JPH05312412A - 給湯装置 - Google Patents
給湯装置Info
- Publication number
- JPH05312412A JPH05312412A JP281893A JP281893A JPH05312412A JP H05312412 A JPH05312412 A JP H05312412A JP 281893 A JP281893 A JP 281893A JP 281893 A JP281893 A JP 281893A JP H05312412 A JPH05312412 A JP H05312412A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- heat exchanger
- burner
- primary
- fins
- Prior art date
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- Granted
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- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】燃焼筐１内に熱交換器４と、その下方に位置し
て該熱交換器４を加熱するバーナ５とを設け、空気噴出
孔１０が列設され常に空気が供給される空気導入パイプ
１１を熱交換器４内に横設すると共に、該空気導入パイ
プ１１の先端をバルブ１５を介して排気口１ａに望ませ
た。 【効果】熱交換器にドレンが生じる場合にはバルブを絞
って空気噴出孔から空気を噴出させ熱交換器の周囲の燃
焼ガスを希釈し、熱交換器にドレンが生じない場合には
バルブを開けて空気導入パイプを冷却すると共に排気通
路等でのドレンや白煙の発生を防止する。
て該熱交換器４を加熱するバーナ５とを設け、空気噴出
孔１０が列設され常に空気が供給される空気導入パイプ
１１を熱交換器４内に横設すると共に、該空気導入パイ
プ１１の先端をバルブ１５を介して排気口１ａに望ませ
た。 【効果】熱交換器にドレンが生じる場合にはバルブを絞
って空気噴出孔から空気を噴出させ熱交換器の周囲の燃
焼ガスを希釈し、熱交換器にドレンが生じない場合には
バルブを開けて空気導入パイプを冷却すると共に排気通
路等でのドレンや白煙の発生を防止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、本発明は湯沸器、給湯
暖房器その他の給湯器具に適用される給湯装置に関す
る。
暖房器その他の給湯器具に適用される給湯装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、フィン付通水パイプを有する熱交
換器と、該熱交換器を加熱するバーナとから成る給湯装
置において、ドレン防止、白煙防止、能力範囲の拡大等
の為該バーナよりの燃焼ガスに空気を混入する送気装置
を備えるものは知られる。
換器と、該熱交換器を加熱するバーナとから成る給湯装
置において、ドレン防止、白煙防止、能力範囲の拡大等
の為該バーナよりの燃焼ガスに空気を混入する送気装置
を備えるものは知られる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置によれば、空気を燃焼ガスに混入するに際し、空
気を所望の箇所に混入できず、バーナの燃焼に影響を及
ぼしたり、その空気の取入場所によっては混入が片寄っ
たりする不都合があった。
来装置によれば、空気を燃焼ガスに混入するに際し、空
気を所望の箇所に混入できず、バーナの燃焼に影響を及
ぼしたり、その空気の取入場所によっては混入が片寄っ
たりする不都合があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記不都合を解
消するために提案するものであって、フィン付通水パイ
プを有する熱交換器と、該熱交換器を加熱するバーナ
と、該バーナよりの燃焼ガスに空気を混入する送気装置
とを備えるものにおいて、該フィンに、周面に複数の空
気噴出孔を列設させた空気導入パイプを貫設して該送気
装置を構成したことを特徴とする。
消するために提案するものであって、フィン付通水パイ
プを有する熱交換器と、該熱交換器を加熱するバーナ
と、該バーナよりの燃焼ガスに空気を混入する送気装置
とを備えるものにおいて、該フィンに、周面に複数の空
気噴出孔を列設させた空気導入パイプを貫設して該送気
装置を構成したことを特徴とする。
【０００５】
【作用】本発明は上記構成によるもので、これによれ
ば、空気導入パイプの空気噴出孔から空気が噴出され、
これによりバーナよりの燃焼ガスが稀釈される。この場
合、送気装置たる空気導入パイプを熱交換器の吸熱フィ
ンに設けたので、常に熱交換器の通水パイプにより冷却
され、過熱されることがない。
ば、空気導入パイプの空気噴出孔から空気が噴出され、
これによりバーナよりの燃焼ガスが稀釈される。この場
合、送気装置たる空気導入パイプを熱交換器の吸熱フィ
ンに設けたので、常に熱交換器の通水パイプにより冷却
され、過熱されることがない。
【０００６】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第１図乃至第３図において、１は湯沸器の燃焼筐を
示し、該燃焼筐１内には、通水パイプ２が貫通する多数
の吸熱フィン３を有する熱交換器４と、該熱交換器４を
加熱する全一次式バーナ５とが設けられる。該バーナ５
は一次空気とガスとの混合気がファン６により強制的に
送気される構成とした。該熱交換器４は該バーナ５に近
い一次熱交換器４ａと、該バーナ５から離れた二次熱交
換器４ｂとから成る二段の熱交換器タイプとし、通水パ
イプ２にて一次熱交換器４ａ側から送り込まれる水を湯
にして送り出す構成とした。尚、この場合、一次熱交換
器４ａの吸熱フィン３ａの間隔を二次熱交換器４ｂの吸
熱フィン３ａの間隔をより粗としている。これは主とし
て全一次燃焼によるCOの発生を抑止するための方法で一
次熱交換器４ａでの吸熱量を少なくするためにこのよう
な方法がとられている。また、燃焼排気は燃焼筐１の上
部の排気口１ａから外部に放出されるようにした。図中
７はファン６の吸込口６ａに臨ませたノズル８に連なる
ガス供給路を示す。９は送気装置で、一次熱交換器４ａ
の通水パイプ２ａの吸熱フィン３ａに貫設し周面に複数
の空気噴出孔１０を列設させた銅製の空気導入パイプ１
１で構成し、ファン１２により送り込まれた空気を燃焼
筐１内の一次熱交換器４ａと二次熱交換器４ｂとの間に
複数の空気噴出孔１０から噴出し、ドレンを生じ易い特
に二次熱交換器４ｂの周囲の空間１３に空気を混入す
る。このとき前述の如く一次熱交換器４ａの吸熱フィン
３ａの間隔は粗であるので空気噴出孔１０を形成し易
い。かくするときは該空間１３中の燃焼ガスが稀釈さ
れ、その露点温度を二次熱交換器４ｂの表面温度より下
げることができるので、熱交換器４にドレンを生じるこ
とがなくなる。このとき空気導入パイプ１１は主として
一次熱交換器４ａの通水パイプ２ａ内の水で冷却され過
熱しない。尚、上記した実施例では空気導入パイプ１１
を第３図のように通水パイプ２ａの真上に位置させた
が、第４図のように通水パイプ２ａ、２ａ間の空間の上
方に位置させても良い。両者を比較すると、ドレン防止
の点では若干第３図のものが有利となり、熱効率の点で
は若干第４図のものが有利となる。上記した実施例では
ファン１２を、バーナ５の火勢を小にしてドレンが生じ
易くなったとき或いはセンサによりドレンが検知された
ときのみ回転させて熱交換器４にドレンが生じないよう
にするのが好ましい。また、上記した実施例ではバーナ
５に一次空気を供給するファン６と送気装置９のファン
１２とを別個のものとしたが、第５図のように該ファン
６により供給される燃焼用空気の一部を、分配機構１４
を設けて空気導入パイプ１１に導くようにすれば、共通
１個のファンとすることができる。第６図及び第７図は
他の実施例を示すもので、この場合には空気導入パイプ
１１を並列に設けて先端側へもより一層空気が流れ易く
すると共に、その先端１１ａを排気口１ａに臨ませ、そ
の途中に開閉手段１５を設けた。また熱交換器４はその
吸熱フィン３を長フィン３１と短フィン３２で構成し、
長フィン３１のみから成るフィンの間隔が粗の側をバー
ナ５の側に、長フィン３１と短フィン３２とから成るフ
ィンの間隔が密の側を下流側とした。これによれば、空
気導入パイプ１１に常に空気を流し続け、空気噴出孔１
０からの空気を必要とするときには開閉手段１５を閉
じ、あまり必要ないときには開閉手段１５を開いて空気
を主に排気口１ａに排出する。かくするときは空気導入
パイプ１１の過熱を防止でき、空気を必要としないとき
には開閉手段１５を開いて排気口１ａよりの排気の温度
を低下できる。以上はドレン防止について説明したが、
このように空気を混入することによって熱交換器４の通
水パイプ２内の水の沸騰を防止でき、したがって気泡の
破裂による騒音を防止できる。またバーナ５の火勢を小
にしたとき熱効率が上り能力範囲を広くできないが、空
気を混入することにより熱効率を低下させることがで
き、したがってその分出湯能力を広範囲に調節して使用
することができる。さらに白煙を防止できる。さらにま
た使用停止後の一定時間中にも回転させるようにすれ
ば、後沸きを低くすることができる。
る。第１図乃至第３図において、１は湯沸器の燃焼筐を
示し、該燃焼筐１内には、通水パイプ２が貫通する多数
の吸熱フィン３を有する熱交換器４と、該熱交換器４を
加熱する全一次式バーナ５とが設けられる。該バーナ５
は一次空気とガスとの混合気がファン６により強制的に
送気される構成とした。該熱交換器４は該バーナ５に近
い一次熱交換器４ａと、該バーナ５から離れた二次熱交
換器４ｂとから成る二段の熱交換器タイプとし、通水パ
イプ２にて一次熱交換器４ａ側から送り込まれる水を湯
にして送り出す構成とした。尚、この場合、一次熱交換
器４ａの吸熱フィン３ａの間隔を二次熱交換器４ｂの吸
熱フィン３ａの間隔をより粗としている。これは主とし
て全一次燃焼によるCOの発生を抑止するための方法で一
次熱交換器４ａでの吸熱量を少なくするためにこのよう
な方法がとられている。また、燃焼排気は燃焼筐１の上
部の排気口１ａから外部に放出されるようにした。図中
７はファン６の吸込口６ａに臨ませたノズル８に連なる
ガス供給路を示す。９は送気装置で、一次熱交換器４ａ
の通水パイプ２ａの吸熱フィン３ａに貫設し周面に複数
の空気噴出孔１０を列設させた銅製の空気導入パイプ１
１で構成し、ファン１２により送り込まれた空気を燃焼
筐１内の一次熱交換器４ａと二次熱交換器４ｂとの間に
複数の空気噴出孔１０から噴出し、ドレンを生じ易い特
に二次熱交換器４ｂの周囲の空間１３に空気を混入す
る。このとき前述の如く一次熱交換器４ａの吸熱フィン
３ａの間隔は粗であるので空気噴出孔１０を形成し易
い。かくするときは該空間１３中の燃焼ガスが稀釈さ
れ、その露点温度を二次熱交換器４ｂの表面温度より下
げることができるので、熱交換器４にドレンを生じるこ
とがなくなる。このとき空気導入パイプ１１は主として
一次熱交換器４ａの通水パイプ２ａ内の水で冷却され過
熱しない。尚、上記した実施例では空気導入パイプ１１
を第３図のように通水パイプ２ａの真上に位置させた
が、第４図のように通水パイプ２ａ、２ａ間の空間の上
方に位置させても良い。両者を比較すると、ドレン防止
の点では若干第３図のものが有利となり、熱効率の点で
は若干第４図のものが有利となる。上記した実施例では
ファン１２を、バーナ５の火勢を小にしてドレンが生じ
易くなったとき或いはセンサによりドレンが検知された
ときのみ回転させて熱交換器４にドレンが生じないよう
にするのが好ましい。また、上記した実施例ではバーナ
５に一次空気を供給するファン６と送気装置９のファン
１２とを別個のものとしたが、第５図のように該ファン
６により供給される燃焼用空気の一部を、分配機構１４
を設けて空気導入パイプ１１に導くようにすれば、共通
１個のファンとすることができる。第６図及び第７図は
他の実施例を示すもので、この場合には空気導入パイプ
１１を並列に設けて先端側へもより一層空気が流れ易く
すると共に、その先端１１ａを排気口１ａに臨ませ、そ
の途中に開閉手段１５を設けた。また熱交換器４はその
吸熱フィン３を長フィン３１と短フィン３２で構成し、
長フィン３１のみから成るフィンの間隔が粗の側をバー
ナ５の側に、長フィン３１と短フィン３２とから成るフ
ィンの間隔が密の側を下流側とした。これによれば、空
気導入パイプ１１に常に空気を流し続け、空気噴出孔１
０からの空気を必要とするときには開閉手段１５を閉
じ、あまり必要ないときには開閉手段１５を開いて空気
を主に排気口１ａに排出する。かくするときは空気導入
パイプ１１の過熱を防止でき、空気を必要としないとき
には開閉手段１５を開いて排気口１ａよりの排気の温度
を低下できる。以上はドレン防止について説明したが、
このように空気を混入することによって熱交換器４の通
水パイプ２内の水の沸騰を防止でき、したがって気泡の
破裂による騒音を防止できる。またバーナ５の火勢を小
にしたとき熱効率が上り能力範囲を広くできないが、空
気を混入することにより熱効率を低下させることがで
き、したがってその分出湯能力を広範囲に調節して使用
することができる。さらに白煙を防止できる。さらにま
た使用停止後の一定時間中にも回転させるようにすれ
ば、後沸きを低くすることができる。
【０００７】
【発明の効果】このように本発明によるときは、燃焼ガ
スを稀釈する空気を混入する送気装置を、熱交換器のフ
ィンに貫設し周面に複数の空気噴出孔を列設させた空気
導入パイプで構成したので、空気を所望箇所に混入する
ことができ、前記した従来装置のように空気を燃焼ガス
に混入するに際し、バーナの燃焼に影響を及ぼしたり、
その空気の混入が片寄ったりすることがなくなる効果を
有する。さらに本発明によるときは、空気導入パイプは
熱交換器の通水パイプ内の水により常に冷却されて過熱
されることがなくなる等の効果を有する。
スを稀釈する空気を混入する送気装置を、熱交換器のフ
ィンに貫設し周面に複数の空気噴出孔を列設させた空気
導入パイプで構成したので、空気を所望箇所に混入する
ことができ、前記した従来装置のように空気を燃焼ガス
に混入するに際し、バーナの燃焼に影響を及ぼしたり、
その空気の混入が片寄ったりすることがなくなる効果を
有する。さらに本発明によるときは、空気導入パイプは
熱交換器の通水パイプ内の水により常に冷却されて過熱
されることがなくなる等の効果を有する。
【図１】 本発明を湯沸器に適用した場合の第１実施例
を示す截断正面図
を示す截断正面図
【図２】 そのII−II線断面図
【図３】 その要部の截断側面図
【図４】 空気導入パイプの他の配置例を示す截断側面
図
図
【図５】 本発明を湯沸器に適用した場合の第２実施例
を示す截断正面図
を示す截断正面図
【図６】 本発明を湯沸器に適用した場合の第３実施例
を示す截断正面図
を示す截断正面図
【図７】 その VII−VII 線断面図
２・２ａ・２ｂ 通水パイプ ３・３ａ・３ｂ・３１・３２ 吸熱フィン ４・４ａ・４ｂ 熱交換器 ５ バーナ ９ 送気装置 １０ 空気噴出孔 １１ 空気導入パイプ
Claims (1)
- 【請求項１】 フィン付通水パイプを有する熱交換器
と、該熱交換器を加熱するバーナと、該バーナよりの燃
焼ガスに空気を混入する送気装置とを備えるものにおい
て、該フィンに、周面に複数の空気噴出孔を列設させた
空気導入パイプを貫設して該送気装置を構成したことを
特徴とする給湯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5002818A JP2568965B2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5002818A JP2568965B2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 給湯装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63085167A Division JPH0621686B2 (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | 給湯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05312412A true JPH05312412A (ja) | 1993-11-22 |
| JP2568965B2 JP2568965B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=11539997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5002818A Expired - Fee Related JP2568965B2 (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 給湯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2568965B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9513003B2 (en) | 2010-08-16 | 2016-12-06 | Purpose Company Limited | Combustion apparatus, method for combustion control, board, combustion control system and water heater |
-
1993
- 1993-01-11 JP JP5002818A patent/JP2568965B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9513003B2 (en) | 2010-08-16 | 2016-12-06 | Purpose Company Limited | Combustion apparatus, method for combustion control, board, combustion control system and water heater |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2568965B2 (ja) | 1997-01-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |