台紙が全く無駄
なものとなっていた。
【0004】更に、この廃棄する印刷保護材の剥離紙は
シリコーンを用いている為高価であり、総合的に製品の
コストダウンを図るにはまずこの点を解決しなければな
らない。
【0005】また、この印刷保護材(タック紙)を用い
るタイプは、台紙からラミネートフィルムを剥がして印
刷済ウェッブに該ラミネートフィルムを貼着するもので
あるから、台紙からラミネートフィルムを剥がす為にラ
ミネートフィルムにある程度強いテンションが付与さ
れ、伸びた状態で印刷済のウェッブの表面に該ラミネー
トフィルムが貼着され、次工程である打ち抜き部で不要
部分が打ち抜かれると、伸びた状態のラミネートフィル
ムが元の状態に戻ろうとして少し収縮し、従って、製品
に反り,ねじれが生じてしまうという問題がある。
【0006】印刷保護材としてタック紙を用いずに単に
ラミネートフィルムの表面に粘着剤を付与しただけのタ
イプの場合でも、ラミネートフィルムは粘着剤により接
着状態で巻回されている為、やはり、ある程度のテンシ
ョンをかけないと接着状態で巻回されているラミネート
フィルムを剥がすことができず前記同様の問題は生じ
る。
【0007】本発明は、印刷保護材として台紙がいらな
い熱寸法安定性の良い耐熱性ラミネートフィルムを熱接
着によりラミネートして使用することにより製品のコス
トダウンを実現するとともに製品の反り,ねじれを可及
的に低減せしめたラベル印刷機におけるフィルムラミネ
ート装置を提供することを技術的課題とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0009】ウェッブ供給部,印刷部2,打ち抜き部
3,製品巻き取り部とからなるラベル印刷機に付設する
ものであって、印刷部2と打ち抜き部3との間にしてウ
ェッブ供送路5の対向位置に挾持ローラ6と熱ローラ7
とでウェッブ8を挾持する挾持部9を設け、挾持ローラ
6と熱ローラ7との間隙にラミネートフィルム10を印刷
済みウェッブ8の表面に重合せしめるように供給するラ
ミネートフィルム供給部11を挾持部9の近傍に設け、前
記ラミネートフィルム供給部11と挾持部9との間に、軸
芯がウェッブ8の進行方向と直交するラミネートフィル
ムガイドローラ12を設け、このラミネートフィルムガイ
ドローラ12にウェッブ8に対するラミネートフィルムガ
イドローラ軸芯の角度を可変する角度可変機構13を設け
たことを特徴とするラベル印刷機におけるフィルムラミ
ネート装置に係るものである。
【0010】
【作用】印刷部2で印刷された印刷済みのウェッブ8は
ウェッブ供送路5を通過して挾持ローラ6と熱ローラ7
とを対設した挾持部9に送り込まれる。
【0011】ラミネートフィルム供給部11と挾持部9と
の間にして軸芯がウェッブ8の進行方向と直交するラミ
ネートフィルムガイドローラ12の角度可変機構13により
ウェッブ8に対するラミネートフィルムガイドローラ軸
芯の角度は可変するから、挾持部9の近傍に設けたラミ
ネートフィルム供給部11から供給されるラミネートフィ
ルム10は、印刷済みのウェッブ8の表面に正しく重ね合
わせられる。
【0012】挾持部9において、ラミネートフィルム10
は印刷済みのウェッブ8の表面に熱ローラ7の熱及び熱
ローラ7と挾持ローラ6との圧接により貼着される。
【0013】次いで打ち抜き部3により、このウェッブ
8とラミネートフィルム10とを重合した印刷済みラベル
から不要部分を打ち抜き除外し、製品を製品巻き取り部
で巻き取る。
【0014】
【実施例】図面は本装置をフラットダイ1を有するラベ
ル印刷機に付設した一実施例を図示したものである。
【0015】図1は本装置の挾持部9の断面図、図2は
本装置のラミネートフィルムガイドローラ12と角度可変
機構13の構造を示す斜視図、図3はラミネートフィルム
ガイドローラ12と角度可変機構13の作用を示す一部を切
り欠ける平面図、図4は角度可変機構13の一部を切り欠
ける正面図、図5は角度可変機構13の側面図、図6,7
はラミネートフィルムガイドローラ12の作用の説明図で
ある。
【0016】本実施例は、ラベル印刷機本体に付設した
フレーム14間にエアシリンダ15のシリンダロッド16の突
没動により昇降する昇降体17を設け、この昇降体17にウ
ェッブ巾の熱ローラ7を軸架し、この熱ローラ7の下側
にしてフレーム14間に熱ローラ7と対向せしめて挾持ロ
ーラ6を軸架し、フレーム14の斜め上方位置にラミネー
トフィルム10の原反掛け部18を設け、フレーム14間にラ
ミネートフィルム10の張力を適当な状態とする為の適宜
数のガイドローラ19を軸架してラミネートフィルム搬路
20を設けた構造である。
【0017】フラットダイ1の昇降,印刷部2の印刷版
部4の昇降,挾持ローラ6と熱ローラ7との接離は、と
もに適宜な手段により連動せしめられている。フラット
ダイ1の降下の際印刷済のラベルの送りが公知の停止機
構(図示省略)により停止するとともにこのラベルの停
止時に当然ウェッブ8の送りも停止して印刷部2の印刷
版部4が降下し、印刷が行なわれ、このウェッブ8,ラ
ベルの送り停止時に丁度挾持ローラ6と熱ローラ7とが
離反するように設けられている。ラミネートフィルム10
は、ウェッブ8との重合により送られ、この送りにより
ラミネートフィルム10は原反掛け部18から引き出され
る。従って、ウェッブ8,ラベルの送り停止時にラミネ
ートフィルム10の引き出しは停止する。
【0018】尚、挾持ローラ6と熱ローラ7とが離れる
タイミング及び挾持ローラ6と熱ローラ7とが当接する
タイミングは適宜調整する。
【0019】熱ローラ7は上昇し、所定時間後降下する
訳であるが、本装置はこの熱ローラ7のウェッブ8に対
する上昇及び降下位置がウェッブ8の非印刷部分で行な
われるように挾持ローラ6,熱ローラ7のウェッブ8に
対する配設位置をウェッブ送り方向の前後に移動可能と
なるように設計されている(具体的にはラベル印刷機に
対するフレーム14の付設位置が可変可能に設けられてい
る)。
【0020】ラミネートフィルム搬路20の所定箇所にラ
ミネートフィルム10を予熱する予熱ヒーターを採用し、
ラミネートフィルム10を熱ローラ7で熱する前に予熱す
ると、結果的にはラミネートフィルム10は穏やかに加熱
され、従って、熱ローラ7と挾持ローラ6との挾持部9
における貼着が良好に行なわれることになる。尚、予熱
ヒーターはラミネートフィルムガイドローラ12の前側に
設け、ラミネートフィルム10がラミネートフィルムガイ
ドローラ12を通過する前にラミネートフィルム10を予熱
するように設けなければならない。
【0021】角度可変機構13について説明する。ガイド
ローラ19の下方にして挾持部9の前側の左右のフレーム
14・14に軸受部21,22を設け、この軸受部21,22間にラ
ミネートフィルムガイドローラ12を軸架する。原反掛け
部18から繰り出されるラミネートフィルム10は、ガイド
ローラ19を介してラミネートフィルムガイドローラ12に
巻張され、該ラミネートフィルム10は、下面がウェッブ
8の上面に適当な強さで押当重合されるように配設され
る。
【0022】図2,3における左側の軸受部21は、上下
に二分割されて上部軸受31,下部軸受32とで構成され、
この上部軸受31,下部軸受32の対向する水平にして平行
な摺動面33,34間に上下面の左右にガイド突片35・35・
35・35を設けた摺動体23を嵌入し、この摺動体23に球面
軸受28を設け、上記上下の上部軸受31,下部軸受32の前
面に係止片25を架設し、この係止片25を係止ボルト26で
上下の上部軸受31,下部軸受32に止着し、この係止片25
に筒体24を貫通止着し、この筒体24に雄螺子杆27を回動
可能にして進退不能に挿入し、この雄螺子杆27の先端部
を前記摺動体23の前側端に螺着する。
【0023】図3における右側の軸受部22は前記左側の
軸受部21と異なり単に球面軸受28が設けられているだけ
である。
【0024】以上の左側の軸受部21の摺動体23に設けた
球面軸受28と右側の軸受部22の球面軸受28とにラミネー
トフィルムガイドローラ12を軸架する。
【0025】ラミネートフィルムガイドローラ12が軸着
されている左側の軸受部21の雄螺子杆27を回動すると、
雄螺子杆27の先端部が螺着されている摺動体23は、螺子
作用により上下の上部軸受31,下部軸受32間を図3にお
いて下側に摺動するので、ラミネートフィルムガイドロ
ーラ12は図3の右側の軸受部22の球面軸受28を中心とし
て図3における想像線の位置に移動し、これにより適当
な張力と送り速度で供給されているラミネートフィルム
10の左右端の張力に差が生じ、ラミネートフィルム10は
図3のラミネートフィルムガイドローラ12の右方に漸次
移動する。即ち、図6に図示したようにウェッブ8に対
してラミネートフィルム10が左側にLだけでズレている
場合において、ラミネートフィルムガイドローラ12を図
7に図示したようにした図7において下側へ移動せしめ
ると前記ズレLは解消されることになる。従って、雄螺
子杆27を適宜回動せしめて摺動体23を移動せしめ、ラミ
ネートフィルムガイドローラ12を適宜移動(擺動)させ
ることにより、ラミネートフィルム10を印刷済みのウェ
ッブ8の表面に正しく重ね合わせて貼着することが可能
となる。
【0026】符号29は摺動体23の側部に付設した摺動体
23を固定する為のセットボルト、30はフレーム14に付設
したセットボルト受部である。
【0027】ウェッブ8とラミネートフィルム10のズレ
の確認は視認又は拡大カメラにより両者のズレをモニタ
ーの写し出しての視認によっても良い。また、ウェッブ
8とラミネートフィルム10とのズレの是正は、図示した
実施例のように雄螺子杆27の手動回動による方法でも良
いし、ウェッブ8とラミネートフィルム10の夫々の側縁
部に夫々基準マークを印し、このマークを例えば光セン
サ等で検出し、その差を上記角度可変機構13を作動せし
めるアクチエータに伝え、角度可変機構13を作動せしめ
ることにより、両者の位置を一致させる自動是正等色々
設計できる。
【0028】ラミネートフィルム10の供給テンション,
送り速度は調整可能に設計されており、また、熱ローラ
7の温度も適宜調整可能に設計されており、また、熱ロ
ーラ7と挾持ローラ6との圧接度合も適宜調整可能に設
計されている。
【0029】また、フラットダイ1の昇降タイミング,
印刷版部4の昇降タイミング,ウェッブ8の送り停止タ
イミングは適宜調整可能に設けられている。
【0030】また、ラミネートフィルム10は、熱接着可
能なものであればどのようなものでも良く、例えばポリ
エステル樹脂,ポリアミド樹脂,ポリビニルアルコール
系樹脂,ポリフェニレンサルファイド樹脂,ポリイミド
樹脂製のフィルムを採用する。
【0031】尚、熱ローラ7の昇降は図示したエアシリ
ンダー13に限られるものではなく、油圧シリンダー、駆
動モータによる回動機構等どのような機構でも良い。ま
た、挾持部9は図示した構造とは逆に上側を挾持ローラ
6,下側を熱ローラ7としても良い。
【0032】本実施例は上記構成であるから、フラット
ダイ1による打ち抜き工程の存在故に間欠的に供給され
る印刷済のウェッブ8に原反掛け部17に装着されたラミ
ネートフィルム10が供給され、該ウェッブ8の表面に該
ラミネートフィルム10が熱ローラ7の熱及び熱ローラ7
と挾持ローラ6との圧接作用により重合貼着せしめられ
る(ラミネートフィルム10は熱により透明フィルムとな
る)。
【0033】そして、フラットダイ1の降下に際しては
停止機構により印刷済ラベルの送りが停止するが、この
停止に伴いエアシリンダー13が作動して挾持ローラ6と
熱ローラ7とは離反し、フラットダイ1の打ち抜きが終
了すると(この場合には同時に印刷版部4による印刷も
終了する。)、エアシリンダー13の作動は解除され、挾
持ローラ6と熱ローラ7とはもとの当接状態に復帰す
る。
【0034】このようにラミネートフィルム10を表面に
貼着せしめられた印刷済のウェッブ8はフラットダイ1
を有する打ち抜き部3で間欠的に打ち抜かれ、打ち抜き
屑は打ち抜き屑巻き取り部へ、また、製品は製品巻き取
り部へ送られることになる。フラットダイ1による打ち
抜きの際、ラミネートフィルム10が貼着された印刷済の
ラベルの送りは停止機構により停止するが、印刷済のラ
ベルの送りが停止した際挾持ローラ6と熱ローラ7とが
接した状態であれば熱ローラ7の熱は停止した状態のラ
ミネートフィルム10に付与され、ラミネートフィルム10
に熱の痕跡(ゆがみ、ひずみ等の変形)が生じ、製品価
値を著しく低下せしめることになる。この問題は、従来
のような粘着剤によりラミネートフィルム10をウェッヴ
8に貼着するタイプには生ぜず、熱接着方式を採用する
本実施例特有の問題である。
【0035】本実施例に係る装置は、フラットダイ1の
降下により印刷済のラベルの送りの停止に伴い、挾持ロ
ーラ6と熱ローラ7とが離反する為、このような問題は
生じない。
【0036】本実施例は、高価な印刷保護材としてタッ
ク紙即ち台紙付のラミネートフィルム10を用いることが
不要となり、従って、それだけコストダウンが可能とな
り、また、印刷保護材としてタック紙を用いた場合、ラ
ミネートフィルム10裏面の粘着剤の不均一によりラミネ
ートフィルム10が印刷済のウェッブ8に均一に貼着し得
ないということが生じるが、本実施例によればこのよう
な問題も回避し得る。そして、本実施例は、ラミネート
フィルム10に台紙が存在せず、従って台紙からラミネー
トフィルム10を剥がす必要がなく、また、ラミネートフ
ィルムには粘着剤が付着していない為、ラミネートフィ
ルム10の供給に際し、強いテンションは不要となり、従
って、従来例と異なり伸びた状態でラミネートフィルム
10が印刷済ウェッブ8に貼着されないから、次工程であ
る打ち抜き部3において不要部分を打ち抜いても製品に
反り,ねじれが生じないことになる。
【0037】以上、本実施例に係る装置を付設したラベ
ル印刷機によれば、インラインでラミネートフィルム10
を迅速に熱接着せしめることが可能となる。
【0038】また、本装置を反復継続使用していると、
温度等の変化によりラミネートフィルム10がウェッブ8
に対して左右にズレる場合が往々にして生じる。特に、
実施例のようにフラットダイ1を有する場合にはウェッ
ブ8が間欠送りとなり、ウェッブ8にテンションがかか
る為、このようなウェッブ8とラミネートフィルム10と
のズレは一層生じ易い。しかし、本実施例はウェッブ8
に対するラミネートフィルムガイドローラ軸芯の度を適
宜可変させることができるからラミネートフィルム10の
ウェッブ8に対する左右のズレを簡単確実に是正し得る
ことになる。
【0039】尚、本実施例では、ラミネートフィルムガ
イドローラ軸芯の角度を水平面内で可変させるように設
けたが、水平面及び垂直面の複合面において可変可能に
設けることも可能である。
【0040】また、打ち抜き部3としてフラットダイ1
ではなくロータリダイ方式を採用し、印刷部2に平圧式
ではなく円圧式,輪転式を採用することも勿論可能であ
る。
【0041】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、ラ
ミネートフィルムが挾持ローラと熱ローラとの熱圧接に
よりウェッブに貼着せしめられ、従って、低コストにし
て製品に反り、ねじれの生じないラベルを印刷し得るこ
とになるとともに、ラミネートフィルムはラミネートフ
ィルムガイドローラによりその送り位置を適宜是正可能
であるから、ラミネートフィルムは印刷済みのウェッブ
の表面に正しく重合されて挾持部に供給されることにな
り、従って、印刷済みのウェッブとラミネートフィルム
との貼着ズレがなくなる等秀れたラベル印刷機における
フィルムラミネート装置を提供することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の挾持部の断面図である。
【図2】本発明のラミネートフィルムガイドローラと角
度可変機構の構造を示す斜視図である。
【図3】本発明のラミネートフィルムガイドローラと角
度可変機構の作用を示す一部を切り欠ける平面図であ
る。
【図4】本発明の角度可変機構の一部を切り欠ける正面
図である。
【図5】図4におけるA−A指示線の断面図である。
【図6】本発明の作用の説明図である。
【図7】本発明の作用の説明図である。
【符号の説明】
2 印刷部 3 打ち抜き部 5 ウェッブ供送路 6 挾持ローラ 7 熱ローラ 8 ウェッブ 9 挾持部 10 ラミネートフィルム 11 ラミネートフィルム供給部 12 ラミネートフィルムガイドローラ 13 角度可変機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 29/00 B41K 3/00 A 9112−2C (72)発明者 田代 正 新潟県南蒲原郡栄町大字猪子場新田1300番 地 株式会社三條機械製作所内 (72)発明者 福田 和幸 新潟県南蒲原郡栄町大字猪子場新田1300番 地 株式会社三條機械製作所内 (72)発明者 菊地 学 新潟県南蒲原郡栄町大字猪子場新田1300番 地 株式会社三條機械製作所内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ウェッブ供給部,印刷部,打ち抜き部,
    製品巻き取り部とからなるラベル印刷機に付設するもの
    であって、印刷部と打ち抜き部との間にしてウェッブ供
    送路の対向位置に挾持ローラと熱ローラとでウェッブを
    挾持する挾持部を設け、挾持ローラと熱ローラとの間隙
    にラミネートフィルムを印刷済みウェッブの表面に重合
    せしめるように供給するラミネートフィルム供給部を挾
    持部の近傍に設け、前記ラミネートフィルム供給部と挾
    持部との間に、軸芯がウェッブの進行方向と直交するラ
    ミネートフィルムガイドローラを設け、このラミネート
    フィルムガイドローラにウェッブに対するラミネートフ
    ィルムガイドローラ軸芯の角度を可変する角度可変機構
    を設けたことを特徴とするラベル印刷機におけるフィル
    ムラミネート装置。
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