JPH05318261A - パレットチェンジャ - Google Patents
パレットチェンジャInfo
- Publication number
- JPH05318261A JPH05318261A JP15409792A JP15409792A JPH05318261A JP H05318261 A JPH05318261 A JP H05318261A JP 15409792 A JP15409792 A JP 15409792A JP 15409792 A JP15409792 A JP 15409792A JP H05318261 A JPH05318261 A JP H05318261A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- plate
- changer
- pallet changer
- machine tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
を提供する。 【構成】 パレットチェンジャ本体と工作機械のテーブ
ルの間でパレットを交換する構成のパレットチェンジャ
において、パレット2の底面側に円弧状の溝100を設
け、溝100に対応する形状のプレート部材42,16
をパレットチェンジャ本体110とテーブル3に設け、
パレット2を回転移動させるための回転手段20を設
け、パレット2の移動経路にガイド手段61〜64を設
け、回転手段20を駆動して移動経路に沿ってパレット
2を回転移動させることによって、パレットチェンジャ
本体のプレート42と工作機械テーブルのプレート16
との間でパレット2を交換する構成にしたことを特徴と
するパレットチェンジャ。
Description
体と工作機械のテーブルの間でパレットを交換する構成
のパレットチェンジャに関するものである。
ス軌道を有し、数個のパレットがエンドレス軌道にそっ
て同時に移動する構成になっている。軌道の所定位置に
は、パレット交換のための機構が設けてある。このパレ
ット交換機構を用いて、工作機械のテーブル上に設定し
てあるパレットをパレットチェンジャの所定位置に搬出
したり、反対に、パレットチェンジャからパレットを工
作機械のテーブルに搬入する構成になっている。
ットによって楕円状又はそれに近い形に形成される。ま
た、パレット交換機構は直線状のレール軌道を有し、こ
のレール軌道に沿ってパレットを往復移動させるように
なっている。往復移動は例えばシリンダ・ピストン機構
やラック・ピニオン機構を利用して行うことができる。
このようにパレットが実質的に直線上を往復移動する構
成のパレット交換システムにおいては、パレットの行先
つまり終点は必ず空の状態にしておく必要があ
ジャにおいては、パレット交換は次の3つの手順で行わ
れる。すなわち、まず、工作機械のテーブルに設定され
た使用済のパレットをパレットチェンジャの空いた場所
に搬出する。次に、パレットチェンジャのエンドレス軌
道に沿ってパレットを移動して、次に使用するパレット
をインデックスする。最後に、このパレットを工作機械
のテーブルに搬入する。
とは、前述したように、パレットの行先は空の状態でな
ければならないことである。すなわち、パレット移動の
終点にはパレットがあってはならないのである。このよ
うに、従来のパレットチェンジャにおいては、3つの動
作をこの順序で別々に行わねばならない。従って、パレ
ット交換動作のスピードアップには自ずと限界があっ
た。
は、パレットチャンジャの主要部分が工作機械のテーブ
ルの前方部分に固定されているため、作業者がテーブル
に近づきずらいという問題もあった。
明はパレット交換動作の大幅なスピードアップが可能な
パレットチェンジャを提供することを目的としている。
外の時にパレットチェンジャに邪魔されずに工作機械の
テーブルに近づくことができる構成のパレットチェンジ
ャを提供することも本発明の目的の1つである。
ェンジャ本体と工作機械のテーブルの間でパレットを交
換する構成のパレットチェンジャにおいて、パレット2
の底面側に円弧状の溝100を設け、溝100に対応す
る形状のプレート部材42,16をパレットチェンジャ
本体110とテーブル3に設け、パレット2を回転移動
させるための回転手段20を設け、パレット2の移動経
路にガイド手段61〜64を設け、回転手段20を駆動
して移動経路に沿ってパレット2を回転移動させること
によって、パレットチェンジャ本体のプレート42と工
作機械テーブルのプレート16との間でパレット2を交
換する構成にしたことを特徴とするパレットチェンジャ
を要旨としている。
ると、パレット2は、その円弧状の溝100に対応した
形状のプレート部材42,16及びガイドレール61,
63に案内されるようにして回転移動を行う。このよう
に回転移動によってパレット交換を行う構成になってい
るので、パレット本体のプレート42に支持されたパレ
ットと工作機械テーブルのプレート16に支持されたパ
レットを同時に移動させてその位置を入れ換えることが
できる。
する。図1は本発明のパレットチェンジャ10の外観を
概念的に示した斜視図、図2はパレットチェンジャ10
の上面図、図3はその正面図、図4,5はその断面図で
ある。
ニングセンタ1のベース8又はその付近に設定される。
マシニングセンタ1はベース8を有し、その上にコラム
が設けられている。コラムにはスピンドルヘッド4が設
定されている。スピンドルヘッド4は鉛直Z方向に移動
可能である。スピンドルヘッド4にはスピンドル5が設
けられている。スピンドルヘッド4の近くには、スピン
ドル5で用いる工具を交換するためのツールチェンジャ
が配置されている。ベース8の上にはY方向に沿ってレ
ール7が固定してあり、レール7の上にはサドル6が設
定されている。サドル6は送りねじを有する移動手段
(図示せず)によってY方向に移動できる構成になって
いる。サドル6の上部にはX方向に長いレール6aが形
成されていて、このレール6a上にはXYテーブル3が
設定されている。XYテーブル3はレール6aにそって
X方向に移動可能である。XYテーブル3上にはパレッ
ト固定手段9が設けてある。
側には突出部91,92が設けてあり、その間に円弧状
の溝100が形成されている。パレット2の突出部91
がわの側面には、突出部95が2個形成されていて、突
出部の上面にはパレット面に垂直にピン96が固定して
ある。パレット2の下面には、ブシュ93,94,97
が設けてあり、これらのブシュはクランプ状態の時にそ
れぞれ位置ぎめ用のピンと協働する構成になっている。
ピストン構造になっている。XYテーブル3上には固定
用ベース11が設定されている。固定用ベース11は図
3,4に示すように板状であり中央に円形の貫通穴を有
している。
4の胴部が固定してある。ピストン14はプレート部と
胴部からなり、その中心軸上には貫通穴が形成してあ
る。この貫通穴は固定用ベース11の貫通穴と連通して
いる。
足部15aがスライド可能に係合している。ピストンガ
イド15は円板状のプレート下面の中央に円柱形の足部
15aが突出した形状になっている。
は、深皿状のクランププレート16の頂部が油密に固定
されている。クランププレート16頂部の外形は図2に
示すように扇状になっている。クランププレート16の
底部中央には貫通穴が形成してあり、穴の壁面がインナ
ーピストン14の胴部にスライド可能かつ油密に係合し
ている。クランププレート16の頂部と底面の間の領域
は円筒壁になっており、この壁面は、インナーピストン
14のプレート部分外周面にスライド可能かつ油密に係
合している。
14によって油室17が画成されている。固定用ベース
11外周の入口12からインナーピストン14の胴部を
通って導管13がこの油室17に通じている。油圧源
(図示せず)から導管13を介して油室17に油を充填
した時に、クランププレート16が最下位置に移動し、
その底壁下面が固定ベース12の上面に押しつけられて
クランプ状態になる。反対に、油室17から油を抜いた
時に、クランププレートが上昇してアンクランプ状態に
なる。
れたフレーム56,57,58,59を有している。フ
レーム58には回転機構20が設定してある。回転機構
20はこの実施例では2個のパレットを同時に回転させ
る構成になっている。
介して鉛直方向の回転軸22が回転可能に支持されてい
る。
ト23が固定されている。プレート23の各コーナー付
近には貫通穴が形成され、この穴の中にはそれぞれブシ
ュ24が挿入されている。回転軸22の下端にはスプロ
ケット25が固定されている。 水平方向のフレーム5
7の下面には回転軸を駆動するためのエアアクチュエー
タ26が固定されている。アクチュエータ26の出力軸
27にはスプロケット28が固定されている。このスプ
ロケット28と回転軸22下端のスプロケット25との
間にはチェーン29が巻掛けられている。アクチュエー
タ26を駆動すると、出力軸27の回転がスプロケット
28,25及びチェーン29を介して回転軸22に伝え
られる。
せるためのリフト手段40が設定されている。リフト手
段40はエアシリンダ41でプレート42を上下移動す
る構成になっている。
ニアシャフト43が鉛直方向に2本固定してある。フレ
ーム57にはこのリニアシャフト43に対応するリニア
ブシュ44が配置してある。リニアシャフト43がリニ
アブシュ44に係合してスライドすることによってプレ
ート42の動作を案内する構成になっている。
にはそれぞれ係合ピン45が鉛直上向きに固定されてい
る。プレート42に係合したパレット2がリフト手段4
0によって下方に移動してクランプ状態になった時に、
係合ピン45の先端がパレット2下面の係合ブシュ97
に挿入される構成になっている。反対に、アンクランプ
状態になった時には、係合ピン45の先端は係合ブシュ
97から離脱する。
8にヒンジ結合されている。すなわち、ヒンジプレート
51がベース8にボルト52で固定されていて、ヒンジ
プレート51とフレーム56の間にヒンジ結合54が形
成されているのである。従って、フレーム56はヒンジ
軸55を中心に旋回可能である。フレーム56及び57
〜59は一体的に結合してあるので、パレットチェンジ
ャ本体110は全体的にヒンジ軸55を中心に旋回する
ことができる。ヒンジ結合54の反対側には、パレット
チェンジャ本体110を固定するための固定手段が設け
られている(図3参照)。
の両端付近には、円弧状のガイドレール61が配置され
ている。ガイドレール61の上部付近にはコロ62が回
転可能に設けられている。コロ62の頭部はガイドレー
ル61の上面よりもわずかに突出している。また、マシ
ニングセンタ1のテーブル3上にも同様なガイドレール
63が2本配置されている。これらのガイドレール6
1,63はプレート23の回転軸のまわりに円形に配置
されている。
は、リフト手段40及び固定手段9のプレート42,1
6が最上位置にある時に、これらに設定されているパレ
ット2の底面位置に対応するように設定してある。従っ
て、プレート42,16を最上位置に移動させて回転機
構20によってパレット2を回転させると、パレット2
はプレート42,16からガイドレール61,63上
へ、さらにガイドレール61,63からプレート42,
16にとスムーズに移動可能である。
単に説明する。
16にそれぞれパレット2が設定されていて、パレット
2がクランプ状態からわずかに解放されたところを示し
ている。なお、プレート42には次に加工するワークを
固定したパレットが設定され、プレート16には加工済
ワークを有するパレットが設定してある。
作動させるとともに、油室17から油を抜くことによっ
てプレート42及び16を上昇させる。プレート42と
16は、パレット2のピン96と回転機構20のプレー
ト23に設けられたブシュ24がしっかりと係合するま
で上昇させる。ピン96とブシュ24が係合したら、プ
レート42と16をその高さに静止させる。
6を駆動して、プレート23を180度回転させる。パ
レット2のピン96とプレート23のブシュ24が係合
しているので、パレット2もプレート23と共に回転す
る。こうして、両方のパレット2はガイドレール61,
63を経て反対側のプレート16,24まで半円を描く
ように移動する。この回転移動によって、プレート42
と16の間でパレットが交換され、プレート42には使
用済みのパレットが設定され、プレート16にはこれか
ら使用するパレットが設定される。
油室17内に油を注入することによってプレート42と
16を下降させ、それぞれのパレットをクランプする。
この際、下面のブシュ93,94,97と位置決め用の
ピン98,99,45が係合することによってよりパレ
ットが確実にクランプされる。そして、テーブルに設定
したパレットをクランプしたあとでスピンドルに設定し
たツールで所定の加工を行う。
トチェンジャ本体110を旋回軸55の回りに旋回させ
ることによって、作業者が工作機械のテーブルに近ずく
ことができる。
述のようにエアや油を利用したものだけでなく、サーボ
モータ等のごとく電気を利用したものを使用してもよ
い。
体側のプレート42と工作機械のテーブル3側のプレー
ト16との間でパレット2を回転移動させる構成になっ
ているので、パレット2の搬出と搬入を一連の動作で行
うことができる。従って、パレット交換動作をスピード
アップすることが可能である。
ャにおいては、パレットチェンジャ本体を旋回させるこ
とができるので、作業者がパレットチャンジャに邪魔さ
れずに工作機械のテーブルに近づくことができる。
い。例えば、パレットチャンジャはパレットを3個以上
設定するように構成することができる。その場合にも、
同様にしてパレットの交換を迅速に行うことができるこ
とは明らかである。
示す斜視図。
示す斜視図。
Claims (2)
- 【請求項1】 パレットチェンジャ本体と工作機械のテ
ーブルの間でパレットを交換する構成のパレットチェン
ジャにおいて、パレット(2)の底面側に円弧状の溝
(100)を設け、溝(100)に対応する形状のプレ
ート部材(42,16)をパレットチェンジャ本体(1
10)とテーブル(3)に設け、パレット(2)を回転
移動させるための回転手段(20)を設け、パレット
(2)の移動経路にガイド手段(61〜64)を設け、
回転手段(20)を駆動して移動経路に沿ってパレット
(2)を回転移動させることによって、パレットチェン
ジャ本体のプレート(42)と工作機械テーブルのプレ
ート(16)との間でパレット(2)を交換する構成に
したことを特徴とするパレットチェンジャ。 - 【請求項2】 パレットチェンジャ本体(110)を工
作機械(1)に旋回可能に設けたことを特徴とする請求
項1に記載のパレットチェンジャ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4154097A JP2966195B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | パレットチェンジャ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4154097A JP2966195B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | パレットチェンジャ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05318261A true JPH05318261A (ja) | 1993-12-03 |
JP2966195B2 JP2966195B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=15576852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4154097A Expired - Fee Related JP2966195B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | パレットチェンジャ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2966195B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5864827B1 (ja) * | 2015-08-31 | 2016-02-17 | ヤマザキマザック株式会社 | テーブルクランプ装置及びこれを備えたパレットチェンジャ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59140139U (ja) * | 1983-03-09 | 1984-09-19 | 豊田工機株式会社 | パレツト装置 |
JPS6234748A (ja) * | 1985-08-06 | 1987-02-14 | Toyoda Mach Works Ltd | パレツト交換装置 |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP4154097A patent/JP2966195B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS59140139U (ja) * | 1983-03-09 | 1984-09-19 | 豊田工機株式会社 | パレツト装置 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5864827B1 (ja) * | 2015-08-31 | 2016-02-17 | ヤマザキマザック株式会社 | テーブルクランプ装置及びこれを備えたパレットチェンジャ |
US20170057035A1 (en) | 2015-08-31 | 2017-03-02 | Yamazaki Mazak Corporation | Table clamp device and pallet changer |
WO2017037831A1 (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | ヤマザキマザック株式会社 | テーブルクランプ装置及びこれを備えたパレットチェンジャ |
US9597760B1 (en) | 2015-08-31 | 2017-03-21 | Yamazaki Mazak Corporation | Table clamp device and pallet changer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2966195B2 (ja) | 1999-10-25 |
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Legal Events
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