JPH05316046A - 光入力信号断検出装置 - Google Patents

光入力信号断検出装置

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JPH05316046A
JPH05316046A JP11594992A JP11594992A JPH05316046A JP H05316046 A JPH05316046 A JP H05316046A JP 11594992 A JP11594992 A JP 11594992A JP 11594992 A JP11594992 A JP 11594992A JP H05316046 A JPH05316046 A JP H05316046A
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JP
Japan
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filter
input signal
signal
detector
optical
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Withdrawn
Application number
JP11594992A
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English (en)
Inventor
Atsushi Suda
篤 須田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は光通信システムにおける受信光信号
断を検出する光入力信号断検出装置に関し、光入力信号
断を的確に検出するよう改良した光入力信号断検出装置
を提供することを目的とする。 【構成】 光通信システムにおける受信光信号断を検出
する光入力信号断検出装置であって、受光素子よりの出
力信号に対して、互に異なる周波数帯域を通過させる第
1濾波器1および第2濾波器2と、前記第1濾波器1よ
りの出力をピーク検波する第1ピーク検出器3と、前記
第2濾波器2よりの出力をピーク検波する第2ピーク検
出器4と、前記第1ピーク検出器3と前記第2ピーク検
出器4より出力される出力値を比較して光入力信号断を
検出する入力断検出器5とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光通信システムにおける
受信光信号断を検出する光入力信号断検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光通信システムにおいては、光を搬送波
としてディジタル信号で変調して伝送している。このよ
うな光通信システムを保守・運用するには、障害を適確
に判断して対処する必要があり、その一つとして、受信
部に入力される光信号が断か否かを検出する光入力信号
断検出装置が使用されている。
【0003】従来の光入力信号断検出装置は、受信信号
よりクロック信号を抽出し、抽出したクロック信号の抽
出値によって光入力信号断を検出するようにしていた。
また、この他の例としては、受信した光信号を復調して
得られたディジタル信号のピーク値によって光入力信号
断を検出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の光入力信号断検出装置は、受信信号より抽出されたク
ロック信号の抽出量または復調して得られたディジタル
信号のピーク値によって光入力信号断を検出するように
していた。
【0005】このため、前者はクロック信号成分を抽出
するための増幅器が高利得となり、クロック信号成分以
外の雑音も増幅されることになり、光入力信号が断とな
ったにもかかわらず信号断を検出できない確率が大とな
る。また、後者の場合は、光入力信号断と判定する付近
の光入力レベルでは、光入力信号を復調する光受信素子
よりの暗電流などによる信号以外の雑音の影響により、
光入力信号断を的確に判断するのが困難であった。
【0006】本発明は、光入力信号断を的確に検出する
よう改良した光入力信号断検出装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明が採用した手段を図1を参照して説明する。
図1は本発明の原理図である。光通信システムにおける
受信光信号断を検出する光入力信号断検出装置であっ
て、受光素子よりの出力信号に対して、互に異なる周波
数帯域を通過させる第1濾波器1および第2濾波器2
と、前記第1濾波器1よりの出力をピーク検波する第1
ピーク検出器3と、前記第2濾波器2よりの出力をピー
ク検波する第2ピーク検出器4と、前記第1ピーク検出
器3と前記第2ピーク検出器4より出力される出力値を
比較して光入力信号断を検出する入力断検出器5とを備
える。
【0008】
【作用】受光素子によって復調された信号は、通過帯域
幅の異なる第1濾波器1および第2濾波器2を通って、
それぞれ、第1ピーク検出器3および第2ピーク検出器
4でピーク値が保持されて検出される。
【0009】第1ピーク検出器3および第2ピーク検出
器4で検出されたピーク値は入力断検出器5で両者を比
較し、その比の値によって光入力信号断を検出して出力
する。すなわち、光信号を復調する受光素子が温度など
によって特性が変化しても、第1濾波器1および第2濾
波器3を通過する雑音電力の比は変化しないため、復調
されたディジタル信号の振幅の変化が入力断検出器5で
の第1ピーク検出器3と第2ピーク検出器4の検出量の
比となって現われ、この比の値によって光入力信号断を
検出させている。
【0010】以上のように、受光素子よりの復調出力
を、通過周波数帯域幅の異なる2個の濾波器を通過さ
せ、濾波器通過信号に対するピーク値の比で光入力信号
断を検出させるようにしたので、入力信号断を的確に検
出することができる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図2および図3を参照し
て説明する。図2は本発明の実施例の構成図、図3は同
実施例における入力信号および暗電流の周波数スペクト
ルの説明図である。
【0012】図2において、第1濾波器1、第2濾波器
2、第1ピーク検出器3、第2ピーク検出器4および入
力断検出器5は図1で説明したとおりである。6は光フ
ァイバで、この光ファイバに光搬送波をディジタル信号
でオン・オフして変調された光信号が伝送される。
【0013】7は受光素子で、例えばフォトダイオード
で構成され、光ファイバ6によって伝送された受信信号
を復調してディジタル信号を復調する。8は等化増幅器
であり、受光素子7で復調されたディジタル信号を等化
し、増幅して、第1濾波器1および第2濾波器2に出力
する。
【0014】等化増幅器8より出力される信号の周波数
スペクトルは、図3に示すように、受信したディジタル
信号のスペクトルは、“A”で示すように周波数fSL
りf SHの範囲に分布し、障害時は光受信レベルが低下し
て“B”で示すように振幅が減少する。また、“C”は
受光素子7よりの暗電流による雑音スペクトルで、周波
数が高くなるに従って少なくなる。
【0015】そこで、第1濾波器1の通過帯域を、図3
で示すfL よりfH 、すなわち通信信号の周波数帯域
を、また第2濾波器2の通過帯域をfo よりfH 、すな
わち、低周波数より通信信号の周波数帯域を含む帯域に
設定すると、 第1ピーク検出器3よりの出力値S1Hは S1H=SA +NLH 0.5 …(1) ただし、SA :正常時の受信信号の振幅 NLH:周波数fL よりfH 間の雑音電力 第2ピーク検出器4よりの出力値S2Hは S2H=SA +NOH 0.5 …(2) ただし、NOH:周波数fo よりfH 間の雑音電力で表わ
される。
【0016】入力断検出器5では式(1)と(2)とが
比較され、比Dがとられる。すなわち、 D=S1H/S2H =(SA +NLH 0.5 )/(SA +NOH 0.5 ) …(3) が求められる。
【0017】受信光信号が正常な場合は、SA はNLH
0.5 およびNOH 0.5 に比べて非常に大であるため、Dは
1.0に近ずく。また、受信光信号が完全に断の場合は
A は0となり、DはNLH 0.5 /NOH 0.5 となり、ほぼ
第1濾波器1と第2濾波器2の通過帯域幅の比の0.5
乗となって、1.0より小となる。なお、受光素子7が
温度などによって暗電流が変化しても(NLH/NOH
0.5 の値には変化は生じない。
【0018】したがって、Dの値によって障害を検出す
ることができる。なお、前述の実施例では、第1濾波器
1の通過帯域を周波数fL よりfH 、第2濾波器2の通
過帯域を周波数fo よりfH としたが、第1濾波器1の
通過帯域を図3で示す周波数fo よりfL 、第2濾波器
2の通過帯域をfo よりfH に設定すると、 第1ピーク検出器3よりの出力値S1Hは S1H=NOL 0.5 …(4) ただし、NOL:周波数fo よりfL 間の雑音電力 第2ピーク検出器4よりの出力値S2Hは S2H=SA +NOH 0.5 …(5) で表わされ、その比Dは D=S1H/S2H =NOL 0.5 /(SA +NOH 0.5 ) …(6) となり、受信光信号が正常なときはDは0.0に近ず
き、障害のときは(NOL/NOH0.5 に近ずく。したが
って、この比によって障害を検出することができる。
【0019】なお、前述した実施例では第1ピーク検出
器出力と第2ピーク検出器出力との比によって障害を判
定させていたが、差によっても判定を行なわすことがで
きる。以上、本発明の一実施例について説明したが、本
発明はこの実施例に限定されるものではなく、その発明
の主旨に従った各種変形が可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果が得られる。受光素子よりの復調出力を、通過周
波数帯域幅の異なる2個の濾波器を通過させ、濾波器通
過信号に対するピーク値の比で光入力信号断を検出させ
るようにしたので、入力信号断を的確に検出することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施例の構成図である。
【図3】同実施例の入力信号および暗電流の周波数スペ
クトルの説明図である。
【符号の説明】
1 第1濾波器 2 第2濾波器 3 第1ピーク検出器 4 第2ピーク検出器 5 入力断検出器 6 光ケーブル 7 受光素子 8 等化増幅器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光通信システムにおける受信光信号断を
    検出する光入力信号断検出装置であって、 受光素子よりの出力信号に対して、互に異なる周波数帯
    域を通過させる第1濾波器(1)および第2濾波器
    (2)と、 前記第1濾波器(1)よりの出力をピーク検波する第1
    ピーク検出器(3)と、 前記第2濾波器(2)よりの出力をピーク検波する第2
    ピーク検出器(4)と、 前記第1ピーク検出器(3)と前記第2ピーク検出器
    (4)より出力される出力値を比較して光入力信号断を
    検出する入力断検出器(5)とを備えたことを特徴とす
    る光入力信号断検出装置。
  2. 【請求項2】 前記第1濾波器の通過帯域を通信信号の
    周波数帯域とし、前記第2濾波器の通過帯域を低周波数
    より通信信号の周波数帯域を含む帯域としたことを特徴
    とする請求項1記載の光入力信号断検出装置。
  3. 【請求項3】 前記第1濾波器の通過帯域を通信信号の
    周波数帯域より低い周波数帯域とし、前記第2濾波器の
    通過帯域を低周波数より通信信号の周波数帯域を含む帯
    域としたことを特徴とする請求項1記載の光入力信号断
    検出装置。
JP11594992A 1992-05-08 1992-05-08 光入力信号断検出装置 Withdrawn JPH05316046A (ja)

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Effective date: 19990803