JPH05315431A - ガスの回収再利用を図ったガス搬送システム及び搬送方法 - Google Patents
ガスの回収再利用を図ったガス搬送システム及び搬送方法Info
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- JPH05315431A JPH05315431A JP14633192A JP14633192A JPH05315431A JP H05315431 A JPH05315431 A JP H05315431A JP 14633192 A JP14633192 A JP 14633192A JP 14633192 A JP14633192 A JP 14633192A JP H05315431 A JPH05315431 A JP H05315431A
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Abstract
り、かつ運転コストを低減することを可能にしたガスの
回収再利用を図ったガス搬送システム及び搬送方法を提
供すること。 【構成】 シリコンウェハ等の清浄度を必要とする物を
プロセス装置までガスにより搬送するための搬送室と、
不純物濃度が1ppm以下の窒素ガス、酸素と窒素の合
成ガスまたは精製空気を該搬送室に供給するための手段
と、該搬送室からガスを排気するための手段とを有し、
さらに、該搬送室から排気されたガスの不純物を1pp
m以下に低減するための精製手段と、不純物を低減した
ガスの一部又は全部を直接又は間接的に前記搬送室に供
給するための手段を設けたことを特徴とする。
Description
ったガス搬送システム及び搬送方法に係り、より詳細に
は、シリコンウェハ等の清浄度を必要とする物をプロセ
ス装置までガスにより搬送するガス搬送システム及び搬
送方法において、ガスの回収・再利用を図ったガス搬送
システム及び搬送方法に関する。
ェハ搬送システムについて詳しく述べる。
て示す。図5において、501は窒素液化タンクを示
す。502は蒸発器を示し、液状態からガス化された圧
力を減圧架台503で圧力を調整しながらクリーンルー
ム内へ供給する。504は、クリーンルームを示す。供
給された窒素ガスは、505に示す精製装置で高純度化
され、半導体製造装置506間のウェハを搬送する窒素
ガストンネル507に供給される。使用された窒素ガス
は、排気系配管508を通過し大気中へ放出される。
清浄度の伴った搬送が必要となる。高清浄度の維持と搬
送をかねて窒素ガスが流れたトンネルの中でウェハの搬
送が行われている。従来では、使用済みの窒素ガスはそ
のまま排気されるために多額費用が発生する。
が使用されるが、漏洩した場合酸欠等の人身事故が懸念
される。
鑑みなされたものであり、高清浄度を持つガスを多量に
使用可能であり、かつ運転コストを低減することを可能
にしたガスの回収再利用を図ったガス搬送システム及び
搬送方法を提供することを目的としている。
ムは、シリコンウェハ等の清浄度を必要とする物をプロ
セス装置までガスにより搬送するための搬送室と、不純
物濃度が1ppm以下の窒素ガス、酸素と窒素の合成ガ
スまたは精製空気を該搬送室に供給するための手段と、
該搬送室からガスを排気するための手段とを有し、さら
に、該搬送室から排気されたガスの不純物を1ppm以
下に低減するための精製手段と、不純物を低減したガス
の一部又は全部を直接又は間接的に前記搬送室に供給す
るための手段を設けたことを特徴とする。
等の清浄度を必要とする物をプロセス装置までガスによ
り搬送するための搬送室に、不純物が1ppm以下の窒
素ガス、酸素と窒素の合成ガスまたは精製空気を供給
し、該搬送室から排気された窒素ガス、酸素と窒素の合
成ガスまたは精製空気を回収し、不純物を1ppm以下
に精製後、窒素ガス、酸素と窒素の合成ガスまたは精製
空気を液体状態又は気体状態で再利用することを特徴と
する。
には搬送装置からの排気ガスの精製は、吸着法精製装
置、ゲッタリング方式の精製装置又は精留塔で行うこと
が好ましい。
圧力変動吸着方式を用いた精製手段又は温度変動吸着方
式を用いた精製手段で行うことが好ましい。
給してもよいし、また、一旦、液体状態又は気体状態で
バッファータンクに貯蔵し、必要消費量に合わせて搬送
装置に供給してもよい。
のみならず酸素ガスと窒素ガスにより構成される合成ガ
スと精製空気を使用するため、窒素ガスの漏洩による酸
欠等の人身事故を回避し安全性の向上と運転コストの低
減が得られる。また本発明は、従来排気されていたガス
を回収・精製するものであり、運転コストの低減が得ら
れる。
して説明する。
する。
間に設置されたステンレスで構成された窒素ガストンネ
ル(搬送室)102から排気される窒素ガスをポンプ1
03で回収し、精留塔104へ供給し回収精製後、液化
タンク105に戻し再利用した。
ストンネルを用いる場合について説明したが、電解研磨
後、熱処理を行うことにより形成したCr2 O3 並びに
Fe2 O3 不動態膜を表面に有するステンレスにより搬
送室102を構成すれば精製能力の負荷が低減され運転
コストの削減がはかれる。また、搬送室のみならず、精
留塔104を含めガスと接する部分をかかる不動態膜を
有するステンレスにより構成することが、より一層の精
製能力の負荷の低減、運転コストの削減上より好まし
い。
間に設置されたステンレスで構成された窒素ガストンネ
ル202から排気される窒素ガスをポンプ203で回収
し、その回収ガスの一部を精留塔204へ供給し回収精
製後、液化タンク205に戻し再利用した。
ス精製装置206へ供給し回収精製後、減圧架台207
入り口に戻し再利用した。
ストンネルを用いる場合について説明したが、電解研磨
後、熱処理を行うことにより形成したCr2 O3 並びに
Fe2 O3 不動態膜を表面に有するステンレスにより搬
送室202を構成すれば精製能力の負荷が低減され運転
コストの削減がはかれる。また、搬送室のみならず、精
留塔204、精製装置206を含めガスと接する部分を
かかる不動態膜を有するステンレスにより構成すること
が、より一層の精製能力の負荷の低減、運転コストの削
減上より好ましい。
置を用いる精製手段について説明したが、吸着方式精製
装置を用いてもよい。
間に設置されたステンレスで構成された搬送用トンネル
302から排気される窒素と酸素の合成ガスを303ポ
ンプで回収し、吸着方式精製装置304へ供給し回収精
製後、ガス貯槽タンク305に戻し再利用した。
トンネルを用いる場合について説明したが、電解研磨
後、熱処理を行うことにより形成したCr2 O3 並びに
Fe2O3 不動態膜を表面に有するステンレスにより搬
送室302を構成すれば精製能力の負荷が低減され運転
コストの削減がはかれる。また、搬送室のみならず、精
製装置304、合成ガス貯槽タンク305を含めガスと
接する部分をかかる不動態膜を有するステンレスにより
構成することが、より一層の精製能力の負荷の低減、運
転コストの削減上より好ましい。
いる供給手段について説明したが、排気量が少ない場合
は貯槽タンクを備え付けずに直接、酸素と窒素の合流ラ
インに戻して供給してもよい。
間に設置されたステンレスで構成された搬送用トンネル
402から排気される精製空気をポンプ403で回収
し、吸着方式精製装置404へ供給し回収精製後、ガス
貯槽タンク405に戻し再利用した。406は、大気を
精製する圧力変動吸着法式精製装置である。
トンネルを用いる場合について説明したが、電解研磨
後、熱処理を行うことにより形成したCr2 O3 並びに
Fe2O3 不動態膜を表面に有するステンレスにより搬
送室402を構成すれば精製能力の負荷が低減され運転
コストの削減がはかれる。また、搬送室のみならず、精
製装置404、精製大気貯槽タンク405、圧力変動吸
着法大気精製装置406を含めガスと接する部分をかか
る不動態膜を有するステンレスにより構成することが、
より一層の精製能力の負荷の低減、運転コストの削減上
より好ましい。
06を用いたが温度変動方式または吸着方式の精製装置
でもよい。
給手段について説明したが、排気量が少ない場合は貯槽
タンクを備え付けずに直接、大気の精製装置の下流に戻
して供給してもよい。
求項5にかかる発明によれば、例えば、半導体デバイス
製造に用いられる高清浄度を要するシリコンウェハの搬
送時においても高清浄度窒素ガス、合成ガス、精製空気
を供給・回収再利用することで、運転コストの低減が可
能となる。
製造の大敵となる有機物汚染、吸着不純物汚染、金属不
純物汚染、自然酸化膜の成長を著しく低減し従来のデバ
イス製造歩留まりの結果と同等な結果を得るものであ
る。
送室)、 103,203,303,403 ポンプ、 104,204 精留塔(精製手段)、 105,205 液化タンク、 206 ゲッタリング方式ガス精製装置(精製手段)、 207 減圧架台、 304,404 吸着方式精製装置(精製手段)、 305,405 ガス貯槽タンク、 406 圧力変動吸着方式精製装置(精製手段)。
Claims (8)
- 【請求項1】 シリコンウェハ等の清浄度を必要とする
物をプロセス装置までガスにより搬送するための搬送室
と、不純物濃度が1ppm以下の窒素ガス、酸素と窒素
の合成ガスまたは精製空気を該搬送室に供給するための
手段と、該搬送室からガスを排気するための手段とを有
し、さらに、該搬送室から排気されたガスの不純物を1
ppm以下に低減するための精製手段と、不純物を低減
したガスの一部又は全部を直接又は間接的に前記搬送室
に供給するための手段を設けたことを特徴とするガス搬
送システム。 - 【請求項2】 窒素ガスについての前記精製手段は、吸
着法精製装置、ゲッタリング方式の精製装置又は精留塔
であることを特徴とする請求項1記載のガス搬送システ
ム。 - 【請求項3】 酸素と窒素の合成ガスについての前記精
製手段は、圧力変動吸着方式を用いた精製手段又は温度
変動吸着方式を用いた精製手段であることを特徴とする
請求項1に記載のガス搬送システム。 - 【請求項4】 前記精製手段と搬送室との間に回収・精
製された窒素ガス、酸素と窒素の合成ガス又は精製空気
を液体状態又は気体状態で貯蔵するためのバッファータ
ンクを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の
いずれか1項に記載のガス搬送システム。 - 【請求項5】 シリコンウェハ等の清浄度を必要とする
物をプロセス装置までガスにより搬送するための搬送室
に、不純物が1ppm以下の窒素ガス、酸素と窒素の合
成ガスまたは精製空気を供給し、該搬送室から排気され
た窒素ガス、酸素と窒素の合成ガスまたは精製空気を回
収し、不純物を1ppm以下に精製後、窒素ガス、酸素
と窒素の合成ガスまたは精製空気を液体状態又は気体状
態で再利用することを特徴とするガス搬送方法。 - 【請求項6】 搬送室から排気された窒素ガスの精製
は、吸着法若しくはゲッタリング法による精製又は精留
塔における精製であることを特徴とする請求項5に記載
のガス搬送方法。 - 【請求項7】 搬送室から排気された酸素と窒素の合成
ガスの精製は、圧力変動吸着方法による精製又は温度変
動吸着方法による精製であることを特徴とする請求項5
に記載のガス搬送方法。 - 【請求項8】 回収・精製された窒素ガス、酸素と窒素
の合成ガスまたは精製空気を、液体状態又は気体状態で
バッファータンクを用いて貯蔵し、必要消費量に合わせ
て搬送装置に供給することを特徴とする請求項5乃至請
求項7のいずれか1項に記載のガス搬送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14633192A JP3135981B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | ガスの回収再利用を図ったガス搬送システム及び搬送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14633192A JP3135981B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | ガスの回収再利用を図ったガス搬送システム及び搬送方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05315431A true JPH05315431A (ja) | 1993-11-26 |
JP3135981B2 JP3135981B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=15405274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14633192A Expired - Lifetime JP3135981B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | ガスの回収再利用を図ったガス搬送システム及び搬送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3135981B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996021945A1 (en) * | 1995-01-09 | 1996-07-18 | Nippon Sanso Corporation | Nitrogen gas supply system |
WO2014157124A1 (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-02 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板処理装置 |
JP2023044818A (ja) * | 2021-09-21 | 2023-04-03 | 株式会社Kokusai Electric | 基板処理装置、半導体装置の製造方法およびプログラム |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP14633192A patent/JP3135981B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100298304B1 (ko) * | 1995-01-09 | 2001-10-24 | 쓰치야 히로오 | 질소가스공급시스템 |
WO2014157124A1 (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-02 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板処理装置 |
JP5951889B2 (ja) * | 2013-03-27 | 2016-07-13 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板処理装置 |
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