JP4094720B2 - ヘアドライヤ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ヘアドライヤに関し、詳しくは、着脱自在の整髪用アタッチメントを具備するヘアドライヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図22に示すように、本体ケース100 に、運転モードを切り換えるメインスイッチの切換つまみ200 と、整髪用アタッチメント300 を着脱するための着脱ボタン400 とを設けた所謂ヘアブロッサと呼ばれるヘアドライヤXがあった。
【0003】
かかるヘアドライヤXには、電源電圧の仕様が異なる国にも対応して使用できるように、電源電圧仕様をスイッチ操作で切り換える副機能スイッチを設けたものがあり、この副機能スイッチを操作する切換つまみ500 は、一般に回転式に構成されており、メインスイッチの切換つまみ200 と着脱ボタン400 との間に配設されている。
【0004】
他方、一般的に、前記メインスイッチの切換つまみ200 は本体ケース100 の長手方向へのスライド式に構成されるとともに、整髪用アタッチメント300 の着脱ボタン400 はプッシュ式に構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した従来のヘアドライヤXには、未だ下記のような課題が残されていた。
【0006】
すなわち、上記各切換つまみ200,500 と整髪用アタッチメント300 の着脱ボタン400 とが略同レベルの面上に配設されているために、整髪時に指がメインスイッチの切換つまみ200 や整髪用アタッチメント300 の着脱ボタン400 に容易に触れることになる。
【0007】
これらは上記したように略同レベルの面上に配置されているので力も加わりやすく、誤ってモードを切り換えてしまったり、ときには、整髪用アタッチメント300 を脱落させたりするおそれがあった。
【0008】
また、例えばメインスイッチを切換えようとして切換つまみ200 を前方へスライドさせたときに、勢い余って副機能スイッチの切換つまみ500 を動かして、誤って切換えてしまったりすることもあった。
【0009】
特に、整髪中にスイッチ操作する場合は、スイッチ切換え操作が手探りとなるので、目的とするスイッチと異なるスイッチに指が触れて誤操作しやすいものであった。
【0010】
また、前記したように、各切換つまみ200,500 と着脱ボタン400 とが本体ケース100 から略同高さに突出しているので、例えばこれらを下側に向けた状態で本体ケース100 載置したり、落下させたりすると、各切換つまみ200,500 や着脱ボタン400 に外力が直接加わることになって、欠損したりするおそれもあった。
【0011】
本発明は、上記課題を解決することのできるヘアドライヤを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記課題を解決するために、請求項1記載の本発明では、本体ケースに、運転モードを切り換えるメインスイッチの切換操作体と、整髪用アタッチメントを着脱するための着脱操作体とを設けたヘアドライヤにおいて、切換操作体と着脱操作体との間に、両操作体よりも嵩高となるように上方へ膨出させた突出部を設け、突出部の有する内部空間に、メインスイッチと副機能スイッチとを突出部の膨出方向に重合状態に配設した。したがって、整髪時に、突出部があることによって両操作体に指による強い力が加わることがなく、誤操作を可及的に防止することができる。また、一方の操作体を操作する場合に、突出部が介在しているので他方の操作体を誤操作したりするおそれがなく、しかも、本体ケースを把持するときに、突出部をグリップ位置の基準とすることができるとともに、手探り時にスイッチの場所の目安となって、目的とするスイッチの操作を確実に行える。また、余裕をもって副機能スイッチを配設でき、リード線などの配線も容易となって、製造時の組立性が向上する。さらに、メインスイッチと副機能スイッチとの端子同士が接触することを防止できる。
【0013】
また、請求項2記載の本発明では、突出部の輪郭を台地状に形成した。したがって、指の腹などを載置することができグリップ感触が良好となる。
【0015】
また、請求項3記載の本発明では、副機能スイッチの操作体を突出部に設け、しかも、同操作体の上面を突出部の上面と略面一状態にした。したがって、整髪中には操作することの少ない副機能スイッチの操作体に指が直接触れにくくなって、誤動作を防止することができる。
【0016】
また、請求項4記載の本発明では、突出部の表面に機能表示部を設けた。したがって、ケース本体よりも浮き出た場所に機能表示がされることになって視認しやすい。
【0017】
また、請求項5記載の本発明では、突出部の上面に突起を設けた。したがって、突出部を下にして載置した場合に、印刷等により表示した機能表示部が直接載置面に触れることがなく文字などがかすれたりするおそれがない。
【0018】
また、請求項6記載の本発明では、突起を副機能スイッチの操作体を囲繞するガイド部とした。したがって、上記機能表示部の保護と同時に、操作体の保護が可能となり、かつ、意匠的にもすっきりとしたデザインとすることができる。
【0020】
また、請求項7記載の本発明では、メインスイッチと副機能スイッチとの間に、副機能スイッチを保持する合成樹脂製の保持板を介在させ、絶縁体として兼用した。したがって、メインスイッチと副機能スイッチとの端子同士が接触することをより確実に防止するとともに、保持板ごと副機能スイッチを配設できるので組立性が向上する。
【0021】
さらに、請求項8記載の本発明では、保持板に、副機能スイッチのリード線の延出方向を規制する方向規制用リブを設け、前記リード線とメインスイッチのスイッチ切換用可動凸部との干渉を回避した。したがって、リード線の配設が容易となるとともに、かかるリード線がメインスイッチのスイッチ切換用可動凸部に引っ掛かるなどのおそれがなく、組立性、操作性のいずれも良好となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明は、本体ケースに、運転モードを切り換えるメインスイッチの切換操作体と、整髪用アタッチメントを着脱するための着脱操作体とを設けたヘアドライヤにおいて、切換操作体と着脱操作体との間に、両操作体よりも嵩高の突出部を設けたものである。
【0023】
突出部の形状としては、その輪郭を台地状に形成したり、あるいは、内部空間を有する膨出した台地状に形成することができる。
【0024】
輪郭が台地状というのは、突出部が必ずしも側面や上面という面を有していなくても、例えば、複数の薄板体をケース本体の長手方向に所定範囲で起立状態に配設したり、あるいは、ケース本体の幅方向に同様に複数の薄板体を配設して、投影した形状の外形が矩形形状となるものも含むもので、かかる台地状の形態とすることで、指の腹などを載置することができるので、使用時のグリップ感触を良好なものとすることができる。
【0025】
また、内部空間を有する膨出した台地状にすれば、内部空間に余裕をもって副機能スイッチを設けることができ、リード線などの配線も容易となって、製造時の組立性を向上させることができる。
【0026】
このように、突出部を設けたことで、指で本体ケースを把持したときにメインスイッチの切換操作体やアタッチメントの着脱操作体に強い力が加わらず、誤操作を可及的に防止することができる。さらに、一方の操作体を操作する場合に、突出部が介在しているので他方の操作体を誤操作したりするおそれがなく、しかも、本体ケースを把持するときにグリップ位置の基準とすることができるとともに、突出部が手探り時にスイッチの場所の目安となって、目的とするスイッチの操作を確実に行える。
【0027】
また、突出部を内部空間を有する膨出したものとした場合、内部空間にメインスイッチと副機能スイッチとを重合状態に配設することができる。かかる構成とすれば、メインスイッチと副機能スイッチとの端子同士が接触することを防止できるのでショート等の危険性がない。
【0028】
さらに、この場合はメインスイッチと副機能スイッチとの間に、副機能スイッチを保持する合成樹脂製の保持板を介在させることが好ましい。すなわち、合成樹脂製の保持板を絶縁体として兼用できることになり、メインスイッチと副機能スイッチとの端子同士の接触をより確実に防止でき、しかも、保持板ごと副機能スイッチを配設できるので組立性を向上させることができる。
【0029】
また、かかる保持板に、副機能スイッチのリード線の延出方向を規制する方向規制用リブを設けることができる。かかるリブによって、前記リード線とメインスイッチのスイッチ切換用可動凸部との干渉を回避し、メインスイッチのスイッチ切換用可動凸部に引っ掛かるなどのおそれがなく、また、リード線の配設が容易となることから、組立性、操作性のいずれも良好となる。
【0030】
このように、メインスイッチの切換操作体とアタッチメントの着脱操作体との間に、両操作体よりも嵩高の突出部を設ける意義はきわめて大きい。
【0031】
また、かかる突出部に副機能スイッチの操作体を直接設けることができる。このときに、操作体の上面は突出部の上面と略面一状態にすることが好ましい。
【0032】
すなわち、副機能スイッチにより切換える機能としては、温風を吹出しているときにヒータ機能のみをカットして送風のみとすることのできる急冷スイッチや一時的に風速を上げる所謂ターボスイッチ等の様々な付加機能が考えられるが、例えば電源電圧の異なる外国でも使用できるように、電源電圧の仕様を切換えるスイッチを副機能スイッチとすると、整髪中にこれを操作することは好ましくない。そこで、上記構成とすることによって、通常は操作することの少ない副機能スイッチの操作体に指が直接触れることがないようにし、誤まって電源電圧を切換えてしまって異常発熱したりする危険性を可及的に防止するものである。
【0033】
さらに、副機能スイッチの機能表示部を前記突出部の表面に設けることができる。すなわち、ケース本体よりも浮き出た場所に機能表示がされることになって視認しやすくなり、上記したように、電源電圧の仕様が表示されている場合はこれを強く認識させることができるので、誤操作の危険性がより少なくなる。
【0034】
また、突出部の上面に突起を設けることができる。この突起により、上記したように突出部表面に機能表示部が設けられている場合、突出部を下にして載置しても、印刷等により表示された機能表示が直接載置面に触れて文字などがかすれたりすることを防止できる。
【0035】
ところで、かかる突起は、副機能スイッチの操作体を囲繞するガイド部と兼用することができ、かかる構成にすれば、全体形状が自然で意匠的にも優れ、かつ上記効果も奏することができる。
【0036】
またこの場合、操作体の上面をガイド部の上面と略面一状態にすることが好ましい。すなわち、操作体がガイド部である突起よりも突出していると、特に操作体がプッシュ式の場合には指で触れやすく、誤操作しやすいからであるが、たとえプッシュ式であっても、ガイド部の上面よりも下方へ押し込まない限りスイッチが作用しないように構成しておけば若干の上部突出は許される。また、当然ながら、操作体の上面がガイド部の上面よりも若干下方に位置するものであっても構わない。
【0037】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら具体的に説明する。
【0038】
図1〜図3に、本実施例に係るヘアドライヤAを示している。図1及び図2に示すように、ヘアドライヤAは、前端に送風口10を形成するとともに、後端に吸込口11を形成した本体ケース1内に発熱装置2と送風装置3とを前後に収納配設し、これらを操作する機能操作部Sを前側部に設けている。Cは本体ケース1の後端から伸延させた電源コードである。
【0039】
また、本実施例に係るヘアドライヤAは、必要に応じて送風口10に装着可能とした整髪用アタッチメント9を具備している。
【0040】
整髪用アタッチメント9としては、複数種の形状のものがあるが、本実施例ではブラシ形状としたものを装着している。
【0041】
この整髪用アタッチメント9は、中空状に形成したブラシ本体90に湾曲面を有するシリコンゴム製のベース91を取付け、同ベース91上に多数の植毛体92を植設するとともに、同植毛体92,92 間にスリット状の吹出部93を形成している。
【0042】
整髪用アタッチメント9の取り外しは、本体ケース1の前端近傍に設けて着脱操作体としての着脱ボタン5の操作により行うようにしている。図2において、51は整髪用アタッチメント9の内壁に形成した凹部94に係脱するロック爪、52は基端を前記した発熱装置2の遮熱筒22に当接させた付勢ばねである。
【0043】
本体ケース1は、図3に示すように、合成樹脂製の二分割された上下二分割ケース1a,1b からなり、両ケース1a,1b を付き合わせて前後方向に細長い略円筒状に構成し、グリップを兼用できる形状としている。
【0044】
本体ケース1の前部に収納される発熱装置2は、正面視で十字形状の絶縁板20にヒータ線21を巻回してヒータHを構成し、これを前後方向に長い遮熱筒22に収納して構成している。
【0045】
また、本体ケース1の後部に収納される送風装置3は、ファンモータMと同モータMの後端から突出したモータ軸30に固着したファンFとを具備しており、ファンモータMのモータケース31の外周面に、前方へ向けて沿うように整流翼32を放射状に配設するとともに、同整流翼32の外周の後端からファンガイド筒33を後方へ向けて一体成形し、同ファンガイド筒33内に前記ファンFを収納して構成している。34はベルマウス状の整流リングである。
【0046】
かかる発熱装置2及び送風装置3はリード線C1を介して本体ケース1の後端部に設けたコード引出部C2から電力の供給を受けており、前記した機能操作部Sに配設したメインスイッチ6によって作動される。C3はリード線C1のコード引出部C2側に配設した端子保持筒であり、同端子保持筒C3内には図示しない二つの端子が設けられている。
【0047】
図4〜図7に機能操作部Sを示しており、機能操作部Sは、本体ケース1の上側分割ケース1aの前側部に長孔状凹部1cを形成し、同長孔状凹部1cの底面1dに形成した開口部1eを介して本体ケース1内と連通させ、ヒータHやファンモータMと結線したメインスイッチ6及び電源電圧の異なる外国でも使用できるように電源電圧の仕様を切換える副機能スイッチとしてのサブスイッチ7とを長孔状凹部1cに配設し、さらに、同長孔状凹部1cに操作部カバー8を着脱自在に嵌着して構成している。
【0048】
そして、前記操作部カバー8にメインスイッチ6を操作する切換操作体としての主つまみ60をスライド自在に取付け、同主つまみ60の切換操作によってファンモータMのON・OFFとヒータHの出力を制御し、COOL(冷風)・HAIR CARE (温風)・DRY (熱風)からなる運転モードを選択するようにしている。
【0049】
主つまみ60の裏面には、図2及び図8に示すように、主つまみ60に連動連結した連動部材62を配設し、同連動部材62の前側部に切欠62a を形成してメインスイッチ6のスイッチ切換用可動凸部61を係合させており、かかる構成により、主つまみ60のスライド操作によってメインスイッチ6を切換えるようにしている。
【0050】
本発明の要旨となるのは、図2及び図3に示すように、上記主つまみ60と、前記した整髪用アタッチメント9の着脱ボタン5との間に、主つまみ60と着脱ボタン5よりも嵩高の突出部4を設けたことにある。
【0051】
すなわち、本実施例では、本体ケース1の外周に合わせて横断面を緩やかに湾曲させた板状に形成した操作部カバー8の前側部に着脱ボタン5を挿通する挿通孔8a(図3参照)を形成するとともに、後半部にスライド式の主つまみ60を取付け、同主つまみ60と前記挿通孔8aとの間に上方へ膨出させた台地状の突出部4を一体的に形成し、同突出部4の上面4aの高さを前記着脱ボタン5や主つまみ60の最大上面よりも高くしている。
【0052】
かかる突出部4を設けたことによって、指で本体ケース1を把持したときにメインスイッチ6の主つまみ60や整髪用アタッチメント9の着脱ボタン5に強い力が加わらず、誤操作を可及的に防止することができるとともに、例えば、主つまみ60を操作する場合に、図9に示すように、突出部4が介在しているので勢い余って着脱ボタン5まで指が滑り、同着脱ボタン5を誤操作したりするおそれがない。しかも、本体ケース1を把持するときにグリップ位置の基準とすることができ、さらに、使用中にスイッチ操作を手探りで行う場合に、突出部4が主つまみ60の場所の目安となる。
【0053】
また、図10及び図11に示すように、機能操作部Sを下面にして載置したときや、機能操作部Sが下側に位置した状態で落下した場合でも、突出部4によって着脱ボタン5や主つまみ60が直接外力を受けることを防止でき、これらの欠損等を防止することができる。
【0054】
また、本実施例に係る突出部4は内部空間Qを有しており、図2、図4〜図6に示すように、この内部空間Qに前記したメインスイッチ6とサブスイッチ7とを重合状態に配設している。このように、メインスイッチ6とサブスイッチ7と重合状態に配設することにより、両スイッチ6,7 の端子6',7' 同士が接触することを防止ししている。
【0055】
また、本実施例では、メインスイッチ7の上方に合成樹脂で一体成形した保持板73を配設し、同保持板73上にサブスイッチ7を載置・保持させ、さらに、同保持板73上にはマイクロスイッチ74をサブスイッチ7の側部に並設している。
【0056】
かかるマイクロスイッチ74は、サブスイッチ7の切換えに連動してON・OFFするもので、切り換えられた電源電圧に合わせてファンモータMの抵抗値を変化させるものである。
【0057】
このように、メインスイッチ6とサブスイッチ7と重合状態に配設し、しかも両スイッチ6,7 の間に合成樹脂性の保持板73を介設しているので、同保持板73が絶縁体としても機能し、端子6',7' 同士の接触をより確実に防止できる。しかも、保持板73ごとサブスイッチ7及びマイクロスイッチ74を本体ケース1内に組み込むことができるので、製造時の組立性を向上させることができる。
【0058】
さらに、図6に示すように、保持板73の左右側には、サブスイッチ7のリード線75の延出方向を規制する一対の方向規制用リブ73a,73a をそれぞれ設け、前記リード線75とメインスイッチ6のスイッチ切換用可動凸部61との干渉を回避させてメインスイッチ6の作動に悪影響を与えることのないようにするとともに、組立性も向上させている。すなわち、リード線75が操作カバー8装着時に、スイッチ切換用可動凸部61と前記した主つまみ60の連動部材62の切欠62a との間に噛み込んだりすることのないようにしている。
【0059】
なお、機能操作部Sに、上記メインスイッチ6やサブスイッチ7及びマイクロスイッチ74とを保持した保持板73を組み込む場合は、図5に示すように、予め、各スイッチ6,7 と発熱装置2や送風装置3と結線しておき(図5(a))、メインスイッチ6及び保持板73を上側分割ケース1aの内側から長孔状凹部1cの開口部1eを通し(図5(b))、メインスイッチ6を前記開口部1eを塞ぐように配設固定するとともに、サブスイッチ7及びマイクロスイッチ74を保持板73上に載置固定する(図5(C))。図中、66はメインスイッチ6のリード線、74b はマイクロスイッチのリード線である。
【0060】
そして、保持板73上に固定されたサブスイッチ7及びマイクロスイッチ74を、メインスイッチ6と重合するように上側分割ケース1aの長孔状凹部1c内に配設固定し(図5(d))し、主つまみ60、副つまみ70、着脱ボタン5とともに、操作部カバー8を前記長孔状凹部1cを覆うように嵌着する。
【0061】
このとき、図6に示すように、メインスイッチ6は、上側分割ケース1aの長孔状凹部1c内に形成した保持用突起63,63 によって保持される。
【0062】
また、上記サブスイッチ7を操作するために操作体である副つまみ70を、本実施例では突出部4の上面4aに回転自在に配設している。
【0063】
そして、同副つまみ70の横側位置に、100V・120Vのポジションと200V・240Vのポジションとを明確に表示した機能表示部7aを印刷しており、本ヘアドライヤAを使用する国の電源電圧に合わせられるようにしている。
【0064】
副つまみ70は、図2、図3及び図7に示すように、筒状本体71に鍔部72を連設した鍔付帽子状に形成されており、筒状本体71が、操作部カバー8の突出部4の上面4aに形成した副つまみ挿通孔8bに挿通されており、しかも、筒状本体71の頂部と副つまみ挿通孔8bの外周に形成されたガイド部41の上面と面一状態となるようにしている。そして、筒状本体71の頂部表面にマイナス溝71a が形成されるとともに、裏面にはマイナス凸条71b が突設されている。
【0065】
一方、サブスイッチ7のスイッチ切換用凸体76の頂部には、前記マイナス凸条71b に対応するマイナス溝76b が形成され、スイッチ切換用凸体76を副つまみ70の筒状本体71内に嵌入してマイナス凸条71b とマイナス溝76b とを係合可能としている。したがって、マイナスドライバー若しくはコイン等で副つまみ70を回転させることによりサブスイッチ7の切換えが行える。
【0066】
このときに、100V・120V側にサブスイッチ7を切り換えると、筒状本体71の鍔部72が回動して、図7の一点鎖線で示すように、マイクロスイッチ74から突出したスイッチボタン74a を押圧してマイクロスイッチ74がON状態となる。
【0067】
図12に本実施例に係るヘアドライヤAの回路図を示す。
【0068】
また、メインスイッチ6により選択した各運転モードの状態のときのスイッチ端子の接続状態を表1に、サブスイッチ7により100V・120Vの場合と200V・240Vの場合のスイッチ端子の接続状態を表2に示す。なお、表中の番号は回路図中の番号と対応している。
【0069】
【表1】
【0070】
【表2】
【0071】
図12に示すように、メインスイッチ6は▲4▼の端子を電源側として、▲1▼、▲2▼、▲3▼、▲5▼の各端子との間の接続状態を切換えることにより、前記したように、COOL(冷風)・HAIR CARE (温風)・DRY (熱風)の3種類の基本運転モードに順次切換えることができる(表1参照)。
【0072】
ファンモータMは、整流回路35を介して供給される直流電源で駆動され、同整流回路35の一方の入力路36はメインスイッチ6の▲1▼端子に直接接続され、他方の入力路37は、中途に、ファンモータMの回転を制御する460 オームの可変抵抗Rと、183 ℃で作動する温度ヒューズ38とを介設し、ヒータ入力路23に接続している。
【0073】
そして、ヒータ入力路23とメインスイッチ6の端子▲2▼、▲3▼とを、一方向の電流通過のみを許すダイオードDを介して接続するとともに、これと並列に、端子▲5▼を接続している。
【0074】
前記入力路37において、前記可変抵抗Rと並列にマイクロスイッチ74を接続しており、同マイクロスイッチ74は、100V・120V仕様の場合は副つまみ70の動作に連動してON状態となっており、可変抵抗Rが一部バイパスされる。また、200V・240Vの場合はOFF状態となり、可変抵抗R全体に通電される。
【0075】
また、ヒータ入力路23には、100 ℃で作動するサーモスタット24と66オームのヒータ線21a,21b を二本直列に設けており、第1のヒータ線21a の前後に設けたタップ25,26 間にサブスイッチ7を介設している。
【0076】
同サブスイッチ7は、▲1▼の端子を電源側として、▲2▼、▲3▼、▲4▼の各端子との間の接続状態を切換えることにより、100V・120V仕様では前記第1・第2のヒータ線21a,21b を並列で使用し、200V・240V仕様では直列で使用するように切換えることができる(表2参照)。なお、図中、39は第2の温度ヒューズ(183 ℃)、CNは平滑用コンデンサである。
【0077】
ところで、本実施例では、前述したように突出部4の上面4aに短尺筒状のガイド部41を僅かに突出させ、副つまみ70を囲繞するようにしている。しかも、副つまみ70の上面の高さとガイド部41の上面の高さとを略面一状態に(好ましくは副つまみ70をやや沈み加減に)配設して、前記機能表示部7aの保護と同時に、副つまみ70を保護するようにしている。
【0078】
すなわち、ヘアドライヤAを操作機能部S側を下向きにして載置した場合、図12に示すように、突出部4の上面4aと載置面Gと間には僅かに間隙が形成されるので、印刷されている機能表示部7aが直接載置面Gに触れて文字などがかすれたりすることがない。
【0079】
また、ガイド部41の上面と副つまみ70の上面とを略面一状態にしたことで、同副つまみ70に外力が加わりにくくなり、上記のような姿勢で載置しても副つまみ70が切り換わってしまうようなことがなく、さらに、使用中においては、通常は操作することの少ないサブスイッチ7の副つまみ70に指が直接触れにくくして、回転力を与えにくくしているので、誤まって電源電圧を切換えてしまい、ヘアドライヤAが異常発熱したりする危険性を可及的に防止している。しかも、意匠的にもすっきりとしたデザインとすることができる。
【0080】
なお、本実施例に係る突出部4は、着脱ボタン5側及び主つまみ60側の側面をなだらかに傾斜させた台地状としているが、図14及び図15に示すように、片側面のみを傾斜させたり、あるいは両面とも垂直壁面としたものでもよい。さらに、突出部4の上面4aは、機能表示部7aが見えにくくなく、また、グリップ感触も悪くない範囲内で多少湾曲させたものでもよい。
【0081】
また、突出部4内に内部空間Qを形成しないものであれば、図16及び図17に示すように、着脱ボタン5と主つまみ60との間に、二枚あるいはそれ以上の薄板体44をケース本体1の長手方向に沿って、互いに幅方向に一定間隔をあけて起立状態に配設したり(図16)、あるいは、ケース本体1の長手方向に直交するように、小間隔をあけて複数の薄板体45を配設して(図17)、これら薄板体44,45 のなす輪郭が台地状となるようにしたものでもよい。
【0082】
かかる台地状の形態とすれば、指の腹などを載置することができ、ヘアドライヤAの使用時のグリップ感触を良好なものとすることができる。
【0083】
また、図18に示すように、台地状とせずに、着脱ボタン5と主つまみ60との間に仕切壁46を突設したものでもよい。
【0084】
なお、本実施例では、副つまみ70のガイド部41を、突出部4の上面4aに偏平な筒状に形成したものとして説明したが、必ずしも突出させる必要はなく、図19及び図20に示すように、突出部4の上面4aに形成された副つまみ挿通用孔47の内側面47a をガイド部とすることもでき、またこの場合、突出部4の上面4aに突起48を設けておけば、この突起48によって、前述したように機能表示部7aの印刷はがれなどを防止することができる。
【0085】
また、本実施例では、サブスイッチ7の副つまみ70を回転式として、その上面をガイド部41の上面と略面一状態にしたものとして説明したが、例えばプッシュ式とした場合でもやはり副つまみ70は突出部4の上面4aやガイド部41の上面より突出するのは望ましくない。しかしながら、たとえプッシュ式であっても、ガイド部41の上面よりも下方へ押し込まない限りスイッチが作用しないように構成しておけば、図21に示すように、若干の上部突出は許される。
【0086】
また、このようにサブスイッチ7をプッシュ式とした場合、図20に示したように、主つまみ60及び着脱ボタン5を通る中心線Lよりも若干オフセットさせておくと、主つまみ60や着脱ボタン5の操作中に誤って副つまみ70を押してしまうおそれが少なくなる。
【0087】
ここで、本実施例に係るヘアドライヤAのその他の構成について説明する。
【0088】
図2及び図3において、12は上下分割ケース1a,1b の送風口10の外周壁上に挿通する金属製のキャップであり、送風口10の外周壁後端部に取付けられる締結リング13とともに、上下分割ケース1a,1b の前端における突き合わせ状態をより確実に保持できるようにしている。14は前記キャップ12の周壁前端部に内装される補助リングである。
【0089】
また、上下分割ケース1a,1b の後端側においては、その吸込口11の中央に放射状の径方向リブ15で支持された半割形のコード引出口筒C4,C4 でリード線C1の端子保持筒C3を抱合しており、かかる端子保持筒C3に、スイベル式の電源コードCの接点C5,C6 (図3)を有する端部を差し込んで、端子保持筒C3内の二つの端子に回転自在に接触させている。C7はコード引出口筒C4の後端内部に設けた係止突起であり、同係止突起C7と係合する環状溝部C8を電源コードCの端部に設けて、コード引出口筒C4で電源コードCの端部を抱合することにより電源コードCを回転自在に装着している。
【0090】
また、コード引出口筒C4には、傘状に形成した吸込口フィルタ16を取付けており、上下分割ケース1a,1b の後端部における締結を図っている。17はメッシュ状のフィルタ部、18は吸込口フィルタ16の取付用筒体である。
【0091】
なお、サブスイッチ7として、本実施例では電源電圧を切換えるためのものとして説明したが、これ以外にも、例えば温風を吹出しているときにヒータ機能のみをカットして送風のみとすることのできる急冷スイッチや、一時的に風速を上げる所謂ターボスイッチ等が考えられる。
【0092】
【発明の効果】
本発明は上記の形態で実施されるもので、以下の効果を奏する。
【0093】
(1) 請求項1記載の本発明では、本体ケースに、運転モードを切り換えるメインスイッチの切換操作体と、整髪用アタッチメントを着脱するための着脱操作体とを設けたヘアドライヤにおいて、切換操作体と着脱操作体との間に、両操作体よりも嵩高となるように上方へ膨出させた突出部を設け、突出部の有する内部空間に、メインスイッチと副機能スイッチとを突出部の膨出方向に重合状態に配設したことにより、整髪時に、突出部があることによって両操作体に手、指の腹による強い力が加わることがなく、誤操作を可及的に防止することができる。
【0094】
また、一方の操作体を操作する場合に、突出部が介在しているので他方の操作体を誤操作したりするおそれがなく、しかも、本体ケースを把持するときに、突出部をグリップ位置の基準とすることができるとともに、手探り時にスイッチの場所の目安となって、目的とするスイッチの操作を確実に行える。また、余裕をもって副機能スイッチを配設でき、リード線などの配線も容易となって、製造時の組立性が向上する。さらに、メインスイッチと副機能スイッチとの端子同士が接触することを防止できる。
【0095】
(2) 請求項2記載の本発明では、前記突出部の輪郭を台地状に形成したことにより、指の腹などを載置することができグリップ感触が良好となる。
【0097】
(3) 請求項3記載の本発明では、前記副機能スイッチの操作体を突出部に設け、しかも、同操作体の上面を突出部の上面と略面一状態にしたことにより、整髪中には操作することの少ない副機能スイッチの操作体に指が直接触れにくくなって誤動作を防止することができる。
【0098】
(4) 請求項4記載の本発明では、前記突出部の表面に機能表示部を設けたことにより、ケース本体よりも浮き出た場所に機能表示がされることになって視認しやすくなる。
【0099】
(5) 請求項5記載の本発明では、前記突出部の上面に突起を設けたことにより、突出部を下にして載置した場合に、印刷等により表示した機能表示部が直接載置面に触れることがなく文字などがかすれたりするおそれがなくなる。
【0100】
(6) 請求項6記載の本発明では、前記突起を副機能スイッチの操作体を囲繞するガイド部としたことにより、上記機能表示部の保護と同時に、操作体の保護が可能となり、かつ、意匠的にもすっきりとしたデザインとすることができる。
【0102】
(7) 請求項7記載の本発明では、前記メインスイッチと副機能スイッチとの間に副機能スイッチを保持する合成樹脂製の保持板を介在させ、絶縁体として兼用したことにより、メインスイッチと副機能スイッチとの端子同士が接触することをより確実に防止するとともに、保持板ごと副機能スイッチを配設できるので組立性が向上する。
【0103】
(8)請求項8記載の本発明では、前記保持板に、副機能スイッチのリード線の延出方向を規制する方向規制用リブを設け、前記リード線とメインスイッチのスイッチ切換用可動凸部との干渉を回避したことにより、リード線の配設が容易となるとともに、かかるリード線がメインスイッチのスイッチ切換用可動凸部に引っ掛かるなどのおそれがなく、組立性、操作性のいずれも良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るヘアドライヤの説明図である。
【図2】同ヘアドライヤの縦断面図である。
【図3】本実施例に係るヘアドライヤの分解斜視図である。
【図4】同機能操作部の分解説明図である。
【図5】同機能操作部のメインスイッチの配設状態を示す説明図である。
【図6】機能操作部の組立手順を示す説明図である。
【図7】機能操作部の平面視による説明図である。
【図8】操作部カバーの背面図である。
【図9】突出部の説明図である。
【図10】ヘアドライヤの載置状態の一例を示す説明図である。
【図11】ヘアドライヤの載置状態の一例を示す説明図である。
【図12】本実施例に係るヘアドライヤの回路図である。
【図13】ガイド部の説明図である。
【図14】突出部の一形態を示す模式図である。
【図15】突出部の一形態を示す模式図である。
【図16】突出部の一形態を示す模式図である。
【図17】突出部の一形態を示す模式図である。
【図18】突出部の一形態を示す模式図である。
【図19】突起の一形態を示す説明図である。
【図20】機能操作部のレイアウトを示す模式的説明図である。
【図21】操作体の一形態を示す説明図である。
【図22】従来のヘアドライヤの説明図である。
【符号の説明】
A ヘアドライヤ
Q 内部空間
1 本体ケース
4 突出部
4a 上面
5 着脱ボタン(着脱操作体)
6 メインスイッチ
7 サブスイッチ(副機能スイッチ)
7a 機能表示部
8 スイッチ部
41 ガイド部
48 突起
60 主つまみ(切換操作体)
61 スイッチ切換用可動凸部
70 副つまみ(操作体)
73 保持板
73a 方向規制用リブ
75 リード線
Claims (8)
- 本体ケース(1) に、運転モードを切り換えるメインスイッチ(6) の切換操作体(60)と、整髪用アタッチメント(9) を着脱するための着脱操作体(5) とを設けたヘアドライヤにおいて、
切換操作体(60)と着脱操作体(5) との間に、両操作体(60)(5) よりも嵩高となるように上方へ膨出させた突出部(4)を設け、
突出部 (4) の有する内部空間( Q )に、メインスイッチ (6) と副機能スイッチ (7) とを突出部 (4) の膨出方向に重合状態に配設したことを特徴とするヘアドライヤ。 - 突出部(4) の輪郭を台地状に形成したことを特徴とする請求項1記載のヘアドライヤ。
- 副機能スイッチ(7) の操作体(70)を突出部(4) に設け、しかも、同操作体(70)の上面を突出部(4) の上面(4a)と略面一状態にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のヘアドライヤ。
- 突出部(4) の表面に機能表示部(7a)を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のヘアドライヤ。
- 突出部(4) の上面(4a)に突起(48)を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のヘアドライヤ。
- 突起(48)を副機能スイッチ(7) の操作体(70)を囲繞するガイド部(41)としたことを特徴とする請求項5記載のヘアドライヤ。
- メインスイッチ(6) と副機能スイッチ(7) との間に、副機能スイッチ(7) を保持する合成樹脂製の保持板(73)を介在させ、絶縁体として兼用したことを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載のヘアドライヤ。
- 保持板(73)に、副機能スイッチ(7) のリード線(75)の延出方向を規制する方向規制用リブ(73a) を設け、前記リード線(75)とメインスイッチ(6) のスイッチ切換用可動凸部(61)との干渉を回避したことを特徴とする請求項7記載のヘアドライヤ。
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- 1998-03-30 JP JP08475598A patent/JP4094720B2/ja not_active Expired - Lifetime
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