JPH05317653A - レーザーを用いた同位体の分離、濃縮方法 - Google Patents

レーザーを用いた同位体の分離、濃縮方法

Info

Publication number
JPH05317653A
JPH05317653A JP14675892A JP14675892A JPH05317653A JP H05317653 A JPH05317653 A JP H05317653A JP 14675892 A JP14675892 A JP 14675892A JP 14675892 A JP14675892 A JP 14675892A JP H05317653 A JPH05317653 A JP H05317653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
isotope
carbon
laser
raw material
separating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP14675892A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomosumi Murata
友住 村田
Takumi Kono
巧 河野
Maki Sato
真樹 佐藤
Koichi Chiba
光一 千葉
Yuji Fujioka
裕二 藤岡
Seiichiro Koda
清一郎 幸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp, Nippon Steel Chemical Co Ltd filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP14675892A priority Critical patent/JPH05317653A/ja
Publication of JPH05317653A publication Critical patent/JPH05317653A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 赤外レーザーを用いた同位体の分離、濃縮方
法において、レーザー光の吸収効率を改善し、これによ
って同位体の分離、濃縮の効率と量子収率を大幅に向上
させることができる方法を提供する。 【構成】 赤外レーザー光を原料ガスに照射し赤外多光
子解離を生起させ、同位体を分離、濃縮する方法におい
て、原料ガス中にレーザー光を吸収し易い増感剤を予め
添加して、レーザー光の照射を行うレーザーを用いた同
位体の分離、濃縮方法である。 【効果】 従来の方法に比べて量子収率が大幅に増加す
る結果、目的とする同位体(例えば、炭素13)を低コ
ストで多量に生産することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザーを用いた同位
体の分離、濃縮方法に係り、詳しくは赤外多光子解離を
利用したレーザー同位体分離、濃縮の際に赤外レーザー
光を有効に利用するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】天然に存在する元素には質量数の異なる
同位体が混在しており、例えば炭素には質量数12と1
3の同位体が存在し、前者が98.9%であって、後者
が1.1%を占めており、また、酸素には質量数16、
17及び18の同位体が存在し、それぞれ順に前より9
9.8%、0.04%及び0.2%を占めている。これ
らの同位体の中で、炭素13同位体や酸素17同位体等
は、NMR−MRIの標識化合物等の原料として、国内
外の医学、生理学の研究者からの需要がとみに高まって
おり、価格の低下と供給の安定化が強く要請され始めて
いる。従来、実用化されているこれらの同位体の分離方
法は、そのほとんどが蒸留法によるものであり、炭素1
3同位体の分離、濃縮法についてみると、一酸化炭素
(CO)の低温蒸留に基づいているが、このCOが有
毒ガスである、冷媒の液体窒素を大量に使用する、
装置が大型化する等の欠点を有し、その製造コストも高
いものとなっている。
【0003】そこで、レーザーを用いて、安全かつ小規
模で安価にこれら炭素、酸素、窒素等の同位体を分離、
濃縮することができれば、その意義は極めて大きく、そ
のためにこれまでにも種々の提案がされている(例え
ば、特開昭60−132,629号公報や米国特許4,
436,709)。これまでに知られているレーザーを
用いた炭素13同位体の分離、濃縮方法では、CHXF
2 (式中、XはF、Cl、Br又はIの何れかを示す)
等のフルオロカーボンガスのみを原料として、あるい
は、これらのフルオロカーボンガスにハロゲンガスを添
加したものを原料として、これに炭酸ガスレーザー光を
照射し、光吸収特性の同位体シフトを利用して、炭素1
3同位体を含むフルオロカーボンの赤外多光子解離を選
択的に生起させるものである。ところで、原料ガスとし
てCHXF2 を用いた場合には炭素13同位体が濃縮さ
れたCF2 とHXとが生成され、そして、生成したこの
CF2 は極めて不安定なラジカルであるため、最終生成
物として反応器外に取り出すためには、二量体化やハロ
ゲン化して、化学的に安定でかつ原料とは異なる分子に
変換して取り出している。すなわち、解離物がCF2
場合には、C2 4 やCF2 YZ(ここで、YとZは、
原料ガスのXとは異なるハロゲン元素を示す)の形にし
て反応器外に取り出している。
【0004】これらの従来の方法では、実際に試料に吸
収される原料ガスへの赤外多光子の吸収が効率良く起こ
らないために、結果として赤外多光子解離反応が活発に
ならず、炭素13同位体の分離、濃縮の速度や量子収率
が低下するという問題があった。すなわち、本発明者ら
の研究によれば、この従来の方法では、原料ガス分子に
吸収されるレーザー光は入射光の高々数%にすぎず、赤
外多光子吸収による振動励起の第一段階の励起が効率良
く起こらないために、同位体の分離、濃縮の効率や量子
収率が低下することが判明した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、赤外レーザー光を原料ガスに照射し赤外多光子解離
を生起させ、同位体を分離、濃縮する方法において、照
射された赤外レーザー光を原料ガスに効率良く吸収させ
る方法について鋭意研究を重ねた結果、原料ガス中に増
感剤として作用するガスを添加してからレーザー光を照
射し、この増感剤の高効率光吸収性を利用することによ
り、原料ガスを効率良く赤外多光子解離させて同位体の
分離、濃縮を行うことができることを見出し、本発明を
完成した。したがって、本発明の目的は、レーザーを用
いた同位体の分離、濃縮方法において、レーザー光の吸
収効率を改善し、これによって同位体の分離、濃縮の効
率と量子収率を大幅に向上させることができる方法を提
供することにある。また、本発明の他の目的は、同位体
分離で使用するレーザー光の吸収効率を向上させること
により、生産性を向上させ、多量の同位体の生産を可能
にし、また、量子収率を改善することにより、高価なレ
ーザー光の有効利用を図り、同位体分離、濃縮を安価に
行うことができる方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、赤
外レーザー光を原料ガスに照射し赤外多光子解離を生起
させ、同位体を分離、濃縮する方法において、原料ガス
中にレーザー光を吸収し易い増感剤を予め添加して、レ
ーザー光の照射を行うレーザーを用いた同位体の分離、
濃縮方法である。
【0007】本発明方法において、原料ガスとしては、
分離、濃縮する同位体の種類に応じて従来公知の化合物
を使用することができ、具体的には、例えば、分離、濃
縮する同位体が炭素13である場合には、CHXF
2 (式中、XはF、Cl、Br又はIの何れかを示す)
等のフルオロカーボンガスのみを、あるいは、これらの
フルオロカーボンガスにハロゲンガスを添加したものを
使用することができる。また、この原料ガス中に予め添
加する増感剤としては、分離、濃縮する同位体の種類に
応じて適宜選択されるもので、分離、濃縮する同位体で
同位体置換された種々の化合物を挙げることができる。
具体的には、例えば、分離、濃縮する同位体が炭素13
である場合には、炭素13で同位体置換された同位体比
30%以上のCBr2 2 が好適なものとして挙げられ
る。このような増感剤の使用量としては、特に限定され
るものではないが、原料ガスに対して通常0.1〜10
%の範囲であるのがよい。
【0008】
【作用】量子力学によれば、分子は、その分子構造に応
じて離散的な振動エネルギー準位を有することが知られ
ている。したがって、その振動エネルギー準位間のエネ
ルギー差に応じた波長の光のみが吸収される。すなわ
ち、ΔE=hν(ここで、ΔEは振動準位間のエネルギ
ー差を示し、hはプランタ常数を示し、νは光の振動数
を示す)を満たす振動数の光のみが吸収される。
【0009】一方、炭素13からなる分子と炭素12か
らなる分子(例えば、13CHClF2 12CHCl
2 )では、同位体効果によってその振動エネルギー準
位が僅かに異なり、結果的に振動エネルギー準位間のエ
ネルギーΔEが異なることが知られており、単色性に優
れたレーザー光を用いると、炭素13からなる分子には
吸収されるが、炭素12からなる分子には吸収されない
ような光の照射が可能となる。そして、1個の光子を吸
収しただけでは分子は単に振動励起状態に昇位されるだ
けであるが、多数の光子を吸収すると分子は解離され
る。これがいわゆる赤外多光子吸収、解離による同位体
の分離、濃縮の原理である。
【0010】このように、分子が多数の光子を吸収して
励起されて行く過程は、段階的に進行していると考えら
れている。すなわち、分子は先ず離散的準位(第1領
域)を経て、次いで擬連続状態(第2領域)を経て、最
終的に分解(第3領域)に至る。赤外多光子吸収、解離
の過程では、第1領域の励起が最も起こり難い過程であ
る。特に、従来の赤外多光子吸収、解離の方法では、最
初の光子を吸収する励起が効率良く行われないという問
題があり、これらは赤外多光子解離におけるボトルネッ
ク効果として知られている。本発明の方法は、この反応
系に増感剤を添加することにより、このボトルネックの
過程を活発に行わせ、系全体としての効率の改善を図っ
たものである。
【0011】従来方法と、本発明方法を用いた場合の作
用について、炭素を例にして説明する。原料ガスとして
CHClF2 を用い、また、増感剤として炭素13同位
体置換されたCBr2 2 を用いた場合を例に説明す
る。原料のCHClF2 ガスに、炭酸ガスレーザー等の
非常に強い赤外パルス光を照射すると、赤外多光子吸収
で解離を起こし、解離物としてCF2 とHClが生じ
る。しかし、この解離を同位体選択的に誘起するには、
レーザー光のフルエンス(単位面積当りのレーザー光の
強度)とレーザー光波長とを適度に設定して照射するこ
とが必要である。例えば、フルエンスが強すぎると、ほ
とんど全てのガスが解離し、同位体濃縮が起こらない
し、また、フルエンスが弱すぎると、ガスの解離そのも
のが起こらない。レーザー光の波数を1,045cm-1
付近に、また、そのフルーエンスを5J/cm2 程度に
設定すると、解離物CF2 中に炭素13が分離、濃縮さ
れ、解離物CF2 同志が二量化反応を起こして炭素13
が30%以上に濃縮されたC2 4 が最終生成物として
得られる。通常、レーザー発振で得られるレーザー光
は、そのままではフルエンスが低いので、レンズで集光
して上記のフルエンスにまで高めてから照射することが
必要である。 CHClF2 +nhν → CF2 +HCl (1) CF2 +CF2 → C2 4 (2) 反応(1)は、CHClF2 が炭酸ガスレーザーの赤外
多光子を吸収して解離する過程を示す。前述の如き照射
条件では、炭素13同位体を含むCHClF2分子が選
択的に解離し、炭素13濃度の高いCF2 カルベンが生
成する。このCF2 カルベンは反応(2)によって二量
体化し、C2 4 が生成する。このC24 には炭素1
3が濃縮されている。
【0012】次に、本発明の増感剤である炭素13同位
体置換されたCBr2 2 を使用した場合について説明
する。炭素13で同位体置換されたCBr2 2 は上述
のごとき条件では、レーザー光を原料ガスであるCHC
lF2 より良く吸収する結果、増感剤として作用する。 CBr2 2 +nhν → CBr2 2 ’ (3) CBr2 2 ’+CHClF2 → CBr2 2 +CHClF2 ’ (4) CHClF2 ’+nhν → CF2 +HCl (5) CF2 +CF2 → C2 4 (6) 反応(3)は、炭素13で同位体置換されたCBr2
2 が増感剤として効率良く光を吸収して励起されること
を示している。この励起されたCBr2 2 ’は上述の
ごとき条件では容易にCHClF2 と衝突してエネルギ
ーの交換を行う〔反応(4)〕。ここで、衝突で励起さ
れたCHClF2 は、先にも説明したように、非常に大
きな光吸収断面積を有するために、容易に光を吸収して
解離をおこす〔反応(5)〕。この結果、生成したCF
2 は反応(6)に従って二量化して濃縮した炭素13が
取り出せる。ここで反応(4)の衝突によってエネルギ
ーを交換して励起するメカニズムについては明確ではな
いが、炭素13で同位体置換されたCBr2 2 13
HClF2 とは、エネルギーが近いために12CHClF
2 より、選択的に励起するものと考えられる。
【0013】以上述べたように、この方法では、レーザ
ー光が有効に利用され、同位体分離、濃縮反応を極めて
効率良く行うことができ、生産性が向上し、生産コスト
の低減が可能となる。また、以上は対象元素が炭素13
であって、原料ガスとしてCHClF2 を用いた場合を
例にして説明したが、対象元素が酸素、シリコン、窒
素、ウラン等の場合でも全く同様の作用と効果を期待で
きる。
【0014】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明方法を具体的
に説明をする。
【0015】実施例1 図1に本発明のレーザー法同位体分離に用いたレーザー
照射、反応装置の模式図を示す。図1において、レーザ
ー発振器1は回折格子を組み込んだTEA型パルスCO
2 レーザーであり、出力されたレーザービームはレンズ
2(焦点距離2m、BaF2 製)で集光され、原料ガス
の存在する反応器3(長さ2.7m、石英ガラス製)に
入射する。炭酸ガスレーザーの発振ラインは9P(2
2)(1,045.02cm-1)に設定され、レーザー
出力は1.2J/パルスであり、焦点部でのフルエンス
は4J/cm2 に設定された。原料ガスとして30To
rrのCHClF2 を使用し、これに増感剤として炭素
13同位体比70%のCBr2 2 を1%程度添加し
た。この結果、炭素13が50%に濃縮されたC2 4
が3.6×10-7mol/パルスの効率で得られた。
【0016】また、比較のために、上記増感剤の炭素1
3同位体比70%のCBr2 2 を添加しないで、上記
と同様の条件で実験を行った結果、炭素13が50%に
濃縮されたC2 4 が1.8×10-7mol/パルスの
効率で得られた。増感剤を使用することにより、レーザ
ー光1パルス当りの炭素13同位体が向上することか
ら、量子収率が向上すると同時に、レーザー光の有効利
用がされていることが判る。
【0017】実施例2 図1の装置を用いて、炭酸ガスレーザーの発振ラインを
9P(22)(1,045.02cm-1)に設定し、レ
ーザー出力を1.2J/パルスとし、焦点部でのフルエ
ンスを4J/cm2 に設定した。原料ガスとしては10
TorrのCHClF2 を用い、これに増感剤として炭
素13同位体比70%のCBr2 2 を1%程度添加し
た。この結果、炭素13が50%に濃縮されたC2 4
が2.0×10-7mol/パルスの効率で得られた。
【0018】また、比較のために、増感剤を添加しない
で上記と同じ条件で実験を行った結果、炭素13が45
%に濃縮されたC2 4 が1.0×10-7mol/パル
スの効率で得られた。この結果からも、増感剤を使用す
ることの効果が確認された。
【0019】
【発明の効果】本発明方法によれば、レーザーを用いた
同位体の分離、濃縮において、その濃縮速度や量子収率
が大幅に改善され、生産性が著しく向上し、低コストで
同位体を分離、濃縮することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施例で使用した同位体分
離装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1…レーザー発振器 2…レンズ 3…反応器
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 真樹 神奈川県川崎市中原区井田1618番地、新日 本製鐵株式会社先端技術研究所内 (72)発明者 千葉 光一 神奈川県川崎市中原区井田1618番地、新日 本製鐵株式会社先端技術研究所内 (72)発明者 藤岡 裕二 神奈川県川崎市中原区井田1618番地、新日 本製鐵株式会社先端技術研究所内 (72)発明者 幸田 清一郎 東京都世田谷区上祖師谷1−10−18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外レーザー光を原料ガスに照射し赤外
    多光子解離を生起させ、同位体を分離、濃縮する方法に
    おいて、原料ガス中にレーザー光を吸収し易い増感剤を
    予め添加して、レーザー光の照射を行うことを特徴とす
    るレーザーを用いた同位体の分離、濃縮方法。
  2. 【請求項2】 分離、濃縮する同位体が炭素13である
    請求項1記載のレーザーを用いた同位体の分離、濃縮方
    法。
  3. 【請求項3】 原料ガスがCHClF2 であり、増感剤
    が炭素が炭素13で置換されたCBr2 2 である請求
    項1又は2記載のレーザーを用いた同位体の分離、濃縮
    方法。
JP14675892A 1992-05-14 1992-05-14 レーザーを用いた同位体の分離、濃縮方法 Withdrawn JPH05317653A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14675892A JPH05317653A (ja) 1992-05-14 1992-05-14 レーザーを用いた同位体の分離、濃縮方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14675892A JPH05317653A (ja) 1992-05-14 1992-05-14 レーザーを用いた同位体の分離、濃縮方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05317653A true JPH05317653A (ja) 1993-12-03

Family

ID=15414910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14675892A Withdrawn JPH05317653A (ja) 1992-05-14 1992-05-14 レーザーを用いた同位体の分離、濃縮方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05317653A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4049515A (en) Laser isotope separation by multiple photon absorption
US6800827B2 (en) Method for efficient laser isotope separation and enrichment of silicon
Leary et al. CO2 laser induced reactions of SF5Cl
US4220510A (en) Method for separating isotopes in the liquid phase at cryogenic temperature
EP0325273B1 (en) Method for the enrichment of carbon 13 by means of laser irradiation
US4120767A (en) Photochemical method for carbon isotopic enrichment
JPH05317653A (ja) レーザーを用いた同位体の分離、濃縮方法
US4193855A (en) Isotope separation by multiphoton dissociation of methylamine with an infrared laser
US4171251A (en) Laser photochemical separation of hydrogen isotopes
JP3360165B2 (ja) 同一作業物質を用いた複数の同位体の効率的なレーザー同位体分離・濃縮法
EP0489916B1 (en) Method of concentrating oxygen 18 with laser
JPH05309236A (ja) 赤外レーザーを用いた同位体分離方法
Yokoyama et al. Silicon isotope separation utilizing infrared multiphoton dissociation of Si 2 F 6 irradiated with two-frequency CO 2 laser lights
JPS61181525A (ja) レ−ザ−同位体分離用作業物質およびレ−ザ−同位体分離法
JP4953196B2 (ja) レーザーによる酸素18の分離・濃縮法
JPH02258022A (ja) レーザーを用いた炭素13同位体の分離、濃縮法
JP2721022B2 (ja) 炭素13の濃縮方法
Yokoyama et al. Tritium separation by laser multiple-photon dissociation of CDTCl2/CD2Cl2 mixture
JPH02258024A (ja) レーザを用いた同位体の分離・濃縮法
Letokhov I Laser Selective Photophysics and Photochemistry
JP2008073673A (ja) 赤外多光子分解に基づく炭素及びケイ素の同位体の分離・濃縮に用いられる有効物質
US7307233B2 (en) Isotope separation method and working substance for isotope separation
EP0417327A1 (en) Enrichment of carbon thirteen
JP2726091B2 (ja) レーザによる安定同位体濃縮法および反応容器
JPH0513685B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803