JPH0530999A - 慢性b型肝炎ウイルスの検出方法 - Google Patents

慢性b型肝炎ウイルスの検出方法

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JPH0530999A
JPH0530999A JP19808791A JP19808791A JPH0530999A JP H0530999 A JPH0530999 A JP H0530999A JP 19808791 A JP19808791 A JP 19808791A JP 19808791 A JP19808791 A JP 19808791A JP H0530999 A JPH0530999 A JP H0530999A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒト慢性B型肝炎ウイルス(HBV)−DN
Aのpre−core領域の点突然変異を高感度に検出
する方法を確立する。 【構成】 リンカーアームを介してアクリジニウムエス
テルを標識したプローブであって、HBV−DNAのp
re−core領域中の塩基配列に相補的な18−25
塩基配列からなるプローブを、試料中のHBV−DNA
又は試料中から抽出しPCR法によって増幅させたHB
V−DNAとハイブリダイズさせ、次いでハイブリダイ
ズしていないプローブ及びハイブリダイズしているがそ
の交雑において一塩基以上のミスマッチを有するプロー
ブの標識部分を選択的に分解させた後、化学発光量を測
定することによってHBV−DNA及びその点突然変異
を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は慢性B型肝炎ウイルスの
検出方法およびそのための試薬キットに関する。
【0002】
【従来の技術】慢性B型肝炎(chronic hep
atitis B)は肝炎期が数ケ月〜数十年と非常に
長く続き、特にHBe抗原陽性の肝炎期が長い程、肝硬
変、肝癌等への重篤比例が多くなる。このため、慢性B
型肝炎の患者においては、HBe抗原から抗HBe抗体
への移行が、治療における1つの目標となっており、ま
た、効果判定の目安ともなっている。
【0003】しかし、HBe抗体期においても、HBe
抗原が検出されないにもかかわらず、HBV(chro
nic hepatitis B virus)−DN
Aが検出される場合があり、この点の解明について、多
くの研究がなされていた。そして最近になって、「ある
種の慢性B型肝炎患者のなかには、肝炎期において、あ
る時期を境としてHBe抗原が陰性化する場合があり、
このHBe抗原の陰性化はpre−core領域(18
14−1901位)の1896位と1899位の点突然
変異によりおこる。」という報告がなされた(W.F.
Carmanet al.;Lancet,588−5
90,1989)。この報告によると、抗HBe抗体陽
性期のHBV−DNAのpre−core領域の189
6位に点突然変異(G→A)が起こることにより、スト
ップコドンTAGが生じるため、HBe抗原が消失する
と説明されている。
【0004】また、遺伝子増幅法(polymeras
e chain reaction;R.K.Saik
i et .al.,Science 239,487
−491(1988);以下“PCR法”と略す)等の
遺伝子操作技術を利用して、HBV−DNAについての
研究が種々おこなわれている(例えば、肝臓、30巻s
uppl.48頁;同31巻 suppl.160,1
62,169頁を参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記Carmanらの
知見を利用すれば、HBV−DNAのpre−core
領域の点突然変異を検出することによって慢性B型肝炎
患者のタイプ分けが可能となる。しかしながら、電気泳
動、dideoxy chain terminati
on法など現存する方法を用いてpre−core領域
の核酸配列を決定することは、非常に時間を要し、多数
の検体処理には不適当であった。簡便かつ正確であり、
しかも多数の検体処理ができる分析法はこれまで提案さ
れていなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、pre−
core領域の点突然変異の検出を簡便かつ正確に行う
ことができ、検出時間が少なくて済む方法を開発すべく
鋭意研究を重ねた結果、HPA(hybridizat
ion protection assay)法を用い
ることによって、多数の検体を正確かつ簡便に処理する
ことができることを見い出し、この知見に基づいて本発
明を完成した。
【0007】本発明は、一般式(I)に示すリンカーア
ームを介して、一般式(II)に示すアクリジニウムエス
テルが標識されている標識プローブを用いるHBV−D
NAのpre−core領域における点突然変異検出方
法に関する。すなわち、「一般式 (式中、X1は硫黄原子又はアミノ基を、Yは式 化水素鎖を、 数を示し、R2は(R2m−C−X1を保護するような電
子吸引性を持つ1個又は2個以上の炭素原子、酸素原
子、窒素原子又はハロゲン原子か、あるいはこれらの組
合せである。nは1又は2を示すが、X1が硫黄原子で
ある時はnは1を示し、X1がアミノ基である時はnは
1又は2を示す。X2はハロゲン原子又は置換基を有す
るアミノ基を示し、X3はハロゲン原子、アミノ基又は
−O−を示し、R3はそれぞれ置換されていてもよい低
級アルキル基、低級アルコキシ基又はアリールオキシ基
を示し、R4は低級アルキル基、低級アルコキシ基又は
アリールオキシ基を示すか、X3が−O−の時は水素原
子を示す。)で表されるリンカーアームを介して一般式
【0008】
【0009】(式中R5はそれぞれ置換されていてもよ
い低級アルキル基、低級アルケニル基又はアリール基
を、R6,R7は同一又は異なって、水素原子、アミノ
基、水酸基、チオール基、ハロゲン原子、ニトロ基、ア
セチル基、低級アルキル基、低級アルケニル基、アリー
ル基、置換アセチル基、置換低級アルキル基、置換低級
アルケニル基、置換アリール基、低級アルコキシ基又は
アリールオキシ基を、R8
【0010】
【0011】pは0〜10の整数を示す。)で表される
アクリジニウムエステルが標識されている標識プローブ
を、試料中のヒト慢性B型肝炎ウイルス(HBV)DN
A又は試料中から抽出し、増幅させたHBV−DNAと
ハイブリダイズさせ、次いでハイブリダイズしていない
プローブ及びハイブリダイズしているがその交雑におい
て一塩基以上のミスマッチを有するプローブの標識部分
を選択的に分解させた後、化学発光量を測定することか
らなるHBV−DNAの検出方法。」である。
【0012】本発明はまた、DNA増幅試薬、一般式
(I)で表されるリンカーアームを介して一般式(II)
で表されるアクリジニウムエステルが標識されている標
識プローブを含むハイブリダイゼーション試薬、及びハ
イブリダイゼーション後の反応液に対するセレクション
試薬を包含することを特徴とする慢性B型肝炎ウイルス
検出用の試薬キットに関する。
【0013】本発明によるHBV−DNAにおけるpr
e−core領域の点突然変異の検出は、慢性B型肝炎
患者の血清からHBV−DNAを抽出し、得られたDN
Aをsingle PCR法またはdouble PC
R法を用いて増幅し、AE(アクリジニウムエステル)
で標識した18〜25merのオリゴヌクレオチドをプ
ローブとし、HPA法を行うことによって達成される。
この際、AEをプローブの中心付近にある二つの隣接す
る塩基間に結合させると検出の感度が上昇する。
【0014】以下、本発明方法について詳細に説明す
る。
【0015】検出用のプローブは核酸合成機(アプライ
ド バイオシステム社製,モデル380B)により合成
できる。プローブは超可変部が中心付近になるようにデ
ザインし、その中心付近にアミノ基をもったリンカーを
挿入する。合成したオリゴヌクレオチドは、常法により
精製を行い、ジメチルスルホキシド及びヘペス等の緩衝
液を含む反応液中で、有機溶媒に溶解した活性エステル
を持つAEと混合する。その結果、活性エステルが、リ
ンカーのアミノ基と反応し、オリゴヌクレオチドのAE
ラベルが行える。
【0016】実際の検出では、増幅させたターゲットを
高温またはアルカリ処理で一本鎖にした後、プローブと
混合し、常法によりハイブリダイゼーションを行う。ハ
イブリダイゼーションは酸性緩衝液中で行い、反応時間
を短縮するためには、リチウム塩を含む酸性緩衝液中で
行い、温度は50〜70℃、時間は3〜数十分の間で行
う。ハイブリダイゼーション後は、界面活性剤を含む弱
アルカリ液を加え、ターゲットとプローブの塩基配列が
完全に一致する場合は、アクリジニウムエステルは加水
分解されないが、不一致があると加水分解を受け、化学
発光量が減衰する。
【0017】又、本発明で用いられる一般式(I)で示
されるリンカーアームは、例えば欧州特許公開EP03
10312号に開示されており、一般式(II)で示され
るAEは例えば国際特許出願公開WO89/02476
に開示されている。
【0018】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説
明するが、これらの記載は本発明を限定するものではな
い。
【0019】(実施例1) (1)プライマー、プローブの作製 一例として下記の塩基配列を有するプライマー及びプロ
ーブをそれぞれ、トリチルOFFにて上記の核酸合成機
で合成後、8%ポリアクリルアミドゲルで分離し、C1
8セップパックカラム(ミリポア)にて精製した。
【0020】アクリジニウムエステル化のためのリンカ
ーは、アミノモディファイヤーII(CLONTEC)を
用いた。エステル化反応後、Sephadex G−2
5(1×STE(pH6.0))を用いたSpun−C
olumn法により精製した。
【0021】
【0022】
【0023】(注)AE:アクリジニウムエステル MO(野生型),M1(1塩基置換),M2a〜M2c
(2塩基置換) 図1にHBV−DNAに対する上記プライマー及びプロ
ーブの位置関係を示す。
【0024】なお、AE(アクリジニウムエステル)は
例えば次のように、MOプローブ及びM1プローブにつ
いてはHBV−DNAの1895位と1896位に対応
するプローブの二つの塩基間に結合していても良い。ま
た、M2a,M2b及びM2cプローブについても、プ
ローブの中央付近にある、上記とは異なる二つの隣接す
る塩基間にAEを結合させることができる。
【0025】
【0026】(2)プライマー及びプローブの特異性の
検討 (i)プライマーの特異性の検討は、HBV ds D
NAを鋳型にしてPCRにより、目的のDNA断片が増
幅されるかどうかを電気泳動により確認することによっ
て行った。PCRはsingle又はdouble P
CR法を用い、プライマーの種類、KClの濃度及びH
BV患者から得られたHBVを含む血清の添加量を変え
ることによって以下(3)(ii)に記すように9つの条
件を設定して検討した。
【0027】(ii)プローブの特異性の検討は、HBV
ds DNAを鋳型として行ったPCR産物、あるい
はプローブと相補的塩基配列をもつ合成オリゴヌクレオ
チドを用いて行った。PCRはPrimer Set
1801/2000を用いて1回行った。検出はHPA
法を用いた。まずPCR産物を用いて行った結果を表1
に示す。
【0028】 [表1] R.L.U. MOプロ M1プロ M2プロターゲットDNA ーブ ーブ ーブ 20pg HBV−DNA→PCR 14745 2610 3764 200pgHBV−DNA→PCR 29880 2748 3153 2ng HBV−DNA→PCR 86613 2990 3054水(対照)→PCR 2807 2433 2994 (注)1.R.L.U.は、Relative Lig
ht Unitの略であり、単位はない。
【0029】2.用いたターゲットDNAは点突然変異
を起こしていないものである。 以上の結果から、M0プローブは相補的塩基配列を検出
できることが分かった。またM0プローブの検出感度
は、突然変異を起こしていないものに対して濃度依存的
に増加することが明らかとなった。M1,M2の両プロ
ーブは、1塩基又は2塩基の点突然変異を起こした標的
DNAに相補的であり、本実験に用いたPCR産物は検
出しないことがわかった。
【0030】次にM1プローブに相補的なDNAを用い
た場合の検出結果を表2に示す。
【0031】 [表2] R.L.U. M1に相補的なオリゴDNA量 M0プローブ M1プローブ 1pmol 7937 258601 10-2pmol 2650 13172 10-4pmol 2694 2385 10-6pmol 2740 2542 以上の結果から、M1プローブの本実験系における検出
限界は標的DNA濃度10-2pmolであると予想され
た。10-2pmolは200bpのDNA断片に換算す
ると約1ngとなった。従って、M1プローブで検出で
きる標的DNA量は1ng以上必要であると推定され
る。
【0032】このように、M1プローブは相補的DNA
を検出することが分かった。また、M0プローブではM
1に相補的な標的DNAを検出できないことが分かっ
た。
【0033】更に、M2プローブに相補的なDNAを用
いて、検出限界試験を行った。このとき用いたプローブ
は下記のプローブである。
【0034】
【0035】試験結果を表3に示す。
【0036】 表3によれば、M2プローブは相補的DNAを検出する
ことができ、その本実験系における検出限界は標的DN
A濃度3.2fmolと推測された。3.2fmolは
200bpのDNA断片に換算すると約0.42ngと
なった。従って、M2プローブで検出できる標的DNA
量は0.42ng以上必要であると推定される。
【0037】(3)慢性B型肝炎患者の血清よりHBV
−DNAの抽出及び増幅 (i)血清よりHBV−DNAの抽出 患者血清50μlに0.2N NaOHを50μl加え
て混合した後、37℃1時間加温した。次に50μlの
0.2N HClを加え、Voltexし中和した後、
軽く(〜5000rpm,〜2秒)遠心し、変性した蛋
白を沈澱させた。サンプルは4℃で保存して約1週間以
内に使用した。
【0038】(ii)抽出したHBV−DNAの増幅 上記(i)で作製したサンプル30μlをとり、50μ
lの系でPCRを行った。プライマーはPR1701/
PR2080セットを用い、各々1pmol/μlとな
るように加えた。酵素はTaq DNA polyme
rase(Perkin Elmer Cetus/A
mpti TaqTM)を用いた。反応系の組成は、各2
00μM dNTPs,Taq Buffer(10m
M Tris・Cl(pH8.3),50mM KC
l,1.5mM MgCl2,0.001%(w/v)
gelatin),2.5U Ampli Taq,各
1μMプライマーで行い、ミネラルオイルでおおい、反
応を行った。温度サイクルは、92℃3分加熱後、92
℃2分,55℃2分,72℃1分の3段階の温度変化を
1サイクルとしこれを40サイクル繰り返し、最後に7
2℃8分間加熱した。Double PCRを行う場合
は1回目を上記反応系で行い、2回目のPCRは、PR
1801/PR2080プライマーセットを用いた。2
回目のPCRは、1回目のPCRを終えた反応液5μl
を用いた。
【0039】PCRにより増幅された断片は、8%PA
GE後、EtdBr(エチジウムブロマイド)でゲルを
染色してからUV下確認した。なお、上記の反応条件は
表4中に示す実験条件a)に相当する。
【0040】同様にして、プライマー、KCl量及び血
清添加量を変えることによって、b)〜i)の8つの条
件で増幅を行なった。結果を表4に示す。
【0041】
【0042】表4によれば、KClの濃度を低下して、
反応系から過剰のKClを除くことにより、またHBV
を含む血清の添加量を低下してやることにより、反応系
の感度を上げることができた。最終的にKClを除き、
HBVを含む血清の添加量を30μl以下とすることに
よりdouble PCRで3ゲノム(3×10°ge
nome)のHBV−DNAを検出できた。
【0043】(4)HPA法を用いた臨床サンプルで
の、HBV pre−core領域の点突然変異の検出 (i)条件a)による検出 表4の条件a)によるPCR後の反応液10μlをと
り、95〜100℃で5分間加熱後、氷中で急冷し、2
0μlのハイブリダイゼーション溶液(15μlの2×
Hybridization Buffer(注1),
5μlの2×Transport Media(注
2),1μlのAEラベル化プローブ)を加え、60℃
15分間加温した。この反応液4μlをとり、100μ
lのセレクション試薬(Seleetion Reag
ent)を加え、60℃10分間加温し、氷冷後、室温
でケミルミネセッセンスを測定した。
【0044】(注1)2×Hybridization
Buffer:0.2M lithiumsucci
nate;pH5.2,18%lithium lau
ryl sulfate;及び2mM EDTA/EG
TAからなる。
【0045】(注2)2×Transport Med
ia:6%lithium laurylsulfat
e;60mM sodium phosphate b
uffer;及びpH6.8,2mM EDTA/EG
TAからなる。
【0046】結果を表5及び表6に示す。
【0047】 以上の群からはサンプル番号2,5,6,7,13,1
4,15及び16で点突然変異の起こっていないタイプ
のウイルスのみが検出された(野生型のみ)。
【0048】 [表6] R.L.U. サンプル M0プロ M1プロ M2プロ番号 ーブ ーブ ーブ タイプ 18 3413 25262 7633 M1 19 3680 2950 9294 −− 20 3735 3916 38438 M2 21 61961 3258 6655 M0 22 3809 3068 6472 −− 23 4077 3044 6332 −− 24 3666 3047 6368 −− 25 6124 16599 6609 M1 26 4070 3013 6562 −− 27 3384 2995 33477 M2 28 105597 3242 6696 M0 29 3326 2799 6403 −− 30 109438 3325 6417 M0 31(水→PCR) 3130 2678 6267 −− 32(水) 2815 2283 6324 −− HBVdsDNA 22971 2847 6201 M0 →PCR サンプル番号31,32及びHBVdsDNA→PCR
は対照として行ったものである。表6から明らかなよう
に、各サンプルのpre−core領域の点突然変異が
検出できタイプ分けができた。すなわち、M0型がサン
プル番号21,28及び30であり、M1型がサンプル
番号18及び25であり、M2型がサンプル番号20及
び27である。
【0049】(ii)条件f)による検出 (i)で用いたサンプルとは別の臨床サンプルを表4の
条件f)によりPCR化した後、反応液10μlをと
り、以下(i)の場合と同様に処理してケミルミネッセ
ンスを測定した。結果を表7及び表8に示す。
【0050】 [表7] R.L.U. サンプル M0プロ M1プロ M2プロ番号 ーブ ーブ ーブ タイプ 33 515169 49001 59132 M0/M1/N2 34 415251 1222 703 M0 35 526376 1726 1372 M0 36 561225 30822 35259 M0/M1/M2 37 544987 1634 1145 M0 38 507122 1273 750 M0 39 390854 2242 5099 M0/M2 40 1297 47816 59359 M1/M2対照 257 835 459 [表8] R.L.U. サンプル M0プロ M1プロ M2プロ番号 ーブ ーブ ーブ タイプ 41 344054 655 655 M0 42 148102 1268 1569 M0 43 268 795 24800 M2 44 460956 47359 45968 M0/M1/M2 45 534259 833 712 M0 46 290169 698 452 M0 47 344119 736 475 M0 48 313151 1142 1318 M0 49 123073 1191 1122 M0 50 250184 830 585 M0 51 15957 1234 494 M0 52 514266 1007 1009 M0 53 244190 610 454 M0 54 336930 2793 4777 M0/M2 55 63793 10880 9765 M0/M1/M2対照 198 505 253 表7及び表8から明らかなように条件f)による場合も
各サンプルのpre−core領域の点突然変異が検出
できタイプ分けができた。すなわち、M0型がサンプル
番号34,35,37,38,41,42及び45〜5
3であり、M2型がサンプル番号43であり、M0/M
2型がサンプル番号39及び54であり、M1/M2型
がサンプル番号40であり、M0/M1/M2型がサン
プル番号33,36,44及び55である。
【0051】(iii)条件i)による検出 (i),(ii)で用いたサンプルとは別の臨床サンプル
を表4の条件i)によりPCR化した後、反応液10μ
lをとり、以下(i)の場合と同様に処理してケミルミ
ネッセンスを測定した。結果を表9に示す。
【0052】 [表9] R.L.U. サンプル M0プロ M1プロ M2プロ番号 ーブ ーブ ーブ タイプ 56 189031 2299 1007 M0 57 1028 49802 1009 M1 58 789 11041 54140 M1/M2 59 512 36220 15220 M1/M2 60 490 38883 18846 M1/M2 61 201 2307 164270 M2 62 31354 2996 1311 M0 63 293 18781 9155 M1/M2対照 201 1909 652 表9から明らかなように、条件i)による場合も、各サ
ンプルのpre−core領域の点突然変異を検出でき
タイプ分けができた。すなわち、M0型がサンプル番号
56及び62であり、M1型がサンプル番号57であ
り、M2型がサンプル番号61であり、M1/M2型が
サンプル番号58〜60及び63である。このように、
本発明の検出方法を臨床サンプルに適用するとHBVp
re−core領域の点突然変異を高感度で検出できる
ことが裏付けられた。
【0053】(5)PCRより増幅したDNA断片の塩
基配列の決定 上記サンプル番号18,20,30の検体について、P
R2000(2000〜1981:(−)鎖)プライマ
ーを用いて電気泳動、オートラジオグラフィー等により
シークエンスを行い塩基配列を決定した。
【0054】(i)プライマーの5’末端の32P標識化
シークエンシンングに用いるプライマーの5’末端を32
Pで標識化した。以下の反応系にて反応を行った。
【0055】
【0056】37℃15分加温後、90℃2分間加熱し
氷中急冷した。反応液は−20℃に貯蔵した。
【0057】(ii)シークエンシンング反応 シークエンシンング反応はダイデオキシ(dideox
y)法で行った。
【0058】0.5pmol(280bp=〜0.1μ
g)のPCR生成物(Sephadex G−75を用
いてSpun−column法により、PCR時のプラ
イマーを除去した後、10mM MgCl2存在下エタ
ノール沈澱した)をとり、2pmolの32P標識化プラ
イマーを加え、TEを用いて全量を12μlにした。こ
のサンプルを95℃5分間加熱後、氷中急冷し、氷上に
5分間放置した。その後、これをA,C,G,T各チュ
ーブに2.8μlずつ分注し、2.5μlのA,C,
G,T各termination mixture(シ
ークエナーゼキット)を各チューブに加え、0.4μl
の5×Sequence Buffer(シークエナー
ゼキット)、0.2μlの0.1M DTT、0.2μ
lのSequease(version 1又は2)を
それぞれのチューブに加え、37℃10分間保温した。
4μlのstop solution(シークエナーゼ
キット)を加え、75〜85℃で2分間加熱し、氷中急
冷後、各レーン4μlを電気泳動に供した。電気泳動
は、8%ポリアクリルアミドゲル(8Mウレア)で、2
0〜24mA、1500〜2000V、約2時間半行っ
た。電気泳動後、ゲルを3MM濾紙にのせ、ゲル上をラ
ップフィルムでおおい、ゲルドライヤーにて80℃で吸
引し乾燥した。−100℃でコダックXAR−5フィル
ム(コダック社製)を用いてオートラジオグラフィーを
とった。なお、シークエナーゼキットは、“Seqen
aseDNA Sequencing Kit usi
ng 7−deaza−dGTP(USR)”を用い
た。
【0059】以下に結果を示す。
【0060】
【0061】以上により、1896,1899の各部位
に変異が確認され、HPA法により検出した値の信頼性
が確認された。
【0062】上記塩基配列によりpre−core領域
のタイピングを行うと、サンプル番号18がM1型、サ
ンプル番号20がM2型、サンプル番号30がM0型と
なり、HPAにより行ったタイピング結果と一致した。
【0063】慢性B型肝炎の患者の肝炎期では、HBe
抗原陽性から抗HBe抗体陽性への移行が見られる。H
Be抗原の消失は、HBV遺伝子の1896位のG→A
への変異により、終止コドン(TAG)となることによ
るという仮説が示されている(W.F. Carman
et al.;Lancet,588−590,19
89)。
【0064】しかし、病態変化とpre−core領域
の点突然変異との関係及びHBe抗原陰性へと移行する
過程の詳細は不明である。
【0065】今回確立したHPA法による点突然変異の
高感度検出系を用いることにより、HBV pre−c
ore領域の部分変異の検出をルーチンワークで行うこ
とが可能となり、慢性B型肝炎患者の臨床経過の多様性
とHBe抗原との関連性を知る手掛かりとなるととも
に、突然変異の有無の診断が治療における一つの目安に
なるのではないかと思われる。
【0066】また、前記の1896位と1899位の点
突然変異の他に1913位と1915位にも変異が認め
られたが、これらは今回新たに本発明者らが発見したも
のである。これらの点突然変異と病態変化との関連性
は、今後本実験系を用いることにより明らかになると思
われる。
【0067】(実施例2)次の薬品類からなるHBV−
DNA検出用試薬キットを作製した。
【0068】(1)0.2規定NaOH 50μl (2)0.2規定HCl 50μl (3)増幅試薬(200μM dNTPs,200μM
Taq Buffer[10mM Tris・Cl
(pH8.3),50mM KCl,1.5mMMgC
2,0.001%(w/v)gelatin],2.
5U AmpliTaq(Perkin Elmer
Cetus),各1μMプライマーを含む。) (4)ハイブリダイゼーション試薬(15μlの2×H
ybridization Buffer,5μlの2
×Transport Media,1μlのAE標識
プローブを含む。) (5)セレクション試薬100μl この試薬キットを用いて、慢性B型肝炎患者の血清を次
のようにして分析した。
【0069】1. 患者の血清50μlに0.2規定N
aOHを50μl加え混和後、37℃で1時間放置す
る。
【0070】2. これに50μlの0.2規定HCl
を加え混和後、〜5000rpmで〜2秒間遠心する
(変性した蛋白は沈澱)。
【0071】3. この試料30μlにミネラルオイル
50μlを加え混和し、95℃で10分間放置後水冷す
る。
【0072】4. 50μlの増幅試薬を加える。
【0073】5. PCRによる増幅を行う。最初に9
2℃で3分間加熱してDNAを変性させた後、92℃で
2分,55℃で2分,72℃で1分を1サイクルとし
て、これを35〜40サイクル繰り返し、最後に72℃
で8分間加熱する。
【0074】6. 2回目のPCR(ダブルPCR)も
5と同じ条件で行うが、この場合には1回目のPCRを
終えた材料を5μl用いる。
【0075】7. PCR後の反応液10μlを取り、
95℃で5分間加熱後、氷中で急冷する。
【0076】8. 20μlのハイブリダイゼーション
試薬を加え、60℃で15分間加温する。
【0077】9. ハイブリダイゼーション後の反応液
4μlを取り、これに100μlのセレクション試薬を
加え、60℃で10分間加温する。
【0078】10. 氷冷後室温に戻してから、化学発
光を測定する。
【0079】なお、上記のキットはあくまでも一例であ
って、本発明方法を実施するためには、他に様々なキッ
ト化が考えられる。
【0080】
【発明の効果】本発明に係るHBV−DNAの点突然変
異の検出方法を用いることにより、HBV pre−c
ore領域の部分変異の高感度検出をルーチンワークで
簡便に行うことが可能となった。このため、本発明方法
によれば、慢性B型肝炎患者の臨床経過を容易に診断す
ることができ、適切な治療を行うための手掛かりを提供
することを可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明方法において用いるプライマー
とプローブのHBV−DNAのpre−core領域上
における対応関係を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平尾 彰英 東京都新宿区西新宿1−21−1 中外製薬 株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 (式中、X1は硫黄原子又はアミノ基を、Yは式 化水素鎖を、 数を示し、R2は(R2m−C−X1を保護するような電
    子吸引性を持つ1個又は2個以上の炭素原子、酸素原
    子、窒素原子又はハロゲン原子か、あるいはこれらの組
    合せである。nは1又は2を示すが、X1が硫黄原子で
    ある時はnは1を示し、X1がアミノ基である時はnは
    1又は2を示す。X2はハロゲン原子又は置換基を有す
    るアミノ基を示し、X3はハロゲン原子、アミノ基又は
    −O−を示し、R3はそれぞれ置換されていてもよい低
    級アルキル基、低級アルコキシ基又はアリールオキシ基
    を示し、R4は低級アルキル基、低級アルコキシ基又は
    アリールオキシ基を示すか、X3が−O−の時は水素原
    子を示す。)で表されるリンカーアームを介して一般式 (式中R5はそれぞれ置換されていてもよい低級アルキ
    ル基、低級アルケニル基又はアリール基を、R6,R7
    同一又は異なって、水素原子、アミノ基、水酸基、チオ
    ール基、ハロゲン原子、ニトロ基、アセチル基、低級ア
    ルキル基、低級アルケニル基、アリール基、置換アセチ
    ル基、置換低級アルキル基、置換低級アルケニル基、置
    換アリール基、低級アルコキシ基又はアリールオキシ基
    を、R8pは0〜10の整数を示す。)で表されるアクリジニウ
    ムエステルが標識されている標識プローブを、試料中の
    ヒト慢性B型肝炎ウイルス(HBV)DNA又は試料中
    から抽出し、増幅させたHBV−DNAとハイブリダイ
    ズさせ、次いでハイブリダイズしていないプローブ及び
    ハイブリダイズしているがその交雑において一塩基以上
    のミスマッチを有するプローブの標識部分を選択的に分
    解させた後、化学発光量を測定することからなるHBV
    −DNAの検出方法。
  2. 【請求項2】 プローブが、HBV−DNAのpre−
    core領域(1814−1901位)中の塩基配列に
    相補的である請求項1記載の検出方法。
  3. 【請求項3】 プローブが18〜25塩基配列からなる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の検出方法。
  4. 【請求項4】 プローブが以下の20塩基配列からなる
    ことを特徴とする請求項3記載の検出方法。
  5. 【請求項5】 標識されたアクリジニウムエステル
    が、プローブの中央付近にある二つの隣接する塩基間に
    結合していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 アクリジニウムエステルが、HBV−D
    NAの1895位と1896位又は1896位と189
    7位に対応するプローブの二つの塩基間に結合している
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の検出方法。
  7. 【請求項7】 HBV−DNAの塩基配列中の1896
    位の塩基が、A(アデニン)に突然変異したDNAをタ
    ーゲットとすることを特徴とする請求項1又は2記載の
    検出方法。
  8. 【請求項8】 プローブが以下の20塩基配列からなる
    ことを特徴とする請求項7記載の検出方法。
  9. 【請求項9】 アクリジニウムエステルが、HBV−
    DNAの1895位と1896位又は1896位と18
    97位に対応するプローブの二つの塩基間に結合してい
    ることを特徴とする請求項8記載の検出方法。
  10. 【請求項10】 HBV−DNAの塩基配列中の189
    9位の塩基が、A(アデニン)に突然変異したDNAを
    ターゲットとすることを特徴とする請求項1又は2記載
    の検出方法。
  11. 【請求項11】 HBV−DNAの塩基配列中の189
    6位及び1899位の塩基がA(アデニン)に突然変異
    したDNAをターゲットとすることを特徴とする請求項
    1又は2記載の検出方法。
  12. 【請求項12】 プローブが18〜25塩基配列からな
    ることを特徴とする請求項10又は11記載の検出方
    法。
  13. 【請求項13】 プローブが以下の20塩基配列からな
    ることを特徴とする請求項11記載の検出方法。
  14. 【請求項14】 アクリジニウムエステルが、HBV
    −DNAの1898位と1899位又は1899位と1
    900位に対応するプローブの二つの塩基間に結合して
    いることを特徴とする請求項13記載の検出方法。
  15. 【請求項15】 プローブが以下の25塩基配列からな
    ることを特徴とする請求項11記載の検出方法。
  16. 【請求項16】 アクリジニウムエステルが、HBV
    −DNAの1898位と1899位又は1899位と1
    900位に対応するプローブの二つの塩基間に結合して
    いることを特徴とする請求項15記載の検出方法。
  17. 【請求項17】 次の(1)〜(3)を構成要素として
    包含することを特徴とする慢性B型肝炎ウイルス検出用
    試薬キット。 (1)増幅試薬 (2)一般式 (式中、X1は硫黄原子又はアミノ基を、Yは式 化水素鎖を、 数を示し、R2は(R2m−C−X1を保護するような電
    子吸引性を持つ1個又は2個以上の炭素原子、酸素原
    子、窒素原子又はハロゲン原子か、あるいはこれらの組
    合せである。nは1又は2を示すが、X1が硫黄原子で
    ある時はnは1を示し、X1がアミノ基である時はnは
    1又は2を示す。X2はハロゲン原子又は置換基を有す
    るアミノ基を示し、X3はハロゲン原子、アミノ基又は
    −O−を示し、R3はそれぞれ置換されていてもよい低
    級アルキル基、低級アルコキシ基又はアリールオキシ基
    を示し、R4は低級アルキル基、低級アルコキシ基又は
    アリールオキシ基を示すか、X3が−O−の時は水素原
    子を示す。)で表されるリンカーアームを介して一般式 (式中R5はそれぞれ置換されていてもよい低級アルキ
    ル基、低級アルケニル基又はアリール基を、R6,R7
    同一又は異なって、水素原子、アミノ基、水酸基、チオ
    ール基、ハロゲン原子、ニトロ基、アセチル基、低級ア
    ルキル基、低級アルケニル基、アリール基、置換アセチ
    ル基、置換低級アルキル基、置換低級アルケニル基、置
    換アリール基、低級アルコキシ基又はアリールオキシ基
    を、R8pは0〜10の整数を示す。)で表されるアクリジニウ
    ムエステルが標識されている標識プローブを含有するハ
    イブリダイゼーション試薬 (3)セレクション試薬
  18. 【請求項18】 アクリジニウムエステル標識プローブ
    として次の四種の標識プローブを含む請求項17記載の
    慢性B型肝炎ウイルス検出用試薬キット。 (上記式中、AEはアクリジニウムエステルをあらわ
    す)
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