JPH0531530A - 成形ロールのロール交換装置 - Google Patents

成形ロールのロール交換装置

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JPH0531530A
JPH0531530A JP19035491A JP19035491A JPH0531530A JP H0531530 A JPH0531530 A JP H0531530A JP 19035491 A JP19035491 A JP 19035491A JP 19035491 A JP19035491 A JP 19035491A JP H0531530 A JPH0531530 A JP H0531530A
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  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロール交換作業を容易とすると共に作業時間
を短くして溶接管製造の作業能率の向上を図る。 【構成】 溶接鋼管の製造工程にあって帯板1を凹状ロ
ール33と凸状ロール62とで圧接して所定の形状に成
形する成形ロールのロール交換装置において、凹状ロー
ル62を軸方向に分割してそれぞれ軸方向移動自在に且
つ回転自在に支持する一方、外形形状の異なる複数の凸
状ロール63,64,65を回転ドラム55の外周部に
それぞれ回転自在に取付け、その回転ドラム55を凹状
ロール33の回転軸27と直交する支持軸53に回転位
置決め自在に支持し、回転ドラム55を回動させ外形形
状の異なる複数の凸状ロール62,63,64,65の
なかから使用する凸状ロールを選択して使用することが
できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は溶接鋼管の製造工程にあ
って帯板を所定の形状に成形する成形ロールのロール交
換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】溶接鋼管は鋼板または帯鋼を管状に形成
してその継ぎ目を溶接したものであって、電縫管や鍛接
管などがある。
【0003】図4に一般的な電縫管製造ラインの構成、
図5に従来のブレイクダウンロール及びその駆動系統を
示す。
【0004】図4に示すように、エントリ工程におい
て、帯鋼1はアンコイラ2にコイル状に巻かれている。
レベラ3はこのアンコイラ2から引き出された帯鋼1を
複数のロールによって矯正するものである。端末切断機
4は帯鋼1の先後端クロップを切断するものであり、突
合せ溶接機5は先行帯鋼1の後端と後行帯鋼1の先端を
接続するものである。ルーパ6は電縫管の製造中に停機
しなくてすむように帯鋼1を所定量蓄えておくものであ
る。
【0005】フォーミング(成形)工程において、ブレ
ークダウンロール7は上下一対の駆動水平ロールであっ
て、帯鋼1を幅方向半円状に初期成形する。クラスタロ
ール8は左右一対の非駆動垂直ロールであって、連続的
に円筒状のオープンパイプを成形する。フィンパスロー
ル9は上下一対の水平ロールであって、成形終期に上ロ
ールに取付けられたフィンプレートによってエッジ面の
角度コントロール、仕上成形、センタリングを行う。
【0006】高周波誘導溶接機10は仕上成形されたオ
ープンパイプのエッジ部を接合するものであり、スクイ
ズロール11はその突合せ形状をコントロールするもの
である。
【0007】サイジング工程において、サイジングロー
ル12は管を絞り加工して外径を交差内になるように仕
上げるものであり、タークスヘッドロール13は丸管、
角管、矩形管など成形後の曲がり、捩れ矯正を行なうも
のである。また、14は切断機である。
【0008】而して、帯鋼1はアンコイラ2から引き出
され、レベラ3によって矯正されてルーパ6に至る。そ
して、ブレークダウンロール7によって帯鋼1が幅方向
半円状に初期成形され、クラスタロール8によって円筒
状のオープンパイプを成形される。円筒状のオープンパ
イプはフィンパスロール9によってエッジ面の角度コン
トロール、仕上成形、センタリングがなされ、高周波誘
導溶接機10によってエッジ部が接合されると共にスク
イズロール11によってその突合せ形状がコントロール
される。
【0009】エッジ部が接合されたパイプはサイジング
ロール12によって丸管、角管、矩形管が正規外形に仕
上げられ、タークスヘッドロール13によって矯正され
る。
【0010】このように構成された電縫管製造ラインに
おいて、ブレークダウンロール7は、図5に示すよう
に、上下一対の凹状ロール101と凸状ロール102と
で構成され、各ロール101,102は軸受103,1
04を介してフレーム105に回転自在に支持されて構
成されている。そして、各回転軸106,107は連結
軸108,109を介して歯車減速機110及び駆動モ
ータ111に接続されている。
【0011】従って、凹状ロール101と凸状ロール1
02との間に帯鋼1が案内され、凸状ロール102を下
方に押圧することで帯鋼1が成形される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した電縫管製造ラ
インにおいて、異なる形状の電縫管製造するときは、各
成形ロールを適切な形状のものに交換する必要がある。
この場合、例えば、ブレークダウンロール7にあって
は、図5に示すように、上下一対の凹状ロール101と
凸状ロール102とがそれぞれ軸受103,104に支
持されているため、このセット状態で取外し及び取付け
を行わなければならない。
【0013】そのため、ロール交換作業が面倒なものと
なって作業者に多大な負担がかかると共に作業時間が長
時間となり、電縫管製造の作業能率がよくないという問
題点があった。また、多種類の電縫管の製造にあたり、
多種類複数組の成形ロールを用意しなければならず、コ
ストが高くなってしまう。
【0014】本発明はこのような問題点を解決するもの
であって、溶接管製造の作業能率の効率化を図った成形
ロールのロール交換装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明の成形ロールのロール交換装置は、溶接鋼管
の製造工程にあって帯板を凹状ロールと凸状ロールとで
圧接して所定の形状に成形する成形ロールのロール交換
装置において、凹状ロールを軸方向に分割してそれぞれ
軸方向移動自在に且つ回転自在に支持する一方、外形形
状の異なる複数の凸状ロールを回転ドラムの外周部にそ
れぞれ回転自在に取付け、該回転ドラムを前記凹状ロー
ルの回転軸と直交する支持軸に回転位置決め自在に支持
したことを特徴とするものである。
【0016】
【作用】成形ロールを交換する場合には、まず、軸方向
に分割された凹状ロールをそれぞれ軸方向に移動するこ
とで、外表面にて形成される円弧が成形する帯鋼の形状
に適合するように調整する。次に、回転ドラムを回動さ
せることで、外形形状の異なる複数の凸状ロールのなか
から使用する凸状ロールを選択し、調整された凹状ロー
ルに対向する位置に位置決めすることでロールが設定さ
れる。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0018】図1及び図2に本発明の一実施例に係る成
形ロールのロール交換装置の要部断面を示す。
【0019】本実施例のロール交換装置は電縫管製造ラ
インにおけるブレークダウンロールに適用したものであ
り、凹状ロールは軸方向に2分割されてそれぞれ軸方向
移動自在に支持され、凸状ロールは外形形状の異なる複
数のものが支持軸に回転位置決め自在な回転ドラムの外
周部にそれぞれ回転自在に支持されている。
【0020】図1及び図2に示すように、基盤21上に
は支持台22が固定され、この支持台22上には4本の
支柱23とキャップ24からなるフレームが取付けられ
ている。
【0021】この支柱23の下部には対向する内面にガ
イド溝25が形成され、一対の支持体26が上下移動自
在に支持されている。そして、この一対の支持体26に
は凹状ロールを支持する駆動軸27の各端部が軸受28
によって回転自在に支持されている。なお、この駆動軸
27の一端には図示しない駆動部が接続されている。
【0022】この駆動軸27には、図1に断面部分にて
詳細に示すように、軸受29を介してフランジ30が嵌
合しており、このフランジ30は基端部が支持体26に
固定され、また、外周面にねじが形成されており、一
方、フランジ30の外周ねじには従動ギア31が位置
し、その内周面にはねじが形成されており、フランジ3
0と従動ギア31とが互いのねじによって螺合してい
る。
【0023】そして、従動ギア31の外周部には軸受3
2を介して2分割された凹状ロールの一方を構成する円
錐ロール33が回転自在で且つ軸方向移動不能に取付け
られている。この円錐ロール33は2つで1組の凹状ロ
ールを構成し、外周面は所定の曲面形状に形成されてい
る。
【0024】なお、この円錐ロール33はキー34によ
って駆動軸27と一体回転できるようになっている。ま
た、従動ギア31は支持体26に取付けられた位置決め
モータ35の駆動ギア36と噛み合っている。
【0025】従って、駆動部によって駆動軸27を回転
駆動すると、キー34によって各円錐ロール33が回転
するようになっている。また、位置決めモータ35によ
って駆動ギア36を駆動すると、従動ギア31が回転す
ると共にフランジ30との螺合関係によってこの従動ギ
ア31が軸方向に移動する。これによって円錐ロール3
3が軸方向に移動して位置調整することができるように
なっている。なお、他方の円錐ロール33についても同
様である。
【0026】なお、各駆動ギヤ36を円錐ロール33の
最大径部の外周面に当らない支持台26上の位置に位置
決めモータ35と共に移動し、これら駆動ギヤ36を連
結軸42(図1一点鎖線)にて接続すると同時に、互い
に螺合している左右2組のフランジ30と従動ギア31
のそれぞれのねじ部のねじれ方向を左右反対(一方を左
ねじにすれば他方を右ねじにするあるいはその逆)に
し、各円錐ロール33を幅方向に同調して対称的に移動
させることができる。
【0027】また、各円錐ロール33の下方にはこの円
錐ロール33の上下位置を調整する昇降装置が設けられ
ている。
【0028】即ち、支持台22における支持体26の下
方位置にはそれぞれスクリュー軸37が位置し、その上
端が支持体26の下面に当接している。このスクリュー
軸37にはそれぞれウォームホイール38が螺合してお
り、各ウォームホイール38にはウォーム39が噛み合
っている。そして、各ウォーム39は連結軸40によっ
て接続され、更に、基盤21上に取付けられた駆動モー
タ41に接続されている。
【0029】従って、駆動モータ41を駆動すると、各
ウォーム39を介してウォームホイール38が同調して
回転し、このウォームホイール38と螺合するスクリュ
ー軸37が軸方向に移動して支持体26を上下動させる
ことで、一対の円錐ロール33の上下位置を調整するこ
とができるようになっている。
【0030】支柱23の上部には対向する内面にガイド
溝51が形成され、一対の支持体52が上下移動自在に
支持されている。そして、この一対の支持体52には支
持軸53の各端部が軸受54によって回転自在に支持さ
れている。この支持軸53には回転ドラム55がキー5
6によって一体回転できるように取付けられ、且つ各支
持体52に対しては軸受57を介して転動自在に取付け
られている。
【0031】支持軸53の一端にはスプロケット58が
固結されている。一方、支持体52には駆動モータ59
が取付けられており、その駆動軸にはスプロケット60
が固結されている。そして、各スプロケット58,60
はチェーン61によって連結されている。
【0032】従って、駆動モータ59を駆動すると、各
スプロケット58,60及びチェーン61を介して支持
軸53が回転することで回転ドラム55が回転すること
ができる。
【0033】本実施例においては、回転ドラム55の外
周部に外形形状の異なる凸状ロールが4組装着されてい
る。即ち、図1に示すように、第1及び第2、第3凸状
ロール62,63,64はそれぞれ3つのロールから構
成され、第4凸状ロール65は2つのロールから構成さ
れている。そして、第1凸状ロール62の各ロール6
6,67,68はその外形が点Aを中心とする円弧R1
を形成している。また、第2凸状ロール63の各ロール
はその外形が点Bを中心とする円弧R2を形成し、第3
及び第4凸状ロール64,65の各ロールはそれぞれの
外形がそれぞれ点C,Dを中心とする円弧R3,R4を
形成している。
【0034】第1凸状ロール62の各ロール66,6
7,68は軸受を介して枢軸69に回転自在に支持さ
れ、この枢軸69は回転ドラム55に取付部材70によ
って取付けられている。なお、その他の各凸状ロール6
3,64,65についても同様に取付けられている。
【0035】一方の支持体52には回転ドラム55を位
置決め固定するためのクランプ装置が設けられている。
即ち、図2に示すように、支持体52には配置角度が等
分で対向するようにそれぞれシリンダ71が配置されて
おり、その駆動ロッドの先端部には楔状の位置決め部材
72が固着されている。一方、この位置決め部材72
(シリンダ71)に対応する回転ドラム55の側面図に
は凹部73が形成されている。
【0036】従って、回転ドラム55を回転させ、使用
する凸状ロールが円錐ロール33に対向する位置にきた
ときに、シリンダ71を作動させて位置決め部材72を
回転ドラム55の凹部73に嵌合させることで、この回
転ドラム55に位置決めして凸状ロールを所定の位置に
固定することができる。
【0037】また、回転ドラム55の上方にはこの回転
ドラム55を昇降させると共に凸状ロールに押しつける
昇降装置が設けられている。
【0038】即ち、キャップ24の上部における支持体
52の上方位置にはそれぞれ油圧シリンダ75が取付け
られている。そして、その駆動ロッド76はキャップ2
4を貫通して下方に延び、先端部に凸部77が一体に形
成されている。そして、その凸部77が支持体52に連
結部材78を介して連結されている。
【0039】従って、油圧シリンダ75を作動して各駆
動ロッド76を介して凸部77を上昇させると、連結部
材78及び支持体52を介して支持軸53及び回転ドラ
ム55が上昇し、回転ドラム55を回動させることで使
用する凸状ロールを交換することができる。
【0040】なお、各駆動ロッド76とその凸部77の
昇降を公知の方法、例えば、各駆動ロッド76に図示し
ないラックを各連結部材78に回転自在に前記ラックに
噛合うピニオンをそれぞれ取付け、これらピニオンを連
結軸に接続して、同調して行うことができる。
【0041】また、油圧シリンダ75を作動して凸部7
7を下降させると、この凸部77が支持体52を下方に
押し下げ、支持軸53及び回転ドラム55を介して凸状
ロール(図2において第1凸状ロール62)を凹状ロー
ル(円錐ロール33)に押圧することができる。
【0042】なお、上述の円錐ロール33と回転ドラム
55を帯鋼1の流れ方向に複数組並列にならべて取付け
ることもできる。また、円錐ロール33の一対の支持体
26に、上述の油圧シリンダ75にて作動する昇降加圧
装置を回転ドラム55の支持体52にモータ41、ウォ
ーム38、ウォームホイール39、連結軸40及びスク
リュー軸37により上下位置を調整する昇降装置を取付
けることも出来る。
【0043】而して、本実施例のブレークダウンロール
において帯鋼1の成形を行うには、図1及び図2に示す
ように、一対の円錐ロール33と第1凸状ロール62が
対向する状態で円錐ロール33を駆動し、帯鋼1を両ロ
ール33,62の間を通過させる。このとき、油圧シリ
ンダ75によって回転ドラム55を下降させることで、
第1凸状ロール62の各ロール66,67,68に下方
への押圧力が作用して、円錐ロール33との間でこの押
圧力より帯鋼1が湾曲状に成形される。
【0044】帯鋼1の成形形状を変更する場合には、凸
状ロールを交換すると共にそれに合せて各円錐ロール3
3の位置を調整する。
【0045】即ち、油圧シリンダ75を駆動して回転ド
ラム55を上昇させる。そして、シリンダ71を作動さ
せて位置決め部材72を凹部73から外し、回転ドラム
55のクランプを解除する。次に、駆動モータ59を駆
動して支持軸53を回動し、使用する凸状ロール、例え
ば、第3凸状ロール64を使用するのであれば、回転ド
ラム55を180度回動させる。そして、再び、シリン
ダ71を作動して位置決め部材72を凹部73に嵌入さ
せることで、回転ドラム55を位置決め固定する。
【0046】使用する凸状ロールが回転ドラム55の下
方位置に位置決めされると、油圧シリンダ75を駆動し
て回転ドラム55を下降させ、各円錐ロール33と対向
する位置に位置させる。
【0047】一方、各駆動モータ35を駆動して各円錐
ロール33を接近あるいは離反させることで、この2つ
の円錐ロール33の外表面で形成する円弧形状を、前述
したように位置決めされた凸状ロールの形状に合わせて
調整する。
【0048】そして、このようにして位置決め、あるい
は位置調整された凸状ロールと円錐ロール33(凹状ロ
ール)とによって帯鋼1の成形を行う。
【0049】なお、上述の実施例においては回転ドラム
55に装着された各凸状ロール62,63,64,65
を2つのロールまたは3つのロールで構成したがこれに
限るものではない。
【0050】図3に本発明の他の実施例に係るロール交
換装置の回転ドラムを示す。図3に示すように、支持軸
53に固結された回転ドラム81には4組の凸状ロール
82,83,84,85が装着されている。このうち、
第2、第3、第4凸状ロール83,84,85は前述の
実施例と同様に3つのロールによって構成されている。
一方、第1凸状ロール82は1つのロールによって構成
されている。
【0051】而して、第1凸状ロール82と駆動軸27
に装着された2つの円錐ロール33とによって帯鋼1の
成形を行うことができる。この場合、帯鋼1に全面にわ
たって押圧力を作用させることができるので、帯鋼1の
成形が容易となる。また、凸状ロールを4つ以上で構成
してもよい。
【0052】なお、上述の実施例において、4組の凸状
ロールを回転ドラムに装着したが、2組以上であれば、
何組でもよい。また、本実施例のロール交換装置をブレ
ークダウンロールに適用したが、その他の成形ロールに
適用してもよい。
【0053】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明の成形ロールのロール交換装置によれば、凹
状ロールを軸方向に分割してそれぞれ軸方向移動自在に
支持する一方、外形形状の異なる複数の凸状ロールを回
転ドラムの外周部に取付けてその回転ドラムを凹状ロー
ルの回転軸と直交する支持軸に回転位置決め自在に支持
したので、回転ドラムを回動させ外形形状の異なる複数
の凸状ロールのなかから使用する凸状ロールを選択して
使用することができ、ロール交換作業が容易となると共
に作業時間も短くなって溶接管製造の作業能率の向上を
図ることができる。また、成形ロールの製造コストも低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る成形ロールのロール交
換装置の要部断面(図2のA−A断面)図である。
【図2】図1のB−B断面図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る成形ロールのロール
交換装置の回転ドラムの断面図である。
【図4】一般的な電縫管製造ラインの構成図である。
【図5】従来のブレークダウンロールの正面図である。
【符号の説明】
1 帯鋼 26,52 支持体 27 駆動軸(回転軸) 33 円錐ロール(凹状ロール) 53 支持軸 55 回転ドラム 59 駆動モータ 62 第1凸状ロール 63 第2凸状ロール 64 第3凸状ロール 65 第4凸状ロール 66,67,68 ロール 72 位置決め部材

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 溶接鋼管の製造工程にあって帯板を凹状
    ロールと凸状ロールとで圧接して所定の形状に成形する
    成形ロールのロール交換装置において、凹状ロールを軸
    方向に分割してそれぞれ軸方向移動自在に且つ回転自在
    に支持する一方、外形形状の異なる複数の凸状ロールを
    回転ドラムの外周部にそれぞれ回転自在に取付け、該回
    転ドラムを前記凹状ロールの回転軸と直交する支持軸に
    回転位置決め自在に支持したことを特徴とする成形ロー
    ルのロール交換装置。
JP19035491A 1991-07-30 1991-07-30 成形ロールのロール交換装置 Expired - Lifetime JP2858599B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5647241A (en) * 1995-09-22 1997-07-15 Abbey Etna Machine Company Rotary upper roll selector
KR102151023B1 (ko) * 2019-12-31 2020-09-02 김동혁 금속링 성형시스템

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