JPH0531553Y2 - - Google Patents

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JPH0531553Y2
JPH0531553Y2 JP15204088U JP15204088U JPH0531553Y2 JP H0531553 Y2 JPH0531553 Y2 JP H0531553Y2 JP 15204088 U JP15204088 U JP 15204088U JP 15204088 U JP15204088 U JP 15204088U JP H0531553 Y2 JPH0531553 Y2 JP H0531553Y2
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die
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dies
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、ゴムなどの粘度を測定する装置に関
する。
B 従来の技術 第5図は従来の粘度測定装置の試料室周辺を示
すもので、図において、上部押板11に螺着され
たダイホルダ12に上部ダイ13が固定保持さ
れ、下部押板14に螺着されたダイホルダ15に
下部ダイ16が固定保持されている。両ダイ1
3,16の間にはダイホルダ12,15とともに
試料室SRが形成され、試料室SR内にロータ18
が配設される。ロータ軸18aは、下部ダイ16
と下部押板14とを貫通して延在して負荷軸19
と連結され、この負荷軸19を介して不図示の駆
動機構に接続される。なお、試料室SRに面する
ダイ13,16、ダイホルダ12,15およびロ
ータ18の表面には、例えばローレツト目のよう
なギザギザの凹凸が形成され、試料SMとロータ
18との間の摩擦係数を大きくしている。また、
図中20はシール材である。
そして、試料室SRに試料SMを充填し、上部押
板11を降下して上部ダイ13と下部ダイ16と
の間で試料SMを挟圧する。その状態で、不図示
のヒータで試料SMを加熱し駆動機構によりロー
タ18に回転力を与えると、試料SMの粘度に応
じた反トルクがロータ18に働く。この反トルク
を不図示のトルク検出装置にて測定して粘度が計
測される。
C 考案が解決しようとする問題点 このように従来の粘度測定装置では、試料に回
転力を与えるときにロータが試料から受ける反ト
ルクを検出して粘度を測定しており、試料の回転
伝達力は測定できない。
本考案の目的は、試料の粘度および回転伝達力
を同時に測定可能な粘度測定装置を提供すること
にある。
D 問題点を解決するための手段 本考案に係る粘度測定装置は、互いに対峙して
離接する上部ダイおよび下部ダイと、これらのダ
イを接近させるときに少なくとも両ダイにより形
成され試料が充填される試料室と、両ダイを互い
に離接して試料室を閉成、開放する昇降手段と、
試料室内に配設され、いずれか一方のダイを貫通
する軸を有するロータと、該ロータに軸を介して
回転力を伝達する駆動手段と、試料からロータが
受ける反トルクを検出するロータトルク検出手段
と、前記試料から一方のダイが受ける反トルクを
検出するダイトルク検出手段とを具備することに
より、上述の問題点を解決する。
E 作用 ロータから試料に回転力を与えると、試料は試
料室内で剪断力を受け、回転力を与えるロータに
反トルク(入力側の反トルク)が働く。この反ト
ルクをロータトルク検出手段で検出することによ
り試料の粘度が測定できる。また、このとき試料
に働く回転力の反力を受けるダイの反トルクをダ
イトルク検出手段で検出する。したがつて、一対
の反トルクの測定データから、ロータと固定側の
ダイとの間の捻じれ角度が検出でき、上述のよう
にして入力側で測定される反トルクと捻じれ角度
とにより試料の回転伝達力を測定できる。その結
果、一回の測定で試料の粘度と回転伝達力を測定
できる。
F 実施例 第1図および第2図は、第5図に示した粘度測
定装置に本考案を適用した図である。第5図と同
様な部分には同一の符号を付して説明する。
第1図および第2図において、下部押板14に
立設する案内棒31が上部押板11を貫通してい
る。上部押板11は昇降シリンダなどの昇降装置
32によつて案内棒31に沿つて昇降可能とさ
れ、その上部押板11に螺着されたダイホルダ1
2には円盤状の上部ダイ43がベアリング51に
よつて回転可能に保持される。上部ダイ43の上
面には円筒体52が立設されて上部押板11を貫
通している。その円筒体52の上端部にはバー5
3が側方に延設され、このバー53の先端側面の
加圧部53aにロードセル54が対峙固定され、
このロードセル54により上部ダイ43の反トル
クを検出する。
また、上部ダイ43と対峙して下部押板14に
は、同様に螺着されたダイホルダ15によつて円
盤状の下部ダイ16が固定保持される。従来例と
同様に、ロータ18の軸18aには負荷軸19が
連結され、この負荷軸19はベアリング33によ
り下部押板14に回転可能に支承されている。負
荷軸19の下部には歯車19aが設けられ、この
歯車19aが小歯車35と噛合している。下部押
板14には、ベアリング36によつて支持板37
が負荷軸19と同軸で回転可能に支承され、この
支持板37には、その回転軸心から偏心してモー
タ38が設置されている。上記小歯車35はこの
モータ38の回転軸に接続される。更に第3図に
も示すように、支持板37の一端には加圧部37
aが形成され、この加圧部37aにロードセル3
9が対向して固設され、ロードセル39によりロ
ータ18の反トルクを検出する。なお、100はベ
アリング33へのゴミ侵入を防止するカバー部材
である。
次にこのように構成された粘度測定装置の動作
を説明する。
試料室SR内に例えば短形のゴム材から成る試
料SMを充填し、昇降用シリンダ32により上部
押板11を降下すると、試料SMは上部ダイ43
と下部ダイ16との間で挟圧される。この状態
で、不図示のヒータで試料SMを所定の温度まで
加熱し、モータ38でロータ18に回転トルクを
与えると、試料SMの粘度に応じてロータ18に
働く反トルクがロードセル39で検出される。
すなわち、モータ38の回転力は小歯車35か
ら歯車19aに伝達され、負荷軸19及びロータ
軸18aを介してロータ18に回転力が与えられ
試料SMに剪断力が働く。支持板37は、ロータ
18の回転軸18aと同軸に回転可能にされ、モ
ータ38がこの回転軸から偏心して取付けられて
いるので、試料SMに働く回転トルクの反力が支
持板37に伝達され、その加圧部37aがロード
セル39を押圧しロードセル39からその圧力に
応じた電気信号が得られる。ロータ18の回転軸
心から加圧部37aまでの距離は既知であるか
ら、ロータ18の反トルクが容易に演算され、こ
の反トルクに従つて試料SMの粘度が分かる。
一方、試料SMに働く回転トルクはまた、試料
SMからの反トルクとして上部ダイ43にも作用
しており、回転可能にされた上部ダイ43と一体
のバー53がロードセル54を押圧するので、上
部ダイ43の反トルクがロードセル54の検出結
果から測定される。すなわち、上部ダイ43の回
転中心とバー加圧部53aとの距離は既知である
から、上部ダイ43の反トルクは容易に求められ
る。
従つて、ロータ18の反トルクと上部ダイ43
の反トルクの時間変化によりロータ18と上部ダ
イ43との間の捻じれ角度が求められる。この捻
じれ角度とロータ18の反トルクとを対応づけて
グラフを作製すると試料の回転伝達力が測定でき
る。
第4図に示すように、上部ダイ43に働く反ト
ルクをトーシヨンバー式のトルク計で検出しても
よい。これは、上部ダイ43の円筒体52と固定
側との間にトーシヨンバー63を介在せしめ、ト
ーシヨンバー63のねじれ応力をストレインゲー
ジ64で検出し、これにより、上部ダイ43の反
トルクを検出するものである。その他は第1図と
全く同様である。
なお、トルク検出装置は本実施例に限定され
ず、反トルクにより捩れを生ずるロータ18aや
モータ38の回転軸などに周知のねじりトルク計
やロードセルを設けたり、U字状のばねを応用し
た周知のトルク検出装置を用いても良い。
G 考案の効果 本考案によれば、試料に回転力を与えるロータ
が試料から受ける反トルクを検出すると共に、試
料に働く回転力の反力を受けるダイの反トルクを
も検出可能にしたので、粘度と回転伝達力とを同
時に測定可能な粘度測定装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を説明する
もので、第1図が粘度測定装置の正面断面図、第
2図が本考案に係る粘度測定装置のロータ周辺の
拡大図、第3図がトルク検出装置を概略的に示す
第1図の−線矢視図である。第4図は第1図
の粘度測定装置の変形例を示す正面断面図であ
る。第5図は従来例である粘度測定装置の試料室
周辺の拡大図である。 11……上部押板、12,15……ダイホル
ダ、14……下部押板、16……下部ダイ、18
……ロータ、18a……ロータ軸、19……負荷
軸、19a……歯車、32……昇降装置、35…
…小歯車、37……支持板、37a……加圧部、
38……モータ、39,54……ロードセル、4
3……上部ダイ、63……トーシヨンバー、64
……ストレンゲージ、SR……試料室、SM……試
料。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに対峙して離接する上部ダイおよび下部ダ
    イと、これらのダイを接近させるときに少なくと
    も両ダイにより形成され試料が充填される試料室
    と、前記両ダイを互いに離接して前記試料室を閉
    成、開放する昇降手段と、前記試料室内に配設さ
    れ、いずれか一方のダイを貫通する軸を有するロ
    ータと、該ロータに前記軸を介して回転力を伝達
    する駆動手段と、前記試料からロータが受ける反
    トルクを検出するロータトルク検出手段と、前記
    試料から一方のダイが受ける反トルクを検出する
    ダイトルク検出手段とを具備することを特徴とす
    る粘度測定装置。
JP15204088U 1988-11-22 1988-11-22 Expired - Lifetime JPH0531553Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15204088U JPH0531553Y2 (ja) 1988-11-22 1988-11-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15204088U JPH0531553Y2 (ja) 1988-11-22 1988-11-22

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Publication Number Publication Date
JPH0272959U JPH0272959U (ja) 1990-06-04
JPH0531553Y2 true JPH0531553Y2 (ja) 1993-08-13

Family

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JP15204088U Expired - Lifetime JPH0531553Y2 (ja) 1988-11-22 1988-11-22

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