JPH05318248A - タレットパンチプレス用タッピング装置 - Google Patents

タレットパンチプレス用タッピング装置

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Publication number
JPH05318248A
JPH05318248A JP3893791A JP3893791A JPH05318248A JP H05318248 A JPH05318248 A JP H05318248A JP 3893791 A JP3893791 A JP 3893791A JP 3893791 A JP3893791 A JP 3893791A JP H05318248 A JPH05318248 A JP H05318248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tapping
turret
punching
punch press
rotary shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP3893791A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisanobu Morita
久信 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP3893791A priority Critical patent/JPH05318248A/ja
Publication of JPH05318248A publication Critical patent/JPH05318248A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タレットパンチプレスのタレットにタッピン
グ装置を取付けて、パンチング位置でタッピング加工を
可能にする。 【構成】 回転自在な上下タレット2,3に設けられた
金型により板状のワーク5を打抜き加工するタレットパ
ンチプレスにおいて、上記上タレット2に本体1を着脱
自在に設け、かつ上記本体1にはパンチング位置に設け
られた打撃子17の打撃力を回転動と送り動に変換する
手段と、これら手段により回転及び送られる回転軸21
を設けて、この回転軸21の先端にチャック33を介し
てタップ34を着脱自在に取付けると共に、上記本体1
にタッピング加工後タップを逆転させる付勢手段を設け
たもので、パンチング位置でタッピング加工が可能とな
るため、パンチング位置とタッピング位置の位置ずれを
補正するNCプログラミングが不要になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は板材を打抜き加工する
タレットパンチプレスによりタッピング作業を可能にし
たタレットパンチプレス用タッピング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来板状のワークを打抜き加工するタレ
ットパンチプレスは、回転自在な上下タレットを有して
いて、これらタレットに設けられた金型によりワークを
打抜き加工するように構成されている。上記のようなタ
レットパンチプレスで加工されたワークにタッピング加
工する場合、従来では図2に示すようにタレットaの近
傍にタッピング装置bを設けて、パンチング位置cで打
抜いたワークdをタッピング位置eへ移動してタッピン
グ加工を行うか、特公昭58−35820号公報に記載
されたもののように、タレット内にタッピング装置を装
着して、このタッピング装置によりパンチ位置でタッピ
ング加工を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前者のようにタ
レットaの近傍にタッピング装置bを設けたものでは、
パンチング位置cとタッピング位置dが距離lずれてい
るため、ワークdを位置決めする際この距離lを補正す
る必要があり、NC装置のプログラムを作成する作業が
複雑となると共に、ワークdを移動するキャリッジfの
移動ストロークに制限があるため、ワークdによっては
タッピング位置eまで移動できないことがあり、加工で
きるワークdに制限を受ける不具合があった。
【0004】また後者のタッピング装置では、タレット
内に専用の駆動源を内装しなければならないため、装置
が大型かつ複雑となる不具合があった。この発明は上記
不具合を改善する目的でなされたもので、専用の駆動源
を必要とせずにパンチング位置でタッピング加工を可能
にしたタレットパンチプレス用タッピング装置を提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、回転自在な上下タレットに設けられた金
型により板状のワークを打抜き加工するタレットパンチ
プレスにおいて、上記上タレットに本体を着脱自在に設
け、かつ上記本体にはパンチング位置に設けられた打撃
子の打撃力を回転動と送り動に変換する手段と、これら
手段により回転及び送られる回転軸を設けて、この回転
軸の先端にチャックを介してタップを着脱自在に取付け
ると共に、上記本体にタッピング加工後タップを逆転さ
せる付勢手段を設けたものである。
【作 用】上記構成により、パンチング位置でタッピ
ング加工ができるようになるため、パンチング位置とタ
ッピング位置のずれを考慮したプログラミングが不要に
なると共に、打撃子の打撃力を利用してタッピング加工
を行うため、タッピング用の駆動源も不要となる。
【0006】
【実 施 例】この発明の一実施例を図1に示す図面を
参照して詳述する。図1はタッピング装置の断面図で、
この図において1は図示しないタレットパンチプレスの
上タレット2に設けられたこの装置の本体、3は下タレ
ット、4は下タレット3に設けられたダイスで、タッピ
ング加工時板状のワーク5を下方より支持するようにな
っている。
【0007】上記本体1は上タレット2に上方より嵌挿
されたスリーブ8を有していて、このスリーブ8は圧縮
ばね9により支持リング10を介して上方へ付勢されて
おり、この圧縮ばね9に抗してストロークS下方へ移動
できるようになっている。また外周部に形成されたキー
溝11に上タレット2側に設けられたパンチ金型位置決
めキー12が嵌入されていて、上タレット2に対して本
体1の位置決めがなされていると共に、スリーブ8が回
転しないようになっている。
【0008】上記スリーブ8の上部は大径となってい
て、この大径部内にボデイ13が上下動自在に嵌入され
ており、このボデイ13の下部に設けられたキー14が
スリーブ8のキー溝15に嵌入されていて、スリーブ8
に対してボディ13が回転しないようになっている。上
記ボディ13の上端にはパンチヘッド16が固着されて
いて、このパンチヘッド16がパンチング位置に設けら
れた打撃子17により上方から打撃されるようになって
いると共に、スリーブ8の上端に取付けられたばね受け
18と、上記パンチヘッド16の間にはタップ逆転用ば
ね19が介在されている。
【0009】一方上記スリーブ8の中心には回転軸21
が設けられていて、この回転軸21にボールねじスリー
ブ22が嵌挿されている。上記ボールねじスリーブ22
の上端側は小径となっていて、この小径部の外周にボー
ルねじ23が形成され、このボールねじ23に上記ボデ
ィ13に固着されたナット部材24が螺合されている。
上記ボールねじスリーブ22の下端側はスリーブ8に回
転自在に支承されていると共に、このボールねじスリー
ブ22内にマスタねじスリーブ26が収容されている。
【0010】上記マスタねじスリーブ26の上部外周に
設けられたキー27はボールねじスリーブ22の内面に
設けられたキー溝28に嵌入されていて、ボールねじス
リーブ26とマスタねじスリーブ26が一体に回転する
と共に、マスタねじスリーブ26に上下方向に形成され
たスリット29に上記回転軸21に螺着されたドライブ
ピン30の頭部が嵌入されていて、マスタねじスリーブ
26と回転軸21が一体に回転するようになっている。
そして上記マスタねじスリーブ26の下端側はスリーブ
8の下部内に固着されたマスタねじ31に螺合されてい
る。
【0011】一方上記回転軸21の下端にはチャック3
3が設けられていて、このチャック33にタップ34が
着脱自在に取付けられていると共に、チャック33と上
記マスタねじスリーブ26の間および回転軸21の上端
に設けられた回転ばね座34とナット部材24のにそれ
ぞれ圧縮ばね35,36が介在されていて、これら圧縮
ばね35,36により回転軸21が上下中立位置に保持
されていると共に、ナット部材24による送りとマスタ
ねじ31による送りの差を吸収することにより、タッピ
ング加工時の精度を補償するようになっている。またス
リーブ8の下端にはワーク押え37が螺着されている。
【0012】次に作用を説明すると、ワーク5のタッピ
ング加工に当ってまずタッピング位置をパンチング位置
へ割出し、次に打撃子17を下降させて、上方よりパン
チヘッド16を打撃する。これによりまず圧縮ばね9に
抗してスリーブ8が下降されて、スリーブ8の下端に取
付けられたワーク押え37がワーク5上面に接する。
【0013】その後さらに打撃子17によりパンチヘッ
ド16が下降されるとタップ逆転用ばね19が圧縮され
てパンチヘッド16とともにボディ13が下降され、ボ
ディ13に固着されたナット部材24によりボールねじ
スリーブ22が回転される。ボールねじスリーブ22の
回転はマスタねじスリーブ26を介して回転軸21へ伝
達され、これにより回転軸21に取付けられたタップ3
4が回転されると共に、マスタねじ31によりマスタね
じスリーブ26がワーク5方向へ送られるため、回転軸
21に取付けられたタップ34は回転しながらワーク5
側へ送られ、パンチング加工によりワーク5に形成され
た孔にタッピング加工を行う。
【0014】ワーク5のタッピンク加工が終了して打撃
子17が上昇を開始すると、タップ逆転用ねじ19がパ
ンチヘッド16を押し上げるため、ナット部材24も上
昇してボールねじスリーブ22を逆転させる。これによ
ってタップ34も逆転されてワーク5より抜出されると
共に、その後圧縮ばね9によりスリーブ8も上昇されて
元の位置へ復帰する。以下上記動作を繰返すことによっ
てパンチング位置でワーク5のタッピング加工が可能に
なる。
【0015】
【発明の効果】この発明は以上詳述したようにパンチン
グ位置でワークのタッピング加工が可能なことから、パ
ンチング位置とタッピング位置の位置ずれによる補正を
考慮する必要がない。これによってNCプログラムの作
成が容易になると共に、パンチング加工範囲とタッピン
グ加工範囲が同一となるため、タッピング加工範囲に制
限を受けることもない。またタッピング加工時に発生し
た切粉などはパンチング加工時に発生したスクラップの
排出経路を共用できるため、別に切粉排出経路を設ける
必要がないと共に、タッピング専用の駆動源を設ける必
要がないため、装置全体を小型に構成でき、これによっ
てタレットに簡単に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例になるタッピング装置の断
面図である。
【図2】従来のタレットパンチを示す説明図である。
【符号の説明】
1 本体、2 上タレット、3 下タレット、5 ワー
ク、17 打撃子、21 回転軸、33 チャック、3
4 タップ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在な上下タレット2,3に設けら
    れた金型により板状のワーク5を打抜き加工するタレッ
    トパンチプレスにおいて、上記上タレット2に本体1を
    着脱自在に設け、かつ上記本体1にはパンチング位置に
    設けられた打撃子17の打撃力を回転動と送り動に変換
    する手段と、これら手段により回転及び送られる回転軸
    21を設けて、この回転軸21の先端にチャック33を
    介してタップ34を着脱自在に取付けると共に、上記本
    体1にタッピング加工後タップを逆転させる付勢手段を
    設けてなるタレットパンチプレス用タッピング装置。
  2. 【請求項2】 打撃力を回転動に変換する手段と送り力
    に変換する手段の動作ずれを吸収するための補償手段を
    設けてなる請求項1記載のタッピング装置。
JP3893791A 1991-02-12 1991-02-12 タレットパンチプレス用タッピング装置 Pending JPH05318248A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3893791A JPH05318248A (ja) 1991-02-12 1991-02-12 タレットパンチプレス用タッピング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3893791A JPH05318248A (ja) 1991-02-12 1991-02-12 タレットパンチプレス用タッピング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05318248A true JPH05318248A (ja) 1993-12-03

Family

ID=12539140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3893791A Pending JPH05318248A (ja) 1991-02-12 1991-02-12 タレットパンチプレス用タッピング装置

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JP (1) JPH05318248A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100488273B1 (ko) * 2001-01-30 2005-05-11 프로니끄 탭핑 유닛
US7559727B2 (en) * 2002-10-28 2009-07-14 Amada Company Limited Tapping method and device, and punch press
WO2016062400A1 (de) * 2014-10-21 2016-04-28 Ehrt Maschinenbau Gmbh Bearbeitungsanlage für ein werkstück

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100488273B1 (ko) * 2001-01-30 2005-05-11 프로니끄 탭핑 유닛
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WO2016062400A1 (de) * 2014-10-21 2016-04-28 Ehrt Maschinenbau Gmbh Bearbeitungsanlage für ein werkstück
US10421138B2 (en) 2014-10-21 2019-09-24 Ehrt Maschinenbrau GmbH Processing system for a workpiece

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