JPH0531620Y2 - - Google Patents

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JPH0531620Y2
JPH0531620Y2 JP1986084693U JP8469386U JPH0531620Y2 JP H0531620 Y2 JPH0531620 Y2 JP H0531620Y2 JP 1986084693 U JP1986084693 U JP 1986084693U JP 8469386 U JP8469386 U JP 8469386U JP H0531620 Y2 JPH0531620 Y2 JP H0531620Y2
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JP
Japan
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spring
rod
bushing
hinge
arm
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JP1986084693U
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JPS61201026U (ja
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Publication of JPS61201026U publication Critical patent/JPS61201026U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、眼鏡フレームの弾性蝶番アームに関
する。
例えば、MONTAGNERの1981年12月21日付
けのイタリア国特許願第83511A/81に示唆され
ている装置は、相がきフインに横ねじロツクを備
え、複雑で高価である。又従来装置は総じてアー
ムの伸縮を円滑に適正に行なわせるための改善点
を含んでおり、製造や組立性等の点で合理的でな
い構造を有している。
本考案は外ケース内に挿入しねじ止めしたブツ
シング内で蝶番要素及びばねが安定且つ円滑に摺
動及び圧縮でき、又ばねを引張する伸長とばねを
圧縮する収縮の限界が適正に形成でき、更に製造
と組立てが容易な、しかも達成できる高品質レベ
ル及び機能の信頼性を考慮に入れると必要とする
製造コストは低い、眼鏡フレームにおける弾性蝶
番アームを提供する。
又本考案は完璧な機能性が得られながらも前記
ユニツトは完全に分解して検査したり、相対的な
機能を修理したり、部品を交換したりすることが
容易にできるようにしたものである。
ここで以下に実施例を、好ましい解決のひとつ
をその構成がわかるように示す図面を助けにして
より詳細に説明するが、その実施細部は限定的な
ものではなく一例としてのみ考えるべきである。
FIG.1,2,3に示されているのは、本考案
によるアームによつて作られる動きである。即
ち、FIG.1は眼鏡の正面図を示しており、FIG.
2は眼鏡の平面図であり、FIG.3は同側面図で
あり、FIG.4はアームの弾性を作り出す装置に
含まれる要素の拡大分解斜視図を示しており、
FIG.5,6は眼鏡フレームにアームを枢着する
細部の拡げた位置を内側から見た拡大側面図及び
上方から見た拡大平面図である。FIG.7はFIG.
5に示された細部の軸方向断面X−Xを同じ縮尺
で表しており、FIG.8はFIG.7においてアームを
外方位置に弾性的に伸長した状態を示す断面図で
ある。
上述の図面に見られるように、本考案が対象と
する眼鏡アームAは、引張られると伸長する弾性
装置dを設けたつると呼称されるアーム1からな
り、このアーム1をフレームBに伝統的な蝶番装
置2を介して連結することにより、角度αで弾性
動が達成できるのである。
弾性装置dは、アーム1内面にろう付けされる
とともに、盲軸穴3′及びアームに対し垂直に軸
穴3′へ貫通する横穴3″が設けられた外ケース3
を備え、該外ケース内に収納された要素によつて
前記アームの弾性的な動きが可能となる。
上記収納要素としてコイルばね5用のロツド
4′を備えるとともに該ロツド4′の先端にばね固
定用の雌ねじ6に螺合すべく雄ねじ部4″を有す
る蝶番要素4と;該蝶番要素4の上記蝶番装置2
を形成するロツド頭部4に連設の扁平首部4
′′′′をスライド可に挿入する案内用割スロツト
7″を一端に備え且つ他端にばね収納孔7′′′′を備
え、該ばね収納孔底部にばね受座7を形成する
とともに雄ねじ8止用の横ねじ穴7′を備えたブ
ツシング7とを備え、雄ねじ8は横孔3″に挿通
し横ねじ穴7′にねじ込むことでブツシング7を
外ケース3に固定、ロツクできる。
蝶番装置2は蝶番要素4の頭部4をフレーム
B側に設けた雌蝶番頭部2′に嵌合して両者4,
2′を蝶番軸用のねじ2″とナツト2とを螺合し
て、又はねじ2″のみで固定している。蝶番要素
4のロツド4′をブツシング7の軸孔3′挿通し、
扁平首部4′′′′を案内用割スロツト7″内に挿入
し、更にロツド4′にブツシング端部からばね収
納孔7′′′′内へ挿入したばね5を被嵌し、ロツド
4′の雄ねじ部4″をばね端とともにばね収納孔7
′′′′から突出させ、該突出雄ねじ部4″に固定雌ね
じ6を螺合してばね5を支持し蝶番要素4を収縮
方向に弾持する。Fig7に示すように蝶番要素4
が上記ばね5の弾持力により収縮している時、扁
平首部4′′′′が案内用割スロツト7″の底部に当接
し収縮の限界となる。
上記の如く組立てたブツシング7を外ケース3
の軸孔3′に挿入し、横穴3″に雄ねじ8を螺合し
てブツシング7を外ケース3に固定する。上記に
よつてFig8に示すように蝶番要素4は図中矢印
方向にばねに抗し伸長可能である。
図面で見ることができるように、弾性的伸長性
が得られるのは、ロツド4′を少し抜き出してブ
ツシング7内でスライドさせてばね5を圧縮した
時であり、雌ねじ6がばね5を圧縮してブツシン
グ端面に当接した状態が弾性的伸長性の限界であ
る。この弾性的伸長性をコントロールするのは上
述の機械的装置である。この装置は、蝶番の弾性
的伸長性のために、垂直方向のある程度のたわみ
を可能とする。これは、蝶番要素4の案内ブツシ
ング7によつて可能となる。従つて、この好まし
い解決手段として前記ブツシング7は扁平首部4
′′′′を前記蝶番要素4に対して案内する案内用割
スロツト7″を有している。そして前記蝶番要素
4の軸方向のスライドを行なわせる一方、前記案
内スロツト7″がその回動及び揺動を防止してい
る。
勿論、実施細部は実用新案登録請求の範囲に記
載された特徴によつて定められた本考案の保護分
野を変更することなく換えることが可能である。
本考案によれば外ケース3内に挿入しねじ止め
したブツシング7内で蝶番要素4のロツド4′を
割スロツト7″の案内下で円滑且つ安定に伸縮す
る。又ばね5はブツシング7に挿入されて圧縮と
延びがブツシング7端面と雌ねじ6間において傾
き等を生ずることなく適正になされ上記ロツド
4′の安定で円滑な伸縮を保障する。
又傾きや揺動を上記割スロツト7″に挿入した
扁平首部4′′′′によつて有効に防止する。更に上
記伸長と収縮の限界が扁平首部4′′′′が割スロツ
ト7″の底部へ当接し、雌ねじ6がブツシング端
面へ当接することにより適正に図られる。又上記
性能を考慮に入れると構造が合理的で組立てが容
易であり、修理、部品交換も容易である。又製造
コストも比較的低廉である。
【図面の簡単な説明】
FIG.1は眼鏡の正面図、FIG.2は眼鏡の平面
図、FIG.3は眼鏡の側面図、FIG.4はアームの
弾性を作り出す装置に含まれる要素の拡大分解斜
視図、FIG.5は眼鏡フレームにアームを枢着す
る細部の拡げた位置を内側から見た拡大側面図、
FIG.6は眼鏡フレームにアームを枢着する細部
の拡げた位置を上方から見た拡大平面図、FIG.
7はFIG.5におけるX−X断面図、FIG.8は
FIG.7においてアームを外方位置に弾性的に伸
長した状態を示す断面図である。 1……アーム、2……蝶番装置、3……外ケー
ス、3′……軸穴、3″……横孔、4……蝶番要
素、4′……ロツド、4″……雄ねじ部、4……
蝶番頭部、4′′′′……扁平首部、5……ばね、7
……ブツシング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 引張られると伸長する弾性装置dを設けたアー
    ム1をフレームBに蝶番装置2を介して連結した
    眼鏡フレームの弾性蝶番アームにおいて、上記弾
    性装置dは、アーム棒1内面にろう付けされると
    ともに盲軸穴3′及びアーム棒に対し垂直に軸穴
    3′へ貫通する横穴3″が設けられた外ケース3を
    備え、該外ケース内に収納される要素として、コ
    イルばね5用のロツド4′を備えるとともに該ロ
    ツド4′の先端にばね固定雌ねじ6に螺合すべく
    雄ねじ部4″を有する蝶番要素4と;前記蝶番要
    素4の上記蝶番装置2を形成するロツド頭部4
    に連設の扁平首部4′′′′をスライド可に挿入する
    案内用割スロツト7″を一端に備え他端にばね収
    納孔7′′′′を備えるとともに該ばね収納孔底部に
    ばね受座7を形成したブツシング7とを備え、
    上記蝶番要素4のロツド4′をブツシング7の軸
    穴3′に挿通して扁平首部4′′′′を案内用割スロツ
    ト7″内に挿入し、更にロツド4′にブツシング端
    部からばね収納孔7′′′′内へ挿入したばね5を被
    嵌し、該ロツド4′の雄ねじ部4″をばね端ととも
    にばね収納孔7′′′′から突出させ、該突出雄ねじ
    部4″に固定雌ねじ6を螺合してばね5を支持し
    蝶番要素4を収縮方向に弾持し、該ブツシング7
    を外ケース3の軸孔3′に挿入し、横孔3″に雄ね
    じ8を螺合してブツシング7を外ケース3に固定
    し、蝶番要素4が上記ばね5の弾持力により収縮
    している時扁平首部4′′′′が案内用割スロツト
    7″の底部に当接して収縮の限界状態を形成し、
    蝶番要素4が上記ばね5の弾持力に抗し伸長して
    いる時雌ねじ6がばね5を圧縮してブツシング7
    端面に当接して伸長の限界を形成する構成とした
    ことを特徴とする眼鏡フレームの弾性蝶番アー
    ム。
JP1986084693U 1985-06-04 1986-06-03 Expired - Lifetime JPH0531620Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT5939085U IT209179Z2 (it) 1985-06-04 1985-06-04 Stanghetta per montatura di occhiali incernierata elasticamente.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61201026U JPS61201026U (ja) 1986-12-16
JPH0531620Y2 true JPH0531620Y2 (ja) 1993-08-13

Family

ID=11289351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986084693U Expired - Lifetime JPH0531620Y2 (ja) 1985-06-04 1986-06-03

Country Status (2)

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JP (1) JPH0531620Y2 (ja)
IT (1) IT209179Z2 (ja)

Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH676156A5 (ja) * 1988-04-29 1990-12-14 Nationale Sa

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JPS5915021B2 (ja) * 1975-06-07 1984-04-07 バスフ アクチェン ゲゼルシャフト ニッケル及び(又は)コバルト及び酸化亜鉛を含有する触媒の製法
JPS60209719A (ja) * 1982-10-22 1985-10-22 リネトリ ヘンリ− ユ−リン 眼鏡堡の縁用ばね式蝶番

Family Cites Families (2)

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JPS5915021U (ja) * 1982-07-19 1984-01-30 手賀精工株式会社 テンプルの取付け構造
JPS59134124U (ja) * 1983-02-24 1984-09-07 手賀精工株式会社 テンプルの取付け構造

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Also Published As

Publication number Publication date
IT209179Z2 (it) 1988-09-16
JPS61201026U (ja) 1986-12-16
IT8559390V0 (it) 1985-06-04

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