JPH0531429Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0531429Y2 JPH0531429Y2 JP10130487U JP10130487U JPH0531429Y2 JP H0531429 Y2 JPH0531429 Y2 JP H0531429Y2 JP 10130487 U JP10130487 U JP 10130487U JP 10130487 U JP10130487 U JP 10130487U JP H0531429 Y2 JPH0531429 Y2 JP H0531429Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- plate
- plates
- flat
- joined
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、自動車のオイルクーラなどとして
用いられるプレート式熱交換器に関する。
用いられるプレート式熱交換器に関する。
従来の技術とその問題点
この種の熱交換器としては、第4図に示すよう
に、ヘツダプレート41にあけられた孔42に、
互いに開口縁部を突合わせるように配されて同開
口縁部において接合された2つの樋状伝熱板35
の端部が挿入されてその孔42の周面に接合さ
れ、伝熱板35は、その樋の底にあたる部分に平
坦部37を有しているものが知られている。
に、ヘツダプレート41にあけられた孔42に、
互いに開口縁部を突合わせるように配されて同開
口縁部において接合された2つの樋状伝熱板35
の端部が挿入されてその孔42の周面に接合さ
れ、伝熱板35は、その樋の底にあたる部分に平
坦部37を有しているものが知られている。
ところで、上記の熱交換器では、伝熱板35同
士の接合、伝熱板35とヘツダプレート41の接
合などは真空ブレージンングによつているが、真
空ブレージングに際して、伝熱板35およびヘツ
ダプレート41を含む各部材を組立てたときに、
伝熱板35に無理な力が加わることにより、伝熱
板35の平坦部37が、第4図中鎖線で示すよう
に、内方にわん曲するように変形することがあ
る。そうすると、ヘツダプレート41の孔42の
周面と伝熱板35の端部の間に隙間が生じてしま
い、両者の接合がうまくいかないことがある。
士の接合、伝熱板35とヘツダプレート41の接
合などは真空ブレージンングによつているが、真
空ブレージングに際して、伝熱板35およびヘツ
ダプレート41を含む各部材を組立てたときに、
伝熱板35に無理な力が加わることにより、伝熱
板35の平坦部37が、第4図中鎖線で示すよう
に、内方にわん曲するように変形することがあ
る。そうすると、ヘツダプレート41の孔42の
周面と伝熱板35の端部の間に隙間が生じてしま
い、両者の接合がうまくいかないことがある。
この考案の目的は、上記問題点を解決したプレ
ート式熱交換器を提供することにある。
ート式熱交換器を提供することにある。
問題点を解決するための手段
この考案によるプレート式熱交換器は、上記従
来のプレート式熱交換器において、2つの伝熱板
の端部における平坦部に、少なくとも1つの内方
膨出部がそれぞれ形成され、両伝熱板の膨出部の
先端が互いに突合わされていることを特徴とする
ものである。
来のプレート式熱交換器において、2つの伝熱板
の端部における平坦部に、少なくとも1つの内方
膨出部がそれぞれ形成され、両伝熱板の膨出部の
先端が互いに突合わされていることを特徴とする
ものである。
実施例
この考案の実施例を第1図から第3図を参照し
てつぎに説明する。
てつぎに説明する。
プレート式熱交換器は、第2図および第3図に
示すように、並列に配された偏平状伝熱管11
と、伝熱管11の両端部にそれぞれ接続されてい
るヘツダ12,13と、隣り合う2つの伝熱管1
1の間に介在されているコルゲートフイン14と
を備えている。
示すように、並列に配された偏平状伝熱管11
と、伝熱管11の両端部にそれぞれ接続されてい
るヘツダ12,13と、隣り合う2つの伝熱管1
1の間に介在されているコルゲートフイン14と
を備えている。
伝熱管11は、第1図に詳しく示すように、2
つの樋状伝熱板15よりなる。2つの伝熱板15
は、開口縁部を互いに突き合わせて接合されたフ
ランジ16を有しかつ樋の底にあたる部分に平坦
部17を有している。また、2つの伝熱板15の
間にはインナフイン18が介在されている。そし
て、2つの伝熱板15の端部における平坦部17
には、内方膨出部19が2つずつ形成されてお
り、一方の伝熱板15の2つの内方膨出部19の
先端は他方の伝熱板15の膨出部19の先端と突
き合わされて接合されている。ヘツダ12,13
は、第1図に示すように、ヘツダプレート21を
有している。これには伝熱管11の数と同数の孔
22があけられている。孔22は伝熱管11の端
部外面に合致する輪郭を有しており、各孔22に
伝熱管11の端部が挿入されてその孔22の周面
に接合されている。
つの樋状伝熱板15よりなる。2つの伝熱板15
は、開口縁部を互いに突き合わせて接合されたフ
ランジ16を有しかつ樋の底にあたる部分に平坦
部17を有している。また、2つの伝熱板15の
間にはインナフイン18が介在されている。そし
て、2つの伝熱板15の端部における平坦部17
には、内方膨出部19が2つずつ形成されてお
り、一方の伝熱板15の2つの内方膨出部19の
先端は他方の伝熱板15の膨出部19の先端と突
き合わされて接合されている。ヘツダ12,13
は、第1図に示すように、ヘツダプレート21を
有している。これには伝熱管11の数と同数の孔
22があけられている。孔22は伝熱管11の端
部外面に合致する輪郭を有しており、各孔22に
伝熱管11の端部が挿入されてその孔22の周面
に接合されている。
考案の効果
この考案によれば、2つの伝熱板の端部におけ
る平坦部に内方膨出部が形成され、両伝熱板の膨
出部の先端が互いに突合わされているから、熱交
換器の各部材を組立てる際に、伝熱板の端部が変
形しようとしてもこれを膨出部が阻止する。した
がつて、ヘツダプレートと伝熱板の接合不良が生
じることが無い。
る平坦部に内方膨出部が形成され、両伝熱板の膨
出部の先端が互いに突合わされているから、熱交
換器の各部材を組立てる際に、伝熱板の端部が変
形しようとしてもこれを膨出部が阻止する。した
がつて、ヘツダプレートと伝熱板の接合不良が生
じることが無い。
第1図から第3図はこの考案の実施例を示し、
第1図はこの考案の要部を示す分解斜視図、第2
図は正面図、第3図は平面図、第4図は従来例を
示す第1図相当の斜視図である。 11……伝熱管、15……伝熱板、17……平
坦部、19……膨出部、21……ヘツダプレー
ト、22……孔。
第1図はこの考案の要部を示す分解斜視図、第2
図は正面図、第3図は平面図、第4図は従来例を
示す第1図相当の斜視図である。 11……伝熱管、15……伝熱板、17……平
坦部、19……膨出部、21……ヘツダプレー
ト、22……孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ヘツダプレート21にあけられた孔22に、偏
平状伝熱管11の端部が挿入されてその孔22の
周面に接合され、伝熱管11は2つの樋状伝熱板
15よりなり、2つの樋状伝熱板15は、互いに
開口縁部を突合わせるように配されて同開口縁部
において接合され、伝熱板15の樋の底にあたる
部分が平坦部17となされているプレート式熱交
換器において、 2つの伝熱板15の端部における平坦部17
に、少なくとも1つの内方膨出部19がそれぞれ
形成され、両伝熱板15の膨出部19の先端が互
いに突合わされていることを特徴とするプレート
式熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10130487U JPH0531429Y2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10130487U JPH0531429Y2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS648076U JPS648076U (ja) | 1989-01-17 |
JPH0531429Y2 true JPH0531429Y2 (ja) | 1993-08-12 |
Family
ID=31330171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10130487U Expired - Lifetime JPH0531429Y2 (ja) | 1987-06-30 | 1987-06-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0531429Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2542682Y2 (ja) * | 1990-12-27 | 1997-07-30 | カルソニック株式会社 | アルミニウム製熱交換器 |
JP4622150B2 (ja) * | 2001-04-26 | 2011-02-02 | 株式会社デンソー | 熱交換器 |
-
1987
- 1987-06-30 JP JP10130487U patent/JPH0531429Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS648076U (ja) | 1989-01-17 |
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