JPH05313522A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH05313522A
JPH05313522A JP4113884A JP11388492A JPH05313522A JP H05313522 A JPH05313522 A JP H05313522A JP 4113884 A JP4113884 A JP 4113884A JP 11388492 A JP11388492 A JP 11388492A JP H05313522 A JPH05313522 A JP H05313522A
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JP
Japan
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voltage
transfer
output
impedance
constant
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4113884A
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English (en)
Inventor
Hajime Motoyama
肇 本山
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4113884A priority Critical patent/JPH05313522A/ja
Publication of JPH05313522A publication Critical patent/JPH05313522A/ja
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体に直接帯電を行う転写部材を有した電
子写真装置において、簡易な回路構成で最適な転写を行
うことができ、装置のコストダウンおよび小型化を計れ
るようにする。 【構成】 転写部材である転写ローラ6に高圧直流電圧
を供給する高圧電源5に、出力電流の検出回路11と出
力の定電圧制御を行う定電圧回路12を設ける。そし
て、この高圧電源5をシーケンス制御用のコントローラ
1により制御し、定電圧制御時の検出回路11の出力か
ら転写ローラ6のインピーダンスを測定して転写電圧を
最適に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法を用いたプ
リンタ等の電子写真装置、特に高圧電源回路の制御を改
善した電子写真装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】帯電像を用いた電子写真装置において、
感光体に転写部材を当接させて直接転写を行う場合、通
常転写部材には導電体の軸を持つローラ状の導電性ゴム
を使用し、この転写ローラを感光体のプロセススピード
に合わせて回転駆動させる。また、転写部材に印加する
高圧電源からの出力は、直流バイアス出力を用いる。こ
の時、直流バイアスの極性は通常のコロナ放電式の転写
出力と同極性であるが、紙間時に、転写ローラに付着し
たトナーをクリーニングする目的で転写ローラに転写時
の極性とは反対の逆極性の直流バイアスを印加し、トナ
ーを感光体に送り返す。このため、正負両極性の出力を
生成する高圧電源が必要となる。
【0003】上記転写ローラは導電性のゴムであるた
め、印加電圧,生成時のばらつき,耐久による劣化,環
境変動などにより抵抗値が変化する。一般に、生成時の
ばらつきにより10倍程度抵抗値が変化し、また耐久に
より100.5 倍程度抵抗値が低くなり、全体で109 Ω
から107 Ω程度まで大きく変化する。このため、これ
らの変化する抵抗値に対して常に良好な転写が行えるよ
うに、プログラムによる制御で転写電圧を決定してい
る。また、転写時にローラへ印加する電圧が低すぎても
高すぎても画像不良が発生する。このため、例えば、次
のような制御方式が採用されている。
【0004】すなわち、前回転時に転写出力を通常数μ
A程度で定電流制御を行う。この時の出力電圧を測定す
ることにより、転写ローラの抵抗値を検出することが可
能となる。そして、この出力電圧をコントローラに入力
し、予め定められたプログラムにより演算を行い、転写
ローラの抵抗値に合わせた電圧値を算出し、転写時はこ
の算出された電圧により定電圧制御を行う。この時の算
出された出力は数KV程度となる。この方式により、そ
れぞれの抵抗値の転写ローラに適切な電圧を印加するこ
とが可能となり、最適な転写を行うことが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の電子写真装置にあっては、転写部材に転写
電圧を印加する高圧電源に対して、コントローラにより
定電圧制御と定電流制御の両方を行わなければならない
ため、回路が複雑化し、装置のコストアップ,大型化が
避けられないという問題点があった。
【0006】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、簡易な回路構成で最適な転写を行うこ
とができ、装置のコストダウンおよび小型化を計ること
が可能な電子写真装置を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電子写真装置
は、感光体に当接して転写を行う転写部材と、この転写
部材に高圧直流電圧を供給する高圧電源を備え、該高圧
電源は、出力電流を検出する検出回路と定電圧制御を行
う定電圧回路とを有し、定電圧制御時の検出回路の出力
から転写部材のインピーダンスを測定して出力電圧を制
御するようにしたものである。
【0008】また、上記高圧電源はシーケンス制御を行
うコントローラにより制御され、転写部材のインピーダ
ンス測定時に異なる電圧の複数の出力を供給してインピ
ーダンスの測定を複数回行うようにしたものである。
【0009】
【作用】本発明の電子写真装置においては、高圧電源は
転写前に出力電圧の定電圧制御を行い、この時の転写部
材への出力電流を検出回路により検出することで該転写
部材のインピーダンスを測定し、そのインピーダンスに
適した転写電圧を決定することにより最適な転写を可能
にする。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例による電子写真装置
の概略構成図である。図において、1は該装置のシーケ
ンス制御を行うコントローラ、2はドラム状の感光体3
にミラー4を介して露光を行うスキャナ、5はコントロ
ーラ1により制御される高圧電源で、感光体3に当接し
て転写を行う転写ローラ(転写部材)6に高圧直流電圧
を供給する。7は露光用の帯電器、8は現像機、9はク
リーナである。
【0011】上記高圧電源5は、図2に示すように出力
電流を検出する検出回路11と出力の定電圧制御を行う
定電圧回路12とを有しており、定電圧制御時の検出回
路11の出力から転写ローラ6のインピーダンスを測定
して出力電圧を制御する。その際、転写ローラ6のイン
ピーダンス測定時に異なる電圧の複数の出力を供給して
インピーダンスの測定を複数回行うようになっている。
【0012】図3は図2の構成の高圧電源の一例を示す
回路図である。同図において、オペアンプQ1,抵抗R
1〜R4及びコンデンサC1は矩形波パルスを出力する
発振器を構成しており、ツェナーダイオードZD1を介
し、トランジスタQ2,Q3をスイッチングさせてフラ
イバックトランスT1を駆動する。
【0013】上記フライバックトランスT1は、コンデ
ンサC2,ダイオードD1及びトランジスタQ3と共に
電圧共振型のスイッチングコンバータを構成している。
また、このフライバックトランスT1は、トランジスタ
Q4及び抵抗R5を介して+24Vの電源電圧が供給さ
れる。この時に、トランジスタQ4によりフライバック
トランスT1に供給する電圧を制御することにより、フ
ライバックトランスT1の出力電圧を制御することが可
能となる。また、トランジスタQ4の出力電圧は、オペ
アンプQ5の出力により決定され、オペアンプQ5は出
力の定電圧制御を行う。
【0014】また、フライバックトランスT1のダイオ
ードD2で選択した直流電圧の出力端子31は、抵抗R
6,抵抗R7〜R12の抵抗回路及び抵抗R13,R1
4を介して接地されている。この時、抵抗R13に発生
する電圧をEとすると、抵抗R13が抵抗R15に抵抗
R14を介し+21.5Vの基準電圧eの電源に接続さ
れているため、負荷電流Iは、
【0015】
【数1】
【0016】となる。そして、この抵抗R13に発生す
る電圧Eを制御信号HVTSとしてコントローラ1に入
力し、プログラムにより演算して出力電圧を決定する。
【0017】また、フライバックトランスT1の出力は
補助巻線により検出されるようになっている。この補助
巻線の出力はダイオードQ3により整流され、抵抗R1
6〜R18を介してオペアンプQ5の−入力端子に入力
される。そして、このオペアンプQ5の出力がトランジ
スタQ4のベースに入力されるようになっているため、
トランジスタQ4の+入力端子にコントローラ1からの
アナログ制御信号HVTVを入力することにより、コン
トローラ1により定電圧制御を行うことができる。ま
た、コントローラ1からの制御信号HVTRSTは出力
のON/OFF信号であり、H(高)レベルまたはOP
ENでトランジスタQ6がオンしてトランジスタQ2の
出力を遮断することにより、フライバックトランスT1
の出力をオフする。
【0018】一方、コンバータトランスT2は、フライ
バックトランスT1の逆極性の出力を生成するためのも
のであり、トランジスタQ7により駆動される。このト
ランジスタQ7は、オペアンプQ8,抵抗R19〜R2
3,コンデンサC3及びダイオードD4により構成され
た矩形波パルスの発振器の出力によりスイッチングを行
う。また、制御信号HVTRは逆極出力のNO/OFF
信号であり、HレベルまたはOPENでトランジスタQ
9がオンしてトランジスタQ10の出力を遮断すること
により、コンバータトランスT2の出力をオフする。そ
して、一方の出力極性を生成する時は、他方の極性の出
力はオフさせる。以上の構成により、出力の定電圧制御
を行いかつその時の出力電流を検出することが可能とな
る。
【0019】なお、図3中各部には上記基準電圧eの他
に+24Vの回路電圧V1が供給されている。また、R
24〜R37は抵抗、C4〜C12はコンデンサ、D5
〜D11はダイオード、ZD2はツェナーダイオードで
ある。
【0020】次に、上記のような構成の電子写真装置に
おいて、転写時の電圧を決定する動作を図4を用いて説
明する。同図は高圧電源5の出力電圧(KV)と転写ロ
ーラ6の抵抗値(Ω)との関係を示したもので、Yは最
適な転写を行うための目標となる電圧を表しており、
A,B,Cは転写ローラ6の代表的な抵抗値(インピー
ダンス値)を表している。
【0021】まず、転写前回転時で転写紙のない時に3
KVの定電圧制御を行う。そして、この時の出力電流を
検出し、演算することにより転写ローラ6の抵抗値を決
定する。ちなみに転写ローラ6の抵抗値は、Aはα点で
3μA検出するので109 Ωとなり、Bはβ点で30μ
A検出するので108 Ωとなり、またCはγ点で300
μA検出するので、107 Ωとなる。
【0022】次に、転写ローラ6の抵抗値と最適な転写
電圧の相関値をコントローラ1内のメモリに記憶させて
おくことにより、それより転写電圧を決定し、転写時は
その決定された転写電圧の電圧値により定電圧制御を行
う。同図においては、Aは演算によりα1点となり、転
写電圧は5KVとなる。Bはβ1点となり、2.25K
Vとなる。またCはγ1点で1.5KVとなる。以上に
より最適な転写を行うことが可能となる。
【0023】このように、定電圧制御のみで最適な転写
を行うことができ、簡易な回路構成とすることができ
る。したがって、装置のコストダウンおよび小型化を計
ることができる。
【0024】次に、本発明の他の実施例を図5について
説明する。同図において、まず転写前回転時で転写紙の
ない時に2KVの定電圧制御を行う。そして、この時の
出力電流を検出し、10μA以上の時はこの値により演
算することで転写ローラ6の抵抗値を決定する。10μ
A以下の場合は再び4KVの定電圧制御を行い、その時
の出力電流を検出して演算することにより転写ローラ6
の抵抗値を決定する。
【0025】ちなみに、この場合の転写ローラ6の抵抗
値は、Aは2KV定電圧時はX2点で1.3μAとなる
ため4KV定電圧制御を行い、x点で5μA検出するの
で8×108 Ωとなる。また、B点はy点で12.5μ
A検出するため1.6×10 8 Ωとなり、C点はz点で
125μA検出するため1.6×107 Ωとなる。
【0026】次に、転写ローラ6の抵抗値と最適な転写
電圧の相関値をコントローラ1内のメモリに記憶させて
おくことにより、それより転写電圧を決定し、転写時は
その決定された転写電圧の電圧値により定電圧制御を行
う。図5においては、Aは演算によりX1点となり、転
写電圧は5KVとなる。BはY1点となり、2.25K
Vとなる。またCはZ1点で1.5KVとなる。以上の
ように、複数回電圧値を変えて転写ローラ6の抵抗値を
検出することにより、実際の転写時の電圧に近い電圧で
転写ローラ6の抵抗値を検出することができ、より最適
な転写を行うことが可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高圧電源の定電圧制御時に検出回路で出力電流を検出す
ることにより転写部材のインピーダンスを測定し、それ
により転写電圧を決定するようにしたため、簡易な回路
構成で最適な転写を行うことができ、コストダウンおよ
び小型化を計ることが可能になるという効果がある。
【0028】また、複数回電圧値を変えて転写部材のイ
ンピーダンスを検出することにより、実際の転写時の電
圧に近い電圧で転写ローラのインピーダンスを検出する
ことができ、より最適な転写を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す構成図
【図2】 図1の高圧電源の構成を示すブロック図
【図3】 図2の高圧電源の一例を示す回路図
【図4】 本発明の一実施例における転写電圧と抵抗値
の関係を示す説明図
【図5】 本発明の他の実施例における転写電圧と抵抗
値の関係を示す説明図
【符号の説明】
1 コントローラ 3 感光体 5 高圧電源 6 転写ローラ(転写部材) 11 検出回路 12 定電圧回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体に当接して転写を行う転写部材
    と、この転写部材に高圧直流電圧を供給する高圧電源を
    備え、該高圧電源は、出力電流を検出する検出回路と定
    電圧制御を行う定電圧回路とを有し、定電圧制御時の検
    出回路の出力から転写部材のインピーダンスを測定して
    出力電圧を制御することを特徴とする電子写真装置。
  2. 【請求項2】 前記高圧電源はシーケンス制御を行うコ
    ントローラにより制御され、転写部材のインピーダンス
    測定時に異なる電圧の複数の出力を供給してインピーダ
    ンスの測定を複数回行うことを特徴とする請求項1記載
    の電子写真装置。
JP4113884A 1992-05-07 1992-05-07 電子写真装置 Withdrawn JPH05313522A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4113884A JPH05313522A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 電子写真装置

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JP4113884A JPH05313522A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 電子写真装置

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ID=14623544

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JP4113884A Withdrawn JPH05313522A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 電子写真装置

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JP (1) JPH05313522A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002214936A (ja) * 2001-01-12 2002-07-31 Canon Inc 画像形成装置
US7356276B2 (en) 2005-01-05 2008-04-08 Samsung Electronics Co., Ltd. High voltage generator and method of sensing roller resistance
JP2016180887A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 富士ゼロックス株式会社 転写装置及び画像形成装置
US9835989B2 (en) 2016-01-18 2017-12-05 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803