JPH05310522A - 木酢酸液を主成分とする脱臭剤、殺菌剤および防かび剤 - Google Patents
木酢酸液を主成分とする脱臭剤、殺菌剤および防かび剤Info
- Publication number
- JPH05310522A JPH05310522A JP14340992A JP14340992A JPH05310522A JP H05310522 A JPH05310522 A JP H05310522A JP 14340992 A JP14340992 A JP 14340992A JP 14340992 A JP14340992 A JP 14340992A JP H05310522 A JPH05310522 A JP H05310522A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deodorant
- bactericide
- acid solution
- fungicide
- pyroligneous acid
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- Pending
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 天然の成分のみを用いて、無害な脱臭剤、殺
菌剤および防かび剤を実現すること。 【構成】 本発明の脱臭剤、殺菌剤および防かび剤は、
樹木から抽出される木酢酸液を、同じく天然から得られ
る高分子水を用いて希釈して製造される。木酢酸液の効
果と高分子水の効果との相乗作用によって、無害で有効
な脱臭剤、殺菌剤および防かび剤を実現できる。
菌剤および防かび剤を実現すること。 【構成】 本発明の脱臭剤、殺菌剤および防かび剤は、
樹木から抽出される木酢酸液を、同じく天然から得られ
る高分子水を用いて希釈して製造される。木酢酸液の効
果と高分子水の効果との相乗作用によって、無害で有効
な脱臭剤、殺菌剤および防かび剤を実現できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は天然から産出される成分
を用いて製造した無害な脱臭剤、殺菌剤および防かび剤
に関するものである。
を用いて製造した無害な脱臭剤、殺菌剤および防かび剤
に関するものである。
【0002】
【従来の技術および解決しようとする課題】脱臭剤、殺
菌剤あるいは防かび剤としは、各種の化学製品からなる
ものが知られている。これらの製品はそのまま分解せず
に残存するために、環境公害の原因となるので、近年に
おいてその使用が特に問題となっている。しかし、これ
らの化学製品の代替え品が存在しないというのが現状で
ある。また、脱臭剤に関して言及すると、脱臭剤は、別
の香りによって悪臭を知覚させないようにするタイプの
もに、悪臭成分を包み込むものなどが一般的である。こ
のような脱臭剤は悪臭成分を分解する作用を有していな
いので、その作用の有効時間が経過すると、再び悪臭が
漂うことになる。
菌剤あるいは防かび剤としは、各種の化学製品からなる
ものが知られている。これらの製品はそのまま分解せず
に残存するために、環境公害の原因となるので、近年に
おいてその使用が特に問題となっている。しかし、これ
らの化学製品の代替え品が存在しないというのが現状で
ある。また、脱臭剤に関して言及すると、脱臭剤は、別
の香りによって悪臭を知覚させないようにするタイプの
もに、悪臭成分を包み込むものなどが一般的である。こ
のような脱臭剤は悪臭成分を分解する作用を有していな
いので、その作用の有効時間が経過すると、再び悪臭が
漂うことになる。
【0003】このように、従来においては、環境公害を
引き起こすことがなく、しかも有効な脱臭剤、殺菌剤お
よび防かび剤は提案されていない。
引き起こすことがなく、しかも有効な脱臭剤、殺菌剤お
よび防かび剤は提案されていない。
【0004】そこで、本発明の課題は、無害でしかも有
効な脱臭剤、殺菌剤および防かび剤を実現することにあ
る。
効な脱臭剤、殺菌剤および防かび剤を実現することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明においては、樹木から抽出される木酢酸液
の効果に着目し、これを同じく天然から産出される高分
子水で所定の濃度に希釈することによって、脱臭剤、殺
菌剤および防かび剤を製造するようにしている。
めに、本発明においては、樹木から抽出される木酢酸液
の効果に着目し、これを同じく天然から産出される高分
子水で所定の濃度に希釈することによって、脱臭剤、殺
菌剤および防かび剤を製造するようにしている。
【0006】木酢酸液は、樹木を蒸焼したときに発生す
る煙から得ることができるが、大量に得るためには、例
えば特許第1206419号に開示された装置を用いれ
ばよい。
る煙から得ることができるが、大量に得るためには、例
えば特許第1206419号に開示された装置を用いれ
ばよい。
【0007】天然の高分子水としては、例えば、株式会
社インターナショナルウォーター(長野県塩尻市北小
野)から購入することができ、このような高分子水の産
地としては、例えば、長野県飯田市清内路を挙げること
ができる。
社インターナショナルウォーター(長野県塩尻市北小
野)から購入することができ、このような高分子水の産
地としては、例えば、長野県飯田市清内路を挙げること
ができる。
【0008】木酢酸液と高分子水との混合割合は、使用
目的に応じて適宜設定されるべき性質のものであり、一
般的には、木酢酸液1に対して重量比で高分子水5で希
釈して使用される。
目的に応じて適宜設定されるべき性質のものであり、一
般的には、木酢酸液1に対して重量比で高分子水5で希
釈して使用される。
【0009】本発明の液を、例えば脱臭剤として使用す
る場合には、これを霧化して対象物に散布することが望
ましい。
る場合には、これを霧化して対象物に散布することが望
ましい。
【0010】
【発明の効果】本発明の液は、天然から産出される木酢
酸液を、同じく天然から産出される高分子水で希釈して
得られるものであるので、一般的に使用されている化学
物質からなる脱臭剤、殺菌剤あるいは防かび剤とは異な
り、人体に無害であり、環境汚染などのおそれも全く無
いという優れた利点がある。また、木酢酸液の効果と高
分子水の効果の相乗作用によって、化学物質からなる脱
臭剤等と同等の脱臭効果、殺菌効果あるいは防かび効果
を得ることができる。
酸液を、同じく天然から産出される高分子水で希釈して
得られるものであるので、一般的に使用されている化学
物質からなる脱臭剤、殺菌剤あるいは防かび剤とは異な
り、人体に無害であり、環境汚染などのおそれも全く無
いという優れた利点がある。また、木酢酸液の効果と高
分子水の効果の相乗作用によって、化学物質からなる脱
臭剤等と同等の脱臭効果、殺菌効果あるいは防かび効果
を得ることができる。
【0011】また、本発明の液を脱臭剤として使用した
場合には、悪臭成分が木酢酸液の作用によって分解され
るので、完全に悪臭を除去できるという効果が得られ
る。特に、本発明の液を霧状に散布するようにすれば、
悪臭成分の分解を効率的に行うことができ、即効性が得
られる。
場合には、悪臭成分が木酢酸液の作用によって分解され
るので、完全に悪臭を除去できるという効果が得られ
る。特に、本発明の液を霧状に散布するようにすれば、
悪臭成分の分解を効率的に行うことができ、即効性が得
られる。
Claims (4)
- 【請求項1】 樹木から抽出した木酢酸液を天然から産
出される高分子水によって希釈することにより得た脱臭
剤。 - 【請求項2】 樹木から抽出した木酢酸液を天然から産
出される高分子水によって希釈することにより得た殺菌
剤。 - 【請求項3】 樹木から抽出した木酢酸液を天然から産
出される高分子水によって希釈することにより得た防か
び剤。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかの項におい
て、前記脱臭剤、殺菌剤あるいは防かび剤を霧状に散布
することを特徴とする脱臭、殺菌あるいは防かび方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14340992A JPH05310522A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 木酢酸液を主成分とする脱臭剤、殺菌剤および防かび剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14340992A JPH05310522A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 木酢酸液を主成分とする脱臭剤、殺菌剤および防かび剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05310522A true JPH05310522A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=15338104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14340992A Pending JPH05310522A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 木酢酸液を主成分とする脱臭剤、殺菌剤および防かび剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05310522A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5895625A (en) * | 1996-07-31 | 1999-04-20 | Kawase; Ituko | Funeral deodorant |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP14340992A patent/JPH05310522A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5895625A (en) * | 1996-07-31 | 1999-04-20 | Kawase; Ituko | Funeral deodorant |
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