JPH05316891A - 海藻の養殖方法およびその装置 - Google Patents
海藻の養殖方法およびその装置Info
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- JPH05316891A JPH05316891A JP15263192A JP15263192A JPH05316891A JP H05316891 A JPH05316891 A JP H05316891A JP 15263192 A JP15263192 A JP 15263192A JP 15263192 A JP15263192 A JP 15263192A JP H05316891 A JPH05316891 A JP H05316891A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】海藻の養殖において、着床した海藻の胞子に肥
料が安定して供給されるようにし、海流や地形等の地域
的条件に関係なく効率よく養殖できるようにする。 【構成】養殖装置Aは筏枠ロープ1と浮子2を備えてい
る。筏枠ロープ1の両端部には錨ロープ3が繋れてい
る。筏枠ロープ1には吊りロープ5を介して養殖基材7
が吊設されている。養殖基材7は養殖母材71と、着床
部材72からなり、養殖母材71は筏枠ロープ1に吊設
されている。養殖母材71はパイプ状で、内部には肥料
を収容する収容部710が設けてある。収容部710の
周壁部には溶出部である溶出孔711が設けてある。着
床部材72は、着床基体720と種糸722を備えてい
る。
料が安定して供給されるようにし、海流や地形等の地域
的条件に関係なく効率よく養殖できるようにする。 【構成】養殖装置Aは筏枠ロープ1と浮子2を備えてい
る。筏枠ロープ1の両端部には錨ロープ3が繋れてい
る。筏枠ロープ1には吊りロープ5を介して養殖基材7
が吊設されている。養殖基材7は養殖母材71と、着床
部材72からなり、養殖母材71は筏枠ロープ1に吊設
されている。養殖母材71はパイプ状で、内部には肥料
を収容する収容部710が設けてある。収容部710の
周壁部には溶出部である溶出孔711が設けてある。着
床部材72は、着床基体720と種糸722を備えてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、わかめや昆布あるいは
珪藻等の海藻類を養殖する海藻の養殖方法およびその装
置に関するものである。
珪藻等の海藻類を養殖する海藻の養殖方法およびその装
置に関するものである。
【0002】
【従来技術】天然のわかめや昆布あるいは珪藻等の海藻
類は海底の岩礁等に着床して成育しているが、養殖の場
合はこれと同じ条件で成育させることは困難である。そ
こで従来は、例えばわかめの養殖においては、胞子菌を
撚糸に付着させて種糸をつくり、養殖用の幹ロープにこ
の種糸を捲着し、海上に設置した養殖用いかだに、この
幹ロープを適宜間隔で固定して海藻を成育させていた。
類は海底の岩礁等に着床して成育しているが、養殖の場
合はこれと同じ条件で成育させることは困難である。そ
こで従来は、例えばわかめの養殖においては、胞子菌を
撚糸に付着させて種糸をつくり、養殖用の幹ロープにこ
の種糸を捲着し、海上に設置した養殖用いかだに、この
幹ロープを適宜間隔で固定して海藻を成育させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】けれども、上記した海
藻の養殖方法および装置には次のような課題があった。
すなわち海藻は天然物でも養殖物であっても海中に浮遊
している養分を根や葉から取り入れて成育している。し
かし天然の養分は海流や地形等、地域的な条件に影響を
受け、常に安定して供給されるわけではない。このため
場所によっては海藻の成育が良くない所もあるので、養
殖場の選定が難しい。
藻の養殖方法および装置には次のような課題があった。
すなわち海藻は天然物でも養殖物であっても海中に浮遊
している養分を根や葉から取り入れて成育している。し
かし天然の養分は海流や地形等、地域的な条件に影響を
受け、常に安定して供給されるわけではない。このため
場所によっては海藻の成育が良くない所もあるので、養
殖場の選定が難しい。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本発明の技術手段は次のとおりである。第1の
発明にあっては、海藻の養殖方法であって、この方法
は、養殖母材に肥料を収容し、前記養殖母材から取り外
し可能で、且つ海藻の種付けがしてある着床部材を前記
養殖母材に装着して海中に沈めて、前記養殖母材に収容
された肥料を溶出させるようにした、海藻の養殖方法で
ある。第2の発明にあっては、海藻養殖装置であって、
この装置は、養殖母材と、この養殖母材に着脱可能で、
且つ海藻の種付けができる着床部材と、を有する養殖基
材を備え、前記養殖母材には、肥料を収容する収容部
と、この収容部から肥料を溶出させる溶出部が設けてあ
る、海藻の養殖装置である。第3の発明にあっては、海
藻養殖装置であって、この装置は、養殖基材と、この養
殖基材の沈降を防止する浮上手段と、前記養殖基材を係
留する係留手段と、を備え、前記養殖基材は、養殖母材
と、この養殖母材に着脱可能で海藻の種付けができる着
床部材と、を備え、前記養殖母材には、肥料を収容する
収容部と、この収容部から肥料を溶出させる溶出部が設
けてある、海藻の養殖装置である。第4の発明にあって
は、海藻養殖装置であって、この装置は、養殖基材と、
この養殖基材の近傍に設けてある肥料供給部材と、を備
え、前記養殖基材は、養殖母材と、この養殖母材に着脱
可能で、且つ海藻の種付けができる着床部材と、を備
え、前記肥料供給部材には、肥料を収容する収容部と、
この収容部から肥料を溶出させる溶出部が設けてある、
海藻の養殖装置である。
に講じた本発明の技術手段は次のとおりである。第1の
発明にあっては、海藻の養殖方法であって、この方法
は、養殖母材に肥料を収容し、前記養殖母材から取り外
し可能で、且つ海藻の種付けがしてある着床部材を前記
養殖母材に装着して海中に沈めて、前記養殖母材に収容
された肥料を溶出させるようにした、海藻の養殖方法で
ある。第2の発明にあっては、海藻養殖装置であって、
この装置は、養殖母材と、この養殖母材に着脱可能で、
且つ海藻の種付けができる着床部材と、を有する養殖基
材を備え、前記養殖母材には、肥料を収容する収容部
と、この収容部から肥料を溶出させる溶出部が設けてあ
る、海藻の養殖装置である。第3の発明にあっては、海
藻養殖装置であって、この装置は、養殖基材と、この養
殖基材の沈降を防止する浮上手段と、前記養殖基材を係
留する係留手段と、を備え、前記養殖基材は、養殖母材
と、この養殖母材に着脱可能で海藻の種付けができる着
床部材と、を備え、前記養殖母材には、肥料を収容する
収容部と、この収容部から肥料を溶出させる溶出部が設
けてある、海藻の養殖装置である。第4の発明にあって
は、海藻養殖装置であって、この装置は、養殖基材と、
この養殖基材の近傍に設けてある肥料供給部材と、を備
え、前記養殖基材は、養殖母材と、この養殖母材に着脱
可能で、且つ海藻の種付けができる着床部材と、を備
え、前記肥料供給部材には、肥料を収容する収容部と、
この収容部から肥料を溶出させる溶出部が設けてある、
海藻の養殖装置である。
【0005】
【実施例】本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1は海藻の養殖装置の一実施例を示す
説明図、図2は養殖母材の中間部を省略した説明図、図
3は着床部材の中間部を省略した説明図である。符号A
は養殖装置で、浮上手段である筏枠ロープ1を備えてい
る。筏枠ロープ1には浮子2がほぼ等間隔で四個取付け
られている。筏枠ロープ1の両端部には、係留手段であ
る所要の長さの錨ロープ3の一端部が繋れており、各錨
ロープ3の他端部は海底に沈められた錨4に繋れてい
る。また、筏枠ロープ1の下方には、四本の吊りロープ
5を介して、養殖基材7が吊設されている。養殖基材7
は養殖母材71と、この養殖母材71に装着される三個
の着床部材72からなり、養殖母材71は筏枠ロープ1
とほぼ平行に吊設されている。なお本実施例では水平で
あるが垂直に吊設してもよい。
細に説明する。図1は海藻の養殖装置の一実施例を示す
説明図、図2は養殖母材の中間部を省略した説明図、図
3は着床部材の中間部を省略した説明図である。符号A
は養殖装置で、浮上手段である筏枠ロープ1を備えてい
る。筏枠ロープ1には浮子2がほぼ等間隔で四個取付け
られている。筏枠ロープ1の両端部には、係留手段であ
る所要の長さの錨ロープ3の一端部が繋れており、各錨
ロープ3の他端部は海底に沈められた錨4に繋れてい
る。また、筏枠ロープ1の下方には、四本の吊りロープ
5を介して、養殖基材7が吊設されている。養殖基材7
は養殖母材71と、この養殖母材71に装着される三個
の着床部材72からなり、養殖母材71は筏枠ロープ1
とほぼ平行に吊設されている。なお本実施例では水平で
あるが垂直に吊設してもよい。
【0006】図2および図3を参照して養殖母材と着床
部材の構造を説明する。養殖母材71は合成樹脂製のパ
イプ状で、内部は肥料を収容する収容部710となって
いる。収容部710の周壁部には溶出部である所要数の
溶出孔711が設けてある。養殖母材71の両端部には
栓体712が装着してある。また養殖母材71の両端部
寄りには吊りロープ5を繋ぐロープ孔714が設けてあ
り、両栓体712にもロープ孔714と対応するロープ
孔716が貫通して設けてある。そして収容部710に
は肥料718が収容してある。着床部材72は、全体形
状がほぼ円筒状の着床基体720と種糸722からな
る。着床基体720の周壁部には多数の通水孔724が
設けられている。また着床基体720の一端側には、相
対向して二か所に係止部726が切欠して設けてある。
着床基体720の他端側には、海藻の胞子を付着させた
種糸722の一端が結んである。そして種糸722は着
床基体720に螺旋状に捲き付けられて、他端部は前記
係止部726の一方に係止されている。着床部材72
は、前記養殖母材71に、それぞれ各吊りロープ5の間
に位置するように装着してある。
部材の構造を説明する。養殖母材71は合成樹脂製のパ
イプ状で、内部は肥料を収容する収容部710となって
いる。収容部710の周壁部には溶出部である所要数の
溶出孔711が設けてある。養殖母材71の両端部には
栓体712が装着してある。また養殖母材71の両端部
寄りには吊りロープ5を繋ぐロープ孔714が設けてあ
り、両栓体712にもロープ孔714と対応するロープ
孔716が貫通して設けてある。そして収容部710に
は肥料718が収容してある。着床部材72は、全体形
状がほぼ円筒状の着床基体720と種糸722からな
る。着床基体720の周壁部には多数の通水孔724が
設けられている。また着床基体720の一端側には、相
対向して二か所に係止部726が切欠して設けてある。
着床基体720の他端側には、海藻の胞子を付着させた
種糸722の一端が結んである。そして種糸722は着
床基体720に螺旋状に捲き付けられて、他端部は前記
係止部726の一方に係止されている。着床部材72
は、前記養殖母材71に、それぞれ各吊りロープ5の間
に位置するように装着してある。
【0007】(作 用)図1ないし図3を参照して本実
施例の作用を説明する。図1に示すように養殖装置Aを
海中に設置すると、養殖母材71の収容部710内の肥
料718が溶出孔711から溶出し、着床部材72の通
水孔724を通過して種糸722の胞子に施肥される。
この状態で一定期間設置しておけば、肥料が安定して供
給されるので着床部材72の種糸722にわかめ等の海
藻Gが着床し、効率よく成育する。また着床部材72は
それぞれが独立しており、養殖母材71からの取り外し
が可能である。このため成育した海藻Gを採取する際
は、海藻Gの根を切断せずに着床部材72ごと養殖母材
71から引き抜くようにする。したがって、採取された
海藻Gは依然生息状態にあり、鮮度が保たれるため、従
来のように根を切って生息を断った状態で採取したもの
と比較して長期の保存が可能である。なお、海藻Gは着
床部材72ごと料亭の生け簀などに移せば水の浄化役立
ち、海藻の腐敗による病気の発生の心配もない。また例
えばタコ等を籠に誘導する際の餌として使用することが
あるが、着床部材72ごと採取した海藻Gは、ばらばら
にならず取り扱いがしやすい利点がある。
施例の作用を説明する。図1に示すように養殖装置Aを
海中に設置すると、養殖母材71の収容部710内の肥
料718が溶出孔711から溶出し、着床部材72の通
水孔724を通過して種糸722の胞子に施肥される。
この状態で一定期間設置しておけば、肥料が安定して供
給されるので着床部材72の種糸722にわかめ等の海
藻Gが着床し、効率よく成育する。また着床部材72は
それぞれが独立しており、養殖母材71からの取り外し
が可能である。このため成育した海藻Gを採取する際
は、海藻Gの根を切断せずに着床部材72ごと養殖母材
71から引き抜くようにする。したがって、採取された
海藻Gは依然生息状態にあり、鮮度が保たれるため、従
来のように根を切って生息を断った状態で採取したもの
と比較して長期の保存が可能である。なお、海藻Gは着
床部材72ごと料亭の生け簀などに移せば水の浄化役立
ち、海藻の腐敗による病気の発生の心配もない。また例
えばタコ等を籠に誘導する際の餌として使用することが
あるが、着床部材72ごと採取した海藻Gは、ばらばら
にならず取り扱いがしやすい利点がある。
【0008】図4は他の養殖装置の養殖基材と肥料供給
部材の実施例を示す斜視図である。本実施例における養
殖基材7aは四角形の枠体73の中段部に二本並設して
ある。養殖基材7aは養殖母材71aが着床部材72a
を二本装着できる長さに短くなっているだけで他は前記
養殖基材7の構造と同様である。なお養殖母材71aの
ロープ孔714および栓体712のロープ孔716は養
殖基材7aを枠体73に固定するための番線74を通す
孔となっている。養殖基材7a下方の枠体73底部には
肥料供給部材であるタイヤ75が取付けてある。タイヤ
75内部の収容部750には肥料752が収容してあ
り、収容部750の開口部753が溶出部となってい
る。なお符号76は把手ロープで、枠体73の両側二箇
所に設けてある。そして養殖基材7aとタイヤ75を備
えた枠体73を、図1に示す養殖基材7の代わりにほぼ
同様に取付ける。なお枠体73を海底に設置することも
できる。これによれば、前記養殖装置Aと同様の作用効
果を有するものである。本発明は図示の実施例に限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲の記載内において種
々の変形が可能である。
部材の実施例を示す斜視図である。本実施例における養
殖基材7aは四角形の枠体73の中段部に二本並設して
ある。養殖基材7aは養殖母材71aが着床部材72a
を二本装着できる長さに短くなっているだけで他は前記
養殖基材7の構造と同様である。なお養殖母材71aの
ロープ孔714および栓体712のロープ孔716は養
殖基材7aを枠体73に固定するための番線74を通す
孔となっている。養殖基材7a下方の枠体73底部には
肥料供給部材であるタイヤ75が取付けてある。タイヤ
75内部の収容部750には肥料752が収容してあ
り、収容部750の開口部753が溶出部となってい
る。なお符号76は把手ロープで、枠体73の両側二箇
所に設けてある。そして養殖基材7aとタイヤ75を備
えた枠体73を、図1に示す養殖基材7の代わりにほぼ
同様に取付ける。なお枠体73を海底に設置することも
できる。これによれば、前記養殖装置Aと同様の作用効
果を有するものである。本発明は図示の実施例に限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲の記載内において種
々の変形が可能である。
【0009】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)養殖装置を海中に設置すると、養殖母材または肥
料供給部材の収容部内の肥料が溶出部から溶出し、着床
部材に種付けされる海藻の胞子に施肥される。この状態
で一定期間設置しておけば、肥料が安定して供給される
ので着床部材にわかめ等の海藻が着床し、効率よく成育
する。このように海流や地形等の地域的条件に関係なく
海藻が養殖できる。 (b)海藻は、養殖装置からそれぞれ独立して分離可能
な着床部材に着床成育するようにしているので、海藻は
根を切断せずに着床部材ごと採取することができる。し
たがって海藻は、採取後も生息状態にあり、長期間鮮度
が保たれ、例えばウニやアワビ等の飼料として用いる場
合も、海藻が腐敗しにくく、それによる病気発生の危険
も軽減される。
する。 (a)養殖装置を海中に設置すると、養殖母材または肥
料供給部材の収容部内の肥料が溶出部から溶出し、着床
部材に種付けされる海藻の胞子に施肥される。この状態
で一定期間設置しておけば、肥料が安定して供給される
ので着床部材にわかめ等の海藻が着床し、効率よく成育
する。このように海流や地形等の地域的条件に関係なく
海藻が養殖できる。 (b)海藻は、養殖装置からそれぞれ独立して分離可能
な着床部材に着床成育するようにしているので、海藻は
根を切断せずに着床部材ごと採取することができる。し
たがって海藻は、採取後も生息状態にあり、長期間鮮度
が保たれ、例えばウニやアワビ等の飼料として用いる場
合も、海藻が腐敗しにくく、それによる病気発生の危険
も軽減される。
【図1】海藻の養殖装置の一実施例を示す説明図であ
る。
る。
【図2】養殖母材の中間部を省略した説明図である。
【図3】着床部材の中間部を省略した説明図である。
【図4】他の養殖装置の養殖基材と肥料供給部材の実施
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
A 養殖装置 1 筏枠ロープ 2 浮子 3 錨ロープ 4 錨 5 吊りロープ 7、7a 養殖基材 71、71a 養殖母材 710 収容部 711 溶出孔 72、72a 着床部材 75 タイヤ 750 収容部 753 溶出部
Claims (4)
- 【請求項1】 海藻の養殖方法であって、この方法は、 養殖母材に肥料を収容し、 前記養殖母材から取り外し可能で、且つ海藻の種付けが
してある着床部材を前記養殖母材に装着して海中に沈め
て、前記養殖母材に収容された肥料を溶出させるように
した、 海藻の養殖方法。 - 【請求項2】 海藻養殖装置であって、 この装置は、 養殖母材と、この養殖母材に着脱可能で、且つ海藻の種
付けができる着床部材と、を有する養殖基材を備え、 前記養殖母材には、 肥料を収容する収容部と、 この収容部から肥料を溶出させる溶出部が設けてある、 海藻の養殖装置。 - 【請求項3】 海藻養殖装置であって、 この装置は、 養殖基材と、 この養殖基材の沈降を防止する浮上手段と、 前記養殖基材を係留する係留手段と、を備え、 前記養殖基材は、 養殖母材と、 この養殖母材に着脱可能で海藻の種付けができる着床部
材と、を備え、 前記養殖母材には、 肥料を収容する収容部と、 この収容部から肥料を溶出させる溶出部が設けてある、 海藻の養殖装置。 - 【請求項4】 海藻養殖装置であって、 この装置は、 養殖基材と、 この養殖基材の近傍に設けてある肥料供給部材と、を備
え、 前記養殖基材は、 養殖母材と、 この養殖母材に着脱可能で、且つ海藻の種付けができる
着床部材と、を備え、 前記肥料供給部材には、 肥料を収容する収容部と、 この収容部から肥料を溶出させる溶出部が設けてある、 海藻の養殖装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4152631A JP2551896B2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 海藻を養殖し採取する方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4152631A JP2551896B2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 海藻を養殖し採取する方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05316891A true JPH05316891A (ja) | 1993-12-03 |
JP2551896B2 JP2551896B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=15544613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4152631A Expired - Fee Related JP2551896B2 (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 海藻を養殖し採取する方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551896B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008072925A (ja) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | 生育部材 |
GB2453194B (en) * | 2007-09-28 | 2010-08-04 | Hiroshi Saito | Method for cultured sea algae |
US8126780B2 (en) | 2006-12-26 | 2012-02-28 | Katsumi Iwai | Method for cultured sea algae |
CN102630551A (zh) * | 2012-03-26 | 2012-08-15 | 宁波大学 | 一种海带幼苗在海区暂养的装置与方法 |
KR101412023B1 (ko) * | 2012-11-12 | 2014-06-27 | 한국수산자원관리공단 | 양식장 계류 장치 |
CN104335888A (zh) * | 2013-07-24 | 2015-02-11 | 浙江省海洋水产养殖研究所 | 一种铜藻幼苗悬浮培育方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101148865B1 (ko) | 2010-07-26 | 2012-05-29 | 삼성중공업 주식회사 | 해조류양식장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4836560U (ja) * | 1971-09-05 | 1973-05-02 |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP4152631A patent/JP2551896B2/ja not_active Expired - Fee Related
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