JPH0531162U - パネル固定構造 - Google Patents

パネル固定構造

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JPH0531162U
JPH0531162U JP7971091U JP7971091U JPH0531162U JP H0531162 U JPH0531162 U JP H0531162U JP 7971091 U JP7971091 U JP 7971091U JP 7971091 U JP7971091 U JP 7971091U JP H0531162 U JPH0531162 U JP H0531162U
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JP
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panel
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達雄 池ケ谷
譲 宮代
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パネルの適用板厚範囲が広いパネル固定構造
を提供する。 【構成】 本考案のパネル固定構造は、弾性片11の当
接部11aが当接するパネル位置にをコネクタ3に対し
て変化させる板厚調整リブ55を設けたことを特徴とし
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コネクタ等の被固定部材をパネルに固定するための固定構造に関す る。
【0002】
【従来の技術】
図4には、従来のパネル固定構造によって、パネル1に固定された雌型コネク タ3が示されている。同図において、雌型コネクタ3の嵌合フード部5の下面側 には係止部材13が一体に形成されている。この係止部材13は、嵌合フード部 5の下面から突設された支持部7と、この支持部7の先端部に形成されて係止段 部9aを有する一対の係止腕9と、嵌合フード部5の下面と係止腕9との間に設 けられた弾性片11とで構成されている。なお、雌型コネクタ3のハウジング部 4(図4(b)参照)には、複数の端子収容室が設けられて複数の雄型端子金具 6が収容され、その先端部は嵌合フード部5内に突出している。
【0003】 上記雌型コネクタ3をパネル1に固定するには、パネル1に設けられた取付穴 1a内に支持部1及び係止腕9を挿入し、弾性片11がパネル1に当接した後に この弾性片11の弾性力に抗してさらに支持部11及び係止腕材9を取付穴1a 内に挿入する。そして、係止腕9の係止段部9aを取付穴1aの開口縁部に係止 する。これにより、パネル1は弾性片11と係止腕9との間で挟持され、雌型コ ネクタ3がパネル1に固定される。
【0004】 また、実開昭57−182883号公報では、雄型コネクタのハウジング部及 び雌型コネクタの嵌合フード部のそれぞれに係止部材を設けたコネクタが提案さ れている。このコネクタにおいて、雄型コネクタのハウジング部の下面には、支 持部が突設され、その先端部には係止腕が形成されている。またハウジング部と 係止腕との間には弾性片が設けられている。一方、雌型コネクタの嵌合フード部 の下面には支持部が突設され、その先端部には係止腕が形成されている。また嵌 合フード部と係止腕との間には弾性片が設けられている。
【0005】 上記雄型コネクタのハウジング部を雌型コネクタの嵌合フード部内に嵌合する ことにより、雄型コネクタの係止部材と雌型コネクタの係止部材とが背中合わせ に当接して凹凸係合する。この状態からコネクタをパネルに固定するには、係止 部材をそれぞれ取付穴内に挿入し、弾性片がパネルに当接した後にはこの弾性片 の弾性力に抗して係止部材をさらに取付穴内に挿入して、取付穴の開口縁部に係 止腕の係止段部を係止する。これによりパネルは、係止部材と弾性片との間に挟 持され、コネクタがパネルに固定される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のパネル固定構造では、パネル1への係止腕9と弾性 片11の適用板厚範囲が所定の板厚範囲(t1 )(すなわち、係止段部9aと弾 性片11との距離)に設定されているため、適用板厚範囲(t1 )より薄いパネ ルにコネクタを固定する場合には、弾性片11の当接部11aと係止腕9との距 離が長くなるためパネル1を挟持することが出来ないので、コネクタ3、17が たつきが生じ、パネル1に確実に固定することが出来ない。また、適用板厚(t 1 )範囲より厚いパネルにコネクタを固定する場合には、係止段部9aと弾性片 11との距離が短くなるため、弾性片11が撓み過ぎて弾性限界を越えるので、 弾性片11に無理な力が付与され、経時劣化により破損するおそれがある。また 、板厚が厚すぎる場合には、係止段部9aを取付穴1aの開口縁部に係止するこ とが出来ない。
【0007】 従って、従来のパネル固定構造では、コネクタを固定することができるパネル の適用板厚範囲が狭いので、パネルの板厚に応じて数種類の係止部材13が形成 されたコネクタを用意しておく必要があり、コストが高いという問題があった。
【0008】 そこで本考案は、パネルの適用板厚範囲が広いパネル固定構造を提供すること が目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案では、弾性片の当接部が当接するパネル位置に コネクタに対して変化させる板厚調整リブを設けたことを特徴としている。
【0010】
【作用】
本考案によれば、例えば適用板厚範囲より薄いパネルにコネクタを固定する場 合には、弾性片の当接部が当接するパネル位置にコネクタに向けて板厚調整リブ を設けることにより当接位置をコネクタに近付ける。これにより、コネクタを固 定するパネルの適用板厚範囲を広くすることが出来、板厚範囲外のパネルにもコ ネクタを確実に固定することが出来る。また、適用板厚範囲より厚いパネルにコ ネクタを固定する場合には、弾性片の当接部が当接するパネル位置にコネクタと 反対側に向けて板厚調整リブを設けることにより当接位置をコネクタから離す。
【0011】
【実施例】
次に本考案に係るパネル固定構造の実施例について説明する。なお、図3及び 図4に示す従来の雌型コネクタ3及び係止部材13と同構成部分については図面 に同符号を付して重複した説明を省略する。
【0012】 先ず図4に示すパネル1より薄いパネル53について説明する。図1には、本 考案にかかるパネル固定構造でコネクタ3が固定されたパネル53が示されてい る。同図において、パネル53には、弾性片11の当接部11aが当接する部分 に、コネクタ3側に向けて突出した一対の板厚調整リブ55がそれぞれ形成され ている。この板厚調整リブ55はいわゆる打ち出しリブで、成形による容易に形 成することが出来る。
【0013】 パネル53にコネクタ3を固定する場合には、パネル53の取付穴53a内に 係止腕9を挿入し、弾性片11の当接部11aが板厚調整リブ55に当接した後 に、さらに係止腕9を取付穴53a内に挿入して、係止段部9aを取付穴53a の開口縁部に係止する。この場合、板厚調整リブ55を設けることにより、弾性 片11の当接部11aと係止段部9aとの距離をパネル1を挟持したときの距離 に略等しくすることが出来るので、薄いパネル53にコネクタ3を確実に固定す ることが出来る。
【0014】 一例として、コネクタ3の適用板厚(t2 )範囲が例えば1.0 〜2.0 mmである 場合でも、板厚調整リブ55を設けることにより、板厚0.3 〜 0.8mmのパネル5 3にコネクタ3を固定することが出来る。
【0015】 次に、図4に示すパネル1より厚いパネル59について説明する。図3におい て、パネル59には、弾性片11の当接部11aが当接する部分に、コネクタ3 から離間する方向に向けて突出した一対の板厚調整リブ55がそれぞれ形成され ている。この板厚調整リブ55はいわゆる打ち出しリブで、成形による容易に形 成することが出来る。
【0016】 パネル59にコネクタ3を固定する場合には、パネル59の取付穴59a内に 係止腕9を挿入し、弾性片11の当接部11aが板厚調整リブ55に当接した後 に、さらに係止腕9を取付穴53a内に挿入して、係止段部9aを取付穴53a の開口縁部に係止する。この場合、板厚調整リブ55を設けることにより、係止 段部9aと弾性片11の当接部11aとの距離を、パネル1を挟持したときの距 離に略等しくすることが出来るので、板厚の厚いパネル53にコネクタ3を確実 に固定することが出来る。
【0017】 コネクタ3の適用板厚(t2 )範囲が例えば1.0 〜2.0mm である場合でも、板 厚調整リブ55を設けることにより、2mm 以上のパネル59にコネクタ3を固定 することが出来る。
【0018】 従って、本実施例によれば、コネクタ3を固定するパネルの適用板厚範囲を広 くすることが出来、従来のように、パネルの板厚毎にコネクタを設ける必要がな いので、コストを削減することが出来る。
【0019】 なお、本実施例では、係止腕9がコネクタ3から突設された支持部7の先端部 に形成されたコネクタについて説明したが、コネクタ3の下面から係止腕9が突 設されたコネクタにも本考案を適用することが出来る。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るパネル固定構造によれば、弾性片の当接部が 当接するパネルに、弾性片側に向けて凸部を突設したので、パネルの適用板厚範 囲が広くなるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るパネル固定構造が適用された係止
部材並びにパネルを示す斜視図である。
【図2】板厚の薄いパネルにコネクタを係止部材により
固定した状態を示す断面図及び側面図である。
【図3】板厚の厚いパネルにコネクタを係止部材により
固定した状態を示す断面図である。
【図4】従来のパネルにコネクタを係止部材により固定
した状態を示す断面図及び側面図である。
【符号の説明】
1、53 パネル 1a、53a 取付穴 3 コネクタ 7 支持部 9 係止腕 11 弾性片 13 係止部材 55 凸部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被固定部材に連結された支持部と、この
    支持部に形成されてパネルに形成された取付穴の開口縁
    部に係止される係止段部を有する係止腕と、前記被固定
    部材と前記パネルとの間に形成されてパネルへの当接部
    が形成された弾性片とからなる係止部材で前記被固定部
    材を前記パネルに固定するためのパネル固定構造におい
    て、前記弾性片の当接部が当接する前記パネル位置にコ
    ネクタに対して変化させる板厚調整リブを設けたことを
    特徴とするパネル固定構造。
JP1991079710U 1991-10-01 1991-10-01 パネル固定構造 Expired - Lifetime JP2532288Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991079710U JP2532288Y2 (ja) 1991-10-01 1991-10-01 パネル固定構造

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JP1991079710U JP2532288Y2 (ja) 1991-10-01 1991-10-01 パネル固定構造

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Publication Number Publication Date
JPH0531162U true JPH0531162U (ja) 1993-04-23
JP2532288Y2 JP2532288Y2 (ja) 1997-04-09

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57182883U (ja) * 1981-05-18 1982-11-19
JPH01146723U (ja) * 1988-03-17 1989-10-11
JPH0218281U (ja) * 1988-07-22 1990-02-06

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57182883U (ja) * 1981-05-18 1982-11-19
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JPH0218281U (ja) * 1988-07-22 1990-02-06

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JP2532288Y2 (ja) 1997-04-09

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