JPH0531725A - 成形用金型及びその製造方法 - Google Patents
成形用金型及びその製造方法Info
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Abstract
き、成形の温度が適切となるように制御して成形品の品
質の向上を図る。 【構成】表面に流通溝22が設けられた金型基部11
と、金型基部11の表面及び流通溝22の開口部を覆う
ように且つ型面SCを形成するように設けられたメッキ
層14とを有し、流通溝22の開口部がメッキ層14に
より覆われることによって、加熱用又は冷却用の媒体を
流通させるための流路20が形成されて構成される。流
路20は、加熱用の媒体を流通させるための流路と冷却
用の媒体を流通させるための流路とが共用で又は分けて
形成される。
Description
に用いられる成形用金型及びその製造方法に関する。
成形用金型は、雄型(コア型)と雌型(キャビティ型)
とからなり、これらの型面(金型の表面、成形面)又は
これらとモールドベースなどの表面とが合わさってキャ
ビティが形成される。
以下「金型」という)は、金属材料を母材とし、機械加
工又は放電加工などによりその表面を所定の形状の型面
となるように加工することによって製造されている。製
造された金型は、適当な取り付け板や受け板(モールド
ベース)に取り付けられ、さらにそれらがフレームやラ
ムなどに支持されることによって成形機が構成されてい
る。
ドベース内にヒーターが埋め込まれ、またモールドベー
スの空いた箇所に加熱用又は冷却用の媒体を流通させる
ための流路が設けられる。また、場合によっては、金型
内にも媒体流通用の流路が設けられる。
は、金型を加熱又は冷却するための流路を、金型に対す
る直接的な機械加工によって形成しているので、型面に
近い位置にそのような流路を形成することができず、型
面から離れた位置に少数の流路を設けるのみであった。
であっても、型面を所定の温度になるまで加熱し又は冷
却するには多くの時間を要することとなる。例えば、従
来の金型では、型面の温度を80°上昇させるのに、金
型が小さい場合に30分程度、金型が大きい場合に1時
間から3時間程度を必要とする。これに対して、プラス
チックの成形サイクルは一般に数秒から数十秒と言う極
めて短時間のうちに行われる。つまり成形サイクルは、
金型の加熱又は冷却時間と比較すると瞬間的であるとも
言える。
をプラスチック成形の1成形サイクル中において可変制
御することは不可能であった。そのため、成形品の形
状、大きさ、肉厚、成形圧力、温度、時間などの種々の
成形条件に多くの制約があり、これらの多くの制約の中
で成形品の品質を向上させることは極めて困難であっ
た。
又は冷却を短時間で行うことができ、成形の温度が適切
となるように制御して成形品の品質の向上を図ることの
できる成形用金型及びその製造方法を提供することを目
的としている。
形用金型は、上述の課題を解決するため、表面に流通溝
が設けられた金型基部と、前記金型基部の表面及び前記
流通溝の開口部を覆うように且つ型面を形成するように
設けられたメッキ層とを有し、前記流通溝の開口部が前
記メッキ層により覆われることによって、加熱用又は冷
却用の媒体を流通させるための流路が形成されて構成さ
れる。
記流路は、加熱用の媒体を流通させるための流路と冷却
用の媒体を流通させるための流路とが分けて形成され
る。請求項3の発明に係る成形用金型の製造方法は、表
面が型面に対してメッキ代を見込んだ形状に形成された
金型母体を作製する工程と、前記金型母体に対して、そ
の上に型面が形成されるべき表面に流通溝を形成する工
程と、前記流通溝内に、常温よりも高い比較的に低い温
度で溶解する充填材を充填する工程と、前記金型母体及
び充填材の表面に電気メッキを行ってメッキ層を形成す
る工程と、前記メッキ層の表面が型面の形状となるよう
に仕上げ加工を行う工程と、前記充填材を熱によって溶
解させて除去し、前記流通溝の部分に加熱用又は冷却用
の媒体を流通させるための流路を形成する工程とを含ん
でなる。
開口部をメッキ層が覆うことによって形成される。した
がって、流路は型面に極めて近い位置に形成され、流路
に加熱用又は冷却用の媒体を流通させることによって型
面は急速に加熱又は冷却される。
型基部の表面に設けられるので、所望の形状とすること
が可能である。
図2は本発明に係る下金型5の断面平面図である。図1
は図2のIーI線から断面して矢印方向に見た図であ
り、図2は図1のIIーII線から断面して矢印方向に
見た図である。
らなる金型基部11、金型基部11の表面に設けられて
一体化したメッキ層14、チタン又はセラミック材料な
どからなる断熱部材15、及び、金属材料などからなる
補強部材16などからなっている。
又はアルミニウム合金などの金属材料からなり、これら
の間はエポキシ樹脂などの接着剤を介して接合され且つ
5本のボルト31によって連結されている。下方の金型
基部部材13の上面には多数の浅い溝21が設けられて
おり、溝21の中に充填された接着剤は断熱材として作
用するので、これによって金型基部部材12及び13の
間に断熱効果がもたらされている。
らに効果的な断熱効果を得たい場合には、これらの間に
セラミックス材料などからなる断熱板を介在させればよ
い。また、断熱効果を得る必要がない場合には、金型基
部部材12及び13を一体で作製することも可能であ
る。
数の互いに平行な流通溝22が設けられており、金型基
部部材12の両端縁に近い位置には、上述のそれぞれの
流通溝22の両端部と連通する横方向の2つの互いに平
行な連通穴23,24が設けられている。また、金型基
部11には、その下面から上述の連通穴23,24にそ
れぞれ連通する上下方向の連通穴23a,24aがそれ
ぞれ2つづつ設けられている。
状の4つのランド部25が設けられており、各ランド部
25の中央には下金型5の全体の上下方向に貫通する穴
26が設けられており、この穴26に図4に示す突出し
ピン52が挿通するようになっている。
の開口部を覆っており、これによって、加熱用及び冷却
用の媒体を流通させるための流路20が形成されてい
る。金型基部11、断熱部材15、及び補強部材16
は、これらに設けられた穴36を貫通して金型基部部材
12のネジ穴35にネジ込まれた4本のボルト32によ
って互いに連結されて固定されている。なお、断熱部材
15及び補強部材16には、連通穴23a,24aにそ
れぞれ連通する連通穴23b,c、24b,c、及びシ
ール材を装着するための環状溝などが設けられている。
る。図3は本発明に係る下金型5の製造方法を工程毎に
示す断面図である。図3においては、断熱部材15及び
補強部材16を省略してあり、また断熱用の溝21など
も省略してある。
11となる金型母体11aを金属材料からなる金型母体
部材12aと金型母体部材13aによって作製する。金
型母体11aの表面(上面)は、型面(最終的にキャビ
ティを形成することとなる型の表面)に対してメッキ代
を見込んで小さい形状に形成しておく。なお、先に述べ
たように金型母体11aを一体に作製してもよい。
11aに対して、型面が形成されるべき表面に流通溝2
2を形成する。流通溝22は、メッキ層14の強度を低
下させないために、開口部の幅寸法はできるだけ小さい
方が好ましい。しかし、熱交換の効率を良くするために
全体としてその表面積が大きいことが好ましいので、そ
の深さ寸法は開口部の幅寸法と同じかそれよりも大きい
ことが好ましい。流通溝22の個数及び配列などは型面
の形状及び寸法などによって異なるが、できるだけ多数
形成することがよく、型面の目標温度分布に応じて配列
することがよい。例えば型面の温度を均一にするために
は中央部よりも周辺部を密にすることも可能である。流
通溝22の形状も任意の形状とすることが可能である。
また、熱伝導をさらによくするために流通溝22に超伝
導パイプを挿入することも可能である。
すランド部25を同時に形成しておく。但し穴26は後
で加工する。流通溝22の形成は、主として機械加工に
よって行われるが、放電加工などによって行うことも可
能である。
2内に、常温よりも高い比較的に低い温度で溶解する低
融点金属又はワックスなどの充填材41を充填し、金型
母体11aの表面を一様にしておく。充填材41として
ワックスを用いた場合には、その表面にメッキが可能な
ように、銀粉、カーボン粉などを塗布して導電性処理を
行う。
11a及び充填材41の表面に電気メッキを行ってメッ
キ層14aを形成する。これによって、金型母体11a
の表面とメッキ層14aとは一体化される。メッキ材料
としては、銅、ニッケル、ニッケル合金、その他の金属
又は合金が用いられ、また銅−ニッケルとニッケルとな
どによる複合メッキとしてもよい。銅は熱伝導率が高い
ので、加熱又は冷却速度を極めて高速とするができる。
ニッケルは銅よりも熱伝導率が低いが、強度を高くする
ことができる。メッキ厚さは、メッキ材料、流通溝22
の幅寸法、及び成形圧力などによって異なり、流通溝2
2の幅寸法及び成形圧力が小さい程少なくてよい。
14aの表面が型面SCの形状となるように機械加工に
よって精密に仕上げ、型面SCを有したメッキ層14と
する。必要に応じて、型面SCに硬質クロムメッキなど
を施す。
22に連通する連通穴23,24、連通穴23a,24
aを機械加工によって形成する。その後、連通穴23の
入口に盲栓をし、金型母体11aの全体を加熱して連通
穴23aから圧縮空気を供給し、充填材41を熱で溶解
して連通穴24a又は連通穴24から流出させ、流通溝
22内の充填材41を除去する。これによって流路20
が形成される。
15及び補強部材16を合わせて穴26などを加工する
ことによって、図1に示すように型面SCに近い表層位
置に流路20が形成された下金型5が製造される。
面図である。なお図4において、連通穴24a〜cは図
1において90度回転した状態の位置で示されている。
成形用金型1は、上述した下金型5、上金型6、これら
が取り付けられたモールドベース7,8、ガイドピン5
1、突出しピン52、突出し板53、スプルーブシュ5
4、ロケートリング55などから構成されている。
造方法によって、下金型5の金型基部11、メッキ層1
4、及び断熱部材15を有した同様の構造となるように
製造され、金型基部11の型面に近い表層位置に加熱用
又は冷却用の媒体を流通させる同様の流路20(図示せ
ず)が形成されている。そして、下金型5と上金型6と
の型面SCが合わさってキャビティCBが形成されてお
り、ここにスプルーブシュ54を介して圧入された樹脂
材料が注入される。下金型5と上金型6とは、図示しな
いラムなどの移動によってパーティングラインPLから
上下に分離される。
上金型6の流路20に連通して加熱用又は冷却用の媒体
である油を給排するための供給穴23d及び排出穴24
dが形成されている。
ない電磁切換え弁に接続されており、電磁切換え弁を切
り換えることによって、熱油又は冷油が供給穴23dか
ら供給され、連通穴23c〜a、連通穴23、流通溝2
2、連通穴24、及び連通穴24a〜cを経由して排出
穴24dから排出される。なお、供給穴23dからの油
は、2つの連通穴23a〜cに対して共通に供給され、
また、2つの連通穴24a〜cからの油は排出穴24d
で合流する。
に、型面SCを急速に加熱又は冷却する。しかも、各金
型基部11は、金型基部部材12と金型基部部材13と
からなりこれらの間が溝21によって断熱され、さらに
金型基部11は断熱部材15を介して支持されているか
ら、実質的には型面SCを含む金型基部部材12のみを
加熱又は冷却することとなり、加熱又は冷却に要する時
間が極めて短時間となり、成形サイクル中における温度
制御を行うことができるとともに、加熱又は冷却の効率
が極めて高い。
aの断面正面図である。この下金型5aは、照明用の反
射鏡(リフレクタ)の成形用のものであり、型面SCは
反射鏡の反射面に沿うような球面状の曲面に形成されて
いる。下金型5aにおいては、加熱用及び冷却用のため
に、配列された1つ置きに両端部がそれぞれ連通された
2系統の流路20a,bが設けられており、各流路20
a,bに対して連通穴45a,46aを別々に形成し、
加熱用の供給穴45と冷却用の供給穴46から別々に油
を供給するようになっている。
て、型面SCを急速に加熱又は冷却することが可能であ
るから、型面SCが高温となるよう成形サイクル中にお
いて急速に昇温することによって、プラスチック成形品
の型面SCによって成形される面(反射面)を光沢面
(鏡面)とすることができる。したがって、従来におい
ては成形された無光沢面に塗料を塗布して光沢面として
いたが、そのような塗布作業の必要がなくなる。
排出穴24dのいずれから油を供給してもよい。上述の
製造方法においては、メッキ層14を形成してから連通
穴23,24などを加工しているが、充填材41を充填
する以前に連通穴23,24などを加工しておき、その
後に充填材41を充填してメッキ層14の形成を行って
もよい。
た場合と、比較例である従来の構造の下金型を用いた場
合との比較を示す。実施例として上述の図5に示す下金
型5aを次のように作製した。
a,13aを、鋼材(S55C)を用いNC加工機によ
って加工して作製した。金型母体部材12aの上面に
は、幅4mm、深さ8mmの流通溝22a,bを6mm
のピッチで多数形成した。金型母体部材12aの低部
(接合面)には、断熱のために、幅10mm、深さ1m
mの溝21を多数設け、そこに漏水防止と接着のために
エポキシ樹脂を充填し、金型母体部材13aをボルト3
1で締め付けて一体化した。
し、その上に銀粉を塗りつけて導電化した。そして、硫
酸銅メッキ浴を用いて厚さ6mmの電気メッキを行っ
た。表面をNC加工機を用いて目的とする形状に仕上
げ、表面に10ミクロンの硬質クロムメッキを行った。
各流通溝22a,bに連通する連通穴45a,46a及
び図示しない排出側の連通穴を機械加工によって設け、
必要に応じて適当な盲栓をする。
加熱してワックスを溶解させ、供給穴45,46から圧
縮空気を送り込んでワックスを除去した。これに、補強
部材16を断熱部材15を介してボルト32により取り
付け、2段階の断熱構造とした。これを図4に示すよう
なモールドベースに組み込み、さらにそれを射出成形機
に取り付けた。
1成形サイクル中において型面SCの温度制御を行っ
た。すなわち、モールドベースを常時100°Cに加熱
しておき、成形機の型締信号に基づいて図示しない電磁
切換え弁を切り換え、供給穴45から160°Cの高温
油を5キログラム/平方センチメートルの圧力で送り込
んだところ、下金型5aの型面SCは5秒で150°C
に上昇した。
ナイロン成形材料を、温度240°C、圧力400キロ
グラム/平方センチメートルで充填した。成形機から充
填終了の信号を受けて電磁切換え弁を切り換え、20°
Cの冷油を5キログラム/平方センチメートルの圧力で
供給穴46から送り込んだところ、下金型5aの型面S
Cは15秒で100°Cとなった。
型5aの型面SCによって成形された表面が鏡面を呈し
ていた。これに対する比較例として、下金型5aと同様
の形状ではあるが流路20a,bによる加熱又は冷却を
行わず、モールドベースに設けられた流路に油を流通さ
せて加熱又は冷却する従来の構造の下金型を別途作製
し、1成形サイクル中において温度制御を行うことな
く、下金型5aを用いた場合と同様の条件によって成形
を行った。
従来の金型(下金型)を用いた場合に比較して、金型
(型面)昇温時間が極めて速いことが明らかであり、得
られる成形品の表面状態に光沢があって品質において優
れていること明らかである。
°Cの場合には成形品の表面が無光沢であった。そこで
追加の実験としてその金型温度を150°Cとしたとこ
ろ、成形品が突出しピン52で突き出されるときに変形
し、成形不良となった。
成形時の金型温度は150°Cであるが、その後すぐに
120°Cまで冷却されるので、成形品の突き出しによ
る変形は全く発生しなかった。また、結晶性材料では成
形品の結晶化率を向上させることがてき、その結果とし
て、実用時の寸法変化が少なく、力学的特性も高い値を
示した。さらに、最小材料充填圧力も低いので低圧での
成形が可能であり、大型の成形品への適応も可能であ
る。
た場合には次の利点がある。 1.成形材料の金型内流動性を大幅に向上させることが
でき、大物の成形が低圧で可能となる。 2.薄肉成形品の成形が容易である。 3.成形品の光沢が大幅に改良される。 4.複合材料の光沢が大幅に改善される。 5.結晶性樹脂等の成形では材料の結晶化度を向上させ
ることができ、その結果として成形品の品質を向上させ
ることができる。 6.成形品の残留応力あるいは分子の配向が改善され
る。
で長年抱えていた多くの問題点を解決することができ
る。本発明による成形用金型は、熱可塑性プラスチック
の成形に用いる場合には、薄肉成形品の成形、鏡面光沢
品の成形、偏肉成形品の成形、難流動性成形材料の成形
などの射出成形金型に好適に使用可能である。また熱硬
化性プラスチックの成形に用いる場合には、レジンイン
ジェクション成形、FRP成形などの金型に好適に使用
可能である。
短時間で行うことができ、成形の温度が適切となるよう
に制御して成形品の品質の向上を図ることのできる成形
用金型及びその製造方法を提供することができる。
断面図である。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】表面に流通溝が設けられた金型基部と、 前記金型基部の表面及び前記流通溝の開口部を覆うよう
に且つ型面を形成するように設けられたメッキ層とを有
し、 前記流通溝の開口部が前記メッキ層により覆われること
によって、加熱用又は冷却用の媒体を流通させるための
流路が形成されてなることを特徴とする成形用金型。 - 【請求項2】前記流路は、加熱用の媒体を流通させるた
めの流路と冷却用の媒体を流通させるための流路とが分
けて形成されてなることを特徴とする請求項1記載の成
形用金型。 - 【請求項3】表面が型面に対してメッキ代を見込んだ形
状に形成された金型母体を作製する工程と、 前記金型母体に対して、その上に型面が形成されるべき
表面に流通溝を形成する工程と、 前記流通溝内に、常温よりも高い比較的に低い温度で溶
解する充填材を充填する工程と、 前記金型母体及び充填材の表面に電気メッキを行ってメ
ッキ層を形成する工程と、 前記メッキ層の表面が型面の形状となるように仕上げ加
工を行う工程と、 前記充填材を熱によって溶解させて除去し、前記流通溝
の部分に加熱用又は冷却用の媒体を流通させるための流
路を形成する工程とを含んでなることを特徴とする成形
用金型の製造方法。
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JP3-120706 | 1991-03-03 | ||
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JPH0531725A true JPH0531725A (ja) | 1993-02-09 |
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