JPH05315989A - 周波数コンバータおよび帯域復元装置 - Google Patents

周波数コンバータおよび帯域復元装置

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JPH05315989A
JPH05315989A JP11650492A JP11650492A JPH05315989A JP H05315989 A JPH05315989 A JP H05315989A JP 11650492 A JP11650492 A JP 11650492A JP 11650492 A JP11650492 A JP 11650492A JP H05315989 A JPH05315989 A JP H05315989A
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JP
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signal
frequency
polarization
band
switch circuit
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JP11650492A
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Katsuhiko Honda
克彦 本多
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信衛星よりの信号受信において、分波した
水平偏波及び垂直偏波の受信機に至る信号伝送に供する
周波数コンバータ及び帯域復元装置に関する。 【構成】 周波数コンバータ1は、受信した水平偏波と
垂直偏波とをそれぞれ周波数変換するに際し、一方の局
発周波数は統一された正規な値にし、他方の局発周波数
は正規周波数から一定値シフトした値(非正規周波数)
にし、周波数変換後の水平偏波と垂直偏波とで周波数帯
の重なり部分が生じないようにする。また、各局部発振
信号の差周波数の信号を基準信号とし、該基準信号と、
周波数変換後の水平及び垂直偏波のチャンネル群とを周
波数多重して一つの信号として伝送する。帯域復元装置
21は、正規の局部発振信号により周波数変換した信号は
その周波数帯で取り出し、非正規の局部発振信号により
周波数変換した信号は、別途取り出した前記基準信号を
使用して正規の周波数帯に復元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、CS(通信衛
星)よりの信号受信において、アンテナで受信され分波
した水平偏波および垂直偏波のCS用受信機に至る信号
伝送に供する周波数コンバータおよび帯域復元装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、水平偏波および垂直偏波とが混在
するCS信号の受信は図4に示すような方法で行われて
いた。以下、図4につき概略説明する。図において、41
はパラボラアンテナの反射板、42は水平偏波と垂直偏波
とに分波する偏波分波器、43は水平偏波用の低雑音周波
数変換器(LNB)、44は垂直偏波用の低雑音周波数変
換器(LNB)、45は共同受信の場合に要する水平偏波
用の信号分配器、46は同・垂直偏波用の信号分配器、47
〜50は受信機A〜Dである。一般に、水平偏波のチャン
ネルと垂直偏波のチャンネルとは、その搬送周波数が交
互に割り付けられている。即ち、水平偏波のチャンネル
からみた場合、その前後が垂直偏波のチャンネルになっ
ている。そして、隣合う水平偏波のチャンネルと垂直偏
波のチャンネル各々の周波数帯域の一部は互いに重なっ
ている。衛星からの送信段階ではこのような重なり部分
があっても偏波が異なるので特に問題は生じない。
【0003】しかし、受信アンテナでこれら偏波の信号
を受信して混合してしまうと、上記重なり部分により隣
合ったチャンネル間相互の干渉妨害を生じる。従って、
受信段階では図4に示すように、偏波分波器42で分波さ
れた水平偏波および垂直偏波(12 GHz帯)は、それぞれ
専用独立のLNB(43、44)により中間周波数(1GHz前
後)にそれぞれ周波数変換し、該中間周波数の信号を2
本の同軸ケーブルにより伝送していた。そして、共同受
信の場合には、さらに各偏波専用の信号分配器45、46を
設ける必要がある。また、上記LNBの基本構成を図5
に示す。尚、同図において、図4と同一のものは同一符
号を付してある。水平偏波用のLNB43および垂直偏波
用のLNB44双方の動作原理は同じであり、それぞれの
局部発振器(51、52)の局部発振周波数fv、fhも一般に
同一周波数にしている。従って、水平偏波チャンネル群
の周波数帯と垂直偏波チャンネル群の周波数帯とは重複
するので上記干渉妨害を生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記説明のように、従
来の受信においてはアンテナから分配器または受信機ま
での間の信号伝送に2本の同軸ケーブルを必要としてい
た。そして、共同受信の場合にはさらに各偏波ごとの信
号分配器を必要としていた。特に、共同受信の場合に
は、ケーブル配設距離が長くなる傾向にあり、このよう
な所に2本の同軸ケーブルを配設することは、その材料
費のみならず配設工事費も高価なものとなるという欠点
を有していた。本発明は、かかる欠点を改善するため、
アンテナからの信号伝送に供する同軸ケーブルは1本に
し、その材料費および配設工事費の低減を図るに適した
周波数コンバータおよび該周波数コンバータよりの信号
を正規な周波数帯に復元する帯域復元装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、垂直偏波用局
部発振器と、偏波分波器よりの垂直偏波信号を増幅する
垂直偏波用第1の増幅器と、該垂直偏波用第1の増幅器
よりの信号と該垂直偏波用局部発振器よりの信号とを混
合して双方の周波数差の信号を発生する垂直偏波用混合
器と、該垂直偏波用混合器よりの信号を増幅する垂直偏
波用第2の増幅器とからなる垂直偏波用低雑音周波数変
換器と、前記垂直偏波用局部発振器の発振周波数より一
定周波数シフトした信号を発振する水平偏波用局部発振
器と、偏波分波器よりの水平偏波信号を増幅する水平偏
波用第1の増幅器と、該水平偏波用第1の増幅器よりの
信号と該水平偏波用局部発振器よりの信号とを混合して
双方の周波数差の信号を発生する水平偏波用混合器と、
該水平偏波用混合器よりの信号を増幅する水平偏波用第
2の増幅器とからなる水平偏波用低雑音周波数変換器
と、前記垂直偏波用局部発振器よりの信号と前記水平偏
波用局部発振器よりの信号とを混合して双方の周波数差
の信号を基準信号として発生する基準信号用混合器と、
該基準信号用混合器よりの信号中から基準信号のみを通
過させる低域通過フィルタと、前記垂直偏波用低雑音周
波数変換器よりの垂直偏波信号と前記水平偏波用低雑音
周波数変換器よりの水平偏波信号と前記低域通過フィル
タよりの基準信号とを、低域部には基準信号を、中域部
には一方の偏波信号を、高域部には他方の偏波信号をそ
れぞれ配置し、且つそれぞれの信号の周波数帯が重なら
ないように配置した周波数多重信号を出力する結合器と
で構成した周波数コンバータと、前記周波数多重信号中
の中域部に配置された偏波の信号を取り出すときのみオ
ンする第1のスイッチ回路と、該第1のスイッチ回路の
オン時には、前記周波数多重信号中の中域部に配置され
た偏波の信号のみを通過させる第1の帯域通過フィルタ
と、前記周波数多重信号中の高域部に配置された偏波の
信号を取り出すときのみオンする第2のスイッチ回路
と、該第2のスイッチ回路のオン時には、前記周波数多
重信号中の高域部に配置された偏波の信号のみを通過さ
せる高域通過フィルタと、該第2のスイッチ回路のオン
時に連動してオンする第3のスイッチ回路と、該第3の
スイッチ回路のオン時には、前記周波数多重信号中の低
域部に配置された基準信号のみを通過させる低域通過フ
ィルタと、該低域通過フィルタよりの出力信号を増幅す
る増幅器と、該第1の帯域通過フィルタより信号入力が
あったときには、同じ周波数帯で出力し、該高域通過フ
ィルタよりの信号と該基準信号との入力があったときに
は、双方の信号を混合して双方の周波数差の信号に変換
して出力する混合器と、該第1のスイッチ回路のオン時
に連動してオンし、該混合器の出力を出力端子に出力せ
しめる第4のスイッチ回路と、該第2のスイッチ回路と
第3のスイッチ回路とがオン時には連動してオンする第
5のスイッチ回路と、該第5のスイッチ回路のオン時に
は、該混合器の出力から正規信号のみを通過させて該出
力端子に出力せしめる第2の通過フィルタとで構成した
帯域復元装置と、を提供するものである。
【0006】
【作用】(1)周波数コンバータ 例えば、搬送周波数が12 GHz帯の水平偏波と垂直偏波と
をそれぞれ周波数変換するに際し、該周波数変換に供す
る局部発振信号の周波数を水平偏波用と垂直偏波用とは
それぞれ異なる値にし、且つ、一方の周波数は統一され
た正規な値にし、他方の周波数はその正規な周波数から
一定値シフトした値(非正規周波数)にし、これら局部
発振信号による該周波数変換後の水平偏波と垂直偏波と
はいずれのチャンネルにおいても周波数帯の重なり部分
が生じないような周波数帯に配置する。これにより、周
波数帯の重なりのない水平偏波のチャンネル群と垂直偏
波のチャンネル群とに分離することができる。さらに、
それぞれの局部発振信号の差周波数の信号を基準信号と
し、該基準信号と、周波数変換後の水平偏波のチャンネ
ル群および垂直偏波のチャンネル群とを周波数多重して
一つの信号として出力する。 (2)帯域復元装置 前記正規の局部発振信号により周波数変換した信号はそ
の周波数帯として取り出し、非正規の局部発振信号によ
り周波数変換した信号の場合は、取り出した当該信号と
別途取り出した前記基準信号とにより正規の周波数帯に
復元する。そして、前者(正規周波数帯)の取り出し
と、後者(非正規周波数帯)の取り出しとは択一的に切
り換え、その切り換えは選択したチャンネルに対応した
切換信号に従うようにする。
【0007】
【実施例】以下、本発明をCS受信に適用した場合の周
波数コンバータおよび帯域復元装置について図面に基づ
き説明する。図1は本発明による周波数コンバータおよ
び帯域復元装置の一実施例を示す要部ブロック図であ
る。図において、1はアンテナ側に設ける周波数コンバ
ータ、2は図4の符号42と同等の偏波分波器、3は下記
4〜7とからなる垂直偏波用低雑音周波数変換器(以下
「Vチャンネル用LNB」という)、4は垂直偏波用第
1の増幅器、5は垂直偏波用局部発振器、6は該第1の
増幅器4よりの信号と該局部発振器5よりの信号とを混
合する垂直偏波用混合器、7は垂直偏波用第2の増幅
器、8は下記9〜12とからなる水平偏波用低雑音周波数
変換器(以下、「Hチャンネル用LNB」という)、9
は水平偏波用第1の増幅器、10は水平偏波用局部発振
器、11は該第1の増幅器9よりの信号と該局部発振器10
よりの信号とを混合する水平偏波用混合器、12は水平偏
波用第2の増幅器、13は垂直偏波用局部発振器5および
水平偏波用局部発振器10それぞれの発振出力とを混合し
て双方の差周波数の信号を基準信号として出力する基準
信号用混合器、14は該基準信号のみを通過させる低域通
過フィルタ(LPF)、15はVチャンネル用LNB3、
Hチャンネル用LNB8およびLPF14の各出力とを周
波数多重して一つの信号にする結合器、16は多重した信
号の出力端子、17は同軸ケーブルである。また、21は帯
域復元装置、22は入力端子、SW1〜SW5は第1〜第5の
スイッチ回路、23は第1の帯域通過フィルタ(BP
F)、24は高域通過フィルタ(HPF)、25は低域通過
フィルタ、26は増幅器、27は混合器、28は第2の帯域通
過フィルタ(BPF)、29は正規周波数帯の水平偏波ま
たは垂直偏波の信号出力端子30は従来の受信装置、31は
切換信号である。
【0008】次に、図1の動作につき周波数コンバータ
と帯域復元装置とに分けて説明する。 (1)周波数コンバータ アンテナで受信された電波は偏波分波器2で垂直偏波S1
と水平偏波S2とに分波し、それぞれVチャンネル用LN
B3およびHチャンネル用LNB8に入力する。各LN
Bの局部発振器の発振周波数は相違させるが、本実施例
では垂直偏波用局部発振器5の発振周波数fvは一般に使
用される正規周波数(例えば、11.2GHz)とし、水平偏
波用局部発振器10の発振周波数fhは該fvより一定周波数
シフトした非正規周波数(例えば、10.678GHz )とす
る。従って、垂直偏波S1の各チャンネル周波数をFdv、
水平偏波S2の各チャンネル周波数をFdhとすれば、混合
器6の出力周波数fdvおよび混合器11の出力周波数fdh
は以下のようになる。 fdv=Fdv−fv fdh=Fdh−fh
【0009】ここで、例えばFdvとFdhとを含んだ全受
信帯域(チャンネル群)が12.5GHz〜12.75GHz、fvおよ
びfhを上記の値、fdvの上限及び下限周波数をそれぞれ
F1h及びF1L、fdhの上限及び下限周波数をそれぞれF
2h及びF2L、としたときのfdv及びfdhの帯域は以下の
ようになる。 fdv→(F1L〜F1h)=(1.3 〜1.55)(GHz ) fdh→(F2L〜F2h)=(1.822 〜2.072 )(GHz ) 一方、基準信号用混合器13では上記fvとfhとの差周波数
fb(=522MHz)の基準信号S3が発生している。尚、LP
F14は該混合器13で発生した信号の中、高調波成分等を
阻止し、差周波数fbのみを取り出すために設けるもので
ある。結合器15で、低域部にS3(基準信号)、中域部に
fdv(垂直偏波のチャンネル群)、および高域部にfdh
(水平偏波のチャンネル群)が周波数多重され、一つの
信号になる。結合器15の上記出力の周波数分布を図2に
示す。図から明らかなようにfdvとfdhとの重複部分は
ない。この信号が出力端子16より1本の同軸ケーブル17
で帯域復元装置21の入力端22へ伝送される。上記説明で
はfdhを高域部、fdvを中域部に配置したが、これらを
逆に配置してもよく、そのときには局部発振周波数fv、
fhを上記例と逆の関係にする。
【0010】(2)帯域復元装置 帯域復元装置21の役割は、図2に示す周波数多重信号か
ら従来のCS受信回路30に適合する正規周波数帯の水平
偏波信号または垂直偏波信号に復元して取り出すことで
ある。そのため、SW1〜SW5を選択したチャンネルに応
じて下記説明のように適宜切り換える。受信するチャン
ネルが水平偏波か、垂直偏波かということは明らかにな
っているので、従来の受信回路30から選択したチャンネ
ルに対応した切換信号31を得ることは容易である。以
下、図2に示す周波数多重信号を前提として垂直偏波の
信号取り出しと水平偏波の信号取り出しとに分けて説明
する。 垂直偏波の信号取り出し 垂直偏波のチャンネルが選択されると、切換信号31によ
りSW1とSW4とがオンし、その他スイッチ回路はオフに
する。これにより、第1のBPF23は多重信号S4から垂
直偏波のチャンネル群であるfdvのみを通過させる。該
fdvは前述したように、従来の受信回路に適合した正規
周波数帯の信号であるので、周波数変換は要しない。従
って、混合器28の入力は該fdvのみとして同一周波数で
通過させる。混合器28の出力はSW4を経て信号出力端子
29から従来の受信装置30へ伝送されて従来の受信状態に
なる。
【0011】水平偏波の信号取り出し 水平偏波のチャンネルが選択されると、切換信号32はSW
2、SW3及びSW5をオンし、その他スイッチ回路はオフ
にする。これにより、HPF24は多重信号S4から水平偏
波のチャンネル群であるfdhのみを通過させる。一方、
LPF25により、基準信号S3が取り出される。該fdhは
前述のように、正規周波数帯から基準信号分高い側へシ
フトした非正規周波数帯の信号にしてあるので、正規周
波数帯に復元する必要がある。かかる正規周波数帯への
復元は混合器27で行われる。即ち、該混合器27ははHP
F24よりのfdhと、LPF25及び増幅器26よりの基準信
号S3(fb)とを混合して(fdh−fb)の差信号を出力す
る。この差信号は正規周波数帯である。第2のBPF28
で、不用な高調波成分を阻止し、正規周波数帯のみを通
過させる。以降は前記と同様である。
【0012】次に、本発明の他の特徴につき説明する。
即ち、周波数コンバータ1では局部発振周波数として正
規周波数fvと非正規周波数fhの2種類を使用するが、後
者fhの環境変化等に対する周波数安定性については、前
者fvに比し緩やかでよいという特徴を有する。帯域復元
装置21で、水平偏波信号の正規周波数帯への復元を式で
示すと以下のようになる。 水平偏波信号の正規周波数帯=fdh−fb =Fdh−fh−fb =Fdh−fh−(fv−fh) =Fdh−fv (但し、fdh=Fdh−fh、fb=fv−fh) 上式から、正規周波数帯への復元においてはfvのみに依
存し、fhは結果として無関係となる。このことは、fhの
環境変化等による周波数変動(温度ドリフト等)が多少
大きくても復元に影響しないことを意味する。従って、
局部発振周波数の安定性はfvのみ考慮すればよいことに
なる。次に、本発明を共同受信に適用した場合の構成例
を図3に示す。図において、1、17及び21は図1のそれ
と同一のものでる。図から明らかなように、同軸ケーブ
ル17は1本ですみ、従って、信号分配器35も1個で済
む。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、例
えば、CS受信における水平偏波及び垂直偏波のよう
に、相互の干渉妨害の防止上から、アンテナから受信機
までの間を2本の同軸ケーブルによりそれぞれ別個に伝
送する必要があるところ、1本の同軸ケーブルで伝送で
きることになり、材料費やケーブル配設工事費等の低減
化に寄与するものである。特に、共同受信の場合には従
来、図5に示したように2本の同軸ケーブルさらに各偏
波用の信号分配器を要するが、本発明によれば図3に示
すように図4に比し半減化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による周波数コンバータおよび帯域復元
装置の一実施例を示す要部ブロック図である。
【図2】本発明による周波数コンバータの出力である周
波数多重信号の周波数分布図である。
【図3】本発明による共同受信の構成図である。
【図4】従来の共同受信の構成図である。
【図5】従来の低雑音周波数変換器である。
【符号の説明】
1 周波数コンバータ 2 偏波分波器 3 垂直偏波用低雑音周波数変換器(Vチャンネル用L
NB) 5 垂直偏波用局部発振器 6 垂直偏波用混合器 8 水平偏波用低雑音周波数変換器(Hチャンネル用L
NB) 10 水平偏波用局部発振器 11 水平偏波用混合器 13 基準信号用混合器 14 低域通過フィルタ(LPF) 15 結合器 16 出力端子 17 同軸ケーブル 21 帯域復元装置 22 入力端子 SW1 第1のスイッチ回路(以下、SW5まで) 23 第1の帯域通過フィルタ(BPF) 24 高域通過フィルタ(HPF) 25 低域通過フィルタ 27 混合器 28 第2の帯域通過フィルタ(BPF) 29 信号出力端

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1以上のチャンネルからなる複数のチャ
    ンネル群の信号を周波数変換後、周波数多重が行えるよ
    うにする周波数変換部と、周波数変換されたチャンネル
    群の少なくとも一つを再び周波数変換するために用いる
    基準信号とを備え、上記チャンネル群信号と基準信号と
    を周波数多重して出力するようにした衛星放送又は通信
    衛星用周波数コンバータ。
  2. 【請求項2】 前記基準信号は周波数変換部に用いる2
    以上の局部発振器の発振周波数から生成するようにした
    請求項1記載の周波数コンバータ。
  3. 【請求項3】 互いに直交する水平偏波と垂直偏波とか
    らなるCS(通信衛星)信号受信において、垂直偏波用
    局部発振器と、偏波分波器よりの垂直偏波信号を増幅す
    る垂直偏波用第1の増幅器と、該垂直偏波用第1の増幅
    器よりの信号と該垂直偏波用局部発振器よりの信号とを
    混合して双方の周波数差の信号を発生する垂直偏波用混
    合器と、該垂直偏波用混合器よりの信号を増幅する垂直
    偏波用第2の増幅器とからなる垂直偏波用低雑音周波数
    変換器と、前記垂直偏波用局部発振器の発振周波数より
    一定周波数シフトした信号を発振する水平偏波用局部発
    振器と、偏波分波器よりの水平偏波信号を増幅する水平
    偏波用第1の増幅器と、該水平偏波用第1の増幅器より
    の信号と該水平偏波用局部発振器よりの信号とを混合し
    て双方の周波数差の信号を発生する水平偏波用混合器
    と、該水平偏波用混合器よりの信号を増幅する水平偏波
    用第2の増幅器とからなる水平偏波用低雑音周波数変換
    器と、前記垂直偏波用局部発振器よりの信号と前記水平
    偏波用局部発振器よりの信号とを混合して双方の周波数
    差の信号を基準信号として発生する基準信号用混合器
    と、該基準信号用混合器よりの信号中から基準信号のみ
    を通過させる低域通過フィルタと、前記垂直偏波用低雑
    音周波数変換器よりの垂直偏波信号と前記水平偏波用低
    雑音周波数変換器よりの水平偏波信号と前記フィルタよ
    りの基準信号とを、低域部には基準信号を、中域部には
    一方の偏波信号を、高域部には他方の偏波信号をそれぞ
    れ配置し、且つそれぞれの信号の周波数帯が重ならない
    ように配置した周波数多重信号を出力する結合器とで構
    成したことを特徴とする周波数コンバータ。
  4. 【請求項4】前記周波数多重信号中の中域部に配置され
    た偏波の信号を取り出すときのみオンする第1のスイッ
    チ回路と、該第1のスイッチ回路のオン時には、前記周
    波数多重信号中の中域部に配置された偏波の信号のみを
    通過させる第1の帯域通過フィルタと、前記周波数多重
    信号中の高域部に配置された偏波の信号を取り出すとき
    のみオンする第2のスイッチ回路と、該第2のスイッチ
    回路のオン時には、前記周波数多重信号中の高域部に配
    置された偏波の信号のみを通過させる高域通過フィルタ
    と、該第2のスイッチ回路のオン時に連動してオンする
    第3のスイッチ回路と、該第3のスイッチ回路のオン時
    には、前記周波数多重信号中の低域部に配置された基準
    信号のみを通過させる低域通過フィルタと、該低域通過
    フィルタよりの出力信号を増幅する増幅器と、該第1の
    帯域通過フィルタより信号入力があったときには、同じ
    周波数帯で出力し、該高域通過フィルタよりの信号と該
    基準信号との入力があったときには、双方の信号を混合
    して双方の周波数差の信号に変換して出力する混合器
    と、該第1のスイッチ回路のオン時に連動してオンし、
    該混合器の出力を出力端子に出力せしめる第4のスイッ
    チ回路と、該第2のスイッチ回路と第3のスイッチ回路
    とがオン時には連動してオンする第5のスイッチ回路
    と、該第5のスイッチ回路のオン時には、該混合器の出
    力から正規信号のみを通過させて該出力端子に出力せし
    める第2の通過フィルタとで構成したことを特徴とする
    帯域復元装置。
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