JPH0531456U - 小型コピー装置 - Google Patents

小型コピー装置

Info

Publication number
JPH0531456U
JPH0531456U JP8730391U JP8730391U JPH0531456U JP H0531456 U JPH0531456 U JP H0531456U JP 8730391 U JP8730391 U JP 8730391U JP 8730391 U JP8730391 U JP 8730391U JP H0531456 U JPH0531456 U JP H0531456U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
read
character string
reading
tape
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8730391U
Other languages
English (en)
Inventor
康弘 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP8730391U priority Critical patent/JPH0531456U/ja
Publication of JPH0531456U publication Critical patent/JPH0531456U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えばCDのジャケットのような読取対象物
の文字列をゆがめることなく簡単にコピーできる安価な
小型コピー装置を提供することを目的とする。 【構成】 例えば歌詞カードの文字列上にセンサ16が
位置するように置き、読取センサ16を文字列に沿って
移動させ、前記読取センサ16により読取った文字列情
報を印字ヘッド28によりテープTに出力印字する際
に、クラッチギヤ40がワイヤ駆動ギヤ22に直接連繋
されているので、テープTを指先で摘んで引っぱること
により、読取センサ16が移動してその文字列情報を読
取り、テープTに印字が行なわれる。一方クラッチギヤ
40をワイヤ駆動反転ギヤ55に切換えた場合、読取セ
ンサ16は逆方向に移動してホームポジションに戻され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、小型コピー装置に関し、特に読取対象物面の1行ないし数行の文 字列等に沿って移動させたときにその文字列をゆがみなくコピーできるようにし た小型コピー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、複数の曲が記録されたCD(コンパクトディスク)の中から、 いくつかの曲を選択し、カセットテープに録音する場合がある。この場合、録音 済みのカセットテープのケースに録音した曲名を記録(メモ)しておけば、後日 再生するときに便利である。そして前記CDの歌詞カード・ジャケット・解説書 等には、前記CDに記録された記録番号、曲名、作詞者名、作曲者名等が印刷さ れているのが一般的である。かかる場合には、例えばロールサーマル紙を使用し たハンディーコピー機の読取部をその歌詞カード等のコピーしたい部分に当接さ せながら所望の位置まで移動させていき、曲名等をコピーすればよい。
【0003】 また、他の方法としては、貼付け用のテープに所望の文字等を印字して出力す る文字テープ作成機を使用して、例えば「曲名 ○×〇× 作詞△△ 作曲□○ 」等の文字・数字をキーボード等の入力装置から入力し、前記テープを出力させ ればよい。
【0004】 さらに他の方法としては、イメージリーダにより読取対象物面の文字列を読取 り、この読取りデータをパーソナルコンピュータに取込み、プリンタ装置に所望 の読取対象物の読取り部分を印字出力した後、テープ状に切断すればよい。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のそれぞれの装置には次のような問題点があった。まず、 ハンディーコピー機使用の場合、オペレータがコピー機本体を手動で移動させつ つコピーするので、等速度直線的な移動が難しく、出力した文字列が波打ってゆ がんでしまい、あるいは途切れてしまうことがあった。
【0006】 また、文字テープ作成機使用の場合、オペレータがキーボードから平仮名入力 後漢字に変換し、メモリに格納されたフォントデータを読み出して印字する等の 処理が必要のため入力が煩雑となり、また、多数の電子部品を使用するので、文 字テープ作成機が高価な物となっていた。
【0007】 さらにパーソナルコンピュータ使用の場合、イメージリーダの使用および細長 いテープの切断作成等、オペレータにとって煩わしい操作を必要としていた。
【0008】 そこで本考案は上記問題点を解決するためになされたものであり、例えばCD のジャケットのような読取対象物の文字列をゆがめることなく簡単にコピーでき る安価な小型コピー装置を提供することを目的とする。
【0009】 さらに本考案の別の目的は、読取対象物の文字列を読取った後に読取センサを 元の位置に戻すときに、テープの引出しに連動して簡単に戻せるようにすること にもある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案の小型コピー装置は、読取対象物面の文字列 等を読取る読取手段と、前記読取手段を前記読取対象物面の文字列に沿って往復 移動可能に配置される読取移動手段と、前記読取手段により読取った前記読取対 象物面の文字列情報を被印字媒体面に出力印字する印字手段と、前記被印字媒体 を定方向へ搬送する媒体搬送手段と、前記媒体搬送手段と前記読取移動手段とを 連動駆動させる連繋手段と、前記連繋手段に介設され該連繋手段を遮断又は接続 切替え可能なクラッチ手段と、前記クラッチ手段の切替え作動により前記読取移 動手段の移動方向を反転させる読取移動方向反転手段とを備えることを特徴とす る。
【0011】
【作用】
上記の構成を有するこの考案の小型コピー装置によれば、読取対象物(例えば 歌詞カード)の文字列上に読取手段たる光センサ等の読取部が位置するように置 き、読取移動手段により前記読取手段を前記読取対象物面の文字列に沿って移動 させ、前記読取手段により読取った読取対象物面の文字列情報を印字手段により 被印字媒体面に出力印字するものであるが、その際に被印字媒体を定方向へ搬送 させる媒体搬送手段と前記読取移動手段とが互いに連動駆動させる連繋手段によ り連繋されているので、例えば被印字媒体を指先で摘んで引っぱることにより読 取移動手段が従動的に駆動し、読取手段が読取対象物面の文字列に沿って移動し てその文字列情報を読取り、その読取られた文字列情報が被印字媒体面に出力印 字されるものである。被印字媒体の引っぱり速度と読取手段の移動速度は同期し ているので被印字媒体面に印字される文字列のゆがみは生じない。
【0012】 一方前記連繋手段に介設されたクラッチ手段を切換えた場合、読取移動手段は 逆方向に移動してホームポジションに戻される。このようにクラッチ手段の正逆 切換えにより、読取移動手段の移動方向が正逆反転されるものであるが、勿論正 方向への移動のときにはテープ面に印字が行われ、逆方向への移動のときには印 字が行われない。
【0013】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。 図1に本考案の一実施例に係る小型コピー装置10の外観図を示し、図2にそ の内部構造の概略構成図を示す。
【0014】 この小型コピー装置10の外観構成は、図1に示すように、側面形状がL字型 をした本体12の前面はり出し側の下面に細長の読取窓14が設けられ、その読 取窓14に沿って読取手段たる光学式の読取センサ16が往復移動可能なように 両端のプーリ18a、18b間に張設されるワイヤ20に係留される。該ワイヤ 20は途中ワイヤ駆動ギヤ22と同軸に設けられたプーリ24に周回されている 。前記読取センサ16は前記読取窓14の長手方向に直交して64個の読取素子 が縦1列に配設されたCIS(Contact Image Sensors)が用いられる。
【0015】 一方被印字媒体たるテープTはプラテンローラ26と印字ヘッド28との間を 通って一対のテープ送りローラ30a、30bに挟まれて定方向へ送られるよう になっている。そして一方のテープ送りローラ30aには同軸にテープ連動ギヤ 32が設けられ、該連動ギヤ32は中継ギヤ群34、36、38及びクラッチギ ヤ40を介して前記ワイヤ駆動ギヤ22に噛合わされている。
【0016】 また前記プラテンローラ26と印字ヘッド28との間にはインクリボンテープ IRが前記被印字媒体テープTと重ね合わせ状態で挿入され、前記インクリボン テープIRはその出側でリボン巻取スプール42に巻取られるようになっている 。そして該リボン巻取スプール42にも同軸にリボン巻取ギヤ44が設けられ、 該ギヤ44も前記テープ送りローラ30aの連動ギヤ32に中継ギヤ46を介し て連繋されている。
【0017】 一方前記クラッチギヤ40のギヤ軸にはクラッチレバー48の先端が設けられ る一方で、該クラッチレバー48の基端にはクラッチ切換え用のスタートボタン 50が設けられる。該スタートボタン50は図1に示されるように、本体12の 上面に設けられている。そして本体12内では前記クラッチレバー48が前記ク ラッチギヤ40が切られる方向に引張りバネ52を介して引張り付勢されており 、また前記スタートボタン50を押したときにオンされるスイッチ54が設けら れる。
【0018】 そしてこの考案では、スイッチ54がオフされている状態で前記クラッチギヤ 40と前記ワイヤ駆動ギヤ22の両者に同時に噛合するワイヤ駆動反転ギヤが設 けられている。該ワイヤ駆動反転ギヤ55は常時ワイヤ駆動ギヤ22と噛合して いるが、クラッチギヤ40とは該クラッチの切換え時にのみ噛合するように構成 されている。そしてこのときクラッチギヤ40はワイヤ駆動反転ギヤ55に噛合 すると共に、前記中継ギヤ群34、36、38の中継ギヤ38とも噛合状態を維 持する位置関係を保っている。
【0019】 尚、本体12の前面はり出し側の上面にはガラス等の透明部材からなる視認部 56が形成され、上方からみた場合に、本体下面に置かれた「読取対象物」であ る印刷物Pの印刷文字列Rが、前記読取窓14を介して視覚を通じて認識される ようになっている。また本体12の前面上部には印字文字の白黒を反転せしめる 反転ボタン58と、読取対象物の濃淡度合に応じて白黒の反転基準を設定する濃 淡設定ボタン60a、60bが配設されている。さらに前記ボタン58、60a 、60bの下方には、読取る文字の高さ範囲を設定する読取幅設定ツマミ62が 配設されている。
【0020】 次に図3に基づいて小型コピー装置10の制御ブロックを説明する。 図3に示すように、読取センサ16が、アナログ信号を0から255のデジタ ル信号に変換するA/Dコンバータ70を介して「制御部」であるCPU72に 接続されている。CPU72には、読取センサ16で読取ったデータを一時格納 するRAM74と、装置全体の制御をするプログラムが格納されたROM76と 、「印字部」である印字ヘッド28を駆動するドライバ78と、スタートボタン 50に連動するスイッチ54と反転ボタン58、濃淡設定ボタン60a、60b と読取幅設定ツマミ62等からの入力信号を変換するインターフェイス80が接 続されている。
【0021】 次にこのように構成された小型コピー装置10の操作について説明する。 初めにこの装置本体12を印刷物等のコピーしたい文字列の上に読取窓14が 位置するように置く。そしてスタートボタン50を押すとスイッチ54がオンさ れるとともに、クラッチギヤ40は図2中仮想線で示す位置に移動してワイヤ駆 動ギヤ22及び中継ギヤ群38、36、34を介してテープ連動ギヤ32に噛み 合う。この状態でテープTを引くとテープ送りローラ30aは反時計方向に回転 し、中継ギヤを介してワイヤ駆動ギヤ22は時計方向に回転するため、ワイヤ2 0と読取センサ16は図2中矢印A1 方向に移動していく。そしてその間はスイ ッチ54がオンされているために読取センサ16により読取られた文字列情報は 印字ヘッド28を介してテープT面に出力印字される。そしてその間前記視認部 56を介して目視により文字列の読取り状態を確認しておけばよい。
【0022】 そのとき読取センサ16のA1 方向の送り速度はテープTの引き出し速度と一 致している。また、テープ送りローラ30aの回転により、中継ギヤ46を介し てリボン巻取ギヤ44を反時計方向に回転せしめ、インクリボンIRはリボン巻 取スプール42に巻き取られる。これらギヤ32、46、44のギヤ比によりイ ンクリボンIRの送り速度はテープTの引き出し速度と同期している。
【0023】 一方読取りが終了した場合にはテープTを引き出すのをやめてスタートボタン 50を放すと、スイッチ54はオフとなるとともに、クラッチギヤ40はワイヤ 駆動ギヤ22から離脱する。離脱すると同時にワイヤ駆動反転ギヤ55に噛合す る。このときクラッチギヤ40は前記中継ギヤ群34、36、38の中の中継ギ ヤ38とも噛合状態を保たれていることは前述のとうりである。
【0024】 したがってこの状態でテープTを引くと、テープ送りローラ30aは前記と同 様に反時計方向に回転するが、ワイヤ駆動ギヤ22は前記ワイヤ駆動反転ギヤ5 5より駆動を受けて反時計方向に回転する。この反時計方向回転により、ワイヤ 20と読取センサ16は矢印A2 方向に駆動される。このA2 方向の駆動により 、読取センサ16をホームポジションに戻すことができる。このときにはスイッ チ54はオフされているので当然テープT面には出力印字されない。
【0025】 なお、スタートボタン50を放して読取センサ16をA2 方向に駆動するとき は、A1 方向のときより少ない引き出し量で移動できるようにクラッチギヤ40 とワイヤ駆動反転ギヤ55の比は設定されている。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したことから明かなように、この考案の小型コピー装置によれば被印 字媒体を引くことによって、読取手段を自走させて読取手段により読取った情報 を印字しているので、所望のコピーしたい行のみを、読取対象物そのままに、例 えば直線状の文字列がゆがむことなく印字できる。また、クラッチギヤの切換え によってスタートボタンを押している間だけ読取手段は送られ、スタートボタン を放しているときは印字媒体のみを引き出すことができ、しかもそのときに読取 手段をホームポジションに戻すことができるものであるから大変使い勝手が良い 。しかもギヤの切換えという簡単な構成により達成できるので大変安価に提供で きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る小型コピー装置の外観
斜視図である。
【図2】図1に示した装置の内部構造を概略的に示した
図である。
【図3】上記装置の電気的な制御ブロック図である。
【符号の説明】
10 小型コピー装置 12 本体 16 読取センサ 22 ワイヤ駆動ギヤ 28 印字ヘッド 30a、30b テープ送りローラ 40 クラッチギヤ 55 ワイヤ駆動反転ギヤ T 被印字媒体テープ IR インクリボンテープ P 印刷物 R 文字列

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取対象物面の文字列等を読取る読取手
    段と、 前記読取手段を前記読取対象物面の文字列に沿って往復
    移動可能に配置される読取移動手段と、 前記読取手段により読取った前記読取対象物面の文字列
    情報を被印字媒体面に出力印字する印字手段と、 前記被印字媒体を定方向へ搬送する媒体搬送手段と、 前記媒体搬送手段と前記読取移動手段とを連動駆動させ
    る連繋手段と、 前記連繋手段に介設され該連繋手段を遮断又は接続切替
    え可能なクラッチ手段と、 前記クラッチ手段の切替え作動により前記読取移動手段
    の移動方向を反転させる読取移動方向反転手段とを備え
    ることを特徴とする小型コピー装置。
JP8730391U 1991-09-30 1991-09-30 小型コピー装置 Pending JPH0531456U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8730391U JPH0531456U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 小型コピー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8730391U JPH0531456U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 小型コピー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0531456U true JPH0531456U (ja) 1993-04-23

Family

ID=13911062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8730391U Pending JPH0531456U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 小型コピー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0531456U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4727431A (en) Electronic print board
US5009530A (en) Apparatus for reverse recording image and covering by protective medium
US5193926A (en) Apparatus for recording image covered by protective medium
JPH0531456U (ja) 小型コピー装置
US5264947A (en) Copying device for producing a label
JPH0531457U (ja) 小型コピー装置
JPH0531455U (ja) 小型コピー装置
JPH04137669U (ja) 小型コピー装置
JPH04137668U (ja) 小型コピー装置
JPH04137666U (ja) 小型コピー装置
JPH0548848A (ja) コピー装置
JPH052476U (ja) 小型コピー装置
JPH0523675U (ja) コピー装置
JPH052473U (ja) 小型コピー装置
JPH04137670U (ja) 小型コピー装置
JPH04137667U (ja) 小型コピー装置
JPH04137671U (ja) 小型コピー装置
JPH0726115Y2 (ja) 印字装置
JP2501856Y2 (ja) 手動走査式プリンタ
JPH088832Y2 (ja) バーコード印刷装置
JPH074923Y2 (ja) 小型印字装置
JPH11115251A (ja) ハンディプリンタ装置
JP2501654Y2 (ja) 印字機能を備えた電子機器
JPH06168361A (ja) カード印刷装置
JP2590874B2 (ja) 文字データ処理装置