JPH053131Y2 - - Google Patents

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JPH053131Y2
JPH053131Y2 JP10502587U JP10502587U JPH053131Y2 JP H053131 Y2 JPH053131 Y2 JP H053131Y2 JP 10502587 U JP10502587 U JP 10502587U JP 10502587 U JP10502587 U JP 10502587U JP H053131 Y2 JPH053131 Y2 JP H053131Y2
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switch
hair dryer
operating
operating rod
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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はヘアードライヤに関する。
〔従来の技術〕
ヘアードライヤとして、例えば、第7図に示す
ように先端に吹出口を有するドライヤ本体1の後
部からグリツプ2を下方へ延設してなり、このグ
リツプ2の同一面、多くはその前面側に、電源ス
イツチを切り換え操作する操作つまみ37と、そ
のほかの、例えば温風から冷風に、または冷風か
ら温風に瞬時に切り換える制御スイツチ等を操作
する操作つまみ38の二種の操作つまみ37,3
8が上下に並べて装着されてなるものがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、上記従来のごとく異種のスイツチ操
作つまみ37,38がグリツプ2の同一面上の一
箇所に集中的に配されていると、グリツプ2を持
つ手で操作しやすい反面、誤操作を起こしやす
い。例えば、理容店、美容店などでは、スイツチ
操作つまみ37,38の位置を一々目で確認しな
がら操作していたのでは整髪時間が長くかかり、
整髪の方に気がとられてこれら操作つまみ37,
38は片手で、しかも手探りで操作する場合が多
く、そのためスイツチ操作の間違いを起こしやす
かつた。
かかる誤操作を防止する手段として、例えば、
第1図に示すように電源スイツチ30と制御スイ
ツチ29をグリツプ2の内部に配線の合理化の目
的で集約的に収容配置し、そのうえで制御スイツ
チ29の操作つまみ38は、電源スイツチ30の
操作つまみ37が配置されるグリツプ2の外表面
上とは異なるドライヤ本体1の外表面上に分離配
置する。そうして、制御スイツチ29とその操作
つまみ38とはリード線でつなぐことが考えられ
る。
しかるときは、電源スイツチ30の操作つまみ
37を操作するとき、および制御スイツチ29の
操作つまみ38を操作するときに、それぞれドラ
イヤ本体1もしくはグリツプ2を持ち変えること
を強いることになり、この結果両スイツチ29,
30の誤操作を防止できることになる。
しかし、そうした場合、制御スイツチ29とそ
の操作つまみ38とをつなぐためのリード線は送
風通路18内を通すことを余儀無くされ、リード
線は一般に柔らかいこともあつて、このリード線
が送風機4からの強い風で踊つて断線しやすく、
また風切り音を発して騒音の原因にもなりやす
い。
そこで、この考案は、このような、制御スイツ
チ等のスイツチと、これを切り換え操作する操作
つまみとを、ドライヤ本体の送風通路を交叉する
方向の一端寄り位置と、他端寄りの外表面上とに
それぞれ配設するというスイツチの誤操作防止形
態をとるヘアードライヤを更に発展改良して、断
線事故防止、騒音防止を図ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案では、ドライヤ本体1における送風通
路18を交叉する方向の一端寄り位置に配設した
スイツチ(29又は30)と、他端寄り外表面上
に配設した操作つまみ(38又は37)とを、送
風通路18内を交叉する方向に通る作動杆39で
連結し、もつて操作つまみ(38又は37)の繰
作力を作動杆39を介してスイツチ(29又は3
0)に伝達して該スイツチの切換えを行うもので
ある。
ここに、作動杆39は金属製もしくはプラスチ
ツク製の板材、棒材などで構成する。
スイツチとは制御スイツチ、あるいは電源スイ
ツチなどをいう。
〔考案の効果〕
この考案のヘアードライヤによれば、ドライヤ
本体1における、送風通路18を交叉する方向の
一端寄り位置に配設した電源スイツチ、制御スイ
ツチ等のスイツチ(30又は29)と、他端寄り
外表面上に配設した操作つまみ(38又は37)
とは、送風通路18内を交叉する方向に通る作動
杆39で連結したものであるから、操作つまみ
(38又は37)とスイツチ(30又は29)が
誤操作防止の目的で分離配置される場合も、作動
杆39によりスイツチ(30又は29)の切換え
操作を確実に伝達し得るばかりか、送風通路18
内に不要なリード線を露出させずにすみ、またリ
ード線を用いた場合に生じる断線事故や騒音発生
を防止できるに至つた。
〔実施例〕
第1図ないし第4図に基づき本考案に係るヘア
ードライヤの一実施例を説明する。
第1図および第2図において、本案ヘアードラ
イヤはドライヤ本体1とこれに設けたグリツプ2
とを有してなる。ドライヤ本体1は、プラツチツ
ク製の左右ケース3a,3bを突き合わせてなる
本体ケース3の内部に遠心式の両吸込み送風機4
を収容する。本体ケース3の左右には吸込口5,
5を開口し、各吸込口5にパンチングメタルから
なる吸込グリル6をはめ込んでなる。本体ケース
3は左右の吸込口5,5にそれぞれブリツジ7を
放射状に渡す形で一体に形成してなり、その左右
のブリツジ7,7の一方に送風機4のモータ8を
モータ取付板9をもつて取付け、モータ8の回転
軸10は他方のブリツジ7に向かつて突設し、こ
の軸10上に多数の羽根11aをもつフアン11
が羽根11aをモータ8の外周を囲む形に固着す
る。
本体ケース3は吹出筒口12を前方突出状に一
体に形成し、この吹出筒口12の外周にノズル筒
13を嵌合して止ねじ等で止めつけている。
ノズル筒13はこれを握つて使うこともできる
ように吹出筒口12より更に前方へ延出する長さ
をもつ握り易い円筒形状に形成され、その外周面
に滑り止めリブ16が設けられている。またノズ
ル筒13の先端側の吹出口23には吹出グリル1
5が格子状に一体に形成され、これの外周にアタ
ツチメントたるノズル17が着脱自在に嵌合され
る。
本体ケース3の吹出筒口12およびノズル筒1
3の内部には送風機4と吹出口23とを連通する
送風通路18が形成され、この通路18内には正
面視において十字形状の絶縁板19の外周にヒー
タ20を巻き付けてなる熱源21が収容される。
ヒータ20の外周は遮熱筒27でカバーされて吹
出筒口12およびノズル筒13に熱影響を及ぼす
ことのないように配慮している。
ノズル筒13の吹出口23内において、吹出グ
リル15の内面と絶縁板19の前端との間には遠
赤外線放射用セラミツクからなるグリツド22を
収容配置している。そのグリツド22は、温風で
暖められて熱をたくわえると髪を短時間で加熱乾
燥させ、また頭皮の血行促進と、滅菌作用に優れ
るという遠赤外線を放射するものであるが、これ
はその前面22a側を吹出グリル15の内面に当
て、その後面22b側をノズル筒13内に圧入嵌
合する押えリング25でばね座金26を介して吹
出グリル15の内面に対し押しつけて固定してい
る。
本体ケース3の左右ケース3a,3bの各下端
から左右のグリツプケース2a,2bが前記吹出
筒口12と直交する下方向に一体に突設されて、
この左右グリツプケース2a,2bを突き合わせ
てグリツプ2を形成してなる。このグリツプ2の
内部には制御スイツチ29と電源スイツチ30を
上下に配して収容する。第3図に電気回路図を示
すように電源スイツチ30は多連タイプのスライ
ドスイツチで、電源のオン・オフ切換えのほか
に、温度制御もできるようにしている。すなわ
ち、第3図において、その電源スイツチ30は、
第1端子1と第5端子5をもつ可動端子部と、第
2端子2、第3端子3および第4端子4をもつ固
定端子部とからなり、可動端子部の第1端子1と
固定端子部の第2端子2とを接触させることによ
り冷風送りとなり、更に可動端子部の第5端子5
と固定端子部の第4端子4とを接触させると整流
器31を介してヒータ20を600Wに、更に可動
端子部の第1端子1と固定端子部の第3端子3と
を接触させることによりヒータ20を1200Wに変
換できるものである。
制御スイツチ29はヒータ回路に組み込まれ
て、ヒータ20側の接点とモータ8の抵抗32側
の接点との間で切換え自在であり、モータ8の抵
抗32の接点側に切換えることにより、冷風に変
換させるとともにモータ8にかける電圧を上げて
高速回転に変え、冷風量を増やすようにしたもの
である。なお、第3図中、33はサーモスタツ
ト、34は温度ヒユーズ、35はモータ8の整流
器、36はコンデンサを示す。
上記電源スイツチ30の切換え操作する操作つ
まみ37はグリツプ2の外表面上の前面側に上下
方向にスライド自在に組みつけ、制御スイツチ2
9を切換え操作する操作つまみ38は本体ケース
3の外表面上の上面側に配設する。
その操作つまみ38は本体ケース3の吹出筒口
12の上面におけるノズル筒13より後方位置に
揺動自在に組みつけるが、その揺動支点38aは
吹出口23側に、指掛け突部38bは送風機4側
に向くように本体ケース3上に持ち状に支持され
る。そして操作つまみ38と制御スイツチ29と
は作動杆39で連結する。作動杆39は断面長方
形状の金属帯板からなつて送風通路18内を縦方
向に通され、その上端39aが操作つまみ38の
内面側のボス38cに一体的に結合され、下端3
9bが制御スイツチ29のピン押しボタン形のア
クチユエータ40に近接対向されている。作動杆
39はばね41で常に押し上げ付勢されてなる。
次に、上記構成のヘアードライヤの使用例を説
明する。例えば、美容店、理容店などで使用する
に際し、頭の側方、または後ろをセツトするとき
は、グリツプ2を片手で持ち、操作つまみ37を
操作して電源スイツチ30を切り換え操作する。
そして、頭の上部をセツトする時には、第5図に
示すようにノズル筒13を握り、ノズル17を頭
上に向けて使用することが狙いを定めやすく、腕
に余分の力をいれなくてすむため、使いやすいと
されるが、このときは持つ手はそのままで、親指
だけで制御スイツチ29の操作つまみ38を揺動
支点38aを支点にして本体ケース3内に向けて
押圧する。すると、作動杆39が下降して制御ス
イツチ29のアクチユエータ40を押し、制御ス
イツチ29が作動して前述したように瞬時に冷風
に切り換えられる。操作つまみ38の押圧を解く
と、作動杆39はばね41の力で押し戻され、操
作つまみ38は指掛け突部38bを突出する元の
姿勢に復帰する。
上記作動杆39は断面長方形に形成し、その長
辺方向が送風方向Xにほぼ沿うよう配置すれば、
送風通路18の有効断面積の減少をできるだけ少
なくすることができるとともに、制御スイツチ2
9と操作つまみ38とを連結する手段として機械
的強度を保ちながら風切り音の少ないものを得る
ことができる。
第4図において、特に、断面長方形の作動杆3
9は送風方向Xに対し僅かにθ角度だけ傾斜させ
て一方側に常に片寄るようになすことにより、送
風通路18内で旋回流が生じる場合も作動杆39
は第4図中、Z方向にふらつくような不具合がな
くなる。
〔別実施例〕
第6図は上記作動杆39の変形実施例を示して
おり、これでは作動杆39が断面円形に形成され
ている。これにおいても風は断面円形の円周に沿
つて円滑に抵抗少なく流れるため、風切り音の発
生は少なく、騒音防止上有利となる。そのほか、
図示省略するが、作動杆39は断面楕円形、また
は流線形に形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案のヘアードライヤ
の一実施例を示しており、第1図は縦断側面図、
第2図は縦断正面図、第3図は回路図、第4図は
概略的に示す内部平面図、第5図は一使用例を示
す斜視図である。第6図は本考案の別実施例を示
す概略的な内部平面図である。第7図は従来例の
ヘアードライヤを示す側面図である。 1……ドライヤ本体、4……送風機、18……
送風通路、23……吹出口、29……制御スイツ
チ、30……電源スイツチ、37……電源スイツ
チの操作つまみ、38……制御スイツチの操作つ
まみ、39……作動杆。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 先端側に吹出口23を有しかつ内部に送風機
    4を収容したドライヤ本体1における、送風機
    4と吹出口23とを連通する送風通路18を交
    叉する方向の一端寄り位置に、スイツチ(29
    又は30)が配設されるとともに、他端寄りの
    外表面上に該スイツチを切り換え操作する操作
    つまみ(38又は37)が配設され、これらス
    イツチと操作つまみとが、送風通路18内を交
    叉する方向に通る作動杆39で連結されてなる
    ことを特徴とするヘアードライヤ。 (2) スイツチが制御スイツチである実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のヘアードライヤ。 (3) スイツチが電源スイツチである実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のヘアードライヤ。 (4) 作動杆39が断面円形に形成されてなる実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のヘアードライ
    ヤ。 (5) 作動杆39が断面長方形に形成されてなる実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のヘアードラ
    イヤ。 (6) 作動杆39が断面長方形の長辺方向を送風方
    向Xに対し僅かに傾斜して配置されてなる実用
    新案登録請求の範囲第5項記載のヘアードライ
    ヤ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2852763B2 (ja) * 1989-06-07 1999-02-03 九州日立マクセル株式会社 ヘアードライヤ
JPH0747043Y2 (ja) * 1989-06-09 1995-11-01 九州日立マクセル株式会社 ヘアードライヤ
NO329243B1 (no) * 2009-08-06 2010-09-20 Dual Air As Harfoner

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