JPH05312170A - ロータリ圧縮機 - Google Patents

ロータリ圧縮機

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JPH05312170A
JPH05312170A JP11575992A JP11575992A JPH05312170A JP H05312170 A JPH05312170 A JP H05312170A JP 11575992 A JP11575992 A JP 11575992A JP 11575992 A JP11575992 A JP 11575992A JP H05312170 A JPH05312170 A JP H05312170A
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JP
Japan
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cylinder
roller
piston
rotary compressor
peripheral surface
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JP11575992A
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English (en)
Inventor
Shigeki Hagiwara
茂喜 萩原
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータリ圧縮機に対し、ローラ周辺部におけ
る流体の漏れを防止する。 【構成】 シリンダ(5)に円柱状の凹部(5a)を形
成する。ローラ(6)を、前記凹部(5a)よりも小径
に形成されて該凹部(5a)に収容されるピストン部
(6a)と、前記シリンダ(5)における凹部(5a)
の開放端面に当接するヘッド部(6b)とを一体的に形
成して成す。前記シリンダ(5)とローラ(6)とを組
付けることにより、前記シリンダ(5)及びヘッド部
(6b)によって前記凹部(5a)の内周面とピストン
部(6a)の外周面との間に圧縮室(7)を形成する。
これにより、従来構造において発生していたリヤヘッド
とローラとの間の間隙がなくなることになり、圧縮手段
全体としてのローラ(6)の端面からの冷媒ガスの漏れ
が低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータリ圧縮機に係
り、特に、ローラ周辺部における流体の漏れ防止対策の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、冷凍機等に設けられるロータリ
圧縮機の1タイプとして、例えば、特開昭63−167
095号公報に示されているようなロータリピストン型
圧縮機が知られている。この種の圧縮機は、ケーシング
内に、電動モータと該電動モータにクランク軸を介して
連繋された圧縮機本体とが収納されて構成されている。
そして、前記圧縮機本体は、図5に示すように、シリン
ダ(a)内に、ロータリピストンとしてのローラ(b)
が配設されていると共に、シリンダ(a)の上下各端面
に図示しないフロントヘッド及びリヤヘッドが取付けら
れており、前記シリンダ(a)の内周面とローラ(b)
の外周面との間に圧縮室(c)が形成されている。ま
た、前記ローラ(b)の内部は、前記電動モータから延
びるクランク軸が挿通されており、このクランク軸にお
けるローラ(b)への挿通部分が偏心されたカム部で形
成されている。そして、このカム部がローラ(b)の内
部に挿通されていることによって前記ローラ(b)がシ
リンダ(a)に対して偏心して配設されている。更に、
前記シリンダ(a)には、流体の吸入路(d)及び吐出
路(e)が形成されていると共に、この吸入路(d)と
吐出路(e)との間には、ブレード(f)が圧縮室
(c)内に出没自在となるように設けられており、この
ブレード(f)の先端面がローラ(b)の外周面に当接
されていることによって前記圧縮室(c)を高圧室(c
1)と低圧室(c2)とに区画している。
【0003】そして、この圧縮機の駆動時には、クラン
ク軸の回転に伴うシリンダ(a)内でのローラ(b)の
回転(図5の矢印参照)により各圧縮室(c1),(c
2)の容積を変化させることによって、冷媒等の流体を
吸入路(d)から圧縮室(c)内に流入し、この流体を
圧縮した後、吐出路(e)から吐出するようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6にも示
すように、このようなロータリ圧縮機においては、上述
した如く、シリンダ(a)、フロントヘッド(g)及び
リヤヘッド(h)によって形成された空間内に個別の部
材としてのローラ(b)が配置されていることになるた
めに、ローラ(b)とその周囲の各部材(a),
(g),(h)との間に僅かな間隙が形成されてしま
う。つまり、図6に示すように、ローラ(b)の外周面
とシリンダ(a)の内周面との間に間隙(i)(一般に
CP隙間と呼ばれる)が形成されたり、ローラ(b)の
上端面とフロントヘッド(g)の下端面との間やローラ
(b)の下端面とリヤヘッド(h)の上端面との間に間
隙(j)(一般にCR隙間と呼ばれる)が形成される。
そして、このような場合、これらの間隙(i),(j)
が前記高圧室(c1)と低圧室(c2)とを連通する漏
れ通路となり、流体が高圧室(c1)から低圧室(c
2)に漏れてしまうことになり、この流体漏れによって
圧縮機効率が低下してしまうことになっていた。
【0005】本発明は、この点に鑑みてなされたもので
あって、このようなローラ周辺部における流体の漏れを
抑制することができるロータリ圧縮機を得ることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、シリンダ及びローラの形状を改良するこ
とで、前記間隙が無くなる部分を形成するようにした。
具体的に請求項1記載の発明は、ケーシング(2)内
に、駆動手段(3)と該駆動手段(3)に連繋された圧
縮手段(4)とを収容し、前記圧縮手段(4)を、シリ
ンダ(5)とローラ(6)とを備えて成す。そして、前
記シリンダ(5)に、一方向に向って開放する円柱状の
凹部(5a)を形成する一方、前記ローラ(6)を、前
記凹部(5a)よりも小径に形成されて該凹部(5a)
に収容されるピストン部(6a)と、前記シリンダ
(5)における凹部(5a)の開放端面に当接するヘッ
ド部(6b)とを一体的に形成して成す。これにより、
前記シリンダ(5)及びヘッド部(6b)によって前記
凹部(5a)の内周面とピストン部(6a)の外周面と
の間に圧縮室(7)を形成する。更に、前記ピストン部
(6a)に、前記駆動手段(3)の駆動軸(3b)の軸
心から所定方向に偏心して形成された偏心部(3e)を
連繋させて、前記ピストン部(6a)をシリンダ(5)
に対して偏心して配設し、前記駆動手段(3)の駆動に
伴うローラ(6)の回転によってピストン部(6a)が
シリンダ(5)内で回転して、圧縮室(7)内へ流体を
吸入して該流体を圧縮するような構成とした。
【0007】請求項2記載の発明は、前記請求項1記載
の圧縮機をローリングピストン型圧縮機に採用したもの
である。つまり、前記請求項1記載のロータリ圧縮機に
おいて、ローラ(6)のピストン部(6a)の外周面の
一部をシリンダ(5)の凹部(5a)の内周面に当接さ
せる。そして、前記シリンダ(5)に、圧縮室(7)に
出没自在とされたブレード(9)を配設して、該ブレー
ド(9)の先端を前記ピストン部(6a)の外周面に押
圧させて、前記圧縮室(7)を低圧室(7a)と高圧室
(7b)とに区画するような構成とした。
【0008】請求項3記載の発明は、前記請求項1また
は2記載のロータリ圧縮機において、ローラ(6)に、
ピストン部(6a)の外周面をシリンダ(5)の凹部
(5a)の内周面に向って押圧しながらローラ(6)を
回転自在とするスイングリンク手段(15)を設けるよ
うな構成とした。
【0009】請求項4記載の発明は、前記請求項1,2
または3記載のロータリ圧縮機において、ピストン部
(6a)に、シリンダ(5)における凹部(5a)の開
放方向に向って開放する空間部(6e)を形成し、駆動
軸(3b)の偏心部(3e)を、この空間部(6e)に
嵌入させるような構成とした。
【0010】請求項5記載の発明は、前記請求項1,
2,3または4記載のロータリ圧縮機において、ピスト
ン部(6a)を円筒状に形成して内部空間(6d)を備
えさせ、シリンダ(5)に、前記ピストン部(6a)の
内部空間(6d)に低圧を導入する低圧導入路(5c)
を設けるような構成とした。
【0011】請求項6記載の発明は、前記請求項1,
2,3,4または5記載のロータリ圧縮機において、シ
リンダ(5)の凹部(5a)内壁に当接するピストン部
(6a)の端面に、流体漏れ防止手段(12)を配設す
るような構成とした。
【0012】請求項7記載の発明は、前記請求項1,
2,3,4,5または6記載のロータリ圧縮機におい
て、ローラ(6)のヘッド部(6b)に対して、該ヘッ
ド部(6b)がシリンダ(5)における凹部(5a)の
開放端面から離隔する方向への付勢力を与えるように、
ケーシング(2)内の高圧をヘッド部(6b)に導く圧
力導入手段(16)を備えさせるような構成とした。
【0013】
【作用】上記構成により、本発明では、以下に述べるよ
うな作用が得られる。請求項1記載の発明では、駆動手
段(3)の駆動に伴い、圧縮手段(4)のローラ(6)
がシリンダ(5)内で回転し、これによって圧縮室
(7)内に流体を流入し該流体を圧縮する。そして、本
発明のロータリ圧縮機では、従来のロータリピストン型
圧縮機の片側のヘッド部に相当するヘッド部(6b)
と、ローラに相当するピストン部(6a)とが一体形成
されているために、この部分にあっては、従来構造にお
いて発生していたヘッド部とローラとの間の間隙がなく
なることになり、圧縮手段全体としてのローラ(6)の
端面からの流体の漏れが大幅に低減する。
【0014】請求項2記載の発明では、圧縮動作の際に
は、シリンダ(5)から出没するブレード(9)によっ
て区画されている低圧室(7a)と高圧室(7b)と
が、ピストン部(6a)の回転に伴って収縮されて流体
を圧縮することになる。そして、このようなロータリピ
ストン型圧縮機においても、上述した請求項1記載の発
明のようなシリンダ(5)及びローラ(6)の構造によ
って流体漏れが大幅に低減される。
【0015】請求項3記載の発明では、ローラ(6)が
回転する際には、スイングリンク手段(15)によって
ピストン部(6a)の外周面がシリンダ(5)の凹部
(5a)の内周面に向って押圧されている。従って、ピ
ストン部(6a)の外周面とシリンダ(5)の凹部(5
a)の内周面との当接状態を確実に確保することができ
るために、ピストン部(6a)の外周面部分からの流体
の漏れが低減される。
【0016】請求項4記載の発明では、駆動軸(3b)
の駆動力は、該駆動軸(3b)の偏心部(3e)及びピ
ストン部(6a)の空間部(6e)を経てローラ(6)
に伝達されて、該ローラ(6)が回転することになり、
動力伝達が確実に行われる。請求項5記載の発明では、
圧縮機駆動時において、ピストン部(6a)の内部空間
(6d)には低圧導入路(5c)によって低圧が導入さ
れ、これによって、このピストン部(6a)の内部空間
(6d)と圧縮室(7)の低圧側(低圧室(7a))と
の間の差圧が小さくなり、この部分での流体の漏れが抑
制される。
【0017】請求項6記載の発明では、ピストン部(6
a)の内部空間と圧縮室(7)との間において、ピスト
ン部(6a)の端面周辺を通過する流体の漏れは、流体
漏れ防止手段(12)によって阻止されることになる。
【0018】請求項7記載の発明では、ケーシング
(2)内の高圧は圧力導入手段(16)によってローラ
(6)のヘッド部(6b)に導かれ、該ヘッド部(6
b)にはシリンダ(5)における凹部(5a)の開放端
面から離隔する方向への付勢力が与えられる。この圧力
は、ヘッド部(6b)とシリンダ(5)との間の摩擦力
を低減させて摩擦損失を低下させるように働くことにな
るので、この圧力導入手段(16)による導入圧力が最
適な状態となるように設定すれば、ヘッド部(6b)の
周辺からの流体の漏れを阻止しながら摩擦損失を低減す
ることができる。
【0019】
【実施例】
(第1実施例)次に、本発明に係る第1実施例を図面に
基づいて説明する。図1に示すように、本例に係るロー
タリ圧縮機(1)は、空気調和装置の室外機内部に収容
されたローリングピストン型圧縮機であって、ケーシン
グ(2)内に駆動手段(3)と圧縮手段としての圧縮機
本体(4)とが収納されて構成されている。
【0020】駆動手段(3)は、電動モータ(3a)と
駆動軸としてのクランク軸(3b)とから成っている。
電動モータ(3a)は、ケーシング(2)の内部空間
(2a)の下部に配設され、該ケーシング(2)の内周
面に固着されたステータ(3c)と、該ステータ(3
c)の中央部に配設されたロータ(3d)とによって構
成されている。クランク軸(3b)は、その下端部が前
記ロータ(3d)の中央部に接続されていると共に、上
端部が上方へ延長されて前記圧縮機本体(4)に連繋さ
れている。
【0021】一方、圧縮機本体(4)は、前記電動モー
タ(3a)の上方に配設されており、図1及び図2に示
すように、前記ケーシング(2)の内壁に固着されたシ
リンダ(5)に、ローラ(6)が組付けられて成ってい
る。以下、このシリンダ(5)及びローラ(6)の構造
について説明する。
【0022】シリンダ(5)は、略円柱状の部材で成っ
ており、その外周面が前記ケーシング(2)の内壁に固
着されている。そして、このシリンダ(5)の下面中央
部には円柱状の凹部(5a)が形成されている。この凹
部(5a)の高さ寸法は前記シリンダ(5)全体の高さ
寸法よりも僅かに小さく設定されており、これによっ
て、凹部(5a)の内部上面とシリンダ(5)の上面と
の間は小寸法の厚さをもった隔壁部(5b)に形成され
ている。また、この隔壁部(5b)の中央部には、シリ
ンダ(5)の上側の空間と凹部(5a)内とを連通する
本発明でいう低圧導入路としての連通孔(5c)が形成
されている。
【0023】一方、ローラ(6)は、略シルクハット状
に形成されている。つまり、該ローラ(6)は、円筒状
のピストン部(6a)と該ピストン部(6a)の下端部
から水平方向外側(遠心方向)に延びる本発明でいうヘ
ッド部としての円盤部(6b)とを備えて成っている。
そして、前記ピストン部(6a)の内部には、その上端
面から小寸法を存した下側位置に円板状の仕切板(6
c)が配設されており、この仕切板(6c)によってピ
ストン部(6a)の内部空間が、上方に開放した偏平円
柱状の本発明でいうピストン部内部空間としての上側空
間(6d)と下方に開放した円柱状の本発明でいう空間
部としての下側空間(6e)とに仕切られている。従っ
て、この上側空間(6d)には前記連通孔(5c)によ
ってシリンダ(5)上側空間の圧力(低圧)が導入され
るようになっている。つまり、圧縮機駆動時において、
このピストン部(6a)の内部空間(6d)と低圧室
(7a)との間の差圧を小さくすることによって冷媒ガ
スの漏れが抑制されるような構成とされている。
【0024】また、前記ピストン部(6a)は、その外
径寸法が前記シリンダ(5)の凹部(5a)の内径寸法
よりも小さく設定されていると共に、その高さ寸法は前
記シリンダ(5)の凹部(5a)の高さ寸法に略一致さ
れており、図1に示す如く、このローラ(6)がシリン
ダ(5)の下側から組付けられた状態では、図2に示す
ように、前記ピストン部(6a)がシリンダ(5)の凹
部(5a)内に収容されて、ピストン部(6a)の上端
面がシリンダ(5)の凹部(5a)内上面に当接される
と共に、円盤部(6b)の上面がシリンダ(5)の下面
に当接されている。このようにして、シリンダ(5)と
ローラ(6)とが組付けられた状態では、シリンダ
(5)の凹部(5a)内周面とローラ(6)のピストン
部(6a)外周面との間に圧縮室(7)が形成される。
つまり、前記隔壁部(5b)、円盤部(6b)が従来の
ロータリピストン型圧縮機でいうフロントヘッド、リヤ
ヘッドとしての機能を発揮すると共に、ピストン部(6
a)がロータリピストンとしての機能を発揮するような
構成とされている。また、前記ピストン部(6a)の上
端面にはリング状の溝が形成されており、この溝に自己
潤滑材料で成るリング状のチップシール(12)が装着
されている。このチップシール(12)は、本発明でい
う流体漏れ防止手段であって、このピストン部(6a)
の上端面周辺における冷媒ガスの漏れ、特に、圧縮室
(7)と上側空間(6d)との間での冷媒ガスの漏れを
防止するようになっていると共に、このピストン部(6
a)の上端面と凹部(5a)内上面との間での摩擦損失
を低減するようになっている。
【0025】そして、前記クランク軸(3b)は、ケー
シング(2)の内側面に固着された支持フレーム(1
3)に軸受(14)を介して支持されており、その上端
部には、該クランク軸(3b)の軸心に対して所定寸法
だけ偏心されて成る偏心部としてのカム部(3e)が設
けられている。このカム部(3e)は、その外径寸法が
前記ピストン部(6a)の下側空間(6e)の内径寸法
に略一致して形成されている。従って、このカム部(3
e)が前記ピストン部(6a)の下側空間(6e)に嵌
入された状態では、前記ローラ(6)はシリンダ(5)
に対して偏心して設けられ、該ピストン部(6a)の外
周面の一部がシリンダ(5)の凹部(5a)内周面に常
に接するようになっている。
【0026】また、図2の如く、前記シリンダ(5)に
は、圧縮室(7)に開口する冷媒ガスの吸入路(5d)
が形成されている。この吸入路(5d)は、一端がシリ
ンダ(5)の凹部(5a)内周面に開口されており、他
端がシリンダ(5)の上側の空間に開放されている。ま
た、このシリンダ(5)の上側の空間には、図示しない
アキュームレータから延びる吸入管(8)が連結されて
いる。
【0027】そして、前記シリンダ(5)における前記
吸入路(5d)の配設位置近傍には、ブレード溝(5
f)が形成されている。該ブレード溝(5f)は、シリ
ンダ(5)の半径方向に延びていると共に、該シリンダ
(5)の下端面に開放し、且つ、その外周側は外周壁
(5g)で閉鎖されている。そして、このブレード溝
(5f)には、ブレード(9)が、シリンダ(5)内に
出没自在に挿通されている。該ブレード(9)は、その
上端面が前記ブレード溝(5f)内部の上面に、下端面
が前記ローラ(6)の円盤部(6b)上面に夫々当接さ
れていると共に、前記外周壁(5g)との間に配設され
ているスプリング(9a)の付勢力等により、その先端
面がピストン部(6a)の外周面に押圧され、前記圧縮
室(7)を低圧室(7a)と高圧室(7b)とに区画し
ている。
【0028】また、前記ブレード(9)の配設位置より
も高圧室(7b)側には吐出路(5e)が設けられてい
る。この吐出路(5e)は、一端がシリンダ(5)の内
周面に開口されており、この開口部分には高圧室(7
b)内の圧力上昇に伴なって開放可能なリード弁(1
0)が設けられている。一方、この吐出路(5e)の他
端は、前記ケーシング(2)の内部空間(2a)に開口
されている。そして、前記ケーシング(2)の側面には
図示しない凝縮器へ繋がる吐出管(11)が接続されて
おり、圧縮機本体(4)から吐出された高温高圧の冷媒
ガスは、この吐出管(11)から凝縮器側へ導出される
ようになっている。
【0029】そして、上述した如く、クランク軸(3
b)上端部のカム部(3e)が嵌入されてシリンダ
(5)に対して偏心して配置されたローラ(6)の円盤
部(6b)の下側には本発明でいうスイングリンク手段
としてのスイングリンク機構(15)が配設されてい
る。このスイングリンク機構(15)は、周知のスクロ
ール型圧縮機の公転スクロールに採用されているものと
略同様の構造で成っており、オルダム機構を備えている
ことにより、クランク軸(3b)が回転する際、ローラ
(6)は自転することなしにシリンダ(5)内部におい
て公転運動し、この公転運動の際、ピストン部(6a)
の外周面の一部は常にシリンダ(5)の凹部(5a)の
内周面に押圧されて当接するような構成となっている。
【0030】また、図1における(3f)バランサであ
って、クランク軸(3b)の回転時における動的バラン
スを保つようになっている。また、(3g)は、前記電
動モータ(3a)へ電流を供給するためのハーネスであ
る。
【0031】次に、このロータリー圧縮機(1)の運転
時について説明する。先ず、電動モータ(3a)を駆動
すると、この駆動力がクランク軸(3b)のカム部(3
e)及びピストン部(6a)の下側空間(6e)を経て
圧縮機本体(4)のローラ(6)に伝達されることにな
り、クランク軸(3b)の駆動力が確実にローラ(6)
に伝達されて、該ローラ(6)が所定の公転運動を開始
する(図2の矢印参照)。そして、このローラ(6)の
公転運動に伴って、ピストン部(6a)の外周面の一部
は常にシリンダ(5)の凹部(5a)の内周面に当接さ
れながら、この凹部(5a)内で公転する。このような
ローラ(6)の公転運動によってシリンダ(5)の凹部
(5a)内で圧縮室(7)が収縮されることになる。こ
れにより、冷媒ガスが吸入管(8)より吸入路(5d)
を経て低圧室(7a)に流入する。その後、前記ピスト
ン部(6a)の公転に伴い、低圧室(7a)が高圧室
(7b)となるに従って、冷媒ガスを圧縮し、この冷媒
ガスの圧力が所定値に達すると、この圧力によって前記
リード弁(10)が開放し、高圧状態の冷媒ガスが吐出
路(5e)からケーシング(2)の内部空間(2a)へ
吐出し、その後、吐出管(11)によって凝縮器側に導
出される。
【0032】そして、この運転動作における本例の特徴
とする作用としては、圧縮室(7)における高圧室(7
b)から低圧室(7a)への冷媒ガスの漏れが抑制され
ていることにある。つまり、上述した如く、従来のロー
タリピストン型圧縮機のリヤヘッドに相当する部分が、
ピストン部(6a)と一体形成された円盤部(6b)で
成っているために、従来、リヤヘッドとローラとの間に
発生していた間隙(CR隙間)がなくなり、このCR隙
間は隔壁部(5b)とピストン部(6a)上端面との間
の1箇所に発生するのみであるため、ローラ(6)の端
面からの冷媒ガスの漏れが大幅に低減される。更に、上
述した如く、ローラ(6)の円盤部(6b)の下側には
スイングリンク機構(15)が配設されていて、ピスト
ン部(6a)の外周面とシリンダ(5)の凹部の内周面
との当接状態を確実に確保することができるために、C
P隙間も小さくできるのでピストン部(6a)の外周面
部分からの冷媒ガスの漏れも低減される。
【0033】このように、本例の構成によれば、ローラ
(6)周辺部における間隙、つまりローラ(6)の外周
面周辺における間隙とローラ(6)の端面周辺における
間隙とからの冷媒ガスの漏れを低減することができるの
で、圧縮機効率の向上及び圧縮機の信頼性を大幅に向上
することができる。
【0034】(変形例)次に、上述した第1実施例にお
ける変形例を図3に基づいて説明する。本例の特徴とす
るところは、前記シリンダ(5)に形成された本発明で
いう圧力導入手段としての圧力導入路(16)である。
この圧力導入路(16)は、一端が高圧空間であるケー
シング(2)の内部空間(2a)に開口し、他端がシリ
ンダ(5)の下面において円盤部(6b)の上面に対向
する位置に開口しており、ケーシング(2)の内部空間
(2a)の圧力が円盤部(6b)の上面に作用するよう
になっている。また、このような圧力導入路(16)
は、シリンダ(5)の周方向に連続若しくは所定間隔を
存して配設されており、円盤部(6b)の全体に均一な
圧力が作用するようになっている。
【0035】従って、この圧縮機の駆動時には、ケーシ
ング(2)の内部空間(2a)の高圧もしくは中間圧が
円盤部(6b)の上面に作用して、該円盤部(6b)
に、シリンダ(5)の下面から離隔する方向への付勢力
が与えられる。つまり、この圧力は、円盤部(6b)の
上面とシリンダ(5)の下面との間の摩擦力を低減させ
て摩擦損失を低下させるように働くことになるので、こ
の圧力導入路(16)による導入圧力状態が最適な状態
となるように該圧力導入路(16)の通路面積を設定す
るようにすれば、円盤部(6b)の上面周辺からの冷媒
ガスの漏れを阻止しながら摩擦損失を低減することがで
きるので、圧縮機効率を大幅に向上することができる。
【0036】(第2実施例)次に、本発明に係る第2実
施例を図4に基づいて説明する。本例のロータリ圧縮機
は、ローラ(6)周辺部の構成のみが上述した第1実施
例のものと異なっており、その他の構成は第1実施例と
同様である。従って、本例では、ローラ(6)周辺部の
構成のみについて説明する。
【0037】図4に示すように、本例におけるローラ
(6)は、円盤部(6b)の上側に円筒状のピストン部
(6a)を備えていると共に、円盤部(6b)の下側に
円筒状の連繋部(6f)を備えて成っており、このピス
トン部(6a)と連繋部(6f)との内部は円板状の仕
切板(6g)によって仕切られている。
【0038】また、前記ピストン部(6a)の高さ寸法
は前記シリンダ(5)の凹部(5a)の高さ寸法に略一
致されており、図4に示す如く、このローラ(6)がシ
リンダ(5)の下側から組付けられた状態では、ピスト
ン部(6a)の上端面がシリンダ(5)の凹部(5a)
内上面に当接されると共に、円盤部(6b)の上面がシ
リンダ(5)の下面に当接されて、シリンダ(5)の凹
部(5a)内周面とローラ(6)のピストン部(6a)
外周面との間に圧縮室が形成されている。
【0039】そして、前記連繋部(6f)の下側からク
ランク軸(3b)のカム部(3e)が嵌入されて、前記
ローラ(6)はシリンダ(5)に対して偏心して設けら
れ、クランク軸(3b)の回転に伴ってローラ(6)が
公転し、ピストン部(6a)がシリンダ(5)の凹部
(5a)内で公転しながら圧縮室を収縮するようになっ
ている。
【0040】従って、本例の構成によっても、ピストン
部(6a)と円盤部(6b)とが一体形成されているた
めに、従来、リヤヘッドとローラとの間に発生していた
間隙(CR隙間)がなくなり、このCR隙間は隔壁部
(5b)とピストン部(6a)上端面との間の1箇所に
発生するのみであるため、ローラ(6)の端面からの冷
媒ガスの漏れが大幅に低減され、ローラ(6)の周辺部
における間隙からの冷媒ガスの漏れを低減することがで
きるので、圧縮機効率の向上及び圧縮機の信頼性を大幅
に向上することができる。
【0041】尚、上述した各実施例では、空気調和装置
に配設された圧縮機について説明したが、本発明は、こ
れに限るものではなく、その他、種々の圧縮機に対して
採用することができる。また、請求項1記載の発明は、
本例のようなローリングピストン型圧縮機に限らずスラ
イディングベーン式のロータリ圧縮機に適用するように
してもよい。更に、ローラ(6)のヘッド部(6b)
は、本例のような円盤状のものである必要はなく、圧縮
室(7)を閉塞するような形状であればよい。
【0042】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば以下に
述べるような効果が発揮される。請求項1記載の発明に
よれば、シリンダ(5)に、一方向に向って開放する円
柱状の凹部(5a)を形成する一方、ローラ(6)を、
前記凹部(5a)よりも小径に形成されて該凹部(5
a)に収容されるピストン部(6a)と、前記シリンダ
(5)における凹部(5a)の開放端面に当接するヘッ
ド部(6b)とを一体的に形成して成し、前記シリンダ
(5)及びヘッド部(6b)によって前記凹部(5a)
の内周面とピストン部(6a)の外周面との間に圧縮室
(7)を形成するようにして、従来構造において発生し
ていた片側のヘッド部とローラとの間の間隙がなくなる
ようにしたために、圧縮手段全体としてのローラ(6)
の端面からの冷媒ガスの漏れを大幅に低減することがで
き、圧縮機効率の向上及び圧縮機の信頼性の向上を図る
ことができる。
【0043】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明をロータリピストン型圧縮機に適用した場合に
も、圧縮手段全体としてのローラ(6)の端面からの冷
媒ガスの漏れを大幅に低減することができる。
【0044】請求項3記載の発明によれば、ローラ
(6)にスイングリンク手段を設けるようにして、ピス
トン部(6a)の外周面をシリンダ(5)の凹部(5
a)の内周面に向って押圧するようにしたために、ピス
トン部(6a)の外周面とシリンダ(5)の凹部の内周
面との当接状態を確実に確保することができ、ピストン
部(6a)の外周面部分からの流体漏れの低減を図るこ
とができる。
【0045】請求項4記載の発明によれば、駆動軸(3
b)の偏心部(3e)をピストン部(6a)の空間部
(6e)に嵌入させるような構成として、駆動軸(3
b)の駆動力を、該駆動軸(3b)の偏心部(3e)及
びピストン部(6a)の空間部(6e)を経てローラ
(6)に伝達させるようにしたために、動力伝達を確実
に行うことができる。
【0046】請求項5記載の発明によれば、シリンダ
(5)に、ピストン部(6a)の内部空間(6d)に低
圧を導入する低圧導入路(5c)を設けるようにし、圧
縮機駆動時において、ピストン部(6a)の内部空間
(6d)に低圧を導入するようにしたために、ピストン
部(6a)の内部空間(6d)と圧縮室(7)の低圧側
との間における流体の漏れを抑制することができる。
【0047】請求項6記載の発明によれば、シリンダ
(5)の凹部(5a)内壁に当接するピストン部(6
a)の端面に、流体漏れ防止手段(12)を配設するよ
うにしたために、ピストン部(6a)の内部空間と圧縮
室(7)との間において、ピストン部(6a)の端面周
辺を通過する流体の漏れを防止することができる。
【0048】請求項7記載の発明によれば、ケーシング
(2)内の高圧をヘッド部(6b)に導く圧力導入手段
(16)を備えさせるような構成としたために、圧力導
入手段(16)によってローラ(6)のヘッド部(6
b)に導かれた圧力により、ヘッド部(6b)とシリン
ダ(5)との間の摩擦力を低減させて摩擦損失を低下さ
せることができるので、この圧力導入手段(16)によ
る導入圧力が最適な状態となるように設定することによ
って、ヘッド部(6b)の周辺からの冷媒ガスの漏れを
阻止しながら摩擦損失を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例におけるロータリ圧縮機の縦断面図
である。
【図2】図1におけるII−II線に対応した位置における
断面図である。
【図3】変形例における圧縮機本体周辺の縦断面図であ
る。
【図4】第2実施例における図3相当図である。
【図5】従来のロータリ圧縮機における図2相当図であ
る。
【図6】ローラ周辺部の間隙を示す図5におけるVI−VI
線に対応した位置における断面図である。
【符号の説明】
(1) ロータリ圧縮機 (2) ケーシング (3) 駆動手段 (3b) クランク軸(駆動軸) (3e) カム部(偏心部) (4) 圧縮機本体(圧縮手段) (5) シリンダ (5a) 凹部 (5c) 連通孔(低圧導入路) (6) ローラ (6a) ピストン部 (6b) 円盤部 (6d) 上側空間(内部空間) (6e) 下側空間(空間部) (7) 圧縮室 (7a) 低圧室 (7b) 高圧室 (9) ブレード (12) チップシール(流体漏れ防止手段) (15) スイングリンク機構(スイングリンク手
段) (16) 圧力導入路(圧力導入手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(2)内に、駆動手段(3)
    と該駆動手段(3)に連繋された圧縮手段(4)とが収
    容され、前記圧縮手段(4)は、シリンダ(5)とロー
    ラ(6)とを備えて成っており、前記シリンダ(5)に
    は一方向に向って開放する円柱状の凹部(5a)が形成
    されている一方、前記ローラ(6)は、前記凹部(5
    a)よりも小径に形成されて該凹部(5a)に収容され
    るピストン部(6a)と、前記シリンダ(5)における
    凹部(5a)の開放端面に当接するヘッド部(6b)と
    が一体的に形成されて成っており、前記シリンダ(5)
    及びヘッド部(6b)によって前記凹部(5a)の内周
    面とピストン部(6a)の外周面との間には圧縮室
    (7)が形成されており、 前記ピストン部(6a)には、前記駆動手段(3)の駆
    動軸(3b)の軸心から所定方向に偏心して形成された
    偏心部(3e)が連繋されていることにより、前記ピス
    トン部(6a)がシリンダ(5)に対して偏心して配設
    されており、 前記駆動手段(3)の駆動に伴うローラ(6)の回転に
    よってピストン部(6a)がシリンダ(5)内で回転し
    て、圧縮室(7)内へ流体を吸入して該流体を圧縮する
    ように構成されていることを特徴とするロータリ圧縮
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のロータリ圧縮機におい
    て、ローラ(6)のピストン部(6a)の外周面の一部
    はシリンダ(5)の凹部(5a)の内周面に当接されて
    おり、前記シリンダ(5)には圧縮室(7)に出没自在
    とされたブレード(9)が配設されていて、該ブレード
    (9)は、その先端が前記ピストン部(6a)の外周面
    に押圧されて、前記圧縮室(7)を低圧室(7a)と高
    圧室(7b)とに区画していることを特徴とするロータ
    リ圧縮機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のロータリ圧縮機
    において、ローラ(6)には、ピストン部(6a)の外
    周面をシリンダ(5)の凹部(5a)の内周面に向って
    押圧しながらローラ(6)を回転自在とするスイングリ
    ンク手段(15)が設けられていることを特徴とするロ
    ータリ圧縮機。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載のロータリ圧
    縮機において、ピストン部(6a)には、シリンダ
    (5)における凹部(5a)の開放方向に向って開放す
    る空間部(6e)が形成されており、駆動軸(3b)の
    偏心部(3e)は、この空間部(6e)に嵌入されてい
    ることを特徴とするロータリ圧縮機。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3または4記載のロータ
    リ圧縮機において、ピストン部(6a)は円筒状に形成
    されて内部空間(6d)を備えており、シリンダ(5)
    には、前記ピストン部(6a)の内部空間(6d)に低
    圧を導入する低圧導入路(5c)が設けられていること
    を特徴とするロータリ圧縮機。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4または5記載のロ
    ータリ圧縮機において、シリンダ(5)の凹部(5a)
    内壁に当接するピストン部(6a)の端面には流体漏れ
    防止手段(12)が配設されていることを特徴とするロ
    ータリ圧縮機。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3,4,5または6記載
    のロータリ圧縮機において、ローラ(6)のヘッド部
    (6b)に対して、該ヘッド部(6b)がシリンダ
    (5)における凹部(5a)の開放端面から離隔する方
    向への付勢力を与えるように、ケーシング(2)内の高
    圧をヘッド部(6b)に導く圧力導入手段(16)を備
    えていることを特徴とするロータリ圧縮機。
JP11575992A 1992-05-08 1992-05-08 ロータリ圧縮機 Withdrawn JPH05312170A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5577903A (en) * 1993-12-08 1996-11-26 Daikin Industries, Ltd. Rotary compressor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5577903A (en) * 1993-12-08 1996-11-26 Daikin Industries, Ltd. Rotary compressor

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Effective date: 19990803