JPH05317001A - 食肉用ケーシング - Google Patents
食肉用ケーシングInfo
- Publication number
- JPH05317001A JPH05317001A JP4133573A JP13357392A JPH05317001A JP H05317001 A JPH05317001 A JP H05317001A JP 4133573 A JP4133573 A JP 4133573A JP 13357392 A JP13357392 A JP 13357392A JP H05317001 A JPH05317001 A JP H05317001A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- polysaccharide
- water
- meat
- weight
- Prior art date
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- Pending
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- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 肉片へのラッピングを容易にし、保形用ネッ
トの取外しによる肉の損失がなく、スチーミング処理後
の肉片の外観や食感に優れた、食肉用ケーシングを提供
にする。 【構成】 カラギーナンを20重量%以上含む水溶性多
糖類と多価アルコール類および水を主成分とする多糖フ
ィルムからなる食肉用ケーシングであり、該多糖フィル
ムが、水分率が25重量%以下であり、多価アルコール
類と水溶性多糖類との重量比が0.2乃至1で、厚さが
10〜40μmである。
トの取外しによる肉の損失がなく、スチーミング処理後
の肉片の外観や食感に優れた、食肉用ケーシングを提供
にする。 【構成】 カラギーナンを20重量%以上含む水溶性多
糖類と多価アルコール類および水を主成分とする多糖フ
ィルムからなる食肉用ケーシングであり、該多糖フィル
ムが、水分率が25重量%以下であり、多価アルコール
類と水溶性多糖類との重量比が0.2乃至1で、厚さが
10〜40μmである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾性ネットの中で薫製
あるいは加熱された肉製品、特に薫製ハムやボイルドハ
ム等の食肉用ケーシングとして使用される多糖フィルム
に関するものである。
あるいは加熱された肉製品、特に薫製ハムやボイルドハ
ム等の食肉用ケーシングとして使用される多糖フィルム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】薫製ハムやボイルドハムは、コンパクト
な形状とするために、肉片をひもで巻いたり弾性ネット
に入れて仕上げたりしている。しかしながら、肉片を直
接ひもで巻いたり、弾性ネットに入れた場合には、スチ
ーミング工程や加熱工程で肉組織とネット等が固着し
て、ひもやネットを取り外そうとすると、肉片がネット
等とともに引き裂かれる。このため、例えば特開昭61
ー124355号公報に記載されているように、肉片を
コラーゲンフィルムで包装して弾性ネットに入れること
が行われている。
な形状とするために、肉片をひもで巻いたり弾性ネット
に入れて仕上げたりしている。しかしながら、肉片を直
接ひもで巻いたり、弾性ネットに入れた場合には、スチ
ーミング工程や加熱工程で肉組織とネット等が固着し
て、ひもやネットを取り外そうとすると、肉片がネット
等とともに引き裂かれる。このため、例えば特開昭61
ー124355号公報に記載されているように、肉片を
コラーゲンフィルムで包装して弾性ネットに入れること
が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コラーゲンフ
ィルムを包装した場合には、肉片のネットへの付着は少
なくなるものの、未だ十分なものではなかった。また、
コラーゲンフルィムは製造工程が煩雑であり、耐水性に
劣り肉片へのラッピングが困難であるとともに、スチー
ミング処理や加熱処理後も肉片表面にフィルムが残存す
るため、外観が悪く、食感が劣るという問題点を有して
いた。
ィルムを包装した場合には、肉片のネットへの付着は少
なくなるものの、未だ十分なものではなかった。また、
コラーゲンフルィムは製造工程が煩雑であり、耐水性に
劣り肉片へのラッピングが困難であるとともに、スチー
ミング処理や加熱処理後も肉片表面にフィルムが残存す
るため、外観が悪く、食感が劣るという問題点を有して
いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
な状況に鑑み、食肉用ケーシング材料としての性能を備
えたフィルムについて鋭意検討した結果、本発明に到達
したものである。すなわち、本発明の食肉用ケーシング
は、カラギーナンが20重量%以上である水溶性多糖類
と多価アルコール類および水を主成分とし、水分率が2
5重量%以下であり、多価アルコール類と水溶性多糖類
との重量比が0.2乃至1である厚さ10〜40μmの
多糖フィルムからなることを特徴とするものである。本
発明における水溶性多糖類としては、室温乃至100℃
の温水に可溶なもの、pH2乃至12程度のpH領域の
水に可溶なもので、分子が会合しあるいは荷電作用等に
より架橋構造を形成するにたる分子量を有する多糖類で
被化しえるものがよい。
な状況に鑑み、食肉用ケーシング材料としての性能を備
えたフィルムについて鋭意検討した結果、本発明に到達
したものである。すなわち、本発明の食肉用ケーシング
は、カラギーナンが20重量%以上である水溶性多糖類
と多価アルコール類および水を主成分とし、水分率が2
5重量%以下であり、多価アルコール類と水溶性多糖類
との重量比が0.2乃至1である厚さ10〜40μmの
多糖フィルムからなることを特徴とするものである。本
発明における水溶性多糖類としては、室温乃至100℃
の温水に可溶なもの、pH2乃至12程度のpH領域の
水に可溶なもので、分子が会合しあるいは荷電作用等に
より架橋構造を形成するにたる分子量を有する多糖類で
被化しえるものがよい。
【0005】本発明で使用することのできる水溶性多糖
類としては、その20重量%以上がカラギーナンよりな
るものであって、好ましくはカラギーナンを50重量%
以上含むものである。これは、カラギーナンが20重量
%未満では、フィルムの成形性、強度特性ならびに温水
溶解性に劣るためである。カラギーナンとしては、κ−
カラギーナン、ι−カラギーナンあるいはλ−カラギー
ナンのいずれも使用できるが、κ−カラギーナンが特に
好ましい。また、これらの混合物であってもよい。カラ
ギーナンと併用して使用できる他の水溶性多糖類として
は、アルギン酸及びそのナトリウム塩等の塩類、ファー
セレラン、寒天、低メトキシペクチン、高メトクシペク
チン、タマリンドガム、キサンタンガム、グアガム、タ
ラガム、ローカストビーンガム、アラビノガラクタン、
アラビアガム、ジェランガム、カードランガム等のガム
類、プルラン、キトサン等のキチン誘導体、スターチ、
コーン種皮抽水ヘミセルロース、デキストリン、カルボ
キシルメチルセルロース等の可食水溶性セルロース誘導
体、小麦グルテン加水分解物等が挙げられる。
類としては、その20重量%以上がカラギーナンよりな
るものであって、好ましくはカラギーナンを50重量%
以上含むものである。これは、カラギーナンが20重量
%未満では、フィルムの成形性、強度特性ならびに温水
溶解性に劣るためである。カラギーナンとしては、κ−
カラギーナン、ι−カラギーナンあるいはλ−カラギー
ナンのいずれも使用できるが、κ−カラギーナンが特に
好ましい。また、これらの混合物であってもよい。カラ
ギーナンと併用して使用できる他の水溶性多糖類として
は、アルギン酸及びそのナトリウム塩等の塩類、ファー
セレラン、寒天、低メトキシペクチン、高メトクシペク
チン、タマリンドガム、キサンタンガム、グアガム、タ
ラガム、ローカストビーンガム、アラビノガラクタン、
アラビアガム、ジェランガム、カードランガム等のガム
類、プルラン、キトサン等のキチン誘導体、スターチ、
コーン種皮抽水ヘミセルロース、デキストリン、カルボ
キシルメチルセルロース等の可食水溶性セルロース誘導
体、小麦グルテン加水分解物等が挙げられる。
【0006】また、カラギーナンと上記他の水溶性多糖
類を2種以上組み合わせることにより、強度特性等の性
能を改良させることができる。例えば、ポリアニオン多
糖類であるカラギーナンには、ポリカチオン多糖類であ
るキトンサン等を共存させると両者間に架橋反応が起こ
り強固なネットワークを形成するため、適宜、目的の物
性に応じて選定して用いることができる。本発明では、
フィルムに柔軟性を付与するために多価アルコール類を
含有させる。本発明で用いられる多価アルコール類とし
ては、可食性で湿気保持特性等の性質を有するもので、
エチレングリコール、プロピレングリコール等の二価ア
ルコール、グリセリン等の三価アルコール、ソルビトー
ル、マンニトール、マルチトール、キシリトール、還元
澱粉糖化物等の糖アルコール、グルコース、フラクトー
ス、ガラクトース、キシロース等の単糖類、サッカロー
ス、キシロース等のオリゴ糖等が挙げられる。
類を2種以上組み合わせることにより、強度特性等の性
能を改良させることができる。例えば、ポリアニオン多
糖類であるカラギーナンには、ポリカチオン多糖類であ
るキトンサン等を共存させると両者間に架橋反応が起こ
り強固なネットワークを形成するため、適宜、目的の物
性に応じて選定して用いることができる。本発明では、
フィルムに柔軟性を付与するために多価アルコール類を
含有させる。本発明で用いられる多価アルコール類とし
ては、可食性で湿気保持特性等の性質を有するもので、
エチレングリコール、プロピレングリコール等の二価ア
ルコール、グリセリン等の三価アルコール、ソルビトー
ル、マンニトール、マルチトール、キシリトール、還元
澱粉糖化物等の糖アルコール、グルコース、フラクトー
ス、ガラクトース、キシロース等の単糖類、サッカロー
ス、キシロース等のオリゴ糖等が挙げられる。
【0007】多価アルコール類の含有量は、水溶性多糖
類1重量部に対して0.2乃至1重量部である。これ
は、フィルム中に含まれる多価アルコール類と水溶性多
糖類との重量比が1を超えると、耐ブロッキング性が低
下するとともにフィルム強度も著しく低下するためで、
逆に0.2より小さくなるとフィルム自体が脆くなると
ともに、フィルムへの賦形性が低下し製造が困難になる
ためである。好ましい多価アルコール類としては、室温
で液状あるいは半液状である多価アルコール類と室温で
固形である多価アルコール類の混合物であり、フィルム
に付与される柔軟性が−50乃至−40℃においても保
持され、低温でのハンドリングにおいてもフィルムにヒ
ビ割れ等が発生せず、環境安定性を高めることがせき
る。
類1重量部に対して0.2乃至1重量部である。これ
は、フィルム中に含まれる多価アルコール類と水溶性多
糖類との重量比が1を超えると、耐ブロッキング性が低
下するとともにフィルム強度も著しく低下するためで、
逆に0.2より小さくなるとフィルム自体が脆くなると
ともに、フィルムへの賦形性が低下し製造が困難になる
ためである。好ましい多価アルコール類としては、室温
で液状あるいは半液状である多価アルコール類と室温で
固形である多価アルコール類の混合物であり、フィルム
に付与される柔軟性が−50乃至−40℃においても保
持され、低温でのハンドリングにおいてもフィルムにヒ
ビ割れ等が発生せず、環境安定性を高めることがせき
る。
【0008】このような環境安定性をさらに向上させる
には、室温で液状あるいは半液状の多価アルコール類と
室温で固形である多価アルコール類との重量比率は3/
1乃至1/3であることが好ましい。室温で液状あるい
は半液状の多価アルコール類としては、プロピレングリ
コール、グリセリンあるいは両者の混合物等が挙げら
れ、室温で固形である多価アルコール類としてはソルビ
トール、マンニトール、マルチトール、キシリトール、
還元澱粉糖化物等の糖アルコール、グルコース、ガラク
トース、キシロース等の単糖類、サッカロース、マルト
ース、ラクトース等の二糖類、澱粉の分解物等のオリゴ
糖等あるいはこれらの2種以上を組み合わせたもの等が
挙げられる。
には、室温で液状あるいは半液状の多価アルコール類と
室温で固形である多価アルコール類との重量比率は3/
1乃至1/3であることが好ましい。室温で液状あるい
は半液状の多価アルコール類としては、プロピレングリ
コール、グリセリンあるいは両者の混合物等が挙げら
れ、室温で固形である多価アルコール類としてはソルビ
トール、マンニトール、マルチトール、キシリトール、
還元澱粉糖化物等の糖アルコール、グルコース、ガラク
トース、キシロース等の単糖類、サッカロース、マルト
ース、ラクトース等の二糖類、澱粉の分解物等のオリゴ
糖等あるいはこれらの2種以上を組み合わせたもの等が
挙げられる。
【0009】水溶性多糖類フィルム中の水分率は、フィ
ルムの耐ブロッキング性、柔軟性等に影響し、水分率が
比較的多い場合は、フィルムの柔軟性が向上し伸張対し
て耐性を示すが耐ブロッキング性は低下し、水分率が比
較的少ない場合は、耐ブロッキング性は向上するが柔軟
性は低下する。本発明のフィルムにおいては、前記多価
アルコールの添加によりフィルムの柔軟性が改善される
ため、耐ブロッキンブ性向上のために水分率を低減させ
た場合も柔軟性が保持できるものであり、水分率は25
重量%以下であり、好ましくは20重量%以下である。
本発明においては、多糖フィルムの厚さが10〜40μ
mであることが、食肉用ケーシングとして使用するため
には重要である。これは、多糖フィルムが10μm未満
であると、フィルムの強度が不十分となり肉片へのラッ
ピングの際等にフィルムが破損するためであり、逆に、
40μmを越えるとスチーミング処理や加熱処理後にフ
ィルムが肉片表面に残存するためである。
ルムの耐ブロッキング性、柔軟性等に影響し、水分率が
比較的多い場合は、フィルムの柔軟性が向上し伸張対し
て耐性を示すが耐ブロッキング性は低下し、水分率が比
較的少ない場合は、耐ブロッキング性は向上するが柔軟
性は低下する。本発明のフィルムにおいては、前記多価
アルコールの添加によりフィルムの柔軟性が改善される
ため、耐ブロッキンブ性向上のために水分率を低減させ
た場合も柔軟性が保持できるものであり、水分率は25
重量%以下であり、好ましくは20重量%以下である。
本発明においては、多糖フィルムの厚さが10〜40μ
mであることが、食肉用ケーシングとして使用するため
には重要である。これは、多糖フィルムが10μm未満
であると、フィルムの強度が不十分となり肉片へのラッ
ピングの際等にフィルムが破損するためであり、逆に、
40μmを越えるとスチーミング処理や加熱処理後にフ
ィルムが肉片表面に残存するためである。
【0010】本発明においては、フィルムの物性を大き
く損なわない範囲で、可食性の無機物あるいは有機物の
粉末、着色料、香料等の添加物を添加したり塗布しても
よい。特に、炭酸カルシウム等の可食性無機物を添加し
たり、過食性ワックスを表面にコーティングすることに
よって、多糖フィルムの耐ブロッキング性を向上させる
ことができ好ましい。可食性無機物を使用する場合に
は、無機物を0.5〜10重量%の範囲で添加すること
が好ましい。これは、無機物が0.5重量%未満では耐
ブロッキング性向上の効果が少なく、10重量%を越え
るとフィルムの強度が低下するためである。また、カラ
メル等の可食性色素を添加することにより、スモーク工
程でのスモーク色の斑を目立たなくすることができ好ま
しいものである。
く損なわない範囲で、可食性の無機物あるいは有機物の
粉末、着色料、香料等の添加物を添加したり塗布しても
よい。特に、炭酸カルシウム等の可食性無機物を添加し
たり、過食性ワックスを表面にコーティングすることに
よって、多糖フィルムの耐ブロッキング性を向上させる
ことができ好ましい。可食性無機物を使用する場合に
は、無機物を0.5〜10重量%の範囲で添加すること
が好ましい。これは、無機物が0.5重量%未満では耐
ブロッキング性向上の効果が少なく、10重量%を越え
るとフィルムの強度が低下するためである。また、カラ
メル等の可食性色素を添加することにより、スモーク工
程でのスモーク色の斑を目立たなくすることができ好ま
しいものである。
【0011】本発明の多糖フィルムは、多価アルコール
類と水の重量比が20/80乃至0.2/99.8の媒
体に水溶性多糖類を溶解した溶液、又は水に水溶性多糖
類を溶解した水溶液に多価アルコール類/水の重量比が
20/80乃至0.2/99.8となるように多価アル
コール類を混合した溶液からフィルムを成形した後、乾
燥することにより製造できる。水溶液中の水溶性多糖類
の濃度は20重量%以下とすることが好ましく、より好
ましくは10重量%以下である。これは、水溶性多糖類
の濃度が20重量%を超えると水溶性多糖類の水への完
全な溶解が困難となり、フィルムへの賦形性が低下し易
くなるためである。水溶性多糖類水溶液の調整は、70
℃以上に加熱した条件下で溶解性を促進させて行うこと
が好ましい。
類と水の重量比が20/80乃至0.2/99.8の媒
体に水溶性多糖類を溶解した溶液、又は水に水溶性多糖
類を溶解した水溶液に多価アルコール類/水の重量比が
20/80乃至0.2/99.8となるように多価アル
コール類を混合した溶液からフィルムを成形した後、乾
燥することにより製造できる。水溶液中の水溶性多糖類
の濃度は20重量%以下とすることが好ましく、より好
ましくは10重量%以下である。これは、水溶性多糖類
の濃度が20重量%を超えると水溶性多糖類の水への完
全な溶解が困難となり、フィルムへの賦形性が低下し易
くなるためである。水溶性多糖類水溶液の調整は、70
℃以上に加熱した条件下で溶解性を促進させて行うこと
が好ましい。
【0012】また、必要により水溶性多糖類は、予め水
中で膨潤させ溶解性を高めるようにしてもよい。水溶性
多糖類を溶解させる媒体のpHは6乃至9程度でよい
が、アルカリ領域で溶解が促進されるアルギン酸等の多
糖類では、媒体のpH領域を適宜アルカリ側にして溶解
してもよい。得られた水溶性多糖類溶液を脱泡して、ド
ラム、スチールベルト、ポリテトラフルオロエチレン含
浸ガラス織物、各種プラスッチクフィルム・シート等の
支持体上に所定の厚みになるように流延し、支持体側か
らの電熱、熱風あるいは赤外線輻射等によりフィルム層
中の水分率が25重量%以下、好ましくは20重量%以
下となるように乾燥すればフィルムを形成することがで
きる。このようにして得られたフィルムは、連続してロ
ール状に巻き取ってもほとんどブロッキングを起こすこ
とがない。
中で膨潤させ溶解性を高めるようにしてもよい。水溶性
多糖類を溶解させる媒体のpHは6乃至9程度でよい
が、アルカリ領域で溶解が促進されるアルギン酸等の多
糖類では、媒体のpH領域を適宜アルカリ側にして溶解
してもよい。得られた水溶性多糖類溶液を脱泡して、ド
ラム、スチールベルト、ポリテトラフルオロエチレン含
浸ガラス織物、各種プラスッチクフィルム・シート等の
支持体上に所定の厚みになるように流延し、支持体側か
らの電熱、熱風あるいは赤外線輻射等によりフィルム層
中の水分率が25重量%以下、好ましくは20重量%以
下となるように乾燥すればフィルムを形成することがで
きる。このようにして得られたフィルムは、連続してロ
ール状に巻き取ってもほとんどブロッキングを起こすこ
とがない。
【0013】本発明の食肉用ゲーシングは、多糖フィル
ムを肉片に巻き付けて使用するフラットケーシングとし
て、あるいは多糖フィルムをあらかじめチューブ状に成
形した中に食肉を詰め込んで使用するいずれも方法でも
使用できる。本発明の多糖フィルムを食肉のフラットケ
ーシングとして使用する場合、1枚の多糖フィルムを肉
片の片側から肉片の周囲に巻き、フィルムの縁端部を重
ねあわせるか、あるいは2枚の多糖フィルムを肉片の相
対する側から肉片の周囲に巻き、2枚の多糖フィルムの
縁端部を重ね合わせることによって包装できる。その上
に筒状の弾性ネット等を被着するが、多糖フィルムの損
傷を防ぐためには、多糖フィルムとネット等を同時に被
着することが好ましい。多糖フィルムとネット等の被着
には、例えば特開昭61−124355号に記載されて
いるような肉製品製造装置等を用いることができる。
ムを肉片に巻き付けて使用するフラットケーシングとし
て、あるいは多糖フィルムをあらかじめチューブ状に成
形した中に食肉を詰め込んで使用するいずれも方法でも
使用できる。本発明の多糖フィルムを食肉のフラットケ
ーシングとして使用する場合、1枚の多糖フィルムを肉
片の片側から肉片の周囲に巻き、フィルムの縁端部を重
ねあわせるか、あるいは2枚の多糖フィルムを肉片の相
対する側から肉片の周囲に巻き、2枚の多糖フィルムの
縁端部を重ね合わせることによって包装できる。その上
に筒状の弾性ネット等を被着するが、多糖フィルムの損
傷を防ぐためには、多糖フィルムとネット等を同時に被
着することが好ましい。多糖フィルムとネット等の被着
には、例えば特開昭61−124355号に記載されて
いるような肉製品製造装置等を用いることができる。
【0014】また、多糖フィルムをチューブ状に成形し
て使用する場合には、接着剤によって接合してチューブ
を形成することができる。また、あらかじめ多糖フィル
ムの所要部分に接着層を形成したものであってもよい。
使用される接着剤あるいは接着層としては、特に限定さ
れるものではないが、ゼラチン、デキストリンやポリビ
ニルアルコール系等の粘着剤やホットメルト剤等が挙げ
られる。ホットメルト剤としては、熱可塑性を有する物
質であれば特に限定されるものではなく、エチレン−酢
酸ビニルコポリマー、ポリエチレン、ポリイソブチレ
ン、ポリアミド、ポリ酢酸ビニル、ポリエステル、エチ
レン−アクリル酸エチルコポリマー、ポリカーボネー
ト、ポリビニルエーテル、ポリビニルアルコール、ポリ
ウレタン等の合成高分子、カルナウバろう、カンデリラ
ろう、鯨ろう、米ぬかろう、みつろう、パラフィンワッ
クス、マイクロクリスタリンワックス等のワックス類、
ガタバーチャ、サンダラック樹脂、シェラック、ジエル
トン、ソバル、チクルガム、ダンマル、ミルア樹脂、ペ
ルーバルサム等の天然樹脂等が挙げられる。特に、ポリ
ビニルアルコール等等の水溶性のものを使用した場合に
は、フィルム全体が容易に溶解するので好ましい。
て使用する場合には、接着剤によって接合してチューブ
を形成することができる。また、あらかじめ多糖フィル
ムの所要部分に接着層を形成したものであってもよい。
使用される接着剤あるいは接着層としては、特に限定さ
れるものではないが、ゼラチン、デキストリンやポリビ
ニルアルコール系等の粘着剤やホットメルト剤等が挙げ
られる。ホットメルト剤としては、熱可塑性を有する物
質であれば特に限定されるものではなく、エチレン−酢
酸ビニルコポリマー、ポリエチレン、ポリイソブチレ
ン、ポリアミド、ポリ酢酸ビニル、ポリエステル、エチ
レン−アクリル酸エチルコポリマー、ポリカーボネー
ト、ポリビニルエーテル、ポリビニルアルコール、ポリ
ウレタン等の合成高分子、カルナウバろう、カンデリラ
ろう、鯨ろう、米ぬかろう、みつろう、パラフィンワッ
クス、マイクロクリスタリンワックス等のワックス類、
ガタバーチャ、サンダラック樹脂、シェラック、ジエル
トン、ソバル、チクルガム、ダンマル、ミルア樹脂、ペ
ルーバルサム等の天然樹脂等が挙げられる。特に、ポリ
ビニルアルコール等等の水溶性のものを使用した場合に
は、フィルム全体が容易に溶解するので好ましい。
【0015】接着層の厚さは特に限定されるのもではな
いが、0.1〜10μmの範囲で形成することが好まし
く、さらに好ましくは1〜3μmの範囲である。これ
は、厚さが10μmを超えた場合には、接着層が強固な
層となりフィルムとしての柔軟性に劣り、逆に0.1μ
m未満では接着層にムラが生じたり、接着強度が不十分
となったりするためである。
いが、0.1〜10μmの範囲で形成することが好まし
く、さらに好ましくは1〜3μmの範囲である。これ
は、厚さが10μmを超えた場合には、接着層が強固な
層となりフィルムとしての柔軟性に劣り、逆に0.1μ
m未満では接着層にムラが生じたり、接着強度が不十分
となったりするためである。
【0016】また、接着層を形成する場合には、多糖フ
ィルムとの接着強度を向上させるために、多糖フィルム
と接着層との間に中間層を形成してもよいし、多糖フィ
ルムの表面に凹凸を形成して接着面積を拡大させ接着強
度を向上させてもよい。中間層としては、蛋白質や界面
活性剤等の分子鎖内に親水部と疎水部を有する物質が使
用でき、ゼラチン、大豆蛋白、カゼインソーダ等の水溶
性可食物質である蛋白質が好ましく、多糖類層フィルム
の全面に蛋白質水溶液を塗布した後、熱風乾燥すること
により形成することができる。また、多糖フィルムの表
面に凹凸を形成するは、例えばフィルム成膜時に表面に
凹凸を有する支持体を使用したり、成膜時または成膜後
に加圧ロール等でエンボス加工によって行うことができ
る。
ィルムとの接着強度を向上させるために、多糖フィルム
と接着層との間に中間層を形成してもよいし、多糖フィ
ルムの表面に凹凸を形成して接着面積を拡大させ接着強
度を向上させてもよい。中間層としては、蛋白質や界面
活性剤等の分子鎖内に親水部と疎水部を有する物質が使
用でき、ゼラチン、大豆蛋白、カゼインソーダ等の水溶
性可食物質である蛋白質が好ましく、多糖類層フィルム
の全面に蛋白質水溶液を塗布した後、熱風乾燥すること
により形成することができる。また、多糖フィルムの表
面に凹凸を形成するは、例えばフィルム成膜時に表面に
凹凸を有する支持体を使用したり、成膜時または成膜後
に加圧ロール等でエンボス加工によって行うことができ
る。
【0017】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を説明する。 実施例1 κ−カラギーナン7重量部をグリセリン3重量部と水1
00重量部の混合液中に分散させ、85℃に昇温して6
0分間撹拌し、カラギーナンを溶解させた。得られた溶
液を、温度85℃に保持したまま減圧脱泡した後、内部
に95℃の熱水を循環し加熱してあるドラムの上に連続
して流延し、ドラム上の滞在時間を4分間として紙管に
巻取って水分16%、厚さ30μmの多糖フィルムを得
た。得られた多糖フィルムは、水溶性多糖類と多価アル
コールの重量比率は7:3であり、JIS−Z1707
に準拠して測定した引張強度および引張伸度は、それぞ
れ3.9Kg/mm・mm、65%であった。また、J
ASのレトルトパウチに関する規格に準拠して測定した
突刺強度は0.88Kgであった。
00重量部の混合液中に分散させ、85℃に昇温して6
0分間撹拌し、カラギーナンを溶解させた。得られた溶
液を、温度85℃に保持したまま減圧脱泡した後、内部
に95℃の熱水を循環し加熱してあるドラムの上に連続
して流延し、ドラム上の滞在時間を4分間として紙管に
巻取って水分16%、厚さ30μmの多糖フィルムを得
た。得られた多糖フィルムは、水溶性多糖類と多価アル
コールの重量比率は7:3であり、JIS−Z1707
に準拠して測定した引張強度および引張伸度は、それぞ
れ3.9Kg/mm・mm、65%であった。また、J
ASのレトルトパウチに関する規格に準拠して測定した
突刺強度は0.88Kgであった。
【0018】この多糖フィルムを豚もも肉100重量部
にピックル液30重量部を添加した肉片の片側から肉片
の周囲に巻き、フィルムの縁端を重ね合わせて肉片を包
装すると同時に筒状の弾性ネットを被着した。この肉片
を温度60℃、湿度40%で30分間熟成し、温度60
℃、湿度5%で40分間乾燥した後、温度70℃、湿度
99%で20分間薫煙し、温度80℃、湿度99%で9
0分間蒸煮した。続いて、18℃の水で5分間冷却した
後、さらに温度5℃、湿度30%で15時間冷却してボ
ンレスハムを得た。
にピックル液30重量部を添加した肉片の片側から肉片
の周囲に巻き、フィルムの縁端を重ね合わせて肉片を包
装すると同時に筒状の弾性ネットを被着した。この肉片
を温度60℃、湿度40%で30分間熟成し、温度60
℃、湿度5%で40分間乾燥した後、温度70℃、湿度
99%で20分間薫煙し、温度80℃、湿度99%で9
0分間蒸煮した。続いて、18℃の水で5分間冷却した
後、さらに温度5℃、湿度30%で15時間冷却してボ
ンレスハムを得た。
【0019】多糖フィルムをラッピングして製造したハ
ムは、多糖フィルムがスチーミング工程中に溶解してお
り肉表面への残存は認められず、肉片の色合い等の外観
が良く、食感の良いものであった。また、ネットを取り
外す場合の肉の損失がなく、保水性にも優れているた
め、コラーゲンフィルムを用いたものより歩留り(重
量)が約8%もアップするとともに、肉もジューシーな
ものであった。さらに、多糖フィルムの肉片へのラッピ
ングは、多糖フィルムの耐水性が高いため肉片への余分
な付着や裂けなどの発生がなく、容易に操作できるもの
であった。
ムは、多糖フィルムがスチーミング工程中に溶解してお
り肉表面への残存は認められず、肉片の色合い等の外観
が良く、食感の良いものであった。また、ネットを取り
外す場合の肉の損失がなく、保水性にも優れているた
め、コラーゲンフィルムを用いたものより歩留り(重
量)が約8%もアップするとともに、肉もジューシーな
ものであった。さらに、多糖フィルムの肉片へのラッピ
ングは、多糖フィルムの耐水性が高いため肉片への余分
な付着や裂けなどの発生がなく、容易に操作できるもの
であった。
【0020】実施例2 κ−カラギーナン7重量部、グリセリン5重量部、炭酸
カルシウム1重量部と水100重量部を、実施例1と同
一の方法で水分15%、厚さ24μmの多糖フィルムを
得た。この多糖フィルムを42cm×42cmのシート
状にし、豚もも肉100重量部にピックル液100重量
部を添加しインジェクションした肉片1.85Kgの周
囲に巻き、フィルムの縁端を重ね合わせて肉片を包装す
ると同時に筒状の弾性ネットを被着した。この肉片を温
度70℃、湿度45%で90分間乾燥した後、温度78
℃、湿度45%で60分間ウェットスモークし、温度8
0℃、湿度98%で90分間蒸煮した。続いて、温度5
℃、湿度30%で15時間冷却してボンレスハム1.7
1Kgを得た。
カルシウム1重量部と水100重量部を、実施例1と同
一の方法で水分15%、厚さ24μmの多糖フィルムを
得た。この多糖フィルムを42cm×42cmのシート
状にし、豚もも肉100重量部にピックル液100重量
部を添加しインジェクションした肉片1.85Kgの周
囲に巻き、フィルムの縁端を重ね合わせて肉片を包装す
ると同時に筒状の弾性ネットを被着した。この肉片を温
度70℃、湿度45%で90分間乾燥した後、温度78
℃、湿度45%で60分間ウェットスモークし、温度8
0℃、湿度98%で90分間蒸煮した。続いて、温度5
℃、湿度30%で15時間冷却してボンレスハム1.7
1Kgを得た。
【0021】多糖フィルムをラッピングして製造したハ
ムは、多糖フィルムがスチーミング工程中に溶解してお
り肉表面への残存は認められず、肉片の色合い等の外観
が良く、食感の良いものであった。また、カラギーナン
の残量を測定したところ、0.005重量%以下であっ
た。さらに、多糖フィルムは耐ブロッキング性に優れて
おり、容易に取扱ができるものであった。
ムは、多糖フィルムがスチーミング工程中に溶解してお
り肉表面への残存は認められず、肉片の色合い等の外観
が良く、食感の良いものであった。また、カラギーナン
の残量を測定したところ、0.005重量%以下であっ
た。さらに、多糖フィルムは耐ブロッキング性に優れて
おり、容易に取扱ができるものであった。
【0022】実施例3 カラメル5重量部を用いた以外は、実施例2と同一の方
法で水分15%、厚さ24μmの多糖フィルムを得た。
この多糖フィルムを折巾100cm、長さ200cmの
チューブ状にし、その中に通常のスタッファーを用いて
ピックル液80重量部をインジェクションした肉片80
0gを充填し、実施例2と同様の方法で焼ブタ740g
を得た。多糖フィルムは、スチーミング工程中に溶解し
肉表面の残存は認められなかった。また、スモーク斑の
少ない良好な外観を呈していた。
法で水分15%、厚さ24μmの多糖フィルムを得た。
この多糖フィルムを折巾100cm、長さ200cmの
チューブ状にし、その中に通常のスタッファーを用いて
ピックル液80重量部をインジェクションした肉片80
0gを充填し、実施例2と同様の方法で焼ブタ740g
を得た。多糖フィルムは、スチーミング工程中に溶解し
肉表面の残存は認められなかった。また、スモーク斑の
少ない良好な外観を呈していた。
【0023】比較例1 実施例と同一の方法で、厚さ50μmの多糖フィルムを
得た。得られたフィルムを用いて、実施例1と同様にボ
ンレスハムを製造した。多糖フィルムをラッピングして
製造したハムは、肉表面に未溶解の多糖フィルムが残存
しており、食感の良いものではなかった。
得た。得られたフィルムを用いて、実施例1と同様にボ
ンレスハムを製造した。多糖フィルムをラッピングして
製造したハムは、肉表面に未溶解の多糖フィルムが残存
しており、食感の良いものではなかった。
【0024】比較例2 実施例と同一の方法で、厚さ5μmの多糖フィルムを得
た。得られたフィルムを用いて、実施例1と同様に肉片
を包装したが、包装時にフィルムが破損し十分に包装す
ることができなかった。
た。得られたフィルムを用いて、実施例1と同様に肉片
を包装したが、包装時にフィルムが破損し十分に包装す
ることができなかった。
【0025】
【発明の効果】本発明の食肉用ケーシングは、耐水性が
高く肉片へのラッピングが容易で、スチーミング処理に
より溶解するため肉片の外観や食感がのよい食肉製品が
得られる。また、保水性が高く、保形用ネットを取外す
際に肉の損失がないため、肉片の歩留りが良く、ジュー
シーな肉を得ることができるものである。
高く肉片へのラッピングが容易で、スチーミング処理に
より溶解するため肉片の外観や食感がのよい食肉製品が
得られる。また、保水性が高く、保形用ネットを取外す
際に肉の損失がないため、肉片の歩留りが良く、ジュー
シーな肉を得ることができるものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 カラギーナンが20重量%以上である水
溶性多糖類と多価アルコール類および水を主成分とし、
水分率が25重量%以下であり、多価アルコール類と水
溶性多糖類との重量比が0.2〜1である厚さ10〜4
0μmの多糖フィルムからなることを特徴とする食肉用
ケーシング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4133573A JPH05317001A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 食肉用ケーシング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4133573A JPH05317001A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 食肉用ケーシング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05317001A true JPH05317001A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=15107973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4133573A Pending JPH05317001A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 食肉用ケーシング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05317001A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004506435A (ja) * | 2000-08-25 | 2004-03-04 | ダブリュー. ルイテンバーグ シーゼットエヌ. エヌ.ブイ. | 食材をコーティングするための組成物および方法 |
JP2016123312A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | プリマハム株式会社 | レトルトソーセージの製造方法 |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP4133573A patent/JPH05317001A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004506435A (ja) * | 2000-08-25 | 2004-03-04 | ダブリュー. ルイテンバーグ シーゼットエヌ. エヌ.ブイ. | 食材をコーティングするための組成物および方法 |
JP4748921B2 (ja) * | 2000-08-25 | 2011-08-17 | ダブリュー. ルイテンバーグ シーゼットエヌ. エヌ.ブイ. | 食材をコーティングするための組成物および方法 |
JP2016123312A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | プリマハム株式会社 | レトルトソーセージの製造方法 |
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