JPH05311929A - 荷物等自動管理ロッカーシステム - Google Patents

荷物等自動管理ロッカーシステム

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JPH05311929A
JPH05311929A JP10019492A JP10019492A JPH05311929A JP H05311929 A JPH05311929 A JP H05311929A JP 10019492 A JP10019492 A JP 10019492A JP 10019492 A JP10019492 A JP 10019492A JP H05311929 A JPH05311929 A JP H05311929A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷物等自動管理ロッカー装置の設置を効率的
にし、コストの低減、稼動率の向上、運搬、物流の効率
化を図ることが目的である。 【構成】 複数の棟にわたる集合住宅の荷物等自動管理
ロッカーシステムであって、棟記号および住居番号を入
力して、他棟の集合住宅の住居内のインターホンをも選
択的に呼出し通話できる集合玄関機と、棟記号および住
居番号を入力することができ、棟数より少ない荷物等自
動管理ロッカー装置とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集合住宅の複数の棟に
わたる、お届け荷物の配達を、効率的かつ正確に行うこ
とができる荷物等自動管理ロッカーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】荷物の受渡し用の複数の共用のロッカー
・ボックスを備え、居住人が不在等の時でも、宅配荷物
などのお届け、保管が無人でもって行える荷物等自動管
理ロッカー装置が知られている。すなわち、荷物等自動
管理ロッカー装置が指定し、電気錠を自動的に解錠した
空のロッカー・ボックスの扉を配達業者が開き、そのロ
ッカー・ボックスの中に荷物を置き、扉を閉じると自動
的に電気錠が施錠されるものであって、無人でもって、
荷物などのお届け、保管が行えるものである。その後
に、居住人は自分宛に届けられた荷物の有無や保管され
ているロッカーの番号を知らされ、所定の居住人確認手
続きを経て、その荷物を受け取るものである。
【0003】また、集合住宅の棟が複数配置された、大
規模の団地など居住区域が知られている。棟の配置の態
様は図11のように、同一の建造物の一部分をA棟、B
棟と称する場合もあり、図12のように、複数の建造物
A棟、B棟が公道、私道、広場、緑地、公園などを挟ん
で別々に配置されている場合もある。これらの集合住宅
の複数の棟は、所有者あるいは管理者が同一であり、同
一あるいは近隣の敷地に立てられているものである。さ
らに、各々の棟の間で住居番号が、例えば、A棟201
号、A棟510号、B棟201号、C棟201号、C棟
510号のように重複しているものである。このような
複数の棟にわたる集合住宅を、本明細書中において、
『多棟集合住宅』ということとする。
【0004】多棟集合住宅においては、従来、各棟が1
台ずつ別々に荷物等自動管理ロッカー装置1を設置し
て、各棟別々に独立した荷物等自動管理ロッカーシステ
ムを構成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
荷物等自動管理ロッカーシステムには、次のような問題
点がある。 (1)荷物等自動管理ロッカー装置の個数が多いため、
装置購入コスト、設置コスト、管理コスト、あるいは装
置レンタル・コストが高額になる。すなわち、コストが
高くつくという問題点がある。 (2)多棟集合住宅であっても住居数が比較的少ない場
合には、荷物等自動管理ロッカー装置のロッカー・ボッ
クスの合計数が多すぎることとなり、未利用のロッカー
・ボックスが多くなる。すなわち、荷物等自動管理ロッ
カー装置の稼動率が低くなり、コスト・パフォーマンス
が悪化するという問題点がある。 (3)各棟の住居数が比較的少ないが、Sサイズ、Mサ
イズ、Lサイズ、LLサイズなど多種類のロッカー・ボ
ックスを利用したい場合、各棟に多種類のロッカー・ボ
ックスを設置したのではロッカー・ボックスの稼動率が
良くないという問題点がある。 (4)荷物配達人は、お届け荷物を荷物等自動管理ロッ
カー装置に保管、収納するために、毎回、各棟に立ち寄
らねばならず、物流が経済的ではないという問題点があ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題点は、請求項
1に記載の第1の発明、すなわち、複数の棟にわたる集
合住宅の荷物等自動管理ロッカーシステムであって、棟
記号および住居番号を入力して、他棟の集合住宅の住居
内のインターホンをも選択的に呼出し通話することがで
きる集合玄関機と、棟記号および住居番号を入力するこ
とができ、棟数より少ない台数の荷物等自動管理ロッカ
ー装置とを備えることを特徴とする荷物等自動管理ロッ
カーシステムによって、解決される。
【0007】また、上記の問題点は、請求項2に記載の
第2の発明、すなわち、複数の棟にわたる集合住宅の荷
物等自動管理ロッカーシステムであって、棟記号および
住居番号を入力して、他棟の集合住宅の住居内のインタ
ーホンを選択的に呼出し通話することができる集合玄関
機と、集合玄関機により選択された棟記号と住居番号に
対応する住居内のインターホンに呼出し音を鳴らすとと
もに、設定回数の呼出し音に対し居住人が出ない場合、
荷物等自動管理ロッカー装置に当該棟記号と当該住居番
号を送出することができるインターホン制御機と、集合
玄関機からの呼出しにより断続的に呼出し音を鳴らすと
ともに、お届け荷物受け取り指示信号を送出できる、複
数の棟にわたる集合住宅の住居内のインターホンと、棟
記号と住居番号を入力することができ、棟数より少ない
台数の荷物等自動管理ロッカー装置と、を備え、設定回
数の呼出し音に対し居住人がインターホンに出ない場
合、お届け荷物の保管に用いる荷物等自動管理ロッカー
装置を選択し、インターホン制御機から自動的に当該棟
記号と当該住居番号を荷物等自動管理ロッカー装置に送
出し、荷物等自動管理ロッカー装置が、お届け荷物を保
管するロッカー・ボックスを自動的に選択し、一方、呼
出し音に対し居住人がインターホンに出たが、お届け荷
物受け取り指示信号をインターホンから選択して送出し
た場合、保管に用いる荷物等自動管理ロッカー装置を選
択し、荷物等自動管理ロッカー装置が、お届け荷物を保
管するロッカー・ボックスを自動的に選択する荷物等自
動管理ロッカーシステムによっても、解決される。
【0008】第1の発明および第2の発明の好ましい実
施態様においては、当該複数の棟にわたる集合住宅の居
住人の歩行交通量の最も密な地点に近い棟の共有区域に
荷物等自動管理ロッカー装置を設置することを特徴とす
る。
【0009】さらに、第1の発明および第2の発明の他
の実施態様においては、荷物配達人が自動車を出し入れ
するのに便利であり、かつ、自動車を一時駐車するのに
便利な地点から最も近い棟の共有区域に荷物等自動管理
ロッカー装置を設置することを特徴とする。
【0010】
【作用】集合玄関機から棟記号および住居番号を入力す
ると、その集合玄関機のある棟の住居内のインターホン
を呼出し通話できるのみならず、他棟の住居内のインタ
ーホンを呼出し通話することもできる。また、荷物等自
動管理ロッカー装置からも棟記号および住居番号を入力
でき、荷物配達人は他棟の住居宛てのお届け荷物をロッ
カー・ボックス内に収納することができ、その後、他棟
の居住人も自分宛てのお届け荷物を受け取ることができ
る。
【0011】配達業者は、集合玄関機からお届け荷物の
配達先の棟記号および住居番号を入力して当該住居内の
インターホンを呼び出す。すると、当該インターホンか
ら呼出し音が断続的に鳴る。居住人が在宅のときには、
インターホンに出て配達業者と通話し、多くの場合、居
住人が直接お届け荷物を受け取るのであるが、在宅であ
っても、料理中など長時間手が離せず直接お届け荷物を
受け取れない場合には、インターホンに出た後、インタ
ーホンの所定ボタンを押すなどの操作をして、お届け荷
物受取り指示信号を送出し、配達人に荷物等自動管理ロ
ッカー装置の中にお届け荷物を収納するように指示す
る。次に、荷物等自動管理ロッカー装置は、保管すべき
ロッカー・ボックスを荷物等自動管理ロッカー装置の空
のロッカー・ボックスのうちから選び、そのロッカー・
ボックスの位置、番号を配達業者に案内する。
【0012】一方、居住人が不在のときは、当然にイン
ターホンに応答できない。しかし、長時間インターホン
から呼出し音を鳴らすのも問題なので、所定回数の呼出
し音に応答がない場合は、居住人が不在であるとみな
し、自動的にインターホン制御機から荷物等自動管理ロ
ッカー装置へ当該住居番号を送出して、配達業者にも荷
物等自動管理ロッカー装置にお届け荷物を収納するよう
に自動的に指示する。次に、荷物等自動管理ロッカー装
置は、保管すべきロッカー・ボックスを荷物等自動管理
ロッカー装置の空のロッカー・ボックスのうちから選
び、そのロッカー・ボックスの位置、番号を配達業者に
案内する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の荷物等自動管理ロッカーシス
テムの実施例について、添付図面を参照して、説明す
る。
【0014】図1は、棟記号および住居番号を入力する
手段501の1実施例を示す。数字等の入力キーは、ボ
タン電話と同様の配列となっているが、「1」のキーは
「a」入力キーを兼ねており、同様に、「2」と
「b」、「3」と「c」、「4」と「d」、「5」と
「e」、「6」と「f」、「7」と「g」、「8」と
「h」、「9」と「i」、「*」と「j」、「0」と
「k」、「#」と「l」とが兼用されている。
【0015】次に、図1に示す棟記号および住居番号を
入力する手段を用いて、棟記号および住居番号を入力す
る手順について、図2および図3を用いて説明する。 [ステップ1−1]荷物配達人は、開始ボタンを押す。 [ステップ1−2]すると、液晶ディスプレーなどの表
示装置に、図2の表示1−1のような操作案内が表示さ
れる。お届けの場合には、荷物配達人はa/1のキーを
押す。このとき、コンピュータ・プログラムにより、自
動的に、数字が有効となり、「1」が入力されたとみな
される。 [ステップ1−3]次に、表示装置に、図2の表示1−
2のような案内が表示される。a棟を選択する場合、荷
物配達人はa/1のキーを押す。このとき、コンピュー
タ・プログラムにより、自動的に、アルファベットが有
効となり、「a」が入力されたとみなされる。 [ステップ1−4]続いて、表示装置に、図2の表示1
−3のような操作案内が表示される。例えば、a棟の1
01号室を選ぶ場合には、荷物配達人は、順番に、a/
1のキー、k/0のキー、a/1のキーを押す。このと
き、コンピュータ・プログラムにより、自動的に、数字
が有効となり、「101」が入力されたとみなされる。 [ステップ1−5]その後、表示装置に、図2の表示1
−4のような操作案内が表示される。正しいと確認する
場合には、荷物配達人はl/#のキーを押す。このと
き、コンピュータ・プログラムにより、「#」が入力さ
れたとみなされる。そして、次の[ステップ1−6]へ
と進む(図3のY参照)。一方、棟記号、住居番号を間
違って入力したことに気付き取り消す場合には、荷物配
達人はl/#のキー以外のキーを押す(図3のNおよび
b参照)。すると、[ステップ1−3]へと戻り(図2
のb参照)、棟記号、住居番号を入力し直す。この操作
案内はディスプレーに表示してもよい。 [ステップ1−6]お届け荷物を収納するための空きの
ロッカー・ボックスを、荷物等自動管理ロッカー装置
は、自動的に調べ選択する。そして、選択したロッカー
・ボックスの番号あるいは位置を、荷物配達人に知らせ
る。 [ステップ1−7]荷物配達人は、[ステップ1−6]
で知らされたロッカー・ボックスの扉を開け、その中に
お届け荷物を収納し、扉を閉じる。すると、荷物等自動
管理ロッカー装置は、センサーによって自動的に荷物入
庫を確認し、そのロッカー・ボックスの電気錠を施錠す
る。 [ステップ1−8]最後に、荷物配達人は受領証を荷物
等自動管理ロッカー装置の伝票挿入口に差し入れる。す
ると、日時等が表示された受領印がその受領証に押さ
れ、一連の手順が終了する。
【0016】図4は、棟記号および住居番号を入力する
手段501の別の実施例を示す。入力キーは、ボタン電
話とまったく同様の配列となっている。
【0017】次に、図4に示す棟記号および住居番号を
入力する手段を用いて、棟記号および住居番号を入力す
る手順について、図5および図6を用いて説明する。 [ステップ2−1]荷物配達人は、開始ボタンを押す。 [ステップ2−2]すると、液晶ディスプレーなどの表
示装置に、図5の表示2−1のような操作案内が表示さ
れる。お届けの場合には、荷物配達人は1のキーを押
す。 [ステップ2−3]次に、表示装置に、図5の表示2−
2のような案内が表示される。a棟を選択する場合、荷
物配達人は1のキーを押す。 [ステップ2−4]続いて、表示装置に、図5の表示2
−3のような操作案内が表示される。例えば、a棟の1
01号室を選ぶ場合には、荷物配達人は、順番に、1の
キー、0のキー、1のキーを押す。 [ステップ2−5]その後、表示装置に、図5の表示2
−4のような操作案内が表示される。正しいと確認する
場合には、荷物配達人は#のキーを押す。そして、次の
[ステップ2−6]へと進む(図6のY参照)。一方、
棟記号、住居番号を間違って入力したことに気付き取り
消す場合には、荷物配達人は#のキー以外のキーを押す
(図6のNおよびb参照)。すると、[ステップ2−
3]へと戻り、棟記号、住居番号を入力し直す(図5の
b参照)。 [ステップ2−6]お届け荷物を収納するための空きの
ロッカー・ボックスを、荷物等自動管理ロッカー装置
は、自動的に調べ選択する。そして、選択したロッカー
・ボックスの番号あるいは位置を、荷物配達人に知らせ
る。 [ステップ2−7]荷物配達人は、[ステップ2−6]
で知らされたロッカー・ボックスの扉を開け、その中に
お届け荷物を収納し、扉を閉じる。すると、荷物等自動
管理ロッカー装置は、センサーによって自動的に荷物入
庫を確認し、そのロッカー・ボックスの電気錠を施錠す
る。 [ステップ2−8]最後に、荷物配達人は受領証を荷物
等自動管理ロッカー装置の伝票挿入口に差し入れる。す
ると、日時等が表示された受領印がその受領証に押さ
れ、一連の手順が終了する。
【0018】次に、集合玄関機を用いて他棟の居室内の
インターホンを呼び出すシステムの実施例について説明
する。図7は、実施例の荷物等自動管理ロッカーシステ
ムの概略図である。A棟の集合玄関機5には、テンキー
501、カードリーダー504、キーセンサー505、
ディスプレー506、マイクロホン、スピーカーが組み
込まれており、これらを用いて荷物配達人は、A棟のみ
ならずB棟の集合住宅の住居内のインターホン9を選択
的に呼出し居住人と通話することができる。A棟の集合
玄関機5はA棟のインターホン制御機7と接続されてい
る(配線101)。A棟のインターホン制御機7は住居
アダプタ8を介してA棟の住居内のインターホン9と接
続されている(配線102、103)。A棟のインター
ホン制御機7は、A棟のI/F機3を介して、A棟の荷
物等自動管理ロッカー装置1にも接続されている(配線
104、105)。A棟の荷物等自動管理ロッカー装置
1は、A棟のモデム20にも接続されている(配線10
6)。
【0019】そして、A棟のモデム20とB棟のモデム
20との間は、一般電話回線などの公衆回線や光ファイ
バー・ケーブルなどを含む専用回線(配線107)によ
って、公道などを跨いで接続されているが、他の実施例
としては、無線、マイクロ波などによって接続してもよ
い。B棟のモデム20は、B棟のI/F機3を介して、
B棟のインターホン制御機7と接続されている(配線1
08、109)。B棟のインターホン制御機7は、さら
に、一方は、B棟の住居アダプタ8を介してB棟の住居
内のインターホン9と接続され(配線110、11
1)、他方は、B棟の集合玄関機5と接続されている
(配線112)。この実施例においては、B棟には荷物
等自動管理ロッカー装置がないことに注意していただき
たい。すなわち、本発明では、B棟に荷物等自動管理ロ
ッカー装置を省略することができ、荷物等自動管理ロッ
カー装置の個数を少なくできコスト低減でき、荷物等自
動管理ロッカー装置の稼動率を高くでき、さらに、荷物
配達人の物流、配達の効率を高めることができるのであ
る。そして、A棟の集合玄関機5から送出された、呼出
しのための棟記号および住居番号に対応するインターホ
ン9を、インターホン制御機7は選択して断続的な呼出
し音を鳴らす。もちろん、A棟の集合玄関機5と当該イ
ンターホン9との通話路のON/OFFもインターホン
制御機7が制御する。集合住宅の住居内のインターホン
9には、居住人がお届け荷物受取りを選択するための専
用のスイッチ901あるいは特定コードを入力するため
のテンキーが組み込まれているのが好ましい。居住人が
お届け荷物受取りを選択した場合、あるいは、所定回数
の呼出し音に応答がなく不在とみなされた場合、インタ
ーホン制御機7は荷物等自動管理ロッカー装置1及び集
合玄関機5に、それぞれ、お届け荷物受け取り指示信号
及び住居番号を送出する。集合玄関機5には、さらに、
荷物配達人に「***号室の居住人は不在です。お届け
荷物は荷物等自動管理ロッカー装置に入れて下さい。」
などと画像、文字表示するためのディスプレー506を
組み込んでいるのが望ましい。もちろん、合成音声をス
ピーカーから流して音声表示案内することもできる。そ
して、荷物等自動管理ロッカー装置1には、住居番号な
どを入力するための例えばテンキーが組み込まれてい
る。特定荷物配達人にIDカードを貸与している場合に
は、カードリーダーも組み込まれている。テンキーおよ
びカードリーダーは操作部100に組み込まれている。
また、荷物等自動管理ロッカー装置1には、数種類の大
きさのロッカー・ボックス130、A棟の住居表示パネ
ル120、B棟の住居表示パネル121もあり、A棟の
住人およびB棟の住人にも着荷案内がされる。
【0020】上記のような構成のシステムであるから、
次のような操作及び作動が可能である。図8、図9、図
10はフローチャートである。
【0021】(A)荷物配達人が集合玄関機で居住人を
呼び出さないときは、図8の判定1のN以下に示すとお
りである。 (A1)荷物配達人が直接に荷物等自動管理ロッカー装
置を操作する。 (A2)例えば荷物等自動管理ロッカー装置のスピーカ
ーから合成音声で「集合玄関機から居住人を呼び出した
後でなければ、お届け荷物はロッカーに収納できませ
ん。」などと音声表示する。もちろん、荷物等自動管理
ロッカー装置のディスプレーに画像、文字表示しても良
い。
【0022】他の実施例として、荷物配達人が集合玄関
機で居住人を呼び出さないで直接荷物等自動管理ロッカ
ー装置を操作したときであっても、居住人が不在であれ
ば、お届け荷物を荷物等自動管理ロッカー装置に収納で
きるシステムとすることもできる。
【0023】(B)荷物配達人が集合玄関機で居住人を
呼び出すときは、前半部分の操作及び作動は、図8の判
定1のY以下に示すとおりである。 (B1)荷物配達人は集合玄関機で居住人を呼び出す。 (B2)呼出し音カウンターを初期化する(N=0)。 (B3)呼出し音カウンターを1増やし(N=N+
1)、呼出し音を1回鳴らす。なお、本実施例では、初
期化及びカウントは、インターホン制御機が行ってい
る。 (B4)住宅内のインターホンに応答がなければ、図8
の判定2のN以下へ、すなわち、下記の(B5)へ進
み、他方、応答があれば、図8の判定2のY以下へ、す
なわち、図9のフローチャートへ、進む。 (B5)図8の判定3で呼出し音カウンターの値が設定
回数に達したか否かを判断する。呼出し音はON、OF
Fが繰り返さて鳴るものであるが、外から電話.かかっ
た際の呼出し音と違った鳴り方(例えば、プルルルルと
プルプル)にするのが望ましい。また、呼出し音の設定
回数、すなわち、ONの回数は、各住居で3回から10
回までの範囲で簡単に変更できるようにしても良い。呼
出し音カウンターの値が設定回数未満であれば、上記の
(B3)に戻り、他方、設定回数に達すると、居住人は
不在であるとみなし、図10のフローチャートへ進む。
【0024】(C)図8の判定2でYの場合、すなわ
ち、住宅内のインターホンに応答があった場合のフロー
チャートは図9に示すとおりである。なお、フローチャ
ートには示していないが、応答前にインターホン制御機
はインターホン受話器がオンフック状態か否かを検出す
る。インターホン受話器がフックから外れた状態であれ
ば、お話し中の信号が出る。 (C1)通話路をONにし、荷物配達人と居住人が対話
する。荷物配達人は、例えば、「お届け荷物の配達で
す。」と伝える。 (C2)居住人は、お届け荷物の配達を知って、直接受
け取れるのであれば、『お届け荷物受取り指示信号』を
送出することなく、図9の判定4のN以下へ、すなわ
ち、下記の(C3)へ進み、一方、料理で火を使用中で
あったりして手が離せず直接受け取れない場合には、居
住人は、インターホンの所定のスイッチを押すなり、あ
るいは、インターホンのプッシュボタンで所定の番号コ
ードを入力して、『お届け荷物受取り指示信号』を送出
し、図9の判定4のY以下へ、すなわち、下記の(C
5)へ進む。 (C3)通話路をOFFにする。 (C4)居住人と荷物配達人が直接会って、お届け荷物
の受渡しをするとともに、受領書に認め印を押したり、
あるいはサインをして、一連の処理が終了する。 (C5)一方、上記(C2)で『お届け荷物受取り指示
信号』があった場合は、通話路がOFFとなり、図10
のフローチャートの(D1)へ進む。
【0025】(D)荷物等自動管理ロッカー装置へのお
届け荷物の収納についての一連の処理であり、そのフロ
ーチャートは図10に示されている。 (D1)当該住居番号を含む不在データをインターホン
制御機から集合玄関機へ送出する。この処理は、上記の
(B5)で居住人が不在であるとみなされた場合、また
は、上記の(C5)で居住人が選択して『お届け荷物受
取り指示信号』を送出した場合にのみ行われる。本発明
では、このように荷物等自動管理ロッカー装置へのお届
け荷物の収納に関して条件を厳しくしているため、居住
人が在宅か不在かが正確に確認でき、居住人は迅速かつ
便利にお届け荷物を受け取ることができ、かつ、荷物等
自動管理ロッカー装置のロッカー・ボックスを不必要に
長時間占有することもなくなり、さらに、荷物配達人に
とっては、お届け荷物を持ち返ることがなくなり効率的
な配達が可能になるという顕著な効果がある。 (D2)集合玄関機に組み込まれたディスプレーあるい
はスピーカーから「荷物等自動管理ロッカー装置へお届
け荷物を収納して下さい。」などと画像、文字、または
音声で表示し、集合玄関機の所に居る荷物配達人に案内
をする。 (D3)当該住居番号を含む不在データをインターホン
制御機からI/Fを介して荷物等自動管理ロッカー装置
へ送出する。 (D4)荷物配達人が荷物等自動管理ロッカー装置に組
み込まれたテンキーなどから改めて一定時間内に住居番
号を入力したか否かを判定する。一定時間内とした理由
は、ある住居番号について長時間荷物等自動管理ロッカ
ー装置へお届けの状態にしておくと、その後、同一住居
へ別の荷物配達人が来た場合、不在であろうと在室であ
ろうとお届け荷物を入庫されてしまい不都合となるから
である。別の実施例としては、住居番号を入力する替わ
りにお届けボタンを押すように変更することもできる。
荷物配達人がお届け荷物を収納する意思があるかを確認
するため及び第三者によるいたずらを防止するためであ
る。住居番号が一致すると判定されると、荷物等自動管
理ロッカー装置は、空のロッカー・ボックスのうちから
当該お届け荷物を収納すべきロッカー・ボックスを選択
し、その電気錠を解錠し、そのロッカー・ボックスの位
置、番号を荷物配達人に案内する。例えば、ロッカー・
ボックスに組み込んだ表示ランプを点滅させたり、ある
いは、ディスプレーに表示して案内する。空のロッカー
・ボックスの大きさがLサイズ、Mサイズ、Sサイズな
どと複数ある場合には、荷物配達人にお届け荷物の大き
さを入力するようにさらに指示する。 (D5)荷物配達人は、当該ロッカー・ボックスの扉を
手で開け、中にお届け荷物を置き、扉を閉じる。 (D6)すると、当該ロッカー・ボックスの中に組み込
まれた重量センサーなどによって、荷物の収納を検知し
確認すると、電気錠を施錠し、預かり証などを発行し、
着荷データをCPUなどへ送出する。これをもって、荷
物等自動管理ロッカー装置へのお届け荷物の収納につい
ての一連の処理が終了する。
【0026】お届け荷物が収納されると、お届け先の棟
記号および住居番号の着荷案内を次のように行う。第1
の着荷案内として、荷物等自動管理ロッカー装置に着荷
表示パネルを設け、お届け先の棟記号と住居番号を表示
する方法がある。A棟用の着荷表示パネルとB棟用の着
荷表示パネルとを別々に設けて表示すると見間違いが起
こりにくく、好ましい。第2の着荷案内として、お届け
先の住居内の表示灯を点灯する方法がある。お届け先の
住居がA棟にあれば、荷物等自動管理ロッカー装置から
A棟のI/F、インターホン制御機、住居アダプタを介
して、お届け先の住居内の表示灯を点灯する。他方、お
届け先の住居がB棟にあれば、荷物等自動管理ロッカー
装置からA棟のモデム、B棟のモデム、B棟のI/F、
インターホン制御機、住居アダプタを介して、お届け先
の住居内の表示灯を点灯する。第3の着荷案内として、
居住人の帰宅時に集合玄関機のディスプレーに着荷案内
を表示する方法がある。居住人が帰ってきてオートロッ
ク・ドアーを開けるために、集合玄関機に暗証番号を入
力したり、IDカードを挿入したり、逆マスター・キー
を挿入する。居住人の本人確認処理に伴い、その居住人
の住居の棟記号データおよび住居番号データとともにそ
の住居宛てのお届け荷物の個数データも得られるので、
その住居宛てのお届け荷物の個数を集合玄関機のディス
プレーに表示するものである。
【0027】
【発明の効果】本発明は、上記の実施例で述べたような
構成及び作動をなすものであるから、次のような顕著な
効果が得られる。
【0028】(1)荷物等自動管理ロッカー装置の個数
を減らすことができるので、設備費用、管理費用、賃借
料を低減することができ経済性に優れている。 (2)1つの荷物等自動管理ロッカー装置を複数の棟の
居住人が共同で利用すようになるため、荷物等自動管理
ロッカー装置の利用効率が増加し、コスト・パフォーマ
ンスが、向上する。 (3)荷物配達人にとっては、無駄な運送、移動が少な
くなり、物流効率が高くなり、短時間でお届け荷物の配
達ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】棟記号および住居番号を入力する手段の実施例
の概略図である。
【図2】棟記号および住居番号を入力する手順を表わす
フローチャートである。
【図3】棟記号および住居番号を入力する手順を表わす
フローチャートである。
【図4】棟記号および住居番号を入力する手段の実施例
の概略図である。
【図5】棟記号および住居番号を入力する手順を表わす
フローチャートである。
【図6】棟記号および住居番号を入力する手順を表わす
フローチャートである。
【図7】実施例の荷物等自動管理ロッカーシステムの概
略図である。
【図8】荷物等自動管理ロッカーシステムのフローチャ
ートである。
【図9】荷物等自動管理ロッカーシステムのフローチャ
ートである。
【図10】荷物等自動管理ロッカーシステムのフローチ
ャートである。
【図11】従来の複数の棟および荷物等自動管理ロッカ
ー装置の配置の態様を表わす配置図である。
【図12】従来の複数の棟および荷物等自動管理ロッカ
ー装置の配置の態様を表わす配置図である。
【符号の説明】
1 荷物等自動管理ロッカー装置 100 操作部 120 住居表示パネル 121 住居表示パネル 130 ロッカー・ボックス 3 I/F機 4 オートロック・ドアー 5 集合玄関機 501 操作キー 504 カードリーダー 505 キーセンサー 506 ディスプレー 7 インターホン制御機 8 住居アダプタ 9 インターホン 901 着荷表示ランプ 20 モデム 30 エントランス・ドアー 101 接続ケーブル 102 接続ケーブル 103 接続ケーブル 104 接続ケーブル 105 接続ケーブル 106 接続ケーブル 107 電話回線 108 接続ケーブル 109 接続ケーブル 110 接続ケーブル 111 接続ケーブル 112 接続ケーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の棟にわたる集合住宅の荷物等自動
    管理ロッカーシステムであって、棟記号および住居番号
    を入力して、他棟の集合住宅の住居内のインターホンを
    も選択的に呼出し通話することができる集合玄関機と、
    棟記号および住居番号を入力することができ、棟数より
    少ない台数の荷物等自動管理ロッカー装置とを備えるこ
    とを特徴とする荷物等自動管理ロッカーシステム。
  2. 【請求項2】 複数の棟にわたる集合住宅の荷物等自動
    管理ロッカーシステムであって、棟記号および住居番号
    を入力して、他棟の集合住宅の住居内のインターホンを
    選択的に呼出し通話することができる集合玄関機と、集
    合玄関機により選択された棟記号と住居番号に対応する
    住居内のインターホンに呼出し音を鳴らすとともに、設
    定回数の呼出し音に対し居住人が出ない場合、荷物等自
    動管理ロッカー装置に当該棟記号と当該住居番号を送出
    することができるインターホン制御機と、集合玄関機か
    らの呼出しにより断続的に呼出し音を鳴らすとともに、
    お届け荷物受け取り指示信号を送出できる、複数の棟に
    わたる集合住宅の住居内のインターホンと、棟記号と住
    居番号を入力することができ、棟数より少ない台数の荷
    物等自動管理ロッカー装置と、を備え、設定回数の呼出
    し音に対し居住人がインターホンに出ない場合、お届け
    荷物の保管に用いる荷物等自動管理ロッカー装置を選択
    し、インターホン制御機から自動的に当該棟記号と当該
    住居番号を荷物等自動管理ロッカー装置に送出し、荷物
    等自動管理ロッカー装置が、お届け荷物を保管するロッ
    カー・ボックスを自動的に選択し、一方、呼出し音に対
    し居住人がインターホンに出たが、お届け荷物受け取り
    指示信号をインターホンから選択して送出した場合、保
    管に用いる荷物等自動管理ロッカー装置を選択し、荷物
    等自動管理ロッカー装置が、お届け荷物を保管するロッ
    カー・ボックスを自動的に選択する荷物等自動管理ロッ
    カーシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載された荷
    物等自動管理ロッカーシステムにおいて、当該複数の棟
    にわたる集合住宅の居住人の歩行交通量の最も密な地点
    に近い棟の共有区域に荷物等自動管理ロッカー装置を設
    置することを特徴とする荷物等自動管理ロッカーシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載された荷
    物等自動管理ロッカーシステムにおいて、荷物配達人が
    自動車を出し入れするのに便利であり、かつ、自動車を
    一時駐車するのに便利な地点から最も近い棟の共有区域
    に荷物等自動管理ロッカー装置を設置することを特徴と
    する荷物等自動管理ロッカーシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014218811A (ja) * 2013-05-07 2014-11-20 大和ハウス工業株式会社 緊急駆込みルーム付き建物
JP2020198469A (ja) * 2019-05-30 2020-12-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 インターホンシステム、通信方法、及びプログラム

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