JP4277996B2 - 温風乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、ヘアードライヤーやヘアーブロッサーなどに代表される筒構造の温風乾燥機に関する。
本発明の温風乾燥機に関して、その基本構造は特許文献1にみることができる。そこでは、グリップを兼ねる下半側の風洞部と、ブラシユニットが装着される上半側の吹出部とで本体ケースを構成している。風洞部の内部には送風ファンと、モーターと、ヒーターユニットなどが配置してある。吹出部の側面には、グリルで覆われる吹出口が開口しており、その内部にイオン発生装置が組み込んである。先のブラシユニットは、グリルの外面に着脱自在に装着される。
特開2003−284609号公報(段落番号0026、図4)
この種の筒構造の温風乾燥機においては、風洞部のケース周面を片手で握り締めて、ブラシユニットで髪を梳き流しながら髪乾燥を行う。このとき、吹出部に近い側を握るほど、ブラシユニットによる髪の梳き流し操作を軽快に行える。しかも、風洞部の筒壁が、吹出部へ向かって先すぼまり状に形成してあるので、握り締める位置が吹出部側へ偏る傾向がある。
そのため、例えば髪の梳き流し状況やスタイリングに気をとられるなど、注意力が散漫になると、無意識のうちに操作しやすい吹出部の近傍を握り締めていることが多く、極端な場合には、ブラシユニットの周面部分を握っていることもありうる。因みに、風洞部と吹出部とが隣接する壁部分は、ヒーターで加熱された直後の温風によって加熱されており、短時間触れた程度で火傷を起こすことはないものの、熱さを感じさせるには充分な温度状態になっていることがある。
この種の温風乾燥機では、二分割された前後ケース、あるいは左右ケースを蓋合わせ状に接合して、筒構造の本体ケースを形成している。そのため、送風ファンで加圧された乾燥風の一部が、ケース接合面や、ブラシユニットの接合面から漏れ出やすい。各接合面をパッキン等でシールするのは至極簡単ではあるが、シール構造を構成するのにコストが掛かりすぎる。
本発明の目的は、使用者の注意力が髪のスタイリングなどに向けられているような場合であっても、指先が吹出部側へ極端にずれるのを規制して、常に快適に使用できる温風乾燥機を提供することにある。本発明の目的は、送風ファンで加圧された乾燥風の一部が、ケース接合面や、ブラシユニットの接合面から漏れ出るのを防止して、乾燥風の送給ロスを抑止できる温風乾燥機を提供することにある。
本発明の温風乾燥機においては、中空筒状の本体ケース1が、グリップを兼ねる下半側の風洞部2と、本体ケース1の中心軸と交差する向きの吹出口17が開口している上半側の吹出部4とで構成されている。風洞部2の内部には、送風ファン7と、モーター8と、ヒーターユニット9とが収容してある。吹出口17に隣接する風洞部2側のケース外面には、指が吹出部4側へ向かって滑り移動するのを規制する膨出部62を有し、この膨出部62は吹出部4側へ向かって上り傾斜する状態で形成されている。膨出部62の外面には、指先の移動を阻止する規制リブ75を本体ケース1の中心軸と交差する向きに形成する
本発明の温風乾燥機においては、中空筒状の本体ケース1が、グリップを兼ねる下半側の風洞部2と、本体ケース1の中心軸と交差する向きの吹出口17が開口している上半側の吹出部4とで構成されている。風洞部2の内部には、送風ファン7と、モーター8と、ヒーターユニット9とが収容してある。吹出口17に隣接する風洞部2側のケース外面には、指が吹出部4側へ向かって滑り移動するのを規制する膨出部62を有し、この膨出部62は吹出部4側へ向かって上り傾斜する状態で形成されている。吹出口17に臨む風洞部2の周壁上端には上装着部65を形成し、上装着部65の外面に外膨らみ状の規制ピース63を固定し、膨出部62を上装着部65と規制ピース63との内外二重の壁で形成する。
本体ケース1は、吹出口17の左右中心を通る分割線で分割された左右ケース1L・1Rで形成し、左右ケース1L・1Rの接合縁Sの外面を規制ピース63で覆うことができる。
風洞部2の前面における左右ケース1L・1Rの接合縁Sの外面は、規制ピース63と、本体ケース1に固定した化粧パネル64とで覆うことができる。
化粧パネル64と規制ピース63との隣接部分において、規制ピース63が化粧パネル64の外面に重なる状態で、左右ケース1L・1Rの接合縁Sの外面を覆うようにする。
吹出口17の周囲の装着面39と、装着面39に接合されるブラシユニット3との間には、ブラシユニット3を分離不能に固定保持するロックピース50を設け、装着面39に装着されてロックピース50で固定保持したブラシユニット3は、装着面39から離れる向きに付勢する。そして、ロックピース50は、ブラシユニット3の左右側壁の内面に設けた係合凹部51に係合するロック爪52と、ロック爪52を係合解除操作する解除ノブ53とを含み、ロックピース50の全体は、ロック爪52が係合凹部51と係合する向きにばね54で付勢し、ロック爪52と係合凹部51との係合を解除した状態において、ブラシユニット3は装着面39から分離して第1解除位置に保持する。ロック爪52の上端にはブラシユニット3を分離操作する傾斜カム55を形成し、ロック位置へ向かってばね54で復帰操作されるロックピース50の移動動作を利用して、ブラシユニット3を傾斜カム55で第1解除位置から、該第1解除位置よりも前方に位置する第2解除位置まで分離操作する。
吹出部4の内部に、昇圧用のトランス28と、放電電極27を含むイオン発生装置とを配置する。ロックピース50を、トランス28の左右両側に配置することができる。
ブラシユニット3は、一群のブリッスル40が植設されたベース41と、ベース41を嵌め込み装着するためのブラシ枠42とを含み、ブラシ枠42および規制ピース63を、本体ケース1の色とは異なる同系の色に着色することができる。
吹出口17の周囲の装着面39と、装着面39に接合されるブラシユニット3の接合面とには、互いに凹凸係合して乾燥風の漏れ出しを防止するリブ59と溝58とを形成することができる。
本発明の温風乾燥機においては、図1に示すように、吹出口17に隣接する風洞部2側のケース外面に膨出部62を設け、風洞部2を握っている指先が吹出部4側へ向かって滑り移動するのを膨出部62で受け止めることにより、それ以上指先が移動するのを規制するので、使用者の注意力が髪のスタイリングなどに向けられているような場合であっても、指先が吹出部4側へずれ動くのを確実に防止できる。膨出部62が吹出部4側へ向かって上り傾斜状に形成されているので、膨出部62の突出量が増加する分だけ指先の移動抵抗を徐々に増やして、指先の移動を規制することになり、無意識のうちに指先が吹出部4側へ滑り移動するのを確実に防止でき、常に快適に使用できる温風乾燥機が得られる。
膨出部62の外面に規制リブ75を付加した温風乾燥機によれば、膨出部62を乗り越えて吹出部4側へ滑り移動しようとする指先を、規制リブ75で受け止めて移動規制できるので、指先が吹出部4側へずれ動くのをさらに確実に防止できる。規制リブ75に触ったときの指の感触で、指先が風洞部2と吹出部4との隣接境界付近に位置していることを認識させ、規制リブ75を越えると熱い思いをするかも知れないことを暗に警告し、使用者の注意を喚起できる利点もある。規制リブ75が本体ケース1の中心軸と交差する向きに形成してあると、吹出部4側へ移動しようとする指先を、規制リブ75で適確に、しかも広い範囲にわたって受け止めることができ、指先の滑り移動をさらに確実に阻止できる。
図13および図14において膨出部62が、上装着部65と、上装着部65に装着される外膨らみ状の規制ピース63とで内外二重の壁として形成されていると、上装着部65から膨出部62の表面に向かう熱を、上装着部65と規制ピース63とで二重に遮断できるので、ヒーターユニット9を通過した直後の熱風によって膨出部62の表面温度が高くなるのを阻止でき、長時間にわたって髪の乾燥を行うような場合でも、膨出部62を低い温度状態に維持できる。
左右ケース1L・1Rの接合縁Sの外面が規制ピース63で覆われていると、接合縁Sから漏れ出ようとする乾燥風を規制ピース63で受け止めて、乾燥風の一部が本体ケース1の外面に排出されるのを防止できる分だけ乾燥風の送給ロスを抑止できる。
風洞部2の前面における左右ケース1L・1Rの接合縁Sの外面が、規制ピース63と化粧パネル64とで覆われていると、風洞部2の前面に臨む接合縁Sから乾燥風が漏れ出るのを、規制ピース63と化粧パネル64とが協同して防止できるので、乾燥風の送給ロスをさらに抑止して、温風乾燥機の送風効率をさらに向上できる。乾燥風の漏れ出しを防止できるので、接合縁Sから漏れ出た乾燥風が風洞部2を握っている手に当ることで、使用者に違和感を感じさせ、あるいは温風乾燥機の品質に疑念を抱かせることも同時に解消できる。
図13において規制ピース63を化粧パネル64の外面に重なる状態で配置して、両者63・64の隣接部分を重合壁によって塞ぐと、例えば規制ピース63と化粧パネル64とを単に隣接させる場合に比べて、乾燥風の漏れ出しを効果的に防止でき、別途シール材などを使用する必要がない点でも有利である。
装着面39に接合したブラシユニット3を、ロックピース50で分離不能に固定保持できるようにしたうえで、ロックピース50をロック解除操作した状態では、ブラシユニット3が装着面39から浮き離れて第1解除位置に保持され、ロックピース50の解除ノブ53の押し込み操作を開放した状態では、ロック爪52に設けた傾斜カム55でブラシユニット3を第1解除位置から第2解除位置まで分離操作できるようにした温風乾燥機によれば、ロックピース50をロック解除操作するだけの単純な操作で、ブラシユニット3を装着面39から簡単に取り外すことができ、その清掃や洗浄を行う際の手間を軽減できる。また、ブラシユニット3を装着面39に再装着する場合には、ブラシユニット3を位置決めしたのち、装着面39に向かって押し込み操作するだけで、ブラシユニット3をロックピース50でロック保持できるので、装着に要する手間も軽減できる。
吹出部4の内部の通風路から隔離されたトランス28の左右両側にロックピース50を配置すると、ロックピース50が吹出部4の内部を吹き抜ける熱風に晒されるのを防止して、とくに解除ノブ53が高温になるのを解消できる。したがって、長時間にわたって髪を乾燥した直後であっても、熱い思いをすることもなく解除ノブ53を押し込んでロック解除操作できる。
ブラシユニット3のブラシ枠42と規制ピース63とが、本体ケース1の色とは異なる同系の色に着色されていると、本体ケース1に固定された規制ピース63を目印にしてブラシユニット3を装着面39に接合でき、規制ピース63によってブラシユニット3の装着方向を明確化できる。しかも、装着状態においては、ブラシユニット3と規制ピース63が連続して、あたかも同一部品であるような印象を与えることができるので、ブラシユニット3と本体ケース1との一体感が強調され、外観上の見かけがすっきりしたものになる。
装着面39とブラシユニット3の接合面とに、リブ59と溝58とを形成し、ブラシユニット3を装着面39に装着した状態において、リブ59と溝58とを互いに凹凸係合させてあると、リブ59と溝58との係合構造によって乾燥風の漏れ出しを効果的に阻止でき、その分だけ乾燥風を効果的に吹き出し送給できる。リブ59と溝58とが係合することで、ブラシユニット3の装着姿勢を常に適正な状態に維持でき、落下衝撃などを受けるような場合にもブラシユニット3がずれ動くのを規制できる。
図1ないし図14は本発明に係る温風乾燥機をヘアードライヤーに適用した実施例を示す。図1ないし図3において、ヘアードライヤーは中空筒状の本体ケース1を備えている。本体ケース1は、後述する吹出口17の左右中心を通る分割線で分割した左ケース1Lと右ケース1Rとを接合して構成してあり、グリップを兼ねる下半側の風洞部2と、ブラシユニット3が装着される上半側の吹出部4とを備えている。風洞部2の一側面の上部には、ヘアードライヤーの運転状態を切り換えるスイッチノブ5が設けてある。
図3において風洞部2の内部には、乾燥風を生起する送風ファン7と、送風ファン7を回転駆動するモーター8と、ヒーターユニット9とが、下側から順に直線列状に配置してある。送風ファン7は、風洞部2の下端に設けた吸込口10から吸い込んだ空気を加圧して、ヒーターユニット9を介して吹出部4へ送給する。
ヒーターユニット9は、十文字状に組んだ絶縁枠にニクロム線12を螺旋状に巻き付け、その外周を金属薄板で形成した風洞筒13で覆って構成してあり、風洞筒13内を通過する乾燥風を加熱して温風を生成する。スイッチノブ5と対向する風洞筒13の周面は平坦壁13aで形成してあり(図4参照)、この平坦壁13aとスイッチノブ5との間に確保された冷風通路には、スイッチ14と後述する回路基板29とが配置してある。図7に示すように、スイッチ14をスイッチノブ5で切り換え操作することにより、ヒーターユニット9への通電状態を冷風、低温風、高温風の各状態に切り換えることができる。
図5において、吹出部4の前面壁の殆どは吹出口17として開口しており、吹出口17の全体は本体ケース1に組み込んだ吹出グリル18によって覆われている。吹出グリル18は、外突状の湾曲面からなる前壁19と左右一対の側壁20とを含む樋体状に形成した耐熱プラスチック材製の成形品からなり、前壁19に2個のイオン送出口21と、乾燥風の送出口22の一群とを開口してある。イオン送出口21は丸穴で形成し、送出口22は上下に長いスリットで形成した。
熱風を送出しながら乾燥を行うとき、吹出グリル18が加熱され、その熱によって素手では触れない温度にまで本体ケース1が加熱されることがある。このような異常加熱を避けるために、図6に示すように、吹出グリル18の側壁20は内側壁20aと外側壁20bとで内外二重に構成してある。
吹出部4に設けた吹出グリル18の内部には、マイナスイオンを生成するためのイオン発生装置と、イオン発生装置を支持するホルダー25と、内ケース26とを配置してある。図7および図8においてイオン発生装置は、高電圧発生部と2個の放電電極27とで構成する。高電圧発生部は、整流回路、パルス発生回路、および昇圧用のトランス28とからなり、整流回路とパルス発生回路を構成する電気部品は、回路基板29にひとまとめに実装してある。
図8においてホルダー25は、後面が開口する角箱状の第1装填部32と、第1装填部32の下側に突設される上下に長い第2装填部33とを一体に形成した耐熱プラスチック材製の成形品からなる。第1装填部32にトランス28を嵌め込み装填し、第2装填部33に設けた上下のボスに放電電極27を組み付ける。図7において放電電極27は、ボスの中央に固定される針状の中央電極27aと、ボスの周囲に嵌め込み固定されるリング状の周囲電極27bと、ボスの内面に固定した絶縁筒34とで構成する。
内ケース26は、前面が開口する樋体状の耐熱プラスチック材製の成形品からなり、その内面上部に第2装填部33を接合するための支持枠36が突設されている。図8に示すように内ケース26の内面上端には、乾燥風を吹出グリル18の側へ向かって変向案内するガイド壁37が斜めに形成されている。
放電電極27およびトランス28が組み込まれたホルダー25を内ケース26に接合し、さらに吹出グリル18を第1装填部32に被せ付けるようにして内ケース26に接合したうえで、これら三者をビス38で締結することにより、吹出グリル18とホルダー25と内ケース26との三者を一体化して1個の放電ユニットとして取り扱うことができる。ユニット化された三者間には、乾燥風の通路が区画される。図示していないが、吹出グリル18と内ケース26とは、両者の下端一側においてもビスで締結してある。
上記のように吹出グリル18、ホルダー25、内ケース26の三者をユニット化した状態において、上下の放電電極27は吹出グリル18のイオン送出口21と正対している(図6参照)。風洞筒13から送出された乾燥風は、吹出グリル18と内ケース26とが対向する区画に入り込み、支持枠36および第2装填部33で左右に分けられながらガイド壁37で変向案内されて、吹出グリル18の送出口22およびイオン送出口21から吹き出る。このとき、放電電極27で生成されたマイナスイオンが乾燥風とともに吹き出される。
吹出口17の周囲は装着面39になっており、この装着面39にブラシユニット3を着脱可能に装着し、両者3・39間にブラシユニット3を分離不能に固定保持する左右一対のロックピース50が設けられている(図5参照)。ブラシユニット3を装着面39に装着した状態では、髪のカールやくせ付けに適したヘアーブロッサーとして使用することができ、ブラシユニット3を取り外した状態では、専ら髪乾燥を行うヘアードライヤーとして使用できる。
図5、図8、図9においてブラシユニット3は一群のブリッスル40が植設してあるゴム製のベース41と、ベース41が嵌め込み装填されるブラシ枠42と、ブラシ枠42の内面側に装着されてベース41を内側から支え保持する内枠43とで構成されている。ベース41および内枠43には、それぞれ乾燥風の送出口44の一群と、上下2個のイオン送出口45とを開口してある。ブラシ枠42の下部には三日月状の吹出口46が開口しており、その下側に後述する連結枠68に係合する連結片47が形成してある。連結片47の断面形状は部分円弧状に形成してある。
乾燥風の送出口44は上下に長いスリットで形成し、イオン送出口45は卵形の出口ピース48に設けた円形の開口で形成する。図6に示すように、出口ピース48は内枠43に係合固定される。ブラシユニット3を本体ケース1の装着部に装着した状態において、イオン送出口45は吹出グリル18のイオン送出口21と正対している。髪を乾燥するとき、多数個の送出口44が髪で塞がれて、ブラシユニット3の内面に温風が滞留することがある。このような温風の滞留を防止するために吹出口46を設け、滞留する温風を吹出口46から放出することにより、ブラシユニット3の温度が異常に上昇するのを防止できるようにしている。
図9および図10においてロックピース50は、ブラシ枠42の左右側壁の内面に設けた係合凹部51と係合するロック爪52と、本体ケース1で出没可能に案内支持される解除ノブ53とを一体に備えたプラスチック成形品からなり、解除ノブ53とホルダー25との間に配置した圧縮コイル型のばね54で、ロック爪52が係合凹部51と係合する向きに移動付勢されている。ロック爪52の上端には、ブラシユニット3を開放操作する傾斜カム55が形成してある。その機能は後述する。
図9において左右のロックピース50は、吹出グリル18の内部の通風路から隔離されたトランス28の両側面に面して配置する。ロックピース50が吹出グリル18の内部を吹抜ける熱風に晒されて高温になるのを防ぐためである。
図11においてブラシユニット3は、連結片47を後述する連結枠68に差し込み係合した状態で、ブラシ枠42の接合周面を装着面39に密着接合する。ブラシユニット3の接合動作に伴って、ロックピース50がばね54に抗してロック解除方向へ移動操作されるので、ロック爪52は係合凹部51に自動的に落ち込み係合して、図9に示すようにブラシユニット3を接合姿勢に保持する。このとき、連結片47は僅かに弾性変形して、ブラシユニット3の全体を装着面39から分離する向きの弾性力を発揮する。
図10(a)に示すように、解除ノブ53を押し込んで、ロック爪52と係合凹部51との係合を解除すると、ブラシユニット3は連結片47を中心にして開放揺動し、装着面39から離れて第1解除位置に保持される。この状態で、解除ノブ53の押込力を開放すると、ロックピース50はばね54で押し戻されて外側方へ移動する。同時に図10(b)に示すように、傾斜カム55が係合凹部51の下側に設けた係合案内面56に接して、ブラシユニット3を第2解除位置まで開放操作する。このように、ロックピース50のロック解除操作と同時にブラシユニット3を強制的に分離させると、ブラシユニット3を本体ケース1から簡単に取り外すことができるうえ、ブラシユニット3が適正に装着されていないことを目視によって確認できるので、ロックピース50のロックが解除された状態のままでブラシユニット3が使用されるのを確実に防止できる。
ブラシユニット3を装着面39に密着接合した状態において、ブラシ枠42と装着面39との間から乾燥風が漏れでるのを防ぐために、図6に示すように装着面39の周縁に沿って溝58を形成し、内枠43の接合面に溝58と係合するリブ59を設けてある。図5に示すように、これらの溝58およびリブ59は、左右ケース1L・1Rの接合縁Sと、ロックピース50の配置位置を除く装着面39のほぼ全域にわたって設けてある。
上記構成のヘアードライヤーにおいて、風洞部2を握る指が吹出部4側へ滑り移動するのを規制するために、吹出口17に隣接する風洞部2側のケース外面には、吹出部4側へ向かって上り傾斜する膨出部62が形成されている。図1および図2において膨出部62は、本体ケース1に装着した規制ピース63で構成してあり、その下側に隣接して上下に長い化粧パネル64が配置してある。
図12において規制ピース63および化粧パネル64を係合固定するために、吹出口17に臨む風洞部2の周壁上端に規制ピース63用の上装着部65を凹み形成し、その下側に化粧パネル64用の下装着部66を凹み形成した。上装着部65には、アーチ状の連結枠68と、規制ピース63を固定するための3個の係合穴69とが形成してある。両装着部65・66の隣接部分と、下装着部66の上下中途部には、化粧パネル64を固定するための4個の係合穴70を形成してある。左右のケース1L・1Rは、両装着部65・66に設けたねじボス71(図12および図14参照)と、先の装着面39の上端中央に設けたねじボス72(図5参照)との3箇所をビス73で締結することにより分離不能に固定される。上装着部65に設けた連結枠68は、ブラシユニット3の連結片47を差し込み係合するために設けてある。
図12に示すように、規制ピース63は外膨らみ状に湾曲する爪形状のプラスチック成形品からなり、その外面上部に指先の移動を阻止する規制リブ75が本体ケース1の中心軸と直交する向きに膨出形成されており、内面に係合穴69と係合する3個の脚片76が突設してある。これらの脚片76を係合穴69に圧嵌係合して、規制ピース63を上装着部65に装着固定することにより、膨出部62を上装着部65と規制ピース63との内外二重の壁で構成できる。これにより、風洞部2から送給される熱風によって規制ピース63(膨出部62)の表面温度が高くなるのを阻止できる。図13および図14において規制ピース63と上装着部65とは、規制ピース63の周縁部分のみで接合しており、両者51・53の殆どの部分は隙間を介して内外に対向している。このように、両者51・53の間に隙間があることも、規制ピース63(膨出部62)の表面温度が高温になるのを防ぐことに役立っている。
化粧パネル64は両側縁が上すぼまり状に形成された樋状のプラスチック成形品からなり、下凹み状に形成される上縁の左右と、左右側縁の上下中途部の4箇所に、係合穴70と係合する4個の脚片77を突設してある。化粧パネル64を下装着部66に接合して、各脚片77を係合穴70に係合固定した状態において、化粧パネル64の外面は本体ケース1の外面に滑らかに連続している。化粧パネル64は透明のプラスチック材で成形するが、その内面に塗装を施して不透明な着色層78を形成してある(図13参照)。このように、内面に不透明な着色層78を形成した化粧パネル64によれば、透明なパネル壁を介して着色層78を見ることになるので、深みのある呈色状態が得られる。
以上のように、風洞部2の前面において左右ケース1L・1Rの接合縁Sを規制ピース63と化粧パネル64とで覆うと、乾燥風が接合縁Sから漏れ出るのを規制して乾燥風の送給ロスを減少でき、その分だけ送風効率を向上できる。因みに、規制ピース63の下半周縁と化粧パネル64の上縁とは、規制ピース63の側が化粧パネル64の外面に重なる状態で、斜めの接合面79を介して内外に重なっており(図13参照)、これによって、規制ピース63と化粧パネル64との隣接縁から乾燥風が漏れ出るのを規制できる。
ブラシユニット3の装着方向を明確化し、さらに装着状態におけるブラシユニット3と本体ケース1との一体感を強調するために、ブラシ枠42と規制ピース63とは同じ色に着色してあり、この色は本体ケース1の色とは異なっている。例えば、本体ケース1が銀灰色であるとき、ブラシ枠42と規制ピース63とは黒色に着色する。
上記の実施例では、風洞部2と吹出部4とが一体に形成してある場合について説明したが、吹出部4が風洞部2に対して着脱自在に装着できる構造でもよい。その場合には両者2・4をコネクターを介して電気的に接続する。溝58は内枠43側に設け、リブ59は装着面39に設けることができる。規制リブ75は複数個設けることができ、突起の一群を水平列状に並べて規制リブ75に代えることができる。規制ピース63の表面を梨地や凹凸面で形成して規制リブ75に代えることができる。
ブラシユニット3は本体ケース1に組み込んだばねで、装着面39から離れる向きに移動付勢することができる。必要があれば、規制ピース63は、化粧パネル64、あるいは本体ケース1と一体に形成することができる。因みに、外膨らみ状に形成される規制ピース63は、風洞部2の他の部分に比べて突出しているので、例えば落下衝撃を受けて破損したり、脚片76が折れたりしやすい。しかし、実施例で説明したように、規制ピース63を独立した部品として構成しておけば、破損した場合でも規制ピース63のみを交換すればよく、規制ピース63が化粧パネル64と一体に形成してある場合に比べて、交換費用が少なくて済む。膨出部62の横断面形状は、部分円弧状である必要はなく、台形状や多角形状であってもよい。
ヘアードライヤーの右側面図である。 ヘアードライヤーの正面図である。 ヘアードライヤーの縦断側面図である。 ヘアードライヤーの分解正面図である。 ブラシユニットを分離した状態の正面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 イオン発生装置を概念的に示す説明図である。 吹出部の縦断側面図である。 図2におけるB−B線断面図である。 ロックピースの動作を示す断面図である。 ブラシユニットの取付態様を示す側面図である。 規制ピースおよび化粧パネルを分離した風洞部の正面図である。 規制ピースの取付構造を示す縦断側面図である。 図2におけるC−C線断面図である。
符号の説明
1 本体ケース
2 風洞部
3 ブラシユニット
4 吹出部
7 送風ファン
8 モーター
9 ヒーターユニット
17 吹出口
27 放電電極
28 トランス
39 装着面
40 ブリッスル
41 ベース
42 ブラシ枠
50 ロックピース
51 係合凹部
52 ロック爪
53 解除ノブ
54 ばね
55 傾斜カム
58 溝
59 リブ
62 膨出部
63 規制ピース
64 化粧パネル
65 上装着部
75 規制リブ

Claims (9)

  1. 中空筒状の本体ケース(1)が、グリップを兼ねる下半側の風洞部(2)と、本体ケース(1)の中心軸と交差する向きの吹出口(17)が開口している上半側の吹出部(4)とで構成されており、風洞部(2)の内部に、送風ファン(7)と、モーター(8)と、ヒーターユニット(9)とが収容されている温風乾燥機であって、
    吹出口(17)に隣接する風洞部(2)側のケース外面に、指が吹出部(4)側へ向かって滑り移動するのを規制する膨出部(62)を、吹出部(4)側へ向かって上り傾斜する状態で形成してあり、
    膨出部(62)の外面に、指先の移動を阻止する規制リブ(75)が本体ケース(1)の中心軸と交差する向きに形成されていることを特徴とする温風乾燥機。
  2. 中空筒状の本体ケース(1)が、グリップを兼ねる下半側の風洞部(2)と、本体ケース(1)の中心軸と交差する向きの吹出口(17)が開口している上半側の吹出部(4)とで構成されており、風洞部(2)の内部に、送風ファン(7)と、モーター(8)と、ヒーターユニット(9)とが収容されている温風乾燥機であって、
    吹出口(17)に隣接する風洞部(2)側のケース外面に、指が吹出部(4)側へ向かって滑り移動するのを規制する膨出部(62)を、吹出部(4)側へ向かって上り傾斜する状態で形成してあり、
    吹出口(17)に臨む風洞部(2)の周壁上端に上装着部(65)が形成され、上装着部(65)の外面に外膨らみ状の規制ピース(63)が固定されており、
    膨出部(62)が、上装着部(65)と規制ピース(63)との内外二重の壁で形成されていることを特徴とする温風乾燥機。
  3. 本体ケース(1)が、吹出口(17)の左右中心を通る分割線で分割された左右ケース(1L)・(1R)で形成されており、
    左右ケース(1L)・(1R)の接合縁(S)の外面が、規制ピース(63)で覆われている請求項2記載の温風乾燥機。
  4. 風洞部(2)の前面における左右ケース(1L)・(1R)の接合縁(S)の外面が、規制ピース(63)と、本体ケース(1)に固定した化粧パネル(64)とで覆われている請求項3記載の温風乾燥機。
  5. 化粧パネル(64)と規制ピース(63)との隣接部分において、規制ピース(63)が化粧パネル(64)の外面に重なる状態で、左右ケース(1L)・(1R)の接合縁(S)の外面を覆っている請求項4記載の温風乾燥機。
  6. 吹出口(17)の周囲の装着面(39)と、装着面(39)に接合されるブラシユニット(3)との間に、ブラシユニット(3)を分離不能に固定保持するロックピース(50)が設けられており、
    装着面(39)に装着されてロックピース(50)で固定保持したブラシユニット(3)は、装着面(39)から離れる向きに付勢されており
    ロックピース(50)は、ブラシユニット(3)の左右側壁の内面に設けた係合凹部(51)に係合するロック爪(52)と、ロック爪(52)を係合解除操作する解除ノブ(53)とを含み、
    ロックピース(50)の全体は、ロック爪(52)が係合凹部(51)と係合する向きにばね(54)で付勢されており、
    ロック爪(52)と係合凹部(51)との係合を解除した状態において、ブラシユニット(3)は装着面(39)から分離して第1解除位置に保持されており、
    ロック爪(52)の上端にブラシユニット(3)を分離操作する傾斜カム(55)が形成されており、
    ロック位置へ向かってばね(54)で復帰操作されるロックピース(50)の移動動作を利用して、ブラシユニット(3)を傾斜カム(55)で第1解除位置から、該第1解除位置よりも前方に位置する第2解除位置まで分離操作できる請求項1から5のいずれかに記載の温風乾燥機。
  7. 吹出部(4)の内部に、昇圧用のトランス(28)と、放電電極(27)を含むイオン発生装置とが配置されており、
    ロックピース(50)が、トランス(28)の左右両側に配置されている請求項6記載の温風乾燥機。
  8. ブラシユニット(3)が、一群のブリッスル(40)が植設してあるベース(41)と、ベース(41)を嵌め込み装着するためのブラシ枠(42)とを含み、
    ブラシ枠(42)および規制ピース(63)が、本体ケース(1)の色とは異なる同系の色に着色してある請求項6または7記載の温風乾燥機。
  9. 吹出口(17)の周囲の装着面(39)と、装着面(39)に接合されるブラシユニット(3)の接合面とに、互いに凹凸係合して乾燥風の漏れ出しを防止するリブ(59)と、溝(58)とが形成されてい請求項6、7または8記載の温風乾燥機
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